これより議案第84号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
まず、いろいろ今、議論がありましたけれども、合わせて、配付をされました指定管理者の申請者一覧表と、こういう形であって、採点結果一覧表、並びに有料駐車場の指定管理者の候補者評価項目ということですけれども、採点結果の一覧表を見ますと、株式会社大成が、これを、事業評価点39.2と、それから、Bの評価点、満点の60点という形で、99.2点という形で、高い評価を得て、この株式会社大成に行くわけですけれども、そして金額が5,350万円というふうになりますけれども。
そこで、まず、お聞きしたいんですけれども、まず1つは、知立市有料駐車場といった場合、どの範囲で、今、衣豊線の高架下も有料駐車場ということも言われて、今後、事業としてやられていくかというふうに思いますけれども、どの範囲でそれがなされるのか。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
どの範囲だという話になるわけですが、私どもとしては、先ほどから問題になっております業務内容、その中に、組織の体制であるとか、その組織の体制の中には、シルバーの採用のことという中身ですね、それから、日常的な利用時間の業務と、これにつきましても、一応、自転車のチェックをやれというような話、それから、利用料金の徴収業務、これに基づきましては、あくまでも市の規則の中での利用料金の中での範囲で取れという中身です。それから、維持管理に関する業務という中身で行きますと、今現在の駐車場でもそうですが、実質、今、放置自転車の設置箇所にもなっております。
そういう箇所につきましては、そのような、今現在ありますから、それについては設置させようというような中身、いろんな項目がたくさんあるわけですが、そういう中身について、私どもとして、要綱の中に入れまして、こういう中身であるんだということで、現実としては過去3年こういう収入があったんだというようなことを含めまして、全面的に出させていただいて、募集要項、並びに仕様書というものを出しまして、今回こういう事業の中をお願いするというようなことで、お願いをしております。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
今の範囲で、募集要項の中で、過去3年間の収入を含めて、仕様書を出して、公募をされたということはわかりましたけれども、私は、知立市有料駐車場という形で、今現在は、駅前の駐車場しかないわけですけれども、今後、衣豊線の下の、高架下の駐車場もできていくわけですよね。それもその範囲の中に入っているのかどうかということですけれども。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
衣浦豊田線につきましては、今現在は、要綱で動こうということを思っておるわけです。
といいますのは、今現在、知立市の施設ではない、419号線という国道の下でございます。そこについての条例を設けて、そこへ入れられるかどうかということの判断がいろいろあったわけですね。
実質的には、そういう形で、国の施設の中に有料駐車場として、市の条例へ入れ込んで、あえて取っておるというところもあるようですが、どうもそれは法的に余りよくないという話ですので、我々としては、現場の方、まだ工事動いておりません。発注はもうじきしますけれども。あくまでも要綱という形の中で、現在動いていこうというふうに思っております。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
要綱でやっていくということは、つまり、この中には入らないと、そういうことでいいですね。
それで、この5,350万円という金額について、過去3年間の収入についてお知らせをして、そして、それぞれの事業者がそれぞれの金額をお示しいただいたということですけれども、もちろん、いろんな管理、維持のための経費やその他も含めてそういう結果だということですけれども、この5,350万円というのは、過去3年間の収入という関係で見て、どのような見解をお持ちでしょうか。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
私どもが今見ておる中身としましては、平成16年度ということに基準にしたわけですけれども、実質、16年度を基準にしますと、収入としては3.3%アップということでお持ちになったわけです。実質的に9,520万円という中身です。
私どもが、平成16年度が、9,219万2,938円と、細かくなりますけれども、こういう数字に対して3.3%アップという形の中で、先ほど言いました952万円というふうのうち、535万円の納入をさせてもらいたいということの申請の中で受け付けておる、ですから3.3%アップというふうに見込んでおります。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
よく説明がわからなかったんですけれども、16年度比で、知立市の、その当時は一般会計には入っていなくて、特別会計の中でやられて、そのとき、知立市に、操出金として出した金額の33%アップの金額なんだと。ちょっとその辺、説明、もう少し。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
16年度の収入が、総額で9,219万2,000円余でございます。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
そうすると、総売上高が9,219万円何がしと。総売上高だから、そこから経費やその他を差っ引いて、差っ引くわけですよね。実際の上がりは。
その、実際の上がりの33%が5,550万円と。こういうことですか。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
私の説明が下手で申しわけございません。
私の方は、先ほど言いましたように、16年度の収入は総額で9,212万9,000円というものですね。
私どもの方の16年度の歳入そのものは3,200万円という、その繰入金があったわけです。その3,200万円の収入のうち、その中に工事費というのは、平成16年度はたくさんありました。その工事費が1,850万円ぐらいあるわけです。
そうしますと、先ほどの数字から、単純に、工事費というのは、先ほど高橋先生も話に出ておりましたけれども、私どもの方としては20万円を超えるものにつきましては、後で協議をさせていただくという話の中で、その工事費を市で持つか、その操出金を減らしてという話もあるかもしれませんが、それは業者と協議させていただきます中身にはなっております。
あくまでも、その数字を、工事費というのはまた特別に出ますものですから、先ほど言いました、3,200万円にプラス1,850万ほど入れますと、差し引き5,050万円ぐらいの歳入があったのではないかという判断を、私どもとしては、市としての収入としてはあったのではないかというふうに理解するわけです。
この日の大成としては、その収入に対しまして3.3%アップの収入を見込んだということの、先ほどちょっとお話したんですが、その3.3%のうち、私どもで言う歳出そのものは、先ほど言いましたように、トータルで行きますと、歳入の方で話をさせてもらったんですが、業者としては、今現在は、私どもの方へ、単純に3.3%アップの数字が9,520万円ですので、9,520万円から5,350万円を引くと4,170万円で、ある意味で行けば、指定管理料として、大成は、私どもはやりますということの申請があって、それについては私どもなるほどという話の中で、今回については大成株式会社という形で出させていただいておるということでございます。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
それで、そういう形で、指定管理料という形で4,170万円、これが知立市が大成に払うお金ですよね。ああ、売り上げね。わかりました。
それで、市に、実際問題として5,350万円という形で納入するということですけれども、この契約は、3年間ということですよね。3年間。実際問題として、今の状況の中で、この5,350万円が必ずしも納入されると、一応納入額ということで挙げてますけれども、なかなか駐車場利用が、料金値上げもないわけですので、今の枠組みの中でやるというふうになると、なかなか厳しい側面もあるのかなと思ったりもするわけです。
さらに、売り上げが9,520万円を越えてもっとあれば、大成さんも懐に入るわけだけれども、そうじゃない場合、この納入予定額というものは、それぞれどうなっていくんでしょうか。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
今現在は、平成18年度につきましては、今大体見えておりますものですから、この5,350万円は、私どもとしては決定金額というふうに理解はしております。
問題なのは次の年度、またその次の年度もあるわけですが、その辺につきましては、私どもとしては年度協定書、先ほどからもいろいろ話が出ておりますけれども、年度協定書というのがまた改めて次の年度にまた出てくる、今年度ももちろんあるんですが、来年度、再来年度もやはり同じような年度協定書が出てまいります。その協定書そのものに、やはり判断をしますと、今の5,350万円が大なり小なり動く可能性はなきにしもあらずというふうに理解をしております。
もしも、もっと売り上げが多かったという話になりますと、今、先ほど言いました年度協定書の中にも、今現在、当初の募集要項で出てきた段階でのお話でもしておるんですが、もしも、そういう売り上げが、もっともっと売り上げが、例えば1億円あったというような場合ですと、我々としては、今業者には話しておりますのは、その売り上げのプラスの分の2分の1は市の方へ繰り入れしてほしいという話の申し立てはしております。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
こういう契約を結ぶわけだから、アップのときは2分の1で、ダウンのときは額面どおり払えというのも何かなというふうに思うわけだけども、それは、例えば大幅なダウンなり、そういうものがあったときには、5,350万円を話し合いの上で、実は5,000万円しか出せんだということもあり得るということですね。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
私どもとしては、もしもダウンということにつきましては、我々としてはないということを思っていますので、この5,350万円は減額をする予定はなしということに予定はしております。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
減額はないと、アップのときは2分の1納入を今求めているということです。
それで、シルバーを、この中で採用していくということですけれども、実際問題、大成さんがギリギリの線で何とか辛うじて黒字が出たという範囲でこの納入額を納めるということは考えられないというふうに思いますけれども、現在、シルバーさんが何名おられて、人数も、シルバーがそのまま担保されていくのかどうか。ここはどうでしょう。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
今現在は、私どもは2人体制という形ですので、実質的には、そこに5人、6人という方がお見えになられて、お見えになると帰る、お見えになると帰るという形の中で常にお2人がお見えになるという状況の現場管理をやっていただいております。
今回の中身につきましても、常駐に1人は必ず置けということを言っておるわけです。その常駐の職員については、今現在、大成からの計画の中身で見てみますと、私どもの直営の職員でいきたいという話が今来ております。
シルバーさんとも、ちょっと今話をしておりますけれども、そういう中身につきましてはまだ細かく打ち合わせしておりませんものですから、内容的にはシルバーさんと、それから大成とを含めまして、3者で打ち合わせをしてきたいというふうに思っております。
○議長(杉原元司)
11番 佐藤議員。
○11番(佐藤 修)
そうすると、大成さんは、常駐で必ず、市の方は置けということですけれども、自分のところの社員を入れようという話が出てきたという話ですよね。
そうしてみますと、そもそも募集、公募をかけるときに、それが1つの条件として提示はされなかったわけですか。
○議長(杉原元司)
建設部長。
○建設部長(丹羽 毅)
先ほどお話しさせてもらいましたように、有料駐車場従業者は、知立市シルバー人材センターと契約の上、その従業者を配置することということで、私どもは言いました。
ですから、今現在の職員を100%シルバーでという言い方はしておりませんものですから、大成はそのような考え方で動いてきたと。
私どももシルバーさんとお話をさせていただいて、もしもそういう形で、専従者が1人お見えになるということについてはやむを得ないという話は、シルバーさんとちょっと調整をさせていただいております。
○議長(杉原元司)
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(杉原元司)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。