○7番(川合正彦)
 総合グランドについて、随分質問が出されましたので、かなりくどいかと思いますが、いろんな意見が出ました中で、今のお気持ちを御確認したいわけですけど、一般質問でもありましたように、知立の中で、一人が占める公園の面積は2.26でしたかね、非常に狭いわけで、56の県内の市町の中で下の方から9番目ぐらいですか。非常にそういう意味では不足しているということであります。
 そして、スポーツの関係の整備におきましても国の施策でありますような、やはり健康年齢を延ばすということは非常にこれからの社会において大事なわけでございます。いろいろ財政やら、それから凍結という公約もございますが、そういう視点から見まして、いろいろ質問された中で、今の市長の率直な御意見をちょっとお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 総合グランドにつきましては、再三御質問いただいております。そうした中で、やはり必要だという認識は持っているわけでございます。
 そうした中で、しかしながら、今、るるこれまでもいろいろ申し上げてきました。やはり財政が非常に厳しゅうございまして、そうしたことの中で財政状況を見ながら、これからこの総合グランドをどういうふうにやっていくかについては改めて考えていきたいなというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 7番 川合議員。
○7番(川合正彦)
 ありがとうございます。
 週に1回のスポーツに来れるチャンスのある、そういう環境を市民が週1回スポーツが携わる、そういう人口比率が50%を達成する。これはほんにこれからの生涯現役社会に向けて、医療費抑制に向けて非常に大事なことと思います。
 財政やいろんなことで確かに多々問題がありまして、そう簡単にできることではないことはよくわかってますが、こういう方向性でぜひこれからも進めていただきたいと思います。
 そして、安城、刈谷には広い公園がありまして、知立の方がそちらを利用するわけでございますが、そうすると地元の方から、知立の人が何で安城、刈谷に来るのというようなことを聞かれて、若干肩身の狭い思いをしてみえるようなこともよく見聞きするところであります。実際問題として。そういうことがありましたり、グランドゴルフなんかでもですね、特に球技関係のスポーツ教室をやってみえる方は、非常に予約が取りにくいと。これはしょうがないですね。ほかの方が使うこともありますので、現状の解消は非常に難しいとは思いますが、やはりそういったグランドの絶対的な面積がふえれば解消されるというふうに非常に願うところであります。
 一番問題になっているのは財政、これは当然のことでありまして、潤沢にあれば何でもできるわけでございますが、そこで一番将来的な見地からいいますと、駅前のことがどうしても大きな問題としてあるわけでございます。その辺で県と市の負担割合のことがいろんな質問がありましたように、財政的なものを非常に圧迫するということは目に見えているところであります。その辺からいいまして、やっぱり一番大きな財政支出等を伴う事業に対しての県と市の負担割合も含めまして、今の御見識を市長にお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 やはり今、川合議員御指摘のように、知立市にとって大型事業でありますこの知立駅周辺整備事業がよりよいものにしていく。それにはやはり財政のことを常に考える。そうした中で、この県・市負担割合の見直しについては、一般質問の中でも答弁させていただきました。しっかりとこの県・市負担割合の見直しについて、引き続き頑張ってまいりたいというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 7番 川合議員
○7番(川合正彦)
 ありがとうございました。
 テーマが大きなところに入ってきますので、なかなか明快な言葉も御答弁難しいと思いますが、やはり一つの大きな財政を伴うものが目の前にあるとほかのことはどうしても陰に隠れてしまう。これは当然のことかもしれませんが、できるだけ全体の奉仕者としての我々行政進めていくことが必要だと思いますので、やはり特に駅前のことにつきましては、よろしくお願いしたい。そして、総合公園の必要性についても深い御理解をいただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。
○議長(三浦康司)
 ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(三浦康司)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――