〔4番 水野 浩登壇〕
○4番(水野 浩)
お疲れさまです。最後の質問をお聞きいただきたいと思います。
重複する質問も多々あると思いますが、お許しをお願いします。通告に従いまして、市民クラブを代表して一般質問を行います。
一問目は、市政運営についてお伺いします。
私は、6月定例会で、公約を実現できない市長は必要ないという評価になるのは至極当然であると述べました。
市長は、報道機関の方々、プレスに、公約がすべてであると、語気を強めて話されました。市長のその言葉を踏まえて、市長に質します。
マニフェストの進捗状況について、現在どのように取り組みがなされているのか、御説明をいただきたい。3月の定例会で企画部竹本部長は、市長公約と市の施策は必ずしも一致しないということで、マニフェストの進捗状況を市として公表するつもりはないとのことであった。
しかしながら、林市長、あなたはみずからの手でマニフェストの進捗状況を市民にわかりやすく詳細に示すべきであるが、いかがですか。お答えください。
次に、今後の財政計画について質問します。
3月定例会で、09年度予算歳入においては、法人税の減少、また次年度には個人税の落ち込みが予想されると、私は述べました。当時の総務部長も、今後大変厳しい状況が続くと思われると答弁されております。
先輩議員、高橋議員も、3月定例会で、連続立体交差事業の財政計画について、このままでいいのかと市議会に投げかけられました。この事業は知立市において大変財政的にも厳しいものであります。この状況下で、あれがほしい、これもしたいなどと言える状況でないと考えます。
まず、この鉄道高架事業をどのようにするのか、早急に議論すべきである。このまま事業を進めるのであれば、財政破綻も現実に起こってしまう可能性が多々あります。
平成21年8月20日、知立駅周辺整備特別委員会の報告書を拝見させていただきましたが、本当にこの資金計画で事業ができるものなのか、甚だ疑問であります。
さらなる資金調達におきましても、山町、重原町の区画整理事業からの財源収入も期待薄であり、どこから財源を捻出のか、到底このままでは事業内容に疑問詞がつくのは当たり前です。
また、県市負担割合の見直しにつきましても、財政状況のよいときでさえ実現できなかったわけですので、そう簡単に県市負担割合の見直しができるとは考えにくいです。
今、民主党政権は、必要なものには予算をつけるとのことであります。今こそあなたが言うトップセールスを行うべきであり、ぜひ鳩山政権にお願いすべきであると思いますが、いかがですか。
しかし、林市長、あなたは忘れてもらっては困ります。神田知事のところに粘り強く鉄道高架事業の必要性を説明し、負担割合の見直しを懇願すべきであります。
市長、最悪の場合、最終決断として、事業の見直し、縮小、凍結の判断を、逃げることなく、あなたは行うべきである。市長いかがですか。御所見を伺いたい。
次に、知立市9月補正予算について質問します。
9月9日、県の9月補正、902億円が計上されました。景気の早期回復や地域の将来の発展に向け、国の交付金を最大限活用しており、9月補正としては最大規模であります。
知立市は、この9月補正予算において、何を重視し予算編成を行ったのか。また、ふるさと緊急雇用事業のような県から補助金がいただける事業は何かあるのか。清水副市長、お話を聞かせていただき、2問目に移ります。
2問目は子育ての支援について伺います。
まずは、学力向上についてお尋ねします。私は小中学校において着実に学力を向上させるには、学校だけでなく、家庭での生活改善は必要不可欠であると考えます。また、生活改善には、家庭の理解と協力がなければできるものではありません。
なぜ、生活改善が学力向上につながるのか、それは以前と比べて、今の子供たちは勉強への意欲が低く、自信を持てず、将来への希望もない。また、学力だけでなく、基礎体力の不足やさまざまな健康問題が指摘されています。
学校や生活の場においても、不登校の著しい増加やいじめ、学級崩壊などの問題、さらには成長した後にも懐疑的で切れやすく、現実感に乏しい傾向が見られると言われています。
この背景には、近年の急激な社会の変化があり、そうした環境の中で育つことによってもたらされたものと言えます。それは例えば家庭用ゲーム機やコンビニ、レンタルビデオの出現、個室テレビ化などによる生活の夜型化、インターネットや携帯電話の普及などによる情報のはんらんであり、暴力的なもの、強い刺激を含めた有害メディアの侵入であります。
これらの環境に大人たちも慣れてしまい、それがあたかも当たり前のようにとらえられていることも、子供たちの成長の阻害要因として大きく影響しています。子供たちが成長する過程では、多くの学習や生の経験を通して、脳機能を含めた成長が不可欠です。
しかしながら、こうした普通のことが十分なされていないのが現状なのです。きちんとした生活リズムの中で心身ともに成長を促し、特に人間としての心をつくる前頭前野を活性化させ、成長させるために必要な、事柄を取り入れたものが必要だと考えられます。どのことも、すべてのことも、子供たちの健全な成長には欠かせないものであり、これらは子供自身の取り組みと子供を育てる側の協力があって初めて実現するものです。
一日の主な生活の場である学校と家庭で、それぞれが工夫しながら、やるべきことをやり、そして協力し合うことで、自分の将来に明るい希望を持つ元気な子供が育つのではないかと思います。
知立市においても、さまざまな取り組みがなされていると思います。教育長にお聞きいたします。学校と家庭、学校と地域の信頼関係を深める人と人の絆の具体的な取り組みがありましたらお聞かせください。保育園と小学校、小学校と中学校、中学校と高校が、連携した取り組みがありましたら、お聞かせください。
確かな学力を育てる学習指導充実への取り組みとして、子供たちの学力状況を把握すべきであり、全国学力テスト、各学校における学習状況調査、基礎学力調査などの結果を分析し、学力向上に活用すべきであると思います。
知立市教育委員会でも、いろいろと調査研究を行い、学力向上に結びつく授業を行っていると思いますが、何か指導法の工夫がありますか。そして、また、教職員の指導能力向上がなければ、児童生徒の学力向上はあり得ません。教職員の研修などの充実など、資質能力の向上のための取り組みがなされていますか。先生方の中には、一人で苦しんでおられる先生方もおみえになると思います。私も教員であったころ、先輩教員のアドバイス、教科学習研究会などから多くのヒントをいただき、指導に役立てました。
教育長から御所見をいただき、1回目の質問を終わります。
○議長(石川信生)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
それでは、子育て支援にかかわりまして、学力向上と教職員の能力向上の2点についての御質問をいただきました。
初めに、学力向上についてであります。
まず、学校と家庭、家庭と地域の信頼関係を深める具体的な取り組みについてでありますが、水野議員が御指摘のように、子供たちの教育にとって大切なことは学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たしながら、連携を深めていくことであります。
そして、学校教育の充実はもちろんでありますが、家庭における基本的な生活習慣を身につけることも大切であります。子供たちが基本的な生活習慣を身につけることは、学力向上だけにとどまらず、体育や徳育のためにもとても大切なことであります。
このため、市教委といたしましては、これまでも、ホームページやリーフレット等を通して、家庭や地域に、ノーテレビデイ、ノーゲームデイや早寝早起き、朝御飯、モラルの向上を呼びかけてまいりました。今後も家庭、地域と連携をとりながら、子供たちの教育の一層の推進を図っていきたいと思っております。
次に、保育園、幼稚園と小学校が連携した取り組みについてであります。
各小学校では、2月に入学説明会を行っております。その会では、保護者に対して、教育方針などの説明や学校の案内をしております。その間、園児たちは1年生児童と交流をしております。
小学校入学後は、6月の初めに市教委主催で、幼、保、小連絡会を行っております。初めに、小学校から入学後の子供たちの様子について話し、その後は園と小学校が個別に情報交換をして、その後の指導に生かすようにしております。
次に、小学校と中学校が連携した取り組みについてであります。
本市においては、小中一貫教育は難しい状況ですが、小中が連携をとりながら教育を進めていくことは大切なことであると思っております。例えば小学校英語活動を今年度から5年、6年で実施しておりますが、中学校の英語担当の先生も小学校英語活動の授業研究会や研修会に参加し、小学校英語活動と中学校の英語学習とのスムーズなつながりについて研究をしております。
また、知立市教育研究会の各教科部会などは、小中学校の先生が一緒になって授業研究会などを行って連携を深めております。
次に、中学校と高校が連携した取り組みについてであります。
子供たちは夏休み中に開催される高校の体験入学に参加しております。先生たちは高校の学校公開に参加し、卒業生の様子について高校の先生から話を伺うこともあります。また、中学校と高校の生徒指導の情報交換会につきましては、刈谷知立地区、旧碧海地区、西三河南地区で定期的に行われております。
次に、確かな学力を育てる学習指導の充実への取り組みでありますが、小学校では年度末に標準学力検査を全学年において実施しております。子供たちは学習の成果を確認し、教師は指導の評価を行います。そして、指導方法の工夫改善を行っております。
中学校では、年間計画に基づいて、校内定期考査を含めて年間10回ほどの確認テストを行っております。そして、小学校と同様に、生徒は生徒の立場で、教師は教師の立場で評価をし、その後の学習や指導に生かしております。
次に、2点目の教職員の能力の向上についてであります。
百の施策より一人の教師と言われているように、教育は一人一人の教師の力量にかかっております。教師の力量を向上させるためには、教師自身の自己研鑽と研修が不可欠であり、教育委員会といたしましては、教師の経験に応じた研修の場を提供していくことが、まず大切であると思っております。1年目、2年目、5年目、6年め、11年目というように、それぞれの節目で研修を行っております。
また、校長、教頭、教務、校務、養護教諭、事務職員等の職に必要な研修、あるいは全教員を対象とした研修講座や普通研修会など実施しております。この講座や研修は、先生方が主体的に参加するものであります。こうした県や市が行う研修でありますが、最も大切なのは、目の前にいる子供たちをどう育んでいくかという研修であります。各学校では年間で1人1回は研究授業を行い、意見交換をしながら授業力向上に努めております。
しかしながら、さまざまな研修を積んでも、授業や学級経営に臨んでも、実際はうまくいかないこともあります。これに対して、各学校では学年会や教科部会等を通して、教員同士で情報を交換したりして、あるいは主任や管理職がアドバイスや授業支援をしたりして、教員へのサポートを行っております。
以上であります。
○議長(石川信生)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
私の方からは、この議会にお願いしております今年度の9月補正予算についてでございます。
この補正予算において何を重視したかというようなことでございますけれども、今回一般会計におきますところ、7億7,200円を増額補正させていただいておりますけども、その主な中身から入りますと、緊急経済危機対策臨時交付金等々ですね、あるいはその関連の補助金、これを活用した事業というものが中心に編成されているところでございます。
ちなみに、地域活性化経済危機対策臨時交付金関係の事業におきましては、総額で2億600万円余を、中身は防災行政無線設備整備工事費でありますとか、新林保育園のリニューアル、これにつきましては、実施計画の契約に来年度予定しておりましたけれども、この交付金を活用して前倒しで実施していこうというような中身、それから、住宅用太陽光発電施設設置の補助金、あるいは小学校、中学校でのデジタルテレビの設置、コンピュータの購入あるいは庁内LAN整備事業というところでございます。
また、緊急雇用創出事業基金といたしまして3,300万円を、これも新年度に加え、6の事業について今回計上させていただいておりますけども、こういった中身が主なものであります。それが重点的なものだというふうに理解しております。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
それでは、お答えさせていただきます。
まずは、財政計画であります。高架事業をやることによって財政がどうだという話でありますが、やはり楽観視はできないという思いであります。駅周の特別委員会の中でもございましたし、そして昨日の議論の中にもありました、非常に大きなお金がかかるということでありまして、借金、この足が伸びた部分、金額が上がった分は地方債で賄っていくということでありまして、この公債費負担比率をやはりしっかり気にしていきながらやるということ。
また、ほかの行政サービスが低下しないように、例えば以前知立市では、水道が、お金がなくて、プールの水が供給できなかった、夏休みのプールが中止になったということがあったわけでございまして、そうしたことにならないように頑張っていきたいなあというふうに思っております。
そして、肝心なのは、やはり先ほどから出てます県市負担割合の見直しでありますが、それこそやはり愛知県のトップであります神田知事の方にしっかりと申し上げていきたいというふうに思っております。
確かに、おれがやらなければ凍結だという思いも、私もあるわけでございますが、一方で、期限が平成26年から平成35年に、10年間伸びたわけでございまして、この凍結だと私が申していくことによって、この期間が伸びてしまってもどうかなという思いがあるわけでございます。
そうした中で、やはりこれ、9月議会終わってからでも、一度、今も話しているんですけれども、有効なやり方でどんどんいってまいりたいというふうに思っております。
マニフェストでありますが、マニフェストは今一覧をつくらせていただいて、副市長に、進捗の管理等していただいているわけでございます。
そうした中で、今のところの実行状況であります。やはり財源がかかるものについては、なかなかやり切れてないんですけれども、小さいもので言いますと、例えば子育て支援で言いますと、学校の給食の献立を、やはりおうちの方でもつくれるようにということで、ホームページで公開させていただくようになりました。おうちでも学校の給食が食べれるように、これも私の公約の一つでありました。
それから、先ほど来出ましたその道の達人派遣事業であります。これも今までばらばらで管理していたのを、集約して、どの学校でもすぐ使えるようにしていただく、そんなことも私の公約の一つでありますし、やらせていただいております。
また、税金を大切に使うでは、総合公園の凍結はいろんな批判があるわけでございますが、御理解いただいて、させていただいております。
また、安全度を高めるでありますが、これも公約の一つであります。全市民への安全メールが使えるように、今までは学校そして保育園だけだったんですけれども、全市民対象にやるという、これも、担当の方に言ってやっていただきます。10月1日より、全市民がやれるようになります。
それから、防犯カメラ、これも設置をさせていただいております。駐輪場、とりわけ自転車盗難が多いわけでございまして、駐輪場に、盗難が多いところの駐輪場に設置をさせていただいております。
とにかく、この安心・安全度を高めるということでは、防犯ステッカーをできるだけ全車両に張っております。私の市長車にも張って、今走らせていただいております。安心・安全度はとにかく徹底してやりたいという思いであります。その一つが、防犯灯も倍額の予算をつけさせていただきました。皆様方に御理解いただいて、倍額の予算をつけて、今防犯灯を設置させていただいております。
続きまして、高齢者、障害者の関係でありますが、私、これからは民生委員の方々がやはり地域において福祉の重大な任務を担っていただくという中で、民生委員会議に積極的に出させていただいております。
そうした中で、御要望をお聞きさせていただき、その中の一つが、特養とか、確か記憶の中で恐縮なんですけども、御老人の方が入所される、そうすると民生委員の方にケアマネジャーの方々が報告されなかった。そうすると民生委員の方々が一人住まいの独居老人の方、行ってもいなくて心配される、だから市長何とかしてよということが出まして、それは早速、ケアマネジャーと民生委員の方々がもっと連絡とってくださいということで、申し上げております。
これからも、民生委員の方々は、やはり地域において福祉で活躍していただきたいと思っております。今後もやらさせていただき、活躍していただきたいと思っております。
環境の面でありますが、環境は、これも私の公約の一つでありました太陽光発電の補助制度であります。これも議会の御理解いただいて、可決をして、今やらせていただいております。
市民参加であります。市民参加は、市民活動団体の補助設置ということで、これも議会でいろいろ御議論あったんですけれども、御理解いただいて、新たな補助団体、市民団体が設置されるときに、補助を支出させていただいております。できるだけ市民活動を活性化させたいという思いの中でやらさせていただいております。
続きまして、信頼される行政、情報公開でありますが、これも再三議論になっております、要綱要領のホームページ、これ、ちょっと遅れておるわけですが、公開も間もなくやらさせていただいております。また、市長交際費もできるだけ細かく、今ホームページで公開させていただいております。
まだまだ、退職金もまだまだ、一生懸命やらせていただいておるんですけれども、なかなか、まだまだ、苦労させていただいております。これからも一歩一歩着実にやらさせていただきたいと思っておりますので、御理解お願いいたします。
○議長(石川信生)
4番 水野議員。
○4番(水野 浩)
御答弁をいただきまして、ありがとうございます。
では、2回目の質問をいたします。
教育長から、知立市でも、早寝早起き、朝御飯、いわゆる文科省の推進事業だと思いますけど、これを取り入れてやっていると。林市長、市長が議員時代、市民クラブから視察に行った、これ、八幡市ですね。滋賀県の近江八幡市。ここで早寝早起き朝始動、というのがあったんですけど、覚えてますかね。市長の報告書を見ますと、大変いいというふうに、お褒めの言葉が書いてあるわけですね。
これは、大変ローコストでできるというところが魅力でありますので、早寝早起き、朝御飯プラスあいさつ、読書、運動、この三つ重ねてやっても、私はいいかなというふうに思うんですね。やり方については、私たちが視察したわけですので、市長は一生懸命質問されてましたので、聡明な市長ですので、頭の中に入ってみえると思いますので、ぜひ教育委員長と話をして、これも取り入れてもいいんじゃないかなと思います。
市長、マニフェストについての進捗状況、いろいろ言われましたが、副市長に御相談して、副市長がまとめていただいて、また発表していただけるということですね。
やっていただいているものと、まだ取り組みが進んでないものがあるということはよくわかりましたので、それは一遍には全部できませんので、市長、何か焦って、あれもこれもと言われますけど、それはもう無理ですので、人間、だからそのところはちょっと落ち着いて話をしていただいた方がいいと思いますよ。
あれもこれもというと、また言葉足らずで、大変なことになってしまいますので、あ、今これやってます、これをやってますということで、それだけで、私はよくわかりますので、あと、副市長からいわゆる一覧表が出て、それでまたいろいろ進捗状況が悪ければ、進めていってもらいたいということでね、努力していただきたいということだと思いますので、よろしくお願いします。
それから、鉄道高架事業につきまして、今一度市長にお伺いしたいと思います。
この事業は知立市の将来を左右するような大型公共事業であります。先ほど来、多くの議員からの質問がありました。本当にどう考えても、この試算計画には無理があり、ちょっと打つ手なしという感じもするんですね。
それで、風任せのこの経済の動向に頼る、これじゃあちょっと本当に危ないような気がするんですね。2年前の建設水道委員会のときでも、確かこの事業は4年ぐらい伸びたと思うんですね。どうして伸びたんだと、ある委員がお聞きしたら、何となくというような答えが返ってきたような気がするんですね。
ですから、やはりこの部分においてはね、市長は全力投球で頑張りますと言われますが、それだけで解決できる問題じゃないんですね。全力投球、全力投球って、精神論では、これ解決できません。
ですから、具体的に、今年度、知立駅周辺整備特別委員会、高橋委員長、それから坂田副委員長、大いに期待するところでありますので、この方々たちを中心に議論に議論を重ねて、早急にいい方向性を見いだすように、やはり話し合いを持つべきだと思うんですね。
やはり、これをしない限り、全然前へ進まないんですよ。市長は全力投球で頑張ります、全力投球で頑張る、もうこれではね、全然前に進みませんので、やはりいいスタッフの方たちをそろえて、こういう方面にたけた方たちですね、要は。そして議員たちにも入っていただき、やはり議論をしないと、ほかの事業は全部ストップしちゃうと私思うんですね。
だから、そこら辺を、市長、ちょっとね、落ち着いて、ね、一歩踏みとどまってね、考えて、全力投球と言わずに、その辺のところをよく考えてね、やっていただきたいなと思うんですね。
市長、6月定例会で、通学路の改善、校庭内外の木々の剪定について質問させていただいて、教育部長の素早い対応で企画、建設部にも話をしていただき、問題解決し、大変感謝しております。企画部、市民協働課にも大変お世話になり、市民サービスにこたえていただいていると実感しております。
建設部長からは、国道23号線高架下の、暗くて水たまりがあって、とても児童が通って安全と言えない通学路の改善を、こと細かに指導していただき、国土交通省、岡崎支部まで出向いたかいがあり、すぐ改善していただきました。本当に、西中の町民、喜んでおります。
市長、要はこと細かに指示をされる、こういうふうにするということがないと動けないということを私言いたいわけですよ。だから、そのところをね、市長、よくご理解していただきたいと思います。
最後に、6月定例会後、林市長なりに、私の質問に耳を傾けていただき、みずからの交際費並びに日程を、歴代市長と比較して大変透明性のあるものになったということは、私は確かだと思います。また、市長の日記的コメントもかなり消えた日程の公開になったと私は評価しております。
市長選の大きな争点でもあった総合公園において、林市長は総合公園建設凍結の公約を守っていることに対して、多くの市民は評価しております。この辺は、あなたは1万6,500票という票をいただいたわけですから、自信を持っていただいて、私はいいと思うんですね。
駅周辺事業が、鉄道高架がやれないのに、総合公園なんていうのはとんでもない話だと私は思います。市政にとって何よりもクリーンで透明性が重要で、一部の業者との問題があった西尾市のようなことがあっては、もともこうもありません。
ぜひ市民を信じて、市政に邁進していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上で、私の質問を終わります。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
素晴らしい、と言うか、どうもありがとうございました。本当に。本当にうれしく思っております。
そうした中で、この高架事業の負担割合については、今御指導いただきました。また駅周辺の委員会の、本当に先生方にもお助けいただき、また、議員の皆様方にもお助けいただきながら、やはり進めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(石川信生)
これで4番 水野議員の一般質問を終わり、一般質問の終了とします。
―――――――――――――――
○議長(石川信生)
以上で本日の日程は全部終了しました。
本日は、これで散会します。
午後6時46分散会
―――――――――――――――