○20番(高橋憲二)
 総合公園の今、論議が出ましてね、市長の答弁がぶれることなく毅然とした方針として示されないと、これは総務部長も困ってああいう答弁ですよね。
 それから私、一般質問でも申し上げたけども、担当部長はやる気まんまんと。今、予算は凍結されとるけども、現位置で、現規模で、場合によっては地元との折衝もやっていきますというようなことを含めて、つまりこの総合公園をどうするんだという点は一本筋の通った方針がはっきりしてない。微妙に変わる。しかも船頭さんは市長ですからね、市長と違うことは言えないわけですよ。だから市長がどういう施政なのかを部長は今すり足でね、自分の立つ場所を間違えたらえらいことですから、すり足で自分がどこに立ったらいいか図っとるんだがね、これ。例えば私がこの間、申し上げた一般質問で。都市整備部長に現位置で引き続きやるというあの答弁はいけませんと。場所を含めて再検討ですと。現に凍結なんだから、そこまで踏み込んだ答弁いけませんとおっしゃれば都市整備部長も、そういうことを市長は言ってみえるのかということが学習できるんです。
 ところが、そういうシミュレーションや意思統一がどこまで私はやってるかしりませんけども、市長は一時凍結とおっしゃりながら、グランドは必要なんですと。選挙は終わってから、むしろその要望をたくさん聞いてまして私もそう思ってるんですと、こうおっしゃるもんだから、一体おやりになるのかやらないのか。とりあえずこういう予算出したけども、基金を引き上げる予算出したけども、平成22年度にはもう一遍総務部長、基金入れてくれとおっしゃるかもしれない。果たしてどこに位置して仕事したらええのかと、市長そういうことなんですよ、今、部長職は。だからあなたの姿勢が問われるんです。
 それで、あなたが市長選挙で総合グランドのことをおっしゃらなかったら今のような答弁でいいですよ。しかし、あなたは、一般質問で各会派から出たように、明確に凍結を呼びかけられました。訴えられました。先ほど永田議員の最初の質問の答弁のような理由を挙げられて、財政的に困難だから私は凍結しますと言われたんだから、それで当選された市長であるがゆえに、凍結は断固としてやらなきゃだめですよ、これは。あなたは政治家としてそういう公約、マニフェストを掲げてかなり中心的な争点じゃなかったんですか、これは。それで片方は本多市長は推進ですがね。私は凍結、中止、見直し、言葉の語彙やニュアンスはともかくとして、一たんちょっと待ってくれということをおっしゃって、それで拍手が出て、あなた勝ったんだから、重大な事態の変更があればいざしらず、そうでなかったら、その旗を掲げないと戦争にならんでしょう、これ、いくさにならないじゃないですか。私はね、市長が総合公園は必要ですと。いや、すべての条件を取っ払ってほしいのか、要らないのかといったらね、要らないという人は一人もいないでしょう。私どもも共産党市議団は、総合公園は一切合財要らないとは思いません。しかし、あなたがおっしゃるように、現在の連立の2本の仕事、しかも私、一般質問で申し上げたように、連立の詳細設計、総事業費は膨大な金額がくるんじゃないのかという事件を考えたときに、市政会多数がそういう声であることはおわかりになっていたとしても、あなたの公約とその公約をつくってきた基礎的な根拠がより一層厳しくなる方向に動いているんだから、財政的には。だから、すべての条件を取っ払えば、これは私、高橋憲二だって日本共産党市議団だって、あった方がええか、ない方がええか、それはあったに越したことないし、ぜひインフラ整備やってもらいたいと、そんなことは当たり前なんですよ。
 しかし、現実的な選択はそう単純なものではなくて、必ずお金がかかる。しかも総合グランドやれば、総合グランドの方が足が早いですから、先に一般財源食っちゃうんですよ。25億円、平成27年まででしたか。25億円の計画でしたがね、第1期がね。鉄道高架は平成30年ですよ、早くて、もっとおくれるでしょう。今のやり方では。駅周辺一般財源たくさん食いますが、平成33年ですよ、完成年度。その前に総合グランド終わっちゃいますがね。先に食べちゃうんだわ、一般財源を。残ったお金で駅周やりなさいと、こうなるこのことが果たして今まで本多市長なり歴代の市長が掲げてきた鉄道高架をやりたいという思いを逆にいうと阻害することになるんじゃないのかと、結果的に。私は、市政会の皆さんも、そういうことはひとつ理解をしないといけないと思いますよ、率直にいって。私は、市政会の皆さんと敵対する気持ちは毛頭ないけども。借金はした方がたくさんいいじゃないかという主張の一般質問がありました。それは地方債を起こせる限度の中において、可能なれば借金も財産のうちですからね、地方債を起こさないという方針は正しくありません。地方債も起こせばいい。重要な財源です。
 しかし、同時に、知立の身の丈と大型の連立事業と駅周を抱え、しかも財政状況は金融危機で悪くなる一方のこのときに、しかも林市長が、いい悪いはともかく、凍結を公約をされて勝利されたという客観的な事実はね、これお互いに認めなきゃいかんのですよ。反対をされている方であっても何でも、この客観的な事実は認めなきゃいけない。そういう意味では、市長はぶれてはいけないんですよ。あなたがぶれとるからですよ、一番問題は。総合運動公園は一時凍結ですと、断固として。これが私の政治信条だし、市長として存立するよって立つ最大の根拠じゃないですか。それを捨てるわけにはいきませんと、林郁夫はね、ここをあなたがはっきり出さんから部長職は困ってみえるがね。これが私の率直な、ちょっと口はばったいこと言いましたが、思いなんですよ。
 だから、私も総合グランドが必要ですなんてことはあまり連発されない方がいい。そういいながら凍結するというから矛盾が拡大するじゃないですか。要るか要らないかといえば要りますと。しかし、現時点の情勢、財政状況からいったらニーズがあることは承知するが、一時凍結が林郁夫の判断ですと、ここをはっきり言わなきゃだめじゃですか。じゃあ、いつ凍結が解除されたのかという点では、以上申し上げた財政状況が好転した段階でね、改めてきちっとした対応をします。自民党消費税3%と一緒ですがね。結局上げらなならんかったけどね。そういうことをはっきりあなたはメッセージ送らないと、あなた命取りになりますよ、これ。申し上げておきますけども。林市長どうですか、その上に立って、この総合公園についての基本的なあなたの態度を、もう一遍明らかにしてください。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 るる高橋議員のおっしゃられたこと、非常に知立市の財政は今、高架事業、非常に大きな事業ということを議会で共有認識、共通認識としてもたなければいけない。これは多くの市民の方々にも申し上げていきたいなというふうに思っております。
 そうした中で、林郁夫がぶれてるんじゃないかということでございます。私は、ぶれておりません。そして先ほど高橋議員おっしゃられました、白紙撤回か、また一たん待ってくれなのか、見直しかということでございます。私は、白紙撤回とは選挙中にも一度も言っておりませんし、選挙公報にも知立一新と書いてある選挙管理委員会が出した選挙公報見てもわかりますように、白紙撤回とは書いてないです。見直しをしますというふうに書いてあります。見ていただくとまたわかるんですけれども、そうした中で、言葉のあれはいかがにしても、私は、今回一時凍結で一番大きな部分は、いろいろ議論あろうかと思いますけれども、実態として今回3月補正には出てこなかったんですけれども、調査費をカットさせていただきました。現実問題として、調査費は現場が動く。現場が動くということは、かなり地権者ないし関係者が期待を持つ、それを私、ひとまず避けていきたいなと。ひとまずというか、余り期待感というのを市民の方々に、ほんとはやっていきたいんですけれども、今申し上げましたように、財政は非常に厳しいということを市民の皆様方にも共有をしていただくためにも、この総合公園というのは御案内のように、平成22年から用地を買っていくというような計画であります。平成21年に設計費を組んでおりまして、工事が実際に始まるのが平成22年から工事が始まっていくわけでございます。やはりそうしたことは、この知立市の財政事情を考えていきますと、やはり凍結していくべきだと。基金の積み立ては、やはり別問題としても考えはある程度考えられるのかなという思いがありまして、先ほど来、高橋議員が、ぶれてるという話されたんですけれども、その基金にしましても従来は1億5,000万円、5,000万円、そして原資として平成21年までに4億円積み立てるよという計画でありました。これはやはり私もこの基金の積み立てについてもちょっと見直しをしたいということです。ほかの子育て支援やいろいろな事業のバランスの中で、基金積立の額について見直しをしたい。
 凍結は何だという話のときに、また再三申し上げますが、現場が動くということは、かなり関係者は期待感を持っていきます。そうするといまか、いまかという形で、先ほど来おっしゃられました一般財源を食っていっちゃいますので、それはやはり慎重にこれから考えていかないかんのかのという。平成24年に御案内のように、連続立体交差が事業がピークを迎えてくるわけで、区画整理とあわせて、平成24年から、車でいいますとサード、セカンド、トップと入ってくるわけでございまして、そうしたときに知立市は立ち行かなくならないようにしっかりとみていかなければいけない。これは市当局だけじゃなくて、市会議員の皆様方、そして市民の皆様方にも知っておいていただかないといかんなというそういう意味でありまして、そうした中で一時凍結ということを申し上げてきました。
 以上です。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 言葉は一時凍結でいいですよ。あなたは一時凍結だというマニフェストだと。確かにそう書いてありますよ。だから一時凍結でいいです。
 だから一時凍結だから、間もなく解凍するというようなニュアンスをあなたは述べているから問題だというんですよ。今あなたおっしゃったように、いいですよ。言葉は一時凍結だけども実際凍結はそう簡単にできる財政状況じゃないでしょうということを私、先ほども申し上げたでしょう、この間、一般質問で。いろんな指標を引いて。例えば1年待てばこの財政危機が遠のいて、連立も完成してね、身軽になる状況になるというならそれはあなたいいですよ、一時凍結で1年後にはもう一回つけますと、基金をねというならいいけど、そんな見通しどこから生まれるんですか。私が一般質問で申し上げたような状況をお互いが認知するならば、またそれは認知できる客観的な事実だと思うんですがね、そうであるならば、言葉は一時凍結だけども、実際にはこれ以上基金をごまかしで、ごまかしという言い方はおかしいけども、いろんな折衷案でどうしようもなく5,000万円積んだと、あるとき。積んだけども積んだという行為はあるにしたって、あの計画の骨子が前進できるような財政環境にないわけですよ。そこを私が酌むと、言葉は一時凍結だけど事実上は白紙、もしくは撤回せざるを得ん環境だということを私は言っておるだけですよ。
 だから一時凍結というのは、軽くとると、しばらくの間、保留するということですよ。凍結の間にまた一時が入っておるんだから。しばらくの間、保留するというのが一時凍結の日本語なんだけども、しばらくの間、凍結するという程度の決断ではいけない環境にあるということを私はこの間、言わせてもらったんだ。
 私は、そこをあなた自身も腹に入れないかんけども、最大会派の皆さんにもよくわかってもらうように説明しなきゃだめですよ、それは。最大会派の皆さんにもわかってもらえるようによく説明して、そのためにあなたが信念と一時凍結の言葉の意味、そして一時凍結ということはどういうことなのかと、現時点の知立の財政状況からいったら、そういうことをしっかり腹に入れた上で、一時凍結と私、申し上げているけども、将来の見通しは甚だ困難ですと、再開は。公約にはそう書いてあるからそう言うけども、甚だ困難ですと。もちろん好転しならば凍結は解除するけれども、甚だ困難ですということを私ははっきり吐露して、部長の皆さんにも、都市整備部長と、そういう決意で私は今回の予算を提案してるので、簡単に事業推進と思われるような答弁してもらったら困りますよと、こう言わないかんでしょうが。それが一致した執行部側の意思というもの、それが市民に伝わったときに林市政の公約実現の旗の鮮明度がわかるじゃないですか。そういう点でぶれておるんですよ、私から言わせれば。明確にぶれてる。だらだらなのよ、たらんたらんなんだわ。だらだらかたらんたらんかはね、今後あなたがしっかりしりゃいいんだ。そういうことが市民の審判だということを市長がしっかり認識しないと、これはあんたの命取りになりますよ。もう一回、財政状況等考えると、相当厳しい選択ですよと、この一時凍結の今度の予算執行は、予算提案は。そういう決意と覚悟があるのかということについて、どうですか、お答えください。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 かなり財政状況は厳しいということは共有認識で持たなければいけない。そうした中で、この高架事業、御案内のように一番区画整理等この駅周辺の整理が非常に財政が厳しいわけでございます。そうした中で、それじゃあほかに何もやっていかないのか、ほかにいろいろな市民要望があるわけでございまして、そうしたものを全部やらないということは、やはり私は、税の公平配分からいっても違うのかなという思いがあります。
 そうした中で、この総合公園の考え方でございますけれども、私は、かなり計画よりも財政が好転したとかいろいろな諸事情があれば別なんですけれども、かなり当初の計画よりもおくれちゃうのかなという思いはあるんですけれども、ただ、これを一切白紙ですよというそういう思いは私は持ってないわけでございまして、やはり何度も申し上げますけれども、知立市においては、確かに財源的にこの駅周辺の大型事業大きいわけでございまして、いろいろな財政負担がほかの行政事業を遅らせる面があることもあろうかもしれないんですけども、やはりそうした中で、いろいろなほかの行政サービスもやっていかないけない。とりわけこの総合公園につきましては、この議会の中でもいろいろな議員の方々が総合公園のメリットと申しますか、意味づけというのをおっしゃられているわけでございまして、そうしたことも当然踏まえながら、この基金はどれだけがいいか、またいつぐらいをめどにやっていくのかということをやはり考えていく。全くこの総合公園を白紙で、もうやらないですよということは私の今の考えの中にはありません。
 以上です。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 だからね、結局何だかわからんだわ、あなたのいでたちが。一時凍結をしたけども、凍結解除のためには非常に厳しい環境ですと。だから各界から期待があるかもしれませんが、一時凍結ということではあるが、中身としては非常に厳しいですと。それが私の率直な心境ですという範囲でいいですよ、答弁は。そう思ってみえるかみえないかが伝わってこないんだわ。
 私はね、鉄道をやる限りほかのことをやるななんて全然言ってないですよ。この総合グランドにさらに金をぶち込んで先食いしたら、連立にも重大な影響を与えられるし、他の福祉や暮し予算にだってこれからの財政状況、とりわけ歳入の減、これをみたときに、重大な影響があるなんてことはお互いの了解事項じゃないですか、市長。その上に立って、そんな甘いこと言っておっちゃだめだよということを私、言いたいんだよ。ほんとに3年たったら解除できればいいですよ。あるいは来年、平成22年度に解除できるという環境があるならね、とりあえず一遍やらせてくれと。選挙で公約しちゃったもんだん、一遍予算だけ削らせてもらいたいと。しかし、またすぐ復活するでと、そういう環境にあるなら別に問題ないですよ、今のぶれた答弁というか、やっぱりやらせるのかと、やれる環境がばんばんあるというならいざしらず、やれないですよ。私、あえて言わせていただければ。そんな安易な財政状況じゃないですよ。だからそこのところが腹の中に落ちとるかということを私は確認を求めておるんですよ。すべての条件を取っ払ってやったがいいか、やらん方がいいかといえば、やったらいいに決まってますよ、そんなことは。そのレベルの議論ではない。
 だからあなたは、この凍結という決断をする。これは公約だから決断するのは当たり前なんだが、そのときには重大な決意が前提でなきゃならないんですよ。最大会派の皆さんの理解が得れないけれども、あえてこれをやらざるを得ないという点で、深刻で重大な決断と決意がなかったらこれはだめですよ。そういうことを聞いておるですわ、私は。
 だけども今の答弁ようわからんかった。まだやれそうだよということを示唆されておるのかね、ほんとに厳しい選択をさせていただいたが、文字どおり凍結だが、ほんとに見通しは厳しいですということを思ってみえるのか、もう一回聞かせてもらえませんか。総務部長になりかわって私は聞きたいわね。来年度以降、まあ一遍、基金積んでいい環境にあるのかないのか。積めといえば積ませてもらいますよ、ほかを切ってでも、こういうことだがね。先食いだがね、そのかわり。あとで困ってもしらんよと。選択の幅がないわけじゃないですよ。そういう意味であえていえば。しかし、あなたはあえて一時凍結を公約されて、そちらへシフトを切ったんだから、その流れで検討すれば並大抵に解除できる環境ではないんだということをあわせてメッセージを送らなかったら、それはだめです。そういう点でぶれるなということです。おわかりいただけましたか。もう一回お答えください。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 高橋議員の質問で、ぶれるなという話でございます。
 財政状況は厳しいという気持ちというか、実態としてそういうのを思っております。そうした中で、このぶれるかぶれないかという話でございますけれども、私は何度も申し上げてきたんですけれども、白紙撤回ということは申し上げておりません。そうした中で、この総合公園というのをどういうふうにしてくかというのは、やはりこの財政状況、そして市民の声というのもしっかりと聞いていくということが必要であろうかというふうに認識をいたしております。そうした中で、今後この総合公園についても考えていきたいというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 ちょっと質問変えるわ。全然つまらない。つまらないというか、中身が具体的に一つに確認されていかない。同じことを堂々めぐりされておるだけでね。
 そこで都市整備部長にお尋ねしますけども、今補正予算で、私は、公園整備基本計画作成委託料、当初予算で計上された1,932万円、これが全額歳出されていないと思うので補正で減額されてくると思いましたが、補正予算書には減額の補正がありません。当初予算、公園整備基本設計作成委託料1,932万円の執行状況どんなふうになってますか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 今、紹介されました今年度の公園の設計委託業務1,932万円が当初計上させていただき、事務を進めてまいりました。今お話のありように、隣接の平面測量等実施がこの選挙の結果も含めての内容では厳しいということで、作業が現場に渡るものをカットさせていただいて、今までの実施をした中身としては公園の基本計画ですね、これを8月1カ月ほどパブリックコメント等かけさせていただいて、まとめさせていただいたというところまで一応作業はきたということで、今試算しておりますのが、実施可能なのが429万円ほどになると思います。
 ただ、今回この3月補正にこういう調整も含めて間に合わなかったということで、まことに申しわけありませんが、決算の時点でその残りの分1,500万円ほど不用という形で残ってしまうということを報告させていただきます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 今の答弁は、公園整備基本設計作成委託料1,932万円の当初予算のうち、基本設計の作成で支払い部分は429万円ということですか。429万円は執行したけども、残りの1,500万円余については執行していないという答弁だったと思いますね。
 それで、あなたの方は、昨年の9月30日、市議会に提出していただいた知立市総合公園設計委託に関する協定、これは都市再生機構URと協定されております。委託内容は、都市公園の基本設計一式、これは執行されたという理解だと思いますね、今の答弁では。交差点の予備設計一式、現況測量一式、地質調査一式、この3点セットは実施されていないと。なぜ実施しなかったんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 先ほどお話したように、公園の基本設計はパブリックコメントをかけて協議会の方に、13名の協議会の皆さんに案を3案ほどつくっていただき、それをパブリックコメントにかけて意見を聴取してから次の段階へ入ろうということで、若干作業的にはおくれていたということもあります。
 そして、なぜその作業をとめたかという内容につきましては、現地測量、これは関係者の皆さんのお立ち会いを願ったり、地質調査にあっては現地をボーリング調査等します。そういう点で、選挙結果を含めての公園の凍結という意味合いをもう一度説明会等で皆さんにお諮りを願ってから入るということが時間的にも取れなかったということで、今回はその時点で出戻りのならないように作業をカットさせていただいたということでございます。
○議長(三浦康司)
 ここで10分間休憩します。
午後3時01分休憩
―――――――――――――――
午後3時11分再開
○議長(三浦康司)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 地権者の了解等が測量やボーリング調査には当然要りますね。だから、いろんな市長選挙等もあって、それ以上深入りできんかったと。したがって、基本設計はつくったけども、他の三つの調査についてはしなかったということであれば、その差額1,503万円を3月補正で減額しなきゃうそやないですか。何でこれ、減額しないんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 先ほどお話したように、地元の関係者の皆さんに基本設計をまとめた中で説明会をし、実施していこうということを1月に現況測量やボーリング調査を進める予定で工程を組んでおりました。しかし、先ほど出ているように、一時凍結という中で、現地に入るのはほんとに矛盾があるのじゃないかということも判断しつつ、3月補正の予算締め切りまでにその結論ができなかったということで、このUR都市機構との協議についても、実際には2月に入った中で今年度は厳しいということで、先ほど言われる1,500万円ほどの予算をカットするという合意を得たということですので、3月補正に間に合わなかったということだけお願いしたいと思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 総務部長、3月補正の締めはいつですか。
○議長(三浦康司)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 今、都市整備部長の方から答弁させていただきましたけども、基本的には最終の市長の査定が1月の末、このときに当初予算はもっと早く終わりますけれども、最終的な市長の査定を得て、そして予算編成に入ります。
 今回20日が議案説明会ということで、ぎりぎりのタイムで2月のほんとに出ばなの部分で構築だけできておればそれは減額できたという中身ですけれども、調整がまだその段階でございましたので、結果的には補正予算では計上できなかったということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 2月初めまでに結論が出ておれば減額補正ができたんだと。ということは、2月初めまでに調整ができなかったと。林市長が当選されたのは、11月30日でしたか。そこで総合グランド凍結派の市長が当選したと。そして、1月24日でしたか、あなたが就任されたのは。24日から就任されたと。2月の初めが締めですから、これは林市長が引っ張っておったということですか。まだ調査やりなさいという可能性があるじゃないかということで引っ張っておったということなのか、12月24日から就任されておるんだから。選挙は決着がついておるんだから。なぜこれが2月1日まで判断が延伸したのか。だれが判断したのか。これはどうなっておるんですか。なんで2月1日まで判断ができなかったんですか、2月初旬まで。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 期間については、うちの総合公園だけの問題でなしに、総合計画に位置づけている中身だとか、当初マスタープランに位置づけてる公園の内容、そして今、農業振興地域の計画ですね、これの作業も同一してやってるということで、この辺をどういうふうに市として統一見解をとっていくかということの最終の判断は実際には2月24日の庁議で基本的な考え方を決めたと。この地点までは少し今までのやりとりもありますが、揺らいでた部分は確かにあろうかというふうに思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 それは、その段階で2月の補正予算を、今度3月補正は2月の末の段階で市長に指示をあおいだんですか、聞きたいんだけど。2月24日が庁議だというのはわかりました。だけど、そんなことはあそこに総合グランドをつくっていいのかどうかということは政治的な決着がついたんだから、市長に執行すべきかどうか伺いを立てたんですか。どうですか。12月24日から新市長就任されてるんだから。市長の言葉で担保がずっと伸びておったのか、検討が。その事実関係をちょっと明らかにしてくださいよ。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 確かに選挙の12月24日、市長が新しく決まられたわけですが、その間いろんな形での事務の打ち合わせ、公園に限らず連立だとかそういう内容も打ち合わせをさせていただいた中に、総合公園をどうしていこうという中身は凍結という意味も含めて市長とも詰めさせていただいたわけです。
 その中に、先ほどお話するように、総合計画の後期の位置づけ、それをどうしていくんだという問題、それから、農業振興地域を合意をもって今度直してくという中身について、地元では、うちの方が総合公園やるために関係者の同意もいただいて、7割方同意をいただいているという経過もございます。そういう中で、先ほどお話したように、その間、2月24日庁議があがるまでにも報告会等もさせていただき、スポーツ的な見地からどうだろうとか、防災面ではどういう調整をしたらいいかという関係部局集まっていただく中で、最終的には2月24日に庁議でこれを一時凍結という見解は今の原案の中で、予算のある程度めどがつく中で詰めようという結論に達したということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 トップの意向は、どの段階で働いたのかということを聞いておるんです。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 市長からの指示につきましては、平成20年度の補正予算の市長査定等ある程度、今回の予算についても協議してますので、その時点で方向的には基金の積立のカット、それから今回うちの方からも今回進めていく中身が地域の皆さんの説明会等やっても矛盾が出てしまうということも含めての協議の上で進んだということですが、予算にその時点で反映できたんじゃないかという御指摘かなとは思いますが、その時点では担当部局の整備部だけの判断ではなしに、今の総合計画、また農振のそういう除外の問題、そういうことを調整する時間がその時点ではとれなかったということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 1億5,000万円の積立金をカットするという補正予算は計上されていますがね、これ今回。1億5,000万円の平成20年度議決済みの基金はカットしますという補正が出とるわけでしょう。だからこの補正が出ておりながら、なぜ1,500万円の調査費が減額の上程ができなかったのかというのは疑問じゃないの。1億5,000万円も出てなきゃ別ですよ。執行済みだと。いわく、あとで決算で削らせてもらいますと、1億5,000万円も。そういう補正予算じゃないでしょう。1億5,000万円の基金は削らせてもらいますと、はっきり出とるでしょう。だったら調査費の1,500万円が何で減額にできなかったんですか。そんなものは事務当局の議会軽視も甚だしい対応じゃないですか。はっきり答弁してください。
○議長(三浦康司)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 ちょっと私の方から答弁させていただきますが、1億5,000万円につきましては、市長就任されて一時凍結という中身で財政状況等も踏まえて補正の中でカットしていってくれということで、これはカットしました。残る調査委託料につきましては、その後もやっぱりこれも連動しておる事業でございますので、これって地質調査とかそういうものまではきちっとやっていくものかねという中身を踏まえた中で、この凍結という中身を含めて今からいつ当該地で発車していくかわからないという地点でありますので、余分な経費を支出をしてはいけないという事業部局の判断で、ところが、それをするには契約してますからね、そうすると変更契約を結ばないとこれはいけないということで、たまたまリミットのタイムが補正予算の計上との絡みで間に合わなかったことはほんとに事実なんです。したがって、今回意図的ではなく、変更契約の手続という中身で補正予算に間に合わなかったというのが実態だというふうに私、思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 ということは、市長は就任されて、いろんな動揺があったかもしれません。諸般のいろんな声を聞かないかんとかいろいろあったかもしれませんが、平成20年度で当初予算で計上した1億5,000万円の基金は、これはカットだよと。なぜなら総合公園は凍結するんだからと。だったら今、当初予算にあがっている諸事業、調査費はどこまでいっておるんだねと、基本設計ができたのかと。残りはどうなっとるねと。3本のまだ調査ができてない。それもカットだよと。仮に市長がそこではっきり指示があれば、今回の事態は避けられた。その結論をもってURに対して、契約していただいておりますが、申しわけありません。平成21年3月20日をもってこの契約は当然終わるわけだから、申しわけない。この3本は削除する契約変更してくださいといえば済んだ話だという今、総務部長の答弁聞くんですが、その段取りがやめよと、もう調査やらんでもよろしいというのがなかなか出なかったためにずるずると2月1日を含めていったために調査費の減額は計上できなかったと、こういうことですか。
 手続論はわかりましたよ、URとの契約行為だから。だってそれに間に合うようにきちっと指示がおりさえすればよかったんじゃないですか。その辺どうなんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 契約相手はURになるわけですが、今回の場合、相当大きな減額要素が出ると。通常でいきますと1,900万円が400万円になってしまうなんていうのは、ちょっと考えられない業者の対応だろうというふうに思います。そういう点で、この変更について部内、URの社内にもこういう事情でこうなったんだということを内容を協議して伝えたという中で、時間もその間、少したってしまいました。そういう事情の中で、今回補正予算に間に合わなかったということだけが事務的におくれたということが申しわけないなとは思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 就任直後の市長の対応としてね、いろいろまごまごされたんではないかということはお察しできる側面もないわけではありませんが、これはやはり補正予算の時期がありますからね、これに断固間に合わせないと、それは不用額で決算ときにみてもらえばいいというようなことでは、これは話になりません。しかも争点の市政の中心争点になっている予算の執行をどうするのかということについて、基金は減額になるわ、調査費は減額にならないなどというみっともない補正予算書を提示すべきではないと私、思うわけであります。ぜひこれを教訓にしていただいて対応いただければいいと思いますが、ちょっと私、気がかりなのは、平成20年度で同じように農業の農振地域の整備計画の委託料556万5,000円、例の農振地区計画、整備計画、間尺に合ってないじゃないかということが私は指摘して直そうということになったんですが、総合グランド凍結という市長が言明がある中で、この農振整備計画はどういう計画になったんですか。
○議長(三浦康司)
 市民部長。
○市民部長(山岡 久)
 農業振興整備計画についての御質問でございましたけども、質問者おっしゃられるように、今までありました農業振興整備計画、私ども平成19年の6月議会で初めてそれを見させていただいたということですけど、中身が不十分なものでありました。
 今年度については、同じようにプロポーザルをかけまして、きちっとした外部の方に委託をして農業振興整備計画、これから10年間の計画でありますがつくっていこうということで、恩田地区と総合公園、その他含めて考えていくということでございました。
 ただ、12月の段階でそれが一時凍結ということでお話があったわけなんでありますが、全体計画をプロポーザルで委託をした関係もありまして、この部分だけ面積をカットして出すということが、これから10年先にそういうふうになるのかということまでが見込めなかったということもありますし、ここで一度カットして、また何年か後にまた復活ということは現実的にはあり得ないだろうということがあります。
 もう一つ、総合計画の問題もありまして、その総合計画についても総合公園については一定の文字が今回残ったということもありましたので、今回の農業振興整備計画については、恩田地区と総合公園と含めて35ヘクタールを農振地区から除外するということで計画書をつくらさせていただいて、これから農業委員会の承諾を得て、これ3月19日でございますけども、知立市の農業委員会の方へ提案させていただいて、4月に県の方に進達して5月に公告縦覧して7月に施行していこうということでございます。
 以上です。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 農振の地域整備計画は県知事承認事項ですからね、地域整備計画は県知事承認事項ですから、35ヘクタール、恩田とこの総合公園用に農振をつぶすというか除外するというふうにすると。
 きのうの中日新聞の1面、刈谷の27号規定を活用して、8年もたっていないのにどんどん農振を工業区域に変えていくという告発的な記事が載りました。それまでは豊田の倉庫づくりの告発的記事が載りました。農振農用地区の除外については、したがって慎重の上にも慎重に対応せよと、そのときの御都合で、単価が安いから農地は、御都合で振り回すようなことをするなということと中日新聞はね、産業優先、そしてそういう流れの中で農振の基本法を逸脱した自治体のやり方について厳しく告発をされた内容だと。あの内容を読んでね、私たちは溜飲を下げるというと語弊があるけども、こんなことやっておったのかと、刈谷市は、豊田市はと。ましてや知立市はというふうにならないような農振の地域整備計画のこの位置づけが非常に重要だというふうに思うんですが、8ヘクタールか9ヘクタールはやや振り回されていると。35ヘクタールのね。あるいは恩田地区だって、私、一般質問やりましたが、ほんとに乗っていける計画なのかということでいえば、35をキープするけども、ほんとにこの計画が事業と施策の裏づけの基本計画として妥当かどうか、改めて掘り下げなきゃいかんテーマがこれから県知事に申請しようというその瞬間に既に出てきているということだけは、ひとつ申し上げておきたいというふうに思います。
 それでね、そういうことで農振も除外する方針を出した。そしてその場所については予算も計上したけども残念ながらそこは、部長いわく、残念ながら調査ができてないと、こういう状況にあって林市長が一時凍結を宣言されたということですが、市長ね、場所、規模を含めて、あそこの場所でいくと、調査されてないわけですから、現時点で。いくということで部長は答弁されておるんですが、それでよろしいんですか、あなた。あなたもそれは追認されて、そのとおりだという立場なんですか。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 場所につきましては、私、この災害時にあそこが避難所とか、そういう防災公園的な機能も有してるという、もしつくるであればもちたいという思いがありまして、そうした中で、ゲリラ豪雨とかそういったときに対応できなければまずはいけないなと、そういう視点ではしっかりとみなければいけないと思います。
 が、それ以外の面で、ほかにもしつくるとあらば違うところはないのかということを過去のこの総合公園の計画するまでのプロセス等の資料を見させていただきますと、数カ所いろいろな視点から調査をさせていただいております。そうした中で、今の地区が最も妥当ではないかという経緯を得て今の位置に予定をされておりますので、そうした中では、やはり今申し上げましたゲリラ豪雨等そういう災害の大雨とかそういった自然災害のときに耐えられるところであれば、私は、あそこの場所でいいのではないかなという考えを持っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 場所も含めて凍結というふうに私は理解しているんですが、建物自身を凍結されたんだから、物自身を凍結されておいて場所だけ議論するなんていうのは、これは極めて妙な話なんだけども、下敷きがあるからそういう議論になるんだけど、私は担当部局に場所を含めて凍結なんだということを明確にされる必要がある。ゲリラ豪雨の調査もされていない。ゲリラ豪雨があったらどうするんだという議論については留保されたまま。あるいは地震が起きたら、あそこの地域は液状化が心配されるという問題。衣豊から橋をかけるけれども、ほんとに例えば大量のギャラリーが来るような場合に交通アクセスが大丈夫かという問題も解決していないまま。そしてそういう状況のもとで調査がなしで今日凍結があるわけだから、場所についても凍結とセットで、建設及び場所についても凍結ということで足並みをそろえられることが必要だと思うんですが、市長どうですか。そのあたりそれでいいですか。ぜひそうして担当部にもそういうふうにきちっと指示をしておいていただきたい。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 場所につきましては、今申し上げましたように、高橋議員、るる御指摘いただきましたところの点について、しっかりとした私なりのこれでいいんだという思いがなければやはりいけないのかなという思いがありますので、そうしたところについてはしっかりと調査をしていきたいなというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 調査をしていかないということは凍結ということでしょう。だから調査をこの予算を流されたわけだわ。予算は執行せずにきとるからね、その当否がわからんわけでしょう。で、凍結、現場が動くようなことはしたくないとさっきおっしゃった。だから、その前提に立てば建設予定地を含めた今日までの議論は凍結なんだと、こういう流れにならざるを得ないじゃないですか。だから場所だけひとり歩きするようなことがあってはならんということが前提じゃないですか。そこを確認してるんですよ。担当部はしきりにあの場所で建設したいということを公式の場所で答弁されとるから、私あえて申し上げとるんですよ。場所も含めて凍結と。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 場所につきましては、私、過去の総合公園にあの場所に至る経緯等々読まさせていただいておりまして、そうした中で、今申し上げましたように、あの場所が自然災害が起きたときにしっかりとしたものであるというふうに思えばあの場所でもいいのではないかなというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 だけど調査がされてないんでしょう。何でそれでいいってあんた言いきれるの。だったらこの調査は予算化すること自身がナンセンスだったじゃないですか。本多市長のもとで予算化されましたわね。ボーリング調査、交通量調査、測量調査、この予算は必要なかったということを、あなたあえておっしゃるんですか。
 だから安全ならばということならば、安全確認されてないんでしょう。だったら軽々しく担当が現在の場所でいきますということを言うことについては、市長が釘を刺してもらわなきゃ困るよということを申し上げておるんですよ。
○議長(三浦康司)
 しばらく休憩します。
午後3時38分休憩
―――――――――――――――
午後3時40分再開
○議長(三浦康司)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 今、高橋議員おっしゃられますように、あの場所でやはりボーリング調査等々をしっかりあそこの場所でやる前には、当然ながら調査をしながらあそこでいいということが、私なりに、また議員の皆様に御理解いただいてから、あそこの場所で公園を整備していくというそういうような格好になっていくであろうというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 したがって、場所を含めて凍結と。場所を含めて凍結というか、前市長のもとでああいう計画が出たんだという範囲で、それ以上の調査をしていないんだから正式な予定地ではないということ、市長そういう理解でいいですね。で、ボーリング調査等もしないと、凍結なんだから。調査されるんですか。だって現場が動くようなことをしないとさっきおっしゃったんでしょう。現場が動くようなことをしないということは、あのボーリング調査やるには人の田んぼを勝手に入って調査するわけにはいかんわけですから、測量調査だって当然所有者の了解を得て測量していくわけだから現場は動きますよね。そういうことはしないということは、今回予算が流れたのと同じ状態が続くということでしょう。ちょっと端的にお答えください。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 候補地といたしましては、やはりあそこの場所で私、考えていきたいなというふうに思っております。
 そして、二つ目の質問で、ボーリング調査しないのだなという話でございますが、私は、先ほど来申し上げておりますが、今度もう一度、財政計画をしっかりと踏まえながら、この総合公園幾ら基金を積んでいって、いつから工事着工していくかということを一度つくりながら、このボーリング調査もいつから始めたらいいかということを再度考えていきたいなというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 だから凍結解除されるまでは現場が動くような調査はしないということを今おっしゃったんですね。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 そのとおりでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 わかりました。凍結解除がされるまではボーリング調査、その他の現場の動くような行為はしないということがはっきりしましたね。
 先ほど言った農振の地域整備計画35ヘクタールというのは、このどの場所で農振を除外するかということは、市民部長、明記されてませんよね。面積的にこの除外するんだという整備だと理解をしていますが、そうじゃないんですか。明確に書いてあるんですか。
○議長(三浦康司)
 市民部長。
○市民部長(山岡 久)
 今回の農業地域整備計画でございますけども、通常は平成17年度につくりましたもので、5年間後に中間見直しするのを、あえて平成20年度につくってくということでございますので、いわゆる整備計画の変更理由書というのを添付しなければならないと、こういうことで、今その変更理由をつけて出したわけでございますけども、その中での総合公園の一部については、いわゆる農用地以外の土地については行うことが困難だということですので、おおむね今の現状の土地ということで変更を出させていただいたというものでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 市街化区域内では困難なので農振地域の転用、農振除外が必要になるんだと、そのくだりはもちろんなきゃいけません客観的に。だけど弘法町遠田地区9ヘクタールか川がありますからよくわからんけども、9ヘクタールを、あるいは恩田地区の26ヘクタールを農振地区から除外するんだということで具体的な地名を付して面積要件が整備計画に、面積は書かないけません。その用途は何だと。公共施設が工場かどうなんだということは用途としては書く欄があります。それは書くんですが、具体的に当該地区を明示して除外を明らかにするという形になってるのかどうかということを聞いておるんです。
○議長(三浦康司)
 市民部長。
○市民部長(山岡 久)
 今回の整備計画に基礎資料ということでつけさせていただきましたが、その中の基礎資料については総合計画、そしてもう一つは、都市計画マスタープランということの中を計画として出させていただいておりますので、先ほどの地域の面積が完全にきちっとしたところでカウントをされてるということではなくて、おおむね農用地の地域を使っていくということで、今までの総合計画その他との絡みからいけばおおむねあの地域であろうなということが整備計画の中から、参考資料の中から予想がつくということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 マスタープラン等添付されてきますので、マスタープランを見ればどこが工業区域で、どこが公園をつくるかというのは大体わかりますよね。だから、この該当地区で8ヘクタール、ここで26ヘクタールというのは書いてないけども、添付資料全体で農振地区整備計画そのものを展開していけばあの地域でこれだけの農振除外が発生するんだということはおのずとわかる内容になっているという答弁だったと思いますね。
 これは瞬間的には市長の方針とバッティングすると。直すために改めて補正を組んで委託をし直したその瞬間に新たなこの矛盾が発生すると、こういう農振地区整備計画になっているということを残念ながら言わざるを得ないいう状況であります。そこはしかし、民意が第一主義いうことできっちりと処理をしていただかないといけないのかなというふうに思います。向こう10年ですので、ばくっとした計画が向こう10年でいかなまた変更すればいいわけですから、今回やったように。あり得る話でしょう。やったんだから、あなたね。厚顔でやったんでしょう。日本語として正しいかどうかしりませんけども。大変失礼な話だわ、それは県からいってもね。大分怒らしたわね、担当者。何を考えておるんだと、知立はといってひざまづき、頭を下げ、今日計画つくったところ、そのスタートの段階で早くも新しい課題とバッティングしてですね、今の現状になっているという現状の矛盾もこれはあるということをしっかり踏まえて、困った計画だわね、しかしね。矛盾承知でスタートするんだからね、ということを一つ申し上げておきたいというふうに思います。
 それで、もう一つ私、大事な指摘をしなきゃならんと思いますが、それは先ほど言った、これからの知立のお金の問題を含めた内容であります。補正予算の75ページ、今申し上げた鉄道高架事業、連続立体交差事業負担金4,350万円が減額になっております。ということは、鉄道連続立体交差事業の平成20年度の総事業費、これは幾らになるんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 連立は当初10億円という形で事業費を定めておりまして、2億5,000万円というのが市の負担だったわけですが、移転交渉等の厳しい内容も含めて、最終は8億2,600万円ということで、それの4分の1が負担金ということで4,350万円を負担金として減少させていただいたということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 鉄道高架事業は、この補正予算で平成20年度を終わるんですが、当初2億5,000万円の知立市の負担金がこの補正予算で4,350万円減額になりましたので、知立市の負担金が2億650万円、この4倍が総事業費ですから8億2,600万円、こうなりました。
 お尋ねしたいのは、今回地方債が減額になりましたね。これは地方債の減額の補正は35ページでしたか、ここに地方債の減額が鉄道連像立体交差事業3,480万円減額になりました。市債は結局連立で幾ら充当するんでしょうか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 今、事業費の減額に伴って地方債の補正額は
1億6,520万円が最終的に計上になったということでございます。12ページの地方債補正のところをごらんいただければと思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 地方債は3,480万円減りまして1億6,520万円、31ページに基金の繰り入れがございます。都市計画整備基金減額1億8,993万5,000円あるんですが、このうち連続立体交差の基金の繰り入れは幾ら減額になっておるんでしょうか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 基金の繰り入れは4,130万円を減額とさせていただいております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 4,130万円、違うんだよ、あなた。5,000万円減額でしょうが。4,130万円は私が最後に言う数字だがね、これ。4,130万円を私が最後に言って、あなたをただす数字なんだよ。別にあなたと私、シナリオつくってないよ。それを先にあなたが言うということはどういうことだね。基金の繰り入れ残は5,000万円でしょう。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 内訳がこの31ページには基金繰入金1億8,993万5,000円の内訳あるわけですが、連立負担金としては5,000万円の減額とさせていただいております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 そうでないといかんのですよ。
 そうするとね、基金は当初予算で5,000万円でした。今回補正で5,000万円減らしてしまいました。そうすると平成20年度の基金の繰り入れはゼロということになりますね。そうしますと、連続立体交差事業の知立の負担分が、さっき答弁がありましたように2億650万円、地方債が先ほど補正がありましたが1億6,520万円地方債で充当します。基金がゼロになりました。そうすると、さっきあなたのおっしゃった4,130万円という数字が財源不足になります。この財源はどこから充当するんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 一般財源からお願いをしていきたいというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 ここで一般財源の充当が補正予算に隠れていますがね、発生してるんですよ。
 それで私、一般質問でも申し上げたんですが、鉄道高架事業というのは499億円の事業費で知立の負担分は105億円ですよ。そして、その圧倒的多数は借金でやろうじゃないか。借金81億円、そして残りのお金をどうするかといったら、30億円ある基金のうち21億円を鉄道分に当てはめようじゃないかと。一般財源はもうこれ以上入れませんと。もちろん既に入ってる分がありますから、一般財源3億5,000万円。だから105億円のうち、借金81億円、基金、貯金を取り崩して21億円、一般財源で3億5,000万円、既に一般財源の3億5,000万円は充当してあります。だからこれから鉄道はいろいろ波風があるけども、借金と基金でやっていくんだから一般財源に影響しないというのがあなた方の言い分でした。
 だけど今回、基金を5,000万円引き上げるかわりに一般財源が答弁のように4,130万円入ると。これは約束と違うじゃないですか。何でここで一般財源入れるんですか。その理由についてお示しください。
 なぜ一般財源を充当するかといえば、私が一般質問で言ったとおりですよ。基金といえども現金で持ってないと。土地で置きかえていると。基金29億円のうち現金が21億円、土地が8億円ですと。私、一般質問で申し上げたとおり。このうち8億円の土地のうち、5億円は鉄道効果が済まないと処分することができない土地だと。だから8億円のうち5億円は少なくとも財源不足を来すんだと。土地で持っとったって金にならなきゃ支払いできないから、その土地を処分しなきゃいかんけど売れないと、鉄道高架が終わるまで。仮線用地が仮側道の用地になってるから売れないですよ。だから一般財源が5億円は少なくとも要るんだと。したがって、お金に余裕のあるときに一般財源を入れていこうじゃないかと。基金を5,000万円切り崩して四千何ぼ一般財源に置きかえておるわけ。これはしかし、約束違反じゃないかというぐあいに思うんですが、どうですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 質問者十分説明をいただいたように、基金は実際にはお金をもっての連立駅周へ充てていくというのが基本でございます。今言われるように、一番事業がピーク時になる平成24年時点では4億円ほどの資金不足になってしまうと。それは今持ってる土地の処分ができないということが一つの大きな要因でございます。そういったために、以前からも一般財源の予算がある程度構成が可能であれば、その分を最終的には連立が終わった時点でその土地が処分できるんで、一般財源の補いをしていただきたいというのが基本です。実際に今までこの基金において、仮線用地にかかる方等の代替地の土地を取得したことによってスムーズな移転ができたというのも一つの成果ではございますが、まだその筆がすべて処分できる見通しが今絶たないということもありまして、今回のように、4,000万円近いお金を、将来連立が完了する時点で処分できる土地にかわって一般財源である程度、補いをしていただきたいというのが今回の補正の内容でございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 今回4,000万円だけども、置きかえをしなきゃいかんのが5億円あるんですよ。5億円を超えるお金を置きかえないと予定どおり鉄道高架に基金を切り崩してお金が出せないわけね。
 そこで問題なのは、提案しなきゃならんのは、私がこの5億円の土地を普通財産としてほかの資金で買い上げて基金の用地処分困難な土地5億円分を現金にかえて差し上げんとまずいじゃないのかと。こんなような調子でちょろちょろ一般財源で買ったり買わんだり、じゃあどこを買ったんだと。どの土地の何筆の何平方メートル買ったんだと、一般財源で、こういう議論が出てくるに決まってますよ。
 だから、この補正予算を認める大前提は、この補正予算をもし可とするとすれば、この大前提は5億円の処分不可能な土地を普通財産として一たん一般会計土地取得で買っていただいて5億円を基金として現金で戻していただく。この作業がなかったらね、そんなものは基金が有効、かつ効果的に活用されてるなんてことはいえない。そういう補償路線、借りかえを前提にしないといかんと思うんですが、いかがですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 この連立事業、また駅周辺、足の長い事業でございますし、今、指摘される土地については、その連立を立ち上げて環境側道を整備した後の土地が相当入っております。そういうものが確かにこの一般財源だけの頼めるときは一般財源、また、幾らお願いできるかということの不安材料の部分もあるわけですが、土地が使えないのは、明らかに今提示されるように、5億円という土地が連立終了後でないと使っていけないということですので、事業課としては現金にすることによって事業へのあてがいができるわけで、土地でこの負担金等は補いができないものですから、内部としては所管がえが可能であればお願いをしていきたいというのが本意でございます。
○議長(三浦康司)
 ここで10分間休憩します。
午後4時04分休憩
―――――――――――――――
午後4時14分再開
○議長(三浦康司)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 私が申し上げたいのは、鉄道高架の都市整備基金で充当できるといわれるうちの5億円は、土地は持っておられますが、それは現金で鉄道高架事業には充当できないと、これは事実ですね。
 したがって、その5億円がきょう、あしたには必要ないですが、一般財源から充当しないと鉄道が上がらないという事実関係をまず明らかにさせていただきました。それはいいですね。一般財源充当なしでいけるという鉄道高架は、いやいや、そうじゃないと。少なくと今、あなたのおっしゃった5億円は、高架が立ち上がったあとでないと土地が売れないので、その5億円はどこかからもってこないといけない。今回、比較的年度の最終の補正で財源に余裕があるので、4,000万円とりあえず入れられたということについての問題点を言っておるわけです。
 それでね、申し上げたように、30筆4,396平方メートルあるんですよ、売れない土地が。しかもこれはその側道用地あるいは仮線用地云々ですから、高架の真下にあるんだわね、土地が、この売れない土地30筆は。こんなところが民間で買ってくれるのかと、高架が立ち上がったあとにおいてもという懸念があるが、土地として持ってると。
 そこで提案をしなきゃいかのは、一気に5億円を今工面して、直ちに現金にかえなさいと。その5億円分30筆を普通財産として買い取りなさいということは事実上困難です。それは先ほど言った公園の財政の議論じゃないですが。しかし、今回のように、やれ、4,000万円、やれ、3,000万円貸してくださいだわね、一般会計から。これはいかにも問題が残るんじゃないか。
 だから40筆のうちお金に余裕のあるときには1筆でも2筆でも一段の土地を普通財産の置きかえて、持ちかえて、その土地分を基金にお金として現金で採納するという補正予算を組んでいただいて不足分を基金から出せば事は済むでしょう。今回でも4,100万円のお金を土地で買収していただいて、一般会計に、よその会計でもいいですよ。買収していただいて、それを基金に乗しかえて、基金から歳出すれば全然問題ないですがね。そういう財政運営が可能かどうかということを含めて、5億円一遍にやれっていったって、そんなことは不可能ですよ。だけど、それが明確になるように一筆一筆を整理して、それぞれ買っていくと、順次、一般会計に余裕があるときにということにならざるを得ないと思うんですね。そういう方法についてどうなんですか。少なくとも対応していただかないと、この種の内容が次々と繰り返されていって、そのうちどこの土地が借金で肩がわりになっている土地なのかわからなくなっちゃうというような不明朗な対応は、一般財源の活用を前提にしているだけに問題ではないかと思うんですよ。
 総務部長どんな御所見ですか。あなたの方で、今言ったように、メリ張りの効く土地の置きかえということについて可能なのかどうか。
○議長(三浦康司)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 ただいまの御質問でありますけども、以前、私が9,000万円こういうことをしたときに、イエスマンということでおしかりを受けまして、今回、議員もその点はそしゃくしていただいて、新しい御提言であります。ありがとうございます。
 おっしゃった意味も非常によくわかります。30億円という基金のうち、現金と土地になっている。そして、その土地の部分が将来仮に5億円ですね、これがいわゆる売却できるかもしれないけれども、塩漬け的な用地になるかもしれないという土地については、最終的には基金を終わっていくわけですので、都市計画施設整備基金ですね、そのときに土地が残るということは、結局清算していきますので、そういった土地について、何らかの形で買い戻し、いわゆる一般会計あるいは今、都市開発基金というお話でしたけども、都市開発基金はちょっと設置目的が公共の用に要する土地を取得していくという前提がございますので、今考えられるのは、まだ長いこと続いていきますので、一般会計の中で年次的にそういった土地を一般会計の中で買って普通財産の中でこれは都市計画整備基金方から取得した土地なんだということをきちっと分けて、それがこれだけ買い戻して、それを現金化して基金の方に積み上げましたよということで30億円という金額が担保できるという形にしていく。もしお金がなければ、今ちょうど高橋議員おっしゃっていただきましたので、これは数度にわたる条例の改正があるかもしれませんが、現在4億6,500万円という土地開発基金、現金持ってますので、それを一般会計の方に繰り入れして、そのお金で買って基金に積み上げると、こういった手法も考えられますので、御提言の件につきましては、私ども内部的にも十分研究して、きちっとした形で連立駅周に対する、いわゆる基金と起債で行っていくという形をできるだけ明確にしてきたいと思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 この時期に見通しの立たない土地を買って、その一般財源を鉄道に充当するという考え方自身は、とても信じられないような話なんだよ、これ。このくそ景気が悪いときに。さっき市長もあったように5億5,000万円か、基金が底をついて、財調が。そのときに、一般財源で将来しばらくの間、売れもしない土地を買えというわけだから。そして、その土地を買って現金にして、それを都市計画基金に入れて、そこで運用しなさいという話なんだわね、今私が提案してるのは。しかし、補正予算は、まさにそういう話になっちゃっとるわけだわ。ずくずくでとにかく一般財源の支援を得ていこうと。門が詰まったら、土地が残っちゃいましたと、どうしましょうかという時期が必ずくる。
 したがって、こういう現状を改めてかいま見ると、これは鉄道高架事業をやるだけでも大変な関所が財源的に残るなというのが実感なんです。ただ、しかし、お金を明確にするという点では、このような補正予算をずくずくで認めるわけにはまいらないということもこれ事実だと思うんですね。
 しかし、何せ大型事業につぎ込んできたこの基金、そして土地への転嫁、やむを得ない側面もあったでしょう。その結果がこうだということが大変矛盾に満ちた実態となってね、この財政的に厳しいときに追い打ちをかけるような内容になっているということは、これは執行部の皆さんも連立以外の担当でない皆さんもよく理解をしておいていただかないといけない話だと。これは市議会の皆さん方にもよく理解をしていただかなきゃいかん話だと、こういうふうに思うんです。
 それで、じゃあ用地が売却できる可能性の用地はほんとに売れるのかという話もあるんだわね。これは第三区画整理、この赤いのがいただいた資料ですが、赤いのが売れますよというやつ。これは第三土地区画整理事業内に7区であるんだわ。きょうは今回、第三土地区画整理事業は全部保留地処分してね、万々歳と、会計処理できましたと。仮換地から本換地になって終わりましたと、こういうことだけども、何のことない、いってみれば第三土地区画整理事業の保留地を駅周の基金に置きかえただけのことですよ。どちらが置きかえる動機をつくったかはともかくとして、そして売れないまま残ってる。会計が変わりましたよ、第三区画の保留地から駅周基金の方へ変わりましたけども、売れないという事実は残ってるんです。これを公費でつかんでいる。この売れない部分、3億3,400万円あるんですよ。売れるけど売れてない分。これも売れなかったら現金にならんわけでしょう。だからさっき言うように、また一般財源の支援を得なかったら3億3,400万円だって現金にならないじゃないですか。そして残ったのは第三区画の保留地。どちらに主体的な働きかけがあったかはしりませんが、現に第三保留地で売れなかったものが都市整備基金という形に変わっただけで、所有者がかわっただけで公費でもっているというこの環境、これも市長を初め、皆さんにしっかりと理解をしておいていただきたい、見ておいていただきたい。
 やがてこれも、きょうは問題にしませんが、これも売れなかったら現金化するために一般財源でよっこしてくれと。売れる可能性があっても売り手がつかなかったら現金にならない。現金にならなかったら財源不足になることははっきりしますから、これも置きかえてくれということになるんですよ。合わせて8億4,000万円。これも大事な非常に大きな足かせで、買った方は不良債権化するおそれがあります。塩漬け土地をおまえたちは買うのかということになりますよね。だけど鉄道を上げるための一般財源づくりには背に腹はかえられないという環境になって、これは大変ね、一口に連立完成とおっしゃるけども、大変財政的にはその運用の仕方も含めて問題のあるこの対応がこれから求められると、私そんな感想なんですが、総務部長にちょっと感想聞きましょうかね、どうですか。私はそんなふうに思えてならんですよ。
○議長(三浦康司)
 総務部長。
○総務部長(近藤鈴俊)
 議員の御指摘の中身が、私も普通財産を所管しておりますので、これがまた塩漬けの土地になっていくということは非常に苦しいところであります。が、しかし、連立駅周ということを踏まえておっしゃった部分で考えると、何とか8億円ということが塩漬けにならないように、少しでも売却して市税に変わっていくという形にしていかなくちゃならないというふうに思っておりますが、御指摘の部分については、十分今後の市の資産に変わるけれども、有効な資産になるかということも含めて、十分腑に落としながら全体の事業を見守っていきたいというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 林市長、今聞いていただいておったかしら。こういうこの一般財源の充当が土地に置きかわっているために、これは現金化するために努力してもらわないかんですよ、それは。だけども売れない場合には一般財源の充当等が必要になってくると。これは書いてない歳出なんですよ。これはやがて土地が売れたときにはまた戻るんだけども、売れなかったら後生大事に土地で持つだけと。塩漬け土地を何で持っておるんだと、こういう批判の対象になるということも少なくとも5億円はあかんよと。8億円も含めて問題になるよと。8億円といったら公園ができる一般財源より多いぐらいじゃないですか。そういう金が新たにこの一般財源でやりくりしないといけないという事態になっていると。林市長の感想をちょっと求めたいと思います。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 知立市において、百年に一度ともいわれますこの駅周辺整備計画については、まずもってほんとに財源が必要であるという共通認識は私ども、そして市民の皆様方にもしっかりとお伝えさせていただき、禍根の残さないような事業に、また、知立市にとってすばらしい事業にさせていただかないといけないかなと思っております。
 そうした中で、今御指摘いただきました、具体的に今回の補正でも連立事業については、当初一般財源は充当しないというルールがあったにもかかわらずこうした形になっております。会計をやはり明確化しなければいけないという思いの中で、高橋議員の御指導、御提案ですね、十分踏まえながら、そうした中で、この都市開発基金が今現金でたしか3億円、土地で3億円ぐらいあろうかと思います。そうしたことを都市開発基金とこれからいかにしていくかということも踏まえて、この連続立体交差事業の財政計画をより明確化してかなければいけないのかなというふうに思っております。
 以上です。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 現状は、少なくともかすった程度かもしれんけどもわかっていただいたような気がします。今後これらについてどう対応するかということをいろいろ議論してもらえばいいんですが、都市開発基金があるからといってね、都市開発基金だ、都市開発基金だといって何か埋蔵金のような話で出されるのはいかがなもんかということは、お互いに留意してもらわないけませんよ、そんなことは。
 あくまで年度間の財政調整と今後の歳入歳出のバランスの中でどう対応できるのか。それは知立市が土地基金に手を出したときには、これはやばい時期ですよ。やばいという言い方はおかしいけど、いよいよ埋蔵金に手を出すような局面になったのかという評価がされる時期じゃないかなと、私はそう思います。そこにお金があることはお互いに知っておけばいい話だけども、ちょこらちょいで都市開発基金というのはいかがなものかということは申し上げておきたい。
 そこで、もう一つお尋ねしたいのは、12ページに繰越明許費の補正ということで知立駅周辺土地区画整理事業の継続費繰越明許、2億5,375万5,000円、この内容についてわかりやすく御説明いただけますか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 今回の繰越明許費の補正でございます。知立駅周辺土地区画整理事業の中の金額で2億5,375万5,000円計上させていただいたわけですが、一つには、19節の明治用水の移設負担金、これが明治用水の方に現在線路沿いにある用水を仮線に影響があるということで切り回しておりまして、堀切1号公園の下を推進で今、進めさせていただいてます。
 今回、現道の市道だとかいろんなところを通していくことによって名鉄やNTT、東邦ガス、水道等の個別の調整が相当時間がかかってしまいました。そんなことで、年度内完了がちょっとできないということで、金額でいきますと負担金の方は2億4,515万5,000円というものを繰越明許させていただくということです。
 それから、22節の補償費の額でございますが、これにつきましては、国の2次補正で急遽予算が内定されてきたということで、これも執行については3月31日で終える内容で交渉を進めようとしたわけですが、実際には年度内の移転完了が困難ということで、木造2階建ての専用住宅でございますが、これの移転完了が年度内に済まないということから860万円を繰り越しをさせていただくということで、合わせて2億5,375万5,000円が繰り越しとさせていただくものでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 駅の南の麗人街横の明治用水、これが仮線の敷設の位置になるんで明治用水をよっこしようじゃないかということで今回議論、繰越明許がいったんですよね。推進工法で露出しないから今よくわかりません。モグラがずっと来てたこ公園の中へ入って、そして駅の南の環状線の底地を入ってね、池端の方へ入ってブラザーの横から駅の南の方の明治用水に接道すると、こういうふうに路線が変わりました。一時は明治用水の南側へ振ってね、明治用水をそのまま南にそこっと振ってやろうじゃないかと、オープン開削工法でやろうじゃないかということが今こういうふうになりました。
 そこで聞きたいのは、明治用水の移設替え工事に一体幾らかかるのかということですよ。敷設替えをするだけで。来年も予算出てますよね。幾らかかるんですか、いつ終わるんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 明治用水の方、年度は今年度と来年度にかけて実施をさせていただこうという計画をしております。
 内容としましては、ことしの分が延長でいきますと約420メートルほどになります。残りは今の既設の管路へ接続する箇所が上下流でございます。上流の方で88メートル、下流の方では12メートルの区間で現管路に接続するというものが平成21年度に出てくるわけでございます。
 ことしは水路の移設工事として6億6,800万円ということでなっておりますが、明治用水だけを取り出した数字をちょっと今、手元に出てきてないんで、ことしは6億6,800万円ということで、来年もその取付部分で移設費がかかってくるということで。
○議長(三浦康司)
 しばらく休憩します。
午後4時37分休憩
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午後4時38分再開
○議長(三浦康司)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 失礼しました。
 今年度は少し端数が違っておりました。6億7,100万円が今年度で、来年度の予定が1億450万円ほどです。合わせて7億7,400万円が明治用水の関連移設で計上させていただいた内容でございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 7億8,000万円かかるというんですよね、平成20年、平成21年切り回しで。
 私かつて思い出すんですよ。黒谷部長のときに、今の明治用水を南によっこすれば7,000万円もあればできますよと。ほんとといって驚いたことがあるんだけども、いや、結局は南へ切り回して推進にして、今約8億円ですがね。これは鉄道事業費の中へずどんと入るわけ。7,000万円が7億円、8億円になるわけだから10倍。7,000万円が正しかったかどうかはしりませんけどね。だから、ことごとさように、鉄道の事業費は上がるんすよ。これはあしたの当初予算でまたやりたいと思いますけども上がるんです。
 それでね、7億8,000万円ですよ、あなた。もちろんこのうち市は4分の1ですよ、負担しておるのはね。これは県がお金を出してくれますから4分の1。だから明治用水切り回すだけでも2億円ぐらいかかっておるということだわね、市のお金でいえば。全体に8億円もかかっておるという大がかりな仕事なんです、鉄道を上げるという仕事はね、ということを御承知おきいただく。改めて。
 今回75ページに2,362万8,000円の補正の減額があるんですが、これはどう理解したらいいですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 今のお尋ねの内容は、当初契約をしているのが負担金で6億8,040万1,000円、これが執行できますと6億5,677万3,000円という内容で、その差額分というのか減額分が2,362万8,000円あるということです。内容は、工事費の請負等も含めての差金というふうに理解をしておるところでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 わかりました。そのうち、これは契約した結果、当初予算との関係で2,300万円契約差益が出たと。しかし、事業ができないので、先ほど言ったように、2億円等が繰越明許で平成21年度へ仕事を振りますよという話だよね。
 それで、これは上流88メートル、下流12メートルとおっしゃったんですか。これは工事発注は済んでおるわけですか。これは来年度発注ということですよね。今本体の真ん中の一番のもとをやってござる。これが終わったときに、今度は明治用水に接道する仕事、これが上流88メートル、下流12メートルということなんで、来年度予算1億700万円負担金、これ事務費が一部入ってるかもしれませんがついてると、これで対応するということですね。最終的には、いつごろこの上下が開通して明治用水が完全に迂回することになるんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 すべて推進で取りつけるわけじゃありませんので、現行の管路のところへ開削して取りつけるという分、それから、下流部の方では矢板工等によってその作業をするわけですが、期間としては、用水との絡みもございますが、9月上旬から来年2月末をもって一応工事を予定してるということでございます。両方とも前後そういう予定をしておるということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 一応理解いたしました。来年の平成21年度末、平成22年の2月、要するに渇水期につなげたいということですから、取り入れが済んで9月上旬から始めて、渇水期に仕事をやって2月のエンド、平成21年度末、平成22年の2月程度には明治用水の切り回しが完了するということだということを理解しておきたいと思います。
 それから、もう一つ関連で聞かせておいていただきたいのは、75ページで山町の土地区画整理事業補助金2,500万円減ありますが、この理由について御説明ください。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 知立山地区、山町なんですが、事業箇所は知立山地区の土地区画整理事業ということで、この事業自体は平成17年から仮同意を取りながら進めてまいったということで、この平成20年度においては、本同意をまとめて事業着手しようということで鋭意努力をさせていただいてきたわけですが、ここの具体的な本同意に取りまとめる時期になった同意率がほんとに仮同意をもらった90%近いものから55%ほどの同意しか努力できなかったということもあります。
 そういうことで、組合の設立自体は3分の2以上の同意があれば進めれるわけですが、やはり組合施行ということもあって、9割を超える同意率をもって進めていきたいということから、今年度2,500万円の補助金を予定してたんですが、少し時間をいただくということで、ことしの分は減額という形にさせていただいたということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 71ページ、河川改良費、山町区関連調査委託料720万円皆減、これは今の区画整理と関連する調査費ですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 これもこの山地区の関連区域の中に入っております河川、山屋敷川の河川の改良費を改良として調査費をあげていたわけですが、これもこの区画整理によって減額をさせていただいたということでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 そうすると、かつて議論があった山町の知立市の所有する種地ですね、これも含めて今言った山屋敷川をかさ上げして現在の155号線のあの信号あたりでタッチさせると。そして、もう一本は、この国1と北側でタッチさせて、左側一方通行になるけども、あれで何とかしようじゃないかという計画で進んでこられた一連の山町地区の区画整理があるんだが、今回それがそれぞれ皆減と、全部減額になったということですが、これはもう完全に、したがって断ち切れたと。場所を小さくしてやろうじゃないかという話もあるということも、あるというかそこがどうも真相なのかよくわかりませんが、来年度予算計上されていませんよね。されているんですか、聞かせてください。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 来年度の当初には、まだ顔出しをしておりません。しかし、今質問者おっしゃるように、これだけ進めてきた事業、規模は少しでも小さくなっても進めようということで、規模的には少し縮まりますが、同意をいただいて、今、知立市が持ってる土地を含めての分もあるわけですが、規模の縮小を考えながら同意に向け進めてまいりたい。
 来年の予算に載ってないということにつきましては、その辺がきちっと立ち上がってくれば補正対応でもお願いしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 来年度当初予算も全くないと。平成20年度、今言ったような予算計上されたけど皆減、そして平成21年度どうかなと見てみると、山町関連の区画整理の予算はゼロということはどういうことですか。やめると。補正してくれる。補正したいということだったか、今答弁は。最後聞こえへんかったもんでね。補正したい。いつごろのめどで補正しようとされとるんですか。
 だけど、こういう問題というのは、頭から予算をつけておいてあげないと、今ちぎれそうになっとるわけでしょう。事実上ちぎれちゃったわけだがね、当初計画は。ちぎれちゃって、いわば推進力を失ってね、そうなってるときに、来年度予算もついてないと。もちろん過剰な予算つける必要ないけども、小さななりで立ち上げるなら小さななりで立ち上げるような予算1,700万円ですよね、来年度予定されておったのは。そうでしょう。1,700万円の補助金ですがね。これを減額にされたんですよ。ということは、補正でつけられるかどうかしらんが、一気に空気が下がるんじゃないですか。そこを私、心配するんですが、改めて答弁を求めたいと思います。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 ほんとに鋭意、準備組合の役員たちも必死に説得にも回っていただいてますし、そういう結果が出れば必ずつけていこうという意気込みでおります。断ち切れたというふうな状況にならないように、やれるところの範囲で絞ってやってきたいというふうに思ってますので、また補正あげるときには、ひとつお願いしたいと思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 また補正をあげるときにお願いしたいとおっしゃるけども、ここは連続してきてる話だから、ここで絶ち切っちゃっていいのかというね、これは林市長の考え方もちょっと聞かないかんけども、担当は今そうやって言ってるけどね、それは立ち上がってこないかもしれないし、それはそういう流れの中では立ち上がってきてほしいと期待はあるかもしれんけど、こういうのを当初予算でずばっと切り込んでしまうというこの予算の切り方というのはどうなんでしょうか。
 市長はもちろん御承知でこれ予算計上されなかったと思うんですが、そうではないですか。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 私が提案させていただいておりますので、あれなんですけれども、やはり今、高橋議員がおっしゃられたように、連続性というのは当然あろうかと思います。そうした中で、事業の組合施行でありますこの区画整理事業が組合施行で進んでおります関係上、やはり組合の方の熟度というのも当然あろうかと思います。
 そうした中で、この区画整理の規模等もこれからどうあるべきかということも踏まえながらの今回の予算のあり方であったかというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 こういう瞬間というのは、はい上がってきたら予算をつけてやるよと。今まで行政がいろいろと鐘や太鼓も含めてやろうじゃないか、やろうじゃないかとこうやってやってきたじゃないですか。そうだなといってやる気になってこられて、今言った障害にぶち当たっている。しかし、火は消さないよといって、小規模でもあなたたちがその気になればいつでも行政門戸開けてるよというところに、いわば行政の姿勢が見れるわけですよ。
 ところが、今度ずばっと切ってだね、都市整備部長いわく、でき上がってきたらつけてやるがねということとは何か本質的に違うような気がするんだよね。もちろんでき上がってきたらつけてもらわないかんわけですが、何か現地で頑張ってみえる人たち苦労を今されとるわけで、その苦労の思いも断ち切ってしまうようなこの行政の姿勢を感ずるんですがね、私は。しかも金額的には1,700万円ですよ。ここのところが政治的な立場が必要だと、私はそう思うんです。
 そこで林市長に聞いたんですが、もちろんさっき答弁されたけども、これが切られてなくなってしまうと、あるいは当初予算からのけられているということは、あなたも十分承知で最終査定をされたということでいいでしょう。知らんかったということなの。あるいは載とったけども切れと。いかんと。新聞には4億円切ったと書いてあるわけだからね。その中の一つに総合グランドがあるけどね。これも切った中に入っておるわけですが、あなたが切ったんですか、ちょっと聞かせてくださいよ。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 私が切ったわけではありませんけれども、私が提案をさせていただいております。そうした中で、やはり担当部、担当課の事務の進め方というか、先ほど申し上げました組合施行あります組合の方々の熟度というのがあって、こういうふうな形になったであろうかというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 一応この話はけりつけておきたいんでね、議長申しわけない。
 これは担当部長、そういうことできっちゃったと、そういうことなんですか。何とか呼び水として頑張ってほしいというその可能性を秘めていないと現状が。秘めていなかったら当初予算に載せということはね、これはいかん話だわ。皆減になっちゃうもんで。また皆減の予算つけておるのかと、こう言われちゃう。だけど補正でつけるよと、あがってくればと、こうおっしゃったということは、そこに可能性を私は見出して聞いとるんだけども、当初予算でつけなかったということは、平成21年度中も困難だなと、こういう認識が前提だったということですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 この予算の計上の中で見ると、ああもうこれでやれないんだなというふうに思われる面もあるかもわかりませんが、ほんとに関係者の皆さんは一生懸命やってもらってます。
 予算の方も補正で認可のある程度、同意めどがつけば、必ずつけていただくという内容を残して予算を今回はこの今から9月の間にすべてが立ち上がって整理できるということはちょっと厳しいと。地域の大きさが少し縮まりますので、そういうまとめをするのに時間もかかりますので、補正の中で同意がある程度可能であれば、平成21年度見送ることなくやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 その意向は関係権利者にはきちっと伝えられているんですか。
○議長(三浦康司)
 都市整備部長。
○都市整備部長(杉浦五一)
 そういう意気込みで役員にはお願いをしているところでございます。
○議長(三浦康司)
 20番 高橋議員。
○20番(高橋憲二)
 今回は計上していないと、予算で。残念ながら計上されておりませんよという事実関係は、きちっと関係権利者の説明されておるかどうかということですよ。
○議長(三浦康司)
 お諮りします。
 議案第10号の途中でありますが、本日の会議はこれで延会したいと思います。
 御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(三浦康司)
 御異議なしと認めます。したがって、本日は、これで延会することに決定しました。
 なお会議は、明日10日午前10時から本日に引き続き質疑を行いますので御参集ください。
 本日は、これで延会します。
午後4時59分延会
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