○21番(高橋憲二)
 補正予算ですが、今もるる御発言がありましたが、8,908万円という予算額ですが、私は最大の問題は、174万3,000円の地方交付税を計上されたここにこの補正予算の最大の特徴があるというふうに考えております。
 174万3,000円で一応出と入りは100分の100になるわけですが、先ほどから総務部長、その他に所見を求める質疑があるんですが、私ことしの5月に鉄道連続立体交差事業の工事協定が県と鉄道側で結ばれたと。平成22年度その年度そのものは困難でしょうが、平成23年度以降、いわば本格的な仮線工事が着工される。平成35年完了の中身が明らかになる。いわば大型事業が本格的に軌道に乗るかどうか、その第一歩を記す平成22年度の補正予算で8月の地方交付税算定において交付団体になったと。8年ぶりですね、平成15年以来。
 それで決算でも当然議論されるでしょうが、財政力指数は1.2まで回復していたわけですが、これが一気に交付団体と。これから大型事業に正面から取り組まなければならないという時期に知立市の台所が交付団体に転落した、交付団体の認定を受けざるを得なくなったというところに大変不吉な、不吉なといいますかね、新しい門出において心配事を痛感する。これからの財政や景気のことはよくわかりませんが、新しい門出に交付団体をもって対処しなきゃならんというところに私はこの補正予算の重大性を痛感するというふうに思うわけであります。
 かつて本当に知立市が鉄道連続立体交差に取り組めるのかという問題提起が長年されて来ましたし、今日もその問題提起は続きますし、監査委員の意見書では県・市負担割合に対する期待並びに長期的視野に立った財政運営を求めていらっしゃるという点で、これからほんとに重要な時期を迎えるなということだと思います。
 総務部長は、リーマンショック以来の当市の財政の見通しいろいろ語られました。リーマンショックから去年の決算で9億円下がりましたね、税収が。ことし年度の途中ですが11億円下がった。つまり20億円下がったんです。あなた方の推測よりはるかに底が深かった。ここから5,000万円ずつ上がっていくという計画だった。こういう見通しを発せられたんですが、来年度は5,000万円の税収増ということは見通せる環境なんでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 平成22年度の決算の税収の見込みでございますが、これは若干の増収を見込めるかなという感はありますが、予算額に対して大きく増収が見込める中身ではございませんので、予算額によく似た数字かなと。
 はたまた、来年度につきましては、どの程度かなという見込みについて、これも平成22年度と大きく変わる状況ではないなというふうに平成23年度はみております。一口に言いますと、大きく変わる中身はないと。
 ただ、長期財政計画の中で5,000万円ずつの増収をお示ししてありますが、これはほんとに20年かけて10億円というものを当初お示しをさせていただきました。この1億円を切る以内の範囲で動きは若干あるのかもしれませんが、何億円という数字の増収は見込めるものではございません。
 以上です。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 当初、長期財政計画が出されたときに議論したんですが、法人で5億円下がり、そして平成22年度は個人市民税で5億円下がると。下が10億円下がって、それから5億円ずつ上がっていくんだと、こういう試算が出されましたね。それはちっと甘くないかというような議論があって、結局20億円下がったんです。そして来年から5億円ずつ上がれるかどうか、これも疑問だと。雇用者報酬も上がってませんし、先ほど国保税の所得割の減収、減収というか調定減ね、これによる減収も大変だというふうにおっしゃっておりますのでよくはわかりませんが、好転するまだ材料はそろっていないんじゃないかということになります。
 その上で、財政調整基金が15億円ということになって来年度繰り入れは10億円程度と。税収は平成22年度と決算見込みとほぼイコールということになると、予算規模が今年度がこれで199億円、約200億円です。平成22年度補正増で。そうしますと、ことし15億円入れたんですから来年度は10億円しか入らないということになれば、6億円程度歳出を切らないと帳じりが合わないと、短絡的にいうとねということにもなるわけなんですが、その辺はどんなあんばいを見通してらっしゃるんでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 今お話いただいたような額、5億円から6億円これは下がってまいりますので、歳出面でそういった額を削減をしていかないと最終的には編成ができないのかなというふうに単純に今思っております。
 ただ、歳出面がどのようなものがあるかというのがまだつかめておりませんので、そこら辺がどの程度までいけるのかということが一つあります。
 この削減ができないとするならば、逆に収入の方でどこかでその収入財源を求めるという形になってくるかと思います。その状況を見て歳入の面なのか、歳出面なのかを調整していきたいと思っております。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 同じような税収状況であれば財調の繰り入れ6億円減と、こういうことになります。さっき中島議員が質疑しましたように、来年度大きな投資的経費がちょっと見当たらない。南保育園は実施設計ですからね、建設ではない。市営住宅の2年度分の継続費の2年度分の支払いが発生するということなんですが、これも60%の落札率ですので、今年度財調へ戻る金額がふえるかもしれませんが、来年度大きな支出にはなってこないと。で、歳入が6億円減と、こういうことになるんですね。
 そうしますと、市民サービスや計上的な経費を削るということについてはいろいろ議論が発します。もちろん不要不急なものは切ればいいんですが、行政サービスを落とすわけにはいかないということになります。そうしますと、勢い一般財源を最も多く充当している駅周辺の区画整理の一般財源の導入が議論になります。これは当然のことですね。
 念のために少し聞いておきたいんですが、担当部長、来年度の駅周の区画整理の一般財源、市負担額はどれぐらいを見込んでいらっしゃいますか。計画が出てましたね。前期平成23年から平成26年までの4カ年で単年度10億円、こういう計画が出ておりますが、来年度どの程度の市費を投入される予定なんでしょうか。
○議長(坂田 修)
 都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
 長期財政計画の中身というよりも、今、実計のヒアリング中で、私どもが来年度事業総数としてお願いをしたいという一般財源の数字でございますけども、人件費を除きますと2億9,000万円ほどかなというぐらいです。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 もう一回。一番大事なところをむにゅむにゅと言っちゃいかん。一番大事なところを端的にずばっと言ってください。
○議長(坂田 修)
 都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
 事業の動きがございますので、今、私どもとして実施計画の中で来年度、平成23年度で一般財源としてお願いしたいというふうに思っているのは、人件費を除きますと2億9,000万円ほどになるかなというふうに見込んでおります。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 これ、栄刈谷道、あのあたりを平成23年から平成26年、4カ年で総事業費は43億円ですね。長期計画で。単年度これを割り戻しますと4年で10億円と。市費が5億円。一般財源は単純に計算しますと2億6,000万円程度入れなきゃならない。起債、基金それぞれ入れての上でね。
 それで今、都市整備部長がおっしゃったのは、一般財源で2億9,000万円、人件費を除くとおっしゃったんですか。人件費をカウントするんですか。この中に人件費入っておるの、一般財源の中に。
○議長(坂田 修)
 都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
 駅周辺の区画整理事業の192億円、現在は197億円になってますけども、この総数の中には、いわゆる事業を担当する職員の人件費を含んだ数字として事務費もあがっておりますので、これまでの長期財政計画、そこの事務費も含んだ形で計算してる部分もございまして、ちょっとそこら辺が年間5,000万円ほど人件費として計上しておりましたので、そういった部分で若干数字的な部分の誤差が出てる部分がございます。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 そうすると総務部長、2億9,000万円の一般財源は来年度担保できると、こういうことでいいですか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 来年度の3億円弱の資金について担保できるということではなく、今から平成23年度の編成をしていくということでございますので、これらについても調整を図る必要があるのではないかというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
 ここで10分間休憩します。
午後3時55分休憩
―――――――――――――――
午後4時05分再開
○議長(坂田 修)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 答弁をいただきましたが、これから予算編成がどうなっていくのか注目に値するわけですけれども、財源不足を歳出の削減ですべて充当できるというのは困難だというふうに思います。そうなると土地取得特別会計4億7,000万円の基金を一部切り崩すとかそういう手だても含めた財源構成を検討せざるを得ない。そうなれば駅周辺の一般財源の充当も予定どおりにはまいらないということにもなりますと、出ておりますように、鉄道高架とあわせた駅周辺整備のさらなる遅延というようなことも大変議論の対象になってくるというぐあいに思うわけです。
 ここではあまり大きな声で議論しませんが、結局駅周辺の区画整理事業の根本的な見直し、そういうところへもウイングを切らざるを得ないような環境が強まってくるのではないかということをぜひ申し上げておきたいということであります。
 今回、急に話を飛びますけども、保育園や児童センターの空気清浄機、その他予算が計上されております。この暑い夏、まだ残暑続いておりますけれども、この4月以降、平成22年度で保育園4歳児にクーラーを設置していただきました。14台設置をされたと思うんですが、間違いありませんか。もう既にもちろん効果を発揮してなきゃいかんわけですが、設置状況をちょっと教えてください。
○議長(坂田 修)
 福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 何台ということはちょっとはっきり私、記憶にないわけですけども、4歳児まではこれで保育室の方には完備したというふうに認識しております。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 今年度、4歳児11台入れていただきました。設置をしていただきました。いいですか、福祉子ども部長、感心してうなずいとっちゃいかん。11台設置していただきました。
 それで、5歳児はクーラーがないんですが、どういうふうに保育されているんでしょうか。
○議長(坂田 修)
 福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 現実5歳児の保育室にはございませんので、お昼寝のときなどは遊戯室等でやってるということは聞いておりますが、大変暑いということは園長からも聞いて認識しておりますが、来年度予算には5歳児の設置に向けて実施計画の方も出しておりますので、そのようにして対応したいというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 来年は5歳児をクーラー入れたいと、これはよくわかった。11台ですよ、来年も、これはいいんです。
 しかし、まだ残暑は続く、あるいはことしの夏の猛暑の中で、5歳児はどうやって保育されたんですか、もうちょっと聞きたいんですが。
○議長(坂田 修)
 福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 どういうふうに保育というふうに御質問ですが、私としては、通常の保育という、部屋のクラス分けになっておるわけですので、そこの保育室で夏場とは関係ないそれぞれの5歳児のクラスの部屋で保育したというふうに思ってます。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 お盆はどういう保育をされるのでしょうか。お盆中。
○議長(坂田 修)
 福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 お盆につきましても、通常の保育ということで実施しておるというふうに思ってます。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 それはそうだけども、お盆はお盆休みですので子供が少ないんです、もちろん公務員とか学校の先生は保育していただかないけませんし通常保育ですよ。だけどお盆は少ないので1カ所へまとめるんですよ、多くの園はね。涼しいところでクーラーの入っておる部屋で集めてやりますがね、これ。だけどお盆が過ぎると学齢の子供たちは学校夏休みですが、お母さんは子供を休ませる方もあるかもしれませんが、一般的に保育にかける実施児の場合はそうはまいらんので保育園へ行かせる。あの猛暑でクーラーのない5歳児の保育というのを福祉子ども部長、考えられたことあるんですか。どうやって保育しとるんだといって現場の実態を調べたり、そういうことはされませんでしたか。熱中症になっちゃうんじゃないですか。
○議長(坂田 修)
 福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 大変今年度の夏場については、御承知のとおり35度を超えておるという猛暑の中で、園長からも大変暑いということも聞いておりました。この1年は我慢してもらおうかなというのが私の実感でありまして、来年度には5歳児も入れていくからということで、来年度に向けて早い時期には入れていきたいという思いでこの1年は何とか我慢してほしいという思いでございました。
 以上です。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 来年度、来年度といってござるけどね、まだ残暑がそれは何ともならんといえばそれまでだけども、さっき空気清浄機とかいろいろ補正予算で入れますよっていうんなら私は補正で入れちゃうぐらいのね、来年度の分を。それは補正が可決されたときにはスズムシが鳴きね、秋の最中に何をたわけたことを言っておるんかということになるかもしれませんが、もうちょっと現場の状態などをきちっと掌握されて、熱中症の対策をどうやってやってるのか、あるいは現実的に熱が出たり熱中症の状況はないのかどうか、きちっと当局として掌握して適切な保育環境をどうやってつくるのか、もうちょっと具体的に対応してもよろしいんじゃないですか。
 もちろん基本は園長の権限ということでしょうが、少し関心度が薄いんじゃありませんか、福祉子ども部長。いかがでしょう。
○議長(坂田 修)
 福祉子ども部長。
○福祉子ども部長(毛受秀之)
 確かにこの暑いときに園児たちも大変暑いというのは私も認識を当然しておりました。クーラーに関しては、何度も申し上げて申しわけないですが、来年の夏、当然梅雨前には入れる方向で来年度早い時期に設置ということで考えておりますので、ひとつそのように進めたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 現状の認識はちょっと不満ですが、来年度とにかくクーラー設置するということを力説されておられますので、ぜひそうしていただきたいと思います。
 教育長、学校8月31日まで夏休みですが、9月からずっと残暑続きなんですが、学校はどうでしょうか。どういう環境を確保されておられますか。
○議長(坂田 修)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 ことしは特別な猛暑ということで、今、学校の中でエアコンが入っているのは校長室、職員室、保健室、図書室、放課後子ども教室も入ってますけども、教室には入っておりません。
 したがいまして、ふだんの生活をしているわけですけれども、今、教育委員会の中で扇風機などをつける必要があるじゃないかということを今お話をしているわけであります。大きな扇風機をつけるというのもあります。たしか新林保育園へ用事で行ったときに上に扇風機が回っていて、扇風機って案外涼しいもんだなということようなことを思いましたので、そういった扇風機あるいは大きな扇風機もありますけども、そういうものをつけていかなければいけないのかということで今、検討をしているところであります。現状としては、そういった特別な施設というのはございません。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 文科省の示す学校環境衛生基準というのがありますね。国の基準、夏は普通教室、何度が基準ですか。
○議長(坂田 修)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 はっきりは認識しておりませんけど、市役所の中は28度が基準というふうに聞いておりますので、学校もその程度かなということで、しっかりした認識はしておりません。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 文科省の示す学校環境衛生の基準、夏場は25度から28度。冬場は念のために18度から20度。冬場は暖房装置がありますよ。いろいろありますがね、夏場は今おっしゃるように何の手だてもない。25度から28度ですから、きょうもそうですが、きょうは34度ぐらいだと言ってますよね、気象庁。一番暑いときに。朝晩は涼しくはなったとはいえ。これは明らかに国の示す学校環境衛生基準を超えていると。夏休み中は7、8休めるんですが、7月の夏休み前、暑かったですね。我々も精神的、肉体的に暑かったんですが、暑かった。それから9月登校してから今日まで暑い日が続いてますよ。28度を超えているんですよね。これをどういうふうに直視するかということですよ、教育委員会が。ちょっとコメントがあればお聞かせください。
○議長(坂田 修)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 学校というのは締め切って常時いるところではないので、常に開けたり入ったりしております。あるいは体育の授業から帰って来て、暑い中で涼しいところにいてさっとすれば気持ちがいいわけですけども、ずっとおると風邪を引いてしまう場合もあるわけであります。
 しかし、エアコンを入れていくということはなかなか難しいところもあるかと思いますけども、例えば大規模改造などをするときに文科省の方は、例えば附属岡崎中学校など全部空調を入れました。大規模改造とあわせて。
 しかし、今の施設の中で空調をもっていくというのはなかなか難しいということもあります。理想ではあるかとは思いますけれども、せめて扇風機はつけてきたいなと、そんな思いを持っております。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 扇風機は設置されている学校があるんですか、今。
○議長(坂田 修)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 ありません。以前耐震工事のときに夏になったときありましたので、たくさんの扇風機を購入しました。それについて各学校に分配してありますけども、学校の規模からいえば、ほんのわずかであります。設置している学校はございません。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 9月になって子供たちが登校してきて、あまりに暑いものだから、ある学校の校長が、特別財源つくって扇風機買うかと行かれましたら扇風機が売り切れで、どこにも扇風機がないと、そういう状況になりました。
 つまり扇風機がほしくても買うに買えない。そして、申し上げたような国の基準をはるかに超える劣悪な教育環境。35人学級も結構だし、やっていただきたいんだが、もう少し子供の目線でこの夏はね、9月になったら、おい猛暑だぞと、どうしたらいいんだという知恵や子供の立場に立った市教委の先行的な手だてがあってよかったんではないかというぐあいに思うんですが、どんなふうにお考えですか、ことしの夏について。そういう準備の期間あるいは市教委が知恵と心を砕けば対応できる環境というのはあったんじゃないですか。
○議長(坂田 修)
 石原教育長。
○教育長(石原克己)
 言われるとおりでありまして、今年度こんなに暑くなるということは想像もしておりませんでしたし、きょうぐらいから少し涼しくなってきたわけでありますけども、やはり子供たちの劣悪とは言いませんけれども、暑い中で勉強してるというのはなかなかつらいところもあります。やはり限度がありますので、そうした配慮をしていくということはずっと思っておりました。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 そこで、ある学校の校長は、市販の扇風機もないと。もちろん買おうと思ったら大量に買わなきゃいかんから市販の扇風機もない。保護者に呼びかけられて、余った扇風機があったら学校へ持って来てくれと。美談だけども、そういう対策しかとれないのかなというこの悲しみというか、嘆きといいますかね、これを私きょう保護者にかわって訴えたいが、生徒にかわって訴えたいんですよ。
 市庁舎の中もかなり温度が絞ってある。絞ってあるというか高目にセットしてあるんですね。クーラー入っておっても暑い。だから職員知恵を合わせて扇風機つけてますがね。どこかから持ってみえて扇風機をつけて庁内で仕事をやってみえる。それぐらい暑かったんですよ。扇風機つけてる職員をなじるつもりは毛頭ありません。それぐらい暑かったということのために言っておるんです。
 しかし、学校は扇風機もない。これはちょっと私は反省すべき点が教育長あるんじゃないでしょうか。天気のことはわからんとおっしゃればそれまでだけども、それは予測ができた話だし、手の打ちようもあった話だし、何とか財源をつくって、例えばPTAの会費でも何でもよろしいわけですがね、その限りではね。手だてをとって多少は買うとかいう段取りもあったのではないか。これは学校長と協議されてということですがね。それで、扇風機ぐらいほしいということなんですが、予算化されて具体化するということですか。
○議長(坂田 修)
 教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
 具体的な話に進んでおりますけれども、教育長がお話された部分で、実は、気象台始まって以来の高温が続きまして、学校で熱中症大丈夫かなというような話も実はしておりまして、その部分で各市の状況も調べてみておるわけですけども、隣の刈谷市が普通教室に扇風機をつけてみえるという実態があります。他の西三8市は調べてみますと、普通教室については我が市と同じようについてないという状況ではございます。
 しかし、他の市もこれだけの地球の異常気象というか、高温化が進んでいくと、高校では入ってますけどね、小・中学校についても一定の考え方をしていかなくちゃならないかなというような話も出ております。
 国の先ほどおっしゃった基準でいう25度から28度と18度から20度というのがございまして、文科省も安心・安全な交付金の事業対象にはしておりますが、今年度は私どもは済みましたけども耐震補強全国的にはまだ進んでおりませんので、そちらにちょっとその交付金を特化しておりまして、ちょっと聞いてみると、なかなかそれをそのまま交付金をいただいてつけれるという部分にはまだ至っておりません。
 いずれにしても、そのような認識でおりますので、今からすぐということではございませんが、ちょっと危惧をしているというのは現実でございます。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 確かにことしは記録的な猛暑だったことは認めますが、記録的な集中豪雨ですとか、あるいは温暖化現象ですとか、この大きな流れの中でことしの突出した異常気象だと、猛暑だったということをお互いに認識するならば、ことしは特別だったということだけで済ませて具体的な対応をとらないというのでは少し問題が残るというぐあいに思うんですね。
 クーラーをつけていくのか、計画的に、あるいは980円の扇風機もあるようですが、簡易な扇風機を多少買って配る程度で終わるのか、このあたりの政策選択あるいは学校環境をどう考えるのかということとの関係で一つ腰を切った議論が要ると思うんですが、そのあたりはどういうふうにお考えでしょうか。
○議長(坂田 修)
 教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
 その部分がほんとに選択するところの重要なところなんですね。エアコンということになりますと、当然学校の施設は校舎というのは非常に大きい、そして各学級数も多い。すなわち30前後はみんなございますので、そこらでいきますと一つの単価、例えば家庭のようなものをつけるという考え方もあるでしょうし、それぐらいの施設になると市役所みたいに全体を全部するということじゃないでしょうけども、いろいろかの手法とか、あるいは選択肢をしなくちゃいけません。そこら辺はもう少し時間をいただいていかなくちゃいけませんが、扇風機となりますと単価的には非常にそれと思えば、かなり安価な形でいけるんじゃないかと。大きなもので業務用のみたいなのをばっとやっちゃえば教科書も吹っ飛んじゃうようなことになりますので、その程度ではなく、さわやかな風をかき回すということになるんですけど、もう少しお時間をいただいて、いろいろかの方面から、視点から一つ検討はしていく時期だというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
 21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
 先ほど議論しましたように、保育所では福祉子ども部長答弁のように、来年は年長組にもセットするということであれば、保育所というのは基本的に普通の教室ね、園舎にすべてクーラーが入ると、こういう関係になるわけです。
 やはり子供たちを取り巻く環境全体から申し上げますと、低学年から順次普通教室のクーラー化という流れではないのかなと。それは相当なお金がかかりますが、小学校低学年から順次普通教室のクーラー化という方向が大きな流れではないかというふうに私自身は考えるわけですが、どうでしょうか。
○議長(坂田 修)
 教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
 議員の御提言は、確かに低学年からということの思いでございますけれども、先ほどの答弁と重複しますけれども、そこらも含めて、やはり多額な財政的な金額も要ってきますし、家庭のような外部ユニットをぽっとつけてほんとに各部屋ができるかというようなこともございます。東京都がアスファルトジャングルで、ようやく全区の学校にエアコン化をされましたけれども、そこら辺の実態ももう少し調べさせていただきたいなという感想でございます。
○議長(坂田 修)
 ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
 これより議案第48号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
 これより議案第49号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
 これより議案第50号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
 これより議案第51号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
 これより認定第1号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 先日、給食センターの跡地の活用について普通財産として売却の公算が多いということで伺いましたけれども、いろいろあったと思うんですけれども、この問題についてちょっとお伺いしたいということでお願いいたします。
 この討論をしたということで、庁内での意見のみということでしたけれども、いつどういう議論をだれがしたかという議事録みたいなものはあるのでしょうかお答えいただけますでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 ことしに入りまして、7月27日に第1回の開催をさせていただきました。これは学校給食センター跡地活用検討会ということで、市の内部の各課からの職員からの意見を取りまとめた打合せ会を7月27日にさせていただきました。その折にも幾つかの意見等が出てまいりました。
 以上でございます。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 ことしの7月27日ですか、お答えください。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 1回しかまだ開催されておりませんが、平成22年7月27日に開催をさせていただきました。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 給食センターに順次移転するというのは昨年の9月始めましたよね。本来ならば、移転する新給食センターを建てるというのは、もっとずっと以前からわかっていたことだと思うのですが、ことしの7月にもう移転してしまってからようやく1回話し合ったということでしょうか、お答えいただけますでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 以前にも市の内部の幹部会の方では、この議題を取り上げて話した経緯はございますが、活用検討会という形で職員を集めてやりましたのは今回初めての中身であります。
 今回の跡地については、昨年度末までに現給食センターの建物が壊され、この春に普通財産という形で所管をかえ、私ども総務部の所管として普通財産として管理するようになりましたことから、今回そういった検討会を立ち上げました。
 今お話がありましたように、建設計画の当初からいいますと平成18年当時からどうするんだというお話はありました。しかし、現場として行政財産として動いておりましたことから、いろんな御意見は伺いましたけれど、大きな検討にまで進んでいなかったという状況であります。
 そして、昨年度新しく新たに買い求めました土地に給食センターができてまいりました。そこから昨年の秋に移管したということで、現場としても変わってまいりました。その後、取り壊しし、現在普通財産として受けてからそういった研究会といいますか、検討会をさせていただきましたという御報告でございます。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 およそ700坪の土地じゃないかと思うんですけれども、そんなに簡単でよろしかったんでしょうか。普通ですね、民間の場合でしたら五、六年先を見て計画を立てますけれども、当知立の場合はほんとに目先だけしか考えてないというふうに思えるのですけれども、その際、議事録は残されてますか。議事録も残さずに700坪のこれは市民の財産だと思うんですけれども、それを簡単に決めてしまう。そして、その内容の公開もなかったように思うんですけれども、いかがでしょうか、お答えいただけますでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 今回の跡地の活用検討会につきましては、先ほど言いましたように、庁舎内の各課からの職員を集めて、どういった活用方法があるかというお話でありまして、これは意見を集めておるという状況でございます。
 最終的には土地活用については幹部会、庁議等で諮り最終決定をしていただくことになると思いますが、今の段階というのはそういう段階ではない段階ということでありますので、こんな検討会程度でというお話もありましたが、今は各課からの意見を聴取しておるという状況の段階でございます。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 庁内での意見は出し合って集めたということなんですけれども、それを全部公開しましたか。こういう意見がだっと出ていると、これを市民の皆さんどう思いますかというふうに公開はしたのでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 内容については、公開はまだしておりません。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 市民の財産だと思うんですけれども、公開なしで進めるというちょっと無謀は感じがするんですけれども、話がここでとまってしまってもいけませんので、次に移らせていただきますけれども、この決算の32ページ、財産貸付収録、このところで普通財産長期貸付、普通財産短期貸付、このような項目が載っておりまして、その次のページ、33ページでは不動産売却収入、関連としてはこのようなものが載っているわけなんですけれども、それから、もう一つ、公有財産土地建物一覧表という欄には、この普通財産というところを見させていただきますと随分活用してない土地あるように思うんですけれども、その中の一つに、当然南陽2丁目72、2,565平方メートル外4、給食センター跡地、これだと思うんですけれども、売却ということで選択肢いろいろあると思うんですけれども、遊休地といわれる遊んでる土地といったらちょっと誤解を招くと思うんですけれども、市役所所有の普通財産で遊んでる土地、俗っぽい言い方をすればどれほどあるのか把握は可能でしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 普通財産につきましては、今お話がございましたように、公有財産土地建物一覧表というものの中に出てまいります。後ろの方のページになりますが、普通財産というものがずっと載っております。この普通財産ということで行政財産とは違い行政の目的を持って使う土地ではないということの中で、いろんなところに貸し付けてあったり、また普通財産ではありますが、ここの用途のところにいろいろ現在使われている状況というのも若干書いてございます。そういった意味からしまして、この用途がなくなったり、またそういったものを使わなくても済むということであればこれは売却できるという形、当面今使ってるところもありますが、全く用途として使ってなくて置いてあるだけという土地につきましては、ちょっと今一つずつチェックをさせていただかないと集計ができないと思いますが。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 これをざっと見させていただいても空欄になっているところですね、用途が空欄になっているところが随分広いところ、それからほんとに1坪もないところといろいろあるんだと思いますけれども、例えば3,364平方メートル遊ばせているなというのは、これ空白のところは遊ばせてるということで解釈すればいいのか、または予定が既にあれば別ですけれども、予定がなくてこんなに広い土地どうしているのかと。それこそ何もしなくても管理費はかかるはずなんですけれども、そこを飛ばしてどうして給食センターの跡地を売ろうとかそういう考えに及ぶのか、今まで空いてた土地は討論なしなんですかね、どうなんでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 今、御指摘の土地につきましては、知立市山町大林のところだと思いますが、大きな面積が記載されております。22の1につきましては3,300、その一歩前のページ、11ページには2,412というのも載っておりますが、ここは管理に草を刈ってる農地でありまして、一口に言いますと、島地という状態の一部道路に設置している部分もありますが、農地ということで今管理をさせていただいておるような土地でございます。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 まさかほんとに遊ばせてるとはないとは思いながら伺ったんですけれども、そのほかに予定を立てている、もう使い道が決まっているという土地もあれば、本来ならばきっちりこういうところで表示していただきたいそういう思いもございます。
 そして、その中でもちょっとお伺いしたいのが、貸し付けているという中でも長田2丁目43、貸付、愛知県県警宿舎用地というのがございますけれども、これは今どうなっておりますでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 愛知県の方に貸付けてあります用地につきましては、ちょっと今、現場の状況を完璧に見ておりませんのであれですが、県警の宿舎として建物が建っておりました。これを取り壊しをして、これを知立市の方に借りておりましたが、県の方からお返しがしたいという申し出のある土地でございまして、これも最終的に更地で市の方へお返ししていただく土地ということでございますので、今までずっと宿舎として建っておりましたが更地になる土地でございます。
 以上です。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 そう思いましてちょっと見てまいりましたけれども、全くの廃墟になっておりまして、周りは静かな住宅街、そして公園も2カ所そばにあり、非常にいい環境でございましたけれども、何せこの官舎20戸ほど5階建てでしたけれどもありまして、もうサッシは壊れてひどい状態でした。草はものすごくぼうぼうでした。こういうことですと近所のクレームはないんでしょうかね。どうでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 御近所の方たち、周辺の方たちの方からのクレームはちょっと聞いておりませんが、どちらにしてもこういった普通財産につきましては周りの方に御迷惑のかからないようにきちっとした管理をしていく必要があるというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 これは結局取り壊して更地にして、後はまだ使い道は決まってないわけですよね。いかがですか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 はい。どういう形の活用をしていくかということについてはまだ決めてございませんし、まだほんのちょっと前のことで官舎の戻しが県の方からお話があったところでございますので。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 もちろん住民の方たちと話し合うということは毛頭思ってませんわね。いかがですか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 今すぐにどうこうという予定のない中で、周辺の方たちにどういう形の話をするのか、今全然頭の中にありませんというか、どういう方向をとっていくのか決めておりませんことから、まだお話もしておりませんし、方向づけもしておりませんので、周辺の方たちにはまだお話もしておりません。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 これは、さきの給食センターの場合でもそうですけれども、無断で進行して地元の方たちから反感を受けるということを学習してると思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 土地利用を方向づけをした段階では、当然どういう形になるかもあるでしょうけれども、やはり今まで市の土地の隣でおつき合いをいただいたわけですので、何らかの形でお話を通じる必要があるだろうというふうには思っております。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 提案なんですけれども、住民の方たちを大事にしていただきたいと思うのです。これがああいう状態になって、とても不愉快な建物だと思うんです。有効利用すれば今でも使えるはずなんです。それを廃墟のままにしておくということは治安上も悪いと思うし、それからやっぱりむだにしている、税金むだ遣いしてると、そう思われても仕方がないと思うのです。ほんとにこれは絶対に実現できないなと思うんですけれども、今住まいがない方もいっぱいみえるわけなんです。市役所としてはそういう方々に住居として提供してあげたいなとか、そういう思いは全くございませんか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 この県警の宿舎ですが、建物そのものは県の財産でつくられました。ですから、借地の契約の中に現況に服すという形で契約がされておりますことから、県の方もその施設を壊し、更地にして知立市にお返しをいただくと。その段階で初めて借地料等の精算ということにはなると思いますが、建物がある以上、お返しいただいてない限りは借地料ということでずっと入ってくることになりますが、それがきちっとなった段階に初めて知立市の方に更地として戻ってくるということでございます。建物そのものについては、県の施設でございますので、活用というところまでは考えが及びません。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 手続上は無理だとは思いましたけれども、ちょっと伺ってみました。
 今後こういう問題がもう一つ懸念されることがございます。私としては、南保育園がまたこのようなケースを踏むのではないかと懸念しております。やっぱり住民の方を無視して自分たちだけで決める、そういう方向にいくのではないかと心配しております。心配だけで終わればいいとは思っておりますけれども、そこで給食センターの跡地の活用ということで、もう一度住民の方にしっかりと説明をして順序立てて手続踏んでいただきたいと思いますので、そこのところよろしくお願いできますでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 給食センターの跡地につきましては、既に隣接の方の方から、わずかではありますが更地であるがゆえに譲ってほしいというお話もございまして、方向づけが出ておりませんことから、またその段階になりましたらいろいろ御相談させていただきますとはお話がしてございますが、先ほど言いましたように、給食センターという施設で周辺の方たちにはおつき合いをしてまいりましたことから、その折には話をさせていただいて理解を得ていくという形の方が適切だろうというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 その折にはとはどういう意味でしょうか。売ると決まったときなのでしょうか。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 売っていくというお話も一つの活用の方法、また、ほかに使っていくというのも活用の方法いろいろあるわけですが、昨日来からお話しているように、方向が今出ておりません。
 以前からの話を前させていただきました。こういう考え方でおりますという状況もお話しましたが、まだきちっとした決定をしておりませんので、まだこういう形でというお話がまだ地域の方たちにはしてございません。また、皆さん方にどうがよろしいでしょうかねという問いかけもさせていただいてないのが実態でございます。
○議長(坂田 修)
 11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
 地域の方と早急に会をもってもらえませんか。よろしくお願いしますが。
○議長(坂田 修)
 総務部長。
○総務部長(林 勝則)
 まだ知立市として考えもまとまっておりませんので、住民の方たちに、さあどうしましょうという問いかけは非常に難しいと思いますので、少しお時間をいただいて検討を重ねたいということでございます。
 以上です。
○議長(坂田 修)
 お諮りします。認定第1号の途中でありますが、本日の会議は、これで延会したいと思います。御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
 御異議なしと認めます。したがって、本日は、これで延会することに決定しました。
 なお、会議は明日15日午前10時から本日に引き続き質疑を行いますので、御参集ください。
 本日は、これで延会します。
午後4時53分延会
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