次に、22番 嶋ア議員の一般質問を許します。
〔22番 嶋ア康治登壇〕
○22番(嶋ア康治)
青少年の健全育成と、行政サービスについて、通告に従い簡潔に質問をしてまいります。
最初は、学校の安全についてお尋ねいたします。
AED自動対外式除細動器は、突然の心臓停止から人を救う機械です。
心停止のほとんどが、心臓がけいれんし、ポンプとしての役割が果たせない状態によるもので、この心室細動を正常な状態に戻すには、電気ショックが必要である。AEDは、心臓に電気ショックが必要であるのかを、瞬時に判断、解読し、心臓の状態を判断して作動するものでありまして、一般の人でも使える医療機器です。
学校へのAEDの配備の動きが進んできました。昨年7月、厚生労働省が医療従事者以外の使用を解禁したためであります。
高齢化社会の進展に伴って、心筋梗塞などの心疾患が増加の見通しもあり、人の集まるところに配置して、救急車の到着までに居合わせた市民が処置できれば救命にとって有効との判断。学校現場では、より安全性の高い学校づくりを共通の思いに、運動などによる突然死など万一の場合に備える学校も多く出てまいりました。
ことしは、万国博覧会においても活用され、2名の方が、とうとい命を救われたと聞いております。最近では、岡崎市が、今年度中に市内の小・中学校と、市役所、消防署、市民センターなどの主要施設に137台配備すると公表しました。
3点ほどお尋ねいたします。
1点目に、市内の小・中学校と、市役所、人の集まる公共機関にAEDを配置できないか。
2点目に、救命講習会などと合わせて、AEDの講習を実施することはできないか。
3点目に、消防法の防火管理者制度と同じように、各学校、各公共施設に有資格者を配置できないか。
次に、校内暴力についてお尋ねいしたします。
9月23日の朝日新聞の1面に、全国の公立小学校が2004年度に学校内で起こした暴力行為は1,890件で、前年度比で18%増、2003年も前年度比が27%増で、2年連続大幅増であるとしています。
文部科学省が9月22日に公表した内容に、子ども同士の器物破損の校内暴力は10%台の増加だったのに対し、教師に対する暴力は336件の過去最多で、前年度の253件から33%の増加であった。
中学生の校内暴力は減少し、沈静化の傾向が見えるのに、小学生の校内暴力は歯どめがかかっていない。そのほかの新聞にも一斉に報道されたのは、記憶に新しいところです。
3点お尋ねいたします。
1点目は、現場の教師の間では統計に出た数字は氷山の一角としとらえているようだ。教師は、ささいなことに腹を立ててキレる子どもたちへの危機感が強まっていると聞くが、知立市の状況をお披瀝ください。
2点目に、ある教師は子ども同士のけんかは日常茶飯事であると話されます。校内で暴れている高学年の児童に危ないからやめろと注意した先生にうっせ−とにらみ返している児童がいると聞きました。子どもは、教師が言い返さないことを知っていて、そのような態度をとっていると思います。
また、教師は難しい子どもたちを避けているのでは、児童の指導に迫力や情熱を教師が失いかけていないか、非常に心配をしています。現に、知立市内の小学校にも、乱暴な言葉を使う児童はたくさんいます。学校、教育委員会の取り組みを伺います。
3点目に、教育現場にCPI非暴力的聞き介入法が紹介されて有効であると聞くが、教育現場の取り組みはどうあるのか。
また、教育長にCPIについての所見を求めます。
次に、先の質問と重複しますが、通学路と防犯灯についてお尋ねいたします。
幼い子どもが、またねらわれた。広島市の郊外で、小学校1年生の女の子が通学路近くの空き地で段ボール箱に入れられて見つかった。
女の子は首を絞められ、殺された。どんなに恐ろしかったことだろう。警察官が見つけたときは、まだぬくもりが残っていたと報道されています。
昨年の11月18日を思い出さずにはいられない。奈良市で、やはり7歳の小学校1年生の女の子が、下校時に誘拐されて殺されました。毎日通う学校への道が、いつの間にか危険な場所になってしまった。
元気に登校してきた子どもを元気に返すことができず、大変申しわけなく思っています。小学校の校長先生が記者会見で語っていたように、子どもたちが普通に生活をする空間から、安全が失われたことを実感させられました。
広島市の小学校1年生の殺害事件から10日、幼い命が再び奪われました。栃木県今市市の大沢小学校1年生、吉田有希ちゃん。普段は、2年生の姉や上級生と下校するが、当日は木曜日であったため、授業の関係で1年生だけの下校であった。
児童の安全が改めて問われる。社会状況は大きく変わりつつある。いたずらに不安にとらわれることなく、子どもたちを守る方法を考えなくてはならない。
まずは、それぞれの地域で、急いで通学路の安全を再点検しなくてはいけない。我々は、安心だと思い込んでいる場所が大きな落とし穴ではないか、点検する必要があります。
4点お尋ねいたします。
1点目に、現通学路の安全性について、どのような方法と、周期で見直しがなされているのか、安心できる通学路であるかを伺います。
2点目に、通学路の街路灯は、どの程度の照明が必要と考えられているのか、教育委員会の考えをお伺いいたします。
3点目に、現在の小・中学校の通学路の街路灯は、充分であるのか。また、安全であるのかが確認がされてかをお伺いいたします。
4点目に、生活道路の街路灯の整備は十分満たされているのでありましょうか、伺います。
続いて、児童の下校について、お尋ねいたします。
知立小学校区の下校時間は、1年生、月曜日が13時45分、火曜日から金曜日は14時45分、2年生は、月曜日から金曜日まで14時45分、3年生は、月、木、金曜日が14時45分、火曜日、水曜日が15時45分、4年生、月、火、水曜日が15時45分、木、金曜日が14時45分、5年、6年生が、月、火、水、金曜日が15時45分、木曜日が14時45分、最終下校時刻は16時10分と聞いております。
3点お尋ねいたします。
1点目に、特に、低学年の子どもたちは、1人で下校させないというルールの徹底が必要ではないか。現況の学校の取り組みをお聞かせください。2点目に、低学年1年から3年生の下校時刻を3時45分にして、1年生の下校時間を3年生に合わせることはできないか。
3点目に、小学生全員の一斉登下校が考えられないか。
続いて、子どもの安全についてお尋ねいたします。
子どもは、個性が認められ、自分らしく生きる権利を初め、個人の尊厳を持った、かけがえのない存在であります。
子どもは宝、未来への希望であり、喜びや悲しみを共有する家族、友人、及び地域の深い愛情に包まれて、社会の一員として大人とともに今を生き、次代を背負ってもらうのです。
私たちの願いは、子どもが、家庭や地域のぬくもりと恵まれた自然の環境の中で、安全かつ快適に伸び伸びと遊び、学び、夢と希望を持ちながら生き生きと育つことを願うものであります。
そのためには、私たちは、日本国憲法を初めとして、世界人権宣言、児童の権利に関する条約等が定める、人が生まれながらにして持っている基本的人権の保障の精神と理念を尊重し、その上で未来の知立市をつくり、平和への願いと国際社会の発展の一翼を担う子どもの健全育成、子どもの健やかな成長を図るため、家庭、学校、地域、事業主及び市は、協動して子どもへの支援に取り組まなければならないと考えます。
そうした中で、子ども条例について、3点お尋ねいたします。
1点目は、子ども条例制定についての市長、教育長の所見を伺います。
2点目は、隣接都市、豊田市が取り組んでいると聞くが、知立市では条例制定は考えているのか。
3点目は、子どもの安全について、行政の今後の取り組みについて御披瀝ください。
続いて、小学校の給食時間についてお尋ねいたします。
島根県教育委員会は、県内の小学校教諭が長期にわたって、給食時間内に食べ終わらない児童に、素手で食べるように指導していたようであります。その問題を受け、小・中学校対象の実態調査を行った。小学校の低学年の給食時間については、6割以上の学校が短いがやむを得ない、また、小食、偏食、食べる遅い児童に対し、各校が配慮しているとしながらも具体的な指導方針が一向に解明されない状況が明らかにされました。
給食に確保されている時間は、準備に15分、食事に20分から25分、片づけに5分が多く、給食時間は40分から45分。低学年の場合を見ますと、実際には、準備に20分、食事に25分から30分、片づけが10分、55分から60分の状況であると考えます。現在、児童の食育について、多くの課題があるところです。
4点お尋ねいたします。
1点目に、当市の小・中学校の給食時間はどのような目的、意義を持って定められておられるのかを伺います。
2点目に、児童によって給食の食べる早さ、小食、偏食があると思うが、どのように指導されているのか、伺いたいと思います。
3点目に、低学年には時間をかけて食事をさせることが大切であると考えるが、どのような配慮がなされているか。
4点目に、給食の食べ残しについて、どのような処置がなされているのかを伺います。
続いて、生活リズムと健康についてお尋ねいたします。
体温は、1日のうちに0.6度から1.0度が変動します。日常生活では一般に、午前2時から4時の夜中が最も低く、午後3時から5時の夕方が最高となる一定のサイクルがあります。このような日内変動は、人が長年にわたって獲得した生体リズムの1つと考えられます。つまり、体温が低いときはぐっすり眠っている状態なのです。逆に高いときは、活動力が旺盛で、いろんなことが挑戦ができる時間帯です。昼の午後3時から5時、この時間帯が非常に活動の旺盛な時間帯なのであります。
今、この午後3時以降の時間帯で、遊び場がない、遊び仲間がいない、遊び時間がない、家でテレビやビデオを見る、テレビゲームに夢中になる子どもたちがふえてきました。せっかく体温が温まり、ウォーミングアップができている、体にとって一番調子のよい時間帯に、今の幼児、児童は十分に遊べなくなっているのです。
生活の中でも、体温が温まりウォーミングアップができていると、子どもたちはいろいろなことに挑戦ができます。そのときに、運動エネルギーを発散させ、情緒の解放を図っていくと、快い疲労が発現し、夜にはぐっすり眠ります。早寝早起きのよい生活リズムを身につけさせようと思うと、午後3時以降の遊び時間が大切に保障してあげることが重要なのではありませんか。
3点お尋ねいたします。
1点目に、児童の遊びについて、教育長の所見をお尋ねいたします。
2点目に、児童は学校の中では何時まで遊びや活動ができるのかを伺います。
3点目に、現在の児童の体力不足、何かをすればすぐに疲れたの発言を聞くが、この解消に、下校時間を下げて、児童の体温のよい時間帯に校内で遊ぶ機会をつくることは考えられないか。
続いて、幼児のヘルメットについてお尋ねいたします。
全日本交通安全協会のまとめた調査によると、幼稚園、保育園に子どもを通わせている保護者で自転車同乗時に幼児にヘルメットを着用させていないのは全体の95.4%を占めており、いつも着用させているという方は1.2%、時々着用させている1.4%。
日常、自転車に幼児を乗せている保護者を見ると、やはり、着用させていない人が多く、幼児が自転車を乗っている時はヘルメットをしているが、自分が幼児を乗せているときはヘルメットの着用は見られない。
3点伺います。
1点目は、保育園児の自転車に乗るときの指導はなされているのか。また、保護者に対して、乗せている幼児にヘルメットの着用を指導しているのかを伺いたいと思います。
2点目に、小学校低学年に、ヘルメット着用を指導されているのかも伺いたいと思います。
3点目に、中学校の自転車通学者に対して、ヘルメット着用を指導されているのかも、お尋ねしたいと思います。
続いて、休日の部活動についてお尋ねいたします。
1年を通じて、丸1日休めた日は、ことしはいつだったか。土曜日、日曜日を返上して部活指導に熱心に当たる教員もあるわけです。
埼玉県教育委員会がことしの5月、高校の教員を対象に休日の振りかえ制度を創設しました。全国的には、半日で1,000円あまり手当を出すだけで休日の振りかえは認めない自治体が多い中、新しい試みであります。だが、実際に活用するためのハードルが高いと聞いております。
また、中学校の部活動は教育的意義も多く、なくてはならない教育活動と思うが、また、文部科学省も指導要領改定に伴い、部活動のあり方を検討していると聞く。
3点お尋ねいたします。
1点目に、部活動の現状をお知らせください。部活動の指導に当たるについて、手当、または振りかえ休日等はあるのかないのかをお聞かせください。
2点目に、土、日の部活動の指導教員の振りかえ代休と活動の手当は支払われているのか。支払われているとするならば、幾ら支払われているかをお伺いいたします。
3点目に、指導要領の改定に伴い、代休制度は可能なのか、教育長の所見を伺います。
次に、2問目の行政サービスについてお尋ねいたします。
最初に、PFlについて伺います。
民間資金と経営能力を活用した、社会資本整備PFIを用いて、施設整備を進める自治体がふえてまいりました。設計、建設、維持管理、運営一体の事業として契約実施することで、予算の削減をねらっている。当市のPFIの導入計画をお尋ねいたします。
続いて、図書館のビジネス支援サービスについて、お尋ねいたします
日本図書館協会理事の常世田良さんは、欧米の図書館では、既に、ビジネス、医療、法律が利用者サービスの3本柱になっていると話されます。
そして、今の時代にはビジネス支援は欠かせないはず。ただビジネス書を並べればよいというわけではなく、利用者が専門的な機関や情報にたどり着けるようにすることが大切である。地域経済の活性化のためにも、図書館が役立つということを知ってほしいと話しております。
また、現在、全国で30館以上が取り組みを始めていると聞きます。当市の図書館も、ビジネス支援に乗り出してはいかがと思う。図書館の仕事の守備範囲の拡大を図ることはできないか、お尋ねいたします。
続いて、企業広告についてお尋ねいたします。
豊田市は、発行書類を入れてもらうために、市民課や支所などの窓口に置いてある封筒に、企業広告を入れることにしたと聞く。来年3月から実施し、年間100万円の経費の削減を図ると聞いております。
現在、全国では、東京の23区のうち7区、大阪市、福岡市、千葉市など、220自治体が企業広告入りの封筒を使っているそうです。県内では、一宮市なども導入されていると聞きます。
知立市も採用してはと提案しますが、検討いただけるかお尋ねいたします。
また、広報ちりゅう等、他の発行物についても検討されてはいかがなものでしょうか。お尋ねし、通り一遍の答弁ではなく、心のこもった答弁を期待し、1問目の質問を終わりといたします。
〔22番 嶋ア康治降壇〕
○議長(杉原元司)
ここで、10分間休憩します。
午後5時09分休憩
―――――――――――――――
午後5時20分再開
○議長(杉原元司)
休憩前に引き続き会議を開きます。
石原教育長。
○教育長(石原克己)
青少年の健全育成について、幾つかの御質問をいただきましたので、答えさせていただきます。
まず初めに、学校の安全についてのお尋ねをいただきました。
1点目のAEDの小学校等への配備についてでございますが、刈谷市におきましても、学校等への配備の検討がなされておると聞いております。
知立市教育委員会といたしましても、とうとい命を救うことができる装置ということで、学校等への配備につきまして、関係部局と相談しながら検討していきたいと思っております。
2点目のAEDの講習についてでございますが、教育委員会では、毎年、心肺蘇生講習会を開催しておりまして、本年度も6月1日、中央公民館で、市内小・中学校と、市内私立幼稚園の教員21名、加えて知立中学校の水泳部の生徒18名が参加して、知立消防署員の方から人工呼吸と心臓マッサージのやり方を指導していただきました。その折に、署員の方からAEDの使用法についてのお話と、実技をしていただきました。
今後は、講習の中に、参加者が実際にAEDを使ってやってみるような講習を取り入れていく方向で検討していきたいと思っております。
3点目の有資格者の配置についてでありますが、AEDが各学校に配備されるということになれば、AEDの講習を受けたものが学校にいれば安心度が増しますので、講習会の開催等について実施をしていきたいと、こんなふうに思っております。
次に、校内暴力についてお答えいたします。
まず、1点目の本市の現状についてでありますが、文部科学省では、暴力行為を自校の児童・生徒が起こした暴力行為と定義しまして、対教師暴力、生徒間暴力、対人暴力、学校施設・設備等の器物損壊の4形態に分類しております。
そこで、本市の状況でございますが、平成15年度、16年度とも、市内の小・中学校から暴力行為についての報告はございませんでした。また、本年度も、10月末現在、暴力行為の報告は受けておりません。また、市内の小学校から、危機感を感じるという事例の報告も聞いておりません。
ささいなことで腹を立てる子どもはいますが、先生方は包み込むように対応して、その子の心を和らげるなどして対応をしております。
次に、2点目の乱暴な言葉を使う児童への取り組みについてでありますが、こうした言葉を使う児童の背景には、人間関係の希薄さがあるのではないかと思っております。家族や友達、教師を含めた人間関係の希薄さが、言葉としてあらわれるのではないかと考えております。
そこで、思いやりと温かな雰囲気のある学校づくりや、教師の共感的な理解などにより、相互の信頼関係を築くことが大切であると考えております。
各学級においても、児童と児童、児童と教師の好ましい人間関係づくりに努めております。
続きまして、3点目のCPIについてございますが、CPIの手法は、暴力行為に対する指導過程を4つの段階に分類し、それぞれの段階での暴力行為に対して暴力を使わないで対応していく方法であり、児童を追い込まず、多くの職員、あるいは学校全体で対応する方法と認識しております。1つの対処法として、大いに魅力ある方法であると考えております。
また、児童一人一人と接する教師の力量を高める方法としても有効であると思いますので、今後、研究していきたいと考えております。
次に、通学路と防犯灯についての御質問でございますが、私の方から、1点目の通学路の安全性についての見直しについて、お答えをさせていただきます。
通学路は、児童・生徒が登下校に使用する道路で、安全が確保されなければなりません。そこで、学校では、保護者と協力して、地域の実情に即しながら、安全な通学路かどうか、毎年通学路を見直しております。
また、状況の変化によりまして、安全性の高い通学路に変更し、児童・生徒の安全確保に努めております。
次に、児童の下校についてでございますが、まず1点目の低学年の子どもたちは1人で下校させないというルールの徹底について、お答えさせていただきます。
各学校とも、児童の安全確保のため、なるべく集団で下校するように指導しております。学年によって授業時間が違いますので、下校時刻も異なってまいります。
ほとんどの学校が、学級ごとに、ばらばらにならないよう、学年別の集団下校や複数学年による集団下校に配慮しております。
学年の先生が集合場所に学年の全児童を集め、防犯や交通に対する安全指導を行いまして、あるいは、交通安全標語を唱和している学校もございます。帰宅方向が同じ子どもは、一緒に帰るようにも指導しております。下校途中に1人になる区間が長い児童や、防犯上の危険箇所を下校する児童は、上級生が下校するまで待機させている学校もあります。
次に、2点目の、低学年の下校時刻を3年生の下校時刻に合わせることはできないかということでございますが、学校における授業時間は、それぞれの発達段階に応じて定められておりまして、学年が進むにつれて多くなってきております。
1年生や2年生にとりましては、発達段階から見て、3年生の下校時刻の午後3時45分まで学校で過ごさせることには問題があると考えますので、一度学校とも相談してみたいと思っております。
次に、3点目の一斉下校についてでありますが、登校時は、知立東小学校を除き、すべての小学校で通学班登校をしております。一斉下校に関しましては、先ほどお話ししましたように、学年による発達段階の違いから難しい面もあります。
しかし、どの小学校も、年度初め、長期休業の前日など、一斉下校をして通学路の安全を確かめております。毎月1回実施している学校も2校あります。
また、学校におきましては、下校時刻をできるだけ大きな集団になるように調整している学校もあります。知立南小学校では、ベル下校という方法を設け、先生がハンドベルを鳴らす、1日数回の決められた時刻に下校させております。ベル下校の時間以外は帰宅しないこと。高学年が低学年を守れること、帰宅する方向ができる限り大きな集団となることに配慮して、帰宅させております。
各学校がそれぞれの地域の実情に応じた防犯上安全な下校の一層の工夫をしていただけるよう、話してまいりたいと考えております。
続いて、子どもの安全についてでございます。
初めに、子ども条例制定についての所見をということでございますが、子ども条例は、子どもの幸せを約束するための取り決めを設けること、つまり、子育てに関する基本理念を定め、保護者、地域住民、学校、事業所、市の責務を明らかにして、安心して子どもを産み育てることができ、子どもが等しく健やかに成長できる社会の実現に寄与することを目的としております。
子どもの安全に関しましては、市の責務として、子どもが健やかに育つための安全で良好な環境の創出、及び維持に努めることを規定するものであります。そのためには、1つ目として、子どもを安心して産み育てることができる環境づくり、2つ目として、子どもが伸び伸びと育つ安全、安心な環境づくり、3点目として、子どもの人権を守る環境づくり、こうしたことを掲げていることが大切であると思っております。
今のところ、こうした子ども条例の制定について考えておりませんが、豊田市では今年度、市長部局、子ども部の次世代育成課が、子ども条例検討委員会を立ち上げまして、今年度中に条例の基本的な考えをまとめ、パブリック・コメントにかけ、平成17年度には子ども条例を制定する予定であると聞いておりますので、参考にしながら考えていきたいと思っております。
次に、小学校の給食時間についてでございます。
まず、1点目の給食時間の目的と意義についてでありますが、給食の時間の目的は、楽しい会食を通して、豊かな心情と好ましい人間関係を育てたり、食事のマナーを体得させ、望ましい食生活や、食習慣や、態度を身につけさせたりするものであります。
そして、生涯にわたって健康で生き生きとした生活を送ることを目指し、児童・生徒一人一人が正しい食事のあり方や、望ましい食習慣を身につけ、楽しい食事や給食活動を通して、みずから健康管理ができるようにするとともに、豊かな心を育成し、社会性を涵養する、こうしたところに意義がございます。
次に、2点目の給食指導の現状についてでありますが、すべての小・中学校では、準備15分、食事25分、後片づけ5分の45分が給食の時間として確保されております。
その中で、早く食べてしまう子もいれば、時間をかけて食べる子もおります。また、おかわりする子もいれば、少ししか食べられない子もおります。嫌いなものは食べないという子どもなど、いろいろな子どもがおります。そうした子どもへの指導の方針は、先生によってまちまちなのが現状であります。
今後は、各学校でよく話し合っていただき、給食の時間の共通の指導指針を作成していただくよう、指導してまいりたいと思っております。
次に、3点目の低学年の児童に対する食事の時間の配慮についてでございますが、御指摘のように、低学年では時間をかけて食事をすることが大切ですし、実際時間もかかります。入学して2週間も過ぎれば、給食指導が始まります。何もかもが初めてのうちは、時間がかかります。
そこで、各小学校では、時間割を作成するときに、4時間目の授業教科を考えております。食事時間をしっかり取れるように、4時間目の授業を少し早めに終わり、準備をし、給食時間の流れを示しながら、時間をかけて指導しているのが現状であります。
4点目の、給食の食べ残しの処理についてでございますが、残したパン、残飯や残菜は、入っていた食缶に返しています。そして、給食センターに運ばれ、その日のすべての学校の残飯や残菜の量をはかり、その後、業者が可燃ごみとして刈谷市に運び処理されております。
次に、生活リズムと健康についての御質問でございますが、まず、1点目の児童の遊びについての所見ということでございます。
子どもにとりまして、遊びは人間の精神発達段階において欠くことのできない日常の活動であります。子どもは遊びに夢中になることで、人間性、社会性を磨きながら、全人的な発達をしていくと、そのように考えております。
2点目の、学校の中で何時まで遊びや活動ができるかということでございますが、それぞれの学年に応じて下校時刻は決まっておりますので、それまでは遊びや活動ができます。
放課後、校庭開放をしていますので、帰宅してから愛のチャイムまで、もう1度学校へ来て遊ぶ子どももいます。また、学校に隣接している児童センターを利用している1年生から3年生までの児童は、センターの先生と一緒に運動場で遊んだりもしております。
3点目の、児童の体力不足の解消のために下校時刻を下げて、児童の体温のよい時間帯に校内で遊ぶ機会をつくることは考えられないかということでございますが、下校時刻を遅くすることは、子どもの安全や各個人の帰宅の計画、例えば、習い事、家の手伝い、スポーツ教室、塾等がありますので難しい面もありますが、一度、学校で保護者を交えて話し合っていただくようにしたいと思っております。
次に小学校低学年のヘルメットの着用についてお答えいたします。
小学校におきましては、自転車に関しての具体的な取り組みといたしまして、低学年を対象にした自転車乗り方教室を実施しております。警察官や交通指導員等を招いて、自転車の運転の技術、ルールやマナーなどを指導しております。その折に、ヘルメットの着用も指導しております。
また、各学校では、通学班会や一斉下校、全校集会時等において、必要に応じて指導をしております。
次に、中学校の自転車通学者に対してのヘルメットの着用指導についてでございますけれども、中学校の自転車通学者に対しましては、年度初めに、交通ルールやマナー、ヘルメットの着用などについて指導をしております。また、必要に応じて、現場での立ち番指導なども行っております。
自転車通学は許可制となっておりますので、ルールやマナーを守れない場合は許可を取り消すこともあります。
今後も、各学校で安全指導を強化するとともに、家庭地域との連携強化を図り、交通事故防止に努めてまいりたいと思っております。
次に、休日の部活動についてお答えいたします。
まず、1点目の部活動の現状についてでございますが、3中学校とも、原則として土曜日に活動し、日曜日には活動しておりません。ただし、大会の1週間前の日曜日や、日曜日に大会が開始する場合は、校長の許可を得て、日曜日でも活動することがあります。その場合は、その前後の土曜日を休業日とすることで対応しております。
長期休業中の土曜日、日曜日は、原則として活動はしないことになっております。また、学校行事を行わない期間、8月11日から8月17日の1週間でありますけれども、その期間や、仕事納めから仕事始めまでの期間、これも原則として活動しておりません。
2点目の、土日の部活動の指導教員の振りかえ代休と活動の手当についてでございますが、まず、土曜日、日曜日の部活動指導者の振りかえ代休、勤務の振りかえでありますけれども、については、実施しておりません。愛知県におきましては、休日の部活動実施における勤務の振りかえの制度はありません。
次に、部活動の手当については、県の特殊勤務手当に関する条例によりまして、4時間程度以上指導に携わった場合は1,200円が、8時間程度実施すると1,600円が支給されます。
また、対外運動競技において、生徒の引率指導に携わった場合は、4時間以上行うと同じく1,200円が、8時間程度では1,700円が支給されることになっております。
次に、3点目の指導要領の改定に伴い代休制度は可能であるかについての所見でありますが、部活動は現在、学習指導要領には教育課程として位置づけられておりません。課外活動であります。
今後、学習指導要領が改定され、位置づけられれば、御指摘のような代休制度も可能と考えられますが、中学校では授業時数も多く、代休をとることは難しいのではないかと思います。そうした場合は、特殊勤務手当の増額が検討されていくのではないかと思っております。
以上でございます。
○議長(杉原元司)
保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
保育園児の自転車に乗るときの指導でございますが、これにつきましては、各保育園単位で組織をしております幼児交通安全クラブ、こちらを通して指導をさせていただいているということでございます。
指導の内容でございますが、保育園児は、道路では1人で自転車に乗らない。それから、自転車に乗るときは保護者が付き添う。それから、1人で乗るときは保護者同伴で公園や広場などで乗る。そういったことでございます。
また、保護者が幼児を乗せて送り迎えする場合の幼児のヘルメットの着用でございますが、特に指導ということはいたしておりません。幼児の安全の確保という観点もございますので、一度保護者会に図っていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○議長(杉原元司)
総務部長。
○総務部長(林 義弘)
私の方から、AEDの講習についてお答えをさせていただきます。
なお、この答弁につきましては、教育長と一部重複する件がございますので、よろしくお願いをいたします。
救急講習会などと合わせてAEDの講習を実施することができないかということでございますが、知立市の消防署では、今年度から新たにAEDの講習を加えた普通救命講習会を、既に実施をしております。
その内容でございますが、講習時間は3時間程度で、講習の修了証を交付しているということでございます。今年度の受講回数においては、受講人員については、11月末現在で14回実施をいたしまして、196名が受講をしております。そのうち、知立市職員も4回の受講に参加し、62名が受講をしております。
また、次に、消防法の防火管理制度のように有資格者を配置できないかということでございますが、このAEDの取り扱いについては、それを取り扱うための資格は特にないということでございます。ただ、消防署の見解によりますと、AEDを安全に使用し、その効果を最大限に生かすために、あらかじめ心肺蘇生法、あるいは止血法等も合わせた講習と、このAEDの講習を受講することが望ましいということでございますので、今後一層、市の職員についても受講に努めていきたいと考えております。
○議長(杉原元司)
企画部長。
○企画部長(清水雅美)
それでは、私の方からお答えをさせていただきます。
まず、生活道路におきます街路灯、防犯灯は十分かということについてでございますが、現在、町内会に管理をお願いしています防犯灯が、現時点で3,030灯余りございます。本年度も137基設置をしていただいております。それを含めた数字で3,030灯余りでございます。
これが十分かということでございますが、まちの様子などは逐次変わってまいりますので、そういったところでは、まだまだ必要な箇所は出てくるだろうというふうに思っております。
いずれにいたしましても、今後におきましては、通学路の点検の際でありますとか、防犯パトロールの際でありますとか、そういったところで、必要な箇所がまだまだ出てまいります。そういったものは順次設置をしていただくようにしてまいりたいというふうに思っております。
次に、PFIの件でございますけれども、このPFIにつきましては、指定管理者制度と同様に、民間事業者の経営上のノウハウや、技術的能力の活用により、事業コストの削減と良質な公共サービスの提供が期待できるというようなことを言われているわけでございますが、当市といたしましては、今現在、具体的な導入計画というのは持ち合わせてございません。
しかし、今後のあり方といたしまして、やはりこういった手法についても選択肢の1つとして、やはり検討する必要があるというふうに理解をしております。
そんな中で、今年度も1度PFI事業の具体的な事例に基づく研修会を開催をさせていただいたところでございます。また、年明け2月には、さらにもう1度、具体的な他の施設の取り組み状況などを紹介していただきながら、そういったPFI手法の現状等についても勉強させていただくことにしております。
そんなことで、今後におきましても、そういったPFIの手法についても、今後十分検討をしてまいりたいというふうに思っております。
それから、企業広告の件でございますけれども、豊田市の例を挙げてお話がございました。私どもの方も、今、行革の専門部会の方で、この辺の導入をできるものがどんなものがあるか等々も含めて、今後を研究していただくことにしております。
こういったものを市が取り扱うということにつきましては、やはり、広告の内容ですとか、契約の透明性の確保というようなことが非常に重要だろうというふうに思っております。
そういった中で、その内容につきましても、公共の秩序でありますとか、そういう、風俗等々の、そういった配慮をしながら、市民の理解を得ながら行っていく必要があるだろうというふうに思っておりますので、その辺の管理の方法等についても一緒に研究してまいりたいと思います。
もう1つは、広報ちりゅうのお話もございましたけれども、これにつきましては、この本会議でも御提案をいただいております。広報ちりゅうへの有料広告につきまして、現在検討しておりまして、これについては、他のものとは、1つ前倒しで今年度内にはそのための要綱を制定して、実施をしてまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。
○議長(杉原元司)
教育部長。
○教育部長(岩田嘉彦)
それでは、図書館ビジネス支援サービスについて、御答弁をさせていただきます。
現在、図書館法では、奉仕の1つといたしまして、図書館の職員が図書資料について十分な知識を持ち、その利用のための相談に応ずるようにすることと、こう取り決めておるところでありまして、知りたい情報を図書館資料で得るためのサービス、これはレファレンスサービスといっているわけでありますが、このようなサービスを実施しておるところでありまして、例えば、御質問いただいた場合につきまして、このような本を調べたらいかがでしょうかといったようなぐあいに、資料までたどり着く方法を教えるサービスであります。当館におきましても、月1回、司書職員を中心にいたしまして、模擬訓練も実施をしておるところであります。
この、図書館のビジネス支援サービスも、レファレンスサービスの発展したものであると理解をしておるところでありまして、当面は、現在行っておりますサービスをさらなる充実することにより、利用者に満足いただけるサービスの提供に努力をしてまいりたいと思いますが、今後につきまして、研究はしてまいりたいと思います。
以上であります。
○議長(杉原元司)
本多市長。
○市長(本多正幸)
私の方には、子ども条例の関係でありますけれども、今、私自身は子ども条例の設定は、今すぐということで考えておりませんでしたが、その理念、目的につきましては、先ほど石原教育長が答弁をさせていただいたとおりだというふうに、共通な認識は持っております。
まちづくり基本条例、あるいは、次世代育成支援行動計画と相まって、今後重要なことだというふうに認識をいたしておりますけれども、豊田市の例、あるいは全国的にも、既に設置をされておるところもたくさんございますので、そういうのを参考にしながら考えていきたいというふうに思っております。
○議長(杉原元司)
22番 嶋ア議員。
○22番(嶋ア康治)
ただいま、一通り御答弁をいただきました。
何点か質問させていただきたいと思います。
まず、AEDについては、知立市には前向きに取り組んでいただいておるというふうに判断できる御答弁でございました。ぜひ、お願いしたいと思います。
校内暴力についてでございます。
報告がないというお話でございます。これは果たしてそうなのかなということです。
各、全国的に、教師の間では、統計に出た数字は氷山の一角であるというお話をされております。当市の場合は、全く、その氷山の一角の数字もないということ、これは私は信じられないんですけれども、私が信じられないだけであれば幸せなことだと思いますけれども、教育委員会に各学校から報告されていない部分がないかということがありますので、その点、教育委員会としては対応をお願いしたいと思います。
私の耳の中には、そういう問題点が入ってきておる部分もあります。ですから、教育委員会には報告されていない部分、また、とらえ方によって、これは校内暴力じゃないという範疇なのかはよくわかりませんけれども、ちょっと不思議な現況じゃないかなと思っております。
次に、通学路と防犯灯についてでございますけれども、通学路と防犯灯については、先の方の答弁でいろいろお聞きしておりますのですけれども、1点だけお願いしたいのは、通学路がどういう形で決められて、なぜ安全なのかという、その安全性というのが疑問になるんですけれども、どこをもって安全なのかなというのが解明されていないのが、不思議でまたならないわけです。
これもまた、きょうはお聞きできないかと思いますけれども、後日お聞かせください。
次に、下校時間でございます。
たまたま、栃木県の吉田有希ちゃんの場合は、木曜日が1年生だけの下校時間ということで、よく調べてまいりますと、知立市の小学校においては月曜日が1時45分の下校時間。これ1年生だけの下校時間ということであります。これがどういう形でやられておるかというのは、もう少し詳細に教えていただければありがたいなと思います。
もう1つは、低学年の下校時間を3時45分にしてはという質問に対して、いろいろな発達段階があり、児童には発達段階がありいろんな問題があると。
その問題点が明らかにされていないので、ただ単に問題があるのでというだけでそれができないという理由だけじゃあ納得できないわけです。
それを、また後日でいいと思いますけれども、お知らせいただければありがたいなと思います。
問題点があれば、それを、問題を解明するというのが大事なことじゃないかなと思うんです。問題点がある、それを、問題点を棚に上げて、そのまますーっと行ってしまう。
例えば、先ほどから出ております、子ども110番についてです。これ、私一昨年、1年にもなりますけれども、110番については、マニュアルとお願いの文章をというところと、もう1つ、110番には駆け込んだら災害にあったと、そういうことについての補償はどこがするのか、どういう形でするのか。また、これに対する保険とか、そういうものが考えられるわけですけれども、どうなっているんですかというお話をさせていただいているわけですけれども、一向にそのめどが立たず、触れておらんという段階じゃないかなと思っています。
その時の答弁は、了承と、お話し合いをしていきたいんですというお話を聞きました。それでは、その結果が、先ほどから110番の話が出ている中で、回答が、こういうことも進められておりますよということもお聞きできるかと思って期待しておりましたけれども、一向に、そういう、やりたくない、できないことは触れていないというのが現状じゃないかと思っております。それも1回お聞かせください。
それから、次に、子どもの安全について、行政の今後の取り組みについて御披瀝くださいという言葉をお話申し上げましたけれども、どういう形で御答弁いただいたか、ちょっと、記憶にないんですけれども、もし、行政が、今後子どもの安全について取り組むというのは、どの問題があるのかと。
私は、一番身近にあるのは子ども条例制定で、子ども条例に伴い、各区が取り組んでいくというのが一番大事なことかと思います。通学路の整備、また防犯灯の整備、いろんな条件があります。そういうものを整備していくことが、子どもの安全だと思っておりますので、これも、きょう御答弁いただければ、また御答弁をいただきたいと思います。
それから、子どもの遊びです。
遊びについて、学校で下校時間の決まりがある。下校時間は、確かに決まりがあるわけですけれども、子どもがどういう形で遊びをするかといった場合に、下校時間を先に優先するのか、子どもの発達段階を優先させるのかというような問題にも触れていただきたいと思います。これも、多分、きょう答弁いただけないと思いますので、答弁いただけるときが来たら答弁をいただきたいと思います。
それから、具体的に申し上げますと、中学校の自転車通学者に対してヘルメット着用を指導されているのかという問いに対して、指導をしていると。違反者には許可を取り下げているということでございます。
知立中学校、または竜北中学校、南中学校で、自転車通学者がヘルメットをしていないことによって許可を取り下げた方は何名ぐらいおるんでしょうね。自転車通学者の違反者に対する学校の対応は、どのぐらいされているんでしょうか。もしわかればお聞きしたいと思います。
それから、部活動の問題でございますけれども、当市の教育委員会は、1点だけお聞きしたいと思います。部活動を奨励しているのか、それとも奨励していないのかという、この1点。これをお聞かせをいただきたいと思います。
いろいろお尋ねしましたけれども、1点だけ、その、教育委員会は部活動を奨励しているのか、していないのか、それだけお答えください。
以上です。終わります。
○議長(杉原元司)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
さきほどの答弁の訂正をさせていただきます。
豊田市の子ども条例の制定予定、19年度であります。17年度と答弁してしまいました。訂正させていただきます。
幾つか質問いただきましたけれども、後日また答弁させていただきます。
1点、部活動を奨励しているのか。
中学校の部活動というのは、とても重要なことである。特に心身の発達にとって、大いに役に立っていると思います。
今、全員の部活動が、出なくてもいいわけでありますけれども、できるだけ部活動に参加して、大いに汗を流し、熱中していただきたいと。それが中学校時代では、とても人間形成の上で大切であると、そのような認識を持っております。
○議長(杉原元司)
これで、22番 嶋ア議員の一般質問を終わります。
以上で、本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
午後5時59分散会
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