現在、3回目の新型コロナワクチン接種を開始しています。50歳未満の人の接種が少ない状況です。自分自身の生活と大切な家族の健康を守るため、新型コロナワクチンの正しい知識や情報を身につけることが必要です。
新型コロナウイルスは感染してしまうと隔離が必要となり、自分自身の日常生活だけでなく、家族の日常生活までも大きく制限されてしまいます。これから夏に向かって楽しみな行事が増えてくるところでありますが、新型コロナウイルス感染症が日常化する中、感染症拡大前の日常を少しずつ取り戻すことができるよう、自分自身にできる感染予防対策が必要です。
本ページでは新型コロナワクチン3回目の接種についてのメリット・デメリットを紹介します。正しい知識・情報を身につけ、接種をご検討ください。
感染拡大防止及び重症化予防の観点から、初回(1回目・2回目)接種を完了したすべての人に対して、追加接種の機会を提供することが望ましいといわれています。また、オミクロン株に対しての1回目・2回目接種による発症予防効果・入院予防効果はデルタ株と比較して低下するものの、追加接種により回復するといわれています。
ワクチンの組み合わせ | 抗体価 |
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ファイザー → ファイザー → ファイザー | 上昇 |
ファイザー → ファイザー → モデルナ | 上昇 |
※1回目・2回目接種時に用いたワクチンの種類にかかわらず、どちらのワクチンでも十分な効果と安全性が確認されています。
知立市では、ファイザー社ワクチンがスムーズに接種できるよう現在予約枠を拡大しています。ファイザー社ワクチン接種を検討されている人は、お早めにご予約ください。ご自身のためにも、早く接種できるワクチンから接種していただくことをお勧めします。
1・2回目接種時の副反応とほぼ同様と言われています。1・2回目接種後の副反応による発熱・頭痛・吐き気等で苦しんだ人は3回目の接種を悩まれていることと思います。
しかし、新型コロナウイルスに感染した場合、若い人が長期間味覚障害や倦怠感に苦しまれているという報告があります。新型コロナワクチンの副反応出現期間は2・3日で消失するといわれていますが、新型コロナウイルス感染の後遺症で半年以上苦しまれている人もいます。
新型コロナワクチンの副反応のデメリットのみでなく、新型コロナウイルス感染の後遺症のデメリットも踏まえ、3回目接種をご検討ください。
現在、SNSは若い人にとって欠かせないものです。しかし、その情報には正しいものと誤ったものが混在しています。誤った情報で自分自身の健康を損なうことのないよう、正しい情報の収集が大切です。リンク元を確認するなど、SNSを上手に活用しましょう。
新型コロナワクチンを接種すると不妊になるという誤った情報があります。男女問わず、不妊になるというような科学的根拠はありません。また、妊婦の感染経路は家庭内感染が約半数と言われています。妊娠後(特に後期)に、新型コロナウイルスに感染すると重症化する報告があります。大切な命を守るため、主治医によくご相談の上、接種をご検討ください。日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会では家庭内感染を防ぐためパートナーの人のワクチン接種を推奨しています。
【市内医療機関用 ファイザー社/武田モデルナ社】
インターネット予約
https://covid19.s-kantan.jp/city-chiryu-aichi-v-u/
電話予約(受付日時:月~土の9時~17時 祝日除く)
0566-93-3320
【愛知県の大規模集団接種会場 武田モデルナ社】
※愛知県の大規模接種会場では予約なしで接種可能です。詳しくは下記をご覧ください※
https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/wakuchin-daikibokaijou-sankaime.html
※12~17歳の人はモデルナ社のワクチンは接種できません
新型コロナワクチン接種は、強制ではなく任意接種です。これらの情報を参考にメリット・デメリットを考慮し、ご自身で接種をご検討ください。