2学期制を推進しています

更新日:2023年08月24日

知立市の学校2学期制

知立市では、子どもたちに「生きる力」を育てる教育を積極的に展開し、学ぶ楽しさを味わせ、学ぶ意欲を育てることで、生涯にわたって学び続けようとする子どもの育成をめざし、学校2学期制を推進しています。

平成20年4月
知立市教育委員会
知立市学校2学期制研究推進委員会

(1)学校2学期制導入のねらい

子供たちに「生きる力」を育てる教育を積極的に展開し,学ぶ楽しさを味わわせ,学ぶ意欲を育てることで,生涯にわたって学び続けようとする子供の育成をめざす。

このねらいを次のように具体化させて,取り組んでいる。

  • 学習期間の長期化により,子供たちにとって充実した学校生活づくりを図る。
  • 新しい時代に対応し,地域の実情にあった特色ある学校づくりを進める。
  • 一つの学期が長期化することで,これまでより大きな学習単元を構成し,追究意欲を大切にした学習にじっくり取り組む。
  • 授業時間数の少ない教科(音楽,美術,技術家庭)では,これまで以上に子供の表現力や想像力を育む学習を展開する。
  • 長期休業期間がそれぞれの学期に入ることで,各教科の学習や総合的な学習等,継続して課題解決に取り組み,長期休業を有効に活用する。
  • 一つの学期が長期化することで,一人一人の子供の見取りを確かにし,授業の改善に生かすことで,確かな学力を保障する。
  • これまでの教育活動を見直したり,子供への評価にかかわる支援を通して,授業の改善や,さらには学校運営の前進を促す。

(2)学校2学期制導入の基本的な考え方

1.時間的,精神的な余裕を持った学習へ

個に応じた指導と評価の充実/長い学期を利用した基礎・基本の確実な定着/授業時間数の確保

2.各学校の特色ある教育の展開

行事等の見直し/個性を育む教育の一層の充実

3.「学び」の継続性

長期休業を取り込んだ長い学期での学習計画/自己学習力の向上/学習への意欲や意識の向上/教科や総合的な学習の時間の充実

(3) 各学校での取り組み

改革の3本柱を受け,各学校での取り組みの重点を次のように設定している。

  • 子供たちの「確かな学力」を育むため,学びの連続性を視野に入れた学校教育活動の全体計画を立てる。
  • 学校2学期制の長所を生かした学校行事の見直しをしていく。
  • 長期休業前に,学習の状況を個人懇談会やプリントなどを通してお知らせする工夫をする。
  • 長期休業を有効に活用するために,図書室,パソコン室,プールの開放や個別指導の機会を持つなど,夏休み中の学習を支援する。
お問い合わせ先
学校教育課 学校教育係
〒472-8666
愛知県知立市広見3丁目1番地
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ファックス:0566-95-0161

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