○議長(三浦康司)
 次に、4番 水野議員の一般質問を許します。
〔4番 水野 浩登壇〕
○4番(水野 浩)
 通告に従いまして、市民クラブを代表して一般質問を行います。
 第1問目は、市長の公約並びに重要課題に対する政治姿勢について伺いたい。
 まずは市長の政治姿勢についてただしたい。
 あなたの公約実行を信じ、あなたに知立市政を託した多くの支援者、知立市民から悲鳴、嘆き、落胆の声が市民クラブに寄せられています。本当に厳しい御意見ばかりで、6月定例会で必ず市長に問いただしていただきたいと言われ、市民クラブとしてその言葉を重く受けとめ、あなたを支援した方々のお考えを直に市長にただしたい。
 知立一新と称して知立をもっと市民にとって身近に感じてもらいたい。家庭のように感じてもらえるように空気を変えたいと昨年11月施行のみずからの選挙に際し、しきりに行政改革や見直しを訴えたにもかかわらず、いまや一新や改革とは無縁の行政運営だとの厳しい批判の声が多くの市民から聞かれるところである。
 市長は、市議当時、前市長の政治並びに行政において違和感をあらわに感じたからこそ市長選に打って出たはずである。政治、行政において、前市長との違いは何か、ここで明らかにされたい。
 また、市長は、みずからの選挙に際し、周囲の説得にもかかわらず、市長みずから市議当時6年間在籍した自民党を離脱した上で民主党に推薦要請した一方、自民党に推薦要請しなかったが、その理由を明らかにされたい。
 私自身は大きな驚きでありましたが、あなたは、なりふり構わず自分の選挙に際して県内外の多くの民主党市議、民主党県議、民主党国会議員に応援に入ってもらい、例えば、河村たかし現名古屋市長、鳩山由紀夫現民主党代表とも、かたいかたい握手をし、また、当選直後の万歳三唱でも鳩山由紀夫現民主党代表の激励ビラの前で満面な笑みを浮かべて万歳をしていました。その様子は、新聞、テレビにも大きく報道されました。それはあたかも政党選挙の様相であったが、よもやその事実を忘れていまいか。自民党元総裁、小泉純一郎氏は、いついかなるときでも政治家はぶれたら終わりだと、事あるごとに言われている。私も大いに共鳴いたすところでございます。
今の政治は、マニフェストに基づいて施行されている。特に小泉純一郎自民党元総裁誕生以後、国民は政治家はぶれたら終わりだという認識を強く持つようになったことは確かである。政治理念を軽々に変質させるべきではなく、発言内容が変わることは言語道断、また、公約を優先することは基本中の基本であり、これら政治家の本質を外したらまさに終わりである。以上の意味で政治家としての一貫性をどう保っているのか明らかにされたい。
これまで政治家としての市長の基本姿勢をただしてきたが、市長が言及する倫理感・政治感を問うたのである。誤解してならないのは、そもそも市民は市長選挙において、だれを選ぶか。つまりは個人でなく何、つまりは公約を選んだのであり、当然のことながら公約がすべてである。冒頭申し上げたとおり、公約を実現できない市長は必要ないという評価になるのは、しごく当然のことである。
さきの3月定例会における市長の答弁は、極めて公約厳守の一貫性に乏しいものであり、水道建設委員会における答弁では、必ずしも公約を守らなくてもよいという全く不見識な政治姿勢が明らかになったことは、まことに遺憾であり、即刻改めるべきである。あなたの公約実行を信じた多くの市民から、市民に対する背信行為であると厳しい指摘があることを十分市長は認識すべきだ。
次に、行政改革の進捗状況についてただしたい。
民主主義とは、国民主権、言いかえば市民主権のことであり、政治並びに行政において基本中の基本としてわきまえておかなければならない。
しかしながら、概して行政主体、市が迅速かつ正確に情報を公開しないことが多々ある。市民には納税義務を迅速かつ正確に果たすことを求める。一方、行政は行政情報について迅速かつ正確な公開義務を果たしていないこともしばしばある。情報の公開の意義は、言うまでもなく情報とは市民によるチェックの源であり、納税者として税金の使い道や行政運営全般を知る当然の権利の行使である。情報公開の不備が結果として市民と行政との連帯感並びに信頼感が損なわれていくのは必然である。
市長は公約の中で、みずからの交際費並びに日程を公表することになっているが、交際費の公開状況を見るに、月額でまとめて慶弔幾ら、会費幾らとなっており、支出内容の妥当性について吟味する余地がない。みずからの選挙において指名業者や補助金受給団体から推薦は一切もらっていないとあるが、要請しても推薦されないから要請しないとロジックをすりかえたのであることは明らかであるが、要請しないことによってなれあい、つまりは癒着の疑惑を取り除きたいということであるならば、まさに李下に冠を正さずで一理あると思われる。であるならば、交際費支出の会費とは、その内容をまさに指名業者団体や補助金受給団体との懇親会会費であるが、これは市長、あなたの公約の趣旨に反すると言わざるを得ないが、見解を明らかにされたい。
また、市議当時に補助金受給団体の不正な運営を指摘し、不適正発言として議論を呼んだが、発言の妥当性を誇示したところであるが、その発言をさきの3月定例会であえなく容易に撤回したのは御案内のとおりである。
私は、市長の意思を尊重し、議会運営委員会においても、あなたの発言におけるあなたの見解を信じて擁護したことは、市長、あなたも承知しているはずである。私に対して多くの支援者から、あなたを擁護したことに対しておしかりをいただきました。まさに青天のへきれきとはこのことをいうのでしょう。
あなたの発言の妥当性を信じた皆さんに相談もなく、商工会、役員の皆さんに3月定例会前に陳謝されました。何ゆえ陳謝した事実をあなたはずっと黙っていたのか。何日たっても知らん顔である。あなたの発言を擁護、信じた方々は、どうでもいいのか。物事には順序というものがある。知立市政をつかさどる市長として、このような誠意のない行為はいかがなものか。
また、ここで問題なのは、発言内容のほかに、前述のとおり市民が納税者としての当然の権利として税金の使い道について、例えば、補助金受給団体への補助金の使途について明らかにされるのはしごく当然のことであり、このことまで目をつぶって市として監視しない。検査結果を公表しないのは許されないというのが市民の声であるが、現状について明らかにされたい。
また、市長日程の公開については、予定と結果の両方があるが、市民が欲するのはあくまで客観情報であり、日記的にコメントを掲載するのであれば公共媒体、知立市ホームページ以外で別途なされるべきである。市長、これこそまさに税金のむだ遣いである。
次に、事務事業すべての見直しについてただしたい。
冒頭触れた知立一新は、つまり事務事業すべての見直しのことであるが、大きな争点となった総合グランド並びに駅周辺区画整理事業の見直しについて問う前に、そもそも市長の常套文句の見直しの意味を明らかにされたい。
そこで、総合グランドについて、3月定例会の議論も踏まえて改めて問うが、市長はグランド建設に賛成か反対か、賛成ならば建設することになるし、反対ならば建設しないことになるが、結果として建設するのかしないのか明らかにされたい。
多くの市民は、グランド建設の見直しとは、つまりグランド建設の中止と理解し、税金の使い道としてグランド建設は正しくないとの見解であったものであるが、そのことについて見解を明らかにされたい。
同様に、多くの市民は駅周辺区画整理事業の見直しとは、つまり駅高架事業とあわせて区画整理事業の中止と理解されており、税金の使い道として事業推進は正しくないとの見解であったものであるが、そのことについて見解を明らかにされたい。
以上のことを踏まえて、改めて市長は、駅周辺区画整理事業について推進するのかしないのか明らかにされたい。
次に、きめ細やかな指導が行き届く学校環境の実現は、当然目指されるべきであるが、例えば、知立東小学校外国人児童の問題について、愛知県から加配教員が5名は配属され、日本語指導に市内計2名配属されているところである。教育現場は日々努力されており、教師であった私は、教育現場の方々の御苦労、御努力に対して頭が下がる思いでございます。市長、さらなる援助を必要とされているところであり、市として妥当な手だてをすべきであるが、見解を明らかにされたい。
また、教育委員の一般公募について、趣旨と実現時期を明らかにされたい。
交差点改良や歩道拡幅など、安全対策を中途半端にしないについて、中途半端でなく万全にするための実現時期を明らかにされたい。
総じて、知立一新の実現のための施策ごとの工程さえ示されていないのは、情報公開並びに対話重視による家庭のような知立を指向する市長としては、まさに中途半端、つまり必ずしも公約を守らなくてもよいという政治姿勢そのものではないか。市民を愚弄することになるにつれて見解を明らかにされたい。
第2問目は、子育ての支援についてお伺いいたします。
6月定例会において、平成21年度知立市会計補正予算に西児童クラブ建設工事基本設計委託料110万5,000円が計上されました。少子高齢化の今日、子供たち、保護者には手厚い支援が必要であり、今後も期待するところであります。
私ども市民クラブは、平成21年4月22日、島根県安来市で子育て支援事業について行政視察をいたしました。子供は多くの可能性を持っています。知立市では小学校入学前のお子さんについては、福祉子ども部子ども課が業務を担当しているわけでありますが、子供たちには今後大きく羽ばたいていってもらいたいという観点から、子ども未来課という希望あるネーミングにしてみてはどうかと思いますが、福祉子ども部長、ぜひ一度御検討をお願い申し上げます。
たかがネーミングと言わるかもしれませんが、子供たちが未来に向かって飛躍することを願うのは、しごく当然のことであります。
知立市の子育てガイドブックのサイズはB5サイズであり、現在多くの市町ではガイドブック類のサイズはA4サイズであり、文字の大きさや写真、地図、情報量から判断して知立市もA4サイズに変更すべきであると考えますが、福祉こども部長、いかがでしょうか、御検討をお願いいたします。
安来市のガイドブックは、多くの市町で作成されている子育て支援ガイドブックとは違い、子育てを終えた保護者、子育て奮闘中の保護者、これから子育てを行う保護者から数年にわたり耳を傾けてつくられたものであります。まさに利用者の視点に立ったガイドブックであり、核家族化が進む昨今、だれにも相談できない、相談する人がいない、こんなときこそ適切な子育て情報は必要不可欠であり、このガイドブックは大いに活用されているとのことです。
もちろん子育て施設の充実は必要でありますが、施設利用などの情報があってこそ活用できるわけで、子育てで悩み、苦しんでおられる保護者にとっては、何らかの手助けになり得るものであり、安来市において支援体制も市民要望に応じて迅速に対応していることが、今現在成功している要因であると思われます。
知立市の子育てガイドブックも大変工夫されており、すばらしい出来ばえであります。さらに使いやすくするために、例えば、目次については具体的に必要度の高いものを記載すべきであり、利用者が必要な情報を一目でわかるようにすべきであると考えます。ですから、施設一覧ではなく、保護者の要望事項を目次に掲載してみてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
また、ハンデのある子供のサポートマニュアルをもっと詳細に記載していただくと見やすいと思いますが、いかがでしょうか。保護者の御負担、御苦労は計り知れないものがあります。
市民クラブは、今後多くの事例を研究し、子育て支援に少しでも貢献できるように努力していきますので、当局も御尽力していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
最後に、学校周辺の隣接道路についてお尋ねいたします。
私は、平成19年6月定例会で小・中学生の登下校時における通学路の安全性についてお伺いいたしました。危険箇所の解消、街灯設置など着実に改善されています。また、危険な通学路の変更方法など、こと細かに教育長から御説明をいただきました。
今回は、学校周辺道路、隣接道路についてお聞きいたします。
竜北中学校保護者の皆様から、学校に隣接している道路を駐車禁止、たしか竜北中学校を取り囲んでいる道路は道幅3.5メートルないとのことで、車を駐車できない道路であるが、それでもお構いなしに駐車される方もいるとのことです。
ですから、駐車禁止の標識をぜひ設置していただけないか。登下校はもちろん、クラブ活動でランニングするときなどはやはり危険であるので、御配慮をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
教育上、学校に隣接している道路は、市内どこの学校でも駐車禁止にすべきであり、児童・生徒の安全を守る観点からも駐車禁止の標識をぜひ設置すべきであるが、いかがでしょうか。
学校に隣接してる道路を駐車禁止にすべきことは、しごく当然のことであり、だれしもが共通の認識であると思います。また、校庭から道路に伸びている草木においても近隣住民、児童・生徒に多大な迷惑をかけており、草木の伐採も随時行うべきであるが、いかがでしょうか。御見解をお聞かせください。
学校から1キロ以上も離れた道路ならいざしれず、学校周辺の道路は数百人もの児童・生徒が通学するわけで、通学の妨げとなる違法駐車をなくすために駐車禁止の標識をぜひ必要に応じて近隣住民、区長要望が提出された際には御検討をしていただけると市民協働課からお聞きしております。
市民協働課におかれましては、児童・生徒、保護者、近隣住民、区長、学校、警察、当局と十分な御審議の上、結論を出していただければ幸いだと思います。
積極的な答弁を期待して1回目の質問を終わります。
〔4番 水野 浩降壇〕
○議長(三浦康司)
福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 私の方には、子育て支援という観点から4点ほど御質問をいただいたので、順次御答弁させていただきます。
 1点目ですが、現在の子ども課から子ども未来課に変更してみてはどうかという御提案でございます。
 平成19年度に前の児童課から現在の子ども課に変更させていただきましたが、組織の見直しを行った際、課の名称につきましては、市民の皆様にわかりやすいということをモットーに決定してきた経緯もあります。そして、変更して間もないということもございますので、今後見直しに際、次回見直し等の場合は検討ということにさせていただきたいなというふうに思っております。
 2点目でございますが、子育てガイドブックということで3点ほど御質問をいただきました。
 最初に、現在の子育てガイドブックを現行B5サイズになっておりますが、それをA4サイズということの御提案でした。
 今現在、子育てガイドブックにつきましては、各課が持っている子ども課に関する情報を一元化し、集約したわかりやすくまとめた情報ということで私ども思っております。現在におきましては、母子手帳の交付時にお母さん方にお渡ししているということでございます。
 それで、現在のB5サイズということでありますが、それをA4サイズにという御質問ですが、今現在につきましては、お母さん方に先ほどお話させていただきました母子手帳のサイズと同じということからもハンドバックに入るということもありまして、大変好評も得ておりますので、現在のところは継続でお願いしていきたいなというふうに思っております。
 3番目ですが、目次の掲載のことでございます。
 施設一覧ではなくて、事業の内容をベースに記載したらということの御提案ですが、その点につきましては、今後作成時には御指摘の点を踏まえながら、どのように記載すべきかを内容を含めて一度検討をしていきたいというふうに思っております。
 最後になりますが、障害者情報の掲載ということでお話がありましたが、障害者向けの情報につきましては、福祉課に事業及びサービス内容をわかりやすく説明させていただいている福祉ガイドブックがございますので、現在のところは、その福祉ガイドブックの方を御紹介させていただいております。
 今後のガイドブック作成時には、情報を得たい方の立場になった子育て支援情報の発信に努めるとともに、安心して子育てができる環境づくりに努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上でございます。
○議長(三浦康司)
 教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
 それでは、学校周辺道路の安全対策につきまして、3点御質問いただきましたので、簡潔に答弁をさせていただきます。
 まず1点目の竜北中学校の周辺の道路の安全確保という件での路上駐車の件でございます。
 それにつきまして御指摘をいただきまして、すぐに学校から事情を聴取いたしました。そして、現段階、市民協働課に話をさせていただきまして、関係諸機関と連携をとりながら生徒の安全確保のために手だてを迅速に講じていただけるという話を伺っております。
 それから、2点目の各学校における周辺道路の駐車禁止の標識でございますけれども、これにつきましては、一度学校の周辺の状況を調査をさせていただきまして、そういった中で、また関係機関の方にお話をさせていただきたいと思っております。
 それから、3点目でございますけども、樹木、草木の伐採の件でございますけど、これにつきましては、市内の10小・中学校ございますので、教育委員会としては計画的に高木剪定、低木剪定をさせていただいておりますが、議員の御指摘の視点に立った面で再度学校等と事情を聴取して、また計画の中で見直しをしたりして進めてまいりたいと思います。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 たくさんの質問をいただきました。また、いろいろな市民の御意見、本当にありがとうございます。
 まず、私、今質問の中で、今の公約の実行状況、そしてその前の選挙のときの経過と申しますか、経緯と申しますか、思いについての質問であったかというふうに思っております。
 その中で、まず私、なぜ市長になりたかったのかなということであります。
 私が、やはり今議会でも申し上げておるのは、よりよいまちをつくっていくためには、たくさんの市民の方々の声を聞くということが大事だなという思いを感じておりました。あらゆる立場の人、いろいろな方々の声を聞く。そんなことで、ほんとに耳をすませて聞くことによって、今お金のない中で、何が必要なのかなというのがわかってくる。そして、その中で優先順位を決めてじっくりとやっていく。そんなことでよりよいまちになっていくのかなという視点。
 もう一つは、広域行政という視点であります。
 私は、やはり知立市のまち、知立市民にとって、より住みよいまちにしていくためには、やはり広域行政の視点というのももっともっと私は取り入れていくべきだなと。広域行政というのもやはり先ほど市民参加のまちと同じことであります。広域行政というのも、ほかの自治体があってこその話でありまして、自分自身がまだほかの自治体の市民の方々の賛同あってのことでありまして、自分自身がしっかりとどんな立場の方の声も聞く、耳をすませて聞く、そんな自分が姿勢でいなければなかなか広域行政もおざなりになってしまう形だけになってしまうし、また、市民参加もかけ声だけになっていく、そんな思いの中で、私は僭越でありましたが、市長選挙に立候補をさせていただいたわけでございます。
 そうした中で、今、議員おっしゃられましたように、民主党の支援をいただいているからという話でありました。私は、そうした中で、1年で市民参加のまち、そして広域行政のまちのためでありまして、必ずしもそれがその地域のまちの中で民主党の推薦をいただいたということでありますが、それでこのまちづくりがぶれていくという思いはいたしていないわけでございます。
 そうした中で、この公平・公正感のあるまち、また、自分が市長がしっかりと公平・公正なスタンス、また、よりすましたといいますか、心をすましていかないとなかなかそうした市民の声が聞けない、そうした思いであります。
 そうした中で、二つ目に最も大事な話であります。公約であります。当然、私も公約あってこその市長であるというふうに思っております。ぶれているというふうにもおっしゃられたんですけれども、自分自身ぶれてはいないというふうに思っております。
 そうした中で、例えば、その中で政策であります。安全度を高めるということでありまして、この安全度を高めることに関しても、今、防災、防犯、交通安全といろいろあるわけでございますが、防犯については、ほんとに担当部課に毎日のように打ち合わせをさせていただき、政策を議論してやれるところからやらせていただいております。
 そしてまた次に、交際費であります。
この交際費につきましては、情報公開の中の私、先ほど御披瀝いただきましたように、市長としての日記と、あと、行事ですね、今までは週間行事予定という形でついていたんですけれども、より実績がわかるような形の方がいいなという思いの中で、実績をできるだけ細かく載せさせていただいております。
もう一つ、交際費であります。
交際費も私、思いがあって、どんな形で載せていこうかなということを考えておるわけでございまして、これについてもこれからちょっと考えていかなければいけないというふうに思っております。
あと、教育委員の一般公募でありますが、これは担当部課の方にも指示をさせていただいているんですけども、次の教育委員の改正のとき、改正というかかわるときに、いろんな問題点をクリアさせていただきながらやらさせていただきたいなというふうに思っております。
次に、日記であります。前後して恐縮でございます。市長としての日記をこの公費を使って知立のホームページで出すことはいかがなものかという話であります。
日記と申しますか、私できるだけ客観的事実を自分の目で見た中で思いを語らせていただいているということでございます。例えば、かきつばた祭りとか何かであればぜひお越しくださいとかそういうのを書かせていただいております。
そうした中で、これは公私混同じゃないかという御指摘でございます。いろいろなシーンを見てますと、いろいろな形で市長からのメッセージを発信してるわけでございます。市長は、私は市民あっての私であると思っておりまして、市民の方が聞きたい情報というのを、それは確かに知立市のホームページ見ていただければわかります。ですけど、その各課いろんろな情報があるわけでございまして、それはそれで見ていただくわけでございますが、市長として、できるだけ市民が今、例えば、きょう一日の行事で知りたいことは何なのかなということを市民の視点で表現をさせていただいているということでございます。私のホームページで出せばいいじゃないかという話もあるわけでございますが、ちょっとその辺を一度検討させていただきたいんですけども、自分はやはりアクセス数が自分の私的なホームページよりもこの公的なホームページの方がより皆さん見ていただけるのではないか。そうした中で、市民の視点でこの一日の出来事を発信をさせていただきたい、そういうような思いはございます。
続きまして、駅前開発であります。
駅前開発につきましては、私はこれは連立高架事業とセットで一緒に動いている御案内のように事業であります。そうした中で、3月議会の中でも建設水道委員会などで御指導いただいたんですけれども、東西線の見直しでありますとか、いろいろな見直し処置があるわけでございますが、進めていかなければいけない事業であるというふうに思っております。
総合公園であります。
総合公園につきましては、この3月議会、また、委員会の中でも御議論いただきました。私は、この選挙中にも申し上げておりました。必ずしも要らない施設ではない。しかしながら、一回財源を整理しなければいけない。そうしたことも3月議会で申し上げました。
そうした中で、3月議会でも申し上げたんですけれども、自分の任期4年のうちでは工事は絶対にできないだろうなという、そういう発言は私させていただいたかと思っております。とにかく全体事業の中で、要望が市民要望がどれだけあるかなというのを一回集めて、そして、財源をどれだけ出てくるかなというのを整理して、そして、この総合公園に限らないんですけれども、いろんな事業を計画を再構築と申しますか、練り直す、そうした中で考えていくということでございます。そうしたことでございますので、よろしくお願いいたします。
あとは、公約の実現の仕方であります。
今、公約、自分が優先順位の高いものからとか、あと、中期・長期いろいろあるんですけれども、担当の部長には指示書を出させていただいております。そうした中で、今担当部の方でどれを優先すべきかということを練っていただいているわけでございます。それを4月担当部長がかわられたときに該当のところには指示をさせていただいております。そうした中で、これからは期限を切りたいな。それも上中下というではなくて、できるだけ何月までだよということはお願いさせていただこうとは思うんですけれども、しかしながら、やはり担当部は担当部のいろいろな事業との兼ね合いもあります。そうしたことも懸案しながら、やはり担当部長と話ながら期限を決めていきたいなというふうに思っております。
いろいろ市民の皆様方からの私に対する御意見、御不満多々あろうかと思います。しかしながら、今、水野議員おっしゃられましたように、公約が何が何でもすべてであると私も思っております。3月議会で私が何か公約がどうでもいいようなこというふうにもし申しておりましたらなら、それはちょっと本意ではございません。やはり公約が私もすべてだというふうに思っておりますので、その公約の実現に向けてどのようにしてくのかということを今、考えておるわけでございます。
いずれにしても公約がすべてだということは思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。
あとは、補助金の使途であります。
補助金各種団体がいろいろあるわけでございまして、その補助金がどのように使われているかということであります。これについて、ホームページで公開をしていくということもこれも3月議会で議論をさせていただいたわけでございますけれども、このホームページで公開をするやり方であります。この公開をすることによって非常にこの補助団体がやりにくくなるという視点、また、いやいや、だけど正式にどういうふうに使っているのか納税者としては知りたいんだというそういう要望も当然あるわけでございまして、その辺を踏まえながらそうしたことを考慮しながら、どういった形で公開をしていくのか。やはりこの補助団体の事業内容でありますとか会計が明確になること、透明感を持たせることがやはり大事なことであると思っておりますので、透明感のあるような形で何とかもっていけれないかなという思いがあります。
しかしながら、一方で、くどいんですけれども、補助団体が活動しにくくなってしまう、そんなことは避けなければいけないなというふうにも思っております。
以上です。
○議長(三浦康司)
4番 水野議員。
○4番(水野 浩)
 御答弁ありがとうございます。
では、2回目の質問をさせていただきます。
 6月4日、南小学校で交通少年団運営指導協議会があり、後日校長名で通学路の安全対策についてのお願いの要望書を教育長に提出されるとのことが聞いております。問題箇所が南小学校では6カ所ありますので、ぜひ早い時期に改善する方向で御検討をお願いしたいと思います。
 ただ、市教委で解決できる通学路ばかりではなく、例えば、西中町の児童が通学する道路は国道23号線の高架下を通るものであり、大変薄暗く危険であり、街灯あるいは防犯カメラの設置をぜひお願いしたいと。これは国道23号ですから国交省の管轄だと思いますけど、ぜひその辺を市の方の市教委の方からもよろしくお願いしていただければありがたいなと思っております。
 それから、西中町の児童の保護者から市政報告会で前市長のときにも直接お願いしましたが、今申し上げた件は、ちょっと実現いたしておりませんので、何年という長い時期では困るんですけど、できるだけ早くやっていただければと思います。
 いろんな諸事情がやっぱりそれはよくわかります。難しい部分もわかりますが、御努力していただきたいなと思いますので、その辺、施設等のことですので、教育部長、改めて御見解をお聞かせください。
 今、林市長の方からいろいろお話をいただきました。ちょっとよく私、理解できない部分がたくさんありましたので、市民の声を聞いてと。これこそかけ声だけになって、余り市民の声を聞いてない。自分1人でまっしぐらに走ってるような嫌いがあるように。それから、広域行政、今、市長から私こういう言葉を初めて聞きました。今まで広域行政なんて全然、議員時代は聞きましたけど、市長になってから全く聞いてなかったので、これまたびっくりです、はっきりいって。
 それから、自分はぶれてないということを言われますが、前回の3月定例会、風間議員の質問と高橋議員の質問、総合グランドについて、これはもう全然180度違うという形が私はしております。ぶれてないというのはあなたが思っていることであって、大変これは怖いので、いま一度、自分をしっかり省みて反省していただきたい。
 交際費については検討すると、この交際費の公表については。これしっかりやってください。あなたは高らかに自分で言ったわけですから、しっかりやっていただかないと、うそ八百並べることになりますので、自分の言った言葉には責任持っていただきたい。というのはなぜかと申しますと、林市長、あなたが書いたものです。私が書いたんじゃないんですよ。あなたが責任持ってもらわなきゃ困るわけですよ。これはあなたが書いたんですから。自分で責任持ってやっていただきたい。これを額に入れて拝んでいる人もいるということを聞くんですよ。それぐらいの熱心なあなたを見守っている人もいるわけですよ。これは、あなた裏切ったら大変なことになりますよ。よくその辺を考えていただきたい。
 教育委員については、一度よくこれは教育長と相談して考えていただきたいと思います。あなたが突っ走って大変なことになっても教育現場が混乱してもこれはかわいそうなのは先生、そして児童・生徒ですので、必ず教育委員会の中でよく話をしてからこれは実行していただきたいと思います。
 それから、市長のホームページですが、これについては、どうも市長は今までどおりこの市のホームページで掲載していきたいという御意向ですが、でも市長の日程について、うそがある部分があるんですね。市長がやっていきたいと言われたので、私あえてここで申し上げますが、4月15日水曜日の記載、この日は臨時会が午前10時から午後3時過ぎまで行われていました。こともあろうに市長みずからが招集した臨時会にもかかわらず、あなたは議会運営委員会の断りもなしに自分でそういった用事を入れてたわけですよ。これは事実ですね、市長。
 急遽時間が大分迫ってきた、あなたの次の会議の。慌てて議会運営委員会を開いていただいた。そして、あなたのその用事とは、退職手当組合、全員協議会、こういうことですよね。午後2時過ぎから議会運営委員会でここで話し合われたわけですよ。そしてある議員から、市長、どちらが大事ですかと。あなたは両方とも大事ですと答えた。これは市長の退職金カットに関することですので、これはあなた自身のことじゃないですか。臨時会というのは、市長、あなたが招集したわけですよ。議会というのは市民の税金で行われているわけですよ。その辺のことを市長、もう少し心にとめてもらわないかん。両方とも大事ですなんていうのは、私びっくりしました、ほんとに。そんな言葉出てこないですよ、普通。
だけど皆さんね、議会運営委員会の皆さん、あなたを許したわけじゃなくて、恥になってしまう。だから、あなたを退職手当組合の方の会合に出ていいという形にしたわけですよ。そしたらあなた、議場に戻ることもなく、すっすと会場を後にされたじゃないですか、この知立市議会の会場を。せめて議場に戻って、済みませんの一言があってもいいと思うんですよね。後日あなたは、議員のレターケースに五、六行の紙に書いて陳謝文が入ってました。そんなもんじゃないと思いますけど、私は。その辺の市長の気持ちですよ。
それであなたのこのホームページの日記ですか、行程表。3時から自治センターで会合をやっていると。私たち議員は3時過ぎまでやっていたんですよね。あなた、これうそじゃないですか、書いてること。だって行くのにどう考えたって1時間以上かかるわけでしょう。だから無事臨時会が2時に終わっているような感じですよ、あなたのあれ見ると。自分の都合のいいように書いてません。そこの一言書いておけばいいじゃないですか、臨時会、私は途中で退席。そう書くべきですよ。自分の都合のいいようにばかり書いてある。これはおかしいですよ。林市長らしくないですね。ぜひ改めていただきたい。
市長には、いま一度、私これ質問、ホームページ、あなたの私的な感じがしてならないんですよ。やめていただきたい。事実だけを述べるようにしていただきたい。事実じゃないことは明らかですよ。これあなた、認めざるを得ないじゃないですか。首を今、横に振ってましたけど。もう一回言いましょうか。時間的にどう考えても合わないじゃないですか。あなた、スーパーマンじゃあるまいし、ここから5分で行けるんですか。自治センター、県庁でしょう。どう考えたって1時間近くかかるじゃないですか。ドライバーにも御迷惑かけているわけでしょう。飛ばせ飛ばせということになっちゃうじゃないですか。この間も交通事故の問題があったと。市長みずからそういった無理な要求するのはやめた方がいいと思いますよ。だったら、あなたのホームページのところもちゃんとうそを書かずに、ちゃんと書いたらどうですか。そういうことが大事だと思いますよ。
ですから私は、ぜひこのホームページについては事実だけを記載するという方向で、あなたの感想は要らないです。事実だけを載せるようにしていただきたいと思います。その点を市長にもう一度お伺いして私の2問目の質問を閉じたいと思います。
○議長(三浦康司)
教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
 それでは、2問目の第1でございますけれども、通学路の安全対策ということで、南小学校の校長の方から6月6日付で6カ所の箇所につきましてのお願いがございました。先週の金曜日ですので土日がありますので、きょう私も見させていただきました。内容的には、先回高橋議員の方からも御案内いただきましたみどり橋、割目川のその腐食もございます。そこにつきましては、現在土木部の方に至急お話をして対処していただく方向を検討していただいております。
 それ以外につきましても、今後見ていただくと大きなところもあります。小さいところもございますので、関係部局、関係機関と協議しながら迅速に対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(三浦康司)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 2回目であります。
 市民の声を聞くということでございまして、どういうふうに聞いてるかということであろうかと思いますが、まず、今までどおり従来もなんですけれども、市長への意見ですね、手紙で送っていただいたりとかホームページ等でやっているのと、あとはおいでん市長室とかあるんですけれども、それ以外にもですね、例えば、いろいろな会に出させていただくわけなんですけれども、そのときにできるだけ時間の許す限りおらせていただくようにですね、そして何か思いがあるのかということを聞かせていただくいろんな機会をとらまえて聞かせていただく。そんなことは心得ているわけでございます。
 広域行政でありますが、広域行政、私、合併ということをたしか言ってるわけでございまして、広域行政ということを今、議員のときに言ってたけど市長のとき初めてとおっしゃられたんですけれども、広域行政というのは私、議員当時から言ってた話でありまして、よその市町とできるだけ市民サービスが向上するものであれば進めていきたいという思いはございます。
 あと、交際費は早急にやらせていただきます。どういうふうな形がいいのかという考える中でこんなふうに時間がたってしまって恐縮しております。やはり交際費を出していくということは透明感のあることになっていきますので、しっかりと早急に明細を出していきたいなというふうに思っております。
 あと次に、市長の日記であります。うそとおっしゃるとちょっと時間がこんなはずじゃない、物理的におかしいじゃないかという話であります。その辺しっかりと気をつけて書かせていただきます。
 そして、日記につきましては、今、水野議員のおっしゃられることもわかります。もう一度検討させていただきたいなというふうに思っております。
○議長(三浦康司)
 これで4番 水野議員の一般質問を終わります。