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平成30年度 施政方針

平成30年知立市議会3月定例会において

はじめに

本議会は、平成30年度の当初予算案を審議していただく議会でもありますので、私の所信の一端を申し述べます。

本年は、明治維新150年の年であります。
明治維新を成し得た要因のひとつは、良き日本をつくるべく熱い志を持ったそれぞれの立場の人々が、協力しあい、ご活躍されたことであります。
知立市は、市民の皆様方と、協力しあい、協働のまちづくりを明文化した『知立市まちづくり基本条例』を、平成17年度、全国に先駆けて制定しました。

その前文には、
『私たちは、先人が築いた地域資源や文化を引き継ぎ、より暮らしやすくすると共に、豊かで潤いのある未来を次の世代へ繋げるために、ともに力をあわせていかなければなりません。そのためには、市民が市民の手で市民の責任で主体的にまちづくりに取り組むことが大切です。』と謳われています。

知立に住む、知立に集う、全ての方々が、それぞれのお立場で、まちづくりに携わっていただくことで、第6次知立市総合計画が目指す『輝くまち みんなの知立~安らぎ、賑わう、住み良さを誇れるまち~』になっていくものと確信をしております。
そして、現在、様々な場面において、多くの皆様方が、力を発揮され、ご活躍していただいています。

市民参加のまちづくり

例えば、昨年、知立市のマスコットキャラクター『ちりゅっぴ』が、全国600数十体ものキャラクターがエントリーした『全国ゆるキャラグランプリ』において、見事、準優勝となりましたが、これは、まさしく、市民の皆様方の力の結集であります。

また、山車文楽・からくりのユネスコ無形文化遺産登録を記念して実施した昨年のイベントにおいては、市内外より多くの皆様方にご鑑賞していただきましたが、これも、祭り関係者の皆様方などのお力に寄るものであります。

(写真)ユネスコ無形文化遺産登録記念イベント

[ユネスコ登録記念イベント]

併せて、毎年、パティオを会場とした、子どもから大人まで多くの方々に、夢や感動を提供している『こどもフェスティバル』や、新地公園での『ドリーム・イルミネーション』、また、『まちの科学館』設置を目指す市民団体が主催する『まちのふれあい科学館』なども、まさに、市民の皆様方のお力で、『わがまち知立』を大いに発信していただいているところであります。

また、現在、市内7会場で開催されている毎朝のラジオ体操や、23箇所で開設されている高齢者サロンも、市民有志の皆様方が運営してくださっていますし、防犯パトロールや、環境ボランティア、子どもたちの登下校におけるスクールガード、また、公園や道路の愛護会などなど、様々な分野において、市民が市民の手で主体的に、より住み良い知立づくりのためにご尽力していただいています。

ボランティア団体の数につきましては、市民活動センターへの登録団体だけでも140を超え、また、地域生涯学習推進委員などが運営してくださっている地域の生涯学習活動の延べ人口も、年間で13,000名を越えてきており、健康づくりや仲間づくり、そして、生きがいづくりに、大きく貢献していただいているところであります。

本年度も、本市を家庭のように家族のように、『輝くまち、みんなの知立』にすべく、よろしくお願いし、以降、個別の課題への取組みについて申し上げます。

安全で安心できるまちづくり

まずは、安全で安心できるまちづくりに向けての取組みであります。

防犯対策について申し上げます。

過去、知立市において、犯罪発生件数が最も多かった年は、平成21年で、年間件数が1,882件と、人口比率では愛知県でワースト1位でありました。

しかしながら、昨年は671件と、1000件以上の減少、また、人口比率でもワースト9位と、着実に改善されてきています。本年度も、犯罪を無くすため、毎日・毎晩の防犯パトロールの実施や、防犯灯の増設、更に、本年度より、新たに町内会への防犯カメラの設置補助なども行ってまいります。

また、交通事故撲滅に向けては、年間を通じての様々な啓発活動を引き続き実施する他、路側帯などの明瞭化や反射鏡などの交通安全施設の設置、また、高齢者の運転免許証の自主返納事業の促進などと併せ、昨年よりスタートしています75才以上の皆様方へのミニバス運賃の無料化制度の一層の周知を図るなどし、高齢者ドライバーによる交通事故防止を図ってまいります。

一方、防災対策についてであります。
東日本大震災や熊本地震など大災害に見舞われた皆様方におかれましては、今なお多くの方々がご苦労されておられ、お見舞いを申し上げるところであります。
この地域にも、いつ大きな地震が発生するかもわかりません。

業務継続計画(BCP)をもとに、更に、訓練や検証を行っていく他、引き続き、本年度も、名古屋大学減災連携研究センターへ職員派遣を行うなどし、防災に関しての研鑽を積んでまいります。

知立市において、南海トラフの地震が発生しますと、約4300棟の家屋が倒壊し、約200名の方がお亡くなりになるという数値が出ています。

家屋の耐震化や家具の転倒防止の更なる啓発を図る他、重要給水管の整備促進や橋梁の耐震化、マンホールトイレや防災倉庫の増設、防災ラジオ購入補助など引き続き実施してまいります。

また、防災士の養成に対しての支援事業の他、自主防災会や消防団の更なる活性化が図られるよう、本年度も引き続き努めてまいります。

知立市は、愛知県外6自治体と防災協定を提携し、市内民間宿泊事業所とは『大規模災害時における宿泊等確保に関する協定』、また、各福祉施設とは、『災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定』などを締結しています。

本年度も、防災協定自治体など既存提携団体との連携強化を進める他、災害時に備え、様々な視点で、更なる民間事業者や各種団体などとの提携や協定を行なうなどし、大災害が発生しても、知立市からは犠牲者をひとりも出さない、そんな取り組みを、自助・共助の重要性や必要性を訴えながら、市民の皆様方と共に進めてまいります。

(写真)出初式

[消防出初式]

(写真)防災ラジオ

[防災ラジオ]

子ども・子育て支援に関しての取組み

次に、子ども・子育て支援に関しての取組みについて申し上げます。

本年度も、引き続き、『次代を担う子どもを豊かに育むまちづくり』、『子ども・子育て世帯の暮らしやすさの向上』に努めてまいります。

私たちは、未来を、子どもたちに託していきます。

政治、経済、文化、芸術、スポーツ、科学など、ひとりひとりの子どもには、無限の可能性があると同時に、それぞれの特性があります。

エジソンも、アインシュタインも、レオナルド・ダ・ヴィンチも、その才能を見出したのは、学校の先生方と言われています。

本年度も、学校の先生方には、ひとりひとりの子どもにしっかり心配りをし、子どもの悩みに応えていただく、また、子どもの長所や能力を引き出し、伸ばしていただくため、また、知立市教育大綱で定めております『いのちを尊ぶ態度と、たくましく生きる力を養うために』も、小学校全学年の少人数学級や小中学校全校へのサポート教員の配置など、きめ細やかな教育環境づくりに努めてまいります。

更に、本年度より、放課後児童クラブの開所時間を、午後7時まで延長していくと共に、子どもたちの放課後の安心安全快適な居場所づくりとして、引き続き、放課後児童クラブと放課後子ども教室との連携を図ってまいります。また、待機児童対策に引き続き努める他、産後ケア事業の実施や母子保健支援相談員の配置など、にじいろニコニコ事業の着実な実施を図りながら、「子どもを産み、育てるならば知立」と、多くの皆様方に評価していただける環境づくりに、引き続き取り組んでまいります。

(写真)学校訪問

[学校の授業風景]

(写真)中央子育て支援センター

[中央子育て支援センター]

福祉への取組み

次に、福祉への取組みについて申し上げます。

ひとりひとりの尊厳を重んじ、人と人とのつながりを基本として、困った時に助け合う『顔の見える関係づくり』や『共に生きる社会づくり』のため、様々な施策を推進してまいります。

例えば、『福祉を育む意識づくり』として、福祉健康まつりの実施や、市民活動団体などへの取組み支援、また、職員が、高齢者や障がい者の方々に、より的確に対応すべく、福祉関連の職員研修についても引き続き実施してまいります。
また、障がい者の皆様方のための相談員を、本年度、新たに1名増員し、7名体制とするなど、より丁寧な相談体制の確保を図ると共に、引き続き、成年後見制度を運営してまいります。

一方、高齢社会に向けての取組みであります。

本年、第7期・介護保険事業計画、第8次・高齢者福祉計画を策定し、今後も、更なる健康推進や介護予防などの視点で、高齢社会に向けて取り組んでまいります。
まずは、高齢者の方々が身近なところで活動できる場所づくりとして、現在23箇所までになった高齢者サロンの増設や、昨年度より始めていますまちかど運動教室の拡大などを更に推進していく他、75才以上の皆様方へのミニバス運賃の無料化制度など外出支援策も引き続き講じてまいります。

(写真)ミニバス

[75歳以上ミニバス運賃無料化]

また、知立市は、平成12年度に生涯学習都市宣言をして以来、多くの高齢者の皆様方も、スポーツ活動や文化・芸能活動、ボランティアや地域活動などの生涯学習活動に精力的に取り組んでいただいています。

ある高齢者の方は、朝はラジオ体操をされ、それが終わると、地域において子どもたちの通学の見守り活動をし、そして、午前中はグラウンドゴルフ、午後からは、カラオケ教室に行かれたりと、生き生きとされていらっしゃいます。

これからも、より一層、生涯学習活動がしたくなる、また、生涯学習活動がしやすい環境づくりに取り組むなどしながら、『100歳元気なまち』を目指してまいります。

一方、今後、高齢社会が進むに伴い、所謂、認知症と呼ばれる方も増えてくることが予想されます。認知症の早期発見が大事なこと、認知症の方を理解する、社会全体で支えていく、そんな環境づくりのため、認知症サポーター養成講座を多くの皆様方に受講していただくよう努めてまいります。また、メール配信を通じ、地域の皆様で、認知症徘徊者などを捜していただくシステム『いまどこネット』を、より多くの方にご登録いただけるよう啓発をしていくと共に、『認知症カフェ』なども開催してまいります。

また、高齢化比率と外国人比率が、ひじょうに高くなっている昭和地区においては、より良いコミュニティづくりなどを視点に、昭和未来会議を開催していく他、生活困窮者の皆様方のための自立支援事業や、生活困窮世帯を対象とした子どもの学習支援にも、引き続き取り組んでまいります。

東京大学名誉教授の神野直彦氏は、『生活困窮は低所得だけで生じるわけでな
く、「あたたかい手と手をつなぐ」人間関係に包まれなくなった時に生じる。』と仰っておられます。

知立市を家族のように家庭のように感じることのできる心の通うあたたかいまちをつくるためにも、引き続き、各施策に着実に取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。

環境に関しての取組み

次に、環境に関しての取組みについて申し上げます。

知立市は、環境美化推進条例を施行しており、ポイ捨てや、犬の糞放置の禁止事項を罰則規定と共に定めております。

環境美化推進委員などの啓発や指導などで、着実に成果は出てきており、更に効果を上げるべく、引き続き、糞公害撲滅のためのイエローカード作戦や、「愛犬マナー宣言」をしていただいた方への『愛犬マナーポーチ』配布事業、また、移動式の不法投棄監視カメラも、重点地区には、随時、設置してまいります。

また、環境施策につきましては、そうした身近な課題への対応と併せ、地球温暖化対策についても引き続き講じていくところであります。

本年度も、太陽光・太陽熱利用システム設置整備費補助、住宅用エネルギー管理システムや住宅用燃料電池、蓄電池などへの設置費補助を行っていく他、本年度は、新たに、市内における道路や公園などの照明を、全てLEDにするための調査を行ってまいります。道路や公園などの照明のLED化は、年間、約300万円のコスト削減が図られると共に、CO2削減に大きな効果が期待できます。併せて、本年度、新たに、庁舎などの公共施設の空調を計画的に効率的なものに変えるべく、国からの補助を受け『カーボン・マネジメント強化事業』を行うなどしながら、CO2削減のための環境づくりに取り組んでまいります。

また、地球温暖化対策は、広域行政での取り組みが、より効果的であると考えており、岡崎、豊田、安城、みよしの各市長様と共に締結しております環境に関しての首長誓約などを通じ、これからも、着実に取り組んでまいります。

(写真)電気自動車充電スタンド

[電気自動車充電スタンド]

(写真)愛犬マナーポーチ

[愛犬マナーポーチ]

健康に関しての取組み

次に、健康に関しての取組みについて申し上げます。

健康であることは、全ての市民の願いであります。

引き続き、妊産婦・乳児検診事業、特定年齢がん検診推進事業、インフルエンザや高齢者肺炎球菌のワクチン接種事業を実施していく他、自殺防止対策強化事業として、本年度、新たに、『こころ応援計画』を策定してまいります。

また、引き続き、糖尿病重症化プログラム事業として、健康指導や追跡健康チェックなどを行うなどし、人工透析患者とならないよう予防施策に取り組むと共に、更なる健康推進のため、健康マイレージ事業の普及促進にも努めてまいります。
また、福祉体育館や公園・散歩道の整備、学校グラウンドや体育館など学校施設の有効活用を図る他、各種スポーツ教室の開催や高齢者スポーツへの支援、ラジオ体操の普及促進など『いつでも どこでも いつまでも』スポーツに親しんでいただける環境づくりにも努め、健康を推進してまいります。

また、歯の健康は、心身の健康に大きく関係します。引き続き、80歳で自分の歯が20本以上有る方を表彰させていただく『8020』の実施と併せて、本年度より、新たに、90歳で自分の歯が20本以上有る方を表彰する『9020』を実施し、歯の健康づくりへの更なる意識醸成を図ってまいります。

本年度も、健康知立ともだち21計画の目指す『全ての市民が共に支えあい、希望やいきがいを持って各世代に応じた健康づくりを実践するまちづくり』を着実に進めてまいります。

(写真)わくわくウォーキング

[わくわくウォーキング]

(画像)健康マイレージ事業

[健康知立(ともだち)マイレージ事業]

まちの活力づくり

次に、まちの活力づくりについて申し上げます。

知立市は、現在、100年に一度のまちづくりとして、知立駅の高架事業、そして街路事業や土地区画整理事業、再開発事業など、知立駅周辺整備事業を推進しております。

いよいよ、本年度、駅北に再開発ビルが完成し、32年には、三河知立新駅が完成、そして、35年には、知立駅が高架になるなど、これから、人の成長、子どもの成長と共に、更に、景色が、大きく変わってまいります。

現在、市民の皆様方や若手職員のプロジェクトで、駅周辺の町並みデザインなどを検討しており、随時、叩き台として提示させていただき、多くの皆様方から、様々なご意見なども頂戴しながら推進していくところであります。

知立駅周辺整備の事業効果が、知立市内全域に、最大限、波及されていくよう、定住人口、交流人口をより増大させるべく、また、経済効果や税収効果を最大限に発揮させるよう、丁寧に、着実に進めてまいります。

(イメージ図)知立駅北再開発ビル

[イメージ:知立駅北再開発ビル]

また、まちの活力は、市内の中小事業者が元気でなければ生まれません。

市内中小事業者を市民みんなで応援していこう、そんな目的を持った知立市中小企業振興基本条例に基づき、本年度も、信用保証料の助成や利子補給事業の他、若手後継者育成のための支援や新規創業事業補助を引き続き行なってまいります。また、中小企業再投資促進補助事業も引き続き実施してまいります。

一方、観光施策についてであります。

昨年、『知立の魅力 再発見・新発見』をキャッチフレーズとした『観光振興計画』を策定しました。

そうした中、いよいよ本年度、東海道沿いに、観光交流センターを供用開始してまいります。

観光案内所機能や休憩所機能と併せ、定期的な文楽公演や『ちりゅっぴ』の触れ合い機会なども設けていくと共に、本年度、新たに購入していく『東海道池鯉鮒宿並図(ちりふしゅくなみず)』も掲示するなどしながら、市内外の多くの皆様方に、『知立の魅力を、再発見・新発見』していただける交流の場となるように努めてまいります。

また、八橋かきつばた園の花の全面復活に、鋭意、取り組んでいく他、かきつばたや知立公園の花しょうぶ、松並木、弘法さん、知立まつり、ちりゅっぴなど、知立市の観光と、産業の振興が、計画的・機動的に図られていくよう、観光振興計画の着実な実行とともに、観光協会のあり方についても、引き続き検討してまいります。併せて、29年度策定しました歴史文化基本構想を基に、文化財などの保存・活用を図りながら日本遺産登録に向けて尽力してまいります。

また、農業委員会様など関係各位のご支援により『かきつ畑プロジェクト』がスタートし、29年度は、『農と食と健康のフレンドパーク知立』イベントも開催させていただきました。『地産地消を更に推進する』ため、また、『日本で一番小さくて楽しい農村を創る』ことをキャッチフレーズに、30年度も、関係各位と連携しながら、着実に推進してまいりますのでよろしくお願いします。

より効率的、効果的な行政運営

次に、より効率的、効果的な行政運営について申し上げます。

多様化する行政課題、厳しい財政事情などを鑑み、本年度も、モッタイナイ意識や内部管理コスト意識を徹底し、併せて、民間活力の導入や広域行政の推進を図るなどし、最小の経費で最大の効果が発揮できるよう、より効率的で効果的な行財政運営に努めてまいります。

公共施設における夜間警備やエレベーター、自動ドア、電機工作物などの包括管理委託、また、電気やガスの自由化に伴う契約方法の見直しなどで、経常経費の削減を図ってまいります。

また、本年度は、先ほども申し上げましたが、市内の道路や公園などの照明を全てLEDにすべく調査をしてまいります。道路照明などのLED化は、CO2削減効果と共に、年間、約300万円のコスト削減を図ることが期待されます。併せて、庁舎などの公共施設の空調を計画的に効率的なものに変えるべく、『カーボン・マネジメント強化事業』を行うなどしながら、CO2削減と共に経常的なコスト削減を図ってまいります。

併せて、引き続き、広域行政の推進を図ってまいります。

知立市は、現在、ごみ処理については刈谷市と、消防行政については碧南市・刈谷市・安城市・高浜市と一緒に行ない、また、他に定住自立圏の枠組みを形成している他、環境行政においては、岡崎市、豊田市、安城市、みよし市と共に首長誓約をするなど、それぞれの行政課題を様々な枠組みの中で、広域行政を推進しているところであり、本年度も他自治体と連携しながら行政施策を推進してまいります。
また、税収確保の視点からも、引き続き、知立駅周辺や山町山の土地区画整理事業を実施していく他、鳥居地区や蔵福寺地区における土地区画整理事業の推進と、併せて、再開発事業として、駅北再開発事業と共に、西新地地区の再開発事業も推進してまいります。

更に、本年度、都市計画マスタープランと緑の基本計画の改定作業を行なっていくところでありますが、用途地域の設定においては、住居地域などの設定と共に、雇用確保や税収確保などの視点から、新たな産業地域の設定などについても検討してまいります。

また、国の補助金や交付金など特定財源につきましては、本年度も、情報を的確かつ迅速に把握し、各種事業に充当できるよう全庁的に取り組んでいく他、ふるさと応援寄付金制度や行政財産の有効活用を図るなどし、税以外の財源確保についても引き続き努めてまいります。

本年度も、最小の経費で最大の効果が発揮できる行政運営、そして、更なる財源確保を図るなどしながら、着実に、丁寧に、市政運営をしてまいりますので、よろしくお願いします。

(写真)首長誓約

[環境にかかる首長誓約]

おわりに

結びにあたりまして、第6次知立市総合計画の基本方針のひとつでもあります『自助・共助・公助が息づく協働のまちづくり』について申し上げます。

自助は、自分そして家族で支え合うこと、また、共助は、地域や隣近所で助け合うことであります。

『自助・共助・公助が息づく協働のまち』とすることで、安心安全力や福祉力なども高まり、総合計画が目指す『輝くまち みんなの知立』になっていくものであると確信しており、本年度も、より一層、市民の皆様方が、自助・共助の力を発揮していただける、また、知立のまちづくりに、自助・共助の力を発揮したくなる、そんな環境づくりに努めてまいります。

それには、まずは、公助の担い手である私ども職員が、ひとりの人間として、誠実であるべきことが基本であり、また、市民の皆様方に、行政に対して、安心感や信頼感を抱いていただけることが肝要であると思っております。

今年は、明治維新150年の年であり、本年のNHK大河ドラマは、維新立役者のひとりでもあります西郷隆盛を主人公とした『西郷(セゴ)どん』であります。

その西郷隆盛遺訓のひとつ『いつも心を慎み、普段の行いを正しくし、驕りや贅沢を戒め、仕事に励んで、人々の手本となる。』は、自分自身、常に、心に留め、指針としている言葉でもあります。

本年も、その遺訓の言葉と響きあう5つの知立市職員の誓い、すなわち、『明るい挨拶をする』、『笑顔で丁寧に応対をする』、『心を込めたサービスを提供する』、『税金を大切に使う』、『信頼される職員を目指す』を、私ども職員一同、しっかりと遵守し、市民の皆様方に、安心感や信頼感を抱いていただけるよう、誠心誠意、市政に邁進していく所存でありますので、よろしくお願い申し上げ、施政方針とさせていただきます。

(写真)知立市職員の誓い

[知立市職員の誓い]

(画像)ちりゅっぴ

[ちりゅっぴ]

知立市長林郁夫