野外彫刻プロムナード展2020作品紹介（第21回）

野外彫刻プロムナード展2020

野外彫刻プロムナード展は、パティオ池鯉鮒（知立市文化会館）のエントランスロード両側の歩道に、毎年6体ずつ彫刻作品を展示しています。

このプロムナード展は、知立ライオンズクラブのご協力を得て平成12年度から始まり、今年度で21回目の開催となりました。

今回も、愛知県内芸術系大学（愛知県立芸術大学、愛知教育大学、名古屋造形大学、名古屋芸術大学）の皆さまにご協力いただき、作品を展示しています。大人も子どもも楽しめる作品たちが、多くの人に見てもらいたいと楽しみに待っています。

また、展示作品については、展示期間終了後、制作者との相談のうえ、作品を購入していただくことができます。ご購入を希望される方は、お気軽に都市計画課までご相談ください。

知立市文化会館 パティオ池鯉鮒 エントランスロード

2020年9月19日～2021年9月17日

野外彫刻プロムナード展振興運営委員会

知立ライオンズクラブ、一般財団法人ちりゅう芸術創造協会

知立市商工会、知立ロータリークラブ、知立市文化協会、知立市教育委員会、知立市

知立市役所 都市計画課 都市企画係

「自主休講」とは、大学生が講義をサボる際に使う俗語です。私は、怠惰な部分も人間を構成する大切な要素の一つで、芸術的表現になりうるのではないかと考えました。その為この作品では、日常生活の中で人が見せる怠惰な一面に焦点を当て、その一面を具象彫刻で表現しようと試みました。

人は誰しも、矛盾や葛藤を抱えながら生きているのではないでしょうか。この作品では、試練に負けてしまいそうな頼りなさを持ちつつも、進むことはやめない意志を表現しました。

最近、自分にとって表現とはなにかをふと見つ直す機会がありました。改めて、ひとの心を見つめながら制作に取り組んでいきたいです。

運動会の花形であるピラミッドをしているGIRLS。自身や他を何かしらにカテゴライズすることによって安心したり、興奮したり、アピールしたり。“臭い蓋を開ける”ような作品を目指しています。

日頃は金属鋳造を表現手法としていますが、野外展示のため、今回は異素材で挑戦してみます。

• パンフレットは、パティオ池鯉鮒（知立市文化会館）、市役所1階金融窓口前、4階都市計画課窓口、図書館、歴史民俗資料館などに置いてありますのでご自由にお持ちください。
• パティオ池鯉鮒の場所は、下記のHPアドレスでご確認ください。

展示作品に関するお問い合わせは、知立市役所都市計画課都市企画係までお願いします。

電話0566－95－0129（直通）

いままでに野外彫刻プロムナード展で展示された作品や新しく展示された作品が、丁凪公園、図書館と新地公園の間の散策路（公園通）、鳥居公園などに設置されています。

こちらの作品も制作者の皆さんが丹精こめて制作された作品であり、皆さんに愛され大切にしていただきたい作品です。

今回紹介しました「芸術体験のできる街並み」に関する詳しい内容は、知立市公式ホームページで紹介されています。こちらもぜひご覧下さい。