〔19番 中島牧子登壇〕
○19番(中島牧子)
きょうの最後の質問者ということで、一般質問をさせていただきます。大変お疲れだと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
通告どおり、高齢化社会へのきめ細かな対応、そして、ごみの回収問題についても伺っていきたいと思います。
最初に、知立市の高齢化率について伺います。
知立市の高齢化率は、ことし4月1日現在16%と発表されております。近隣では安城市が15.24、刈谷市が15.55、高浜市が16.99、碧南市19.55で、知立市はその中間になろうかと思います。しかし、地域ごとに分析いたしますと相当のこれは格差があるのではないかと考えるものであります。
最近、知立団地で75歳の男性の方が孤独死されまして、そのお話を近所の方といたしておりましたら、ほかにも昭和地区で最近2件孤独死が起きたことを訴えられました。二、三日で発見された方もみえましたけれども、3週間近く放置された方もみえます。さまざまな事情がそれぞれあったことでしょうが、人生の終えんをだれにもみとられず、何か言い残したいことがあったかと思いますけれども、それを伝えることもできない。そして息絶える、こんな寂しい、悲しいことがあってよいでしょうか。高度経済成長期を支えた方々が高齢化社会の中で肩身の狭い思いをするのでなく、元気な方も身体を壊しておられる方も人間の尊厳を守られる、そんな政治、きめ細かな政治の対応が必要ではないかとつくづく思いました。
そのためには、知立市も高齢化率を一般論ではなく、地域ごとにしっかり把握し、ひとり暮らしの方がどの地域に、どのくらいみえるのかなど、その地域の特徴についてもしっかり把握することが不可欠と考えます。その点、知立市はどこまで分析、把握しておられるのか、知立市の高齢化率の総合的な評価とあわせ、その点についてもまずお尋ねをしたいと思います。それらを明らかにしていただいた上で、以下、自席にてミニバス運行改善、緊急通報装置の普及、また宅配給食や敬老事業等々質問を続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〔19番 中島牧子降壇〕
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
まち別の分析ということでございます。ことしの4月1日現在でありますけども、高齢化率ということですので、65歳以上の人口の比率ということです。すべての町内を申し上げますと少し時間がかかるわけですけども、一番高齢化率の低いところが。
企画部とかわります。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
企画の方で人口をまとめたものがございますので、こちらで御答弁をさせていただきたいと思います。
4月1日現在でございますが、一番高齢化率の高いところ、65歳以上の人口で見てみますと、内幸町、ここが29.5%ということで、知立市では一番高いという状況になっております。
また、昭和地区も高いということがあるわけでございますが、昭和地区につきましては、外国人の方が非常に多いということでございまして、この外国人の方を除くと住民基本台帳に登録をされてみえる方だけで見てみますと、昭和の1丁目から9丁目までが35.3%ということで、非常に高いという状況でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
今言われたとおりですが、昭和の地域、外国人を除くとそのような状況。しかも昭和1丁目から5丁目、ここが知立団地以外の分譲のところであります。知立団地はそれでも入れかわりがあるということで多少低いわけですが、1丁目から5丁目だけで見るとどのようになるのかわかりますか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
1丁目から5丁目だけで見てみますと、この中で一番高いのは昭和の2丁目であります。率にいたしまして53.4%、これは住民基本台帳に登録をされた方だけでございますが、それと2番目が昭和5丁目42.1%、こんな状況でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
なおかつですね、75歳以上人口、ここがどの程度みえるのかという分析についても当該地域のことについて御披瀝いただきたいと思います。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
昭和の1丁目から9丁目で申しますと、75歳以上の比率が15.7%ということであります。その中で、特に1丁目から5丁目まででいいますと、昭和の2丁目が33.7%ということで一番高いという状況でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
こうなっておりますが、そういう中で、ひとり暮らしの方、または老人世帯だけの方、こんな把握、福祉子ども部長の方でされるのか、これ、先ほども答弁者が大変迷ったように、担当が非常に分かれている中で、この辺が十分把握されているかどうかということなわけですが、福祉子ども部長、その辺はわかりますか。ひとり暮らし、また老人世帯のみ。
○議長(石川信生)
福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
私どもの障害の方につきましては程度によっての住所地、その他を把握しておりますが、高齢者ということになりますと、私どもは把握はしておりませんが、数とその住所地申請していただいておりますので、その把握はしております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
この昭和地域のひとり暮らしとかそういうあたりについては、今御披瀝をいただくことはできませんか。
○議長(石川信生)
福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
ちょっと現在御披瀝することはできません。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ひとり暮らし老人の方、この把握が十分されてないという担当の方とも話し合ったわけですが、そういう状況と。それは今後しっかり地域別に把握していただいて、民生委員の調査等もあるとは思うんですけれども、一覧で把握できるように、この地域にはこういう問題があるということもしっかり把握できるようなそういった調査、まとめ、そういうものをしっかり今後していただきたいというふうに思います。
先ほど1丁目から5丁目のところで最高53.4という大変な高齢化率、なおかつ、75歳以上が33.7、こういうことで、ほんとに私も驚いております。昭和1丁目から5丁目は2,223人、これは日本人だけですけれどもみえるわけです。大変大きな住宅の人口を持っていますが、そこの住宅がこういった高齢化の大変激しい地域になっていると、こういう認識を私はしっかり持っていただきたいというふうに思います。一番低いところは6.3という地域もあるわけですね、高齢化率が。そこの地域は75歳以上は2.0、これは鳥居ですね、区画整理新しくされたところは若いと、こういうことでありますけれども、こういった高齢化率の実態について市長、どのように今認識をしていただけましたか。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
昭和地区は私も時々というか、諸用事等で行かせていただく中で、かなり高齢化してきてるなという印象と、実態的にお話させていただくと、非常に高齢化してるんだよというお話を聞いておりました。
そうした中で、ごみ問題等いろいろ悩みがあるんだよという話聞いておりまして、しかし、こうして高齢化率、今、中島議員から指摘いただいて、改めてこうやって見ますと、こんなにも比率が高くなっているんだなという改めて認識をさせていただきました。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
そういうことです。こういう中で、次のミニバス、パープルコースの運行改善の要望が大変強くあがる、そういうことになっております。背景はそういうことです、高齢化率、こういうことです。十分この辺が出てくる背景がおわかりになったというふうに思います。大変お年を召していても、80歳の方が組の役員をやっているんです。あなた、まだ歩いてお散歩してるからやれますねと。私、ひとり暮らしの80歳越えた。とてもじゃないです。いえいえ、あなたは散歩してみえますと、こういうことで役もやってみえるわけです。そういう方たちが、少しでも自分で買い物に行こう、そして病院に行こう、市役所にも行く用事がある、こういうことが多いわけです。その方もひとり暮らしですけどね。そういう方たちが、公共交通としてミニバスを頼ってみえる。しかし、市役所まで行きますと、ミニバス、帰りのバスがないというんですね。いや、あるじゃないですか。ぐるっと回ったら1時間以上かかる。それはとても乗れない。帰りはタクシーです。お金がない方はそれでも乗って帰られて、体の調子がおかしくなる、こういうような訴えというものがほんとに切実に私は伝わってくるわけです。この地域をずっと皆さんとお話をしておりますとですね。
1時間もかかって市役所から昭和に歩いても30分あれば帰っていけるところをバスだと1時間かかる。1時間5分ということですから、ほんとにここのところが大変だということおわかりかと思うんです。
そして、もう一つ切実に出てきたのは、途中でトイレに行きたくなっちゃう。そしてもうこりごりと、もう乗らない。トイレに行けないから乗らない、こういうふうなリアルな話も出てまいりました。一刻も早くこれを改善してほしいという願いを私はしっかり受けとめていただきたい。
そして、今この昭和、特に5丁目の皆さんは、もう回覧板で署名を集めるぐらいの勢いで、今コースの見直しをするんだったら、ぜひ私たちの声を聞いてほしい、何度もこれまでも言ってみえてるんですけれども、署名運動もやっていらっしゃって、市長のところにも届いたのかどうか私わかりませんが、間もなく届くか、もう既に届いたか、そういう実態があります。1年おくれでこのバスの更新計画が発表されたときに、大変がっかりした。もう1年待つのかというようなことで、大変がっかりしたということでありますが、この思いというものをほんとに受けとめてもらえるのか。そして、今年度コースの見直しということで既に業者に発注されました。契約されましたね。株式会社国際コンサルタンツですかね、名古屋支社、ここにたしか発注されましたけれども、どんなコースの見直しをされようとするのかということ、こういう今の実態をしっかり伝えていただいて、こういったポイントで見直しをしっかりしてもらいたいんだと、こういうことを私はぜひ伝えていただきたいと思うんですけれども、その際の今回の契約の仕様書等ではどのようにこれはお伝えしてあるのか伺います。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
バスの見直しの検討をしていただくということで契約をさせていただいております。
これは前々からもお話をさせていただいておりますが、今までに利用者のアンケート、あるいは市民のアンケートを取ってまいりましたので、それをもとにそうしたものの中からどういう要望が多いのかというような整理だとかを把握をすると。そして、そうした中から課題を整理をしていく。そして、見直し案の策定にかかるいうことでございます。そうしたいろんな意見、要望を整理をしながら新しいコースを検討していくということでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
基本的にそのとおりのことを言われましたけれども、具体的にもう少し踏み込んだ内容、業者との話し合いというのはあったのかどうか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
今、契約をさせていただいておりまして、今申しましたようなアンケート、こうしたものを提供をし、そちらで検討していただいておるということでございますので、そうしたものの結果が出てくれば、ところどころで打ち合わせをしながら、また、うちの方の意向も伝えながらコースを決定をしていくということになるということでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
具体的にお答えにならないわけですね。市民アンケート、そして乗客アンケートやりましたよね。平成20年、平成21年やりました。
しかし、パープルコースの利用者の意見、オレンジの意見、そういうふうにまとめましたか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
今、アンケートの結果持っておるものだけですと、そういうコースごとということには整理がされておりません。こうした今おっしゃるようなコースごとということも非常に大切ではあろうというふうに思いますが、今ちょっとまとめたものとしてはございません。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
まとまってないんですよ。意見も中途半端、全部ごちゃまぜの五目御飯のアンケートという感じでね、中には時間かかり過ぎて大変とかいろんなことを出てますけど、私見ると、これパープルの人かなとかわかりますけれども、業者が見たらわからないんですよ、それは。今の高齢化率の問題等についても、しっかり伝えてください。ここの地域はどういう高齢化率。高齢化率が6%程度のところはミニバスは要らないというかもしれません。だけど必死にほしいと言ってる地域もあるんだと、こういうこともあります。そういったところをきちんと高齢化率も反映していただきたい。いかがですか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
今おっしゃいますように、高齢の方が多い地区、こうしたところへの配慮ということも必要かもわかりませんが、ただひとつ、高齢化率が低いからそこがいいのかというと、そうではないというふうに思います。
ただ、高齢化率が多くて利用される方が非常に多いということはよくわかりますので、ただ、現状として、そういう多いところを回っておるバスに乗れない方があるのかというと、そうではないということでございますので、その高齢化率のことも考えながら見直しを進めてはまいりたいというふうに思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
大至急にその高齢化率の資料も提出していただくと、いいですか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
業者の方へ提供をしながら進めてまいりたいと思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
その際に、昭和のこの1丁目から5丁目の方は若い方と同居していらっしゃる方が極めて少ないんです。自分自身が運転しなければならない。ある80歳の介護度要支援の方です。車をはなしたら生活ができないとおっしゃって、玄関へ出てくるのもつえをついてくるぐらいの方が、車をはなせないとおっしゃっているんです。こんな危ないこと私は心配でなりません。
ですから、そういった先ほどひとり暮らしよくわからないとおっしゃった。そういうことも大至急調べてもらわなきゃいけない。しかし、私が回ってずっと調べましたが、非常に高齢者世帯というものは多いということ。それも私はつけ加えてお伝えしていただきたいと、こういうふうに思います。
特に私は、往復利用できるようなバスにしてほしい。これはどこの地域でも出てると思うんですよ。行きも帰りも。行きはいいけど帰りは地獄と、こういうふうじゃなくて、行きも帰りも利用できるようにしてほしい、この願いというのもしっかり届けていただきたいんですが、いいですか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
御質問者おっしゃいますように、行きは自分の思うコースで行けるというんですかね、そういうお話で、逆に帰りは時間がかかってしまうというお話をいただいております。そんなことも検討をさせていただきたいというふうには思いますが、これも前々からちょっとお話をさせていただいておりますように、台数をどんどんふやせばなかなか皆さんの御要望にこたえれるということかもしれませんが、そうばかりもいえないということがありますので、決まった費用の中で、どういうふうにそれを活用してうまく皆さんの利用していただけるコースにしていくのかということがほんとに検討課題だというふうに思いますので、知恵を絞りながら検討していきたいというふうに思います。
○議長(石川信生)
ここで10分間休憩します。
午後6時59分休憩
―――――――――――――――
午後7時09分再開
○議長(石川信生)
休憩前に引き続き会議を開きます。
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
見直しについて、具体的に地域の特徴について反映させていただきたいというふうに思いますし、決して平準化したような見直しはしていただきたくないなと。どこかを切り捨てなさいというわけではございませんが、しかし、しっかりその辺は地域の状況に見合った政策として出していただきたいということを言いたいと思います。
ミニバスの運行状況、何人乗ったということについても一応御披瀝しておいてください、平成21年度。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
平成21年度のミニバスの利用状況でございます。1年間を通じまして利用された方が17万5,041人おみえになりました。1日平均にいたしますと488人でございます。
こうした方が乗っていただいて、乗車料金としていただいた額が約1,070万円でございます。そして、バスの運行経費が約6,900万円でございました。バスの運行経費それ以外にいろんな修繕ですとか、あるいはバス停を動かしたりだとかそんな費用もかかっておりますので、それが約430万円かかっております。
それで、すべてかかった費用から乗車料金を差し引きをいたしますと6,270万円余がこの1年間で業者に払った額ということになります。これを1人当たりにいたしますと、359円ということでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
平成22年度は契約金額が、負担金ですね、大変減りましたね。これだとどういうふうになる見通し、ここを差しかえるとどうなりますか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
ちょっと数字を差しかえた試算はしておりませんが、平成21年度に旧の業者といいますか、途中から業者がかわっておるわけですが、単純に1台平均をしますと、平成21年度ですと約1,880万円、先ほど細かい料金だとかいろんなことを言いましたですが、ちょっとそういうことを抜きにいたしまして運行経費が1,880万円、およそ1台当たりの平均がそうなります。新しいといいますか、今の業者でやっていただく契約額が1台平均で1,220万円ぐらいになろうと思います。この差が約六百五、六十万円になると思いますが、その分が平成21年度に比べ平成22年度は安くなってくるはずだということでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
当初予算の金額では4,485万円という業者に支払う負担金ですね、こういうふうな予算の額が出ておりまして、これで割り戻しますと1人当たり256円。359円が256円に今回なるという、これは乗車人員が変われば当然変わりますけどね、ここだけ差しかえればということで、これは私も強く言ってきた入札、全く随契じゃなくて入札でという中で、ここまで経費的には抑えることができたというこういうことです。
1台ふやして云々という話、先ほど何とおっしゃったのか十分わかりませんでしたけども、ただふやせばいいというようなことでもないようなことも言われましたけども、先ほどパティオの年間利用22万人ぐらいと、22万人余と。今、ミニバスは17万5,000人と、こうなっているわけです。軽費がプラスアルファがありますからこれだけじゃありませんが、5,000万円ぐらいで17万人の方が公共交通として便宜を受けられるということからみますと、パティオに負けない大きな事業効果を上げているんじゃないかと思いますけれども、市長どう思われますか。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
事業効果というのは、パティオはその芸術文化に親しみを持ってもらう振興、そして、このミニバスについては公共バスということで若干事業効果、性質的なものは違うかなと思っておりますけれども、人数的には似たような、似たようなというか、同じぐらいの人数の方々が御活用いただいているんだなという認識は持ちました。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
費用対効果論で空っぽのバスが走ってるじゃないかというような一瞬を見て言われる方もいらっしゃいますけれども、現実にこのような利用があり、これだけの経費でやってるんだということはしっかりと私は広報などでも伝えていただきたいと、こういうふうにお願いをしておきます。
八橋方面からパープルコースに乗って出勤される方、この中におみえになりましたらちょっと御披瀝ください。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
私も、たまに利用させていただいております。
○議長(石川信生)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
私も、たまに利用させていただいております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
市長はいかがですか。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
私、4コース全部乗ったんですけれども、ふだんは乗ってはいないです。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ふだんは乗ってない。帰りは乗りましたか、お二人。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
朝利用するときは、バスがなくなってから帰るものですから、ちょっと利用したことはございませんが、全然利用したことがないというわけではございません。八橋を回って私のうちまで近いところで降ろしていただきますので、そういう利用をさせていただいたことはあります。
○議長(石川信生)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
私は、帰りに使用したことはございません。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
パープルコース、今の方たちいろんな事情で帰り乗ってみえないというふうなことですけども、先ほども言いましたけど、昭和の方たちは、行きは乗っても帰りは乗らないという方がいっぱいなので、この数字はもし便利になれば、もっとぐっと上がるということだけ私は言っておきたいというふうに思います。帰りは乗ってみえない。片道利用なんですねという方が大変多いです。
今後のタイムスケジュール、大筋の構想案をまとめるのはいつなのか。バス更新の準備はいつするのか。そして、新路線スタートの事業をいつ目指すのか、この点について御披瀝ください。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
スケジュールでございますが、今、コンサル業者に出して現状の把握、あるいは利用者、市民アンケートの結果、こうした解析を行っていただいております。7月には課題の整理、検討を進め、バスの1台増車も含め、コースの見直し案を策定し、車両選定を11月にかけて実施をしてまいりたいということでございます。一応契約の期間は12月末ということにはなってはおりますが、来年度の当初予算への計上ということも考えていく必要がございますので、そうした予算の締め切りとあわせて、その予算に盛るものを決めていく必要がございますので、こんな11月にかけて車両の選定も実施をしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
走り出すのはいつになるかという話でないですが、随分遅くなりますね、これは。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
前の議会の折にも、もう少し早くならないかという御指摘をいただいたわけでございますが、今いろいろ検討をさせていただいておりますことがどうしても最終的には12月ぐらいまで今の検討がかかると。そして、バスをバリアフリーのバスにするのかどうかというようなこともございます。
バスのバリアフリー化を図ろうとすると大型化ということがあるわけですので、そうすると少なくとも今のコースでは行けない場所が出てくるということがございます。こうしたことをトータルして考えていく必要がございます。そして、コースが決まる、あるいはどういう車両を導入するのかということが決まってきますと、運輸省の方へ申請をしていくと。この許可がおりるまでに非常に時間がかかると。半年ぐらいはかかると。少なくとも半年ぐらいはかかるといった方がいいのかもしれませんが、そうした時間が必要だということがございますので、新しいバスで新しいコースでスタートするのは、やはり来年の10月ということを目指していきたいというふうに思っております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
命がなくなっちゃうと言ってらっしゃいますよ、住民の方は。ほんとに早くやってほしいと、もう待てないと、こういうふうに言ってらっしゃいますよ。
もう十分なデータがいって、できればもっと早くしたいと。市長もその思いは一緒だと3月議会で言われました。遅すぎますよ、いくら何でもそれじゃあ。最低でも12月の補正、こういうような9月、12月の補正ということも考えるようなことを前の答弁で言っていた。全くそれが後退しちゃって、3月の予算のときに盛り込むためにと、こういうふうに今言われた。認められませんよ、そんなことは。補正予算でやって、少なくとももっと前倒しにしていくというのが議会の意向じゃなかったですか、3月議会を含めて。それについて市長も思いは一緒だと。思いが一緒なら、もっと頑張ってくださいよ。プロにお任せして、いいかげんなデータで、はい、これじゃあ遅くなりますよね。私は、もう少し心を込めてこの仕事をやっていただきたい、こういうふうに思いますけれどもね。心こもってないんじゃないですか。家族のように、家庭のように、こういう気持ちで市政を運営したい。お年寄りがいたらいつくしみの心が自然にわいてくるでしょうと市長が言ってらっしゃいますね、3月の議会でも冒頭にこういうお話をされました。いつも言ってらっしゃいます。家族のように、家庭のようにと。高齢者へのいつくしみというのは、どこにこれ見られるんですか。今の対応ではね、全く変わらないじゃないですか、3月議会から。ほんとにこれで今の市長のモットーとしているものに見合ったものなのですか、これが。市長いかがですか。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
思いは3月議会に申し上げたとおり、少しでも早くという思いは持っております。そうした気持ちを酌み取っていただきながら事務の方も進めていただいていると思っております。
そうしたふうに進められて、だから国土交通省の手続のこととか、あと、これで何回か最初2台でスタートして4台になってという、結局何回もまた変わるというのがやはり気をつけないかんということで、今度コース変更したときに、少しでもまたできたコース変えたはいいが、毎回変更というふうにはならんようにはしていかないかんということもやはり慎重に今ならざるを得んのかなというふうに私は印象として持ってるんですけれども、ただ、早く昭和地区の方、またほかの地区の方々もそうです。このミニバスをもっと便利に御活用をされたい方々の思いを早くかなえてあげたいという思いは変わらないというつもりでおりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
気持ちは変わらないと。その気持ちを受けて企画部長ね、のんびりしたことを言わないでくださいよ。12月が契約の期限でしょう。12月までにしっかりまとまるということで、しかし、その前に、大筋まとまってきた段階でバスの準備を同時にやっていくと。少なくとも12月に補正予算に出すと、この目標数値を出して頑張ってもらいたいと思うんですよ。市長そうじゃないですか。12月に完全にこの契約の中身が確立するんですよ。でも大筋はもっと前に微調整がかかって、12月でしょうけども、これについても全部の資料があるんだから、初めからアンケートを取るんじゃないんだから、もっと早くできるはずだということが3月の議会でさんざんやられたことで、そのように努力しますと言われましたよ。12月までに完全にでき上がるんだったら、そこでもうバスを買うという見通しもつくと思うんですね。12月の補正予算でバス購入費をあげることを私は強く求めますが、その目標に向かってやっていただけますか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
御質問者おっしゃること、よくわかります。私どもも、できるなら早いところ導入をしたいというふうに思って準備を進めております。
が、しかし、先ほどお話をさせていただきましたように、いろんな日程を考えますと、とても間に合わないということがございます。
それと、もう一つ、先ほどいいかげんな資料を業者に渡してというようなお話もございましたけども、きちっと皆さん方のアンケートをいただいて、その貴重な資料を私ども参考にさせていただいてやっていこうということでございますので、ここら辺は御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
貴重な資料は渡してあると。だったらもう少してきぱきとやっていただけるんじゃないんですかと言いたいわけですよ。3月の議会ではそういう話がずっと出てた。高齢化率はさらに私は提案しましたけども、貴重な資料は全部渡してあると。だったら何でそんな12月までかかるんだというのは大きな課題で、3月議会にやりましたものを蒸し返したくないんですけどね、だから契約は契約だけれども、もっと早くできるような方法で頑張るということじゃないんですか。そういう方法で、そういうことで頑張らなきゃ。陸運局は車の準備がありますよ。そのあとの話じゃないんですか。その前も含めて。陸運局に関係ない車だったら非常にスピーディーにいくという話ですけども、でもどういう車にするのかということをその前に決めたんなら、それを早く決めないと、陸運局がそのあと待ってる6カ月がさらに遅くなるでしょう。だから早くバスを買う予算をつけましょうと、こういうふうに言ってるんですよ。いかがですか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
私どもも、そのようになるべく早く導入をしたいということでやっておるわけでございますが、先ほども申し上げましたように、バスがどういうコースを回るのか。そのコースによってはバスの形態を変えなきゃいけない。そして、それを申請をしていくには、その運行業者がやっていくということでございます。
今、計画をしておる中では、現在のバスの運行業者が来年の9月までの契約ということで契約をさせていただいております。したがって、新しいコースで申請を出していくのは改めて業者の選定からやっていかなきゃいかんと、こうしたことも平成23年度当初に決めて、あるいはバスもそこで購入をし、申請をおよそ6カ月かけてして、一番早い10月1日にスタートをしたいという予定でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
勝手なスケジュールを9月までの契約だからということで立てられたようですけども、そういったことも議会に相談があったわけじゃないね。見直しの今テーマが現にある中で、動かない契約なのかどうか私は疑問ですけどもね、それ動く、私はできると思いますよ。いろんなその後の手続については、ちょっとおいといてぐちゃぐちゃにしないで、大筋の方針をまとめるのにもっと早くできますよね、バスの購入予算についてもできますよねと、もし早く決まれば12月の補正であげることができますよね、そう言ってるんですよ。12月で買ったとしても、まだ6カ月あなたのおっしゃるようなかかっちゃうんですけども、そのとおりだとすれば。だけど、少なくとも前倒しにしていかなければ命がもたないといって必死に今、署名を集めながら皆さんここへいらっしゃるという方たちがいるということを私はもっと心に響くようにあなたに答弁してもらわないと、全然私は、あなたがまじめにやっていただいていると思いますけども伝わって来ないんですね。だから来年の10月スタートありきなんてことは絶対やめてください。取り消してください。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
何遍でも同じことを申し上げるようですが、今のスケジュールを決して10月ありきで計画を立てておるわけではございません。いろんな何にどれぐらいかかるというようなことを整理をしていきますと、早くても10月ということになると。それをもちろん後ろへ送るなんてことは当然考えないわけですけども、10月1日にはスタートがしたいということで職員頑張っておるところでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ありきじゃないですか、そうなったら。ありきじゃないけどもありきなんだと言っただけでしょう、今の話は。
だからコンサルタントになるべく早くやってくださいということは言ったんですか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
先ほども申し上げましたように、途中で来年度の当初予算という作業が出てまいりますので、そうしたところでは具体的にこれということで決まらなくても、およそのところが決まってこないとやっぱり予算ということも積算の根拠ということが必要でございますので、そのときにはある程度のものがわからないと、1台ふやすにしても、それには運行経費が余分にかかるということがございますので、先ほど言いました11月ごろには大体のところが決まらないと、なかなか予算そのものも計上していくのが難しいということになるということで、一応の目安として11月ごろには予算を立てるためのきりといいますかね、そういうものをつけてきたいというふうに思っております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
押し問答ですけども、市長ね、もう少し早められないかと、12月補正にならないかと、この大きなテーマにしっかり私はこたえていただきたい。今、結論されるのでは、どうしても納得できないですよ。3月議会なるべく市民要望には速やかにこたえる、これが一番だといって答弁された市長ね、どうですか。
○議長(石川信生)
林市長。
○市長(林 郁夫)
できるだけ早く運行したいという思いは3月議会も変わらず、今も変わらないわけです。
今、10月1日と部長申したんですけれども、やはりできるだけ早くという思いは部長も私も思いは同じであります。
そうした中で、12月補正という中島議員が御指定いただいたんですけれども、なかなかその12月補正、これもできるだけ早くという思いですのであれですけれども、今の事務と推しはかってみますと、12月補正は厳しいのかなという思いは感じておりますが、何遍も申し上げますけれども、高齢化が進んでいる昭和地区であります。高齢化進んでいる昭和地区の皆様方の思いですね、これは私も重々わかっているつもりでおります。そうした中で、今まで2台になり、4台になり、そして5台にまだ決定というかあれなんですけれども、5台に何とかできないかという話の中で、入札制度もかえて、そんな努力を私どももさせていただいておるわけであります。その辺のことをお酌み取りいただきたいと思いますが、いずれにしましても、早く運行させたいという思いは一緒ですので、御理解をお願いしたいと思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
できるだけ早くということを再度言います。
一つ今言われましたけども、1台ふやしてというここのところでコースの充実を図るという基本的な方向ではそういうことでよろしいですか。
○議長(石川信生)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
そういうことも含めて、今、検討を進めておるということでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
含めて含めてということで、はっきりした答弁とはいえませんよね、それは。含めて含めてと、そういう方向でなければなかなか期待にはこたえられないだろうというふうに思いますので、強くその点でも要望しておきます。
緊急通報装置について伺います。
住基上のひとり暮らし2,010人、こういうふうに言われております。緊急通報装置の設置数、設置率、これについてお示しをいただいて、これは孤独死をなくしていくという点でも大きな効果もあります。調子が悪い方がボタンを押して命拾いをしたと、こういう例も身近にありますのでね、この装置の普及ということも力を入れてもらいたいなというふうに思いますけれども、現状いかがでしょうか。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
まず、設置数でございますけども、これが平成21年度末ですので、ことしの3月末ということですけども、数量といたしまして、343設置してございます。
それで、設置率ですが、65歳以上のひとり世帯の住基上の数が2,010人でありまして、これを独居老人をいたしますと17.1%ということになります。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
まだまだ多くの方が設置されていない。元気だからいいわと、こういう話ももちろんありますけどね、現状としてはそのぐらいということです。
ただし、要望したけれども基準に当てはまらないといってお断りされたという例もあるわけですね。私は、日中独居の問題やら、また、相手が入院をして自分が1人になっちゃったとか、同じ敷地内だけど全く別々の世帯として事細かにやらないで、昼間は仕事に行ってると、若い夫婦はね。こちらでだんなさんが亡くなったので奥さんが1人でいると、こういうような同じ敷地内での独居という、その独居もいろいろ濃さはあると思いますけども、希望される方にはどうかと、いろんなことを今までもお話してきましたけども、要綱についてまだまだ見直しをしていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょう。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
現在の要綱では、ひとり暮らしの方ということが規定がされておるわけでして、今、御指摘のありました例えば日中独居であるとか、夫婦でどちらかの方が入院されて今は1人。あるいは敷地内に別々のうちがあって、それぞれ実態としては別居して連絡が取れないというような例もあるように聞いておりますので、この辺は現在は申請をされた場合にはどんな状況かお伺いをして、これが要件に当てはめた方がいいかどうかということで今検討をしとるわけですけども、そういったことで、要綱だけ見ると、ひとり暮らしの方というふうになっておりますので、この辺まで含めた表現をするか、どういうふうにするかというのはまだ結論には至っておりませんけども、一度みんなで検討して一定の方向は出していきたいというふうに考えております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ぜひだれの目にも要綱を見たらこういう方が対象だというふうにわかるようにしていただきたいということをお願いしておきます。
設置目標などがあれば、お聞かせください。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
具体的な設置目標というのは今のところははっきりとはまだ決めてはおりませんが、これも担当も含め、みんなと相談しながら、どれぐらいでこの要件がかたまって、どういう表現ができるか、その辺は、するしないも含めて早急に検討したいというふうに思っております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
宅配給食についても伺います。
安否確認という面から言いますと、必要に応じて希望すれば毎日利用していただけるぐらい、1食ですからね、昼か夕か1食だけですからというふうに私も考えてるんですけども、ある方にお話をしたら、毎日取るのではお金がもちませんということでした。今、1食310円で配達していただいている。これが絶対的に高いというふうには言えないかもしれませんけども、しかし、取る方の年金の細々とした方からすると、とても負担も大きいということで、毎日はとても取れませんと、こんなふうにおっしゃいます。
料金の問題を少し、入院等食事代取るわけですけども、そういう比較で一回見ていただきたいと思いますが、入院の場合は幾らになりますか。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
病院へ入院された場合は、食事療養費として通常の方ですと、これが1食当たりの金額が260円が徴収されます。あとほかに市民税の非課税世帯の方と今の70歳未満ですけども、70歳からそれ以上の方につきましては、一般の方は260円でありますけども、ごくごく所得の少ない、例えば年金の額が非常に少ない方は100円という例もあるわけです。
ただ、これは院内で調理をした給食といいますか、食事を院内で配ぜんをする場合の費用でありますので、今回の宅配給食といいますのは、調理場でつくったものをそれぞれのおたくに配達をするというとこら辺で、ちょっとその辺の相違が出てくるかもしれませんので、これにつきましては、現在近隣も同じような制度をやっておるわけですので、西三河でのそういった場合の軽減措置があるかどうか、それと先ほど言われました入院食療養費の食事の費用、その辺も含めまして、これも検討させていただくということになりますけども、みんなで一度研究したいと思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ぜひ検討して、毎日安否確認ということがこれ一つの大きな目標ですから、この宅配給食は。ですから、その点で、できる限り使っていただくような負担が軽減されるようなその辺を検討していただきたいと。一度相談してみるというお話でしたので、ぜひお願いします。
高浜方式、味の変化を求める方たちは、高浜方式でお寿司屋もあり、和食、洋食いろいろ市内の業者がやってみえて、提供するというようなこういう例もあるわけですけども、この辺については、どんな検討をしていただけるのか。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
高浜方式といいますか、現在宅配給食ですと、できる業者が限られているということもありまして、一つの業者が給食をつくって、それを配達をしていただいてるわけですけども、以前の議会の御質問でもありましたけども、同じものを食べているとあきてしまうというようなこともありまして、違ったものはどうだということであります。
これにつきましては、市内の飲食店組合の方にお話をさせていただきました。そのときの話が先方にうまく伝わっていなかったということが判明いたしまして、改めてまた飲食店組合にこういったことができるかどうかということを問いかけをしてみたいというふうに思うわけですけども、それについては、まずこちらでどういったものをやってほしいかということも示してくれということでありましたので、その辺から一つの例をつくりまして、そういったことでできるかどうかというのを聞きまして、その結果、またこれにつきましても検討させていただきたいと思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
高浜が9店舗が協力店になっておりまして、配達は一本化と。社協が取りまとめて配達業者の方にいろいろ指図するというような形でやってるそうです。詳しくは、また直接高浜の実態を調査していただきたいと思います。
敬老事業、今年度の予算が大幅に減りました。42%程度にがくんと落ちたこの経緯、評価伺います。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
これにつきましては、配慮に欠ける結果になってしまいまして、大変申しわけなく思っております。
これにつきましては、従来敬老事業は、老人クラブの市老連の方に委託をしておりまして、その際、費用の積算の仕方といたしまして、市内に住んでおられる80歳以上の方の数で費用を積算しておったわけですけども、実態といたしましては、老人クラブに委託をしておりますので、参加される方はほとんどが老人クラブの方ということでありまして、その辺で老人クラブの人が参加しておるのに費用がそうでない人も入っているのは、これはいかがなものかという御指摘をいただきまして、それで平成22年度予算では老人クラブの加入者の方で積算をして、その分で委託をお願いしたわけです。
それで、これにつきましては、せんだっても市老連の会長にお会いしてお話をいたしましたけども、今年度は市の方からこういう形で委託をされれば、それはやむを得ないということでありましたが、これからは何とか見直しをしてほしいということでありましたので、先ほど申し上げました積算根拠からその辺をもう一度見直しをして、老人クラブが敬老事業ができるような委託の費用を何とか考えていきたいというふうに思っております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
ちなみに、今回の予算、老人クラブの会員というか、1クラブ幾らの予算になったんですか。幾らから幾らになりましたか、1クラブですよ。単位老人会に皆さんまた仕分けられますのでね、1クラブ幾らから幾らになったのか。
○議長(石川信生)
しばらく休憩します。
午後7時50分休憩
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午後7時51分再開
○議長(石川信生)
休憩前に引き続き会議を開きます。
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
失礼をいたしました。
平成21年度が単位老人クラブ当たりが3万9,070円で、平成22年度が1万7,789円でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
1クラブ1万7,800円ぐらいで敬老事業をやりなさいと、こういうことに老人クラブの会長は悲鳴を上げたわけですよね。これで何をやれというんだということで今お話がありまして、来年度は復活と。今年度はもう間に合わないと、こういうことですか、十分に理解していただけたと。現物支給もありますよ。何か現物支給なり何なりね、もう少し豊かにならないんですかね。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
今年度につきましては、この費用で何とかやってみるという言葉をいただきましたので、今その言葉をそのまま受け取らさせていただいております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
来年度は基本的にもう少し復活するけども、積算根拠の見方はやっぱり変えると、こういうことですか。
○議長(石川信生)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
老人クラブの方々に実際に敬老事業に参加される方の年代といいますか、実態をよくお聞きしまして、その上でどれぐらいの費用が出るかということも勘案いたしまして、それで費用の積算したいというふうに思いますので、少なくとも従来のように80歳以上の人というこの積算の仕方はないだろうというふうに思っております。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
十分金額的にどこまで復活するかが不明朗でありますけども、でも、あくまでも1クラブが今平均すると56人、大小はあると思いますけどね、平均すると56人の方が組織員と。そこの事業ということで1万7,800円でやりなさいというのは余りむちゃだということでありますので、やはり去年並みぐらいまでの復活を要求しておきます。
次に移ります。
資源ごみ回収についてということでありますが、知立市の資源ごみの回収率、リサイクル率をまず御披瀝ください。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
リサイクル率につきましては、平成20年度14.2%でございます。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
当市の計画の目標数値は何%ですか。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
私どもの廃棄物処理基本計画では、平成28年度資源物回収リサイクル率の目標は14%でございます。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
今回見直しをしようということになっておりますよね、そこでこの問題も今議論をされておりますか。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
この廃棄物処理基本計画につきましては、目標を達して私ども喜んでおったわけでですけれども、実際こういうようなことだったということを議員からお聞きしまして、私どももびっくりいたしました。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
県下の平均が23.1%、愛知県平成21年度調べ。そして順位からいうと34番目、下から2番目、こういうことですね。のんべんだらりと昔の計画でずっときておって満足しておったら、とんでもないことだったと、こういうことですね。今、何を一番回収しようとしていらっしゃいますか。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
今、一番私どもが気にしてますのは、古紙回収、大体一月に2回近隣市もありますけれども、私どもは二月に一回というようなことでございますので、今現在、前議会でもお話しましたけれども、区長会と相談して今、検討しとる最中でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
いろいろ検討もされてアンケートも取っていらっしゃることは聞いております。その中に、路線収集ということについての検討は入っていますか。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
区長会にお話した時点では、二月に一遍を月2回というような目標でやっておりました。そこで路線回収というような御意見もありました。これにつきましては、今後、区長と打ち合わせするに当たりまして、路線回収の費用がどのぐらいかかるのかというようなことも含め、一つの案として入れていきたいと思っております。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
安城も刈谷も完全路線ではありませんけれども、10件未満のところで1カ所に出すというね、安城でも。それは月に2回そこへ持って行けばいいと。それは可燃ごみも出すし、資源ごみも出すし、古紙も出すというやり方をとっていますね。刈谷も何か路上にぶらさげる袋がありますけども、あそこへ近いところへ出すと。準路線方式、可燃ごみと同じ方式なんですね。
今ちょっと試算もしてみたいとおっしゃったんで、ぜひこの試算をしていただきながら、これは市が直営で路線収集していくと。報償金という考え方がここでは消えるかもしれない。団体がやっていただくことに対しては、大いにやってもらうと。それは切らないと。それはどんどんやっていただくということでいいと思いますし、路線は路線でやっていただきたい。もう80歳の方がどうしても持って行けないから、可燃ごみ袋に入れておりますというふうに言われました。やはりそういう方が出しやすいような路線収集、これはぜひ議論の中に提起していっていただきたいと、こういうふうに思います。
古紙回収業者もこういうことをやらないのは知立市ぐらいじゃないのかなということで、私もちょっと言われました。よく見たらそうだなという感じでした。ぜひ抜本的な見直しということになるかもしれないですね。今までの議論にはなかったんです。路線収集そのものにするということはなかった。ぜひ試算などして区長会にも提案して、またそれこそひっくり返るようなね、ちょっとやってみて、やっぱり難しいと、出すのが。ステーションへ行くのが難しいと。月2回であってもね、100メートルでも今うちの町内で車で行くんですよ、みんな。もうそこのステーションが車でごった返しちゃうんです。そういう実態で、やはり車を利用されちゃうということですので、ぜひその辺はお願いいたします。
最後に、集合住宅のごみステーションの固定資産税の減免ということで伺いたいと思います。
今、20戸以上のアパート等の集合住宅は最初建設する際に、その敷地内にごみステーションを設けなければならないという開発等事業に関する手続条例というのがありまして、第5条で規定をしております。そういうことで大家はやるわけでありますけども、今現状、そして問題点があれば御披瀝ください。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
議員のおっしゃるとおり、集合住宅20戸以上につきましては、ごみ資源集積所の設置をしていただいております。このごみ集積所につきましては、可燃、不燃、資源と、この三つを回収していくことになっております。
今現在、不法投棄対策ということで、道路から直角ないしこちらに見えないような角度で設置をしてくださいというふうになっておりますが、たまに不法投棄する方がみえますので、ここにつきましては、廃棄物減量推進員が巡視しておりますので指導に当たっておりますが、たまに不法投棄があるというようなことで、管理会社、所有者に指導を行っております。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
現状ということで、何カ所で規定が面積決まっておりますよね。大小いろいろあります。その現状を聞かせてください。何平方メートルあるかということもわかれば聞かせてください。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
現在、集合住宅の集積所は159カ所でございます。
それから、大きさですけれども、集合住宅の戸数によって若干違います。また、ワンルームマンションですとまた違いますけれども、20戸から29戸ですと幅、奥行き、高さということになっておりますけども、20から29戸については4メートル60センチ掛ける1メートル20センチ。それで、今の159の面積を足すとどれだけかというのは私どもには書類がありませんので、合計はわかりません。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
総務部長の方はおわかりですか。これは建設部長、開発行為ですので、そこで掌握しているものってあります。その辺の横の連絡は今回の通告の中では全くしていただかなかったんですか。総務部長どうですか。
○議長(石川信生)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
私の方でこの開発に伴います指導でできたごみステーションの面積は、把握をしておりません。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
申しわけない。建設部長わかりますか。
○議長(石川信生)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
申しわけございません。今現時点では持っておりません。承知しておりません。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
資料はあるんですよね。
○議長(石川信生)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
どこまでの資料があるかというのは、ちょっとこの場ではわかりませんので。申しわけございません。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
市民部長もね、ごみの推進員が小まめに回っているわけでしょう。大体わかるわね。全部4.6という世帯割の一番小さい4.6平方メートル、一番大きいと13.4平方メートルということになるんですけども、そうなると159を掛けていけばいいと。最大と最低で掛けると大体わかるわけですね。平均してどのぐらいかわかりませんけれども、159掛ける5ぐらいにしたとして159掛ける5、795、非常に少ないですけども、こういうことですね。一回把握してくださいよ、これ。どことどこが連携すれば把握できるんですか、これは。市民部長が一度やってくださいよ。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
私ども設計図というものがいろいろあるわけですけども、そこにきちんと落とされておるかどうかわかりません。
ただ、私どもにわかるのは、何戸の集合住宅だということわかりますので、これをこのとおりだと。ワンルームかどうかというのも確認が取れませんけれども、おおよその図面がそこまで落としてあるかというと僕もはっきりわかりませんので、そうやってやっていけば、ある程度の数字は出ると思いますけれども、しっかりした数字じゃないということだけつけ加えます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
それでもやってくださるということですね。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
今現在の戸数というものはわかりますので、これの一番小さい方の数字で一遍掛けてみて、またワンルームかそこら辺がわかればそちらでやりますけども、小さい数字で一遍やってみますけども、今から大分ちょっと時間をいただかないと数字的には出ないと思います。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
私は、通告は固定資産税の減免についてというこういうことでね、総務部長にも試算をしてくださいよというレクチャーのときにお話しましたよね。だけど全くつかもうとしてないというか、全くお手上げだったということですかね、わからなかったということですか。その足跡も感じられないような答弁には大変残念に思いますけども。
今、市民部長がマクロの数字を出してみるということですので、そうなると平均的に固定資産税もこれも高い低いいろいろですからね、でも大筋幾らぐらいになるのかと、固定資産税がということについて試算をぜひ議会が終わってからすぐやっていただきたいと、こういうふうに思いますが。今できないわけでしょう。いいですか、それは。
○議長(石川信生)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
集合住宅のごみステーションの面積、いろいろの入居者の数によって違ってまいります。それから、先ほどお話されましたように、地価の値段も地域によって全部違います。
それで、私どもの方でお話をいただきまして、集合住宅の平均的な地域での平均的な戸数の試算をさせていただきました。ちょっとお話させていただきますと、集合住宅の24戸の例でございます。ごみの集積所の面積が5.52平方メートル、ここの全体の固定資産税を面積割をしますと、この5.52平方メートルでは820円という数字が出てまいりました。
それから、もう一つ、今のは賃貸集合住宅の話ですが、マンションという形で、これは区分所有法で分かれている面積でございますが、この5.52平方メートル、これも同じ面積でございますが、1,030円、入居者の20戸の区分で持ち分で割りますと51.5円と、こういう平均的な20戸と24戸の面積に対して試算をしてみましたのが今のお話したとおりでございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
そういう試算はしていただいたということであります。現実の試算とは少し違うけども、大きく見たらこのぐらいという試算で、820円ぐらいの固定資産税がかかっているんではないかと、一般的な賃貸のアパート24戸というアパートでいうとそのぐらいと。大家から本来なら可燃ごみの収集は路線収集。資源、不燃ごみは地域のステーションへ持って行く、これが一応の市の方針です。
しかしながら、こういった住宅に対しては、こういう壁の三方ブロックのコンクリートのこれをつくってということの義務が開発の指導で行われます。知立市の収集方針と違う形をここに義務づけられるということになっております。つくるのももちろん大家がつくるんですけれども、せめてそうであるならば、この固定資産税は免除すべきではないかと、してほしいと、こういう話が寄せられました。この点についてはどのようにお考えでしょうか。これもまたかかわるんですよね。
市民部長ね、開発行為の指導の中でやられるんですけども、市のごみの体制としてね、これは異常な体制ですよね。異常でお金のかかる体制を大家にお願いしてつくってもらっていると、こういうふうに私は思うんですけども、どんな見解ですか。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
可燃ごみは路線収集が原則でございます。
ただ、パッカー車で入れないところについてはありますので、ほんとの原則路線収集ということでございます。
ただ、今住んでる方のところへ20軒の集合住宅がくるということは、大体20戸分の袋がふえるわけでございます。したがいまして、このような要綱ができておると思いますので、原則は可燃は路線収集ですけれども、多く山積みになってしまいますのでこのようなことになっていると思っております。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
パッカー車が入れない場合に各戸の玄関前の路線はできないと、そういった場合も集積所をつくるんですか。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
一応区長と御相談の上ということになっておりますけれども、最寄りの直近のパッカー車の通る路線へ置いていただいております。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
資源、不燃ごみについては、なぜここで囲って出さなければならないのか、この点もひとつ伺います。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これは要綱どおり載っておると言うと怒られちゃいますけども、せっかく可燃でできておりますので、可燃用に、そこで資源も置こうというようなことで一緒にこういう集積所ができておるものだと思っております。
以上でございます。
○議長(石川信生)
19番 中島議員。
○19番(中島牧子)
不法投棄対策が必要になるということで囲みのこういうものがあって、資源だ不燃だというのがいつも何か置いてあると。そうすると類は類を呼ぶじゃないけども、ごみはごみを呼んできちゃってほかるということにもなるんじゃないかと思うんですね。最低可燃だけにして、あとは何もないと、こういう状況にした方が私はいいと思いますし、町内の不燃集積所へ出してもらうと。町内の皆さんとも交流してもらうということもありますけども、先ほどの路線収集に何でもかんでも持って行った方がいいなという古紙の回収の話もあるんで一概には言えないわけですけども、しかし、そこへ資源は出すことは義務ではないですね。
○議長(石川信生)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
資源については、今の集合住宅の集積所に入れていただくようにできておると思います。
以上でございます。
○議長(石川信生)
時間が来たので、これで打ち切ります。
 これで19番 中島議員の一般質問を終わります。
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○議長(石川信生)
 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日は、これで散会します。
午後8時15分散会
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