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午前10時00分開会
○議長(高木正博)
ただいまの出席議員は23名です。定足数に達していますので、これより平成19年知立市議会6月定例会を開会します。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。
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○議長(高木正博)
これより日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長において、11番 笠原議員、12番 坂田議員を指名します。
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○議長(高木正博)
日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から28日までの22日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
御異議なしと認めます。したがって、会期は22日間と決定しました。
なお、会期中の日程は、お手元に配付しました案のとおりですので御了承願います。
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○議長(高木正博)
日程第3、諸般の報告をします。
初めに、会計事務についての御報告をします。
平成19年3月分例月出納検査結果が監査委員から議長あてに提出されています。その写しをお手元に配付してありますのでごらんいただきたいと思います。
次に、報告第3号、第4号、第5号について、提出者から順番に説明を求めます。
総務部長。
〔総務部長 近藤鈴俊登壇〕
○総務部長(近藤鈴俊)
おはようございます。
それでは、報告第3号 平成18年度知立市土地開発公社決算について報告いたします。
1ページ、事業報告書をお願いいたします。
1、総括事項。公有地の取得として知立駅周辺土地区画整理事業用地2億1,187万5,200円で取得いたしました。
また、公有地の処分として知立駅周辺土地区画整理事業用地1,345平方メートル相当分を原価2億3,038万882円で売却しました。これらにつきましては、11ページの公有用地明細書に当期増減高として記載されておりますので御参照願います。
2、役員会に関する事項。理事会を3回開催し、知立市土地開発公社理事長の選任について、ほか6件の議案がいずれも議決されております。
2ページをお願いいたします。4、決算に関する事項。
(1)収益的収入及び支出。収入の部、第1款、事業収益は保有地の売却処分代金2億3,038万882円であります。第2款、事業外収益は預金利息及び有価証券利息で25万498円であります。収入決算総額は2億3,063万1,380円となりました。
支出の部。第1款、事業原価。これは事業収益の売却処分用地の原価であります。第2款、販売費及び一般管理費。これは公社運営の一般経費で旅費、租税、手数料等8万7,505円であります。
3ページに移りますが、支出決算総額は2億3,046万8,387円となりました。収入から支出を差し引いた16万2,993円が平成18年度の利益となりました。
(2)資本的収入及び支出。収入の部、第1款、資本的収入、借入金2億1,187万5,200円は公有地取得のため市から無利子で借り入れたものでございます。
支出の部。第1款、資本的支出、第1項、公有地取得事業費2億1,187万5,200円は知立駅周辺土地区画整理事業用地を購入したものでございます。
第2項、借入金償還金2億3,038万882円は知立駅周辺土地区画整理事業用地代金の市への償還金であります。
資本的収入決算額は2億1,187万5,200円、資本的支出決算額は4億4,225万6,082円となりました。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億3,038万882円は当年度損益勘定留保資金で補てんいたしました。
4ページ、損益計算書。1、事業収益、2、事業原価は同額であり、事業総利益はゼロ円であります。3、販売費及び一般管理費は公社の運営に要した8万7,505円であります。4、事業外収益は受取利息1万498円及び有価証券利息24万円であります。5、事業外費用25万498円から販売費及び一般管理費の8万7,505円を差し引いた16万2,993円が当期純利益となっております。
5ページ、6ページ、貸借対照表をお願いいたします。これは公社の財政状況及び財産を示したものであります。
資産の部。1、流動資産(1)現金預金4,462万1,947円、(2)公有用地4億7,547万5,200円、合計5億2,009万7,147円となりました。
2、固定資産(1)投資その他の資産、これは市からの出資金800万円でございます。
以上の資産合計は5億2,809万7,147円となりました。
6ページ、負債の部。3、固定負債(1)長期借入金、市からの借入金4億7,509万4,318円。負債合計も同額の4億7,509万4,318円となっております。
資本の部。4、資本金(1)基本財産800万円、5、準備金(1)前期繰越準備金4,483万9,836円、(2)当年度純利益16万2,993円、資本合計5,300万2,829円となりました。
負債資本合計と資産合計は、ともに5億2,809万7,147円で一致しております。
7ページ、キャッシュフロー計算書をごらんいただきたいと思います。
国の土地開発公社経理基準要綱の改正に伴いまして、知立市土地開発公社財務規定に財務諸表の一つとして位置づけられたもので、平成18年4月1日から平成19年3月31日までの間の事業活動、投資活動、財務活動の項目別のキャッシュフローを示してあります。
8ページ、財産目録は資産及び負債の明細となっております。
9ページ以降につきましては、決算説明書でございます。これは決算の説明資料となっておりますので、説明を省かさせていただきます。
以上で、平成18年度知立市土地開発公社決算の説明を終わらさせていただきます。
〔総務部長 近藤鈴俊降壇〕
○議長(高木正博)
都市整備部長。
〔都市整備部長 杉浦五一登壇〕
○都市整備部長(杉浦五一)
おはようございます。
報告第4号の繰越明許費繰越計算書の報告を申し上げます。
地方自治法第213条第1項の規定に基づきまして、翌年度に繰り越しした繰越明許費の金額を同法施行令第146条第2項の規定に基づき御報告をさせていただくものでございます。所管分について御報告をさせていただきます。
8款土木費、4項都市計画費であります。繰越明許費の議決をいただきました金額は、知立駅周辺土地区画整理事業で1億3,673万6,000円であります。同額を平成19年度に繰り越しをいたしました。
駅周辺土地区画整理事業に該当する建物は規模が大きく、取り壊しの時間も要しました。相手方の都合もあり、年度内に完了ができなくなったもので、今回、平成19年の7月末をもって完了を予定しているところでございます。
以上で報告を終わります。
〔都市整備部長 杉浦五一降壇〕
○議長(高木正博)
保険健康部長。
〔保険健康部長 久米正己登壇〕
○保険健康部長(久米正己)
おはようございます。
それでは、報告第5号 繰越明許費繰越計算書の報告を申し上げます。
地方自治法第213条第1項の規定に基づきまして翌年度に繰り越しをいたしました繰越明許費の金額を同法施行令第146条第2項に規定により御報告させていただくものでございます。
繰越明許費の議決をいただきましたのは、金額は、介護保険特別会計の第1款総務費の中の介護保険システム改修委託料760万2,000円でございます。同額を平成19年度に繰り越しをいたしました。
これは国の医療制度改革に伴い平成20年度から始まる後期高齢者医療制度や国民健康保険制度の改正に関連をいたしまして介護保険システムを改修する必要があり、システム改修費を平成18年度で繰越明許費とすれば国の補助金を受けられるということがわかり繰り越しをさせていただいたものでございます。
なお、システム改修は、今月業者を決定いたしまして、来年の3月中に完了いたす予定でございます。
以上で報告を終わります。
〔保険健康部長 久米正己降壇〕
○議長(高木正博)
説明が終わりました。
これで諸般の報告を終わります。
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○議長(高木正博)
日程第4、請願(陳情)についての件を議題とします。
ただいま議題となっています請願(陳情)の件については、お手元に配付してあります請願(陳情)文書表(第2号)のとおり、会議規則第134条第1項の規定に基づき、所管の常任委員会に付託します。
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○議長(高木正博)
日程第5、同意第2号 知立市固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
本多市長。
〔市長 本多正幸登壇〕
○市長(本多正幸)
おはようございます。
平成19年市議会6月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には公私とも御多忙の中を御出席を賜りまして、大変ありがとうございます。
それでは、ただいま議題となりました同意第2号 知立市固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案理由の説明を申し上げます。
現委員であります鈴木邦幸氏が、6月29日をもって任期満了となります。つきましては、引き続き同氏を選任いたしたく御提案申し上げるものであります。
同氏は、平成10年6月から現在まで知立市固定資産評価審査委員会委員として活躍されており、地域の信望も厚く、人格、識見ともすぐれておられ、適任者と考えております。
よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願いを申し上げまして提案理由の説明といたします。
〔市長 本多正幸降壇〕
○議長(高木正博)
これで提案理由の説明を終わります。
これより同意第2号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。同意第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
御異議なしと認めます。したがって、同意第2号については委員会の付託を省略することに決定しました。
お諮りします。同意第2号について討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
御異議なしと認めます。したがって、同意第2号は討論を省略することに決定しました。
お諮りします。ただいま議題となっています同意第2号 知立市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(高木正博)
挙手全員です。したがって、同意第2号 知立市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決定しました。
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○議長(高木正博)
日程第6 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についての件を議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
本多市長。
〔市長 本多正幸登壇〕
○市長(本多正幸)
ただいま議題となりました諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の説明を申し上げます。
現委員であります木達男氏が、本年9月30日をもって任期満了となります。つきましては、法務大臣から後任者の推薦について依頼がありましたので、同氏を引き続き委員に推薦いたしたく御提案申し上げるものであります。
同氏は、平成13年9月より現在に至るまで人権擁護委員として在任し、人権相談を初め、広く地域の人権問題に対し、よき理解者であるとともに、指導者として御活躍いただいており、その信望には非常に厚いものがございます。
また、刈谷人権擁護委員協議会の副会長を歴任、本年5月からは同協議会の会長として活躍されておられます。
年々複雑多様化する人権問題の相談役、指導的役割として当市にとって必要な人材であると考えます。健康面も極めて良好で適任者と認め、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の御意見をいただき、法務大臣に推薦したいと考えますので、よろしくお願いを申し上げます。
〔市長 本多正幸降壇〕
○議長(高木正博)
これで提案理由の説明を終わります。
これより諮問第1号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。諮問第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
御異議なしと認めます。したがって、諮問第1号については委員会の付託を省略することに決定しました。
お諮りします。諮問第1号については討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(高木正博)
御異議なしと認めます。したがって、諮問第1号は討論を省略することに決定しました。
お諮りします。ただいま議題となっています諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についての件は適任であるとすることに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(高木正博)
挙手全員です。したがって、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦についての件は適任であるとすることに決定しました。
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○議長(高木正博)
この際、日程第7、議案第34号 土地区画整理事業に伴う町の区域の設定についての件から、日程第14、議案第41号 平成19年度知立市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の件まで8件を一括議題とします。
提出者から順番に提案理由の説明を求めます。
本多市長。
〔市長 本多正幸登壇〕
○市長(本多正幸)
それでは、ただいま議題となりました諸案件につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第34号 土地区画整理事業に伴う町の区域の設定についてにつきましては、知立市知立上重原特定土地区画整理事業の施行に伴い、道路・水路等の公共用地及び宅地の位置が新設、変更されたことにより事業施行区域及び隣接する地域の一部を含めて町の区域を設定し、適正化する必要があるため提案するものでございます。
次に、議案第35号 知立市行政財産目的外使用料条例の一部を改正する条例につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、条例中に引用する条文を整理するものであります。
次に、議案第36号 知立市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきましては、非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部改正に伴い、補償基礎の加算額について配偶者以外の3人目以降の扶養親族に係る額を2人目までの扶養親族に係る額と同額に引き上げるものであります。
次に、議案第37号 衣浦東部都市計画事業知立第三土地区画整理事業施行規程及び衣浦東部都市計画事業知立駅周辺土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例につきましては、換地処分等に伴う清算事務を執行するに当たり、清算金の分割徴収利子の利率を規定するなど所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第38号 工事請負契約の締結について(校舎増築及び耐震補強建築工事)につきましては、猿渡小学校の校舎増築及び耐震補強建築工事を施行するため一般競争入札を行った結果、10名から入札があり、知立市谷田町本林一丁目11番地5、角文建設株式会社知立営業所が、予定価格、税抜きで2億1,836万5,000円のところを2億700万円で落札いたしましたので、消費税を含め2億1,735万円で工事請負契約を締結いたしたく知立市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例の規定に基づき議会の議決をお願いするものであります。
次に、議案第39号 平成19年度知立市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4,865万8,000円を増額し、総額を194億4,865万8,000円とするものでございます。
歳入では、都市計画施設整備基金繰入金9,000万円、県支出金87万円を計上するとともに、財政調整基金繰入金4,221万2,000円を減額することといたしました。
歳出の主なものは、民生費では国民健康保険特別会計への操出金を、衛生費では妊婦・乳児健康診査の県外での受診者に対する費用を、また、教育費では理科教育の充実と指導力向上を図るための理科支援員配置費用などを計上いたしました。
次に、議案第40号 平成19年度知立市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4,975万5,000円を増額し、総額を49億6,675万5,000円とするものでございます。後期高齢者医療制度導入に伴う国保システム改修費用を計上いたしました。
次に、議案第41号 平成19年度知立市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,500万円を増額し、総額を16億6,030万円とするもので、公営企業金融公庫からの借入金のうち、高金利なものの低金利への借りかえを行うため、所要の経費を計上いたしました。
以上、諸案件の概要を申し上げました。よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
〔市長 本多正幸降壇〕
○議長(高木正博)
これで提案理由の説明を終わります。
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○議長(高木正博)
以上で、本日の日程は全部終了しました。
本日は、これで散会します。
午前10時29分散会
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