○議長(高木正博)
 これより議案第56号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
 16番 久田議員。
○16番(久田義章)
 平成18年度知立市一般会計補正予算について、一、二点、お聞きしたいと思います。
 歳入の方でありますけれども、今回の補正は財政調整基金に繰り入れるということでありまして、そういう中で、財政調整基金はどのぐらいまで戻ってきたかをまずお聞きしたいと思います。
○議長(高木正博)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 17ページになります。17ページの中段に財政調整基金繰入金という欄で、今回補正で3億2,522万6,000円、これを繰り入れ戻すという形になります。
 当初予算の編成時に財調8億5,700万円を投入しております。今回の戻しの補正で、現在の繰入額は5億3,100万円の状態になっておりますけども、残高で申しますと、この補正後で財調は8億9,499万3,000円という形に戻るという形になります。
○議長(高木正博)
 16番 久田議員。
○16番(久田義章)
 本来なら単年度の財源で予算を組んでいくのがいいわけでありますけれども、当市の場合は、この財政調整基金を使っていつも当初予算を組んでおると。それで、今後とも財政調整基金を使っての当初予算になっていくようなふうに考えておられるでしょうか。
○議長(高木正博)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 財政調整基金は、今年度当初も14億円ほどございまして、先ほど申しましたように、当初で8億円内外の繰り入れをしておりますけれども、基本的にこの財政調整基金は自転車にようになっておりまして、実質的には今回繰越金が2億7,200万円出ております。こういった形で、毎年繰越金と最終的な歳出の不用額と歳入の額のこれは上がる場合と下がる場合がありますけども、そこら辺を加味して積み戻すという形にして、それをまた当初予算で一定額を入れていくという形は、今後もなっていくと思います。
○議長(高木正博)
 16番 久田議員。
○16番(久田義章)
 林議員の一般質問でもありましたんですが、財政調整基金は標準財政規模の1割ぐらいが理想だというような答弁があったと思うんですけれども、平成17年度決算では標準財政規模が108億2,000万円余でありますから、その1割であるから、11億円前後と考えられるわけでありまして、ほかに回した方がいいんじゃないかというような提言があったということを記憶しておりますのですが、関連といたしまして、当市には減債基金というものがあるわけですけれども、ここら辺はどういうふうに活用されておられるのか、ちょっとお聞ききしたいと思います。
○議長(高木正博)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 減債基金につきましては、これは基本的に使途としましては、公債費がぐっと上がってきましたときに、やっぱり一般財源を圧迫してまいりますので、その部分で減債基金を落としていくということになります。
 それから、もう一つは、繰上償還をですね、先回の一般質問でも出ましたけれども、していこうと、この団体で考えたときに、それがまだ大きな金額になりますと、一般財源他の事業に影響しますので、そのときに入れていくと、こういう二つの方法で減債基金を積んでおるわけでございますけれども、今の時点、2億円弱の減債基金でありますけれども、これも今後の公債費が伸びてきたときに、それを生かしていくという形での使い方をしたいということで思っております。
○議長(高木正博)
 16番 久田議員。
○16番(久田義章)
 今、減債基金の残高が2億円弱ということで、公債費が上がってきたときにこいつを活用していこうということでありますけども、今後この減債基金というものを、もっと目標を持って活用されていかれるようなね、そんな予定はあるかお聞きしまして質問を閉じます。
○議長(高木正博)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 現時点での知立市の事務事業の状態と、それから今後の大型事業がございます。その大型事業の起債の借り入れに伴います公債費が上がってきたときに、それは一定に押さえていくという形での中で進めていきたいと、こういうふうに思っておりますが、またそれ以外にも、仮に今私から口、出ておることは、具体的にまだ実現するということじゃあございませんけれども、仮に市民公募債という形を今後考えていったときには、当然5年とかいう形での一括償還がなりますので、そのときには、その一括に償還していく財源をこういった減債基金等に計画的に考えていくということも視野にしていく必要があるかなということも若干思いますけども、ただ、これはまだ全然具体的な話ではございません。
○議長(高木正博)
 ほかに質疑はありませんか。
 9番 林議員。
○9番(林 郁夫)
 それでは、一般会計補正予算の質問をさせていただきます。
 今回の補正予算、今、久田議員おっしゃられましたように、特徴といたしましては、基金がまた戻ったというそれが大きな特徴があるかと思います。
 あと1点、私、今回の補正、非常にシンプルでよくできた補正だなというふうに思っております。その中で、大きな特徴といたしまして、税金は補正されておりません、市税。市税が補正されてはいませんけれども、非常に歳出予算がオリジナルというか、非常にユニークなものが出ているということを評価したいと思います。
 ということは、市税を使わずして職員の方々、関係各位の方々が財源確保をされながら事業を組まれているなということを評価したいと思います。
 その中で3点、そういった事業をお聞きさせていただきます。
 まず15ページですね、歳入歳出予算、補正予算書の15ページです。知立連続立体交差事業県負担金ということで10分の10、これも税金を入れられずに県の負担金でやっていくと、これは当然、県の事業だからかというふうに思いますが、ここの内容、どういった事業に充てていくのかなということと、当初予算に盛り込めなかった理由をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 連続立体交差事業の中で、現在、仮線用地を取得をしております。この仮線用地の段階につきましては、平成12年度から用地取得をしておりますが、昨年におきまして、総額6億円を超える中に知立市の分がちょっと取得を予定しておったんですけど、総額の中で6億円オーバーするという中で、今回3月におきまして、年度末でその用地分が不用額になっております。その分を今年度早期に買っていただくという中で、今回このように歳入を見て、また公有財産の用地費を補正であげさせていただいておる現状でございます。
○議長(高木正博)
 9番 林議員。
○9番(林 郁夫)
 ありがとうございます。
 歳出は27ページに出ていくということで、今後、連続立体交差、県との絡みが非常に大きく出てきます。この財源の絡みも、当然非常に複雑に絡んでくると思います。財源確保という視点から、漏れのないように当初からしっかりとやっていただきたいというふうに思っております。
 続きまして、17ページです。
 17ページの教育総務費委託金338万円、これ今回、豊かな体験活動推進事業委託金からあいち・出会いと体験の道場推進事業委託金まで4本ですね、新たに歳入338万円の委託金が入って、これページでいうと27ページを見ていただくとわかるんですけれども、歳出で現職教育研究費、同じく338万円ということで、全然一般財源なくしてやることのできる事業ということで、非常に申請された方ですね、頑張っていただいたなというふうに思っております。
 この内容ですね、今までで従来やってた事業も当然あるかと思いますが、特にこの委託金を受けて今回頑張ろうと思っている事業、この4本をそれぞれ教育長の御所見をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(高木正博)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 今、17ページの教育総務費委託金の四つの委託金についての御質問がありました。
 まず、一番初めの豊かな体験活動推進事業委託金でありますけども、これは文部科学省の委託事業でありまして、直接には県から委託を受けております。
 趣旨といたしましては、子供たちが豊かな人間関係や社会性などをはぐくむために、学校において、さまざまな体験活動を充実させることが大切であるという考えのもとに地区を指定してきたわけであります。この事業は、平成14年に始まっておりまして、平成14年、平成15年、これは県内で2カ所が指定されております。三河と尾張でありますけども、平成14年、平成15年は豊田市、それから平成16年、平成17年が豊橋市、西三河、東三河へ行きまして、今年度平成18年、平成19年であります。原則2年間という指定であります。
 そういう関係で、今年度知立が指定を受けたわけであります。これは、1校で行うものでなくて、6校でというような指示がありました。そこで小学校4校、知立小学校、猿渡、西、八ツ田小学校、中学校1校、知立中学校、それに加えて高等学校もありまして、2校ありますので校長先生に相談いただいて知立高校ということでありますけど、実際の活動していくのは、高等学校はやや所管が違いますので、5校の当面は活動が多いわけであります。
 それで、先ほど2年間ということでありますけども、ただし、事業の委託は年度ごとに行っていきます。
 それで、この義務教育関係は5校でありますので、そこの中で、豊かな体験活動推進地域協議会というのを、これを立ち上げていきます。第1会の会合はまだ開いておりませんけども、議会が終わってから10月4日に開催する予定でおります。これにつきましては、関係学校の先生、あるいはPTA関係、社会福祉協議会、給食センターの方、国際交流協会、教育委員会事務局等も入りまして、推進交換の連携、連絡調整を図るとともに、関係団体が児童・生徒の体験活動に対して支援ができるような推進体制をつくっていくということであります。今後そういうことを進めていくわけでありまして、具体的にはどんな活動をしているかということでありますけども、例えば各学校の方から計画書を出しております。例えば知立小学校、この体験活動の種類には7項目ありまして、ボランティアなどの社会奉仕にかかわる体験活動、二つ目が自然にかかわる体験活動、3は勤労、生産にかかわる体験活動、4が職業、就業にかかわる体験活動、文化や芸術にかかわる体験活動、文化、交流にかかわる体験活動、その他これらが複合した体験活動、このようなので何をするかということをこちらの方の計画書で出しております。知立小学校は、1のボランティア、あるいは2の自然にかかわる体験活動、3の勤労、生産、そして7その他、これは食育に関する学習も入っております。そうしたさまざまな体験活動を行っていくわけであります。
 しかし、現在、まだ連絡協議会、推進地域協議会が開かれておりません。今、単独の事業をこれから進めていくわけでありますけども、小・中、あるいは高、例えばこの6の小・中・高等学校が一つになって活動ができるようなことになればいいわけでありますけども、そこまでいくのかどうか。しかし、地域との連携、小・中の連携等も図っていきたいと思います。各学校におきましては、推進協議会のほかに学校支援委員会というのが設けられております。こういうものも通してこの事業を進めていくわけであります。
 次に、命を大切にする心をはぐくむ教育推進事業であります。これは、愛知の教育を考える懇談会の提言を受けまして、県が実施しておるものであります。教育委員会からの委嘱ではないわけであります。
 この趣旨でありますけども、今日、子供たちがみずから命を絶つことや、他者の体を傷つけたり命を奪ったりする事件が繰り返し起こっておる。また、一度死んでも生き返ると思っている子供も多いといわれている。命は、かけがえのない大切なもの、人を傷つけてはいけない、そんな当たり前のことが失われている。愛知県では、命の大切さを子供に携えていくための取り組みを進めていくと、こういう趣旨で、今年度の新規事業でありまして、県下の幼稚園・保育園50カ所、小・中学校41カ所、合計100校園を公募しております。その中で、知立市は来迎寺小学校と知立南中学校が応募しまして、実施が決定したわけであります。これは原則1年であります。来迎寺小学校においては、保健指導、特に性教育、食育、人権教育、子育てを語る会と、こんなような活動も計画されております。知立南中学校においては、地域の人、物、事について調べ、まとめを発表する。地域で活躍されている方々の講演を聞き、視野を広げる、地域の保育園を訪問したり、学校に招待して交流を深める、そのような活動も計画されております。
 それから、三つ目の子供と親の相談員等活用調査研究事業委託であります。これは教育委員会の委託事業でありまして、中学校で以前、心の教室相談員というのが配置されておりましたけども、それの小学校版ではないかと思います。小学校の児童が、悩みや不安を気軽に相談できるように、地域の人材を活用して不登校や問題行動などの未然防止、早期発見や早期対応を行う相談員を配置するということで、県下に20名の相談員を配置しております。
 原則2カ年、ただし、事業の委託は年度ごとに行うということで、これにつきましても、県下20名でありますけども、知立市に1名配置をしていただくことができました。配置校は知立西小学校に配置してあります。増築した校舎の一つが相談室になっております。この職務内容につきましては、児童の話し相手、悩み相談、家庭地域と学校の連携の支援、幼・小・中連携関係機関、児童福祉施設等との連携支援、その他学校の教育相談活動の支援であります。
 期待されます効果といたしましては、学校に教員以外で悩みや不安を相談できる大人がいることで、いじめや不登校の未然防止や早期発見、対応ができるということであります。この方は臨床心理士ではない普通の人であります。
 それから、四つ目のあいち・出会いと体験道場であります。これも先ほどお話した愛知の教育を考える懇談会からの提言を受けまして、愛知県が実施するものであります。これは、今まで行っていた職場体験学習であります。これを充実していこうというものであります。中学生は大人への心身ともに成長する時期であり、この時期に社会の成り立ちについての理解や働くことの意義、責任感、あいさつ、言葉遣いの大切さなど、社会性をしっかり身につけていくことが大切であります。
 あいち・出会いと体験の道場は、地域社会の中学生の社会性をはぐくむ道場と位置づけ、地域の商店、企業、公的施設など、さまざまな方に、中学生が日ごろ学習の場である学校を離れて5日間程度の職場体験の先生になっていただくことにより、地域社会全体で子供たちの教育に取り組んでいこうとするものであります。
 この5日間程度というふうに書いてあります。今年度は、初めてということで、いきなり5日間というのは無理であるというところもあれば、3日間でもいいですよということで、今年度は中学2年生の約半数を指定していこうということであります。本市におきましては、3校とも応募しましたら、3校とも決定をさせていただきました。知立中学校、今まで2日間でありましたけど、今年度3日間、竜北中学校は今までも3日間でしたけども今年度も3日間、南中は2日間でしたけども今年度は3日間ということで、3校とも3日間の実施を行います。来年度は5日間の計画をしております。
 事業効果といたしましては、従来それぞれの学校で実施してきた職場体験学習を充実させることにより、働くことの意義や社会性がより身につけることができると、こんなような事業効果を期待しておるわけであります。こうした事業が年度を明けてから計画書を出すとか、募集が新しい年度に入ってから募集が来てということで当初予算ではなかなか組めなかった事業であります。
 以上です。
○議長(高木正博)
 ここで10分間休憩します。
午後3時09分休憩
―――――――――――――――
午後3時20分再開
○議長(高木正博)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(高木正博)
 9番 林議員。
○9番(林 郁夫)
 ありがとうございました。
 今、教育長から答弁をいただきました。私、地域に帰って、今回、例えば地域の方が豊かな体験活動推進事業とは何やるのというふうに言われたときに、どういうふうに答えようかということを思いながら、今、教育長に御質問させていただきました。
 その中で、この四つのそれぞれ答弁いただいたんですけども、なかなか書き取ることができないぐらい細々と言っていただいて、聞きたかったのは、何をやるんだというところがさっぱりわからなかったというのが本音で、教育長の答弁ですね、非常に丁寧でいいかなと思うんですけども、やはり私に限らずですね、聞くときには、やはり市民の目線に立って、私、聞いておりますので、そういった目線で教育の関係を答えていただきたいと思います。
 この四つの中で、ただ一つ、ただ一つといえばあれなんですけれども、わかりやすく御説明いただいたのが、あいち・出会いと体験の道場推進事業委託事業ですね、この件に関しては何とか書き取れたということなんですけども、この職場体験の学習ですね、これ2日間から5日間に伸ばしていくというですね、そういうふうなことで委託金を使っていきたいというお話でした。中学校2年生を対象にやっていくということでございます。
 これは私の子供もこの事業を以前やらせていただいておりますけれども、いろんな企業にですね、ケーキ屋とかいろいろ行くわけですけれども、もし希望される方で、市役所を希望されるという方いらっしゃったら、市役所の方に職場体験というのは可能かどうかというのを、企画部長、わかれば教えていただきたいんですけど、お願いします。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 この件に関しましては、以前から教育長の方からも、そういう事業をやることについて、市役所も市内の一事業所と同じように協力をというようなことでいただいてまして、ちょっと私、今確認しておりませんが、ことしも何人かの方が、本庁内でないかと思いますが、体験に御参加いただいていると思います。
 今後におきましても、そういった御希望があれば、いろんな職場において、できるだけ御協力、体験をしていただけるようにしていきたいというふうに考えております。
○議長(高木正博)
 9番 林議員。
○9番(林 郁夫)
 ありがとうございます。
 ぜひともこの事業をですね、これはこの事業だけが確認しましたら、県の教育委員会ではなくて、県民生活部ですか、知事部局でやられておるということで、非常に知事の肝いりの事業ということをお聞きしておりますので、この事業の委託金に関しては、来年度もつくということを確認をしておりますので、当初からこれ乗せていただきたいということを注文させていただきます。
 続きまして、19ページのシンポジウム等助成事業助成金、この内容でございます。これも歳出は21ページにございます。これ、何に歳出するかというと、企画費ですね、20ページ、21ページちょっと見ていただくとわかるんですけども、20ページの諸収入190万円入れて、一般財源が17万7,000円、この17万7,000円というのは、この右の方を見ていただくと、矢作川水源の負担金ですので、今回の企画諸費、丸々諸収入を特財にしてやっていくということで、非常にすばらしい内容のものだなというふうに思っております。全然税金を使わずにこういったことをやっていくということで、非常にすばらしいなということで関係各位の助成金をとられたことに対して感謝申し上げたいなと思います。
 それで、この助成金ですね、全国で5団体しかなかったというふうにお聞きいたしております。このとられた経緯、どこを認められたかなということと、あと、歳出側でいいますと何をやっていくかということですね、具体的にわかればお知らせいただきたいと思います。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 ただいまの御質問の件、質問者からいろいろ詳しく述べていただきましたけども、まず歳入面でございますけども、これにつきましては、シンポジウム等助成事業助成金ということで、財団法人の自治総合センター、ここが実施いたしますシンポジウム等助成事業実施要綱、これに基づきまして、私どもの方で、これに関連する事業計画を提案し、それを認めていただいて、今回190万円という助成金をいただくことになったわけでございます。
 この中身でございますけども、昨年、知立市まちづくり基本条例を施行いたしまして、私どもの方も、協働のまちづくりについていろいろ考えていくということでございますけども、そういう中で、やはりそういったことの必要性などを私ども行政、それから市民の方、一堂に会して、その辺の協働のまちづくりについての実現のために本当に必要なものは何か、そういったことを一緒に考えようと、そういった場をつくっていきたいということで、今回シンポジウムと講演会を内容とする事業計画を提案し、認められたということでございます。
 実施の時期は、生涯学習の方で行います生涯学習フェスティバル、この事業の中の一つというふうな形に位置づけていただいて、市民の皆様と一緒に生涯学習、協働のまちづくり、そういったものを一緒に考えていただける機会になればいいなというふうに今思っております。
 内容は、先ほど申し上げましたように、講演会とパネルディスカッション、パネルディスカッションは、市内で実際に活動されておられるボランティアの方でありますとか、知立で唯一学区のコミュニティ推進協議会、コミュニティを持っております来迎寺学区のコミュニティの活動についての関係の方、それからボランティアの活動支援センターで活躍していただいている方等々、五、六名をお願いし、それにプラスコーディネーターの先生をお願いしたような形でのパネルディスカッションを考えております。協働のまちづくりを考えるというようなテーマでお願いできればというふうに思っています。まだ細部については、今後これから詰めていくということでございます。
 また、予算については、先ほど御質問者おっしゃいましたように、総額190万円ということで、その内訳は報償金、消耗品、印刷製本、講演等の委託料という4本で構成をしておるわけでございます。
 概要、以上でございます。
○議長(高木正博)
 9番 林議員。
○9番(林 郁夫)
 ありがとうございます。
 この中で、やはり柱は、まちづくりシンポジウムの講師委託料ということで90万円、やはり人をたくさん呼ぶには、何か目玉というのが必要なのかなという思いがあります。この講師ですね、だれを呼ばれるかということを教えていただきたいということと、あと日にちですね、生涯学習フェスティバルといわれたんですけども、具体的な日にちがわかれば教えていただきたい。
 あと、PRの方法でございます。やはりたくさんの人を来ていただいて、それでまちづくり基本条例を周知していただくということがこの事業の柱かと思います。できるだけ大勢の方に来ていただくためにPRをしっかりやっていただきたいと思いますが、PRの方法もお聞かせいただき、質問を閉じたいと思います。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 まず、講演会の講師でございますけども、まだ確定ではございませんで、いろんな方に交渉させていただいているわけですが、ちょっと時期的なこともあって、いろいろまちづくりに関することで、できればいろいろ知名度の高い方をお願いしていきたいなと、そういったことで市民の皆様にも関心を持って、そういった講演会にも参加をしていただき、あわせてシンポジウムにも参加をしていただきたけるような、そういうようなものにしたいというふうに思っております。
 それから、広報啓発の関係でございますが、ありきたりでありますけども、広報紙でありますとかホームページ、それに加えまして、今回印刷製本等々も予算計上させていただいておりますので、ポスターを作製するでありますとか、またそういったコミュニティ活動を実際に携わっている皆さんの団体に直接ご案内をさせていただくとか、また町内会の区長を通じての町内会の皆さんにも御案内をしたいと思いますし、ちょっとダブりますけども、それぞれのボランティア等々での団体にも御案内をさせていただきたい。
 期日ですけども、現時点、11月25日の午後を予定しております。場所は、中央公民館の講堂でというふうに今思っております。そんなことで、せっかくの機会でございますので、一人でも多くの方に御参加いただけるように、いろいろな手を使ってPR等々もさせていただきたいなと思います。
 また、パネルディスカッションのコーディネーターもいろいろまちづくりについて研究、実践をされておられる方を今交渉をしてお願いをしようということで、その辺もお願いしていきたいなというふうに思っております。
 以上でございます。
○議長(高木正博)
 ほかに質疑はありませんか。
 13番 村上議員。
○13番(村上直規)
 私、2点ほど質問したかったんですが、既に今、質問されました。特にまちづくりを聞きたかったんですけど、今の御答弁で控えさせていただきます。
 そして、もう一点なんですが、21ページのところ、寄附による車の寄贈という感じでお聞きしておるんですが、150万円、この中で、ミニパトがふえるという話がございます。今、私の住んでおる町内でも、いろいろ各家庭に泥棒ということで侵入等が身近なところにやってきたなと。つい最近も、警察の方、安城署、被害者の方と私、ちょっと行って来まして、警察どういう活動なされておりますかというような話もしてきたところでございます。
 それで、この間の説明の中で、ミニパトが3台になるよという話を聞いておるんですが、こういった活用を3台になった場合に、具体的にどんな計画をされておるのかなということでお聞きしたいと思います。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 ミニパトの活用でございますけども、現在も実施しておりますけども、現在のミニパトは、月曜日から金曜日まで職員が交代で毎日夕方の時間を各学校の通学路を中心にパトロールしていただいております。
 私どもがこれから考えていきたいのは、やはりそれだけではまだ十分な活用とはいえませんし、今回貴重なまた1台御寄附をいただくということでございますので、それをさらに活用の拡大を図っていきたいという中で、やはり地域の皆様にも、それは大いに活用していただくということが必要かなというふうに思っているわけです。
 それぞれこの年度当初から各小学校校区内にも子供の登下校を見守るそういったボランティアのグループも立ち上がっておりますし、各町内の自主防犯パトロール隊もそれぞれが活動しとっていただくわけですが、そういった活動の中に、そういう青色回転灯のパト車もぜひそこに加えていただいて、大いに活用いただければありがたいなというようなことで、それには、一般質問の折にも申し上げましたけれども、どなたでも自由にいつでも乗れるということじゃなくて、やはりそこのは若干の規制が加わっておりますので、講習会を受けていただく必要があります。ですので、私どもの方も、ことしも既に一度行っておりますけども、さらにそういった講習会の機会を設けて、乗っていただける方をふやしていきたいというふうには思っておりますし、また、そのパトロールを行うための組織づくり、これもミニパト車を運用するについての一つのルールがありますので、そういうルールに沿うためにも、そういう市内のパトロール隊というような形の組織化も考えていきたいというふうに思っているところでございます。
○議長(高木正博)
 13番 村上議員。
○13番(村上直規)
 今、企画部長、答弁していただきましたが、おおむね私が思っておる内容かなというふうに思います。
 ただ、やはり青色回転灯、ミニパンダなんですが、これを動かす際に講習が要るという話なんですけど、いかに乗る方を多くふやしていくかというこの点についての施策という部分については、どうお考えになっておるのかということでお聞きします。
○議長(高木正博)
 企画部長。
○企画部長(清水雅美)
 やはりこれは自主防犯活動の組織の場合でも問題というか、一つの課題というふうに出てまいりますけれども、自主防犯パトロールの場合も、基本的には町内会とリンクしておりますので、それの取りまとめ役が区長というケースが非常に多いわけでございます。そうしますと、やはり区長もほとんどの町内では1年交代というようなことでございますので、なかなかそういった継続した組織活動というのが難しいなというのが私たちも考えているところでございますので、やはりそれぞれの町内会においても、今、安城知立の防犯協会の方で防犯連絡所というような委嘱を受けていただいて、玄関に防犯連絡所の看板が出ているそれぞれのおうちなんですけど、そういった方たちには、町内会の活動とは別に、防犯活動を中心にやっていただける、そういった方を各町内にもお願いをして選出をしていただいて、そういった方に、ぜひ講習会を受けていただいて、継続的な活動がしていただけるような、そういう仕組みづくりもこれから考えていかなくてはいけないのではないかなというふうに思いますし、また、知立市の青少年問題協議会の委員たちも非常に関心を示されて、私たちも、ぜひ一度それを使ってのパトロールもやってみたいというようなことで、今回も講習を受けていただいている方もあるわけですが、そういったことでは、地域のボランティア以外にも、そういう事業所でありますとか、各団体の方たちにも呼びかけて、その方たちがミニパト車にの乗っていただけるような仕組みは、また市の方で大いに考えていかなくちゃいけないなというふうに思っております。
○議長(高木正博)
 13番 村上議員。
○13番(村上直規)
 この点につきましては、私自身は提案させていただこうかなということを既に企画部長の方が答えていただいたというふうに感じております。
 まさしくそのとおりだなというふうに思いますが、実際、私も一遍乗ってみたいなという気持ちは持っております。
 先ほど町内ということでいろいろお話もされたんですが、やはり昔は拍子木を持って火の用心ということをやられておったかなと、これは今、ミニパトをずっと見ても、恐らく日中動いておるだけなのかなという感じがしております。先ほども言われておりました3時から4時の間、小学生が帰るときという話をされておりましたが、私、5階でたばこを吸ってまして、見るたびにあれはとまっておりますね。どちらかというと、宝の持ちぐされ。そして、もう一台来れば、またあそこに置いてあるだけという形では、非常に寂しいなという感じがします。
 ですから、ぜひともこの講習会という分を、逆にいうなら、出かけてやるよりも、知立市内のどこかで講習会を開いていただく。確かに町内の皆さんもお願いしてやっていただくということは大事だと思いますし、もう一つは、盗難に遭われた方という部分については、基本的には夕方だとか、日中もあるんですけど、そのときにもあるのかなということで、31行政区の中で、拍子木ではないんですが、今現代的にいうならミニパト、愛称をつけるならミニパンダという部分について、もう少し募ってみて、そういったものの有効活用ということで、早く車ががたがたになるぐらい使っていただきたいなと。そうすることによって、防犯対策という部分も啓蒙の中で、いつどこに走ってくるかわからないよという形を市内の中で3台もあるんですから、つくっていただきたいなというふうに思います。
 この辺のところ、ぜひとも企画部長の企画で、市長の英断をもって市民の皆さん方にお願いしていただきながら、恐らく議員の方も、一遍乗ってみてもいいよという方もかなりおられるかと思いますので、各町内の役員と一緒になって回るということもいいんじゃないのかなというふうに思います。
 これは少し提案にはなりますが、もう既に企画部長、答えていただいております。ぜひそういった形を早急にとっていただきまして、簡単な質問ですが、どうしてもここの部分だけお話しておきたかったものですからさせていただいて、この知立市から犯罪のない知立にしていっていただきたいなと、こんなふうに思います。
 以上でございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 この補正の枠組みということですけれども、平成17年度の実質収支の分については繰越金で全額載せてあるという内容になっております。留保財源という点では、税収があとどのぐらい保留されてるのかということがあります。あわせて、歳出をどうしても留保していかなきゃならない財源としての歳出の項目ですね、そういうものが今後見込まれる、そういうことでこの補正予算の枠組みを決めていらっしゃるとしたら、そのあたりを最初に伺っておきたい、こんなふうに思いますが。
○議長(高木正博)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 それでは、お答えさせていただきます。
 今回の補正につきましては、冒頭でもちょっとお話させていただきましたけども、御質問者がおっしゃられるように、繰越金を財調に積み込むということと所掌の事務を行っていくという中身です。税収の補正ということにつきましては、それは今回当初予算でかなりな部分での現時点シビアな予算編成になっておりまして、この9月で今後の例えば法人税等もございますけれども、そういったものも含めて、できれば12月議会ぐらいに補正をしていきたいと思いますが、とりあえず今の時点、かなり当初で精査した金額が出ておりますので、どれほどの補正ができるかということは、ちょっと従来ですと市民税と固定で非常に大きな財源で、最終的には繰越金の中に1億5,000万円とか、そういった大きなものが残ってまいりましたけれども、そういったことのないように十分な精査をしてまいりたいとは思っております。
 それから、来年度に向けての財源ということですけれども、先ほどの議員ともちょっと重複しますけれども、財調が今の時点で約9億円程度に戻りました。今後、通常で申しますと、次の決算でも出てまいりますけども、不用額がどれぐらい出るかということになりますけれども、その部分で、平成17年度では繰越財源が1億何千万円ありましたので、形式収支でいう額がかなり6億幾らということになりましたけれども、それを引くと約5億円ぐらいかなと思っています。そこら辺も議会の従来の御指摘もございますので、できるだけ精査して、そして平成19年度の予算については実施計画を見ながら財政運営をしてまいりたいと思っております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 今年度については、12月の法人市民税の補正がわずかに残るぐらいかなと、あと市民税は固定資産税も含めて、ほとんどシビアに組んだので、余り今後は見込めないだろうと、こういうことですね。法人税が少し変わってくるだろうと、こういうことで、今年度中に歳出という意味で、特に、かつてだと、よく人勧がまだどうなるかなね、いろんなことで歳出のために留保しとかなきゃならないというようなことで歳入の制限みたいなことをしている面があったわけですけれども、その辺については、昨今、人勧との関係も据え置きというようなことが続いておるというようなことでは、特に歳出で大きな予定を組まなきゃならないということも特にはないと、こういうふうに見てもよろしいですか。
○議長(高木正博)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 今回9月補正予算で、大体ですとこれから大きな臨時的なものがもし入ってくれば12月で歳出の補正というのがあろうかと思いますけれども、計上で見ておる部分につきましては、大きな歳出財源が平成18年度で見込んでいるという部分は、現在のところございません。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 そういう流れで歳入も目いっぱいということも含めて、今後もそうたくさん見込めるわけではないと、そういうことですね。ちょっと事業の中身で、必要ならば今後考えていかなきゃならない事業もいろいろ出てくるかというふうには思いますけれども、今回の補正の項目で少し伺っておきたいと思うのは、一つは、25ページの牛田20号高根道の拡幅ですね、これは今年度から3年間計画、約4億円程度の建設事業費を計画をしていると、こういうものでありますけれども、今回補正を行われております。測量調査委託料というところでは700万円の予算に対して300万円の補正という割合で、この補正の割合としては測量という面では大きいなと、こういうふうに思いましたので、このあたり、今回の補正の内容について、中身をお聞かせをいただきたい。
 ここの道については、早くから要望も出ているところでありますけれども、どのような今、問題が起きてこういうことになったのかということを含めてお知らせをいただきたいと思います。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 測量委託料300万円の件でございますけれども、この件につきましては、安城市道との接続道路であります。牛田町20号線のこの道路改良拡幅事業を本来ですと県費補助の2分の1の限度額500万円で計上しておりましたものを、国庫補助10分の5.5の金額、この事業でいきますと全額の対象になるわけでございますけれども、それを切りかえるということで、その説明資料ということで、平成18年度に前倒しをいたしまして、測量調査委託料300万円計上をさせていただきました。
 場所につきましては、牛田町高根地域であります400メートルでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 場所はわかっておりますけども、県費の補助と国庫補助とこれがあわせてなのか、それが変わったということなのか、いま一度、そのあたり理解できなかったんですけども。
 要は、早めていくという意味でプラスになったということでいいんですか。早めていくと、工事を。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 工事を一応早めるということではございません。これは本来でいきますと、県費補助で計画を立てておりましたですけれども、国庫補助に切りかえるということで、これは平成20年度から切りかえていくということで、その前に一応基本実施計画書の作成の委託料ということで、今回計上させていただいたということでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 国庫補助の方が2分の1が県費だったけども、これを切りかえて国庫補助にすると。国庫補助の方が補助率が高いという、こういうことですか。切りかえの理由を、もう一度、説明してください。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 県費補助でいきますと、限度額が2分の1の500万円ということになっておるわけでございますけれども、今回国庫補助でいきますと、10分の5.5になるわけでございます。この事業でいきますと、一応全額の補助が国庫補助の対象になるということでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 これは平成20年度からそういう切りかえをするとおっしゃった、先ほどそういうふうにね。
 そうすると、今、平成18年度ですけども、国庫の10分の5.5というのは、まだないと、ないんですね。それで測量について、県費で2分の1というこれが外れちゃったということですか。300万円余分に計上したということでしょう、これね。かみ砕いてもう少し御説明いただきたいなと思いますけど、小出しにしないで。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 この事業につきましては、一応実施計画上でいきますと、平成18年度からこの平成23年度までを計画をしております。その中で、全体の平成18年度以前の事業費を含めますと、事業費が3億4,627万6,000円の事業費になるわけでございます。そういう中で、県費補助でいきますと、全体の事業費の限度額が500万円ということでなってきまして、これ国庫補助に切りかえますと全体の10分の5.5ということで、補助金の額が事業計画の内容でいきますと、県の支出金が1,000万円に対して1,545万円になりますので、今回、国庫補助に切りかえをさせていただきたいということでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 総事業費の中で補助金がふえるというそういう仕組みを利用することに切りかえたと、こういうことですね、要するに、平たく言えばね。
 それは測量から用地の購入から、工事費から、今後の先ほど言われた約3億5,000万円ぐらいですか、このすべての工事費と用地費だとかそういうものを含めた事業費の10分の5.5を国が補助してくれるということで、県費よりも大幅な補助の獲得ができると、こういうふうに受け取ってよろしいでしょうか。全体でどれほど補助がふえるんですか、全体の事業費でいうと。相当頑張っていただいたのかな。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 全体の総事業費が、今も申しましたとおり、3億4,627万6,000円の実施計画に対しまして、国庫補助金にいたしますと、1億5,445万円ほどになると思います。県費補助の関係でいきますと、1,000万円ぐらいになるかと思いますものですから、1億4,000万円弱補助金の額がふえるかと思います。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 雲泥の差ということですね。それが全体としてはそういうことなんですが、今回お金がふえたということは、まだ国庫支出金等の財源内訳としてはゼロですね。今の段階でいうと、まだこれがもらえないからプラスになってるということですか、300万円は。今回の補正との関係でいうとどうなんですか。工事そのものが拡大したわけではないですね。同じ予定の工事を行うと。県費補助から国庫補助の事業に乗りかえる、切りかえるという環境の中で、補助金のたくさんもらえるものに切りかわったと。だけど今度の場合、歳出がふえたと、ここのからくりはどういうことですか。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 国庫補助に切りかえるということで、担当者の方が県の方に打ち合わせを行った場合、そんなようなことで、切りかえるということができるということを今回その説明のための資料を作成するということで測量調査委託料を組まさせていただいたということでございますので、お願いいたします。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 そうすると、測量調査の費用じゃないということですか、それは。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 測量調査の一応委託料ということでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 よくわかりませんね。県に出す資料をつくるのに300万円使ったと。従来の700万円はそのままと。それちょっと構成がわかりませんけれども、全体で700万円が1,000万円に今度は合計すると膨らんだわけでしょう。これは後ほど補助金をいただいた折には、それを補助対象として後から取り返すことができると。今、一たん増額はするけれども、後ほど取り返すことができるという、こういう仕組みを予想していらっしゃるのですか。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 これにつきましては、全体の工事を行うための測量調査委託料ということで計上させていただきました。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 全然わからないですね。またもう少しわかる説明がいただけるのでしょうか。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 県費補助ですと、全体のための事業計画書というのは要らないということでございまして、国庫補助に切りかえるためには、全体のための事業計画書、こういうものが必要になってくるということで、今回、測量調査委託料を計上させていただきました。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 国に対して補助金を取るための資料を制作をするためのプラスがこの300万円ということですね。700万円の従来の予算は、そのまま要るということですね。補助金が変わってもそのままと、それもよくわからない話ですけれども、今回は、そういうことでの資料づくりに300万円という内容として受けとめますが、これは資料つくるだけに対しては、とても多額なお金だなと思うのですけれども、測量の実質的な予算は700万円の方で行われているわけでして、資料作成だけに300万円かかるのですか。
 あの高根道を、あの細い道を安城の市境まで広げていくということでやるのですけれども、移転補償だとかいろんな細かい計画をずっと並べると300万円かかると、そういうことですか。これも委託してつくってもらうと、どこかで。その作成費が300万円もかかる。これ相場なんですか。非常にシンプルな道路の拡幅にお金がたくさんかかるなという感じがしますけども、いかがですか、確認のため。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 県費補助に比べまして、国庫補助の対象になりますと金額的にも非常に大きい金額になりますものですから、今回の場合は、測量調査委託料といたしまして300万円委託をさせていただいて、計上させていただいたということです。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 これは委員会の方にお任せすることになるんですかね。十分な説明を受けられないというままで今いるわけですけれども。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 今、質問者が言われます牛田町20号の基本実施経計画書、これ400メートルでございますけれども、300万円の委託料と今言われております700万円の山屋敷町の北部の新設道路250万円、これ牛田町20号の物件調査の4件ほか250万円、それから弘法町の長田4号、この道路設計の200万円、これ合計700万円の物件とは全然別物ということでお願いをいたしたいと思います。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 そうすると、牛田の関係では、この測量調査委託料というのは初めて出たということですか。
 その下の道路改良用地購入費、これは、そして明治用水決裁金、これらも牛田道の関係というふうに考えていたんですけれども、これはどうなんですか、一体のものなんですか。
○議長(高木正博)
 ここで10分間休憩します。
午後4時03分休憩
―――――――――――――――
午後4時14分再開
○議長(高木正博)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 今回300万円計上させていただきましたものは、当初、牛田町20号線につきましては、県費補助で計画をしておりました。県費補助ですと補助金が1,000万円単位で事業年度も非常に長くかかるわけでありまして、国庫補助金に切りかえますと5年の計画になるわけでございます。そのために、今回新たに測量委託料といたしまして、実施設計をするために調査委託料費300万円を計上させていただきました。
 それから、その下の104万1,000円の件でございますけれども、これは全然別物でございまして、谷田町56号線、上空池地内の隅切り用地の買収をいたすということで、これは交通安全上、今回この隅切りの用地を買収することによりまして、交通安全上スムーズに通行できるというようなこともございますものですから、この用地8.6平方メートルですけれども、購入をさせていただく分でございます。
 それから、2万4,000円の明治用水の決裁金でございますけれども、この件に関しましては、牛田20号線改良この一番上の関係でございますけれども、当初予算で180平方メートル用地を購入する予定でございましたけれども、決裁金の額が210円で組んで計上させていただきました。
 その決裁金の額が、明治用水の方からちょっと決裁金の単価が上がるということで340円、30円上がりましたものですから、その関係で2万4,000円計上をさせていただいたものでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 ありがとうございました。
 本来なら10年ぐらいかかってしまうだろうという、もっとかかるのかもしれないね。そういう事業をこの国庫補助の事業に切りかえることによって5年でこの道が完成する見込みだと、こういうことで、実施計画の中では3年ずつなので、私はさっき3年というふうに言ったのですけど、その先がまだあって長かったわけで、正式には2006年、今年度から10年度、5年間の工事であの道が広がるという、こういう事業、担当のこの点では努力で、非常に長い間の課題だったということもありまして、早めるための努力をしていただいたという、これは評価をするものであります。
 5年間ということですけれども、今後の工程的な年度別にどんな進展でいくのか、そのあたりも概略でよろしいですが、わかりますか。
 5年間、2010年度に完成と、こういうふうにもっていくわけですけども、物件補償とかいろいろずっとありますので、今年度は実施設計をつくって用地の購入等やっていくと、決裁金も払うと、こういうことですけれども、大筋の流れ、いいですか。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 一応実施計画上でいきますと、平成19年度につきましては、用地買収180平方メートル、物件補償が1戸、要求額といたしましては4,000万円、それから20年度につきましては、用地買収を260平方メートル、物件補償も2件ぐらい、要求額といたしましては6,600万円、21年度につきましては、用地買収を460平方メートル、物件補償につきましては2件、要求額といたしましては8,100万円、それから、22年度につきましては、用地買収が250平方メートル、物件補償につきましては1件、要求額といたしましては6,200万円、23年度につきましては、これは全体の延長が400メートル、幅員が10メートルということで、全体一式で一応7,000万円計上させていただいております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 そうすると、毎年用地を買収しながら、その距離をずっと完成をさせていくというやり方でいくということですね。平成とあれで違っていますけど、最後が400メートルの3メートル幅で、これをずっと工事をするのが7,000万円と、こういうことですか。ここで完成と、こういうふうでいいですか。
 物件の移転という点では4件、今言われたのが全部で6件ですか。全部で6件、物件移転について、よろしいですか。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 物件の補償と申しますか、移転につきましては、合計6件ということでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 安城の外れまでのところ、安城側では、とても立派な道がもうできておりましてね、前から。知立に入ると突然に細くなってという、すりかわりができない、こういう道のために、今見えませんが、清水議員も、とても地元のところには力を入れてみえたというふうに私も承知しておりますけれども、この話が一体どうなっちゃったんでしょうかというのを選挙の間も相当聞かれました、私自身も。こういうことで、今から5年たったら道が完成するよと、こういうふうにお話をすればいいわけですね。
 そういうことで、地元に対しては、この工程も含めて、十分説明がいくということでいいですか。どのようにこれは物件の補償の方も含めて、当然かかわるわけですけれども、この工程的な問題も含めた地元説明、どのように考えてらっしゃいますか。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 質問者も言われますように、当然団地に関しての交通量がふえるということでございますものですから、地元関係者とも話し合いを、この9月29日に三丁目、四丁目の代表の方も集めて、一応協議と申しますか、話し合いをする予定になっております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 議会の最終日ということですね。その日の夜、お集まりになるということですか。そういう計画で皆さんにはお話をすると。それは私は三丁目に住んでおりますけれども、三丁目、四丁目、そして牛田の原山の皆さん、ずっと沿線上関係する。そしてもちろん、高根の皆さんということで、地権者そのものも含めた説明を他の区とあわせてやるということですか、そういう説明会を行うと。
○議長(高木正博)
 建設部長。
○建設部長(神谷正明)
 地権者につきましては、ちょっと聞いておりませんですので。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 沿線上の方からは、私に質問が来るぐらいですから、やっぱりわかってないのかなというふうに思ったんですけれども、十分にまた御説明いただいて、国庫補助に切りかえて、こういう事業の進展というものを今作り出しているということも含めて、説明することが重要ではないでしょうか。せっかく努力をされたんですので、そういう点での住民の説明をお願いいたします。
 次に、23ページに戻りますが、各種営繕工事費、児童福祉施設のところですが、昭和児童センターの駐車場に手がけていただけるということになりました。これは経過がありますね。正式にいうと、これは何台分をどのようにつくるのかというこのあたりをお願いします。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 この各種営繕工事300万円につきましては、昭和児童センターの駐車場整備工事ということで、8台分を予定をさせていただいておりますが、場所につきましては、昭和児童センターのところにはございませんので、その道路の反対側にあります老人憩い家の南側の今ちょっと空き地になっておりますので、そこの一角を使って8台分を整備していくということでございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 老人憩いの家の前の月山のところですよね。空閑地もいいですけど、どうしても駐車場がほしいという、こういうことです。8台、これは職員のみならず、使えるかどうかというところが大変疑問でね、これが課題ということにも議会でもなっておりましたけれども、やはり子供さんを連れて遠くから見える方たちからは、駐車場を何とか確保してほしいというね、利用者の声がありますけども、この8台という点では、市としてはどのような利用を考えていらっしゃいますか。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 もともとあそこに店舗がございまして、その共同駐車場を利用して、長年職員の駐車場として利用させていただいておったわけでございますが、そこが使えなくなるという中で、今回、主にそこで勤務しております職員駐車場としてここを整備させていただくということで、もしここが空いておるようであれば、児童館を利用される方も御自由に使っていただければというふうに思っております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 職員の皆さんにも協力していただいて、なるべく駐車場が不要というような通勤方法ができる方は努力していただくということも必要かなと思うんですけれども、遠くから来てみえる方も見えるので、そういう意味では、余り利用者の駐車場としては期待ができないということでしょうかね。今、何人ぐらい車で見えているのか、十分に私も把握できませんけれども、8台は使わないですよね、職員だけでは。今、実態わかりますか。
○議長(高木正博)
 しばらく休憩します。
午後4時27分休憩
―――――――――――――――
午後4時27分再開
○議長(高木正博)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 現在、6台ぐらいは扱うんではなかろうかというふうに見ておりますので、2台分については、利用者の方の御利用いただけるのではないかと思っております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 まだまだ課題を残すという形で、今後の利用者の駐車場の確保、これについては、引き続き検討をしていただきたいなというふうに思いますけれども、そんな考えはお持ちですか。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 今回の昭和児童センターにおきます駐車場の問題でございますが、都市整備機構、そちらと協議をさせていただいた中で、昭和児童センターの裏側にも空き地があるものですから、そちらの方を利用させていただきたいということで当初お話をさせていただいたんですが、交差点といいますか、そこからの出入りというのは、非常に交通安全上、好ましくないということで、そちらの方の許可が認められずに、最終的に老人憩いの家、こちらに決まったということでございますので、なかなかこの昭和児童センターの近くに適当な空き地といいますか、駐車場として利用できるような土地が現在ないような状態でございますので、なかなかこれから先、近くに昭和児童センターの駐車場を求めるというのは難しいかなというふうに思っております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 まだこれからも懸案事項ということで、URとの関係も含めた土地がどうかということは宿題にしていかなければならないということです。まずは職員の駐車場ということですね。ぜひ今後とも、いろいろな知恵を絞っていくという点で、私どもも一緒に考えていきたいと思いますけれども、ぜひお願いいたします。
 それから、私も子育て支援の話で、選挙の間もいろんな方からの要望を受けたんですけれども、子供の医療費の無料化をぜひということと、もっと身近に楽しく遊べる公園がほしいということは、ほんとに強い要望で出ました。今回は、公園整備事業、これまず水道工事負担金の補正が載ってりますね。この整備の補正について、まず御説明いただけますか。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 今回につきましては、既に整備されておる公園の中へ、茶野ふれあい広場ということで、これにつきましては、平成16年に整備済みでございますが、そういった手洗いが設けてないということで、今回そこへ茶野ふれあいに設けるものでございます。
 そして、もう一つ、野中公園ということで、これにつきましては、今年度も整備しておりますけれども、その中に手洗い所を設けたいという中でございます。この二つでございます。
 以上でございます。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 コンビネーション遊具をこれからは区画整理が終わったところですか、つけていくよと、こういうことでしたが、新地公園も含めますかね、堀切は少し先と、こんなような話があったわけですけれども、全体的に遊具の見直しというこれを全体的な計画をつくってもらいたいということです。
 八橋大流公園で2歳のお子さんが、夏、選挙中ということであったんですが、突然悲鳴を上げたと、2歳の子供がね。知らずに滑り台に乗って滑ったら、その鉄板が熱くて、滑ってくるまでは熱いままですので、悲鳴を上げて泣きながら滑ってきたということで、かわいそうなことをしたという、お母さんもそうだったけど、いくらなんでもこういう式の滑り台は、子供はすぐ上っていっちゃうので、もう少し工夫が必要だということを強く言われました。古くなった場合には、硬化プラスチックのものにかえていくというような話も一般質問の笠原議員の答弁の中でも出ておりましたね。
 大流の今言いましたところについては、また写真もお見せしますけど、さびさび、側面もほんとにさびさびになっているということも含めて、老朽化ということもとても感じます。ですから、早く取りかえをしていくような考えを私はお持ちでないか、ぜひお願いをしたいと、こういうことです。
 砂場は相変わらず犬猫のトイレだよということで、それも写真をいっぱい撮って来まして、フンだらけの公園だということでお怒りでして、もう公園へ行ったら目が離せないと、危ないし汚いしと、こういう公園じゃ困るというね、大変強い声をいただいて、子育て支援という中で、やはり安心して楽しく遊べる公園をこれから整備してほしいと、これも大きな大きな願いだということを強く言われました。ですから、そのような子供たちが遊ぶという目線に立った遊具の選定というね、これをぜひ今後の計画に取り入れていっていただきたい。それから、今の当該公園の滑り台については、一度見ていただいて、取りかえが必要ではないか、修理が必要ではないかも含めてですけども、ちょっと見ていただくというふうにお願いをしたいと思いますけれども、これはすごい大きな予算を伴うというふうにも思いませんけれども、ぜひその辺の見解を伺いたいと思います。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 第三土地整理地区内におきましては、複合型のコンビネーション遊具ということの中で、現在、滑り台だけじゃなく、いろんなものが複合したものを完了祝いというようなことにおきまして、現在すべての公園にすべてそういう遊具を設定する計画になっております。
 また、そのほかの公園につきましても、一つの例で申し上げますと、ブランコ一つとってみましても、普通板が置いてあるものと、それから幼児でも使えるように背もたれがついたブランコ、そういうような格好がございますので、すべての取りかえ時においては、ブランコも少し幼児用が使えるものからということになると。そうしますと2つじゃなくて4基ぐらい据えないとそういうのができないわけでございますが、なるべく幼児が使えるようなものをつけたいと思っております。
 また、一番いいのは複合型が一番いいわけですけれども、複合型につきましても4歳から6歳ぐらい、またそれからちょっと上の高学年というふうな考え方がございますので、大きいものについてはそういうふうにさせていただきたいと思っております。
 それから、滑り台につきましては、基本的には鉄板だけ取りかえるとなかなかできないものですから、昔のプラスチックが非常にぽんと底が抜けるように壊れやすかったんですけど、最近のものはなかなかいいものがございますので、すべてを取りかえるというものについては、御指摘のような取りかえをしていきたいと今後は思っておりますけれど。
 それから、公園の古いものにつきましては、またリニューアル計画で実施計画の中に、そういったものを今後設けて、やっぱり第三区画整理だけがよくなるというわけにはいきませんので、ほかの公園も少しそういったものでいきますと、レベルアップを願えるようにリニューアル計画を少し実施計画の中にも今後盛り込んでまいりたいと思っております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 基本的な考えは伺って、第三区画以外も実施計画で順次やろうということが表明をされたわけですけれども、計画そのものは一度早くやって、どのぐらいお金がかるのか、実施計画にどのぐらいのスパンに乗せていくのかということにもなりますので、全体の構想はなるべく早くつくっていただけないかというふうに思いますが、その点、具体的な目標年次をお示しをいただきたい。
 それから、指摘いたしました大流公園の滑り台についても、一度見ていただく。やはり同時に言われたのは、背もたれのある幼児用のブランコがないということもそこで出ました。だから、全体の実施計画ということではありますけども、まずは滑り台の危ないものについての見直しを早くやっていただきたいと、その件についての見解も伺っておきたいと思います。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 現実的に平成17年ぐらいからリニューアル中にも予算の中に盛り込んでありますけど、現実的に見ますと、修繕費がどうしてもいたずら等で修繕費が多く出ていっちゃうものですから、リニューアルの方の予算がどうしても少なくなっているという実態があるわけでございますが、新たにその辺につきまして、全体公園の古い遊具等も含めまして、一回リニューアルの実施計画の中で、見直しを踏まえて、短期にどのぐらいやれるのかをちょっとまだ試算してございませんので、一回正式につくって、それに向かって整備したいと思っております。
○議長(高木正博)
 19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
 大流のことについては触れられなかったんですけど、ちょっと危険なところについては一度見てくださいと。修繕というか、取りかえが大至急必要であればやっていただきたいと、このことについての回答がございませんでした。
 それから、実施計画に乗せるためのいろいろな全体の調査するということです。これはいつごろまでに、今年度中に大筋こういう見て全体を調査してやっていくことができるのか、いつまでにそれをやるのか、その辺を具体的な目標をちょっと示してください。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 大流につきましては、一度現場の方を見させていただいて対応させていただきたいと思っています。
 また、実施計画につきましては、平成19年度に間に合いそうですので、平成19年度の実施計画からそのような格好について、計上を図ってまいりたいと思っております。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 それでは、2点に絞ってお尋ねをします。
 第1点は、先ほど少し質疑で触れられたんですが、歳入のところで、知立連続立体交差事業負担金10分の10、419万円、歳出が27ページの側道用地と、これは全額県費でくるから市費が導入されてない向きの御発言があったようですね。
 答弁でも、これは肯定も否定もされなかったんですが、連立負担金の10分の10というものの中には、当初予算で既に知立市が愛知県に対して2億円の負担行為を起こしているんですね。全体には知立市が2億円ですから都市側負担は8億円というふうに理解しています、平成18年度は。そのうち、今回補正で419万4,000円がたまたま先ほど言われた理由によって、仮線用地の取得費としてきているわけですから、この中には、厳密にいうと、4分の1、知立市が負担をしていると。これはもう当初予算で2億円出しておるわけだから、今回一々これに該当するものは出てないけれども、そういうお金だと。だから、10分の10だけれども、このうち4分の1は知立市が財源構成をしているということが実態でして、ここを間違うと、当市の負担はないというふうに見損なってもいけないので、ここの点、ひとつ明らかにしていただきたい。
 それから、今年度は8億円ですね。当市が2億円ですから、国が2分の1、県・市が4分の1ですから、逆算すれば8億円。知立市に戻ってきている、戻ってきているという言い方はちょっとおかしいんですが、知立市に連立負担金としてきているお金が3億7,000万円です、平成18年度は、補正前でね。だから、8億円のうち3億7,000万円は知立で主に駅周辺区画整理事業の用地を買うと、連立で仮線になる部分、ここを買うという予算執行をしようということになっています。じゃあ、8億円のうち3億7,000万円以外のお金は何に使われておるのかということが問題になったんですね。これは、愛知県が知立、名鉄、三者と、いわゆる本格的な三者協定に向けて、設計なり、調査なりにこのお金をつぎ込んでいくんだと、平成18年度は、こういう執行なんだというふうに言われてました。
 しょっちゅうそんなことばかり聞いておっちゃいかんかもしれんけども、年度のちょうどこの中間点を迎えて、連立のこの三者協議がどこまで進んできているのか、今回ですね。そして、財源的中心問題である県・市の負担割合が、どういうところまでその後、進んできているのか。進んでないなら進んでないで結構です、現状を出してもらえればね。このあたり、補正予算の中心をなすものではありませんが、重要な問題なので、先ほど言った市の負担と10分の10の県の負担金との関係の解明とあわせて御答弁をいただきたいと思います。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 今回のこの補正につきましては、本来、平成17年度におきまして、仮線全線を完了する予定でおりましたが、総事業費が6億円を超える金額のため、その分につきましては、平成17年度におきましては不用額という中になりまして、新たに今年度見送られた分を新たに買っていただくという内容でございます。
 なお、現在におきまして、連立負担金の関係につきましては、そういった事業の中で、物件移転費につきましては、知立駅周辺の区画整理の中における仮換地指定に伴います物件移転費相当額と、それから、従来から行っております仮線用地の取得分、それから、現在仮線における調査設計、概略設計という内容の三つの柱の中で、現在やっている次第でございまして、その進捗状況について、ちょっと後ほど、手元に細かい資料がございませんので、後ほど報告させていただきます。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 平成17年度で本来やる予定の工事が6億円、平成17年度は6億円でしたがね、総事業費が。6億円を超えてしまったので、今回補正でその部分の超えた部分を平成18年度で補正したと、これはいいんです。理解しています。
 問題は、この補正額、財源構成を見ますと、県費負担になっておるわけです。都市計画費負担金で県費負担10分10、全部県が出しておってくれると。いや、そうではないよと。このうち4分の1はもともと知立が負担金として県に出しておるでしょうと。県が知立からもらった金、国からもらった金を事業主体は県ですから、これが知立市に今回400万円余の金を県費という形で出ておるけれども、この財源構成は知立市が4分の1負担しておることになっているわけでしょうということを聞いておるわけです。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 そのとおりでございます。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 それは瞬時にこないかんでしょう、答弁が。何か迷ってみえる。だから、誤解があるんですよ。
 連立事業というのは、愛知県が事業主体ですから、全部県に金が集まる仕組みになっておるわけ。知立で仮線を買う場合でも、知立のお金で買うんじゃないです。県の連立の本部から、事業主体から知立の会計へ仮線用地分として今回のように入ってくるわけですよ。それを受けて知立市が買う。逆にいうと、知立でこんだけ仮線がほしいからということで事業計画をつくるわけですよね。
 知立はどういうふうにしてお金をつくるかといったら、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ということで、1対1対2の割合で都市側負担を求めるわけです。今年度は8億円でしょう、平成18年度は。8億円のうち、知立が2億円入れてますがね、当初予算で歳出して。これは県に入っておるわけ。県は事業主体としてそれを受けて、市へ出すときはこういう名目の連続立体交差事業県負担金10分の10として出すんだけども、その内訳は、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1という財源構成になったお金ですよと、これは一々財源構成明らかにされません。これは事業主体から下りてくる金ですから。だけど、そういうものですよという。
 今回も419万円ですが、厳密にいえば、このうちの4分の1は知立市から県に負担された分が返ってきておると、国費と県費が入ってね、そういう性格の金だということは、お互いに確認しておかないと、これはとんでもない誤解を生むということだけなんですよ、私が言いたいことは。そこもう一遍、確認してくださいよ。
○議長(高木正博)
 都市整備部長。
○都市整備部長(黒谷 C)
 そのとおりでございまして、決算の監査委員が出していただいた監査資料の進捗状況のような方向で出すとわかりやすいかと思います。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 監査委員の意見書まではいいわ。そういうことでしょう。それは瞬時にこんないかんよ、ぱんぱんとね。
 だから、これは知立市がお金を出さずに仮線が買えておるというわけで全然違いますから、これは誤解のないようにお願いしたい。
 それから、もう一つだけ時間の関係でお尋ねしますが、23ページ、細かいことで恐縮ですが、二つのことを聞きます。
 一つは、社会福祉施設管理運営費の福祉の里八ツ田作業棟屋根修繕工事費260万円、もう一つは、そのページの下、民生費の児童福祉施設運営費、南児童センター増築工事費557万5,000円、この補正の理由をちょっと聞かせてください、それぞれ。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 まず、福祉の里八ツ田の作業棟の屋根の改修工事の関係でございますが、これにつきましては、当初予算で工事請負費601万9,000円、これを予算計上させていただき、実施設計を実際実施をさせていただいたところ、工事内容につきましては、シルバーが使ってます作業棟の屋根の部分については、ちょうど中央の部分が細長く箱型にぽっかり空いておりまして、そこのどこかから雨漏りがあるということで、その雨漏りの特定ができないために、この空いてる部分について、ぽっかり屋根で覆うと、こういった工事を施工するということで実施設計を行ったところ、それを支える鉄骨のフレームの肉厚を少し厚くしないと問題があるというような指摘がありまして、そういった中で、実施設計をしたところ、当初予算で組んだ金額では施工できないということで、足らずまいについて増額補正をさせていただいたということでございます。
 それと、南児童センター増築工事につきましても、当初予算の方で1,924万5,000円を予算計上させていただいたわけでございますが、これにつきまいても、実施設計を行いましたところ、その中で地質調査費というものも当初予算の方で計上させていただいておりますので、まず地質調査を行ったところ、当初考えておった地層の部分が、この基礎を支えるだけの体力がないということが判明しまして、もう少し深部のところを使った形で基礎工事を行っていくと。そういった中で、基礎工事費として240万円の増額補正をさせていただきました。
 それと、スロープにつきましても、当初予算の中で計上はしてなかったということで、このスロープ分の100万円、それと建築単価そのものも少し低く当初予算の中で設定がされていたようでございますので、その建築単価のアップ分としまして200万円、合計で557万5,000円の増額補正ということにさせていただきました。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 例えば、今後段で述べられた南児童センターを増築するに当たって当初予定していなかったが、基礎の補強が必要だと。だけど、これはついこの間、南児童センターつくったばかりでしょう。ついこの間というと語弊があるんだけどもね、そんなに遠い将来じゃありませんよ。過去じゃありませんよ。比較的最近につくった建物で、その東側隣地につくるわけでしょう、今回連たんさせて。
 ということは、当然あの地域がどういう地盤だたかということはわかってるはずじゃないですか。施工者として、施工者の課長が知っておったかどうかしりませんよ。で、南児童センターをつくったときに、どういう地盤だったのかということを当然検証して、あの建物をつくり、基礎を打ったはずですよ。この隣に今度増築すると、100平方メートル、調べてみたら、基礎工事が不十分だったと、地質調査したら。パイルの打ち直しだと、だから補正を組みたいというんだけども、それは、施設の脇で増築工事をやるという点からいうと、少しぞんざいではないかと思うんですよ。そういう蓄積というのはいなんですか。南児童センターをつくるときに、これは相当基礎をきつくしておるんだと。
 だから、今度の場合だってそういうことですよというものは、当然継承されてしかるべきだというぐあいに思うんですね。この点、何でこんな補正が要るのかと。当初から明確じゃないかという点ね。
 もう一つは、八ツ田のシルバーの現業棟ですよ、ドームというかね、卵型の。今の話だと、雨漏りがするので、雨漏りを避けるためのものをやると。それを支える鉄骨が十分な厚みがないので、耐震上問題だということで鉄板を補強するということですか。そうなると、雨漏りすること自身が、ちょっと私は解せないんですが、そういう方法によらなければ雨漏りが解決できないのか。つまり、この建物もそんなに古くないですよ。耐震補強というのは、おおむね56年以前の建築物について対応しておるわけで、今回は雨漏りを防ぐという補強工事を前提にしているから、その補強工事分の補強物を補完するに足る体力がないということから改めて補正が出てくるわけなんですが、このあたりも、ちょっと私、どうなんだろうかと。それは悪ければ直さなければしょうがないけれども、どうなんだろうかなと小首をかしげたくなる案件ですよね。だから、補正で直せばいいんですが、いかがなものかなというふうに感ずるんですが。この点、二つあわせてお答えください。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 まず、福祉の里八ツ田の作業棟への改修でございますが、つい最近なったということではなく、長年漏っておったというふうに聞いております。その都度、業者等に見ていただいたけれど。なかなか雨漏りが改善されないと。これについては抜本的に屋根を覆うような形で解消しないことには雨漏りが改善できないと、そういった中で、今回実施をさせていただいたということでございます。
 それと、南児童センターの増築工事の関係でございますが、これにつきましても、確かに南児童センターつくってまだ日が浅いものですから、それに対する既存のボーリングデータ、こういったものもございます。
 それから、そういった既存のボーリングデータと今回の調査結果から推察をして支持基盤、深度2メートルから3メートル50センチ、この付近で何とか支持基盤が得られるのではないかというふうに当初考えていたようでございますが、ただ、この2メートルから3メートル50センチあたりの地盤が地域によって非常にばらつきがあって、なかなか全体としての強度がうまくとれないと、こういったこともございまして、その下にあります深度8メートルから13メートル付近の支持基盤で今回この増築工事を行っていくと。それには、くいの基礎工事が必要ということで増額補正をさせていただいたということでございます。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 お答えいただきましたが、と言うことは、南児童センターだってやばいということを意味しておるんですか。
 今回は、ばらつきがあるので、地盤にばらつきがあると。すぐ隣をやるんですよ。ばらつきがあるので、この8メートルから13メートルの深いところへ打つんだと。南児童センターはそんなに深くなかったんだと。だとしたら、南児童センターだって危ないということじゃないですか。そこだけはっきりさせてください。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 今回つくるのは鉄骨の100平方メートルの児童クラブ室でございます。南児童センターは、鉄筋コンクリートの児童センターという大きな建物をつくってますので、当然それを支える支持基盤というのは同じということはあり得ないわけでして、鉄筋の建物であれば、それなりの支持基盤があるのかないのかというものを、くい打ちにしても、もっと長いパイルや何かを打っていると思うんでね。ですから、あくまで既存のボーリングデータをもとに、100平方メートルの鉄骨の建物をつくった場合の支持基盤としてどこが適当かと、そういった調査を今回させていただいた中で、8メートルのところで支持基盤が必要だから、それに対してのくい打ち工事が必要ということの中で増額補正をさせていただいたということで、必ずしも同じ8メートルのところ南児童センターの。
○議長(高木正博)
 発言中ですが、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめ延長します。
○保健福祉部長(近藤和正)
 ですから、南児童センターの支持基盤が同じ増築部分の8メートルのところにあるというふうに私は理解いたしておりません。
○議長(高木正博)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 連たんしておるんですよ、御承知のように。もちろん微妙な違いがあることは理解します。南児童センターをつくったときの当然ボーリング調査も明確ですよね。どういう基盤であるかということは明らかでしょう。今回つくるものは、鉄筋コンクリートづくりと今回のつくり方は違うかもしれない。しかし、そういうことであれば、今回つくる基盤、基礎が大幅に児童センターとは異なると、隣地だけどね、というならばともかく、そうでなかったら何も補正しなくても、はなからどの程度の深さを支持しなきゃならんかということはわかるんじゃないですか、当然。
○議長(高木正博)
 保健福祉部長。
○保健福祉部長(近藤和正)
 私、設計じゃないですから、ちょっとその辺のところよくわかりませんけれど、あくまで今回つくる100平方メートルの鉄骨の平屋の建物をつくるについての構造計算というのは、改めてするんではないかと。そのためにまた地質調査費を計上して地質調査を行っているわけですので、あくまで前回行いました基礎データそういったものも当然参考になると思いますけれど、前回行った基礎データだけでは今回の増築工事はできないと。そのために地質調査費を計上し、改めて調査をさせていただいたと。そういった中で、当初考えているよりも深い部分に支持基盤があったということで、基礎工事費の増額補正をさせていただいたということでございます。
○議長(高木正博)
 お諮りします。議案第56号の途中でありますが、本日の会議は、これで延会したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
 御異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。
 なお、会議は、あす15日午前10時から本日に引き続き質疑を行いますので、御参集ください。
 本日は、これで延会します。
午後5時02分延会
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