○10番(佐藤 修)
 それでは、35ページ、公民館使用料ということで、前年度の予算に比べて2.3倍と、こういうふうになっております。この中身についてお知らせいただきたいのと、もう一点は、私は中央公民館の構造ですね、これを卓球をできるように開放するよう求めました。部長は、その方向でリニューアルが終わったらできるように検討したいと、この点どうなってるか、どんな扱いになるか、ここだけ端的にお答えください。
○議長(三浦康司)
 教育部長。
○教育部長(蟹江芳和)
 公民館使用料につきまして、中央公民館と猿渡公民館両方でございます。今回リニューアルということで、その前年度並みにあげさせていただきました。
 それから、以前いただきました中央公民館で卓球ができないかということでございます。議会終了後、検討させていただきまして、やはり前は体育館がなかったということで、体育館ができたんだから中央公民館は社会教育活動団体の使用ということで、卓球場にはふさわしくないということでございました。これは市でそういうふうに決まりましたので、大変申しわけないんですけれども、卓球については中央公民館ではやらないということになりましたので、御理解のほどお願いいたします。
○議長(三浦康司)
 10番 佐藤議員。
○10番(佐藤 修)
 福祉体育館がこの卓球場がないということの中で、そのことが検討してもらったんじゃないですか。どんな議論がありましたかわかりませんけれども、引き続きふさわしくないなんてことはあり得ない話で、私は引き続きこれを求めたいというふうに思います。その点、もう一遍答えてください。
 それから、117ページ、敬老祝金です。これにつきましては、前年度に比べて30万円ほど予算がふえております。これについても本多市長のときに敬老祝金の88歳、100歳、こういう区分を行政評価委員会の評価の中で対象の拡大ということがあって、前本多市長は、その拡大をする旨の答弁をされました。これは年齢拡大といいますかね、支給の年齢が拡大されたのかどうか。されてないとしたら、ぜひ私はこれをやってほしいと、こういうことです。
○議長(三浦康司)
 教育部長。
○教育部長(蟹江芳和)
 中央公民館で卓球ができないかということでございますが、引き続き昨年の9月の議会でいただいて検討させていただきますけれども、再度要望があるということで、もう一度検討したいと思います。
 以上でございます。
○議長(三浦康司)
 保険健康部長。
○保険健康部長(久米正己)
 平成21年度の敬老祝金でございますけども、30万円ほど予算はあがっておりますけども、これは支給対象者の増ということで、100歳以上が昨年3人であったのが9人、これで1人3万円ですので18万円、それから、88歳の方が12人増ということで、これが1人1万円ですので12万円、合わせて30万円ということでございまして、増額の要因は対象者がふえたということでございます。
○議長(三浦康司)
 10番 佐藤議員。
○10番(佐藤 修)
 ということは、前市長は88歳、100歳と、それに加えて新たな段階をつくり支給をすると。これについてはこたえてないと、こういう予算だということですね。私は、林市長、これは確かに前市長が議会答弁の中で拡大を約束したものでありますけれども、知立市民は家族、家庭と思うなら、ぜひ新しい市長のもとでこれをやっていただきたい。検討してください。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 この敬老祝金の対象年齢の拡大です。私もやはりお年を召されて、要するに長生きされた方々を市として敬っていくということは、私はいいことだなというふうに思いがあります。そうした中で、佐藤議員、以前、おまんじゅうでもとか、紅白まんじゅうというお言葉おっしゃられてました。私も非常に共感をさせていただきました中で、今回も検討をさせていただいたわけでございます。
 そうした中で、私どういうものがいいかなと。あと、年齢を今こういうふうに区切っておられるわけでございまして、非常に高齢社会といわれている中で、何歳がいいかなということをちょっと今この予算出させていただくときに、なかなか自分なりに整理ができずに、おっしゃられましたことを十分私も共感をさせていただいておりますので、前向きに対象年齢の拡大については考えさせていただきたいなというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 10番 佐藤議員。
○10番(佐藤 修)
 敬老の日はまだまだ先でありますので、6月の補正でぜひ出していただいて、ことしからこうした皆さんに喜んでいただける施策をとってほしいと。市民、知立市は家族、家庭、思いやりの心でですね、ぜひやってほしいと、この点一点だけ答えてください。
 それと私、市長の政治姿勢の問題で、一点だけ聞きたいと思います。
 それは、この間、総合運動公園のことが議論になりました。市長は、誠実にこの市長公約を実施をしたい、こんなことから補正予算における基金を戻し、なおかつ当初予算には利子分だけの計上で計上されてない。こういう予算つくってるわけですね。そして、市民の皆さんは、林市長にさまざまな公約をされましたけれども、1期4年間を託したんですよ。その先でもそれ以上でもないです。だから多くの皆さんは、4年間の市長の公約として凍結を支持をされたと、私はこう理解します。
 しかし、昨日からの答弁をみてみますと、先ほどの都市整備部長の答弁は、後期の計画の中で頭出しをしていきたいと、こう言われました。また、林市長は、財政状況を見ながら基金を積み増ししてきたい、こうおっしゃいました。しかし、あなたの公約は、4年間の中での凍結であります。これはそうしたあやふや答弁をあなたは繰り返し、さらにあなたの公約と反する答弁を都市整備部長がする、これでは市民を裏切ることになるんじゃないですか。あなたの公約は、1期4年間凍結をする、この公約ではなかったんですか。言いわけはいいです。そうなのか、そうじゃないのか、端的にイエス、ノーで答えてください。この一点です。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 まず、敬老祝金でございます。敬老祝金については、補正でどうかということでございます。それまでに私、どのぐらいの年齢の人にどういうものを配れば効果的なのかな、喜んでいただけるのかなというのが整理がつけばそれもいいのかなという思いがあります。
 あと、総合公園でございますが、1期4年で凍結がいかが、もし基金積んだときに、これは約束違反じゃないかなということというふうにおっしゃられてるのかなという思いがありますけれども、私は、その凍結といったときに、白紙撤回というわけではありませんです。そして、凍結の中で採算申し上げておりますように、財政事情を見ながら基金は私は積み増ししていっても必ずしもこれが公約違反ではないっていうふうに私は認識をさせていただいております。
○議長(三浦康司)
 10番 佐藤議員。
○10番(佐藤 修)
 市民の皆さんにそこを説明されて、あなたは総合運動公園は反対じゃないということは再三言われたかもしれませんけれども、そこの説明なく、あなたは凍結のみを打ち出したんじゃないですか。だとするならば、市民の受けとめ方は、あなたがこの基金を積み増すとかそんなことは理解しない。4年間凍結する、これを指示されたんじゃないですか。もう一度その点だけお願いします。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 私のその支持者ですね、今、佐藤議員が御指摘いただいたふうにとらえられているか、また、私この前も申し上げました知立一新って書いた選挙管理委員会が出していただいた選挙公報は、凍結ではなくて見直しというふうに書いてあります。そうした中で、私を支持していただいた方は、その凍結というのが白紙というふうにとらえられている人もいるのか、その辺が私わからないんですけれども、今ずっと申し上げておりますように、財政状況を見ながら基金と積んでいくということは必ずしも公約違反じゃないのかなという思いがあります。
 しかしながら、今これも再三申し上げておりますように、私は、この総合公園が今、基金が積んであるわけでございまして、この基金につきましても財政状況に応じてはなかなか取り崩しに迫られる場合もあろうかと思いますがけれども、その辺は総合公園ということも市民の大事な要望が強いということは感じるわけでございまして、それを残しておきたいという思いがあります。
 そうした中で、私、今、佐藤議員おっしゃっれるように、これが公約違反かどうかと言われますと、私はそうじゃないのかなという思いはあります。
○議長(三浦康司)
 19番 中島議員。