野外彫刻プロムナード展2007作品紹介(第8回)

更新日:2023年08月21日

第8回展示作品の紹介

作品

『「oh.im」ココニイル』

(写真)江村和彦『「oh.im」ココニイル』

【制作者】江村和彦(Emura Kazuhiko)
【サイズ、素材】W55×D55×H90 センチ 陶
【制作者からのコメント】
 普段はやきものの器を作っています。土を触っているときの自分が一番素の状態だと思えて、生まれたカタチが自分自身だなと思っています。うつわの中は空洞です。その中に自分の様々な思いを詰め込んだともいえるし、反対にやきものの殻で爆発しそうな気持ちを封じ込めているのかもしれません。

「MOTHER」

(写真)竹内千恵MOTHER

【制作者】竹内千恵(Takeuchi Chie)
【サイズ、素材】W60×D60×H80センチ 陶
【制作者からのコメント】
 私が大学生の頃、毎日がそれはそれは楽しくてピロティーの奥の狭い陶芸室にこもって、夢中でロクロをひいていた。なんの為に造るのか、深く考えもせずに。今は"造る"もいいけど、"創る"にしたいと思うようになった。気づいたら大きな物に魅せられて、大量の粘土と格闘する日々になっていた。しばらくはこのスタイルでいくのだろう。そしてもう少しして、おばあさんになったらまた小さい手の中でよくなじむ物をつくって、子どもたちと遊ぼうと思っている。その子が土を好きになってくれたらいいな。

「水面」

(写真)田中瑞花水面

【制作者】田中瑞花(Tanaka Mizuka)
【サイズ、素材】W80×D100×H180センチF.R.P
【制作者からのコメント】
 私はよく、「女性」という生き物について考えます。大人でありながら、少女の一面を隠し持つ。現代の女性はその二面性を非常にうまく使い分けていると思います。一見か弱そうで、それでいて力強く時にチャーミング。分裂しそうな内面を混在させながら、たくましくかわいらしく生きる「女性」とう生き物が、私はとても好きです。

「えがおのれんさ」

(写真)肱岡碧えがおのれんさ

【制作者】肱丘碧(Hijioka Midori)
【サイズ、素材】W130×D30×H80センチF.R.P
【制作者からのコメント】
落ち込んでしまったとき、悲しいとき、辛いとき、友だちが笑ってくれるとすごく安心できます。これは、笑顔に"人を元気にしてくれる力"があるのだからなのだと思います。私は、そんな笑顔が大好きです。今回は友だちをモデルにいろいろな「笑顔」を造ってみました。この作品を観て、元気になったり楽しい気分になってくださったら嬉しいです。

「いつかの唄」

(写真)中村慎一いつかの唄

【制作者】中村慎一(Nakamura Shinichi)
【サイズ、素材】 W60×D20×H90センチF.R.P
【制作者からのコメント】
僕はわりと抽象的な思考は抑制されがちなので、具象作品ばかり作っています。地味だけどどこか底光りするような作品、そのへんが僕が勝負できる土俵ではないかと思っています。

「祈りをこめて」

(写真)吉村 はづき 「祈りをこめて」

【制作者】吉村はづき(Yosimura Huzuki)
【サイズ、素材】W65×D60×H150センチF.R.P
【制作者からのコメント】
自分は多くの人に支えられ、助けられているのだと知ることができた作品です。本来、祈りをテーマとして作り始めましたが、自分には祈りとか何か全く解りません。ただ、この22年間の間に関わった人達のおかげで今の自分がいるのだと感じました。また、これから関わるかもしれない方々に感謝と祈りを込めて作りました。

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