次に、7番 石川議員の一般質問を許します。
〔7番 石川信生登壇〕
○7番(石川信生)
発言の許可を得ましたので、説明責任と住民参加をテーマとして、通告に従い、質問を行っていきたいと思います。
地方分権一括法の施行により、地方自治制度の改革の動きが顕著となってきました。自己決定、自己責任の原則が強化され、三位一体の改革の中、より自主的、自律的な行財政運営が可能となってきました。反面、住民の自治に対する関心が高まり、従来のお役所任せから、納税者としてその使途について監視を強めてきました。
行政としてはいかに住民の意思を反映して、行政運営がなされるかが大変重要なこととなってきました。
厳しい財政の続く中、地方行政への住民参加を強化し、ともに考え、協働することが求められ、自治体ではいかに住民の参加を促すかが重要な課題となってきました。そのためには、住民との情報共有、行政評価システムの確立、行政におけるアカウンタビリティーの確保など、その前提とする課題は多くあります。
当知立市においては、昨年4月より第5次総合計画が策定され、スタートを切りました。
この計画は、「みんなでつくる」を理念とし、市民一人一人が持つ知識や知恵を生かしたまちづくりを目指しており、さらに計画の進行管理においても、市民みんなで行う仕組みを設けていくこととしますので、市民の皆様の積極的な御参加をお願いします。と冒頭のあいさつの中で、市民参加を強力に呼びかけております。
市長は折に触れ、機会あるごとに、みんなでつくる「輝くまち みんなの知立」をあいさつの中で述べておられました。この理念の遂行に対して、改めて所見をお聞かせください。
次に、みんなでつくるにふさわしい事例であると考えます知立小学校屋内運動場建設事業について、説明責任と住民参加の観点から質問をいたします。
学校の施設というのは、従来、学校関係者のみが使うものだという考え方であったと思います。したがって、地域の住民は工事の始まる前に、工事期間を知らされ、御迷惑をかける旨の回覧が回るのみであったと思います。これは、まさに行政主導であり、お上の発想であり、住民は半ばあきらめ、陰で不満を言うというパターンであった。これでは住民とのよい信頼関係は構築されません。
21世紀に入り、市民が自分の支払った税に対し、その使い道に強い関心を持ち、行政への関与を強めるという時代的な背景と厳しい財政下での行政運営は、行政主導から住民参加型で進めていかねばならなくなり、意識改革、転換の必要性が求められてきました。
住民参加には立案段階での参加、決定への参画、実施過程での協働の3つが考えられますが、参加を促すためには、まず情報の共有がなければなりません。
このたび、体育館が建てかえられるについて、地域の住民は何も知りませんでした。参加という問題以前の説明がなされておらず、説明責任が果たされていません。従来どおりの行政主導であり、第5次総合計画の理念に反するものであります。高額の資金と30年、40年、これから使用する建物であることを思えば、多目的に活用できる建物を想定して、建設されるべきではないでしょうか。これこそ立案段階で住民参加のもと、知恵を出し合って取り組むべきものであったと考えます。
教育部長には、設計に至るまでどのような取り組みを行ったのか、その経緯について御説明いただくとともに、住民参加という観点での所見をお聞かせください。
教育長には、昨今、厳しい財政のもと、公共の施設はあるものを有効に活用しようという発想で、開かれた学校として施設を考えた場合、教室や体育館の開放など、地域との連携、関連が教育面で大変重要と考えます。
このたびの体育館の設計にあたっては、体育館の開放や使用する立場として、また、父兄への説明など、取り組まれた状況について見解をお聞かせください。
また、当体育館は防災関係で住民の避難所として指定されるものでありますが、先般、1月26日に学区住民への説明会が行われました。この会には、防災関係者は出席しておらず、関係の質問に説明ができない状況でありました。
企画部次長には、避難所としての目的から、この設計にどの程度の関与をされましたかお尋ねいたします。
今回のケースは、行政主導という従来型の手法で、みんなでつくるという理念の欠如であり、市の方針が浸透していないのではないか。また、強く感じられるのは、縦割りの弊害であり、段階的にどこで、だれがチェックをするのか、体制が未整備であると言わざるをえません。発想の転換といいつつも、いまだ旧態のままであり、時代の流れの中、説明責任と住民参加とをいかに促すかが今後の行政の最大の課題であると考えます。
この点を踏まえて、今後の体制、方針について企画部長より所見をお聞かせください。
以上をもちまして、私の第1問といたします。
〔7番 石川信生降壇〕
○議長(三浦康司)
永田市長。
○市長(永田太三)
石川議員からは知立市の行政に取り組む最も基本的な姿勢であります第5次の総合計画をもとに、御示唆をいただきました。
基本的な考え方につきましては、ごもっともな御示唆であるということでございます。
第5次の総合計画の理念、その遂行について、市長の具体的な考え方をと、こういうことでございます。
地方分権の時代、先ほど御指摘のとおりでございまして、各自治体が競って、その従来の伝統を生かしつつ、新たな環境にいかに対応して、それを市民とともにいかに協働して進めていくかという理念でございます。このために、まちづくりのさまざまな情報を、まず市民が確実に知ること。そして、市民一人一人に、いかに行政としてはそれを知らせていくかと、こういうシステムをつくること、このようなことかということでございます。その具体的な施策をいろいろ打ち出しておるわけでございます。市民と行政はそれぞれがすばらしいパートナーシップという見地から進めていくということでございます。
まちづくりの基本を特にここに置きまして、限られた財源の中での方針展開は、やはり市民の皆さんのお力をいかにおかりしながら進めるかというものでありまして、行政の持つ情報を広く市民に提供すること。すなわち説明責任をいかに果たすか。そして、住民の意識を、意見を十分酌み取って、そして、施策の展開をしていくかということでございます。
本年度から始めました、15年から既にスタートをしておりますが、行政の評価制度というものも既に緒についておるわけでございますが、その第一段階、市民の皆様方の評価、第二段階としていただき、2つの段階を経て、まとめあげていくということでございまして、まさに15年としましては、その最後の段階に入ってきておるわけでございます。そして、新年度から、きょう決済したばかりでございますが、新たなパブリックコメント制度というものの設定をいたします。その中で、さらに市民のいろんな御意見をちょうだいして、そして、最終的な施策にまとめていくというやり方を取ってまいります。
情報公開制度、従来のものと相まって、これらを活用しながら、そのような事業の展開、推進の基礎をつくっていきたい、こんなことでございます。
さらには、議会の先生方の御指摘をいただく中で、知立市のまちづくり条例、これにつきましては、ことし平成16年度予算の中で具体的に進めてまいります。何とか、目標値としてはこの16年度、年度内にまちづくり条例の制定をし、そして、条例化を議会の皆さんに決定をしていただき、そして、新たな第一歩を踏み出していきたい、こんな気持ちでいっぱいであります。
何にいたしましても、これからも先生方の御指導、市民の皆さんのいろんな助言を得ながら、1つずつの事業展開を図ってまいりたい、こういうことであります。
以上でございます。
○議長(三浦康司)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
御指摘いただきましたように、これからの学校は、学校施設を有効に使いまして、地域社会と一体となって広い意味での教育活動を進めていくことが大切であると認識しております。
屋内運動場の建てかえにあたりましては、現在より利用しやすいものを心がけ、教育庶務課とスポーツ振興係が連携を取り合って、学校開放にも対応できるように考えてまいりました。
保護者の方々の参加、あるいは説明をしたかということでございますが、直接説明をしたり、意見を聞くような機会は特にありませんでした。
以上であります。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
それでは、2点目の知立小体育館の建設に伴う設計に至るまでの取り組みについてお答えします。
この知小の体育館は、昭和37年建築の古いもので、既に老朽化も進んでおり、雨漏りが発生したというようなことで、平成14年度実施の耐力度調査の結果から、その建てかえの必要性が生じたというようなことで、実施計画に載せ、平成15年度設計委託、そして、学校関係者、庁内の建築、財政担当者、それから、設計受託業者等の意見を聞きながら進めてまいりました。
また、ことしの1月26日には、学区の説明会も開催させていただき、常に上司の方にもそういった報告をさせていただきながら進めてきたのが経緯でございます。
それから、住民参加についてということでございますが、今回、先ほど教育長の方からも御説明ありましたように、住民の方からは余り意見をちょうだいしなかったというような反省点も含めまして、今後は第5次総合計画の理念を尊重させていただき、地域と密着、住民の意見も反映できるような体制に努めてまいりたく思っております。
以上です。
○議長(三浦康司)
企画部次長。
○企画部次長(林 義弘)
知立小学校の体育館について、設計段階で防災担当としてどの程度かかわったかという御質問でございますが、設計段階については、かかわっておりませんが、今後、こうした防災施設等必要な施設等におきましては、私どもとしても十分意見を言い、提言をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
以上です。
○議長(三浦康司)
企画部長。
○企画部長(岩田嘉彦)
それでは、住民参加に対します今後の体制、方針について御答弁をさせていただきます。
今も御意見いただきました従来からの行政主導、また、縦割り体制の弊害など、今後、なくしていくための方策といたしましては、総合計画の理念の浸透、また、その具体化、あるいは実践につきましては十分意を注いでまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申します。
それに対します具体的な方策といたしましては、さまざまな機会をとらえまして、計画を進めていく論議を深めてまいりたいと考えております。
具体的にどんな方策をしていくかということでございますが、まず、庁内といたしましては、庁議、あるいは部長会議、課長会議などの協議の場におきまして、計画の進め方、手法について十分協議を進めてまいりたいと思います。
特に横の連絡につきましては、しっかりと取ってまいりたいと考えております。
また、次に、各部に企画調整担当者がございます。これら企画調整会議等の会議も定期的に設けさせていただきながら、新たな協議の場も検討をさせていただきたいというふうに思います。また、市民に対しましては、先ほども市長が申し上げましたように、各施策の基本的な計画や策定の変更等、また、条例の制定改正など、新たな制度、パブリックコメント制度につきましても、この制度が有効に機能いたしますように努力をさせていただきたいというふうに思いますし、情報公開という面でも説明責任といたしまして、市民に対して公開をする努力もさせてまいりたいと思います。
今後におきましては、総合計画の理念であります計画づくりの市民参加拡大を努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上であります。
○議長(三浦康司)
7番 石川議員。
○7番(石川信生)
どうもありがとうございます。
各方面からそれぞれのこのたびの知小の体育館の設計に関して、状況を述べていただきましたんですが、やっぱり1つ恐ろしいなと思うのは、あれだけの建物を建てるのも本当に担当のところだけでの意見といいますか、従来どおりあったものをそのまま設計してるんではないかなというふうに思いますし、全然庁内の中でも、それぞれのかかわる部署の意見も聞かないで、設計されてしまうということは大変、現代ではとてもじゃないけど、大変なことではないかなというのを感じるわけです。市民の意見ももちろんですが、地域の住民の方々の意見ももちろん入っておりません。庁内ですら、先ほどの答弁もありましたように、防災関係で避難所になるというのに、防災関係者も入らない。それで、教育長の方からはあんまりかかわってない。PTAの方自身もどんなものができるかわからないような状況かなということは、本当にこれでいいのかなというのが感じられるわけです。
それで、せっかく去年4月から第5次総合計画が進められると、市民参加であると言っているのど元からそういうような状況で行われた。設計がされてしまうと。もうちょっとした建物ではない、ちょっとプレハブを建てるような状況ではないわけですから、これは本当に大変なことではないかなと思うんです。それぞれ関係のあるところの答弁をしていただいたわけですけど、ほとんど何もなし。想像するに、知立中学で建てたから、それに、この点だけちょっと変えたという程度の担当者の意向だけでの設計ではないか。これはとんでもないことじゃないですか。
それで、先ほど私も指摘したんですが、縦割りなのではないですか。それで、だれが、どこでチェックするのか、この予算が上げてこられた時点で、もうどなたもそういう発言はないんでしょうか。基本設計をされるときでも、それはもうちょっといろんな意見を踏まえて建てなければいけないぞと。そういう意見が出ないし、そういう組織、これは後で助役に答弁してもらいたいと思いますが、どこでチェックをされるんですか。そうしなければいつまでたっても、言葉では参加して、市民の参加を、そして協働でしなければいけない、知恵を出してもらわなければいけない、そういう中であっても、そういう機会すら逸してしまって、今回のように予算が計上されてくると言う状況になる。それじゃあだれがこの体育館をどういうふうなもとに設計をしたんだということに対しては、とてもじゃないけど答えられるあれはない。こんな状態が続いているということは、もう今、先ほど市長からいろいろと前向きのことはあるんですが、本当の足元のことは、全然その理念として行われていない。有言だけで実行はされないというところです。
だから、何とかこの組織で、何かそれをチェックできるところ、恐らく先ほどちょっとありました各課に、企画部門といいますか、そういうところを持っていると。これは以前にも何も機能しとらんじゃないかという話がありましたけど、そういうところでもなぜそれがチェックできなかったのか。この点が本当に、何と言いますか、ショックといいますか、極端なことを言えば、ただ1人の担当者だけで設計ができちゃった。こんなことを言っても過言じゃないかなと思います。
その点をあと助役の方から答弁してもらいたいと思います。
それで、いろいろ、今、市長の方からもパブリックコメントの制度とか、行政評価のシステム、こういうものは確かにホームページでも行政評価のシステムというのは立派なものが随分出てます。あれを絶対実行していってもらいたいと思います。しっかりと実行しなければ、何も意味がない。ああいうような計画を立てる段階というのは、いろいろなひな型、いろいろなものがあると思います。ただそれを上げておくだけではなくて、実際の行動に移してもらいたい。そのようにこれは要望しておきます。
今の体育館なんかでも、本当にパブリックコメントの制度というか、こういう言葉になってるわけですけど、この計画をする前にちょっと、それこそPTAの方、それから、使う側の先生方、先生方は恐らく要望されてると思いますけども、それからまた、地域の方の意見を聞くというようなこと、ちょっとやってもらえれば、パブリックコメントの制度、そのままいけるわけです。こういうことをやりたいと思っとるかという話をしていただければ。これはもう当然、これからはそれはやっていっていただかなければいけないと思います。
それで、一番、もう1つ残念に思ったのは、やはり知立小学校区という地域性、まちの中の学校になってしまいました。したがって、周辺には何も、いろいろな土地の余ったところといったら失礼ですけど、余地がないわけです。そこで、これだけの大きな規模のものを建てていただくんですから、先ほど嶋ア議員の方からも出ましたように、ある程度複合施設とかいうものを考えるべきではないかなと思ってたわけです。やはり、土地が狭い知立市ですから、やはり建てるときにはそういうような考え方、恐らく、その1つのところには金がない、厳しい財政だということで、場当たり的なもので体育館をつくってしまおうという考えがあったんではないかなと思うんですが、それではもう、逆に小出し、小出しの金で追われるよりは、やはり、ある程度先を見据えたものをつくっていただくのが一番いいんではないか。
そんなふうに思えてならないのですが、今、もうこれ、予算を上げてきまして、執行する段階でもありますけれども、私は、教育部長、さらにまだ地元へのコンセンサスができてないと思います。この間の説明会はほとんど、出てた人たちは、もうあきらめです。もう決まったもんじゃないかという意見。あれは説明会なのか、ただ報告しただけじゃないのかという意見。それから、もう何十年来、そういうことを思ってた人があるんですよ。あそこは地区として地盤が低いので、1階にはそういう複合施設のものをつくって、2階を体育館にしたらどうだということは10年来言っておられた方もあったわけです。その方ですら、もうこうやって説明会で説明されると、もう決まったもんだからということで、もうあきらめておる。こういう状況では、今の理念であります市民の参加をと呼びかけても、とてもじゃないけど参加する人はない。もう、これ決まったことだということで。
そういうふうに思っておるんですが、非常に残念なことだと思っておりますけれども、少なからずとも教育部長、これからまだ説明会というんですか、大体工事車両はどうやって入るんだという質問に対して、いや、あれは業者が決まってからっていう、そんなばかな話がありますか。そういうような説明会であったわけです。とんでもない話で、ある程度はここをこう通るが、そのときはどうだという、逆に地域の方々に投げかけてはどうですか。ここを工事車両通れますか。通りたいと思っておるだがどうだねというようなことをやっていただくような会合だと非常にいいかなと思いますけどね。いや、それは業者が決まってからです、もう全然そういう話題もなし、とても説明会じゃないと言われる方がおりまして、あれはただの報告だということを聞いております。ですから、まだ地元でのコンセンサスはできておりませんので、もう一度でも二度でも、ある程度住民の方が納得できるように、また説明会を開催していただきたいと思います。御答弁をお願いしたいと思います。
あとは、いろいろこれから先のことの体制についてですが、これも合わせて、助役の方からお願いしたいと思いますけど、パブリックコメント制度とか、それから、行政評価のシステムとか、いろいろありますけれども、それをどういう体制で庁内で進めていくかということ。それが一番大事だと思います。その点をちょっと助役に御答弁いただいて、私の質問を終わります。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
それでは、今後の説明会の関係で御指摘をいただきました。この件につきましては、先ほど、住民参加の理念について申し述べたとおりでございますので、そのように御理解いただきたいと思います。
○議長(三浦康司)
田中助役。
○助役(田中 勇)
知立小学校の体育館の設計関係について、本当に昨年の4月に第5次総合計画がスタートいたしまして、住民参加、また、協働のまちづくりという大きなテーマで進んできたわけですけど、今、御指摘のとおり、今回の体育館設計に当たっては、私どもの防災担当も設計の中で意見を言う機会すら持ってなかったということで、石川議員の御指摘のとおりだというふうに深く反省をしております。
やはり、昨年4月にスタートしたという中で、この総合計画を職員全体がどう受けとめておったかということが一番の原因かな。それから、長い間の縦割り行政、特に、これは県、国も含めてそこら辺がいろいろ言われているわけですけれど、まだまだ上級官庁を見て仕事をしているという側面があるのかなと。やはり、市民の皆様の税金で、市民の皆さんの施設をつくる、市民の皆さんが何を求めてるかというところに視点を置かないと、この改善がなかなかできないなというふうに思っております。という意味で、そういう点、職員に、全体にきちっと周知をしていきたい。
それから、どういう形で調整をしていくのかということですけれど、まず原点はそういった意識をどう持つかということが一番大事であるというふうに思うわけですけれど、組織としてどうしていくかという点につきましては、先ほど企画部長から話がありましたけれど、課長会議なり、それから特にこういった設計関係とか、限られた部門が関係してくるものにつきましては、先ほど御指摘がありました企画担当も十分機能してないというのが実情であります。そういう企画担当を十分活用するような形で今後取り組んでいきたいというふうに思っております。
それから、パブリックコメント制度、これから、これもどういうふうに運用していくのかというお話があったわけですけれど、4月からスタートする中で、やはり、まだ今、職員の中でどういうものをこの制度に乗っけていくのかとか、そういう点というのか、これから各部悩んでいく点かなというふうに思っているわけですけれど、その点につきましては、庁内でどういうものを上げていこうとか、各部、各課から出たものを、これは上げていこうとか、そういった調整の場をつくっていこうというふうに思っております。いう意味で、こういった学校体育館等、こういった設計等の前にも、そういう部長会だけでなく、もう少し考えなければいかんのかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(三浦康司)
これで、7番 石川議員の一般質問を終わります。