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平成27年度 施政方針

はじめに

  本議会は、平成27年度の当初予算案を審議していただく議会でもありますので、私の所信の一端を申し述べます。

  昨年暮れ、本年から将来10年を見据えた第6次知立市総合計画をつくりました。
「知立に住み続けたい」方の割合は、2007年、59.5%でありましたが、2013年には、67.1%と着実に上昇しております。 全ての皆様方と共に、安心安全・福祉・子育て支援、教育施策など、これからも「知立に住み続けたい」、「知立に住みたい」と思っていただけるまちづくりを着実に行ってまいります。

  第6次知立市総合計画が目指す将来像は、『「輝くまち みんなの知立」安らぎ、賑わい、住み良さを誇れるまち』であります。
  知立に住む、知立に集う、全ての方々が、知立のまちを自分の家庭のように家族のように感じていただき、それぞれのお立場で、まちづくりに、より良い自分の家庭をつくるように携わっていただく、『自助・共助・公助が息づくまち』とすることで、知立市は、眩い輝きを放っていくものと確信をしております。

  そして現在、様々な場面において着実にその芽が出てきているところであります。

市民参加のまちづくり

  例えば、昨年末に、パティオで開催された『ちりゅうこどもフェスティバル』。
  実行委員会の皆様方が企画運営をしてくださったのですが、子どもシンポジウムや時手紙、子ども作品展示会など、たいへんな盛り上がりで、2日間で12,000名余の方がお越しになられた、とうかがっていますし、同じく、昨年末、新地公園で開催された知立青年会議所主催の『ドリームイルミネーション』につきましては、子どもたちがモニュメントをつくり、それを15万個のLEDで飾り付けし、新地公園を夢・希望溢れる空間にしていただき、たいへんな賑わいでありました。

(写真)子どもフェスティバル天才クイズ

  また、『まちの科学館』設置を目指す市民団体『ナスもル知立』が主催していただいています『1日まちのふれあい科学館』や、NPO法人『バザール知立』が主催してくださっている『道の市』も、継続的に行なっていただいており、着実に市民の皆様方に定着してきています。

(写真)道の市

  また、各家庭に掲載していただいています、『警察と協力しています』の看板。
当初、市民の方がデザインしてくださり、地域限定でスタートしたものでありますが、現在では、知立市内全域において各世帯に掲示していただいており、様々な市民ボランティアによる防犯パトロールと共に、知立市の犯罪抑止の大きな力となっておりますし、昨年は、全国山・鉾・屋台保存連合会で、全国から、多くの祭り関係者がお越しになられたのですが、これも、市民の皆様方からなる実行委員会が、大きな力を発揮してくださいました。

  一方、ボランティア団体につきましては、市民活動センターへの登録団体だけでも120を超え、それ以外にも多くの皆様方にボランティアに取り組んでいただいており、それぞれ様々な場面において、活発に活動をしていただいている他、地域生涯学習推進委員などに運営していただいている地域生涯学習で活動されていらっしゃる方々も、年間延べで約12,000人となっており、健康づくりや仲間づくり、生きがいづくり、そして知立市の活力作りに大きく貢献していただいているところであります。
『私たちは、先人が築いた地域資源や文化を引き継ぎ、より暮らしやすくするとともに、豊かで潤いのある未来を次の世代へ繋げるために、ともに力をあわせていかなければなりません。』
  これは、知立市まちづくり基本条例の前文であります。
  本年度も、『自助・共助・公助が息づくまちづくり』のため、家庭のように家族のように、『輝くまち みんなの知立』にすべく、よろしくお願いいたします。
以降、個別の課題への取り組みについて申し上げます。

安全で安心できるまちづくり

  まずは、安全で安心できるまちづくりに向けての取り組みであります。
  罪発生件数が、2009年は1882件で、愛知県でワースト1位でしたが、昨年は835件と1000件余の減となるなど着実に減少してきています。
  本年度も、犯罪を無くすため、民間駐車場の防犯カメラ設置補助や防犯関連物品購入補助、夜間防犯パトロールなどを引き続き行ってまいります。

 

(写真)防犯カメラ設置駐車場

  また、交通事故撲滅に向けて、年間を通じての様々な啓発活動を引き続き行う他、路側帯などの明瞭化、交通安全施設の設置、また、ゾーン30の設定とその周知を地域の方々と協力しながら進めていきます。

(写真)交通安全・マナーアップの様子

  一方、防災対策には、本年度、危機管理局を組織し、更に、力を入れてまいります。
  東日本大震災においては、今なお多くの方々がご苦労されていらっしゃいます。
知立市といたしましては、本年度も引き続き被災地への職員派遣などの支援を行ってまいります。

  この地域にもいつ大きな地震が発生するかも知れません。
  本年度は、阪神淡路大震災から20年を経過するところであります。
  阪神淡路大震災での死亡原因の多くは、家屋の倒壊や家具の転倒による圧死でありました。家屋の耐震化や家具の転倒防止の取り付け等、引き続き啓発を行ってまいります。
  また、重要給水管の整備促進や橋梁の耐震化、同報無線の設置や防災ラジオ購入補助なども、引き続き行っていく他、本年度は、南海トラフ巨大地震対策としての業務継続計画の策定、被害予測調査、防災マップの策定などをおこなってまいります。

  阪神淡路大震災では命の助かった方の多くが、行政からの支援ではなく、隣近所や地域の方々からの支援に支えられておりました。そうしたことを踏まえ、昨年度、防災リーダー研修会を開催するなど自主防災会の充実強化への取り組みを図りました。
  本年度も、各自主防災会の更なる活性化が図られるよう支援をしていくと共に、新たに発足されます機能別消防団など消防団組織の充実強化を図ってまいります。

(写真)防災リーダー研修会の様子

  また、昨年度、県外と提携している6市の防災協定提携市と、シンポジウムを開催した他、先月、市内民間宿泊業者と『大災害時における宿泊等確保に関する協定』を締結しました。
  本年度も、防災協定自治体との連携強化により一層努める他、大災害時に備えての支援体制確保のため、様々な視点で、更なる民間事業者との提携、協定を行なっていくなどし、大災害が発生しても、知立市からは犠牲者をひとりも出さない、そんな取り組みを、市民の皆様方と共に進めてまいります。
  よろしくお願い致します。

(写真)知立市防災シンポジウム

(写真)大災害時における宿泊等確保に関する協定を締結様子

子育て支援に関しての取り組み

  次に、子育て支援に関しての取り組みであります。
知立市においては、子ども条例が、議員全員の皆様方の賛成のもと可決され、現在、施行されており、子ども子育て支援事業計画も策定しました。
本年度も、引き続き、『次代を担う子どもを豊かに育むまちづくり』、『子どもや子育て世帯の暮らしやすさの向上』に、取り組んでまいります。

  まずは、子どもの生きる力を育む、個性を伸ばしていく、ひとりひとりにしっかりと向き合うことのできる学校教育環境づくりを着実に行なってまいります。
私たちは、これから、子どもたちに未来を託すわけであります。
  政治、経済、文化、芸術、スポーツ、科学など、ひとりひとりの子どもには、無限の可能性があると同時に、それぞれの特性があります。
  エジソンも、アインシュタインも、レオナルド・ダ・ビンチも、その才能を見出したのは、学校の先生方と言われています。
  学校の先生方には、ひとりひとりの子どもにしっかり心配りをし、寄り添っていただき、その特性を見つけ、そして、その良さを伸ばしていっていただくことを期待するところであります。
  そうした中、本年度は、小学校5年生までに拡大しての35人学級や、きめ細やかな教育を行うための教員配置に加え、引き続き、子どもサポート教員を、小中学校全校に配置する他、議員の皆様方の働きかけのおかげも有り、愛知県の制度改正により、本年度より、新たに外国人の子どもたちへの学習支援の充実強化が図られることとなりました。

  また、各学校において特色のある学校づくりをしていくため、『魅力ある学校設計事業』を、引き続き推進していく他、学校保全事業を計画的に進めていくための学校施設整備基金の積立や、南中学校の校舎改築工事やこどもフェスティバルへの支援、全小学校区で行なわれている放課後子ども教室や放課後児童健全育成事業を実施するなど、放課後の子どもたちが安全で安心し、有意義に過ごすことができるよう努めてまいります。

  また、本年度より、いよいよ、療育施設併設の知立市中央子育て支援センターの供用が開始されます。
  子どもやその保護者相互の交流促進、子育てサークルの育成、ファミリーサポート事業の更なる活性化など、多くの方々にご利用いただけるよう努めてまいります。
  本年度も、子ども達の健やかな成長のために、着実に諸施策を講じていくところでありますので、重ねてよろしくお願いいたします。

(写真)知立市中央子育て支援センター

福祉への取り組み

  次に福祉への取り組みについてであります。
現在、平成28年度を目標年度とした知立市地域福祉計画の実行に努めているところであります。
  ひとりひとりの尊厳を重んじ、人と人とのつながりを基本として、困った時に助け合う『顔の見える関係づくり』、またお互いを認め合い支えあう『共に生きる社会づくり』のための仕組みをつくるため、様々な施策を推進してまいります。

  例えば、『福祉を育む意識づくり』であります。
福祉健康まつりの継続的な実施や地域活動団体を通じた広報・啓発、学校教育、生涯学習における福祉意識の醸成などにも引き続き取り組んでいく他、昨年度より始めた、職員が高齢者や障がい者の方々に、より的確に対応するため、福祉関連の職員研修を引き続き行ってまいります。

  また、『地域福祉活動の促進』策として、ボランティア活動への支援や社会福祉協議会とのより一層の連携強化を図っていく他、福祉サービスの情報提供や、その活用を広報やホームページなどを通じ、積極的に行ってまいります。

  また、障がい者の方々が、気軽に集うことができるよう、ボランティアの皆様方にご支援いただき、引き続きサロンの開設を推進していく他、先ほど申しあげました、本年度供用開始いたします発達障がい児童や肢体不自由児童の療育施設が、関係者の皆様方に、安心して、気軽にご利用いただき、より効果が発揮されるよう、音楽療法士や作業療法士を配置するなどし、運営に努めてまいります。

  一方、高齢社会に向けての取組みであります。
本年度より、第6期介護保健事業計画・第7次高齢者福祉計画がスタートします。
 新たに整備が期待される、60床を擁する特別養護老人ホームの建設補助にも目処がつき、平成29年4月開所を目標に、いよいよ動き出すところでもあります。
引き続き、介護保健事業計画の着実な推進に努めてまいります。

  また、高齢者の皆様方には、いつまでも元気に健康でいていただくことが、『輝くまち みんなの知立』の求めるところでもあります。
  そうしたことを踏まえ、『生きがいをもって暮らせる環境づくり』として、高齢者の就業支援やボランティア活動、社会参加活動などの推進、また『住みなれた地域で暮らし続けることのできる環境づくり』として各種高齢者福祉サービスの提供、認知症の方々への理解を深めるため全職員への研修、また、そのサポート体制の強化のため、メール配信を通じ、地域の皆様で、徘徊者などを捜すシステム『いまどこネット』を、より多くの方にご登録いただけるよう啓発をしていくと共に、過日、開催しました『認知症カフェ』や、地域でのサロン事業が、より一層拡大、充実化が図られるよう努めてまいります。

(写真)認知症カフェにて交流

  本年度は、生活困窮者支援元年でもあります。
生活困窮者が、ひとりでも、より良い環境をつくることができるよう、生活困窮者自立支援事業を全庁あげて取り組んでまいります。

  それぞれ福祉の推進につきましては、総じて、知立市地域福祉計画も目的としております、困った時に助け合う『顔の見える関係』、まさに『家庭のような家族のようなまち』、『自助・共助・公助が息づくまち』をつくることが肝要であると思っておりますので、よろしくお願いいたします。

環境に関しての取り組み

  次に、環境施策に関しての取り組みであります。
知立市は、環境美化推進条例を施行いたしており、ポイ捨て、犬の糞放置の禁止事項を罰則規定と共に定めております。
  環境美化指導員や環境美化推進委員の啓発、指導などで、着実に効果は出てきており、更に効果を上げるべく、引き続き、愛知県では初めての糞公害撲滅のためのイエローカード作戦を行なっていく他、「愛犬マナー宣言」をしていただいた方への『愛犬マナーポーチ』配布事業を行なってまいります。

(写真)エコバッグ

  一方、環境施策につきましては、そうした身近な課題への対応と併せ、地球レベルでの環境施策についても引き続き講じていくところであります。
  昨今、環境保護や保全への重要性が益々高まり、大量消費・廃棄の生活の見直し、環境への負荷の低減への様々な取り決めや規制などが行われています。
また、東日本大震災以来、これまで以上にエネルギー問題に対しての関心が高まってきております。
  当市におきましては、今後も7万人クリーンサンデーなどの啓発やごみの減量化、リサイクルの強化など廃棄物対策、CO2削減などの環境保全への対応などに着実に取り組んでいく他、市民の皆様方へ太陽光・太陽熱発電設置の補助や太陽光設置のための公共施設の屋根貸し事業などを引き続き、行ってまいります。

(写真)クリーンサンデーの様子

  エネルギー問題につきましては、市民の皆様方ひとりひとりに地域社会、日本のあるべき未来のエネルギーの有り方を考えていただく、そんな環境づくりをしていくことが肝要であると考えておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

健康に関しての取り組み

  次に、健康づくりに関しての取り組みであります。
本年度より10年間の健康づくりの計画であります『第2次健康知立ともだち21計画』がスタートします。

  健康であることは、全ての皆様方の願いであります。引き続き、妊産婦・乳児検診事業、特定年齢がん検診推進事業、インフルエンザ予防接種事業、高齢者肺炎球菌ワクチン接種事業を行ってまいります。
  また、糖尿病重症化プログラム事業として、国保加入者の方で糖尿病の方における追跡健康チェックを行い、人工透析患者とならないような取り組みを引き続き行っていく他、新たに、個人の健康推進の更なる促進のため、健康マイレージ事業も始めてまいります。

  また、本年度よりスタートします『スポーツ推進計画』。
市民体育館や身近な公園・散歩道の整備、地域に開放されている学校グランド・体育館など学校施設の整備などを引き続き行なっていく他、各種スポーツ教室の開催や高齢者スポーツへの支援、ラジオ体操の普及促進など『いつでも どこでも いつまでも』スポーツに親しんでいただける環境づくりに努めてまいります。

  WHO(世界保健機関)で提議している健康は、すなわち、『身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態である』ことであります。
  様々な検診や予防接種を受けていただくこととあわせ、自分を取り巻く地域社会を、自分の家庭のように家族のように感じていただけることが、より『身体的、精神的、社会的』な健康状態になっていくものと思っております。いろいろな関係や絆づくりにもなる、様々な生涯学習活動、市民活動、ボランティア活動などをしていただけるような環境づくりや雰囲気づくり、『自助・共助・公助が息づくまちづくり』をこれからも推進していくところでありますので、よろしくお願いいたします。

(写真)歩け歩け運動

まちの活力づくり

  次に、まちの活力づくりであります。
知立市は、現在100年に一度のまちづくりとして、知立駅の高架事業、そして街路事業や土地区画整理事業、再開発事業など、知立駅周辺整備事業を推進しております。
  本年、知立駅南改札口がオープンし、平成30年、駅北に再開発ビルが完成し、32年ごろに、三河知立駅の移設、そして、平成35年には、知立駅が高架になるなど、これから、人の成長、子どもの成長と共に、更に目に見えて変わってまいります。
  知立駅周辺整備の事業効果、経済効果などが、知立市内全域に、最大限、波及されていくよう、『暮らしやすく、集いたくなる、輝きあるまち』、定住人口、交流人口をより増大させるべく、着実に進めてまいります。

(写真)知立駅南改札口

(イラスト)知立駅北地区イメージ

  また、市内の中小企業者が元気であることは、まちの活力にも大いに関係するところであります。
  市内中小企業者を市民みんなで応援していこう、そんな目的を持った中小企業振興条例に基づき、新たに、新商店街推進計画の策定事業を行なう他、愛知県と協力し中小企業再投資促進補助事業を引き続き推進していくなど、従来の商工事業費における諸事業に、観光事業なども絡み合わせながら、まちの賑わいづくりを皆様方と共に推進していくところであります。

  昨年度、全国山・鉾・屋台保存連合会総会が開催されました。
  ユネスコ世界遺産登録に向けて、県内の関係自治体と立ち上げた連絡会議での活動を積極的に行なっていく他、知立市マスコットキャラクター『ちりゅっぴ』をより多くの方々に覚えていただき、ユネスコ世界遺産登録後の知立まつりなどと共に、観光・産業振興の目玉のひとつともなるよう、市外、県外への積極的な発信に努めてまいります。

(写真)全国山・鉾・屋台保存連合会総会

  また、本年度、知立市の花、愛知県の花でもあります、『かきつばた』がより一層、安定的に咲き誇るようにすべく、かきつばた園の再整備のための実施計画を行なっていく他、今後、かきつばた、知立公園の花しょうぶ、松並木、弘法さん、ユネスコ登録が期待される知立まつり、ちりゅっぴなど、知立市の観光・産業振興が計画的・機動的に図られていくよう、知立市観光事業推進計画を策定してまいりますので、よろしくお願いします。

(写真)かきつばた

より効率的、効果的な行政運営

  昨年、まち・ひと・しごと創生法が施行されました。
本年度、これから5年間を見据えた、『地方版総合戦略』を作成し、更なる、魅力ある知立市づくりに努めてまいります。

  多様化する行政課題、厳しい財政運営などを鑑み、本年度も、より効率的で効果的な行財政運営を構築していくと共に、公共施設の知立市としてのより良いあり方について、検討してまいります。

  知立市は、現在、ごみ処理については刈谷市と、消防行政については碧南市・刈谷市・安城市・高浜市と一緒に行ない、また、他に定住自立圏の枠組みの中での広域行政を行なっているところであり、本年度も、様々な枠組みの中で他自治体と連携しながら行政施策を推進していくところであります。

  また、国の補助金や交付金など特定財源については、本年度も、情報を的確かつ迅速に把握し、可能な限り、各種事業に充当していくよう、全庁的に取り組んでいく他、税以外の財源確保にも努めていきます。また、産業誘致についても引き続き、働きかけを行ってまいります。

おわりに

  今から20年以上ほど前の1993年。
国会において、『地方分権の推進に関する決議』がなされました。
  1993年の国会決議は、『国民が待望するゆとりと豊かさを実感できる社会をつくりあげるために、中央集権的行政の有り方を問い直し、地方分権のより一層の推進を望む声は大きな流れとなっている』と述べており、その背景には『成長優先の政策と共に、国民を大切にする政策』の必要性などが言われていたところであります。

  過日、定住自立圏の講演会で講師の方が、『スターバックスの人気の要因は、コーヒーそのものより、贅沢感や安らぎを感じることのできる雰囲気にある』と仰っておられました。また、社会貢献などでご活躍されたヘレン・ケラー氏は、『本当に大切なもの、本当に素晴らしいものは、目に見えたり、触ったりすることはできない。心で感じるもの』と仰っておられます。

  我々市役所職員も、住民票の発行や道路の修繕など、目に見える形の有るサービスをしっかり行うことは当然でありますが、市民の皆様方に丁寧な対応や明るいあいさつを行うなどし、目に見えないサービス、安心感や信頼感など、心で感じていただけるサービスの提供をこれからも続けていくところであります。

  本年のNHKの大河ドラマ『花燃ゆ』に登場する吉田松陰。
中国の儒家である孟子の『至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり』を座右の銘としています。

  本年度も、私ども行政は常に自分自身を律し、誠実に着実に、行政改革の不断の実行や情報公開を行いながら、知立市民、知立に集う皆様方に、それぞれ幸せや喜びを見つけていただける環境づくりのために、諸施策を推進してまいる所存でありますので、よろしくお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。

(イラスト)知立市キャラクター

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