次に、18番 杉原議員の一般質問を許します。
〔18番 杉原元司登壇〕
○18番(杉原元司)
通告に従いまして、私は、安全・安心まちづくりと環境まちづくりの推進について質問をさせていただきます。
市長はじめ関係部長の明快な答弁をよろしくお願いを申し上げます。
市民の誓いに、「交通道徳を守り、安全なまちをつくります。」、「健全な環境をつくり、若い力を育てます。」安全で住みよいまちづくりと健全な青少年の保護、育成を誓っております。この最も大切な、そして、崇高な目標を掲げたすばらしい知立市民の誓いを実現するために、まず最初に、安全・安心まちづくり、特に青少年の安全に対する施策と実践活動の実態をお伺いいたします。
皆様御承知のように、今は通り魔事件や児童の連れ去り事件、児童虐待死事件など、幼く、無抵抗な弱者をねらった凶悪な事件が次々と報道されております。
このような悲惨極まりない事件が、いつ、どこで発生するかわかりません。事実、知立市内でも幾つかの連れ去り未遂事件が発生しております。これは幸運にも未遂に終わりましたが、一歩誤れば誘拐、殺人という最悪の事態になります。最近の犯罪は悪質非道であります。
知立市からこのような悪質な犯罪に巻き込まれる人が出ないようにしなければなりません。
そこで、5項目について御所見を問いたいと思います。
犯罪防止の推進体制について、我々は自分たちの住むまちと犯罪とのかかわりを深く考えずに暮らしてきたと思います。しかし、安全な社会を取り戻すために、我々自身に新たな対応が迫っております。今後、警察のみならず、自分たちが住んでいるまち全体で犯罪対策に取り組まなければならないのであります。そのためには、まちと犯罪とのかかわりの原因を検討することが必要であり、どのようなところが犯罪を生み出しているのか、そこから犯罪を減らすためには、まちの体質改善が求められていることがおわかりだと思います。
愛知県下の平成15年中の刑法犯総数は22万5,706件、前年対比プラスの15.1%と、20万件を超え、ここ10年で約2倍に激増し、質的にも凶悪化するなど、犯罪情勢の悪化は県民の日常生活に深刻な不安を与えているところでございます。
また、安城警察署管内、平成15年度の刑法犯罪総数は6,557件で、前年対比プラスの7.2%、そのうち知立市では1,935件、前年対比3.1%となっております。
以上のように、まちの犯罪はどこで、どうして起きるのか。犯罪の防止にはどのようなことをすべきか。犯罪が起きてしまったとき、どうすればいいのか。そして、犯罪対策を考えるときには、暴力事件に目を奪われがちであるが、詐欺や悪質商法なども重要であります。
犯罪を防ぐに当たっては、警察とともに、より身軽に対処できる相談窓口やボランティアの役割が重要となってくると思われます。こうしたことを踏まえ、まちと犯罪との関係について、3点の御所見をお伺いいたします。
1つ目として、本市の平成15年度の刑法犯の発生総数と内容、そして、犯罪経過について。2つ目、安全なまちづくりのために市民、警察、行政との連携について。3つ目、ボランティアとして安全なまちづくりについて、どういう方針を今後持っておられるのかお示しをお願いいたします。
次に、犯罪防止に配慮したまちづくりについてお尋ねをいたします。
ここで1つ、具体的例を参考にしてお伺いしたいと思います。
住宅街の道路の対象の地域性を高めるには、住宅街から幹線ルートに出るのを限定し、住宅街を通り抜ける道路を少なくする必要があり、さらに幹線道路から住宅街に入る道路の入り口部分を狭くしたり、そこに進入車両の減速を促す隆起舗装やカラー舗装を施したりすることも、地域性を高めるものであります。このように、住宅街の区画を明確に、居住者に用事がない人の道路を利用する理由をなくしたり、逃走経路の確保を難しくしたりすれば、路上犯罪は抑止できます。
もちろん、道路の閉鎖に当たっては、消防車などの緊急自動車が通行するように、移動可能な大型プランターや取り外し可能な車どめポールなどの利用も考慮に入れなければなりません。ただし、そのような緩やかな閉鎖では犯罪者の徒歩による接近までは防げないことも念頭に置かなければなりません。また、歩道と車道を分離する横断防止柵などを設置して、歩道の領域性を高めれば、オートバイによるひったくりや車への連れ込みなどが抑止され、街路の安全性は一層向上いたします。
一方、住宅街の道路の監視性を高めるには、空き地に生い茂った雑草を刈り取ったり、路上駐車を禁止したり、道路の隅切りを行ったりすることが必要であり、また、歩行者の挙動を確認できる明るさを持った街灯を設置して、犯罪者が身を隠せる暗がりをなくすことが必要であります。
とりわけ地下道は死角ができやすい場所なので、広く浅く、斜めに設計したミラーや高照度の照明を取りつけたりして、その監視性を高めることが望まれます。さらに、地下道に監視カメラを設置すれば、その監視性が飛躍的に向上すると思われます。
幾つか御提案申し上げましたが、次の2点について御所見をお伺いいたします。
1つ目、犯罪防止を配慮した構造、設備等に有する住宅の普及について。2つ目、道路、公園、自動車駐車場の防犯性の向上について。とりわけ、重原駅周辺整備、23号線通学道路、419の本郷交差点改良事業並びに新設公園整備事業として弘法町の借地公園、西中町の遺跡公園、上重原の児童公園、近隣公園、そして、新装なる知立駅前有料駐車場などの今後の整備指針についてお示しをお願いいたします。
学校における児童の安全確保についてお尋ねをいたします。
純真で無防備な子どもたちが、凶悪な犯罪に、いつ、どこで遭うかわからない社会情勢にあります。このようなとき私たちは、崇高で無防備な宝物である子どもたちを、私たち大人が守らなければなりません。地域の安全と子どもたちを凶悪犯罪から守るために、今すぐ地域社会のすべての人々が固い決意と協力体制をもって、守り通す地域体制をつくらなければなりません。それは、緊急を要する重大事項であり、犠牲者が出てからでは遅すぎます。
ここで、事件例を参考にお尋ねをいたします。
大阪教育大学附属池田小学校の犯行は防げなかったと思います。これは、標的がねらったテロと同じで、ねらう側と守る側の負担差、緊張の限界がテロの行為を未然に防げないと思います。だから、防犯を最大限に発揮する方法として、全市民が気を配り合い、お互いに連携を深めることと思います。
この池田小学校では、東門や正門が開放されていた。そのため、加害者は容易に被害者に接近することができた。実際には加害者も第13回の公判において、校門が閉まっていれば入らなかった旨の供述もしております。もっとも、校門を閉めることに対しては、学校は開かれた学校づくりに反するとして異議を唱える人も多いでしょう。しかし、開かれた学校づくりは校門を開放するという、ただそれだけのことではないはずであります。むしろ、保護者や地域住民が、学校教育や学校経営に参画することこそ、開かれた学校づくりではないか。学校には死角が多く、監視性が十分に確保されていなかった。こうしたことから、建築等の見直しどきには、対象の区域制を高めるように、次の4点について、教育長はじめ関係部長の見解を問いたいと思います。
1つ、学校における児童等の安全の確保のための指針について。2つ目、学校等における安全対策の推進について。3つ目、通学路等における児童等の安全確保について。4つ目、安全教育の充実について。
次に、自動車の盗難による被害の防止等についてお尋ねをいたします。
近年、自動車盗難が全国の主要都市圏を中心に急増しており、警視庁の調べでは、1998年まで年間3万5000件前後で推移していた盗難事件が、2000年には5万6,205件、2003年には6万4,223件にも達している。当愛知県でも2000年度は大阪、千葉に続く、全国で第3位だったが、2001年には盗難件数は6,522件と大阪に次ぐ2位に浮上し、2002年には盗難件数が7,515件に達し、2003年の年間自動車盗難件数は9,865件で、一昨年まで、20年連続でワーストワンだった大阪を抜いて、愛知県が上回りました。自動車盗難防止対策が各方面で講じられております。本市での犯罪の発生と被害状況、犯罪に対する防止対策を関係部長の見解を求めるものであります。
最後に、環境問題について若干触れておきたいと思います。
人は、これまで自分の身の回りにじかに接する環境を快適にすることに努力をしてまいりました。下水道をつくり、便所を水洗にすることによって、排泄物を自分から遠くへ流し去ることに成功したが、そのことは、流し去ったものがどこへ行くのかを考える機会も同時に奪ってしまったのであります。
し尿が農家に還元され、それを肥やしにして生産された食料が人々に戻ってくるといった環境を断ち切られてしまって、いらなくなったものは自分の回りから排除すればいいという考えは、いつかはそれは自分に災いとなって戻ってくるのではないかという、漠然とした不安と背中合わせであったが、今は地球環境という形で、それぞれ現実のものとなりつつあります。
自給自足の生活においては、自分の身近な環境イコール自分にとってかかわりのある環境といって差し支えがなかった。しかし、現在の生活は、知らず知らずのうちに遠くへ離れた地で環境問題と結びついてしまっているのであります。
オフィスや家庭で使われている紙は、熱帯の森林資源からつくられる。冷暖房や照明に使われる電気は家庭でクリーンなエネルギーであるが、その電力を生み出す火力発電所では、大気汚染物質や地球温暖化の原因となる二酸化炭素が排出されております。さらに、石油を運んでくるタンカーが事故を起こせば、海が汚染することにもなる。地球規模の問題を考えて、自分の身の回りのことから行動しようとよく言われております。しかし、地球規模の問題に限らず、もっと身近なところでも日々の生活が、直接自分の目の前に見えない環境に悪影響を及ぼしております。
自分が身の回りから排除したものがどこへ行くのか、日々の便利な生活を支えるさまざまなものやサービスがどこから来るのかをさかのぼってみれば、地球のみならず、さまざまなスケールの地球環境に影響を与えていることに行き着くのであります。日々の暮らしに欠かせないものの多くは、トラックによって運ばれ、道路沿いの住民はその騒音や排気ガスによる汚染に苦しめられております。
そこで、環境づくりの推進について、若干お尋ねをしたいと思います。
学校の環境教育の充実について、まず、現行の小中学校の学習指導内容の4点について、関係部長の御所見を求めたいと思います。
地球資源を生かす環境学習の推進には、生活体験学習、自然体験学習、環境状態などを知る学習、地域での異世代交流などについて。2つ目、環境教育体制の整備には、環境教育の副読本など、環境教育教材を作成、活用。そして、水生物少年少女隊などの子どもが中心となった環境活動について、環境に関する教員研修や地域の指導者の育成について。4つ目、学校の施設整備には、省エネルギー型学校施設の整備、生ごみの堆肥化など、学校のゼロミッション化、ビオトープづくりについて。
次に、環境まちづくりを進めていくために、まず、一人一人が環境に関心を持ち、自分の生活や仕事のかかわりを認識し、身近なところから行動をしていくことが望まれております。
そして、この認識と取り組みを地域の総意へと高め、子どもからお年寄りまでの世代間、市民と事業者と行政の間、そして、地域間など、さまざまな人と地域のパートナーシップで進める環境まちづくり行動を育てる取り組みの展開がもっとも重要だと思います。
お尋ねいたします。
家庭や地域、職場での環境学習の充実について、まず、本市の計画では、市民みんなで循環型都市を模索、創造していくことを基本理念として、今、さまざまな施策を通して、ごみの減量、資源化と環境への負荷軽減を進めていくことを目指しています。その実現のために、市民、事業者、本市のそれぞれが役割と責務を果たし、目標や価値観を共有することが重要です。市民、事業者、本市の間での議論や意見交換を行い、それぞれの調整を行うための場を設けるなど、双方の連携を図りながら、市民生活や事業活動のあらゆる場面で環境とのかかわりを認識して行動し、取り組む体制をつくっていきますとうたわれております。その現況について、次の2点について問いたいと思います。
1つ、環境について理解を深めるための学習機会の場を設け、また、地域資源の保全や人材育成について。2つ目、市内の環境基準に適さない国道、鉄道、河川等の改修工事について。
以上で、初回の質問とさせていただきます。
〔18番 杉原元司降壇〕
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
杉原議員からは防犯と環境という、今、市政の中で課題となっている2つについて御質問をいただきました。
まず、安全・安心のまちづくりの総論的なところでございますけれども、こちらの方から答えさせていただきたいというふうに思います。
先ほど御紹介ございましたけれども、知立市内で平成15年中に起きました刑法犯の総数が約2,000件ということでございます。大変な数でございます。その内訳でございますけれども、凶悪犯が3件、粗暴犯が56件、窃盗犯が1,648件、知能犯30件、風俗犯5件、その他193件というような統計になっております。特に目立ちますのは窃盗犯でございまして、1,648件でございますけれども、その内訳では、自転車盗372件、車上ねらい343件、部品盗209件、自販機荒らし159件、空き巣ねらい110件、こんなような順番になっております。
特徴といたしましては、自転車盗の被害者の約4分の1が自転車にかぎをかっていなかったということでございますので、まだまだ防犯意識を高める必要があるかなと、こういった認識をしております。
犯罪というのは、この社会の中での病気でございますけれども、犯罪被害者となる我々の側にもすきがないかどうか、犯罪の誘発を防ぐことができるかどうか。警察の方からも御意見をお伺いしながら、市政としてどういうことが可能かどうか、考えてまいりたいと、こんなふうに思っておるところでございます。
次に、安全なまちづくりのための市民の方とか、警察、行政の連携でございます。防犯に関係する組織と団体というのはいろいろ、たくさんございます。安城知立の防犯協会連絡協議会、防犯会議、交番駐在所の連絡協議会、暴力追放市民会議等々ございますけれども、そうした会の席上では、現在の犯罪の情報だとか、犯罪の防止のための意見交換を実施をしております。また、市民の方への情報の提供といたしまして、緊急地域安全情報や防追愛知、防犯あいちなど、地域での回覧をお願いしておるところでございます。
また、従来どおり、今後とも防犯灯だとか、掲示板なんかの設置を推進をしていきたいと、こんなふうに思っておるところでございます。
また、来年度からは詐欺だとか、悪質商法などの相談窓口の充実も図っていきたいと思っておるところでございます。
また、昨今では、安全なまちづくりのためのボランティアの方のパトロール隊が発足をしておりまして、昨年の11月の28日にはシルバー人材センター、そして、ことしの2月の20日には区長会がパトロール隊をスタートさせました。今後とも、地域での自主的、主体的な活動を警察とともに支援をしてまいりたいと、こういうふうに思っておるところでございます。
総合計画の中では、犯罪が発生しにくい環境づくりをあげておりますけれども、身近なところではあいさつであるとか、近所の方への声かけなど、他人や地域に関心を持つ人がふえれば、犯罪の防止につながると、こんなふうに思っておるところでございます。
手をこまねいていては、また、他人任せでは何の解決にもなりませんので、自分たちの地域は自分たちの手で守るという意識が大切だと思っておるところでございます。
それから、先ほど、自動車に関係する犯罪もふえておるわけでございますけれども、特にこの盗難につきましては、明かりをふやしたり、あるいはセンサーを取りつけたり、犯罪の起きにくい環境づくりも求められておりますので、警察の方とも相談をしながら、その防止に努めていきたいと思っております。
今、市内ではいろんな活動が始まったばかりでございますけれども、今後とも市民のこうした活動を支援しながら、安心・安全な知立をつくっていきたいと、こんなふうに思っているところでございます。
最後に、先ほどは、昨年1年の犯罪の状況を御紹介をいたしましたけれども、昨年1月と、それから、ことし1月の1月だけの比較でございますけれども、現在、刑法犯の全体では16.6%の減。そのうち、街頭犯罪等は33.6%の減という格好になっております。これが一過性のものであるかどうかはわかりませんけれども、昨今の防犯活動の成果であればと、こんなふうに思っているところでございます。
次に、2問目でございます。環境まちづくりの推進ということで、特に子どもたちの環境との関連についてお尋ねがございました。
環境課の方では、毎年、「ごみの行方」という冊子をつくっておりまして、小学校4年生を対象に全員配布をしておりまして、社会科副読本として学校の方で活用をしていただいております。
また、現場の学習ということで、水生生物調査ということで、児童と、そして父兄、それから、先生方の参加で、知立小学校、八ツ田小学校、南小学校に調査をお願いしまして、一緒に逢妻川や猿渡川や割目川の水生生物をしております。これからも続けていきたいと、こんなふうに考えております。
そのほか、毎年、河川の方の水質も調査をしておりまして、その結果につきましては、知立の環境という小冊子にまとめまして、関係のところに送付をしております。
また、地域での学習の機会ということで、6月のクリーンサンデー、そして、昨年初めて行いました8月のクリーンキャンペーン、こういったところに子どもたちの参加を呼びかけております。
また、ごみの分別の学習ということで、依頼があれば環境課の方の職員やごみ減量推進員が出向きまして、知立市の分別の状況を子どもたちに話をしております。出前講座でも対応しております。活用いただければと考えておるところでございます。
また、知立市の施設であります不燃物処理場の方では、見学会もやっておりまして、こうしたところでごみの分別の大切さを現場をみながら御説明をしておるところでございます。
以上でございます。
○議長(三浦康司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
安全・安心のまちづくりということでございます。
まず、通学路の安全確保という話が出ておりました。道路については、カラー舗装をやったり、いろんなことをやって、道路という位置づけをしたらどうだというお話の御提言ありました。これにつきましては、一度、よく研究してみたいと思います。
また、道路につきましての歩車道分離というのは、やはり、原則的には都市計画街路であります道路幅員16メートル、18メートルということにつきましては、歩車道分離というのは可能かなというふうに思いますけれども、生活道路の6メートルということにつきましては、やはり、外側線ぐらいのもので、どうしても道路区画というような話になろうかなというふうに思います。これから、よく研究してまいりたいというふうに思っております。
それから、地下道のお話がございました。
地下道、今現在、私ども10カ所管理させていただいております。これにつきましては、道路照明を含めまして、今現在、道路照明が250基、カーブミラーが568基等を設置しまして、現実、安全に確保しているというのが現実でございます。
また、地下道について、カメラの設置したらどうだという御意見、御提言がございました。一度、よく研究してみたいと思います。
それから、駅周辺整備というお話が出ておりました。この問題につきましては、今現在、中央通り線と、それから、市道上重原13号線、これは昨年度までに改良しなければならないというような道路計画でございましたけれども、今年度積み残しという形になって、これから整備計画をしていくわけでございますけれども、いずれにしても、この付近、名鉄線、長篠川、あるいはまた道路を含めまして、非常に複雑になっている地域だと思います。この辺につきまして、いろいろな意味で検討していきたいというふうに思っておりますけれども、地域の関係の方々を含めまして、協議してまいりたいというふうに思っております。
それから、有料駐車場のお話が出ておりました。有料駐車場につきましては、この平成16年の4月から24時間ということで、委員の方からも御指摘が出ておりました。防犯には気をつけよというお話が出ておりました。今現在、工事をしておるわけですが、一灯式の電灯を二灯式にするということと、それから、防犯用のカメラを増設しまして、防犯に努めてまいりたいというふうに思っております。
それから、環境のまちづくりということで、国道についての環境対策というお話が出ておりました。前のときにもお話してるかと思いますが、愛知県が平成13年度に国道1号線における道路交通騒音対策ということで、平成27年度までに知立市については解決していこうということで、今年度、第一回としまして、低騒音舗装ということで、平成15年度から、実質、今現在、低騒音の舗装をしていただいているというのが現実でございます。これにつきましては、一応、4デシベルから6デシベルぐらいの低減がされるというふうに聞いております。
以上でございます。
○議長(三浦康司)
都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 H)
安全・安心まちづくりに向けての公園整備でございますが、これにつきましては、公園で子どもさんたちが遊んでいるところを、全体に見渡せるような、見通しのよい公園づくりに努力するとともに、また、既存におきましては、樹木の剪定等を行いまして、なるべく見通しを確保するというようなことに、現在、向けて努力しているところでございます。
○議長(三浦康司)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
学校における児童の安全確保についてお答えいたします。
御指摘のように、開かれた学校づくりは、校門を開放することとは別次元の内容でありまして、各学校では登下校以外は施錠はしませんが、校門は閉めるようにしております。
さて、御質問にございました、学校における児童等の安全確保のための指針についてでございますが、文部科学省は平成13年11月に、「生きる力をはぐくむ学校での安全教育」という安全教育参考資料を発行しておりまして、その中には、生活安全、交通安全、災害安全などについて述べられております。これが安全教育の基本的な考え方になっていると思います。
その後、文部科学省は、平成15年2月に学校への不審者侵入時の緊急マニュアルを、愛知県教育委員会が平成15年3月に学校安全マニュアルを示しました。学校におきましては、それらを指針といたしております。そして、それに基づいて、不審者侵入マニュアル等を作成しております。
次に、学校等における安全対策の推進状況についてお答えいたします。
すべての学校では、作成した不審者侵入マニュアルの実効性を確保するために、本年度はそれに基づいた実地訓練を実施しております。また、3中学校では、自分の身を守るすべを学ぶ護身術講習会を実施しております。
次に、通学路における児童等の安全確保についてでございますが、学校におきましては、通学路の点検を実施し、交通及び防犯の視点、そういった面からも点検を実施しまして、危険な箇所を実施するよう努めております。
また、交通安全担当者会の中でも、防犯という点から通学路を点検し、安全確保について話し合っております。
4点目の安全教育の充実についてでございますが、先ほど述べましたように、安全教育の内容は、生活安全、交通安全、災害安全など多岐にわたっております。そこで、安全教育を進めていくときに、教育活動全体を通じて、さまざまな機会をとらえて行われることが大切であります。日々の生活の中で、指導のチャンスを見落とすことがないよう心がけてまいりたいと考えております。
次に、学校での環境教育の充実についてお答えいたします。
地域資源に学ぶ機会を積極的に設けることについてでございますが、総合的な学習の時間では、子どもたちが直接対象に働きかけ、体験的、総合的な学習を展開していくことから、その実践が地域の環境に関するものが多く、地域の方の協力のもとに取り組んでおります。
例えば、5年生の総合的な学習の時間では、多くの学校が社会科の日本の農業との関連から、米づくりに取り組んでいます。実際に地域の方の御協力で水田での米づくりやアイガモ農法に取り組み、異世代の交流にもなっております。
以上であります。
○議長(三浦康司)
保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
それでは、保育所等におきます児童の安全対策の推進でございますが、平成13年の愛知県からの通知、児童福祉施設等における児童の安全の確保、これに基づきまして、保育所管理案等で日常の安全管理、緊急時の安全確保につきまして、方針等を定めさせていただいております。
また、この方針等に基づきまして、不審者の侵入から安全に身を守ることをねらいとして、年二、三回程度、不審者の侵入を想定した防犯訓練、こういったものを実施をさせていただいております。
以上でございます。
○議長(三浦康司)
18番 杉原議員。
○18番(杉原元司)
一通り、御答弁いただき、ありがとうございました。
最初に、安全・安心まちづくりについてということで、大枠で犯罪防止の推進対策あったんですが、どこで、どんなふうで起きたのかということがわかれば、教えていただきたい。
私どもの上重原の駐在所、これはどこでもだと思っておったんですが、うちの方で一番、上重原の駐在所で事件が多いのは長篠地区、23号線から知立の駅に向けてということで、毎年、駐在さんが年間の件数、そして、地区の減りぐあい、ふえぐあいがきちっとわかっておるものを出しております。そうしたことで、総体的にはふえたんですが、私の方から今年度だけのものを見ても、総件数で22件のマイナスになっております。なぜならば、私どもの駐在では、家庭訪問、そして、ここにあります上重原という新聞を出して、どの地区に多い、どの地区に少ないと、こういったものもあります。総体的に今、私どもの駐在所が、そうしたことで非常に真剣に取り組んでおられるのが実態でございます。そうしたことから、わかれば被害総額も問題点としてあるではないのかなと。今申し上げたように、地域の発生状況により、交番または駐在所の設置状況にも大きな課題を残すのではないかと、この3月いっぱいで駐在所がなくなる、そうしたことにおいて、なくなった場合、ふえはしないかということで、心配をしておる一人でございます。
少し外れたことなんですが、衣浦東部の広域連合によりますと、救急車の知立の消防署の出動件数が、15年中には2,338件で27.89%ということで、410件もふえている。あるところでは減っておるんですが、あるところでは、そうしたことで非常な格差が出ております。市民生活に身近な犯罪をいかに効果的に防ぐかによると、1つとして、コンピュータによる犯罪地図の作成であります。
犯罪の地理的、時間的な分布パターンを示す地図をつくることによって、犯罪多発地区など、ねらいを絞った対策の立案や対策実施した地区で、実際に犯罪が減少しておるということ。これは今、私どもの重原の駐在所がまさしくそのとおり、これは、聞くところによりますと、ヨーロッパではそういったことで減らしてきたということもあって、じゃあ、時間はいつごろ、これは部長、御案内でしょうか。一般的によく言う丑三つ時、2時から2時半、その前後が一番多いとされております。そうしたことも地図に落としながら、そういった問題を点検しながら、どうしてこういったところに多いのかということで、最初の質問にはそういったことを求めておいたんですが、答弁はなかったように思います。
この地図の問題に、作成することを提案したんですが、市長、御所見があったらお願いをしたいと思います。
先ほど話があった相談窓口の実態と内容について、いや、そういうことをするとかいうことなんですが、どんなふうにそういったことをしておるのか。それから、ボランティアとして区長会とシルバー人材センターの方々が防犯パトロール、それの現況はどういうふうな方向でしておるのか、この辺も明らかにお願いをしたいと思います。
土木交通関係の方は、いろんな点で、少し細かく触れていただきました。ありがとうございました。
環境問題、環境の方々もそうなんですが、測定する場所に誤りはないかということも、前回、誤りというのか、本当に暮らしておるところで測定をしておるのかどうなのか。
一例を挙げますと、1号線の問題はあります。我々、23号線、そして、新幹線。あの騒音振動対策の測定する場所が田んぼの中でしておると。こういうものは、生活しておるところで検査をしないと、野原の田んぼの中でこれはいいでしょうか。検討をお願いしたいと思います。
そういったことを、方針があればお聞かせをお願いいたします。
先ほども申し上げたんですが、市民が主体となった犯罪を発生しにくい環境づくりの促進については、先ほど御答弁がありましたように、あいさつ、近所への声かけなど、自分たちの地域は自分たちの手で守ると。おっしゃるとおり防犯、防衛意識と地域から排除する機運を育てることが安全で安心して暮らせるまちづくりに向けて環境づくりであると。
警察との、地域との関係も先ほど述べられたんですが、自動車の件については、一言も、これは、愛知県で自動車盗難防止協議会、こういったものがあるんですが、市の方からはそういった情報は入っておりませんか。入っておれば、その内容等もお聞かせをお願いしたいと思います。
それから、学校における、先ほど保育園の方も御答弁を願ったわけですが、隙間を見せなければ犯罪者は犯行を思いとどまる考えは、犯罪者と被犯罪者との違いはほとんどなく、犯罪性が低いものでも犯罪機会があれば犯罪を実行し、犯罪性が高いものでも犯罪機会がなければ実行しないと考えられております。こうした犯罪機会を与えない、犯罪を未然に防止する考え方、どうすればいいのか。私、小学校7校を回ってみました。正門は閉めてあるんですが、閉めてないところもあるんですが、あのフェンスというものは、何か基準があってしたものか。GLから何か計ってやったなのか、全く好き勝手にやってあるのかなということを気がつきました。
きょう、御提案させていただくのは、そうしたこと、先ほど少し申し上げたんですが、増改築等のときにもそういったことを研究しながら、地域の人とお話しながらすることが必要ではないか。どうすれば学校の領域性と監視性が高めることができるか。学校関係者以外の人が校内を通り抜けのできないようにすることが必要だと、先ほど裁判の例も言ったんですが、そうしたこと、そして、同じフェンスでも忍び返しや振動感知センサー、危ないところはそういったことも考えなければならんではないのかな。特に、夜間における学校荒らしや公共破壊の防止に有効であると思いますが、いかがでしょうか。
次もマップの話を少し申し上げたいと思います。
子どもの安全を確保するためには、校内だけではなく、校外においても犯罪機会を減らさなければならない。先ほどもそういったたぐいのことを言われておったんですが、子どもが毎日利用する通学路について、その領域性というのか、その地域の監視性が高まるようにする。どういうことかというと、地域社会が安全で安心なまちづくりを分担できる力をつけるためには、学校教育や社会教育に生活安全教育を導入し、ことが、これは地域の方で、みんなですることが一番大事ではないのかなと。そして、そうしたことで、それは子どもから高齢者まで、犯罪の機会を与えないということだと思います。
とりわけ、地域社会の将来を担う子どもへの教育手法として、総合的な時間を利用して、地域マップの作成が魅力的であると思います。
地域安全マップとは、犯罪が発生した場所、犯罪を誘発しそうな場所、被害に遭いそうな不安を感じる場所、安心して逃げ込める場所などを表示した地図であります。地域安全マップは、だれでもつくれるので、地域情報システムというハイテクを用いたものと比較すると、地図は、載るデータは素朴でも、未熟なものでも地域の安全マップが、人々がみずから試行錯誤しながら、総合的に、協力してつくれば、密な触れ合いのものができると思います。
こうしたことをすることによって、地域の人、そして学校とのつながりが強くなるというふうに思いますが、いかがでございましょうか。世代間のコミュニケーションが一層、そうしたことで深まるではないでしょうか。
少しきつい言葉で言いますと、危険極まりない情勢が目の前に来ているとき、これを放置しておくことは政者の怠慢であり、事は急を要しておると思います。一刻も早く、地域の子どもたちを地域ぐるみで守り、住みよく安全なまちをつくる宣言をしたらいかがでしょうか。
そこで、目指すものは、実践目標としては、地域ぐるみで子どもを育て、地域ぐるみで子どもを守ろう。それを実現するために、地域ぐるみの愛の一言運動を実践をしてはいかがでしょうか。
だれに対しても明るいあいさつをし、心を込めてありがとうございますという愛の言葉をかける。そうすることによって、地域の自分の周辺も明るく楽しい雰囲気に満ち満ちた、これが知立市が目指す住みよいまちではないでしょうか。
この運動を実現することが、安全で住みよいまちづくりの実践だと思います。この運動を市民挙げて実践しようということを、全市民に浸透し、実践して、広報活動を活発に行い、その運動を長期にわたって実践することを願っております。
御所見がありましたらお願いをしたいと思います。
次に、環境まちづくりの推進について、少し進めたいと思います。
愛知県において、環境と共生した住まい、まちづくりを具体的に推進していくためには、ここの県民、住民、供給事業者等の取り組み地域での取り組みを推進するとともに、これらさまざまなレベルで取り組みのネットワーク化など、横断的な取り組みやさまざまな取り組みの推進体制の構築など、総合的な取り組みが必要であると言っております。こうしたことから、境川流域で河川改修整備等が予定されておる猿渡川、法真川の改修工事、そして、先ほど申し上げた道路、公園緑地の整備におきましても、地域性を重視した上で、人間の生活を良好に、安全、創造するために環境負荷の軽減を図り、身近な自然環境と共生した、健康で快適なまちづくりをつくるよう強く要望するものであります。
1つ、ここで最後に御提言を申し上げるんですが、市長、いかがでしょうか。最後に環境エコワーク、市民の皆さんでやろまいということで、市街地、郊外に至るまで、生き物生息環境の質を現状より向上させること、残された貴重な自然を適切な維持管理により、量、質ともに保全すること。それぞれの地域にふさわしい手法で、水と緑を保全し、生き物の生息環境を回復、創出することにより、生き物を呼び寄せ、種の多様性を高めること、最後にさまざまな主体の連携による、身近な自然に触れ合う機会や場所の保全、創出を通じて、人間と自然との共生を図る。こうしたエコアップ。一歩でも前に進むように、皆さんで真剣に取り組んだら、よりよい、この環境のよい、そして、防犯にも同じようなことが言えると思いますが、いかがでしょうか。
以上で終わりたいと思います。よろしくお願いをいたします。
ありがとうございました。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
2問目の方では、上重原の駐在さんの方の活動の紹介の中で、犯罪マップの存在を教えていただきました。私も、今回初めて知ったところでございます。
今までの統計によりますと、どうしても数字的な統計が中心でございまして、トータルで何件と言うようなことで、ちょっと抽象的な表現になってしまうわけでございます。一応、最近の資料でも、せいぜい学区でいいますと、市内では知立小学校区と知立西小学校区が街頭犯罪が非常に多いというようなことは聞いておりますけれども、具体的な、いつ、どこで、どんなような犯罪が起きたかというようなことについては聞いておりませんので、これから少し、また警察に相談をかけまして、そういうことができるかどうか、また協議をしてみたいと、こんなふうに思っております。
それから、パトロールの方の実態でございます。
区長会につきましては、つい最近、区長会としてスタートしたばかりでございますけれども、各町内ではそれぞれ歴史のあるところもございますし、今回のパトロール隊の発足にあわせてやっているところもあるようでございますけれども、これこそ、まさに各地域さまざまでございます。それぞれの地域の実情にあわせたスタートをしているかと思います。
それから、シルバーにつきましては、一応、昨年の発足時には、一応、週1回程度、2時間ぐらいを市内をパトロールしていきたいと、こんなようなことを聞いておるところでございます。
それから、自動車の盗難の関係の、協会の方から情報が入っているかどうかということにつきましては、私につきましては、承知をしておりません。また、担当の方に来ているかどうかについて確認をしてみたいと、こんなふうに思っております。
それから、宣言の問題が出ております。市民の誓いの中に、犯罪のないまちをつくりますというような格好で宣言がしてありますので、それに、またそういう宣言が必要かどうかにつきましては、また協議をいたしまして、検討してみたいと、こんなふうに思っております。
以上かと思います。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
学校における児童の安全確保についてお答えします。
フェンスの忍び返しだとか、あるいは、振動感知センサー等々、いろいろ貴重な御提言を賜りまして、ありがとうございます。今後、学校施設の新築、あるいは増改築等を進める際、御提言の件も含め、研究し、可能な限り配慮をいたしてまいりたく存じます。
以上です。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
環境の問題で1つ落としがありましたので、御答弁させていただきます。
先ほど、水と緑と生き物の共存というようなところで御提言がございました。現在、いろんなところでこういうことが、活動が着手されておりますけれども、こういった視点でもって、これからも行政を進めてまいりたいと、こんなふうに思っております。
○議長(三浦康司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
環境まちづくりの推進ということでございます。
猿渡川の改修についてというお話がございまして、猿渡川につきましては、一応、三ッ叉橋が完了したということで、今、現時点、平成16年度で三ッ叉端の上流ですね、右岸護岸堤をやっていきたいというふうに聞いております。
また、明神橋の下流で、サイフォンという現場が今度出てきまして、それに関します代替のポンプの詳細設計、あるいはまた用地測量、あるいはまた、平成17年度に用地買収、18、19年度でポンプに関連する事業の実施ということで、まだ四、五年はかかるというふうに聞いております。それ以降に順次しゅんせつをし、完了予定だというふうにも聞いております。
できるだけ早い完了をお願いしていく予定でございます。
また、法真川につきましては、今現在、419号、平成15年度で419号の交差点改良というものについての実施設計を、今、取り組んでいただいております。もうじきでき上がるかと思います。それに伴いまして、法真川も同時施工というふうに一応聞きまして、今現在、立ちにして高さが2メートル20、幅員にして1.7メートルだと思いましたが、そういう改良工事でやっていくということで、今年度、平成16年度で私どもも予算を計上させていただきまして、取りつけ工事をやって、暫定の改良をしようというふうに計画しております。
以上でございます。
○議長(三浦康司)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
学校や通学路の領域性と監視性を高めることは、子どもたちの安全確保をする上で、とても大切なことだと思っております。知立中学校では、校舎周辺に植えられておりました小高い樹木を回りから見えやすいように切っております。それにより、外からの監視性が大いに高まったと感じております。
御提案につきましては、各学校とも話し合っていきたいと思っております。
また、総合的な学習の時間等の活用で、地域安全マップの作成を子どもたちの生活安全教育のためにという御提案がございました。各学校へも紹介してまいりたいと思っております。
以上であります。
○議長(三浦康司)
永田市長。
○市長(永田太三)
所見があればということでございまして、この犯罪関係につきましては、いろいろ御尽力をそれぞれの立場でいただいておりますけれども、とりわけ今、事例としてお話のございました上重原駐在の件でございますが、このように地域としての不安な箇所を明示すると、こういうマップにつきましては、確かに重要な1つの施策であろうと思っています。これらが全市域に展開できるかどうか、一度、部長が申しましたように検討してみたいと、このように思います。
また、エコアップの話がありましたが、確かに自然を逆に破壊してはいけないという、そういう箇所。この御指摘もあったわけでございまして、いきおい、担当部長としては、とにかく流れをよくしようというようなことばっかりだとか、あるいは、災害から守ろうというようなことばかりを頭に入れておるわけでございますが、今のお話は、それはそれとしてきちっとやり、一方では環境保全をいかにする、そういう改良が必要であろうというふうに、私も同感であります。
以上であります。
○議長(三浦康司)
これで、18番 杉原議員の一般質問を終わります。
ここで、10分間休憩とします。
午後2時44分休憩
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午後2時56分再開