○議長(三浦康司)
ほかに質疑はありませんか。
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
歳入と歳出、同じかかわるわけですけれども、一応歳入のところで示しますと25ページ、緊急雇用の関係の減額があります。労働費補助金ですね。
103万6,000円、こういう減額となっております。
今年度も教育委員会やら、また生活課などでも緊急雇用のこの予算を使っての事業が行われたというふうに思いますけれども、このマイナスについての御説明を伺いたいと思います。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
15年度の緊急雇用事業につきましては、5事業を実施をいたしました。そこの中で特にパソコン講座、これは教育委員会の所管でございますけれどもパソコン講座と、それから、生活課の方の所管をいたします生活安全対策事業、こちらの方で入札の差益が生じましたので、こちらの方を減額をさせていただきました。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
生活安全対策、パトロールをやっていただく予算ですね。こちらで差額が生じたということですか。
パソコン関係、教育委員会の関係では満額執行したと、こういうことですか。今の御説明は。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
パソコン講座と、それから生活安全対策事業、この2事業においてたくさんの入札差益が生じたということで減額をさせていただくものでございます。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
生活安全の対策というところでは、警備保障会社との関係で入札を行って差益があったと。
このパソコン講座というのは、学校のではないわけですね。教育委員会の関係じゃなくてということですか。これも入札で行う。そういうことですか。ちょっと説明を加えてください。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
このパソコン講座につきましては、緊急雇用の関係で行わせていただき、当初は694万1,000円ということでございましたが、最終的には630万円で済んだということで64万1,000円の減額をさせていただいております。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
教育部長、これは講座ですから、社会教育の方で行った講座ということで、それはどこに入札というか、お願いをしたわけですかね。これは講師を派遣していただくということをやったんですか。入札という形でやったわけですね。
教育委員会が図書指導助手といいますか、それも緊急雇用ということで10人置いていただいていますよね。それはそういう形ではなく、当初から教育委員会の人件費ということで雇用をし、パソコン講座については入札でお願いをしたということでしょうか。もう少し詳しく教えていただけますか。
こういう予算は一応広げればもっと使えるということにもなるんじゃないかと思うんですね。差益ということで、途中からでも、じゃあパトロールの人をもっとふやすとか、人数をふやすとか、そういうことだって全体ではできるんじゃないかと思うんですけれども、その辺のところが100万円残したということではひっかかって聞いているわけですけれども。教育委員会の契約の仕方について、いま少し御説明ください。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
当初、先ほど申しましたように緊急雇用で694万1,000円ということでございましたが、年度当初に24講座というようなことで講座の契約をさせていただきました。その結果が先ほど申しましたように630万円ということで、今回64万1,000円の減額という形で御理解いただきたいと思います。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
だから、これは入札という形をとったんですか、これは。警備保障との関係はわかるんですけれども、入札ね。このパソコン講座の先生というのを派遣していただくのに入札という形をとったということですか。24講座が減ったということじゃないんですよね。講座の予定はそのとおりやって、どこと契約を入札という形でやられたのか、その辺を聞きたいんですけれど。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
契約先についてはちょっと今、ここに資料を持ち合わせておりませんので、続けてほかのところをやっていただく間で答えさせていただきたいと思います。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
それから、生活安全の対策も途中からでしたね、これは。9月議会ということで途中からでしたので、入札の差益というものを生かすという点でどのくらいできたかわかりませんけれども、今はこれに関していうと、2人の方が団地の周辺を土・日、6時から9時でしょうか、回っていらっしゃるということで、この間、ばったりお会いしまして話す機会もあったんですけれど、4人の方が交代で1回には2人ずつでペアで回って、交代ですから4人の方が一応かかわってみえるということですね、これは。
それで、これについても私、いいんですけれども、どういうふうにお願いしているのか、何を警備といいますか、見回りをしてもらうというふうにお願いしてみえるのかよくわかりませんけれども、回るコースも含めてですよ。これはちょっといまいちお知らせいただけますか。
たまたま車上ねらいだとか続いたんですね。空き巣というものも続いたんですね。昭和区域で続いたんです。だけど、そういうのは始まってからどんどん出たものですから、何か効果があったのかなという感じがとてもしているわけなんですけれども、どういう契約内容でお願いしたのか伺います。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(野々山文夫)
すみません、水を差すようで。
契約につきましては、1社入札ということで安城のNPO愛知というところと契約を結ばせていただきました。1社随契ということ。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
生活課の方でやっております緊急雇用対策事業の関係でございますけれど、確かに9月補正の方で急遽させていただきました。昭和地区を中心にいたしまして、11月から3月までの今月いっぱいですけれども、5カ月間週2回、2名1組でもって3時間ほど行っていただいております。毎週土・日ということでございます。
この周辺の普通のパトロールでございますけれども、パトロールの折に不審車両を見つけたり、異常を見つけたら警察なんかに連絡をするというようなことでやっていただいておりまして、今まででいきますと、何ていうんですか、何かそういう不審なあれがあったようでございまして、外周の中を基本的には回っていただいているというのが現状でございます。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
教育部長の方はわかりました。随契ということでここまで下げてもらったということですけれども、こういうところが幾つか派遣先があって、入札ができるのかどうか、これも今後こういうものが何回か機会があれば、講座という点ではいろんな機会もあるでしょうから、こういう会社があって人材派遣ということですね、これも。これもできれば随契というんじゃなくて入札という方向をこれからは探っていただきたいなというふうには申し上げておきたいと思います。
生活安全ということでのパトロールは、団地内をお願いしたということですか。外周内ということはバス通りから中をお願いをしたと。異常という報告があって、具体的な何か成果というかあったのでしょうか。
それから、この周辺のそのような車上ねらいとか、それから空き巣とか、そういう件数については掌握をされていらっしゃいますか。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
まず、巡回するコースでございますけれども、外周より中というような格好でもってお願いをしてございます。
それから異常の関係につきましては、ちょっと今、手元の方に資料がございませんけれども、たしか以前言いましたパトロールの関係の記録を見ましたら、そうした不審車両があったということで警察の方に連絡をしたというような記憶がございます。
空き巣については、私の方は承知をしておりません。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
警察の方から防犯パトロールのことをいろいろお話も来たりして、区長会の方もそれを立ち上げるということを決めたようなことを聞いております。うちの区長からもいろいろ話は聞いておりまして、いよいよ来年度からうちの町内でもやらなくてはいけないのかなということを区長が言ってみえるんです。
絶対だめとか、そういうのじゃないんですけれども、それにしてはそういう情報を市がきちんと押さえていないというのは不思議に思うんですね。テレビや新聞やそういうところで大騒ぎしているからやるんだというような感じがしまして、もっともっと現実に毎日市民の中で何が起きているのかということについては、警察との連携がそこまでないのかというふうで私は不思議に思うわけですけれど。
うちの周辺だけでも連続して3件空き巣に入られたというケースがあるんですね。ちょうど国道1号線からダイアナというパチンコ屋さんのところからずっと安城に抜ける道、あの周辺でもう連続3件たたたっと。少し前にもやはり入っていますから、そこだけで4件入るというようなことがありましたし、町内の中の方でも、中の道で非常に見通しの悪いお家、庭がしっかり囲まれているお家、そんなようなところで2件入られているということで、身近にも大変あるんですよ。そういうことがどうして把握されないのかなというふうに思うんですね。警察と何かかんか、いろいろと話し合っているようですけれども、一般論ばかり語っておられる。ですから、空き巣という点では、ある意味団地の中での空き巣というのはほとんど聞いたことないですよね。路上で何かやっているかな、何か不審な人が集まっているみたいな、そういうのはあるかもしれないですよ。でも、それは不審というよりもブラジルの方が楽しく集っているというのも含めて言っておられる方も多いんですけれども。
だから、どこか視点がずれていないですかという感じがするんですね。その点、どんなふうにお考えてですか。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
中島議員さんの近くの空き巣についてはちょっと承知をしておりませんけれども、私の方は最近になりまして非常に気がつきますのは、警察からの犯罪の情報が非常にたくさんになりまして、実は部長会議では今までこんなようなこともなかったわけでございますけれども、月ごとに警察の方から知立市内と、それから安城市内の犯罪の発生状況なんかも資料をいただいておりますので、その資料については、現在、部長会議なんかでは説明をしているわけでございます。
そういう中でやはり感じるのは、警察の方もやはり最近の犯罪の多発傾向に非常に危機感を持ってみえるような感じがいたします。万たびいろんなことで言ってみえますし、今回の区長会のパトロールについても相当警察の方からのてこ入れもございまして、スタートにこぎつけたわけでございますけれども、私どもの方の立場といたしましては、ある特定の地域というよりも、むしろ全市的にどういうようなことが1つの傾向としてあるのか、それが現在こういうようなことをすればいいというような施策に通じるのかというようなことが中心でございます。
ちょっと部分的な部分については承知しておりませんので、まことに申しわけないと思いますけれども、少し視野を広げてそういうものを取り組むというようなことで今まで来ておりますので、目こぼしがあったかもしれませんけれども、少しそれについては十分に反省をしていきたいと思っております。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
市民に対して不安をやたらにあおるというような私はやり方は、余りよくないなというふうに思うんですね。やはり、的確な情報と、それから的確なパトロール、また警察がやるべきこと、こういうことをきちんと仕分けをしてもらいたいという思いがいたします。
空き巣等についても、1つの入る方の方からいえばマニュアルがあるような、こういう家には入りやすい、なるほどと思うところばかりやっぱり入っているわけですよ。なるほどと思うようなところへ入っちゃっているね。一本裏のちょっと新しい家にぽんと入って、電化製品まで持っていっちゃうとかいうことがあって、それも昼間堂々と行われてしまうとか。ですから、むやみやたらに夜間に町内の方々が歩くだけというのは、大変これはどうなんでしょうという疑問を感じます。本当の犯罪防止というのはどういうことなのかということをきちんと分析をしてやらないと、もう何しろ下手な鉄砲数打ちゃ当たるというふうで、みんながわあわあ、わあわあとパトロール隊になってする、それを抜けて上手にまた犯罪が行われる、こういうことが私は予想されるというふうに思います。この時間にパトロール隊が来るよと、前、うちの区長とも話し合って、決まってりゃ、それが通り過ぎてから入るわねと、こういうようなことも含めて言っていまして、ですから、向こうも、敵もさることながらという感じになってくるわけで、本当いったら、やはり警察のパトロールカーが常時回ってくださるようなことももっとお願いしたいというふうに思うんです。
いかがですか。的確な対応の仕方についての研究方針、それと、パトロール機能の強化という点でも、少し前の議会で退職OB警察官の方たちが小型パトロール、本物というか、正規の警察官のパトロールよりもちょっと小型のパトロールカーですね。あれでちょっと回りますよという話を前に伺いましたよね。そういったことでも本当に大きな効果があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、パトロールカーで本当に回っていただくということも強化していただく。こういうこともどういうふうな話し合いになっているのか伺いたいと思うんですけれどね。2点。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
まず、地域でのパトロールのあり方でございます。これにつきましては、実は各31の現在町内が市内にはございますけれど、それぞれの地域に合ったやり方をしていただいておりまして、私の方でこういう格好でやってくださいというような指導はしておりません。それぞれの地域の中では古い歴史もあるところもございますし、今回の区長会のパトロール隊の発足に合わせてスタートしたところもございます。いろんなやり方があるわけでございまして、私の方はこういう格好が一番いいというような格好で強力な指導はしておりませんので、その地域、地域の中で工夫をしていただいて、やっていただいております。
今、お話がありましたような余りマンネリ化するようなパトロールというのはいかがかと思いますけれども、ぜひ地域のやってみえる方にそんな声を届けていただきたいなというふうに思います。
それから、警察の関係でございます。確かに私も幹部交番に何度か行きましてお願いをしているのは、やはり制服の警察官だとかパトカーがいると私どもももちろん安心しますけれども、犯罪をしようとする人にとってもやりにくい環境になりますので、ぜひそういった顔を地域の中に見せていただきたいということを再三にわたってお願いをしておりますし、これは幹部交番の署長さんの方も相当努力していただいておりますので、以前よりは多くなったんではないかなというふうに思っております。
きょうの議論につきましても、また議会終了後、その声を警察の方に伝えていきたいと、こんなふうに思います。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
市としては町内の防犯パトロールについては方針としてやってもらっているわけじゃないということを前も言っていらっしゃった。警察からのてこ入れというのがあるけれども、警察も別に特に指導はするけれども警察がやらせるわけでもないというような両方の関係が前の議会でも言われました。結局のところ、地域の方々にお任せするんだよと、やり方も、そういうことに。結局、でも私どもから見れば、やってほしいということを相当強力に上から言ってきて、やり方はもう全部お任せですよというようなのは卑怯じゃないですか、それは。実質的には上から仕掛けてやらせているんですよ。町内でもいいですよ、もちろんそういう意識を持とうという積極面があるわけだから、それを自主的なものではないとはもちろん言いませんよ。だけれども、市や警察もやってほしいと言っている以上、安全なまちづくりといっている以上、ある程度のノウハウやら、地域の状況ももちろん含めてですけれども提供して、効果の上がるということについてやらなければならないと私は思います。そのためには、もう少し犯罪の具体的な、犯罪が多い、多いということを言われますけれども、具体的にじゃあ何をどう注意すればなくなるのかという、そういう分析をしていただいた上でパトロール隊の方針を研究するというふうにならなければ、何か、ただ、ただ決められて、きょう当番だから歩いてくるわと、散歩してくるわというふうでは、またまずいと思うんですね。その辺は本当にはしごをかけて、登ったらとっちゃうみたいなやり方でなくて、きちんとした援助をしていかないとだめじゃないかなということを思います。
パトロールについてはお願いしているけれども、現在、何台が知立のために夜はこういう方針で強化しているということはわからないんですか。空いた時間に回りますという、この範囲でしょうか。ちゃんとその辺をパトロールということで位置づけてやっていただくと、住民が回っている、警察官も回るというようなタイアップした取り組みでなければまずいんじゃないですか。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
まず前半の方の防犯活動に対する指導と、それから自主性という関係でございます。私の方につきましては、一般論といたしまして、防犯活動の重要性というのは認識をしているわけでございますけれども、それぞれの地域の実情というものがございます。区長会なんかの中でも以前から話があるわけでございますけれども、パトロール隊という格好でやっぱりスタートをするところもありますし、それから、地域的にはそんなに危ないところじゃないから掲示板なんかに防犯の関係の情報を提供することによって、それがこの地域の防犯活動であるというふうに言われる方もございますし、それはそれでいいと思います。要はそれぞれの地域の実情に合った、地域の能力の中でやっていただくというのが一番必要かと思います。ただ、一般論としましては、こういう御時世でございますので、警察の方から得た情報につきましては積極的に地域の方に提供していきたいと、こんなふうに思っているところでございます。
それから、今、知立市内でどんなふうな警察の方が活動をやっているかということにつきましては、ちょっと細かいことは承知をしておりませんので、また、機会がありましたら本署なり、幹部交番に確認をしてまいりたいと、こんなふうに思います。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
その辺は警察からいろいろ話があるにしてはちょっと手落ちだなという感じがしますので、ぜひパトロールカーのパトロール行動についての強化をお願いをしていただきたいというふうに思います。
次に20ページをお願いします。
再び同じ部長さんになりますけれども、衛生手数料で、可燃ごみと収集運搬手数料が減額をされております。可燃ごみ等という、こういうことでありまして、中身はどのようになっているのか。これは可燃ごみと、それからプラスチックの方の袋と合わせた内容であるというふうにも見受けられますので、その点、御説明いただき、そして、可燃ごみ袋の方とプラスチックの方のごみ袋と、これはどのくらいの市民への供給になったのかという点を御披瀝いただきたいんですね。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
これにつきましては、12月補正でごみ袋の大を26万8,000枚の減をさせていただきました。そして、小の方を16万枚の増ということで、それからあと、プラごみの大を15万3,000枚の減で、金額といたしまして409万1,000円の減額調整を行いましたところ、10月から12月の販売状態からさらに減を見込みまして、ごみ袋の大で15万3,000枚、プラのごみ袋で13万5,000枚の減で、金額にいたしまして374万3,000円を減したものでございます。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
1つは可燃ごみ等というようなことで、こういう金額を込み込みでここに計上するというのは、政策的にやはり変えていかなければならないのではないかというのが1つですね。これは当初もそうだし、また来年度の当初もそうと。
可燃が減ればプラスチックがふえるという、この関係になるだろうというふうに思いますけれども、それはどういう傾向でなるのかということも把握するために、可燃ごみとプラスチックのごみを込み込みでこういう計上したりするのはよくないと思うんですよ。そうでしょう。プラスチックが進んだから可燃ごみがぐっと減って、可燃ごみ袋がこれは減った金額なんですよというふうなことがわからないといけないんですけれども、今言われたのは、取り立ててこっちだけということではないんですが。
そうしますと、この段階で最終的に可燃ごみ袋が何枚出たのか、それから、プラスチックが何枚出たのか、これは今、途中で減らした枚数だけずっと言われましたけれども、今一度その辺がわかるようにお示しいただけますか。こんなに減量になったよと。当初予算でもこれはいろいろ議論をしたところですけれども、このぐらいの可燃ごみの減量になったよということがもう少し明確になるような内容をちょっと答弁をいただきたいんですけれども。
○議長(三浦康司)
しばらく休憩します。
午後4時35分休憩
―――――――――――――――
午後4時36分再開
○議長(三浦康司)
休憩前に引き続き会議を開きます。
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
ちょっと現時点というのは出ませんので、大体の傾向だけお話していきたいと思います。
12月末の売り上げの枚数でございますけれども、大の可燃ですけれども218万9,980枚、そして小の可燃が51万2,440枚、それから、プラの方ですけれども52万5,910枚というようなことで、傾向としては可燃の中の小の袋の方が結構伸びていると。そして、プラの袋がちょっと伸び悩みかなというような傾向でございます。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
込み込みで計上しているという問題については、どんなふうにお考えなのか、この点についても伺いたいと思います。
今の数字ですけれども、可燃の大と小というところでいうと、プラスチックの始まる前の枚数と比較してどのくらいこれは減っている数字なのかなというふうにも思うんですけれど、これ決算ではありませんけれども、どのくらい減っているのかという傾向ですね。それが御説明がいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
まず、袋の分け方で、「等」という中でちょっとすべてを込み込みにしてしまって、そこの中でのプラごみと、それから可燃ごみの傾向がわかりにくいという問題につきましては、御指摘のとおりでございますので、またこの辺のところについては担当の方と相談しながら改善をしてまいりたい、こんなふうに思っております。
それから、今の数字につきましてはちょっとまだ手元にございませんので、またでき次第、御披露をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ごみの問題でいえば、常にこういう細かい数字の話になっちゃって、漠然としてふえた、減ったじゃいけないものですから、細かい質問をさせていただくことになるわけですけれども。こういう予算、減額というようなことで出た以上、この中身を知りたいのは当然でありまして、当初に比べてどうなんだということは、この時点で本来ならすっと出していただきたい数字だというふうに私は思います。
減量政策にいろんな方面で頑張っているんだけれども、その成果がいつも手のひらに乗っていないということでしょう。手のひらに乗っていないということなので、こういう姿勢については何とか改善してもらいたいな。細かい話で本当に申しわけないんですけれども、市民の努力に対してのやはり成果のほどが常に示されるような対応を私はお願いをしたいと、こういうふうに思うわけです。
減量意識を持っていくという上で、この予算科目の計上の仕方、改善を今、約束をしていただきました。当初予算では込み込みですが、また、当初予算の説明、審議の中でこれはそれぞれ幾らの予算なのだという説明も当初予算の中でぜひ今回もしてください。それで、それ以後のことについては分けた形できちっとやっていただくと、こういうことをぜひお願いをしたいと思います。
私ども、プラスチックごみ、これも大変かさばるということから、来年度の収集を月に4回ということでお願いをいたしまして、当局もそういう形での対応を決めていただきました。きょう、私、初めてこれは手にいたしまして、3月11日提出の資料ですね。こういうことで収集運搬のすべてのものの委託経費ということの説明の文書を出していただいたわけです。細かいところはきょういただいたので、そんなに深く入りませんけれども、一番最初のページにありますプラスチックの委託契約という点ですが、見ていただきますと15年度の契約実績、月2回ということで計上されてありますのが1,071万円ですか。月4回になりますと、これが2,974万8,000円になると、こういう内容になっておりまして、倍になります。約倍になります。倍弱ですけれどね。
ごみの量という意味では、もう断然半分になるという認識を持っているんですが、もちろん分別が進めば多くなる面はありますけれども、ちょっとこれは幾ら何でも、収集量が単純にいえば半分になるのに、回数が倍になるからといって倍になってしまうという契約はどうなんだろうかというふうに思いますけれども、その点、ちょっと解明していただけますか。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
今、言われましたように、15年度の契約実績でいきますと1,000万円ちょっと。16年度の予算につきましては2,900万円ほどというようなことで、月2回から月4回に変わるという回数の変更があるわけでございますけれども。15年度の方の1,000万円ちょっとの設計につきましては、人件費につきましては、運転士が2人、それから作業員3人と。また、日数については延べ48日間。車両についてはパッカー車が48台。それから、トラックが48台。それから、その他燃料費だとか、事務費とか、諸経費があるわけでございますけれども、そういった背景の中で設計を起こしまして、入札を行いました。
16年度につきましては、同じような方法でやっていきまして、延べの日数が96日になりますけれども、そこの中で人件費として運転士さん5人、作業員さん5人というようなことでふやしました。車両についてもプレスパッカー車が延べで192台、パッカー車が48台、トラックが96台というようなことの台数の増加を見込みました。それ以外に先ほど言いました燃料費だとか、事務費だとか、諸経費だとか、そういったもので一応2,900万円ほどの設計をしたわけでございます。
確かに月2回から月4回に変わるということで単純にいけば2倍前後ということでしょうけれども、実際に設計をやってみますとそんなようなことになりまして、逆にいうと、15年度の設計の組み方というのがやっぱり一番最初だということもございまして、随分無理があったのかなというような反省をしております。
16年度につきましては、こんなような格好で設計の基礎をつくっておりますので、これが一応対外的にも説明できる設計の金額ではないかなと思っているところでございます。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
先ほど、私は2倍と言ったけれども3倍弱ですね。3倍弱になっているということです。今、人数とか、日にち、パッカー車が何台とか出ました。日にちは倍になります。1回出ればパッカー車1台と、2回出れば2台と、こういう計算をされます。同じ1台が日にちを変えて出るわけですけれど、本当なら。ただ、1回出ると幾らというような形をとられる、この中身になっているようですね。
これ、もう少し詳しく全部見たいと思いますけれども、しかし、日にちは倍ですけれども、時間は半分なんじゃないんですか。時間は半分。2人と3人体制が5人と5人体制とおっしゃいますけれども、これ全部時間は半分という計算になるんではないんですか。燃料はずっと回っていくので、これは逆に倍になるかもしれません。運ぶ量は少なくても。でも、やっぱり量が少なければ、1回回れば済む、量が多ければ2回のところ、少なくなったら1回で済むと。量に応じるんじゃないですか、これは。
ですから、どれだけ仕事に携わっていただくのかという実働時間というものを、どういうふうにこれは反映されているのか、伺います。
○議長(三浦康司)
市民生活部長。
○市民生活部長(兼子弘高)
実際のこのプラスチック製の容器包装ごみの収集運搬にかかる時間につきましては、正確なところは把握をしておりません。ただ、そこに使われる人の数、それから車両の台数、それに伴う事務費だとか燃料費、そういったところで設計の基礎をつくったわけでございます。
○議長(三浦康司)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
一方では地方独立行政法人のところで本当に分社化して、そこで採算がどうのこうのということまでやれやれということの議論が非常にされている。私たちは単純にそれを推進することを支持しません。しかし、それとこれは余りにも逆の形のような気がしてならないんですね。
実働時間を調べていないと。1時間どのくらいかかるんだという、逆に積算でこれやらなければいけないぐらいじゃないんですか。こういうものをあわせて1時間幾らの経費なんだから、何時間出てもらうんだから、何時間と。たくさんの人を上手に回してやっていらっしゃるんで、これ5人になったからって1日かかるわけじゃないんですよ。ほかの仕事もまたやられるんですよ。それがあっちもこっちもダブって計算されているような気がするものですから、時間をはっきりつかむべきではないですか。どのくらいの経費なんだと。
市の職員でもこの仕事をどのくらいかけてやると、残業が多ければどうしてそんなに残業が多いんだ、そんな議論をやっているんですけれども、その時間は全然把握しないと。だめじゃないですか。
まるきり量が半分になるとした計算で、仮定して時間は半分でしょう。そういう計算が何で通用しないのかなって。3倍になってしまうと。理解できませんが。納得のいく根拠を示されたいんですね、これ。こんなにいっぱい書いて、見れば見るほど何か不思議な資料になりますが。余りここで長々やりたくないんですけれど、基本的なところは時間も把握していないんじゃだめじゃないですか。
もちろん、これは来年度入札、随契なんですか、もう決まっているんですか、これ。決まっていないでしょ。まだ来年度の金額なんて決まっていませんよね。これは当局がこのぐらいで望みたいという試案ですか。だったら、いろいろな意見も取り入れていただいて、どうするかということをこれから詰めていただけるわけですね。この資料の性格、今後のいつ、そういう値段を決めていくのか、契約をしていくのか、そのあたり明確にしてください。
○議長(三浦康司)
議案第8号の途中でありますが、お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(三浦康司)
御異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。なお、会議は15日、午前10時から本日に引き続き質疑を行いますので、御参集ください。
本日はこれで延会します。
午後4時51分延会