○議長(三浦康司)
日程第3、同意第1号 知立市副市長の選任についての件を議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
林市長。
〔市長 林 郁夫登壇〕
○市長(林 郁夫)
おはようございます。
平成21年知立市議会1月臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位には公私ともに御多忙中御出席賜り、まことにありがとうございます。
またあわせて、本日は、たくさんの傍聴の方もお越しいただいております。ありがとうございます。
ただいま議題となりました同意第1号 知立市副市長の選任について提案理由の説明を申し上げます。
副市長につきましては、前副市長でありました田中勇氏が本年1月13日をもって退職され、現在空席であります。そうした中で、新たに岩堀行雄氏を選任いたしたく御提案申し上げるものでございます。
今、社会は未曾有の経済不況で、また、情報化、国際化、そして少子高齢化など大きなトレンドの中で、行政課題は山積をしております。また、今後ますます地方分権化が推進され、地方行政の自主自立というのが求められてくるところでございます。
そうした中、これまでの行政運営のあり方を超えて新たな行政運営のあり方を市民の皆様方とともに追い求め、そして市民の皆様方にとって、より住みよい知立、誇りを持つことのできる知立を、また、足腰の強いしっかりとした町をつくるべく知立一新を着実に成しとげていきたいと考えているところであります。
そうした中、市民の皆様方とお約束をさせていただいたさまざまな施策を着実に実行すべく、私、市長の片腕となる副市長として、今回、岩堀行雄氏を提案させていただいているところでございます。
私が岩堀氏を副市長の最適任者だとして提案させていただいた主な理由は、次の3点でございます。
まず一点目は、行政経験が豊富なことであります。
岩堀氏におきましては、裏面の経歴にも掲載されておりますように、教育委員会、企画課長、税務課長、そして財政を所管する庶務課長、経済環境部長、収入役、そして、現在は社会福祉協議会会長と多彩な行政経験をお持ちであります。そうした同氏の多彩な経験は、私が市民の皆様方とお約束させていただいたさまざまな施策をよりよきものにするために大きな力を発揮していただけるものと確信をいたしております。
二点目は、行政の継続性と安定性を考慮してのことでございます。
私は、知立市を市民の皆様方とお約束させていただきました。しかしながら、当然ではありますが、知立市におけるよきものは継続していくべきであります。知立におけるよきものは継続し、そうでないものは皆様方とともに一新してまいる所存でございます。
岩堀氏は、2代の市長に仕えていらっしゃいます。それぞれの市政のよいところ、改革すべきところを熟知されていらっしゃることかと存じます。よいところはしっかりと学びながら、市民の皆様方とお約束させていただいたことを着実に推進してまいりたいと思っております。
三点目といたしましては、岩堀氏の人間性であります。
私もそうでありますが、岩堀氏とお仕事をされた方ならば、どなたでも感じることであろうかと思いますが、岩堀氏は非常に誠実かつ温厚な方で、一方で仕事ぶりは非常に厳しく妥協を許さない姿勢で取り組まれていたことは、多くの方の知るところであります。だからこそ岩堀氏は、先ほども申し上げましたが、永田太三元市長、また、本多正幸前市長と2代の市長にも望まれたのであろうかと思いますし、また、当時の議会における人事案も満場一致で同意されたのであろうかと思います。また本日、このようなたくさんの方々に傍聴をしていただいているのも岩堀氏の人望の厚さゆえであろうかと存じます。
以上、岩堀氏を副市長として提案させていただいた主な理由を申し上げさせていただきました。市民の皆様方と選挙を通じて約束させていただいた、より住みよい知立をつくるため、施策を着実に実行するために、ぜひとも提案させていただきました岩堀行雄氏に御同意賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。ありがとうございました。
〔市長 林 郁夫降壇〕
○議長(三浦康司)
これで提案理由の説明を終わります。