次に、11番 笠原議員の一般質問を許します。
〔11番 笠原晴美登壇〕
○11番(笠原晴美)
 通告に従い、一般質問をさせていただきます。
 外国人との共生について伺います。
 日本に住む定住外国人は約200万人、10年で46%もふえたといわれています。愛知県内の外国人登録者数は、平成16年度末18万4,061人、平成17年度末19万7,651人、7.4%の増加です。県内総人口726万623人に占める割合は2.7%です。
 知立市は、平成17年度末総人口6万7,655人です。外国人3,910人、比率は5.78%です。また、愛知県内の外国人比率で見ますと、第1位が知立市、2位小牧市、3位岩倉市と続き、比較的多いと思っていた豊田市が第10位で外国人の数は1万4,660人と多いのですが、総人口が41万2,207人ということで比率は3.56%です。
 全国外国人の約10%が愛知県に定住している要因に、働く企業があるということだといわれています。日本の労働力人口が減少する中、外国人の受け入れは経済活動の面ではどんどん進み、外国人の助けなしには回らない状況です。
 一方、外国人に対する法制は、出入国管理法や外国人登録法など管理が主眼であり、就労の問題や子供の教育の充実、日常生活にかかわる問題、企業の責任などのひずみが外国人が住みにくい社会とし、日本の人にも住みにくい社会となっています。外国人比率が愛知県で1位の知立市としては、以上述べたような観点から、他民族、他文化の共生する社会の構築にしっかりと取り組む必要があると思います。
 知立市は、現在、外国人相談コーナーに通訳を配置し、月曜日は2人体制にしていますが、翻訳の仕事もたくさんあり、窓口対応は1人といってもいいでしょう。例えば、夫婦と子供2人の4人家族で子供は就学前と就学児の家族が知立市に住むために市民課に訪れ、住民登録をし、そのほかに必要な課に回ると、1時間から1時間半かかります。全員とはいいませんが、通訳の方が一緒について各課を回り手続を済ませることが多く、その間、次の人は待たされています。そこで訪れる人の要件によって必要時間はいろいろですが、相談窓口を2人体制にしてください。
 二つ目に、ビデオをつくってください。内容は、ごみや税金、医療保険、福祉、教育など、知立市に住むために必要なものをおさめたものにして、新しく住民届けをされた方に渡し、理解していただくことです。また、市民課前のロビーのテレビに時間を決めて放映してはどうでしょうか。
 三つ目に、外国人市民に行政サービスの案内や相談に対応できるよう、職員の研修をしてください。それぞれお答えをお願いいたします。
 8月31日、神田愛知県知事は、東海3県1市知事市長会議で、増加する外国人労働者を適正に受け入れるため、雇用側の企業が守るべき外国人雇用、憲章づくりを企業と一緒に進め、憲章の検討を始めることにしたと新聞報道がありました。
 外国人労働者は、地域で経済活動を支えているが、雇用形態といえば短期雇用が中心、健康保険や公的年金の未加入問題、日本語の習得、子供の教育などの問題があるとして、産業の中枢である中部地域から発信する必要があるとしています。
 そこでお尋ねいたします。
 外国人比率が県下第1位、市内の会社にもたくさんの人が働いています。知立市も県知事の言う憲章提案のように、単に労働力だけ求めるのではなく、企業が例えば日本語教育やブラジル人学校の建設などにかかわるなど、企業としての社会的責任を果たすべきと思います。企業の賛同を得て進めるには、商工会や国際交流協会の力も借りることが重要ではないでしょうか。そこで初めて知立市も言葉や文化の違いを超え、共生への道が開かれると思いますが、企業の社会的責任に対する知立市の対応をお答えください。
 現在、市内では3,922人の外国人が住んでいます。そのうち約半分が昭和地区、そして、100人以上住んでいる地域は、上重原町、長篠町、谷田町、山町、牛田町、新林町で、100人近い地域では西町、八ツ田町、逢妻町などと続き、数の大小は違っても、どの地域にも外国人が住んでいます。
 今度、外国人の就学前児童を小学校に予備入学をさせ、主に日本語を教え、小学校に入学したら学力をつける勉強をということです。その予備入学をさせる学校に東小学校を指定するということであります。今、市内の外国人分布数を少し述べましたが、1校に集中することは通学の面でも難しいと思いますし、例えば、東西南北に分けるなどの工夫が必要と思います。
 また、東小学校1校に集中ということは、昭和地区を外国人地域と指定するような見方でいかがかと思いますが、お答えをいただきたいと思います。
 次に、今回の市議会議員選挙で市民の皆さんから苦情や要求をたくさんいただきましたが、そのうちの幾つかを紹介し、当局の対応をお答えいただきたいと思います。
 平成17年9月から10月にかけ、市民意識調査が行われました。結果報告にありますように、公園や遊び場の整備と充実、清掃と遊具の点検、バスの運行時間や停留所の改善、不燃物処理場の改善など、市民要求がたくさん挙げられていました。
 まず新地公園、1万5,440平方メートルですが、第三土地区画整理事業の終了を目前にしていますが、リニューアルをしていただきたい。その際、設計に入る前に、ぜひ地元の意見も聞き、市民の皆さんが利用しやすい魅力ある公園づくりを要求したいと思います。今後の計画と内容、実施時期をお聞かせください。
 また、鉄道高架事業とも関連しますが、堀切1号公園6,175平方メートルですが、面積も大きくなると思いますし、全体的には鉄道が高架になってからですが、リニューアルに当たっては、さきの新地公園同様、住民参加の公園づくりにしていただきたいと思いますが、今後の計画をお聞かせください。
 また、公園には遊具、トイレがあります。しかし、遊具は決まったように滑り台、ブランコです。遊具の設置基準はないと聞きますが、地域や公園の大きさなどによって要望も違うと思います。魅力ある公園づくりのためにも、遊具の見直しを、そして知立の公園のトイレは汚いといわれていますが、清掃を徹底してください。知立市は、102カ所の公園中、約半分を愛護会に清掃をお願いしています。月2回程度の清掃と適時の除草ということで地域の方々にお世話になっているわけで、感謝しています。しかし、例えば。昭和6号公園などは、毎日ではありませんが、スポーツを楽しむ人も多く、地域以外の人々の利用者も多いところですので、回数増が必要です。
 安城市では、公園づくり、遊具の内容、トイレはとてもきれいだという評判です。お聞きいたしましたところ、87カ所ある公園にトイレのある公園は80カ所、うちトイレが1カ所の公園が69カ所で残りは1公園に2から3カ所あるそうです。一つのトイレに約1時間ぐらいかけて清掃をし、週6日掃除をするそうですから、きれいだという評判も当然だと思います。
 また、七夕まつりのときなどは、近辺の公園は日に数回やっていただいているそうです。安城市は、シルバー人材センターに委託をし、祭りのときの清掃もすべて含め、年間2,200万円で委託をしています。担当課は、月1回提出される報告書に目を通しています。
 また、公園をつくるときはワークショップを開き、地域住民20名ぐらいの参加で多目的にするのか、小公園にするのか、子供が比較的多いところは幼児用ブランコを取り入れるなど、遊具などについても住民の声も取り入れているそうです。知立市も公園づくり、遊具の充実、トイレの清掃に安城市を見習っていただき、魅力ある公園にしていただきたいと思います。
 次に、担当は違いますが、かきつ姫公園、769平方メートルです。現在、経済課で管理していますが、知立市の観光にふさわしい公園として都市公園並みの管理をすべきと思いますが、お考えと対応についてお答えください。
 次に、不燃物処理場の新聞紙、雑誌、ダンボールなどを持ち込むところに強い日差しや雨をしのぐために屋根をつけるべきです。また、受付所にクーラーを設置してください。そして、クリーンセンターへの土曜日の搬入時間の締め切り時間を現在の午前11時を午後4時までに延長してください。会社の土曜日休みを利用して粗大ごみを搬入しようと思っても、午前11時では時間が短か過ぎ、利用しにくい。市民が利用しやすいよう、ぜひ延長をお願いします。このことは、知立市だけで決められる問題ではありませんが、延長できるよう最善の努力をしてください。
 6月議会でも質問をさせていただきましたミニバスの充実です。
 市民が要求する市内全域くまなくバスを走らせるには増車以外ないと思います。そして、現在運行されているミニバス、知立駅の乗り継ぎにとても長く待たされるという苦情があります。また、日よけやベンチの設置を望む声もあり、そのほかにも、とても揺れがひどい、こういう苦情もたくさん寄せられ、充実に向けた対応をお聞かせください。そして、現在の無料対象者以外に70歳以上高齢者の無料化を要求します。
 どういう原因でバスがおくれ、どこを走っているのか位置が把握できるシステムが導入されています。どのくらい利用されているのかお聞かせください。
 また、職員の皆さんがミニバスに乗って乗客から話を聞くアンケートの実施を行っていただきたい。そして、10月開催予定のバス問題検討委員会にすべての市民要求と議会からの要求も当局から述べていただきたいと思います。
 次に、脳ドック検診の拡充です。
 今年度からスタートした脳ドック検診事業は、市民の関心が高く、希望者が殺到しました。定員100人に対し563人が申し込みました。抽せんで選出された100名は、6月から来年1月末までに市内の富士病院と秋田病院で検診を受け、自己負担は8,000円です。申込者は、60歳代178名、70歳代161名、50歳代130名の順に多く、8月末までに47名が受診しました。
 その結果、23人が異常なし、要観察が20人、要精検が4人ということです。現在のところ、半数の人が要観察、要精検であり、もっとたくさんの市民が検診を受けられる環境をつくっていかなければならないと思います。
 知立市の過去3カ年の主要死因数の1位は、がんです。2位、心疾患、3位、脳血管疾患であり、人口の高齢化で高齢者の罹患率は増加傾向にあります。介護保険では要介護者の30%が脳血管疾患が原因で後遺症で苦しんでいると指摘され、そのため、早期発見と早期治療が重要であることはもちろんです。
 近隣市の碧南市では、110人の定員に対し812人、刈谷市は200人の定員に対し756人、安城市は500人の定員に対し2,110人と希望者が殺到し、碧南市、刈谷市では増員の検討は課題だと述べていらっしゃいました。知立市は、定員100人に対し563人もの希望者があるということは、市民の健康への関心が高いことと、市民の死亡要因の3位が脳血管疾患であること、要介護者の30%の人が脳血管疾患の後遺症で苦しんでいることからも、予防医療や予防介護の推進と、ゆくゆくは医療費の抑制にもつながり、検診事業がいかに大切かがわかります。
 以上、述べさせていただいた観点からも、脳ドック検診事業の定員拡大が不可欠と思います。答弁は、市長から市民の健康を守る立場の責任者として、どのぐらいの定員拡大をやっていただけるのかお答えをいただきたいと思います。
 以上で、1問目の質問といたします。
〔11番 笠原晴美降壇〕
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 それでは、私の方から、外国人に対応する問題について御答弁をさせていただきたいと思います。
 その中の相談活動の充実ということでございます。
 御質問者も御指摘のとおり、知立市にお住まいの外国人の方は、全体で約5.8%、非常に高い比率だという認識をしているところでございます。
 外国人の方もいろんな生活をされる上でのいろんな悩み事等々お持ちでございまして、一昨年から始めました市民相談コーナーでの外国人の方への相談事業、これにつきましても、年々相談件数がふえてきております。平成17年度の主要成果の報告書の中にも件数を記載させていただいておりますが、平成17年度中には3,780件の相談がございました。このうち、直接窓口にお見えになった方は2,587件で、電話での御相談が430件、トータルで先ほど申し上げた数字になるわけでございます。
 相談日、御質問者もおっしゃいましたように、月曜日から金曜日まで、従来1名でスタートいたしましたけども、いろんな相談件数が伸びているという現状の中で、本年度から月曜日のみですけども、2人体制で実施させていただいているということでございます。それぞれ曜日ごとの状況を見ていきますと、やはり休み明けでありますとか、週末でありますとか、そういった休みの前後を挟んでの来庁者が多いということでございますので、現在は、月曜日のみ2人体制でございますが、今後そういった通訳と翻訳、そういったことをしていただける方というのは、なかなか人材の確保ということもまだいろいろ問題があろうかと思いますが、その休みを挟んだ、例えば金曜日等々については、今後その増員、そんなことも考えていく必要があるのかなという認識でございます。
 フルに2人体制というのは、今、直接担当の方からも聞いておりますけども、先ほど言いましたように、休みの前後、そういったころを重点に少し考えていったらどうかなということも聞いておりますので、その辺での対応をひとまず検討させていただければというふうに思っております。
 それから、外国人の方へのいろんな生活上でのいろんな情報、それをビデオをつくって市役所のロビー等で見ていただいたらどうだという御提案でございます。
 これについては、どんな内容になるのか、ちょっと今、私、頭の中で具体的なイメージがないわけでございますが、例えば、今までのいろんな相談をいただいておりますので、そういったものを題材にして、知立市としてこんなことを事前に皆さんにお知らせすればいいというようなことがきちっと整理できてきますとか、直接外国人の方からのいろんな御意見を聞いてというそういった作業をする中で、そういったこともできるのかなというふうには思います。
 それから、もう一つは、いろんな印刷物ですね、そういったものも、そういった作業を通じる中でやれるのではないかなというふうに思っておりますが、今すぐにちょっと私としてもイメージがわいてきてないので大変恐縮ですけども、その辺については、そういったいろんな意味での御理解がいただけるようなそういう資料ですね、そういったものの作成については努力をしてみたいというふうに思います。
 また、あわせて、職員の研修ですが、この辺もやはり外国人の方のいろんな生活、そういったものを十分理解しながら窓口対応等もやっていく必要があるだろうというふうには認識しておりますので、これも今具体的なものは持ち合わせておりませんけども、少し研究させていただければと、このように思っております。
 以上でございます。
○議長(高木正博)
 市民部長。
○市民部長(兼子弘高)
 今、お話の中にもありましたように、県下の中で外国人の比率が非常に高い、トップであるというようなお話でございます。それだけに外国人の方の存在というのは、我々日本人にとっても、やはり無視できないような問題となっております。
 そうした中で、いろんな新聞を見ておりますと、雇用の問題であるとか、労働条件なんかのめぐる問題について、いろんな問題が起きております。国の機関でこの地域は刈谷の労働基準監督署がそうした問題について対応しておりますので、今後とも、こうしたところと連携をとりながら啓発をしてまいりたいと、こんなふうに思っているところでございます。
 また、商工会はそれぞれの企業を束ねておりますので、これからこういう方に対してどんなことができるのか、また一度、研究もしてみたいと、こんなふうに思っているところでございます。
 それから、公園の管理の関係で、かきつ姫公園の関係でございますけども、平成18年度からはこの公園につきましては、市の直営というような格好の管理になりまして、現在、シルバー人材センターの方に管理を委託して、年2回の除草を契約しております。草ですから、非常に水気の多いときには伸びが早くて、私ども、今考えてみますと、年2回ではとてもだめだろうなというような思いはしております。新年度から、少しそれを再検討する方向で考えてみたいと思っております。
 それから、不燃物処理場の整備でございます。
 かつては埋立地でございましたけども、平成10年からは、この第1不燃物処理場を閉鎖をいたしまして、跡地の一部を仮の一種のリサイクルセンターみたいな格好で家庭系のいろんな廃棄物の収集を開始をいたしました。
 まだ仮設ということでございますので、本格的な整備はしておりませんけども、舗装であるとか、それから屋根なんかの予算をつけまして整備に努めてまいりました。今年度につきましては、間もなく古紙だとか古布、ダンボールとかプラスチック製容器包装ごみの集積場の整備を実施をいたしまして、いわゆるごみ捨て場というようなイメージの払拭に努めてまいりたいと、こんなふうに思っているところでございます。
 それから、クリーンセンターの利用時間の拡大でございます。
 確かに、土曜日ですが、午前11時までということでございますので、今、クリーンセンターの方が11時でうちの方の不燃物処理場の方が土日のオープンというような格好でございます。実際、利用される方を見てみましても、不燃物処理場の方もオープンして随分、人がふえております。そうした中で、いかにも土曜日の11時というのは短いなというような気がいたします。これからは組合の方もまたお話をしてきまして、市民の方の要望を伝えてまいりたいというふうに思っているところでございます。
○議長(高木正博)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 私の方からの就学前児童の予備入学の対応についてお答えいたします。
 この事業、正式には公立学校早期適用プログラム、通称プレスクールといっております。この事業は、教育委員会が行うものではなくて、県の地域振興部国際課他文化共生推進室、こちらの方で行う事業でありまして、先月担当の方が見えまして、今年度の新規事業、プレスクールについての説明をされました。この事業の詳細については、まだ決定がされていませんけども、今後、県と知立市が話し合って決めていく予定であります。
 この県の方の説明によれば、このプレスクール事業は、入学前及び編入学直後の外国人児童・生徒を公立小・中学校へ早期に適用させるためにバイリンガル講師を委嘱し、初期の日本語指導や適用指導を行う事業で、このように説明がありました。バイリンガル講師、2カ国語が堪能ということでありますけど、県の方は、日本語とポルトガル語と、この2カ国語を考えております。
 対象地域がなぜ知立かということでありますけども、外国籍児童・生徒が多数在籍する県内2地域を考えており、その1地域を知立市東小学校としたいという考えをお話されました。
 実施場所と実施期間でありますけども、当初は公民館等考えてみえたようですけども、やはり入学する公立小学校がいいのではないかということで、学校で実施したい。実施期間は11月から3月まで。11月は市教育委員会、学校との調整業務を行うということになっておりまして、実際の児童への指導は、12月から3月までの4カ月であります。週4日、1日3時間を想定をしております。
 教育委員会といたしましては、現在のところ、知立東小学校へ入学してくる児童のうち、保育園や幼稚園に通ってない子、日本に来て間もない子など、日本で集団生活を経験していない児童を対象にしたいと考えております。
 なぜこのように考えたかといいますと、今年度、知立東小学校に入学した1年生の中で、1年生29名おりますけども、18名は市内の保育園、幼稚園から入学してきております。あとの11名は、市内の保育園、幼稚園以外からの入学。つまり、未就園の児童が3名おります。日本にあるブラジル人幼稚園、ここから通っている子、あるいはブラジルの幼稚園、小学校から直接来た子だとか、そういう子が11名おります。そういうような子を対象にしたらどうかという話をしたわけであります。幼稚園、保育園は一つのプレスクールになるわけであります。
 しかし、そういう子が、今、知立市にどのぐらいおるのだろうか、実態把握ができておりません。それで、8月15日現在の状況等調べてみました。今度1年生に上がる児童は、外国人籍の子でありますけども、58人おります。そのうちの45名は知立東小学校に上がることになっております。そのうちの先ほどのバイリンガル講師の件とか相まってきますけども、ブラジルの子は42名おります。この42名の子を入れるといって、どのように指導するかということを絞っていきます。42名を調べてみましたら、知立市の保育園、幼稚園に就園している子は22名おります。20名は就園等は不明であります。住所等はわかっておりますので、ここまで今行ったわけでありますけども、20名の就園、一体どうなるのか、いろいろ個別に当たりながら考えていきたいと思っております。
 いずれにしましても、講師は1名ということであります。それもこれから上がる就学前の児童を何人ぐらい指導できるのか、その補助はどうするのか、そこまで来る学校へ通学するのはどうするのか、あるいは学校での子供の健康センターの対象にもなりませんので、保険のこともあります。そういった細かなことを、今後、県とお話をしていきたいと思います。
 御質問者にありました市内全域から集めてくるということは、到底、指導の範疇ではできないわけでありますので、知立東小学校に上がって来る子で、特にその適応指導、先ほどお話しました今の1年生の11名につきましては、初期のとり出し指導、大変力を使っております。その辺のところをクリアできたらいいなというふうなことで今、考えております。
 以上であります。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 それでは、ミニバスの充実について回答をさせていただきます。
 この件につきましては、前回の議会の中でも答弁をさせていただいておりますように、現在、市民の方々からもルートの変更ですとか、バス停の位置の変更、増設、また、運行本数の増便等、それから今、御質問者から質問のありました高齢者の無料化、アンケートの実施等々いろいろ要望をいただいております。
 そんなような市民からの要望を踏まえまして、市といたしましても、基本的な考え方を取り入れながら、バス問題検討委員会に諮り、改善できることから要望にこたえてまいりたいと考えております。
 それから、バスの台数の増設ということでございますけれども、質問者が言われますように、確かに、1台ふやすことによりまして交通空白地域の解消等にはつながるかと思われます。年間の乗車人員等も見ましても、平成16年度には7万4,303名の方が利用されております。平成17年度につきましては7万1名と、4,332名の利用者の方が減ってきております。今後、こういうことを踏まえながら、子供さんですとか、高齢者の交通弱者の社会参加促進につながりますように、効率的に利用していただくとともに、行政効果につながりますようにバス問題検討委員会で研究をしてまいりたいと思っております。
 それから、バスが揺れるという件でございますけれども、確かに、これは道路の悪い面も要因につながっておるかもしれないですけれども、バスにつきましては、平成12年6月に運行をしておりまして、買いかえの時期等もそう遠くはないかと思っております。今後、買いかえた方がいいのか、それともリースにした方がいいのか、また、名鉄等に全面委託でお願いをする方がよいのか、そういった面につきましても、今後、検討委員会に諮って考えていきたいと思っております。
 それから、バスが遅れた場合のバスの位置の確認についてどうかということでございますけれども、今年度の6月に車両運行管理サービス、GPS、そんな装置をつけました。そんなようなことで、今どこを走っておるのかということにつきましても、一応パソコンの電話回線等を使いましてわかるわけでございます。現在、問い合わせ等につきましては、五、六件きておるかということを聞いております。
 以上でございます。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 住民参加の公園づくりについてお答えさせていただきます。
 最近の公園整備につきましては、地元の意見を反映するよう努力しております。また、現在施工中の野中公園、また、本年度実施設計しております上重原公園につきましても、地元の意見を参考にした設計を取り入れております。
 こういった考え方につきましては、地元の利用される意見を反映し、事業完了後はそれぞれの地元で公園愛護会を設立していただきまして、管理に御協力いただくというねらいでやっております。
 また、遊具の設置でございますけど、これにつきましては、本年度、知立第三土地区画整理事業内におきましては事業完了に伴うということで既に予算化しておりますが、複合的なコンビネーション遊具を新たに設置するということでありまして、お尋ねの新地公園につきましても、そのようなコンビネーション遊具を設置するということで、この秋には設置してまいりたいと思っておりますので、その辺につきまして、地元の意見を聞いていきたいと思っております。
 また、お尋ねの堀切公園につきましては、駅周辺地区の地区内に入っておりまして、整備計画ではほかの三河線の方に寄ったところに移転計画になっております。また、換地に伴いまして、ここは宅地計画になっておりますので、早急にこれにつきましては、関係者への説明をしてまいりたいと思っております。
 また、公園の清掃につきましては、先ほど申しましたように、一定のものについては愛護会で実施するということで、その安城市の例を参考にしまして、トイレのみ別発注という中で実施しておりますが、その充実につきましては、清掃している公園の数をふやしていくという中で現在は努力しておりまして、お尋ねの点につきましては、昭和6号関係につきましては、月10回という清掃になっておりますので、その辺につきまして、使用頻度が高いものについては、その回数については、新年度については一部改正が必要かと思っております。
 また、その他の遊具につきましては、更新時期にリニューアルという形をとっておりますけど、現状におきましては、修繕の方がどうしても多くなっている中で、非常におくれておりますが、更新時期には新しい遊具を設置してまいるように今後とも努力してまいります。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 申しわけありません。
 先ほど、外国人の問題についての中の企業の社会的責任についての御質問の中で、国際交流協会についてのお話がございましたので、それについて補足させていただきたいと思います。
 これについては、国際交流協会の親善ボランティアの皆さんの御協力によりまして、日本語教室、これ平成13年の7月から実施、これは中央公民館を中心に実施しておるものでございますけども、平成17年度においては48回の開催で、延べ740名余の方が御参加いただいた、そういった学習活動をしております。
 この辺については、もう少し拡大をというようなことは従来からお声を聞いておるわけでございますが、現時点、親善ボランティアの方々の対応では、この今の状況、これをきちっとやっていくというところでということで今、お願いをしているところでございます。
 また、子供を対象といたしましては、昨年の5月から昭和児童センターにおいて、毎週第2金曜日、日本語で遊ぼうというようなことで、かるた取りなどの日本の遊びを通して日本のことについていろいろ子供さんに学んでいただくと、こんな事業も行わさせていただいているところでございます。
 以上です。
○議長(高木正博)
 本多市長。
○市長(本多正幸)
 脳ドック検診につきましてお話をさせていただきます。
 ことし初年度でスタートさせていただきましたけれども、スタート直後から広報等で流したぐらいのことで500人を超える申込者数があったということで、数カ月たって議員の皆さん方から、何人かの皆さんから、いろんなお話をいただきました。少し少ないじゃないかという話も何人かの方にいただいたわけでありますけれども、今年度スタートでこういう数字でございますので、次年度に向けましては、もう少し市民の周知度が高まってくるというふうに思っております。
 そういうことを考えますと、次年度の予算の中では、平成18年度のおおむね倍ぐらいは予定をさせていただかなきゃならんのかなということを考えながら予算編成に今から入っていきたいというふうに思っております。
○議長(高木正博)
 11番 笠原議員。
○11番(笠原晴美)
 それでは、2問目を質問させていただきます。
 最後にお答えをいただきました脳ドックから入っていきたいと思います。
 今、市長からもお答えをいただきまして、今年度は初めての脳ドック検診に大変たくさんの方が応募をしていただき、また、1問目にも述べさせていただきましたように、要観察や要精検の方が半分もいらっしゃるという点から、やはり他市も拡大をしておりますけれども、そのように広げていただくということで御回答いただきました。
 今年度の倍ぐらいということでありますので、今年度が100人ですので、それでは200人と、こういうふうで確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
 それと、碧南市がこの募集に際しましては、前期、中期、後期と、こういうふうに3回に分けて申し込みをしております。私は、こういう方法もいいのではないかなというふうに思っておりますし、刈谷市もそのようになっております。
 それから、異常のあった方は、今回24名の方が要観察、要精検でありますけれども、受診結果はお医者様ときちんとお話をされるとは思いますけれども、保健センターの方でも受診結果を把握して、その後の経過、そういうものにも注目をするように対応していただきたいと、このように思いますけれども、お答えをいただきたいと思います。
 それから、不燃物処理場ですが、いわゆる古紙類ですね、新聞、雑誌、プラスチックのあるあそこの位置ですけれども、屋根をつけていただきたいということですが、今年度もう発注をされたということですか。
 不燃物処理場自体が仮設なものだとおっしゃいましたけれども、市民の皆さんが利用しやすいように、そして働いてくださる方々も気持ちよく働けるようにということで、いろいろと手を施していただいておりますけれども、今年度のこの古紙のところについては、もう発注をしてきちんとやっていただけると、こういうふうで確認をさせていただいてよろしいでしょうか。
 それから、クーラーの点についてはお話がなかったのですが、お答えをいただきたいと思います。
 それから、クリーンセンターですが、市民要望にこたえて伝えていきたいということですけれども、じゃあ、これを実現に向けてどのようにやっていくのか、少しその経緯といいますか、今後の対応をお聞かせいただきたいと思います。どこにどのようにやっていくのかお聞かせいただきたいと思います。
 これは不法投棄の防止にもなりますし、皆さんが今、軽トラの貸し出しを受けながら粗大ごみを運ぶ方が大変多いわけですので、ぜひ実現をしていただきたいと思いますけれども、私は、今、土曜日の点についてだけ締め切りを4時にしていただきたいと、こういうふうに申し上げましたけれども、この点だけを要望していっていただけるのか、また、ほかにも考えがあるのか、ありましたらお聞かせをいただきたいと思います。
 それから、ミニバスです。
 70歳以上の方、この方の高齢者の無料化ですけれども、この点については、市民の皆さんからも今、要望もいただいていると。バス問題検討委員会の中で、今おっしゃられましたルートやバス停増便、こういう話もある。これもバス問題検討委員会の方に言っていくと、こういうふうにおっしゃられましたけれども、市当局として、きちんとしたこの高齢者の皆さんの無料化の問題については、きちんとした答えを出してバス問題検討委員会の中に提言をしていかれるのかどうか、そこの点を確認をさせていただきたいと思います。
 それから、今、揺れがひどくて、買いかえの時期にもきているのではないかというお話もありました。リースがいいのか、大興や名鉄に全面委託をして、今後、増車も含めて全面委託にしていくのか、そういう点も考えていきたいというふうにおっしられましたけれども、この揺れがひどいというのは、やはりバス仕様として車がつくられてないというところで、スプリングなどにも影響がきているのではないかと、こんなようなお話も私はほかでちょっとお聞きをいたしましたので、その対策も兼ねて、買いかえまえでの間に、買いかえるといたしましても、それまでの間の対策をきちんとやっていただきたいと思います。
 それから、大変バスが知立駅での乗り継ぎでおくれていると、こういう点についてお答えがなかったように思います。中には、1時間ぐらい待たされて、大変立腹なさっていらっしゃる方もあります。時間表からいきますと、約最大でも十二、三分ぐらいの待ち時間にはなっているようですけれども、この点はどのようになっているのか。今、GPSですか、五、六件あった確認をしたということですが、これは運転手の方からなのでしょうか。それとも市民の皆さんからおくれているということで問い合わせがあって五、六件ぐらいなのか、この点を待ち時間との関係でお聞かせをいただきたいと思います。
 それから、市の職員の方に、せめて担当の方だけでもいいわけですけれども、ミニバスに乗っていただいて、乗車してらっしゃるお客様にいろいろなお話を聞いて、それをアンケートの一つとしていただきたいと、そういうふうに私、申し上げましたけれども、答えがありませんでしたので、その点も答えいただきたいと思います。
 それから、バス停の日よけ、屋根、ベンチ、これ全部、バス問題検討委員会の中で、こういう意見がありましたよと、こういうふうに申し出られるのか、市としてそれまでの間の対策があるのであれば、市はこういうふうにやっていきたいんだということをそれも提言をしていかれるのか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
 それから、外国人の問題です。
 1問目の中にもお話をいたしましたけれども、いわゆる外国の人には労働力だけを求めて、そして住むに当たっては管理をするというこういう立場といいますか、こういう方法で今までずっととられてきたように私は思うんですね。
 外国の人たちが、いわゆる就労や子供の教育、日常生活、こういった問題に出くわしたときに、じゃあ、どこがどうやって相談に乗ってくれるのかということになれば、やはり頼るところは会社、そして行政、こういうところにあると思うんですね。こういうことをしっかりと踏まえているのか、ただ管理をするという立場だけでなくて、愛知県内で第1位と、こういう喜んでいいのか悪いのかわかりませんけれども、こういう知立市ですから、そこのところをしっかり踏まえてやらないと、ただ管理をするというだけの問題の対応に私はなると思うんですね。
 それで、知立市としては他民族、他文化の共生をしっかりとこの点では構築していかないと、これからも外国の人が減るということはないと思うんですね。日本の労働力が減ってきているわけで、それを補うために外国の人に力を貸していただくわけですから、労働力だけ求めるのではなく、いわゆる市民の1人として、きちんとした立場で見てあげないといけないと思うんです。管理をするというだけでないというこのことをしっかりと踏まえていかなければいけないと思うんですね。
 それで、企画部長、住環境問題協議会、知立市には立ち上げていただいておりますけれども、休眠といったら失礼に当たるかもしれませんけれども、休眠状態にあるかなと私は思っております。
 この住環境問題協議会の中でも、やはり外国の人が住んでいて、皆さんの地域では困っていることがありませんかと、こういういわゆる管理をするという立場でのことの進め方、こういうことだと私は思うんですね。それで地域でも皆さんが一生懸命になって動いてらっしゃるわけですので、私は、こういう中にも、これをこのまま続けていくのかどうかは別問題といたしまして、企業としてもこういう中に入っていただく。ただ、例えば知立団地の大家であるURだとか、警察だとかね、そういうところだけに入っていただくんじゃなくて、企業にも入ってもらって、企業として何をやってもらうのか、この点をやっていかないと、管理だけするという立場で物を考えることになりますので、その点は、私はちょっと変えていただきたいと、このように思っておりますので、住環境問題協議会の今後についてもお聞かせをいただきたいと思います。
 それから、市民相談コーナーの中での外国人コーナーですけれども、月曜日は2人体制にしていただいております。それから行政から発する文書などの翻訳に、ほとんど1人の方がかかわらなければならないほどになってきていて、2人体制にしていただいたけれども、ほとんど1人だということで、今、休みの前後をふやしたいと、今後の増員を検討したいということでありますけれども、休みの前後ということでありますと、じゃあ、金曜日もう一日ふやしていただけますか。せめてそのぐらいにしていかないと、せっかく行政を頼りに窓口を訪れても何時間も待たされる。皆さんお忙しくいらっしゃるし、一生懸命働いていらっしゃるわけですから、ぜひ私は、現在月曜日2人体制にしていただきましたけれども、休みの前後で検討したいということであるならば、金曜日、金曜日でなくてもいいですけれども、もう一日必ずふやさないといけない状態にあるということを認識してお答えをいただきたいと思います。
 それから、ビデオ、CDというんですか、私も機械のことは余り詳しくありませんのでよくわかりませんけれども、1階のロビーのところで放映するだけではなくて、住民届けですか、知立市に住むようになって住民届けを出されて窓口においでになった方に、これはたくさん製作すれば、そんなに高くつくものではないと思いますので、そういうものを一つお渡しして、おうちに帰ってゆっくりとこれを見ていただきたいと。そして、待ち時間の間には、この1階にあるロビーのところで時間を決めてね、ずっと常時映すのではなく、時間を決めて放映をして、ここで待っていただくという、こういうことを研究していただきたいというふうに提案をいたしましたので、もう一度この点、よく飲み込んでいただけなかったようですので、お願いをしたいと思います。
 それから、市の職員の研修ですけれども、私は、知立団地に住んでおりますので、ハローワークと協力をいたしまして、外国人の就労支援事業の一つとして団地に住んでいらっしゃる外国の人たちが仕事にもつき、そして日常の生活の中で困っているというそういう問題にも協働で取り組む事業をさせていただきました。ここのところに講師としておいでになられたヤノジェロニモさんという方なんですけれども、この方は、3月まで来ていただきまして、4月から高浜の市役所に採用をされまして、受付案内のサービスをやっていらっしゃいます。
 先日、キャッチにも放映はされておりましたけれども、訪れる外国の方が、案内受付のところに外国の方がいらっしゃるものですから、とても親しみを持ってそこに訪れて、いろんな案内をしていらっしゃいました。
 それで、知立市の場合は、外国人コーナー、窓口がありますので、そこで相談をすればいいわけですけれども、この方が市の職員の方で、いわゆる市民課、例えば福祉もありますし、教育のところもありますね、それから児童課、こういったところの職員を集めて研修をしていらっしゃったんです。こういうときにはこういう問題が起きますよ、こういう対応をされるといいんですよと、そういう研修をやっていらっしゃいました。
 私は、知立市も、やはりこういう研修を全部の課とはいいませんけれども、大体外国の方が見えて、そして困って回られるこういう課のところの人たちに、少し研修を受けていただく、このことが一つ外国の方が訪れたときの相談を受けるときの知識になると、こんなふうに思って提案をさせていただきましたので、その点、研究させてくださいということですけれども、お願いをしたいと思います。
 それから、企業の社会的責任ですが、国際交流協会などでは日本語教室や子供を対象にというのも私も知ってはおりますけれども、現在のところ、こういうかかわりだけでありますよね。それで、やはり市内でもたくさんの企業が外国の方を使ってらっしゃるわけですので、こういうところがいわゆる教育の面でも、そして日常の生活の面でも、就労の問題でもいろいろとあると思いますので、こういうことを企業の責任としてやっていただきたいと、そういうことなんですね。その音頭取りを、ぜひ国際交流協会や商工会がやっていただけるようにと、それを市がきちんと対応していただきたいと、そのように思うわけですけれども、ぜひお答えをいただきたいと思います。
 私は、愛知県内で知立市が外国人の比率として第1位だと、そして2位、3位まで申し上げましたけども、高浜が5位、そして碧南、西尾、豊田市と、この10本の指の中に西三河が5市入っているんですよね。そしてブラジルの方が大変多いというのが特徴です。西三河の中で、5市も入っている、愛知県内の10本の指の中に5市が入っていて、西三河がその中で五つも入っている、こういうことは、西三河地方に大変企業が、働く場所があって外国の方が住んでいるという、ここのところをきちんと認識をしていただいて、その中の第1位なんだというそこのところ、ぜひ肝に銘じていただいて、この他民族、他文化の共生、外国人と共生して住むためにどうやってやっていったらいいかという、こういう考え方に立って対応を進めていただきたいと、このように思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、就学前児童の予備入学であります。
 県の地域振興課からのお話ということで、詳細についてはまだだとおっしゃられましたけれども、大体のことが決まってきておりますね。
 それで、県と知立市で決めるんだと言われましたけれども、県から知立市にということは既に決まって、そして知立市は受けますと、こういうふうに回答されたんでしょうか。そして、知立市は、じゃあ、市内のどこの学校ということについては東小学校と、そういうふうに決めたのか、県の方から、もう既に東小学校と、こういうふうに決定をして知立市の方に言ってきたのか。
 今、県の中で、私はさっき西三河の中での高浜、碧南、西尾、豊田、こういうところにも外国の人がたくさんいると、こういうふうに申し上げましたけれども、知立市というふうにもう県の方からは決められてこられたのか、そこの点、しっかりとお聞きしたいと思います。
 それで、要は、学校へ入っても、いわゆる日本語を教えるだけで、学力のところまでは到達しないと、言葉をしっかりと入学する前に覚えてほしいと、そういうのが前提にあるのではないかなと、こんなふうに私は思います。大体の入られる外国の方々が、今お話もありましたけれども、この東小学校地域にたくさんいらっしゃるということでここに持ってきたということでありますけれども、私は、この通学、先ほども言われましたけれども、通学の点もあります。マイクロバスで皆さんを集めるのかどうかわかりませんけれども、就学前ということですので、その点では学校教育法だとかそういうものとのことではどうなのか、その点もお聞きしたいと思います。
 それから、公園になります。
 基本的には住民参加の公園づくりで、魅力ある公園づくりにしていただきたいというのが大きな主眼ではあります。
 それで、第三土地区画整理事業を終了目前にして新地公園のリニューアルということでありますけれども、コンビネーション遊具、こういうものを入れていきたいということで、地元意見を参考にしていると、こういうふうにおっしゃられました。
 それで、これはいつやって地元の意見を聞かれるのか。それで、先ほどコンビネーション遊具を取り入れていきたいということで、聞くところによりますと、10月ぐらいには発注したいというようなことも、私ちょっと耳にいたしました。それで、秋には地元の意見を聞きたいということですけれども、何かもうさかさまになっているような気がするんですが、この点をもう一回はっきりとお聞きしたいと思います。
 それで、以前、私ども共産党は、公園づくりについては、東京の世田谷のプレイパークなどの提言もしたこともあります。それから、この新地公園については、知立市には山がないということで山をつくったりしたこともあり、こういった点も有効利用して、そしてリニューアルをしていけたらいいなと、こういうふうに思っておりますけれども、地元の意見を聞いて、そしてしっかりとやっていただきたいと思いますけれども、先ほど言いましたように、この時期のずれをどういうふうにやっていくのか、お聞かせいただきたいと思います。
 特に図書館と一緒の敷地内というんですか、連たんをしておりますので、このプレイパーク構想といいますかね、そういうものにしたならば、そこで遊びの指導などをしてくださるお兄さん、お姉さん、こういった方々のたまり場といいますか、企画を立てる場所として図書館も最適ではないかと思いますので、そういった点も私は考えていただきたいなと思います。
 それから、堀切1号公園もこれもリニューアルの一つでありますけれども、今後の整備計画、そういうものにもなるかと思いますけれども、どのぐらい大きくなるんでしょうか。鉄道が上を走って、三河線の線路が外されない限りはね、ここのリニューアルにはなってはいかないとは思うんですけれども、どのぐらいになって、おおよその手順があれば、何年ごろにはどうなるのかということがあればお聞かせいただきたいと思います。
 それから、かきつ姫公園ですけれども、今はシルバーにお願いをしてですか、年2回ということで、年2回ではだめだよと、こういう考えでいらっしゃるということですけれども、市長、ここのかきつ姫公園、知立市の観光施設の一つだと、こういうふうに私はとらえてみたらいかがかと思います。
 かきつばたのときには、ここに訪れる方もたくさんいらっしゃるでしょうし、それから、いろんな歴史や何かを皆さんは知立市の歴史をいろいろ訪ねていらっしゃって、説明をなさるときでも、ここはかきつ姫公園ですよということで、年中ここはいろんな方々の目に触れるところであります。こういったところを年2回だけの草取りだけでは十分といえないと思うんですよね。
 だから、せっかく観光道路だとか、いろんなところに観光のために一生懸命力を尽くしていただいておりますけれども、このかきつ姫公園を知立市の観光施設の一つとして、きちんと都市公園並みの管理をやっていくという、こういう対応をやっていただけないでしょうか。現在、経済課で管理をしていただいているわけですけれど、観光にふさわしい公園にするためにどうすればいいのか、この点をお聞かせをいただきたいと思います。
 それから、それまでの間、年2回でなくて、経済課でどのようにやっていくのか、その点もお聞かせをいただきたいと思います。
 それから、いろいろと苦情がありましたのは、開発要綱でつくり出された小公園の問題もあります。いろいろなあり方あると思いますけれども、こういったところの遊具、例えばブランコと滑り台だけが定番でぽんと置かれているというものでなくて、やはりそこの開発で若い方が住まれるところなのか、それとも年配の方が住まれるところなのか、そういうこともある程度の調査もやりながら、遊具の設置というものをやっていただきたい、こんなふうに思っております。
 それから、知立市の愛護会の皆さんには、一生懸命やっていただいて、大変感謝はしておりますけれども、今後、トイレの掃除、愛護会では月2回ですけれども、トイレの掃除を知立は安城市に見習って週6回ぜひやりなさいということではありませんけれども、週何回にするのか。せめて6回に近づけるような対応をとっていかないと、いつまでたっても知立市の公園のトイレは汚いよと、こういうふうになりますので、何回にするのかね、この点、私ははっきりと聞きたいと思います。
 それから、現在もシルバーに委託をされているところもありますけれども、愛護会にだけ頼って、地元のボランティアの方々を頼るのも大切ですけれども、シルバーにも委託をどんどんやっていって、そして、回数をふやしていく、こういうふうにやっていったらきれいなトイレになるのではないかなと、こんなふうに思いますけれど、いかがでしょうか。2問目として、きちんと回答をいただきたいなと思います。
 申しわけありません。公園のところで、ことしの夏、大流公園で遊具、滑り台、ステンレスという滑り台ですけれども、滑って大変熱い思いをしたお子さんがいらっしゃいますけれども、安城市では、こういうステンレスの滑り台を老朽化、それから苦情がたくさんあるところ、こういったところについては強化プラスチックの滑り台にかえてきていると、こういうふうにお聞きをいたしました。それで、知立市は、滑ったときに熱いという問題について、どのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お聞きをしたいと思いますので、よろしく御回答いただきますようお願いいたしまして2問目といたします。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 それでは、私の方から、外国人問題について何点か御質問いただきました。
 まず、相談員の設置でございますけども、先ほども申し上げましたけども、フルに2人体制というところまでの需要はないのではないかと、私、担当の方から聞いておるわけでございます。先ほど申し上げましたように、やはり休みの前後、このあたりが来庁者も多いということでございますので、その辺については、今の月曜日にプラス何らかの形で対応できるようなこと、来年度の予算編成に向けて努力させていただきたいというふうに思います。
 それから、ビデオ等の映像による資料でもって外国人の方にいろんな情報提供、いろんなことを知っていただくとどうだと。それを転入者に配付するでありますとか、庁舎で見ていただくというような御提言でございました。
 これについて、私も今、きょう初めてお伺いするということで、実際にそういったものがそれぞれ外国人の方が自宅でごらんいただけることになるのかどうか、その辺も含めて、また、どういった内容のものができるのか、その辺も私、今現時点、具体的なイメージございません。現在も行っておりますいろんな印刷物も含めて、市民の方に、外国人の方にわかりやすいそういった資料の提供という部分で、一度研究をさせていただきたいというふうに思います。
 それから、住環境問題協議会で連絡協議会でございますけども、これ質問者もよく御存じのとおり、今の協議会は、どちらかというと、情報交換の場というような形になっているかと思います。今、年に1度開催というようなことで、ある意味では少し休眠状態かなということは同じような認識かなというふうに思っています。
 これ、開催するに当たって、いろんな方に、いろんな協議事項、連絡のいろんなテーマ、そういうことについてお問い合わせをいたしますけれども、なかなか具体的なテーマを情報をいただけないというのが現状でありますので、結果的にはお集まりをいただいて、それぞれの立場からの情報提供交換というような部分がどうしても強いというのが現実であろうというふうに思っております。
 でありますので、私は、この協議会をもう少し違う形で、先ほどの企業の社会的責任の中でも御提言がありましたけども、協議会に参加していただく方々の構成ですね、そういったことと、協議会が何をするべきか、またいろんなものを提案するだけでなく、実際にいろんなことをやっていただけるようなそういう組織でもいいのではないかというようなことも常日ごろ少し思っておりますので、この辺については、今後のあり方、そこに参画していただく方の構成員といいますか、メンバーですね、そういったことも含めて、少し研究をさせていただきたいと、そのように考えております。
 それから、職員研修でございますけども、これも他市ではいろんな取り組みもされております。私どもの方も、それぞれ担当によっていろいろ対応の仕方があるわけでございます。この辺については、職員研修等の一環の中で考えれるのか、また、いろんな実際に市民相談に携わっていただく相談員の方、そういった方にも少し御意見を聞きながら、私どもで何ができるのか、これも研究させていただきたいというふうに思います。
 それから、企業の社会的責任の中で、国際交流協会からそういう企業の方への働きかけはどうだというようなちょっと趣旨のふうに私は理解して聞いたわけですが、先ほど申し上げましたように、国際交流協会としては、親善ボランティアの皆さんを中心に、そういった協会としてのいろんな活動を通じて外国人の方との共生、そういったことに取り組んでおっていただけるというふうに思っておりますので、今後、同じような形で進めていただければ大変ありがたがい、そんなふうに思っておるところでございます。
 以上でございます。
○議長(高木正博)
 市民部長。
○市民部長(兼子弘高)
 それでは、不燃物処理場の方の整備の関係でございますけども、この工事の入札が9月14日、すぐでございますけども、14日に予定をされております。一応12月20日、年内の完成を目指してやっていただくことになっております。
 それから、クーラーの問題でございますけども、現在、処理場の入り口の左側にあります事務所の、これは休憩室を兼ねておりますけど、こちらの方にはクーラーが設置をされております。現時点では、ほかの施設への増設は現在計画にございません。
 それから、クリーンセンターの方の時間の拡大でございます。
 特に土曜日の日が午前11時までということで短いわけでございますので、一つの案として、この土曜日の日を平日並みに4時ぐらいまでどうだろうかというような提案をしてみたい、こんなふうに思っております。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 人間ドックの拡充の関係でございますが、平成19年度当初予算に200人で予算要求をさせていただきたいというふうに思っております。
 それと、脳ドック検診の今年度の実施状況でございますが、6月から翌年の1月の期間の中で、秋田病院、富士病院それぞれ50ずつ受け持っていただいているということでございます。
 これを拡大した場合、やっぱりこの期間内での実施はちょっと難しいというふうなことも伺っておりますので、実施方法についても、今後検討していきたいというふうに思っております。
 それと、受診経過についての経過観察の関係でございますが、要精密な方については、1回精密検査を受けていただいて、お医者さんの指示に従っていただくしかないかなというような気がしますが、要観察者に対する保健センターの事後フォローということでございますが、ただ、脳の中身の話でございますので、どういう形で事後フォローができるのかどうかということについて、一度内部でよく検討させていただきたいというふうに思っております。
○議長(高木正博)
 市民部長。
○市民部長(兼子弘高)
 答弁漏れがございましたので、答弁させていただきます。
 かきつ姫公園の管理の関係でございます。
 先ほど言いましたように、年に2回の除草をシルバーの方にお願いをしてやっていただいておりますけども、平成19年度からは都市公園の方の管理状況を参考にしながら整備に努めてまいりたいと、こんなふうに思っております。
○議長(高木正博)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 プレスクールについてお答えいたします。
 なぜ知立かということでありますけども、県の方から、外国籍の児童・生徒が多数在籍するところということで、2地域のうちの1地域を知立でどうかということであります。断れば断れるわけであります。
 東小学校にいろいろお話を聞きますと、やはり1年生に入ってきたとき、適用までにかなり時間がかかるというような話も聞いております。それで、学校を使うことも可能であるかということも聞いております。やはり東小学校としても、ぜひやってほしいと。また、私自身としても、こうした外国籍の子供たちの教育、県、先ほど質問者も言われましたけども企業等の責任において、かなりやっていかなければいけないのではないか。これは知立市がやる事業ではなくて、県が直接やってくださる事業、県の人の話の中でも、こういう中で、企業も入ってくるべきではないかというような話もあります。だから、こういうのを一つの事業として、教育委員会とは違うところでやっておりますけども、向こうの方は、今、篠目にあります幼稚園の方もものすごくよく御存じであります。校長先生もよく知ってますと。すぐ行って話をしてきました。そういう教育委員会サイドではなくて、そういう県サイド、こういうところから支援していただくということは、これから非常に重要になってくるのではないかということを私自身考えておったものですから、学校と相談して、これはぜひ知立でやっていきたいと。
 ただ、来年からずっとやってくれますかといったら、ことしはことしでこれでやりますけども、次年度からは連続ということは必ずしも考えてはいないということでありますけども、これの一つのきかっけとして、県がそういう事業に取り組んでいるということ、大変いいことだと思って、知立でぜひということで進めたいと思っております。
 それから、やっぱり就学前でありますので、学校教育でありません。したがいまして、先ほどもお話しましたが、学校を使うといっても、けがをしたときにはどうするのかと、これは県の方も保険のことも考えております。考えていきましょうということを言っております。
 それから、一番今、どうやってここまで運ぶのか、これも県の方と話し合っていって、どのようなことを県が考えてくれるのか、あるいはバスを県が出してくれるのか、そういうことも考えていきたいと思っております。
 以上です。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 市民の要望の中での70歳以上の高齢者の無料化の件ですとか、今、停留所の屋根の設置の件ですとか、アンケート実施の件につきましては、私ども市としましての基本的な考え方を示しながらバス問題検討委員会で諮ってまいりたいと思います。
 それから、バス専用でつくられたバスではないですので、揺れがひどいではないかということでございますけれども、確かに寄附を受けまして6年以上が経過をしております。そんなようなことで、バス本体の本当に支障があるようなそういうことがわかれば、当然検討する前に修繕をしていきたいと思っております。
 それから、車両運行管理サービスの問題の件ということで、一応車両運行管理サービス問い合わせの件ということでは、利用者からの問い合わせが今まで現在に五、六件あるということでございます。
 それから、乗り継ぎのときに、待ち時間が多いのではないかという件でございますけれども、確かに乗り継ぎにつきましては、1号車で876人、2号車で587人、合計1,463人の方が乗り継いでお見えになります。乗り継ぎの箇所も、知立駅を中心に市役所ですとか、福祉の里、3件ありますものですから、効率よく乗り継いでいただけますように広報等で周知してまいりたいと思います。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 公園の遊具のお問い合わせでございますけど、これにつきましては、今年度、第三土地区画整理内すべての公園につきましては、事業完了に伴う複合型のコンビネーション遊具を設置するという中で現在作業を進めておりますので、御指摘の新地公園につきましても、今、計画はでき上がりつつありますので、設置前に地元の意見を聞いてまいりたいと思っております。
 また、堀切公園につきましては、新たに三河線と本線の囲まれたところ、現行6,100平方メートルの公園が7,100平方メートルに移転していく計画になっております。
 なお、現在の堀切公園につきましては、換地先の宅地利用するという中におきましては、一部分におきましては先に宅地利用していきまして、最終的に三河線の位置が切りかわった最後に移転の中で公園設置というふうな計画になっておりますので、よろしくお願いします。
 また、公園のトイレの関係につきましては、現在シルバーでいきまして、昭和6号におきましては、月10回ということでございますが、もう少し回数をふやせないかということでございますので、この辺につきましては、回数をふやしてまいりたいと思っておりまして、今多くやっているのが14回がありますので、その辺までふやしたいと思っております。
 また、滑り台につきましては、従来は強化プラスチックは非常に壊れやすいという中でステンレスが多いわけでございますが、今後、新しいものにつきましては、御指摘のような強化プラスチックに採用していきたいと思っておりますが、現在のものは、市としましては、使えるものについては現行のものをもう少し使っていただきたいと思っておる次第でございます。よろしくお願いします。
○議長(高木正博)
 これで11番 笠原議員の一般質問を終わります。
 ここで10分間休憩とします。
午後2時56分休憩
―――――――――――――――
午後3時07分再開
○議長(高木正博)
 休憩前に引き続き会議を開きます。