雨水貯留浸透施設設置事業補助制度

更新日:2023年10月20日

市内の宅地等に雨水貯留浸透施設設置工事を行う人に補助金(別表)を交付します。補助対象施設の構造基準を参照してください。宅地化の進展に伴い雨が降ると屋根や舗装など雨水が直接側溝に流れ、川に流れ出る流出量が増えます。調整池という方法の他に個々の家庭で雨水貯留浸透施設による対策を進め降雨時の流出量を抑え水害を防止することができます。

雨水貯留浸透施設で対策を講じ水害防止にあなたも一役

(イラスト)上の絵は、雨水の表面水が直接側溝に流れ川に到達します。下の絵は直接川に流れるのを防止し、土に浸透させるかまたは貯留槽に貯めます。

補助金額

 

補助金額表
種目 補助額
雨水貯留施設

(1) 貯留量100リットル以上200リットル未満のとき
1基当たり15,000円又は補助対象経費の3分の2のいずれか低い額とする。
(2) 貯留量200リットル以上のとき
1基当たり25,000円又は補助対象経費の3分の2のいずれか低い額とする。

雨水浸透桝 1基当たり5,000円又は補助対象経費の3分の2のいずれか低い額とする。
雨水浸透管 1メートル当たり3,000円又は補助対象経費の3分の2のいずれか低い額とする。
雨水浸透U型側溝

1メートル当たり3,500円又は補助対象経費の3分の2のいずれか低い額とする。

透水性舗装

1平方メートル当たり1,000円又は補助対象経費の3分の2のいずれか低い額とする。

補助金の額は、一団の土地につき10万円を上限とします。
ただし、その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとします。

特定都市河川浸水被害対策法(平成15年法律第77号)第9条の規定により愛知県知事の許可を要するもの(雨水貯留タンクを除く。)については補助金の交付の対象となりません。
 

 

(イラスト)左の絵は開発前は降った雨が田畑や地面にしみ込んで川に直接流れ込みませんが、右の絵は開発が進むと降った雨が、舗装の上や側溝を通り、直接川に流れる時間も早くなり、流れ込む量も多くなります。

補助金交付までの流れ

(イラスト)補助金の申請手続きの流れです。

補助対象施設の構造基準

1.雨水貯留施設(貯留槽)

(イラスト)貯留槽の構造図です。

100リットル以上のもの

2.雨水浸透桝

(イラスト)浸透マスの構造図です。
  • 口径又は内幅20センチメートル以上の透水性桝材
  • 各外面から10センチメートル以上を20~40ミリメートルの砕石で覆う
  • 砕石外周面を透水シートで覆う
  • 底面に砂の層を5センチメートル以上設置する 

3.雨水浸透管

(イラスト)雨水浸透管の構造図です。
  • 呼び径5センチメートル以上の透水性の管材
  • 外面から10センチメートル以上を20~40ミリメートルの砕石で覆う
  • 砕石外周面を透水シートで覆う
  • 底面に砂の層を5センチメートル以上設置する

4.浸透側溝

(イラスト)透水性U字溝の構造図です。
  • 内幅24センチメートル以上の透水性のU字溝
  • 外面から10センチメートル以上を20~40ミリメートルの砕石で覆う
  • 砕石外周面を透水シートで覆う 

5.透水性舗装

(イラスト)透水性舗装の構造図です。

・表層材は透水性材で4センチメートル以上
・路盤は厚10センチメートル以上クラッシャ-ランC-40又はRC-40
・路盤下に砂の層を5センチメートル以上設置する

申請書式ダウンロード

ダウンロード

お問い合わせ先
土木課 河川工務係
〒472-8666
愛知県知立市広見3丁目1番地
市役所4階21番窓口
電話:0566-95-0163
ファックス:0566-83-1141

メールフォームでのお問い合わせはこちら