○6番(永井真人)
では、この条例について私も数点質問させていただきます。
この条例は、私が以前本会議で空き缶ポイ捨て条例に罰則規定をつくったらどうだという御提案をさせていただきましたら、市長もぜひやっていきたいというやりとりがありました。そんな議論が今回の条例提案の一助にはなったのかなというふうに思っております。ありがとうございます。
ただ、そのとき私は罰則を設けるかわりに駅前等に灰皿設置をとお願いしましたが、どうもそちらの前段の部分は割愛されてしまったようであります。
今回の今、私、参考資料のほうを見ておりますが、この目的の中に今回の条例に対するものですね、条例の対象のものが空き缶等及び吸い殻等の散乱並びに動物のふん害と3点ここに並べられております。動物のふん害に関しては、下の定義を見ますと、動物の愛護及び管理ということになっていますので、中の条例には必ずリードをつけて散歩しろとか、そういうふうに入っております。
その3点を踏まえて第7条について私も質問させていただきます。
第7条、回収容器の設置及び管理。
自動販売機(規則で定める自動販売機を除く。)によりとあります。ここで括弧書きされている、いわゆる除かれた規則で定める自動販売機というのは具体的には何を指すのでしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
事務所の中とか工事現場の敷地内、当該事務所とか工事等の関係者以外の者が利用できないもの、それから店舗、病院の中に設置してある。その中の人しか使えない自動販売機ということになっております。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
まさに先ほどの安江議員の質問にあったとおりのお答えだったと思います。
この自動販売機により飲食物を販売する者は空き缶等云々があります。先ほど私は今回の条例には3点あると、わかりがいいように3品目と言いましょう。3品目あるというふうに指摘しましたが、ここでは自動販売機で売ってるものは空き缶等だけではなく、吸い殻のもとであるたばこも自動販売機で販売しております。犬、猫は自動販売機で販売しておりませんのでここにないのは当然かと思いますが、なぜここで空き缶等に限って自動販売機で販売している吸い殻のもとであるたばこに関してはここは抜いてあるんでしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
先ほども申しましたように、たばこ自体については罰則規定も何らございません。それをごみとして捨てた場合にはという条例でございますので、たばこを吸う、吸わんということはちょっとここには入っておりません。
以上でございます。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
私の質問が悪かったと思います。そのようにしておきましょう。
空き缶等と書いてある中で、例えば今、たばこ自体に罪はないとおっしゃいました。缶ジュースでも缶ジュース等に罪はないんですよ。そういうことを言ってるんじゃなくて、最初の言った3品目の中で、空き缶のもとである缶ジュースの自動販売機、吸い殻のもとであるたばこの自動販売機があります。ただ、ここに書いてあるのは空き缶等しか書いてありません。空き缶等というのは、ジュースの自動販売機を置いてある隣に缶々を捨てる、あるいはペットボトルを捨てるごみ箱をつけろと、こういう条例だと思います、これはね。ただ、何でそこでたばこを置いてあるところにたばこを捨てる灰皿を置けという条例がないんですかということを私は聞いております。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
たばこにつきましては、今現在でも公共施設の施設内だけは禁煙だよということを言っております。私どものちょっと管轄するところでございませんので余り内容は深く話せませんけれども、たばこの喫煙と、先ほど言いましたようにごみの関係は若干違いますので、今現在、知立市でも公共施設の施設内のみというような動きでございます。これが市内のほうへ広がっていった場合には、そのような話も出てくるかと思いますけれども、今や自動販売機が置いてあるとこで、そこでたばこが吸えるかいうと、なかなか吸えるもんじゃございませんので、吸えるとこで吸われますので、そこには灰皿があると私どもは考えております。
ちょっとごみとは関係ない話でございますので、ここら辺は私これぐらいしかできませんので御理解ください。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
ちょっとどうも議論がずれてます。
ここが本題ではないですので本題のほうに移らさせていただきます。
その次のページの11条と12条に関して質問させていただきます。
ちょっと順番が逆ですが、まず12条に関して、先ほどの答弁の中で美化推進員は31人いるんだと、それで今までの推進員の方がそのまま移行するということでありました。では、今までの推進員の方というのはどういう方ですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これは広報等で募集いたしましたボランティアの方でございます。
以上でございます。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
公募で募集したボランティアの方がいろいろ汚いとこがあったりすれば指導員の方に報告するということであります。条例の11条の中に、指導員の役割として規定による指導、勧告及び命令をするんだというふうにあります。私はここでちょっと指摘というか、ぜひ考えをお聞きしたいんですけども、この指導ですね、これもちょっとこの条例で何というふうに表現していいかわかりませんけど、わかりやすく言います。現行犯の場合も指導するわけですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
現行犯で捕まえれるということはうちの罰則規定ではございませんので、改善命令を出さないと捕まえれません。ただ、現場を見た場合は指導ということはさせていただきます。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
現場を見たら、例えばたばこをポイ捨て、あるいは空き缶をポイ捨て、ベンチに置いて、先ほどの放置の話、放置してそこでさっと立とうとしたときには指導ができるんだということで理解していいですね。
問題はここなんです。私がぜひしっかりここをやってほしいなと思うのは、つまり先ほど市民部長も名古屋の話をしました。昔、東京がたばこ、あそこは吸ってはいけないという条例なんですけども、吸ったら2,000円罰金だというところで、テレビで見たんですけども、指導員の方が注意をしたと、その人は女性だったんですけど、2,000円だそうですね、投げ捨てるように払えばいいんでしょうという感じで、そんなテレビで見ました。いわゆる怖いのは逆ギレなんですよ。自分が悪いことやってるにもかかわらず注意したら、大きなお世話だとか言って逆ギレするのが怖いんです。こういうときの対処はどのように職員の方に指導していかれる予定でしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
今のとこはそんな逆ギレというような、たばこを吸ってる方には何も言えませんので、捨てた方ですので、私どもは最低2人で対処していきたいと思っております。
以上でございます。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
吸ってる方どうのこうのという話はいらないです。捨てたときに2人で指導していくと。いつも言うんですけども、知立の駅前は本当にマナーの悪い方がいて、禁煙というのが張ってあるにもかかわらずたばこを吸ってる方が多いです。2人で対処できるというのは本当に危ないと思いますけども、これ絶対に、ちょっと軽く考えてないかなと思うんです。この方たちがどこまで手出していいのか、身を守るためですよ、指導員の方の。どこまで手を出していいのか、これぐらいの注意をしなきゃいけんけど、それ以上のことは突っ込んじゃいけないとか、例えば夜間防犯パトロール、いろいろ各町内でやってくれてるとこがありますけど、あの方たちだって何か不審者を見た、何か犯罪者を見ても行って注意しろということはやっちゃいけないんですね。必ず現場を見たら警察に通報とか、そういった指導とか要綱とかしっかりしないと私は指導員の方の身の危険を案じますが、その辺どうお考えでしょう。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
今言われた美化推進員の方、ボランティアの方には特に報告、普及、啓発でございます。したがいまして、市の職員でございますので指導はできるだけやっていただきたいと思っております。ただ、逆ギレというようなこともありますけれども、この職員が指導、勧告、命令に関することは行わなきゃいけませんので毅然とした態度で臨みたいと思います。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
ぜひ本当にまだ時間がありますので、この条例が発令されるまでには。市の職員の方の徹底した指導、どこまで指導していいよとか、例えば変な話、殴られかかったらすぐ逃げちゃえとか、それぐらいのことは言っていかないといかんと思いますね。ちなみに特別に何かこのパトロール用に、パトロールするのかどうか知りませんけど、何か保険とか掛けるんでしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
美化推進員の方はボランティアですので保険を掛けます。環境美化指導員は職員ですので職務でやらさせていただきますので公務災害と。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
じゃあ職員の保険をそのまま適用する。私は別に何か傷害保険をここでプラスアルファの部分をつけたほうがいいのかなと思いますけども、これもぜひ検討していただいて、ぜひ毅然とした態度で指導していただきたい。と同時に、そういう毅然とした態度が逆にあだになって暴力ざたにならないように、ぜひこの辺はしっかりした指導をしてこの条例を推進していただきたいと、そういうふうに思います。
以上です。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第10号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
議案第10号ということで、道路占用料条例の一部を改正する条例と、そして11号、12号と関連して提出をされているというふうに認識しておりますけれども、それで今回、道路占用料条例の一部を改正する条例と、これを提案された理由、内容についてお知らせください。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
今回の道路占用料条例の改正でございますが、理由としましては、一番の理由は、占用料金の算定に用います道路の価格、いわゆる土地の価格が前回の改定時から大幅に下がったということが一番の理由でございます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
道路の価格が大幅に下がったということですけれども、一般的な固定資産というものがありまして、それについては、地価が上下、そういう形で固定資産税が上がったり下がったりということはあろうかと思うんですけども、道路というものを売買の対象ではないと思うんですけれども、道路の価格が大幅に下がったということで占用料を引き下げると、こういうことだろうと思うんですけども、これは聞くところによると、県も下げたような話ですけど、この辺の関係はどうですか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
少し説明不足がございました。
道路の価格といいますのは、道路を利用した付近の土地ですね、住宅地の地価、あるいは商業地、あるいは農地等ございます。こういうものの課税評価額、これを道路の価格とみなして算定しております。それの価格が前回の平成9年の評価額から比べますとかなり下がったということがございます。
国においては、平成20年度に改正が行われました。それを受けて愛知県においても平成22年度から改正されたということで、知立市も県の価格を準用しておるところから今回改正するということでございます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
そうすると、住宅地、商業地、その価格を隣接しているといいますか、わかりませんけれども、読みかえて道路の価格と、これが下がったということでありますけれども、それでこれで見ますと、占用料、当初予算で見ると、22年、23年に比べると、今回提案という形で23年は839万円ほど減額の予算が提案されているかと思いますけども、これでよろしいですか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
道路占用料金について見ますと、22年度の当初予算で3,493万1,000円のところを23年度の当初予算では2,653万9,000円、約800万円減ですか、それから河川占用につきましては、22年度で20万円の計上のものが23年度では19万7,000円、それから法定外公共物でいきますと、22年度で426万2,000円のものが391万9,000円と、合計しますと占用料金の合計で3,939万3,000円だったものが3,065万5,000円ということでございますので870万円ぐらい減ということになろうかと思います。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
まず、ここに別表という形でそれぞれ載ってますけれども、この道路占用料を納めて占用している事業者というものはどういうものですか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
占用事業者といいますのは、個人の方もあるんですが、主には電柱を通っていきますところの中部電力、あるいはNTT、それから東邦ガス、公共側でいきますと、水道事業者、下水道事業者、こういう方が主な占用者になります。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
3つ合わせておよそ870万円くらい減額するということですけれども、水道があったにせよ大きくは大手の企業ということになろうかと思いますけれども、それで、先ほどの説明の中では、地価が下落したのに伴って道路の価格も下がったということですけども、そもそもこういうものは、これは条例ですけれども、お金を取る根拠というのは、この条例もあるわけですが、何か法律があって、そしてそれぞれについて、例えば電柱それぞれ載ってますけども、どんな基準で使用料が設定をされているのか、その辺はどうなんでしょうか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
もととなります法律につきましては、道路法からきておるというものでございます。道路法の中にこういうライフライン等については許可をするというものがございまして、その許可に基づいて、いわゆる一般でいうところの借地料に当たるものを占用料という形で徴収するということでございます。
○議長(坂田 修)
ここで10分間休憩します。
午後1時55分休憩
―――――――――――――――
午後2時06分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
徴収の根拠は道路法にあるということですけど、地価が下がったということですけど、バブル崩壊後、地価が下落傾向に歯どめがかからず今日まで来たということですけれども、それ以前は地価がどんどん上がってきた状況もありましたけれども、地価が上がった状態の中で道路占用料は引き上げられたことがあるんですか、これは。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
前回の平成10年のときの改正においては、占用料がアップしたというふうに承知しております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
そうすると、前回、平成10年にはアップをし、そして今回は引き下げということでありますけども、これはそうした形で連動して上げたり下げたりというのは法的な根拠はあるんでしょうか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
申しわけございませんが、法的な根拠というよりも、国、県に準じて連動して改正するという形をとっております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
そうすると、国、県に連動して今回、知立市が引き下げの提案をしているけれども、別に国、県に連動して知立市が今回のような対応をしなくてもいいということも言えるんですよね。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
私の承知しておるところでは、名古屋市が独自にやっておると、後は県に準じて各市町がやられておるというふうに承知しておるわけですけども、言いかえれば、独自でやってもいいのかなということは思いますが、ただし、同じ市の中に県道とかもございます。そうした同じ市の中で料金が二重体系のような形になるということもありますので、どこの市町もほとんど県に準じた形で準用しておるというのが実情でございます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
結局それぞれの今、部長は名古屋市の例が独自にということが言われました。ただ、国、県との体系的に知立市が、例えばこれを今回のような対応をとらないと整合性を欠くというようなことは言われました。それはそれで1つの考えかというふうに思いますけれども、結局のところこの占用料に対する料金設定については、上げるも上げないも自治体の判断ということだということを答弁されたというふうに思うんですね。
それで、もう1つ聞きたいんですけれども、だとするならば、この料金体系というものは今回提案されていますけれども、これは国、県、市道ありますけれども、同じような料金体系ということですか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
少なくとも市においては、県の価格を準用しておりますところから愛知県と同じ価格を使っております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
確かに行政が国や県、市、そういう中で行われているという点では、その整合性も1つは理解できますけれども、今これは占用料ですけれども、課税においても課税自主権をどうにかして新たな税目を設けて市税の税収を図ろうと、そんな模索が各自治体の中で行われているわけですよね。そうするとほかの自治体ではこれやってないけど、この自治体ではこれをやってるというようなことがあるわけで、そうしたことを見たときに、今日の知立市の財政状況を見たときに、確かに総額で870万円という点で貴重な収入が減るということを考えますと、この際、いろいろあろうかと思うけれども、そうした点で独自性を貫いて収入を確保するということも大切なことじゃないかなというふうに私は考えますけれども、この点、総務部長、どうでしょうか。担当のところは建設部長ですけども、全体の市の収入ということを見たときに総務部長はそんな点でどんなことを思われますか。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
今回の改正で多くの収入として減額になってくるというのは非常に痛い話ではございますが、やはり地価の状況からこういった占用料も決まってくるということであるならば、これはひとつそういった全体の県道、市道を含めた見直しの中で、市だけが特別ということではちょっとまずいのではないかなというふうに私は考えます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
市だけがまずいということで言われましたけども、確かにそれは整合性という点ではそうなのかもしれませんけれども、しかし、それが整合性を持たなければならない、連動性を持たなければならない、そうした根拠が法的にないということであるならば、この知立市が独自に設定をし、やればいい話だというふうに私は思いますけれども、どうでしょうか。例えば今、地域主権だとか、国民主権がありますけれども、地域主権、いろいろ言われていますけども、そうした点ですべてが横並びでいくことが本当にいいことなのかどうかということは十分検討して対応せないかん課題だというふうに私は思うんですけども、この点で知立市だけがということを言われましたけれども、どうなんでしょう。
かつて国の事業の中で橋下大阪府知事が、国庫負担金の問題について、風穴をあけて事務費についての見直しや、そういうことがずっと始まってきておるような状況でありますよね。そうしたことを見たときに知立市がこういう点で自主性を貫いて収入を確保するということがとても私は大切なように思いますけども、いかがでしょうか。総務部長、どうですか。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
平成に入ってからのバブルの崩壊以降、地価の下落というのが現実にある中で、その時代、時代に合った地価に応じた占用料というのは定めるべきではないのかなというふうに思います。ですから、要は地価の状況に応じて占用料というのを定めていくということでございますので、それをその年度、年度といいますか、その時代に合った価格に変えていくということは当然必要なことではないかなというふうに思います。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
今そうやって変えることの正当性を強調されましたけれども、今日のような財政が厳しいときに870万円余といえども確保するためにきちっとそうした立場を貫くことも私は必要だなというふうに思うんです。そうした点で市長はこの点どう思われますか。大変厳しい財政事情だということを日ごろから強調しておるわけですので、こうした点で確保するということはとても大切なことじゃないですか。どうでしょうか。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
今の佐藤議員の御提案、非常に興味深く聞かせていただきました。
今回の占用料条例については、この根拠を私ども国、県に合わせた形でやらさせていただくということであります。やはり市単独で設定をするには、しっかりとした根拠を持つということがまず第一かなということを今思わさせていただいております。
今回、道路でありますので、道路というのは、国、県もやはり市内にあるわけでありまして、そうした中で今は混乱が出てくるんじゃないかという話の中で、こうした形で今、県に合わせて出させていただいておりますが、これからは県がこうしたから市もこうあるべきだという考え方ではなくて、一歩ちょっと下がって、県はこうしたけれども、市では何か独自なものができないかということを常に考えていくという視点は忘れちゃいかんのかなというふうに認識をさせていただいております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
市長も考えないかんということを言いましたけれども、この引き下げについて撤回すると、そういうことは言わないわけでありますけれども、それで地価が下がったということですけども、例えば河川占用料の条例の中でいろいろありますけれども、市民の皆さんが、例えば私、山屋敷ですけども、山屋敷川に面した住宅で橋をつくったと、出入りのために。これは占用料がかかるわけですね。1平方メートル180円、この部分だけは何ら変わってないんですよ。全然整合性がないじゃないですか。どうなんですか、その辺は。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
確かに土地の価格というものがベースになっておるとしたらならば、すべてのものに何らかの影響が出てくると言うべきであると思います。ただ、あと端数の問題だとかという形の中で金額的には丸められている部分もありますし、それから大きさ等を分ける範囲でくくられている部分もございますので、必ずしも全部の価格が変わってきておるということではございません。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
道路占用料、これは先ほど言ったように、中電、NTT、東邦ガス、名立たる大きな会社を対象にしては引き下げるけれども、河川のほうを見てみると、橋梁、通路及び暗渠を設置する場合、1平方メートル、1年につき180円、その他河川区域を占用する場合、1平方メートル、1年につき250円、これだけは変わらないと。市民のものは下げないけれども、大きなところは下げると、こういう提案なんですよ。
しかも私が言ってるように、税収が落ち込む中で貴重な財源であるこの部分について、どうして市民のところは変えずにこれらのところだけ変えて市の収入を減らすようなことをするのかと。この際、知立市で判断できる内容ですので、これはぜひ撤回していただいて、従来どおりやれば約900万円近いお金が入ってくるわけです。ぜひこのように私はやってほしいと思うんですけど、この不整合に、国、県との整合性は要りますけれども、市民との整合性は何もないわけじゃないですか。この辺どう考えているんですか、どうでしょうか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
河川の占用及び法定外公共物の占用につきましては、市道の占用条例を準用しておるという形になっておるものですから、その意味でいくと変更になってない部分があるのかなというふうに思っております。
確かに個人に対する占用部分を特に重視するべきじゃないかというお話ではございますが、やはりある部分では市独自で、ある部分では県に準じてということもなかなか難しいということで一律の県の料金体系を使っておるということでございます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
今の答弁、ぼそぼそと聞こえませんでしたけど、ある部分では県に合わせ、ある部分では県に合わせることができない、全くもって不整合な答弁だというふうに思うんです。市長、今、担当部長はそのように言われたわけですけども、あなたは上げることで県や国と整合性を持たせるということをおっしゃいました。そして、部長が今こう言ったように、市民を対象にしたものは上がってないみたいなことを言ってそのままだと。知立市で判断できるならば、たとえ上げるということを前提にした場合でも市民のやつも下げて提案するのが当然じゃないですか。市民はそのままにして、ほかだけNTTなど、中電など大手企業が占用するものだけを下げると、これはいかがなものかというふうに思いますけど、こうした不整合な状況を副市長、どのように考えられますか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
今回の提案させている中身については、先ほど部長が申し上げたとおりでございます。今のこの橋梁の部分ですけども、これも個人を特定した使用料ということではございませんのでいろんなケースがあるんだろうというふうに私は思っております。
今回といいますか、この占用条例で決められています占用料というのは、ある意味で言うと、例えば電柱1本とってもいろんな場所にいろんな形態でというようなことがありますけども、そういったことではなくて、大きく第1種の場合にはこうですよ、1本につき幾らというような決め方で来てるわけでございます。
従来よりこの占用料の根拠とするところは、国、あるいは県のそういったものに準拠するということでございますので、例えばこれを市独自にやるということになりますと、これは大変へ理屈ぽくなって大変恐縮ですけども、それでは建てる場所によってそれぞれ地価が違うということを前提にした場合にそんなことができるのだろうかとか、いろんなそういう、先ほど市長も申し上げましたように、占用料を定める根拠というものもしっかり明確にしようとしますとなかなか大変な作業だなというふうなことを今の議論をしながら私思っておったわけです。
したがいまして、今回提案させていただきます中身については、従来からのそういう愛知県の占用料の定めに準拠した形で定めさせていただくのが一番御理解がいただける中身だろうというふうに私は考えております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
中電やNTTや東邦ガスは下げられるので御理解は得られるだろうと思いますけれども、少なくとも今回の提案で収入が減ると、自主的対処ができるということであるならば、知立市としてそうした立場を貫いて収入の確保を図るということも1つの道じゃないですか。そのことを厳しい財政事情と言いながら、可能性のあることについてふたをするという、これではやっぱりいけないじゃないですか。この点もう1回だけ、市長、今さまざま答弁がありましたけれども、そうした点で市長の判断として今回提案しているわけですけれども、本当にこれで今後厳しい財政事情の中であらゆる可能性を探り、税収を確保し、なおかつこうした部分での収入を確保していくということを考えれば、逆に私から言えば、厳しいときだからこそこの占用料についても知立市独自で上げることも可能だということですね。ただ単に現実的には県に準拠しているというだけの話で、この辺を含めて認識を明らかにしてください。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
繰り返しの答弁になるかもしれませんが、今回の提案させていただく中身については、そのように御理解をいただければと思います。
ただ、私どものほうも今のこういった財政状況でございますので、今、御質問者が御指摘のように、いろんな方法でそういう適正にいただけるそういう使用料、あるいはそういったものがあれば、それはきちっと条例なり、そういったものに定める中でお願いをしていくと。これは当然のことだというふうに考えておりますので、そういった視点は今後もしっかり意識をしていきたいというふうに思います。
蛇足になりますけども、例えば市役所のホームページのバナー広告ですとか、いろんなそういう公共施設でのそういう広告、そういったものの広告料をいただこうとか、いろんなそういうことも担当レベルでもいろいろ考えながら、少しでも税以外のそういう収入というものもしっかり確保するということも私たちの大切な視点だというふうには考えております。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
私からも佐藤議員の御提案非常に興味深く先ほどもそうでありますけれども、聞かせていただきました。従来から私どもこうした扱いでやはりやらさせていただいておるわけでありまして、この根拠ということを考えるときにやはり今までの流れの中でやっていくわけであります。ですけれども、これからは地方分権の時代ということでありますので、そこを一歩やはり下がってですね、今まではこうだったけれども、知立市は今こういう事情だからこうだというものを出してやはりこれからは取り組んでいくということも忘れないでやっていかなければいけないというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
占用料でありますけれども、知立市は法人の超過課税も実施をしていると。これは法の中で上限が定められて合法だ。しかし、近隣を見れば、尾張部はともかくとして、この西三河部では知立市しか実施をしていないわけですよね。そんな中で知立市が実施をし、近隣の市町がやらないと、これこそある意味での整合性が欠くような事態です、合法でありますけど。だとするならば、そうした対応している知立市がこの占用料の問題でも自主的に基準が定かでないから県に準拠して決めてるということを言ってますけれども、これを引き上げることも含めて知立市がやれることなんです。だとするならば、そうした対応をこれからしっかりしていくことも必要ではないかと。知立市がそういうことをやってるということを通じて他の市町も税収が厳しいということであるならば、それに追随して独自財源の確保のために頑張る自治体が出てくる可能性は大だと思うんです。今までの体系がすべて万全ではないし、厳しい時代にあってそうしたことをしっかりと踏まえていくということも大切なことだというふうに思います。ぜひ、市長、今回こういう提案されましたけれども、そうした点は考えられて今回提案をされたのかどうか、その辺も明らかにしてください。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
今回のこの条例案に限らず提案を議会のほうへさせていただくときには、しっかりと考え提案をさせていただいているわけであります。
今、佐藤議員がおっしゃられた視点というのは、やはりこれからも忘れないようにやっていく、今まではこうだった、また他市がこうだったから知立市もこうだという形ではなくて、知立市の事情というのをしっかりと踏まえてやはりこれから取り組んでいく、そんなことはしなければいけないというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第11号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第12号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第13号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第14号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第15号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第16号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第17号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
昨日多くの議員の皆さんがこの件に関して質問をされましたが、どうしても確認しておきたいことがありますのでよろしくお願いいたします。
2000年に地方分権一括法が施行されました。平成の大合併もほぼ終了し、何らかの理由で合併から漏れた自治体の圏域を形成することにより生活機能の充実を図ることを目的にこの定住自立圏構想ができたことは、昨日の高橋議員の御指摘のとおりと私も認識します。
地方分権一括法の施行により、それまでの国と地方の立場は、上位から下位との構図が国の機関委任事務制度が廃止されることにより同等な立場となりました。この構図は国対県のみならず、県対市、市対住民に及ぶものと理解いたします。
そこで、なぜ今、刈谷市が中心市で周辺市が知立市との主と従の上下関係を象徴するような定住自立圏形成協定を結ばなければならないんでしょうか。我々議員は、当局の提案された議案を調査、チェック、議決することを住民の皆さんから負託を受けて、あすの輝ける知立市に禍根を残さないように判断しなければならないと思っています。
昨日、企画部長は、補助金の対象事案である旨の答弁をされました。また多くの部長が過去の議会においても補助金の対象事業には注目をしていくという旨の発言をされています。もちろん補助金をいただいて事業をするということは大変必要なことでありますが、議会改革の一括法、そして機関委任事務制度の廃止を当局の皆さんは、大変失礼でありますが、あえて申し上げます。真に理解をされておみえになるでしょうかと甚だ疑問に思うところであります。やや心配するところであります。協定を結ぶということは、今後限りなく両市の立場に影響を与えることになるということが必定であります。
我々は、後々に大きな禍根を残すことをするようなことは許されません。それでもなおあえてこの選択をされるのでしょうか。私は知立市が今回この協定を結ぶということに対して結ぶべきではないというふうに思っておりますが、副市長はどうお考えでしょうか。この1点お伺いします。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
この件につきましては、議案第3号の中でもいろいろ議論があったところでございます。私どもといたしましては、今回のこの定住自立圏形成協定、刈谷市とそれぞれが自立した自治体としての対等な立場で可能な広域連携、そういったものを探っていこうということでございます。
その結果として、1つの単独で行うよりも住民サービスがより向上する、あるいは効率的にサービスが提供できる、そういったものを双方の協議の中で見出し、それを具体化していく、そういった形を考えているわけでございますので、決してそのことが永遠に枠組みでないと何もできないというような今回の定住自立圏形成協定の中身ではないというふうに理解をしております。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第18号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
5番 杉原議員。
○5番(杉原透恭)
議案第18号に関して1点だけお尋ねをしたいと思います。
市道路の廃止に関しましては1件ございまして、認定道路に関しては10件上がっておりますが、その認定道路10件の中の1件に関してお尋ねをしたいと思います。建設部長、よろしくお願いします。
整理番号3484番です。東上重原西中線、この道路、県道であったものを市道認定という形で引き受けをするということになっておりますが、いろいろ諸問題があったかと思いますが、この点に関してまずお尋ねしたいと思います。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
市道東上重原西中線という路線でございますが、従来は県道高浜知立線、あるいは現在419号も一部載っておりますけども、この路線でございますが、衣浦豊田道路、この道路が完成した暁には県道から市道に降格させるということが協議されまして、市のほうも了承しておるというのが過去にございました。
それで、衣浦豊田道路も開通しましていよいよ降格という話が来ただんにおきまして、当時協議された時期とは社会情勢等々が変わりまして相当交通量も多く危険な道路だという認識の中で、再度県といろいろ協議させていただいた結果としまして、この道路を受けるんですが、何らかの整備をもう少ししてほしいという要望をした経緯がございまして、その中でそれぞれの持ち分で今後整備していこうという内容が交通安全施設整備ということでございます。その計画を進めないと県のほうがこれ以上の整備はしていただけないというものでございますところから、今回、市道認定かけまして今後の整備の方針を決めまして県のほうにお願いする部分はお願いしていくというものでございます。
○議長(坂田 修)
5番 杉原議員。
○5番(杉原透恭)
私もこの路線に関しましては、ちょうど5年前、市会議員を受けさせていただいた当時、秋田県議がここを担当されておられて、ちょうど本郷の交差点から猿渡川の橋までの部分に関しても歩道が狭くてなるべく擁壁を立てていただいて歩道を広くしていただいたという件もございます。かつ西中苑から吹戸橋ですか、のところに関しましても歩道等整備をされてきたといったようなことが皆さん行政側のほうは御存じかと思います。
1件、前市長のときから、本多市政のときから県道からこの市道を受けるに当たって、行政側は、この猿渡川に関して今現状が歩道がございません。この歩道をしていただかないと市としては受けれないといったような体制を示していたと思いますけども、この件に関してはどのようになりましたか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
先ほどちょっと御説明した中で交通安全施設整備、いわゆる歩道整備ということの中で、計画をつくった暁に猿渡川にかかります現在歩道橋のない橋梁がありますけども、その横に歩道橋をかけると。この部分を愛知県にやっていただくということの中で、じゃあ前後の歩道整備をどうするのということが出てきますので、その辺と整合を合わせるための計画をつくるということで今回、市道認定をかけています。
○議長(坂田 修)
5番 杉原議員。
○5番(杉原透恭)
よくわかりました。
県のほうと今から相談して歩道をかけていくと、県の予算ということで理解させていただければよろしいですか。答弁を再度求めます。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
その計画で橋梁部分は県がやるということで今進めております。
○議長(坂田 修)
5番 杉原議員。
○5番(杉原透恭)
この1点が今回この議案案件の中に上がってきて、私もふっと思って、市が市道認定をするということで私も感じたものですから、その1点だけ御質問させていただきました。
以上です。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより議案第19号に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
ワクチンのことでちょっとお願いしたいと思います。
県からも補助金が出て、それから補正も上げていただいて、これで小児用肺炎球菌ワクチン、それからヒブワクチンと接種がまさに実施されたというところで死亡事故が相次いだということになりますけれども、結局いろんな原因があるかと思いますけれども、今のところ調査中ということではっきりした原因、結果というそういう因果関係がわからないと。そして、一部基礎疾患、持病があるお子さんもいらっしゃって、しかも複合的に打ったということなんですけれども、何せまだ調査中ということで、非常に期待していたと思います、保護者の皆さん。そして、これでようやく心置きなく接種もできるんではないかということで、今まさに進むだろうと思ったところでこういうことが起きました。
不安解消していかなければいけないと思います。その不安解消のためにここは行政の方たちの仕事というか、責任というのは大きいと思うんです。あれの場合ですと風評被害みたいな感じであれですけど、うわさはうわさを呼んで、あれはだめなワクチンではなかったのかとか、そういうことにもなりかねないような気がしますけれども、早速知立市のホームページを開いて見ました、この件に関してですね。そしたらもう早々と出ておりました、このことに関して。そして、一時見合せということでヒブワクチン、それから小児用肺炎球菌ワクチン、一部見合せと、そういうことで大変スピーディーだったなと思っております。
今後、こういうことまたまた進むと思うんです、この件に関しても。報告もありますし、そのときの対応としてどのようにされるおつもりかちょっと聞かせていただきたいと思いますけど。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
議員おっしゃるとおり、まさにこれから始めたばかりですけども、その折に今回の残念な事件が起きたわけですけども、先週の土曜日だったと思いますけども、国から県を通じて原因がはっきりするまで接種は中止をするという連絡がありまして、これを市内の各医療機関に連絡をするようにということがありましたので、まず土曜日にすべての医療機関に連絡をいたしました。
今は国のほうで因果関係、それから今後どうするかということについて専門家会議が開かれまして、8日に開かれたわけですけども、それでも結論が出なくて、やるかやらないかという、それに対する通知もまだ来てないということですので、国の方針が決まりまして、これについては接種を続けるという決定があれば、それを直ちにまず医療機関の方々に連絡をして、それから市民の皆さん方には何らかの手段で速やかに伝えられるようなそういったことを考えていきたいと思いますが、ただ、今現在承知しておる限りでは、まだ両方のワクチンを同時接種だけでなくて、片方のワクチンの接種も中止をするということですので、国の動向を今注意深く見守っているところでございます。
○議長(坂田 修)
ここでしばらく休憩します。
午後2時45分休憩
―――――――――――――――
午後2時45分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
国のほうでは3月8日に一度会議を開いてということでしたけれども、その会議はけさ知立市のホームページを開いたときはまだ載ってなかったんですけど、何か結果が出ましたでしょうか。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
まだその結果につきましては連絡がありませんので、当分は中止という措置を続けるということでありますので、それ以上はまだ情報はないというのが現状でございます。
○議長(坂田 修)
11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
政策的にも非常にいいものだと思うものですから、例えば窓口などの設置は特には考えていませんか。保健センター全体が窓口になっているとか、専門の窓口、このワクチンに関する問い合わせとかはどうでしょうか。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
これにつきまして所管が健康増進課でございますので、窓口としては健康増進課、保健センターが対応することになります。
○議長(坂田 修)
11番 池田福子議員。
○11番(池田福子)
ワクチンができたことによって本当に喜ばれているお母さんが多かったものですから、ぜひ安心できるような体制をとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
ただいまの関連、59ページ、子宮頸がんはどういうふうな対応でしょうか、ワクチン。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
子宮頸がんワクチンにつきましては、国がこういった事業を始めるということでワクチンの供給量が減ってきてしまっておりますので、皆さん方に打っていただきたいというのが当初の計画でありましたけども、何回かワクチンを接種しますと免疫ができるわけですけども、なるべく効果がある打ち方をするということでありますので、第1回目を打った人を優先に、免疫のできやすい人を中心にこれからワクチンを打っていくということでございます。現在のところワクチンの需要に対して供給が少ないというのが現実でございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
今、池田議員がお尋ねしたのは、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌、ここで起きた事故について答弁のあったように、国の指示を待ちたいということでしばらく凍結、中止と、こうなっているということが今話がありましたね。とても残念ですが、安全性という観点で国の調査の結果を待ちたいということだと思うんです。
子宮頸がんはそういう対応にはなっていないんですが、これは結局ワクチンが足らないと、大幅に。したがって、何回か打たなきゃいかんので最初に打った人については連続的に打ってもらうという配慮をして免疫性を高めるという、そういう選択肢を前へ出してワクチン不足について対応したいと、こういう答弁だったと、考え方として理解をするわけですが、今回、補正予算が改めて計上されて増大するだろうということで計上されているわけですが、この補正予算との関係を踏まえるとワクチン不足というのは解消できるのかどうか、補正予算の効果を現実化させるという上でのワクチン不足を解消できるかどうか、この点はどんな認識でしょうか。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
今回、補正予算をお願いしておるわけですけども、この補正予算を上程した背景には、非常にたくさんの方々が接種をされまして、当初見込んでおりました接種率を大幅に超えるだろうということで、それでは予算が足りなくなるということで3月の補正をお願いしたわけですが、それが1月の時点でございます。
最近、先ほど申し上げましたヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、これにつきましては、3月の上旬にああいった事故が起き、それから子宮頸がんワクチンの不足につきましても、これもやはり同時期にそういったことが私どものほうに知らせがあったということでありますので、そこら辺のタイムラグで当初補正でもっとたくさんの方々に打っていただきたいということでありましたけども、そういった背景で今回の補正額がそのまま接種につながるかと、実績としてつながるかということにつきましては、ちょっと疑問なところが生じてきてしまいました。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
せっかく補正予算を組んでいただいたんだけど、ヒブと小児用はさっき言ったような意味合い、子宮頸がんはワクチンが足らないということで、これで今審議しているんですが、不用額で23年度はまた別予算が計上されていますから、4月以降は本予算で執行するということになると相当執行残が残るというふうに理解をせざるを得ないわけですが、その辺の見通しが1つ。
もう1つは、ワクチンの不足はどういう段階でどのような形で解消してくるのか、この点お見込みがあれば少し御紹介ください。なければ私の知る範囲ではないということになると思うんですが、ちょっと見解を聞かせてください。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
ワクチンの供給でありますけども、これは聞くところによりますと、輸入したワクチンということですのでどうしても量が限られてしまう。また今回の国の緊急事業が始まる前は皆さんさほど打っておられなかったというのが実態ではないかなというふうに思うわけですけども、それで今回こういった事業が始まりまして、PRも効果があったのかなと思うわけですけども、その関係でたくさんの方が打たれたということですので、非常に供給量がふえてきたと。
そういった中でワクチンの手当てはどれぐらいできるかということですが、これにつきましても現在、私どもではどれぐらいのワクチンがあるかということはそれぞれの医療機関にお伺いをして、どれだけ打てるのかという情報収集をする程度でございまして、市のほうが積極的にワクチンをということではございませんので、甚だ申しわけございませんが、現状推移を見守るということでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
この子宮頸がんのワクチンは3回打つんですよね。3回やるわけでしょう。ちょっと実績はどれぐらいあるんですか。既に補正前、開始して以来。つまり1回目を打った人が3回打たなきゃ効果がないのに、2回、3回目のワクチンまでないということになれば、これは1回打った行為が全く意味をなさなくなるわけで、3回打つということが大事なんですから、実績と、初回打った方が2回、3回と接種できる、その程度の量は確保できているのかどうか。足りないという内容ですね、中身、どの程度足りないのか、あわせてお答えください。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
子宮頸がんは、先ほどおっしゃいましたように、3回接種するわけですけども、これが補助事業自体が1月から始まりましたので1月のまだ接種の人数しか把握しておりませんが、当初見込んだ全員の方の数が1,343人でありましたが、1月に接種された数が339人、2月接種分の医療機関からの請求も1月の請求ぐらいあったということですので、これがほかのヒブと肺炎球菌もあるわけですけども、大体同じぐらい子宮頸がんも打たれているのかなというような認識を持っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
実績は339人と。1,300人、予定していたものの2割程度、子宮頸がんについて2割程度しか接種されていない。この人が引き続き3回継続して打たなきゃいかんわけですよね。ここら辺はまだ見届けていないわけですよ。今1月の話ですから見届けていないんですが、2回、3回と打てるだけのワクチンは確保できているのかどうか、そこは答弁なかったんです。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
先ほど申し上げましたのは1月の実績です。このワクチンは1回の接種後1カ月後に2回目を打つということですので、例えば1月の初めに打たれた方、2月に打っておられる方もおるわけですので、その辺の実数がまだ把握ができておりません。それから、2月に初めて打たれた方もおられます。その方たちが1カ月ずつずれていくわけですけども、現在、数の把握ができておりませんので、その辺で必要なワクチン量がどれだけ要るかということと、それに対して必要な確保量がどれぐらいだということはちょっと把握ができておりません。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
お聞きのとおり、せっかく補助制度というか、全額無料でやっていただくということでとてもよかったんですが、物がないと、ワクチンがないということでして、1月に打った方は、1、2、3と連続3カ月3回打たなきゃいかんということでしょう、基本的には。そうしないと意味がない。2月初回の人は、2、3、4、これは年度をまたぐわけですが、予算は連続的に計上されていますから可能なんですが、それが履行できるのか、3回の予防接種が充当できるのかどうかもよくわからないというのが、今の答弁だったと思うんですね。これは、1回打った人は2回、3回と当然打ちたいわけだし、その意志を持って1回受けられたんですが、そこはしっかり行政がフォローして、どうなんでしょうか、そんなことはできるんでしょうか。1回目を打ったために2回目の人がなくなってしまうというようなことがあってはまずいわけでしょう。豊富にあればいいけども。そこら辺は医療機関がそれぞれ対応するわけで、その医療機関全体を制御して統合して、どうするんだというようなことまでは、なかなか、保健センター、市当局としてはできないという意味合いなのかどうか、ちょっとわかりませんが、そこはどうやって今後対応しようとされているのか、ここちょっと聞かせてください。困難だというなら、困難でいいですよ。私、保険健康部長がどうのこうのなんていうことを思ってない。うまくこれが、補助制度、無料化が履行されていくシステムをどうつくるのか、自治体がそこでどこまで対応できるのか、これは非常に注目点じゃないですか。どうでしょう。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
今回の接種は、医療機関での接種ということもありますが、医療機関と連絡を密にし、また薬品メーカーといいますか、そういったところとも連絡を密にしながら、市としてどういった関与ができるのか、またどういうお願いができるのかということもちょっと研究をしながら、せっかく始めた制度ですので、これもなるべく国から補助が出るうちにたくさんの方々に打っていただいたほうがいいと思いますので、一度その辺、課題と、どこまでできるかという辺を整理して、できることをやらせていただきたいと思います。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
市民の立場から言うと、1回目は接種したと、一月後に2回目接種しようと思ったら、その医療機関にはワクチンがなかったと、困ったなと、3月に行ってもうまく入らなかったというと、そうすると、1回打ったけども、あるいは2回接種したけども3回目は成就できなかったということは、ワクチンを接種したが、その効果を十分発揮せしめる前にワクチンが不足になってしまったということは、現実的に市民の目線からいくとあるわけですよね。だけど、その人は一度、無料化のワクチンを受けてみえるじゃないかと、こういうことが現実的に起こり得るんですよね。3回、首尾よく打てればいいけども、打てない場合にその人は敗者復活で、言い方は悪いけども、もう一回ワクチンが出そろった段階で打たせてもらえるかどうかということにも議論が遡及しますよね、対応によっては。そうでしょう。そんなことは想定されてないかもしれんが、想定せにゃいかん話であって、そこら辺も含めて医療機関の動向、保健センター、市当局のリーダーシップが必要になってくるような思いがあるんですが、もう一遍どうですか、その辺も含めて。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
1回目あるいは2回目の接種をされた方、どういった方がおられるかという、そこら辺のことを把握ができれば、こちらのほうからお知らせができるのかもわかりませんが、その辺の情報が医療機関から出していただけるのかどうか、そういったこともあり、それからワクチンがいつ入ってくるのかということは、現在ではちょっとわかりませんが、しかし医療機関といたしましても、1回打った方はできるだけ免疫を早く効果的につくるためには、なるべく早く、1カ月以内、1カ月後にワクチンを打つということが、これは薬の効能で決まっておりますので、そこら辺は医療機関は御承知だというふうには思いますので、一度医師会あるいは医療機関と、その辺はしっかりと話し合っていきたいというふうに思います。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
なかなか難しい課題だと思いますが、ぜひ全知全能を傾けて、この補正予算の執行に当たっていただきたいということを申し上げておきます。
もう一つだけ、私、補正予算で聞かせてもらいたいことがあります。
それは、市長が冒頭に御発言もありましたが、先日、日にちを前倒しして知事にお会いになったと。三つの点でいろいろお話があった、その中の一つに、平成35年完成はいかにも工期が長過ぎると、もっと工期を短くできないだろうかという趣旨の発言があったということにかんがみて、私、お尋ねしたいんですが、今度の補正予算、鉄道連続立体交差関係なんですけども、県の知立市に対する負担金が2億円余減額になっております。議長、ページ数言わにゃいかんね。73ページは歳出ですので、27ページ。いいですか、議長、27ページ。ここで2億1,000万円減になっているということでありまして、そうなりますと知立市の平成22年度の仕事というのはほとんどないというふうに理解するんですが、この減額の理由と内容について御説明ください。歳出は73ページに減額なっている中身が書いてありますが、ちょっと具体的な中身をお聞かせください。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
27ページの知立連続立体交差事業の負担金、これは県から私のほうに受託しまして、市にかかわる事業を行っていくということで、予定をさせていただいておりました事業の内容につきましては、まず連立事業で支障となります仮線によりまして、仮線ができることによりまして市道がつけかえをしなきゃいけないということで、市道の池端1号線、それから新富11号線、この2路線の用地補償を予定しておったわけですが、これはかねてからの懸案の事項でございまして、なかなか御理解がいただけないということで、この2路線で合わせて約1億4,200万円ほど減額をしております。実質的には交渉をさせていただいてきましたが、できなかったということで減額をさせていただきました。
次に、周辺の区画整理の中で連立関係の仕事ということで、県の負担金をいただいて実施をする予定でございました堀切地内での仮側道また市の駐輪場が支障になりますので、そちらの仮駐輪場の設置、こういったところが事業の進捗とあわせて1年おくらせていこうということで、これについて4,000万円ほど減額をさせていただきました。あわせて、堀切の1号公園、こちらも仮線ができることによりまして、その影響で市道が南側にずれるということで、公園のトイレ等の施設が支障になるということで、こちらの公園の改修についても当初予算で計上しておりましたが、これについても先ほどの堀切地区の仮側道工事とあわせて行うということで、今年度の工事の見直しをさせていただきました。ということで、今年度の事業、市が受託をさせていただいてやる事業、ほとんどできなかったというような実情でございまして、これについては今年度、予算減とさせていただきましたが、来年度改めて引き続き事業をやっていくということで、県からまた受託を受けて実施をしていくという内容でございます。
○議長(坂田 修)
ここで10分間休憩します。
午後3時08分休憩
―――――――――――――――
午後3時18分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
先ほどの子宮頸がんワクチンの答弁の中で、訂正をさせていただきたいことがございますので、よろしくお願いします。
まず、ワクチンの供給量でございますけども、卸売業者の情報ですが、6月までは不足状態は続くが、1回接種した人に対しては2回目は接種できる分はあるだろうということです。3回目でございますけども、これは1回目から6カ月後に接種をいたしますので、1月から始まっておりますので、6カ月後といいますと7月以降になりますので、その時点では供給はできる状態になるだろうという情報でございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
鉄道連続立体交差事業の補正予算ですが、2億円強、知立市の受託事業があったんですが、これはほとんどできなかったということですね。例えば駐輪場の移設その他、区画整理区域内なんだけども鉄道の要求で移設するものについては鉄道負担金から仕事をやるわけですね。それについては1年おくらせると、いろいろあったんですが、前から懸案事項になっている市道のつけかえの補償の部分ですね。これは今回も補正で減額になっているということを思うんですが、この物件の費用と、一体全体どうなっているのかと、交渉の経過が。お金を積め積めといっても、現場で事態が動かないということであれば大変問題になると思うんですね。このあたり。これは予算科目、今度の補正の科目で言うと、73ページの科目で言うと、三つほど全減になっているんですが、そこのどの部分に該当するのか、あわせてお答えいただけませんか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今、難航して、今年度も見合わせさせていただきました物件につきましては、73ページの中段ほどにございます、付替側道物件移転補償費と書いてある所の6,973万3,000円減額という、こちらの数字になります。こちらの物件につきましては、場所は駅の2連踏切の北側の角、飲食店が何軒か本線沿いに並んでおりますが、名鉄本線の2連の踏切の北側でございますけども、側道沿いに何軒か飲食店が並んでおります。そちらの側道が、将来の鉄道用地が北側に振ってくるということで、側道も関連して北側へ譲らなきゃいけないということで、そちらに並んでいる建物ですと6軒、土地でいいますと8軒の方の、用地と補償の協力をお願いするということで交渉をさせていただいておるわけですが、これは本線工事にかかるまでに補償しなきゃいけないということでございまして、仮線には当面支障がないわけですが、将来の本線工事に入った時点では側道をつけかえなきゃいけないということですので、それまでには補償用地の取得を得なきゃいけないという条件になっておりまして、現在交渉させていただいておるわけですが、若干、権利者の方で隣地、いわゆる境界立ち会いの確認ができないような状況がございまして、立ち会いについての了解が得られないということで、何名かの方は御理解もいただいているという状況はございますが、そういった一つの問題点がございまして全体が進んでいないというような状況でございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
6,900万円が、その北側に本線が移動することによって、側道が平行でより北へ下がるためにぶつかるということですが、6,900万円ですべて物件が解消するということですか。用地費はその上のものですか。物件用地。もう一遍お願いします。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
失礼しました。用地費はその上、三つ目でございますが、付替側道用地購入費の3,041万6,000円減額、こちらでございます。面積で申しますと、済みません、面積確かめて答弁させていただきます。
面積が、162.09平方メートルでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
時間の関係もありますから、これ今回だけじゃなくて、前にも減額になって、うまくいってないんですね。だから、何筆、何平方メートル、土地代幾ら、物件補償費幾ら、このことをちょっと明らかにしてほしい。今ここで出さなくてもいいですから、委員会でしょうか。一度その経緯、つまり豊橋側の高架が着手されるまでにやればいいという答弁ですが、もう早くから対応せにゃいかんということで、二度三度、組んでは流れ、組んでは流れになっていると。私は今、鉄道高架で一番ここが問題だというぐあいに考えてますが、物件の面積、件数並びにその金額、補償額この辺あたりを、プライバシーに留意した資料を出していただきたい。そして、これらについて今後どういう方針なのか、基本的な方針についてはどうなんですか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
資料については委員会でお出しさせていただきたいと思います。
今後の方針というところでございますが、かなり以前、もうこれで足かけ3年ほどになると思いますが、交渉をさせていただいております。直接御本人にお会いできないというような事情もございまして、代理人交渉という、今、状況になっております。県といろいろ相談はさせていただいておるわけですけれども、これ以上御理解がいただけなければ、法的なそういう手続も必要ではないのかという検討も、今しております。ただ、そういう状況の中、ことしに入りましてからいろいろ御本人も前向きに考えていただけるような方向が出てきたというふうに担当からは聞いておりますので、そういった状況を見ながら、私どもとしては最終的には、本線工事に入るまでには取得をさせていただかなきゃいけないということで、これが全体の工程に影響するということも考えられますので、そういった意味ではさらに粘り強くお願いをしていきたいと思ってます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
私は、住民の合意を得ながらまちづくりを進めていくというのが大原則だと考えますので、ここへきて話し合いができないからといって切り捨てて、法的行為で土地を強制的に取り上げてしまう、取り上げるという言い方は適切じゃないですけど、そういう行為だけはやっぱり避けて、誠心誠意意見を聞くと、話し合いをするということを徹してほしいというふうに申し上げておきたいと思います。
それで、なかなかこれは表面化してませんけれども、大きな問題が私は残っているというぐあいに思いますが、そういうこともありまして、平成22年度の知立市の受託工事はほとんど手がついていない。既に本会議の一般質問等でもありましたように、平成22年度の連続立体交差事業の都市側の負担額は、当初予算で6億2,200万円、12月補正で5億円ということですね。今回73ページの中で、知立市連続立体交差事業負担金、減額375万円というのがあります。これは当初予算で1億5,550万円、12月補正で1億2,500万円負担してきた負担額の一部を減らすと、こういう補正ですよね。根拠、内容を教えてください。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
連立事業の市の負担金でございますが、お話いただいたとおり、現在の既定額は11億2,200万円という全体事業費でございまして、それに対しまして4分の1というような負担になっておるわけですが、この事業費の中にはいわゆる県が取得します事務費も入っております。以前にもお答えをさせていただきましたが、平成22年度から県の事務費というものについては県が単独で支弁するということで、負担を求めないということになっておりますので、その分が1,500万円、この11億2,200万円の中に1,500万円ございますので、それに相当する部分につきましては、それの4分の1に値します375万円につきましては減額をさせていただくということでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
ようわかりました。しかし事業量そのものは変わらないと、11億円余の事業量は担保するが人件費等については今回見直しをした、前から言ってみえたやつですね。それで、11億円、都市側の総額は担保されているけれども、知立の受託事業費2億円が減額になっておるわけですから、都市側の総額が変わらないということだと、この2億円はどこへ行ってしまったんですか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
基本的に全体事業費は変わっておりませんので、県が直接事業施工者として実施する部分、それから県から名鉄に委託をして行う鉄道工事、そちらの方に事業費が振りかわっていったということでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
その内訳を示しいただかないと、前から議論しているように、鉄道高架連立事業がどのように動いているのかがわからないということを申し上げているんですよ。知立が受託事業2億円、今回補正減をされたこの2億円は、減額となって分担金の減額につながればいいけれども、分担金の減額は人件費の分だと、事業費は分担金の減額になってないとしたら、その2億円は多分、名鉄の受託事業に回っているだろうというふうに思われるんですね。名鉄の受託事業は当初予算で3億円、それから補正でまた上乗せしました。それで今回知立が減額2億円ですから、これがまた上乗せということと、名鉄は平成22年度どの程度仕事をしているのかということがさっぱりわからないんですよ、都市整備部長。さっぱりわからないんですよ、私たちに。これで鉄道議論しているわけでしょう。事業量を確保しようといって各会派の議員が一生懸命口を酸っぱくして言っている。平成35年は長過ぎるから、もっとスパンを短くしようじゃないかといって県知事もおっしゃっている。しかし、じゃあ知立の駅部で、今、鉄道がこの補正によってどれだけ鉄道側の事業量がふえたのかも示していただかない。これは名鉄がその資料を出さないという以前の話として、あなた方が市議会に資料を出してみえないということのあかしじゃないですか。これはわかるわけでしょう、知立の2億円がどこへ行ったのか。どうですか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
いわゆる執行の見込みの中身でございますが、それについても私のほうは把握しております。議会のほうにお出しをしてなかったというのは大変申しわけございませんが、改めてお出しをしたいと思います。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
把握してみえるね。だったらそれは出さんと、知立のかかわりしかわからないんですよ。当初予算では一応分けて出ます。知立市負担、知立市受託工事、名鉄受託工事、平成23年度も出てます。ところが今回補正で知立の2億円がなくなったけども、都市側の事業費は変わってないわけだから、だれかがどこかで別なところが仕事をするんですよ。だから、鉄道の受託事業が2億円のうちなんぼふえるのか、あるいは一部県の受託事業に回るのか。県は受託事業と呼びませんね。直轄事業がふえるのか、こういうものも丁寧に出していただかないと、私はまずいと思うんですが、わかってみえるわけですね。これからは適時適切に出していただきたい。とりあえず本件の分は委員会ということですわね、これ。どうですか。出し方がちょっと鈍いんじゃないの。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今回の3月補正の分につきましては、建設水道委員会の方にお出しをしたいと思います。配慮の欠けました点についてはおわび申し上げます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
それで、11億円余の事業をやると。知立が2億円減額するということはわかりました。これは都市側の費用ですよ。鉄道側は平成22年幾ら上乗せしておるんですか、この都市側のほかに。県と名鉄でやっておるんだから、名鉄は幾ら乗せておるんですか、平成22年。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
名鉄が連立に負担をして工事を施工する部分は、3億8,800万円、今年度の額聞いております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
そういうものも出していただけませんか。そうでないと総事業量がどの程度ことし入っておるのかわからないじゃないですか。これから適時適切に出していただきたい。そしてこの平成22年度の3月補正の段階で明らかになっている名鉄の分については、3億円余でした、今のお話で。その明細について、一つ委員会へ出してもらいたい。工種についても出してもらいたい。どうですか。
○議長(坂田 修)
保険健康部長。
○保険健康部長(伊豫田 豊)
工種の中身について、まだ私どもも確認をしておりませんので、工種については現段階ではお出しできないと思います。また、これらの資料等につきましては、その都度なかなか確定をするというのが時間がかかっておりまして、確実な数字になりましたらまた、今後の資料についても随時お出しをしたいと思っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
工種はわからないと。今、目視ができますよ。目視ができてどの程度の景色かということも私たちわかるんだけども、今度の知立の2億円が一体、名鉄の、工種でいうとどの工種にどういうふうに公金が渡っているのかということが、今の段階では明示できないと、こういうことなんですよ、現実的な話は。それであと1,000万円どうやって削るかという話は一生懸命やるんだけども、2億円の金が名鉄の方へ回っておる。回っておるけども、どこでどういう工事をやっておるのかも示せない、わからないと、こういう話をずっとやっておるわけですよ。市長、知事にどうやってあなたが詰められたのか、迫っていかれたのか。迫力をもって迫っていかれたのかわかりませんけども、こんなことすらわからないんですよ。私は怒りを覚えますよ、こんなことは。道路占有料の800万円をどうするかという議論をやっておるときに、2億円の金が一体どこでどういう形でどういう工事に使われておるかもわからないと、これが知立の現実じゃないですか。怒りを感じませんか、あなた。前向きに将来検討するなどという一般論だけで引き下がっていい話じゃないですよ。日々起きている問題だよ、これは。将来の問題じゃないです。日々起きている問題。どういう認識ですか、市長。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
私もやはり、この貴重な税金がどのように使われているかというのが不明確というのは非常に怒りを覚えるわけでありまして、それについても県知事に申し上げ、知事の方も税金がどのように使われているのかを明確にするのは当然だという、かなり私にとっては強い口調で担当の方には示していたという認識は持っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
ここへ来るとまたスタートラインに戻るわけです。戻るけれども、私は何度も何度も機会あるごとに言わなきゃいかんと思っておるんですよ。私たちが一生懸命議論している最も大きな問題は、議論の外にある、情報の外にある、こういう実態が補正予算でも明らかになりました。2億円の金ですね。県知事にどういう向きの話をしたのかという言質をとるために、私、話ししておるわけじゃないので、攻め込んで行きましたとおっしゃれば、それは信じますけども、この実態は依然として解決していない、この基本的な実態が。エレベーターを何社で競り合ったのかということももちろん大事ですが、この実態が明らかになってない。これは地方自治体の財政処理として本当に問題ですよね。もう一度市長の認識、そういう実態であるということを腹にしっかり据えて、知立を代表して交渉してもらいたい。もう一度市長の見解を承ります。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
非常に私どもにとっては大きな事業であります。この3月議会の中でも本当に財政の厳しいことを申し上げているわけでありまして、そうした中でのこの鉄道高架事業ということでありまして、この事業が大きなお金だけに何に使われているのかがわからないというのは、本当に、私も高橋議員と同じように怒りを覚えるわけでありまして、これからもしっかりと機会あるごとに、またいろいろな方々に御指導いただいて、何とか、この負担割合の見直しもそうでありますけれども、この透明化についてやはり何とかしていただきたいということを、透明化を成就させていきたいなというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第20号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第21号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第22号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第23号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第24号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第25号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第26号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
それでは、3点ほどお聞かせいただきたいと思います。
予算概要の33ページですが、LEDについてですけど、これにつきまして若干御説明いただきたいと思います。この補助の内容についてちょっと具体的にお願いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
LEDの防犯灯の設置の事業でございます。今まで、防犯灯の設置の補助につきましては、各町内会で設置をしていただいて、それに対して1基について3万円の補助をしてきたということでございますが、平成23年度からはこの設置をしていただくものについて、今までは蛍光灯あるいは白熱灯、水銀灯をというものが対象になっておったということでございますが、平成23年度からLEDに限って補助をしていこうということでございます。LEDの設置を推進するということから、このLED灯に限ってというものにしてまいりたいということでございます。そして、このLED灯については、通常今までの蛍光灯に比べて非常に明るいということがございますので、20ワット未満のものに限ってつけていっていただこうということでございます。これにしても今までの照度と変わらない明るさが保てるということでございますので、こういうものに変えていこうということでございます。そして1基について最高限度額を3万5,000円に引き上げていこうということでございます。それについて、電灯料については、LED灯ももちろん電灯料の補助をしていくということでございますが、修繕料の補助というものにつきましては、今までですと1灯について700円の補助をしてきたということでございますが、このLED灯につきましてはかなり寿命が長いというふうに聞いております。10年から15年くらいもつというふうに聞いておりますので、この修繕料については、10年から15年もつということになりますと、次のときにはこれを修繕するというよりも、これを取りかえるということになってこようと思いますので、1基700円の修繕料については、LED灯については補助の対象にしないと、今までの蛍光灯については今までどおり補助をしていくわけでございますが、LED灯については700円の補助はないという、こういう補助の内容に変えていこうということでございます。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
ありがとうございます。年々ふえ続ける防犯灯の本数そして、いずれにいたしましても夜間照明は治安上また安全対策の上で非常に重要でありまして、この件につきましては平成22年の6月の一般質問で数値を示して、しっかりとLED化のメリットあるいは今後長い目で見た場合の財政負担の軽減そして環境対策という側面から見ましても非常に重要であるということを述べさせていただきまして、今回こういうふうに具体的な策を出たわけでございますが、それが今後どのように進展していくかということにつきまして、やはり電気代とかそれから修繕費につきましても、700円はゼロになるし、電気代についても非常に安くなるということですが、20ワット以下契約になるということなんですけど、算定基準の中電との契約単価と、そして今現在の防犯灯の総数が、今わかりましたらお願いします。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
まず、電灯料でございますが、今までの蛍光灯でいきますと料金区分が、まず基本料金が1カ月47円25銭、これは中部電力でございますが、40ワットのものをつけますと、いわゆる従量料金が159円39銭、合計で1カ月に206円64銭かかっておるということでございます。これがLED灯になりますと、基本料金は一緒で47円25銭でございますが、従量料金が、先ほどもちょっと言いましたですが、同じ照度のものにするということになりますと、この契約のワット数が今までよりもワンランク下げたものになるということで、これが97円2銭になります。1カ月に144円27銭ということになります。蛍光灯に比べますと1カ月について62円37銭安くなる、これが12カ月でおよそ10年もつということになりますと、10年間で約7,500円程度の電灯料の節約になるというふうに踏んでおります。
それと、現在の設置数でありますが、約3,900くらいだろうと思います。済みません、はっきりした数字は、今、持っておりませんが。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
ありがとうございます。今、数字でお示しいただきましたように、先ほど言いましたが、修繕費の単価700円はゼロになり、また電力区分これも大幅に削減されると。基本料金は変わりませんが、今、20ワットが1本ついているところを、定格は20と書いてありますが、中電との契約は、いろいろ消費電力や移送の関係で40ワット契約になっていて、単価159円39銭と非常に高くなっています。それがワンランク下がって97円強ということで、基本料金と合わせても大体6割、半分とは言いませんが半分強ぐらいの電力になるということであります。それが年々、やはり切りかわっていく速度が、今回お示しいただきましたのは新設についての補助でありまして、旧来のものの補助は、今お考えでないようですが、年間今まで大体100灯ぐらいが、各町内会から合計して設置要望があったと思うんですが、去年だかその前に市長の肝いりで、明るいまちづくりということで大幅に防犯灯が設置された経緯があって、今はちょっと減っているようですけど、平成23年度の要望はなんぼぐらいあるでしょうか。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
平成23年度、今度当初予算に計上させていただいておりますものは、各区長から御要望をいただいておるものを載せておるわけでございますが、各町内会から要望があったものが、電柱に設置するものについては52基、それと専用柱を使うものが4基、そして市が全額使ってやるというものが1基、これが各町内会から要望が上がってきておるものでございます。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
大体50本ぐらいということで、今までと比べると若干本数の減がありますが、大体これからも市街化が進んで、またいろいろなところで必要になってくるところがあると思いまして、50から60本ぐらいは毎年あるように思います。そうしますと、数年間の間に500本ぐらいは10年間以内で設置され、全体の1割強から2割ぐらいがだんだん変わっていくということでございます。補助金が3万円から3万5,000円になって、1本当たり5,000円、負担増になるわけではありますが、500本で5,000円でありますと250万円、これがオーバーになるわけです。ですが、700円という単価計算のものが500本分なくなる。年間35万円だと思いますが、これが5年間ぐらいで175万円、その差が80万円ぐらいで、このぐらいのことでしたら五、六年で完全に吸収できるというふうに、私は思っております。
今は新設についての話でありますが、今後いろいろな町内会ができてすぐにつけた防犯灯をなどは老朽化してくるわけでございますが、その辺についてどのようにお考えかお聞かせください。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
今までついておるものも、だんだんと劣化をして、やがては新しいものに取りかえをしていかなきゃいけない、そういう時期が順次くるということでございます。そうしたときにもこのLEDに順次変えていっていただく、それは一つをとって一つをつけるということですので、新しく設置をするということでカウントをさせていただきますが、全体の数は変わらないということでございまして、先ほど御質問者がおっしゃいましたように、だんだんと経費の削減にもつながってくる、CO2の削減にもつながっていく、こういうものが順次進んでいくんであろうというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
ありがとうございます。ぜひ、つけかえのほうについても、そういうふうに進めていただきたいと思います。年間50とか60が既存のところに入ってくると、結構まばらに混在するような事態ももちろん出てきますね。例えば古いものが並んでいるようなところは、一気にそのラインだけをかえるというような、もし計画がある場合に、全部が全部やると、えらいお金になりますが、そういうところもつけかえについて補助対象として、町並みの保全も含めてお考えいただければというふうに考えております。
これは、前回僕が質問させていただいた本当に趣旨は、街路照明全般についての見方を、これからやっぱり環境も含めて、それから夜間の照明の充実、安心それから治安の維持という側面も含めて、両方から補完していかないかんというところを、今まででしたら白熱灯、蛍光灯の時代でしたけど、こういったものが活用され、その単価が下がってきたと。これはやはり家庭用の需要というのは、また企業もなかなか進まないんですが、公共事業については非常に需要が進んできて、それが単価を下げているという現実もあります。そして自治体においては、その自治体が特に自治体内の企業を育成してLEDを開発するというようなところまで進んでいるところもあるわけでございます。そういうわけで、街路照明についてはそういうふうな見地が非常に必要であります。
防犯灯が今それでお披瀝いただきましたように、あと街路灯というのがありますね。これは前回も申し上げましたが、防犯灯は町内で管理しますが、街路灯というのは個々の発展会の事業者の方が管理するという、これも夜間の街路照明には非常に不可欠なものであり、町並み保全それからまちづくり、それから景観を明るく保つという意味で非常に重要なものであります。このことにつきまして、前回、市民部長、前向きな答弁というか、検討されるようなことをお聞きしたんですが、その後いかがなされたか、ちょっとお聞かせください。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
私どももLED化につきましては歓迎しております。したがいまして、発展会の方ですと商工会になりますけれども、どういうような形でつくるよというような計画を一応相談していただかないと、私どもも予算組みができませんので、LED化に進めていくような方向で進んでいると、どのような補助になるかねというような相談を受けて予算計上していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
それは一つの考え方かもしれませんが、環境のほうも当該の部局でやってみえるわけで、そういうところの観点から今の水銀灯、80ワットが二つついたり三つついたりしておりますけど、そういったものについての算定基準により、予算書の179ページに200万円ほど予算がありますよね。これはその電力量の補助だと認識しているところでありますけど、これをちょっと説明ください。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
商業団体等事業費補助金200万9,000円、これにつきましては、今現在補助を行っております電灯料の補助、商工会と協同組合2件分の、合計527基分の電灯料補助でございます。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
この、ちょっと確認させていただきましたが、572基分の電灯料補助ということで計上されているわけでございます。これは、補助はこれだけありますが、実際の電気代というのはこの何倍もかかっているわけで、それをそれぞれの発展会に属される企業の方、商店の方、事業所の方が負担して明るいまちづくりを推進しているという、街路灯事業を長きにわたってやっていただいているわけでございます。ところが今、こういう時代になりまして、廃業それから廃業はしないけどこういう事業がなかなか難しくなってくるという、これは非常に深刻な現実となっているわけでございます。幹線から入って立設されているところにつきましては、もし万が一のところは撤去とかいろいろあるかもしれませんが、やはり幹線であったり町なかであったり中心の市街地であったりするところに防犯灯があって街路灯があってという、非常に混在、とてもじゃないけど町並みとしておかしなものであり、何とか維持していかないかんということで、それぞれの発展会事業者の方が苦労して、例えば一本あいたら隣の人がもう1個看板をかけて、うちでメンテナンスするわという現状があったり、もしくは、それも本数がふえてくればできないから、発展会の中で少ない財源の中からまちづくりのために出していく、拠出するという現状があるわけですが、もうそろそろこれも限界になっておりまして、それを改善する意味でも、やはり新しい補助枠もしくは新しい見方、やっぱり環境的な見方でLEDを推進することによって、電気料が安くなればそれを維持することもできるし、もしくはちょっと見方が変わるかもしれませんが、そこの町内の事業といいますか、防犯灯がわりにそちらのほうに何とか町内でつけていこうということも今後考えられるかもしれません。これは全然違った管轄になっているから、これは余り言えないかもしれませんが、電気料がかかる、それから維持費がいろいろかかって、また建てかえにも金がかかるというようなことで、いろいろ不都合が生じておるわけでございます。ですから、そういう面からもぜひ街路灯につきましても新しい補助枠、前回言いましたが、県の40%がいつの間にやらなくなっちゃって20%に下がり、四、五年前にゼロになっちゃって、40%しか今ない。これでは、とてもじゃないけども建てかえなんてことはできるわけがないですね。そういうところから新しい感覚で、まちづくりにも非常に大きなメリットがあるし、必要なものであるし、それから夜間の照明、治安、それから環境もすべて含めて、新しい、ぜひそういう補助的な枠を御検討いただきたいですが、市民部長いかがですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
以前の議会でもございました。街路灯から防犯灯へという関係は、所有権が移転できればいいという結論が出ております。それから防犯灯、街路灯のLED化、私どもも大賛成でございますので、一度どういうどこの発展会がこんだけやるんだというような将来像、計画を見せていただいて、それで一応検討していかないと内部的にも予算がつかないというようなこともございますので、一度そういうような計画をお持ちのとこがありましたら、経済課と商工会とで御相談と検討したいなと思っております。私どももLED化は推進していきたいと思っております。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
先ほどと同じような感じですけど、こちらからそういう要望があったらそれにおこたえいただけるという、それはまたありがたい話ですけど、やはり行政でそれを、まちづくり、商店街の活性化を牽引される立場であるので、そういったニュースソースを全市的、事業所に発信する使命もあると思います。受け身で待って見みえるのもいいんでしょうけど、そうなるとなかなか、お金があって皆さん、建てかえだとかいろいろな発想があるわけじゃないので、やはりそういう方向性だけを示していただく必要があると思います。いかがですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
一応内部的なことをお話ししまして申しわけございません。一度商工会とお話はしますけれども、ただ、皆さん、発展会がどんだけやってくんだという、それがわからない限り、どんなふうに動いていいかわかりませんので、一応基本的な話だけは商工会と話させていただきます。予定がわかれば、本当に予算計上にも助かりますので、詰めていきたいと思っております。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
ありがとうございます。少し前向きになってきましたので、ありがとうございます。そういうわけで、今後同じテーブルについて、ぜひそういう議論を前に進めていきたいと思います。
今、最初に申されましたが、防犯灯と街路灯の維持管理の方法、所轄が違うけども何とかなりそうだというような話もありましたので、具体的なことはきょうは申しません。本当は違った、一般質問か何かでしっかりやればいいんですけど、切ってしまってなくなるよりも、中心市街地やら町の中、それから中心の幹線道路わきのものは何らかの形で維持できるように、ぜひ御検討いただきたいと思います。
あと5分ぐらいで終わります。済みません。
同じ179ページの空店舗活用事業借上料97万8,000円、この内容、これはいつもと同じように中央通りでしょうけど、いつも利用枠を広げてくださいと何遍言ってもこんなふうなんですけど、この辺どうなんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
私どもも今回、今年度予算に空店舗対策ということでいろいろ検討させていただきました。ただ、先ほども同じような話でございますけども、どのような計画があるのか、こういうような出店がしたいというような話がなく、私どもが架空で、空店舗だで幾らつけようかというような話では予算が通りません。したがいまして、こういうようなことをやっていくという計画的なことを話していただければ、私ども内容がはっきりすれば内部で検討して補正で上げていくというような構えでおります。以上でございます。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
またさっきと似たような感じになりましたけど、やはりこれも情報がないと、やっぱり動けないんですね。だから、どこにどんな物件があって、どういうような利用ができるかというような情報をつかんで、それを発信していただきたい。予算がわからなければ上限、リミットをつくっておいて、改装に五、六万円、年間の家賃補償で二、三十万円、四、五十万円、金がなければ100万円ぐらい、今年度は2件か3件で切っておいて、情報を出して、漏れた人は来年度とかいうそういう順繰りですよ。待っておったらこれは動かないので、ぜひ一歩進んでいただきたい。どうですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
私どもといたしましては、川合議員と同じような意見でございます。ただ、あるかないかわからんものを予算には乗せないということでございます。ただ、そういうような案がございましたら、私どもに相談していただいて、それを内部で検討して補正でも上げていきたい、そういうつもりでおります。
○議長(坂田 修)
14番 川合議員。
○14番(川合正彦)
ありがとうございます。先ほどの街路照明と同じ感じもありますが、これにつきましても、ぜひ議論をお互いに深めて前向きにお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(坂田 修)
ここでしばらく休憩します。
午後4時05分休憩
―――――――――――――――
午後4時17分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかに質疑はありませんか。
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
一点だけ聞かせていただきます。概要の53ページ、市営駐車場の多目的トイレ設置事業でよろしくお願いいたします。
ここに書いてある、駅前駐車場に設置してある多目的トイレですが、この事業の目的に、駅前の利用者に対してと書いてあります。ということは、駅前を通る方も、ここのトイレはぜひ利用してくださいというイメージだと思いますけども、駅前の利用者の方たちに知らしめる、何か看板等がつくのでしょうか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
このトイレにつきましては、以前の議会でも要望があったわけですけども、市を訪れる人あるいはもちろん施設の駐車場の利用者等々の皆さんに使っていただくということで、高齢者等に優しいユニバーサルデザインに配慮したトイレを、駐車スペースを一つつぶしまして何とかつくりたいというふうに思っておりますので、それがわかるような看板もあわせて検討していきたいと思います。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
なぜ私がこういうことを聞いたかというと、特に弘法山の命日の日に、今、駅をおりるとすぐ線路沿いに弘法山訪れる方は行ってしまいます。ぜひ中央通り商店街と駅前商店街、あちらの方にありますので、こういったトイレを通りすがら、ぜひそちらの商店街も寄っていただきたいと思いまして、こういう提案をさせてもらいました。ですから、そういった目的でありますので、ぜひここは経済課と土木課と連携して、どんな案内板がいいのか検討して設置していただきたいと思いますが、そちらの経済課の方も御協力願えるでしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
弘法山のときは、駅前のここのトイレも使ってくださいというようなことも、理由として言っておりましたので、経済課としては。土木課がこういうのをつくられますので、協力させていただきたいと思います。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
ぜひお願いします。
そして最後にもう一点、このトイレについてですけども、この写真を見るとすごい立派なものができるように思いますが、この管理はやはり指定管理者である大成が行うわけですか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
駐車場とあわせて管理をしていただきたいと思ってます。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
やはりせっかくきれいなトイレでも汚れていては何にもなりませんので、例えば私のような商売人ですと、1時間に1回は必ず店の者がトイレを点検するとか、そのように行ってますので、ぜひこのトイレを清潔にきれいに保っていただくように指導を、ぜひ大成のほうにお願いいたしまして、私の質問はこれで終わります。以上です。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
それでは私も手際よく質問させていただきます。
予算書179ページ、7款、1項、2目、商工振興費についてお尋ねさせていただきます。
プレミアム付き商品券事業、補助金600万円が計上されておるわけですが、補助率がプレミアム分2分の1以内、事務費分2分の1以内、上限を100万円となっておるわけですが、まずこの本事業の目的とを概要についてお聞かせください。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
プレミアム付き商品券事業補助金でございます。600万円、これにつきましては、消費需要の創出に努め、もって知立市の商業等の活性を図るため商工会に補助するというものでございます。プレミアム分1億1,000万円ですので、1,000万円分の2分の1、500万円、それから事務費といたしまして50%補助で限度額が100万円ということでございますので、合計600万円ということでございます。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
ありがとうございます。この品券、1冊1万円として販売されるわけですが、市民からは非常に周知されるということでなかなか手に入らないというようなことをお聞きしております。この1冊1万円のプレミアム商品券、平成22年度においてはどれくらいの市民から応募があって、何人の市民の手に渡ったのかちょっとお聞かせください。お願いいたします。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
昨年の応募件数が3,360枚というか、往復はがきで申し込みでございますので、3,360人、この中で18歳未満の方が25名、それから重複申し込み、ここら辺まで商工会チェックされておりまして、これを除きますと有効枚数が3,311枚の応募がございました。5万円以下ということでございます。以上でございます。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
今お聞きしたことはよくわかるんですけど、その中で、有効3,311枚の中で、何人の方にこのプレミアムカードが渡ったのか、わかっていたらちょっとお聞かせください。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
最高5万円でございますので、希望の方が5万円、4万円、3万円、2万円、1万円というような、この5種類の希望がございました。したがいまして、2,183枚の方で1,000万円。以上です。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
ということで、2,183枚ということは、これは人としていいわけですね。ありがとうございます。本来この事業、私の考えるところ、従来からの商店街また個人のお店の活性化というようなことも考えるんですが、実際に市内の商店のにぎわいということで、大型店も含めてこれを取り扱いされると思うんですが、わかる範囲で個人の商店の方々と大型店との比率が、このプレミアムカードがどのように利用されているか、わかっていたらちょっとお聞かせください。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
平成22年度でお話させていただきます。
大型店、アピタ、ドミー、ピアゴ、この3軒の大型店で47.2%。あと多いのが食料品スーパーの26.7%。あとは10%以下の店になります。以上でございます。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
大型店3店で47.2%というのは、当初この事業の目的とされていることにどうなのかなという、ちょっとそんなことがありましたので、今お尋ねしました。この補助金、市民の大切な税金を活用する事業でありまして、先ほどお尋ねしまして、3,311人の申し込みの中で、約3分の2、2,183枚ということで部長からお聞きしたんですが、あと1,200名ぐらいの方は、これ欲しくても手に入らないということでございますが、本来税金で事業をするわけですので、幅広く市民に還元されるべきだと思いますが、その点いかがでしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
この往復はがきでやる前は、何店かの銀行なんかの窓口で用意ドンということで売り出したわけですけども、平日だとか土日だと勤務の状況があって買えないというような不公平感、また、なかなか足の悪い方とかいろいろな方がみえますので、そのような方から、当初、平成21年度にやったときいろいろな話がございまして、全体的に公平なのはこの往復はがきだというようなことで、新聞にもこういうのがいいよというようなことで、知立市がほめられた件がございますけども、本音としては額は少ないでございますが、こうやって公平に配れるなら商工会も半分出していただけるということでございますので、こういうような補助は活性化のために役立つなあと思っております。以上でございます。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
今、5万円まで上限となっているんですけど、例えば3,000人の方が全員欲しいと、年末でもあり利用したいという希望があったときに、私の考えと、少しその上限額をコントロールすることで全員の方に、いろいろな問題、魅力が低下する、いろいろなことあるんでしょうが、まずはいろいろな方に、一人でも多くの市民の方に、このプレミアム付き商品券というものが渡ることによって、本来目標とする商店街の活性化というものは、一人でも多くの方がこの得々券をもってお店に行くということが重要ではないのかなと。ここにも書いてあります消費需要の創出と市内商店の活性化ということもあるわけですから、そういうような検討もされることによって、まさにそれが実現するのかなというふうに思いますが、いかがでしょう、部長、この辺。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
ちょっと確かじゃありませんけれども、この平成22年の前は5万円じゃなくて10万円だったかなと思います。したがいまして、そのような声が多くて5万円にしたというような経緯がございます。平成22年度の実績を見ながら、こういうようなお話があったということで商工会のほうにもお話ししていきたいと思っております。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
ということは、いつも検証されてしっかり課題を見詰めて、市民の要望にこたえているというふうにとります。事業の費用対効果などについても、できる限りこの事業に関してはこんな成果があったよというようなことも市民に向け報告されると、ますますこの事業が成果をおさめるのかなというふうに思ってますので、商店街の一層の活性化をいろいろ願いまして、部長にも一つまたいろいろな形で御支援をお願いしまして、私、この質問は閉じさせていただきます。
次にもう一件。予算書246ページ、10款、5項、8目の野外センターに関する予算について少しお尋ねします。本来、委員会で諮るべきでございますが、少しだけです。少し触れさせていただきます。
本事業が今年度1,606万7,000円が計上されておるわけですが、建物耐久年数を考えると、今後ランニングコストが非常に膨らんでくるのかなというふうに思うわけでございますが、その点いかがでしょうか。教育部長、お願いいたします。
○議長(坂田 修)
教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
野外センターにつきましては、先議会のときでしたか、村上議員からもこれのあり方について、譲渡も含めてということで御質問がございまして、現実的にはそこにかかる費用というのはこの予算に掲げてありますように年間で1,600万円程度かかっております。これらはやはり、その会館の維持にかかる経費でございますけれども、今後これを譲渡とかそういうことは一つの課題としては受けとめていくわけですけども、現在内部でこれの利用の促進、活用の拡大等を含めて検討会を開かせていただいております。その検討会を開かせていただきましたが、その報告を私、受けましたけれども、もう少しその活用のあり方というか、有効利用のあり方というものを、もう少ししっかりと議論してほしいなということで、また内部の皆さんで一度協議を願って、それから今度は外部の方等も含めた中でしっかりと市民に向けての野外センターのあり方を行っていきたいと、こういうふうに思っております。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
せんだって碧南市が平成3年にオープンした碧南市民保養施設車山みどり山荘がオークションで売却されたというニュースも見まして、当市も平成7年にオープンしたということで、その記事を見て今回質問させていただくわけでございますが、今、部長の答弁にありましたように、今回、前年比およそ360万円減額されているわけでございますが、この点については何かお示しいただけますか。
○議長(坂田 修)
教育部長。
○教育部長(近藤鈴俊)
前年度対比で18.3%の減額になっておりますが、これは昨年、給湯ボイラーが使えなくなった状態になりましたので、それを取りかえたものが227万2,000円であります。そして、高圧電源設備の改良工事、これが昨年必要になりました。この部分が88万4,000円でございますので、その部分が、ざっくり申しますと前年度対比で減っている部分でございます。
○議長(坂田 修)
8番 稲垣議員。
○8番(稲垣達雄)
さまざま経済状況からいろいろな市町も、こういった施設においてはいろいろな形で対処されているということはよく耳にします。知立市としても、先回9月にも市民クラブ村上議員がいろいろ尋ねられまして、私もその辺周知しておりまして、たまたま今回、さっき申したようなことでちょっと気になったもんですから触れさせていただきました。確かに伊那市との友好関係もしかり築いてきたわけで、この碧南市のように売却云々とか、簡単にそうは進んでいかないかなと思いますが、今後よりよい子供たちの学校教育、またこの施設そのものが幅広く市民に利用されるように図っていただきたいということを思いまして、ちょっと触れさせていただきました。
以上でございます。ありがとうございます。
○議長(坂田 修)
22番 久田議員。
○22番(久田義章)
二、三点、ちょっとお聞きします。
予算の概要20ページ、ここで個人市民税が1億900万円、法人市民税が4億6,850万円で、この法人市民税に関しては昔は12億円ぐらいあったという時代もありました。今回、平成22年と平成23年を比べれば、ふえておるということはありがたいということで、償却資産税においては平成22年度と平成23年度を比較すると5,900万円ふえておるんだけども、ここら辺のふえた要因をちょっと教えてください。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
法人市民税につきまして、6,400万円余の増額になっておりますが、この中身につきましては、法人税割これが約3,500万円ほどの増加になっております。それから知立市、超過課税を行っておりますが、その超過課税分として3,000万円余の増加になっております。これら合わせたものが今回の増加要因という内容でございます。
○議長(坂田 修)
22番 久田議員。
○22番(久田義章)
この償却資産税ですけど、償却資産申告書というのがありますよね。それで企業には企業台帳というのかな、会社の方にあると思うんですけど、そこら辺の突き合わせというのを今どうやってやっているわけですか。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
突き合わせというお話ですが、ちょっとそこら辺につきましてはあれなんですが、今、平成22年度の補正予算で1億円の増加をさせていただきました。ここら辺につきましては平成22年度当初予算において、相当設備の投資が少ないという見込みを持ちましたことから、1億円の減額で平成22年度は臨みました。しかし結果的に決算見込みからしますと、その1億円を今回補正させていただいておりますが、当初予定よりもこういった減少がなく、ほぼ横ばいの状態で出てきたという状態でございまして、そんなことから平成23年度予算におきましては、それよりも若干の減少があるという見込みでの予算計上になっておる次第でございます。
○議長(坂田 修)
22番 久田議員。
○22番(久田義章)
私、一般質問でも言いましたけども、この償却資産税の税率をちょっと下げてもらって、100分の1.4というやつをちょっと下げてもらって、それでどんどん、どんどんこの知立市内で雇用を拡大して、法人市民税をどんどんふやして、そしてまた個人市民税もふやしていく、こんな政策も一回、一般質問のときと同じことでまたよく検討してください。
次に、予算書の179ページ、ここで商工業振興資金預託金1億円とありますね。ちょっとお聞きしたいんですけども、保証協会、信用保証料の補助金もやってみえますよね、商工課のほうで。それで、平成21年とか平成22年とか、平成23年は予算だけど、平成21年とか平成22年でどのくらいこのこの融資金額があったかということがわかったら教えてください。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
済みません。今、保証額の金額しか、私、持っておりませんで、大変申しわけございません。一応平成20年は112件の710万2,200円、それから平成21年度が177件の1,236万5,900円。それで、平成22年度見込みといいますか、若干少なくなるだろうということで、130件の723万800円というような見込みで予算を立てさせていただいております。
○議長(坂田 修)
22番 久田議員。
○22番(久田義章)
今は信用保証料の補助金ということですけど、保証協会の融資はわかりませんか。
○議長(坂田 修)
しばらく休憩します。
午後4時40分休憩
―――――――――――――――
午後4時40分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
失礼いたしました。平成22年4月から12月末の保証協会取り扱い融資額、25億7,300万円。それで同年前期、前年になりますけども、これが41億1,100万円の融資でございます。
○議長(坂田 修)
22番 久田議員。
○22番(久田義章)
41億円とか25億円ですね。それで、この預託金というのが1億円積んであるんですけど、愛知県が2億円積んで、知立市が1億円積んで、そこからその資金で中小企業、零細企業に融資していくと思うんですけど、41億円だとか25億円だと、全然これ、預託金が少な過ぎちゃうというふうに考えられません。
○議長(坂田 修)
しばらく休憩します。
午後4時42分休憩
―――――――――――――――
午後4時44分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
大変申しわけございません。保証協会取り扱い融資分の、知立市分の、今、金額を言いましたけども、あの預託の全部の保証協会の額を言いましたので、あの1億円の分のどんな減だというのは、ちょっと数字てきには出ないということでございます。
○議長(坂田 修)
22番 久田議員。
○22番(久田義章)
ちょっと時間なくなっちゃって、言うけど、2億円が県から来るんだわ。それから知立市がここで1億円積んでおるんだわ。それで協調倍率というのがあって、それが昔は2.7だったんだわ。今は2.4倍だわ。そうするとMAXで8億円ぐらいしか融資ができないの。だから私は、この預託金が、もう10年来1億円で積んできておるから、あの予算書を見ると。だから僕は足らないんじゃないかということで今市民部長にお聞きしておるんですよ。また調べて教えてください。
以上で終わります。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
3月の議会、予算議会でございますので、ちょっと予算についてお尋ねしたいと思います。
まず予算を今回、平成23年度の予算を編成されるに当たっての目標といいますか、それを総務部長にちょっとお尋ねしたいと思います。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
本年度の予算におきましては、なかなか税収が上がってこない中での苦しい予算の編成となりました。それで編成に向けての取り組みについて、予算の概要書のほうにもお書きさせていただきましたが、わずかながらの個人市民税を初めの税収の増額等、これを見込みましたこと、また地方財政計画の見直し等によります臨時財政対策債や、財政調整基金の減少、これらの中で市長が今回の予算の取り組みについての説明をされましたですが、そういった厳しい中ではありますが、年間予算、総合的に予算編成をさせていただきました。これも将来に向けて長期的に運営ができる予算編成となるように編成をさせていただきました。以上でございます。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
その編成のことはわかりましたんですが、市長はどういう指示を出されましたか。市長の方針をどのように指示を出されたのか、ちょっとお尋ねします。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
今回は非常に財政が厳しい中で、予算を、知恵と工夫でしっかりとした予算を予算編成でお願いしますということで、明日への挑戦予算ということで編成方針をさせていただいて、そんな予算になったのかなというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
明日への挑戦予算ということで、大変厳しいということでありますが、私どものほうにも配られました、ケチケチ大作戦というんですか、ちょっとそれについての中身をお知らせください。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
今回、取り組みさせていただきました経常経費の削減ということで、各職員一丸となって節減に取り組む試みを、昨年来からしてまいりました。その結果、先般もお話を一部させていただきましたが、地域手当、時間外手当等の手当関係の削減をしてまいりました。特に時間外手当につきましては一律10%の削減ということで取り組んでまいりました。また、消耗品などにおきましては、購入を差し控える、こういった取り組みもしてまいりました。また、印刷製本費につきましても、内部印刷を最大限に取り入れた取り組みをするという削減をしてまいりました。また、光熱水費につきましても節電・節水に努めるということでの削減、それから修繕料におきましても、道路・施設の老朽化が進んでいる部分がありますが、最大限の修繕は取り組むわけですが、延命ができますまた長く先送りができますような中身については、それもさせていただいたということで、約8,000万円ほどの節減に努めて、今回合計で臨まさせていただきました。以上でございます。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
ありがとうございました。その中でも予算編成でありますから、緊急度の高いものから恐らく編成されたと思うんですが、その点はいかがですか。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
そのとおりでございまして、先延ばしができるものについてはそういった手当ても、先ほどするというお話をしましたが、緊急度の高いものにつきましては、今回多くの要望があった中でできる限りの要望を、緊急性を重視しました上で採択をしてまいって編成をさせていただきました。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
ありがとうございます。その中で私は、そのこと自体否定するわけではありません。少人数学級、4年生も行うということでありますが、これはやっぱり緊急度が非常にあるんですか。教育長にお聞きしたいと思います。
○議長(坂田 修)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
緊急度ということと、これは余り合わないわけであります。子供たちの教育というのは、日々子供は変化しているわけです。ここでやめれば、その子供たちはそれを飛んで行ってしまうんです。だから今まで3年生までやってきて、4年生まで行くということは、緊急ではなくて、こういうものを地道に行っていくことが、これから未来を背負って行く子供たちであります。将来私たちを援助してくれる子供たちであります。そのために市が、市当局厳しい中でもそういうところに目を向けてくださったということは、私のみならず、学校の先生方、保護者、子供たちも大変喜んでいるのではないかと。しかしながら、そういう枠組みができただけではなくて、そこで一人一人の先生方がその使命感を持って、意欲を持って子供たちの教育に当たってくれる、そういうことを期待しているわけであります。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
わかりました。もちろん教育というのは短期間でやれるものではありません。徐々にやっていかなくちゃいけないのでありますが、3年生は平成22年度からやったわけですよね。それで今度、平成23年度で4年生をやろうということなのでありますが、12月議会でお聞きしている分には、国の方もそうですが、1年、2年までやろうということでしたよね。国の方針が半分の1年でとまってしまったというのは、どういう感じを持ちですか。
○議長(坂田 修)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
国の方針では1・2年、これは案の段階であります。そしてこの2月4日の閣議で、小学校1年生の学級編成基準を変えたわけであります。去年までは30年ぶりと言っていましたけども、年を越しましたので、31年ぶりの定数改善であります。この定数改善の中に今回は小1だけでありますけども、その意味は大変大きいということを思います。今、県でやっているのはあくまでも研究指定ということであります。国のこの方針というのは、あくまでも法律に基づいて行われるものでありますので、すべて学級の数にカウントされます。今、県がやっているものは学級数にカウントされません。つまり40人学級でカウントしております。例えば知立小学校を見ますと、今27学級、来年予定であります。27学級は事務職員が2名配置でありますけども、知立小学校の2名は3年生の市単でありますので、これは40人で数えるので、数えると国のほうは加配は40人学級でカウントしておりますので、26ということで加配がないわけであります。もう1学級、1年生が今度、今、1年生が138人ですので、3人入ればここが1学級ふえて事務職員も2名となる、その辺がすごく違うわけであります。そういう中で国のほうは、公立義務教育小学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案要綱、これが閣議決定されたものです。その第一に学級編成の標準の改定、公立の小学校の第1学年の児童で編成する学級に係る1学級の児童の数の標準を、40人から35人に引き下げること、ここはここで終わったわけです。しかし附則というのがあります。ここに書いてあること、こんなふうに書いてあります。政府はこの法律の施行後、豊かな人間性を備えた創造的な人材を育成する上で、義務教育水準の維持向上を図ることが重要であることにかんがみ、公立の義務教育小学校における教育の状況、国及び地方の財政の状況その他の事情を勘案しつつ、これらの学校の学級規模及び教職員の配置の適正化に関し、公立の小学校の第2学年から第6学年まで及び中学校にかかる学級編成の標準を順次に改定すること、その他の措置を講ずることについて検討を行い、その結果に基づいて法律上の措置その他の必要な措置を講ずることということで、国の方もこれで終わりということではなくて、これからも考えていきますという、こういう方針を思っております。また県のほう、新しい知事のマニフェストの中にも、教育・文化に40項目ありますけども、その中に小・中学校の学力アップのため、少人数学級を推進と書いてあります。つまり、こういった教育の枠組みというのは市町村単位でやるのではなくて、国や県、これが行うべきものだと、基本的には考えております。そういう流れの中で、知立は少しでも早くやっていこうと、そのことに理解を示してくださっていること、大変うれしく思っております。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
長々とありがとうございます。中身を聞いてるわけじゃないんです。私は今、予算編成に関してのことでお尋ねしておりますので、国のほうが小学校の1年生で、2年生までやりたかったんだけど、財源がないので、ことしはもう1年だということで決定されたことであります。その中身は、今、主張されたのはよくわかっておりますけども、じゃあ今やはりこれをどうしてもやらないかんのかと、先ほども総務部長に聞きましたら、ケチケチ作戦やってやっと8,000万円しか出てこないという、この職員たちの努力もある中で、それじゃ4年生学級を1年、ちょっと凍結しようかというような考えは全然ありませんでしたか。ちょっとお答えください。
○議長(坂田 修)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
全体の予算は財政の方でやっていただけるわけでありますけども、私たちはあくまでも子供のほうを見て財政のほうにやっていただかないかん。できればさらに拡大していただけないかという要望は、これは学校の先生方も同じであります。そういう要望しております。しかし財政の中で考えて、市の当局のほうはやっておると、そういうふうに考えております。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
だんだん声が大きくなりますけど。それだけ学校のことを考えていられる、それはわかります。それで私も少人数学級を否定するものじゃありませんが、今、学校の現場のほうでは、雨が漏るとかいろいろなことで応急処置をやっておるというような状況の中で、それじゃ4年生をことしやらないかんのかというところの考えはありませんでしたか。これはあとは市長の方の政治判断ですので、まず市長にそれをお聞きしたいと思います。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
今回の、ちょっと話が長くなって恐縮なんですけれども、予算編成方針を先ほど、明日への挑戦予算と申し上げました。大きな特徴は四つ、これも記者発表で申し上げたんですけれども、予算としては今回4%弱、全体的に伸びたんですけれども、一般財源の伸びは1.4%であります。税収の伸びが3.4%、一般財源ベースの伸びが1.4パーセントということで、健全化に努めた予算ということが言えると思います。しかしながら、御案内のように平成23年度予算は24億円の赤字的な予算、それを繰越金で詰め、そして財政調整基金で詰め、地方債で積まさせていただいて、ようやく207億円の一般会計ができているという内容であります。
その中で、特徴といたしまして四つであります。
まず一つ目が、先ほどケチケチ大作戦と、名前はいろいろ御批判あろうかと思いますけれども、とにかく無駄なものを見直そうということで、ほとんどの事業を各課・各係で見直しをしていただいた、そうした中で先ほど御紹介いただいた8,000万円等出てきているということであります。
二つ目が、再構築をさせていただいた予算ということであります。再構築の視点でつくった予算、一つは、どこが再構築かというふうに申しますと、先ほど一般質問でも、質疑でも出ております。中央保育園を再構築をしていくという視点であります。また、用地を基金に再構築をしていくということ、給食センターの跡地を、基金に積みかえをしていくという、そうした再構築の視点をさまざまなところでやらさせていただいております。
三つ目が、選択と集中という視点であります。何を選択しているかというと、私は、安心・安全そして子育て支援ということをやはり力を入れさせていただき、そのかわり総合公園は非常に要望があるわけでありますけれども、ちょっとまだ我慢をしていただくということであります。そのかわり、また再構築の話に戻っちゃうんですけれども、身近な公園、例えば高架下の活用については積極的にやっていこうということであります。
そして四つ目は、これは予算編成とはちょっとかけ離れるんですけれども、今回は知事がかわられたということで、これまでの流れよりも、この鉄道高架事業の負担金の見直し等々、また先ほどから出ておりますこの事業の透明化、鉄道高架事業における事業の透明化等々、かなり従来の制度から一歩超えた形で動き出すんじゃないかなと。また、退職金のこともそうであります。退職金のこともこの記者発表で申し上げたんですけれども、今までのこの流れからちょっと変わってくるんじゃないかなということで期待をさせていただいているということを申し上げました。ということで、選択と集中の中の、私は何を選択させていただいているかというと、やはり子育て支援に力を入れさせていただいて、その中の少人数学級、やはり今、石川議員おっしゃられるように、非常に厳しい中で、何で4年生まで拡大だという話であります。これは私、教育長としっかりと話させていただいて、今、学校の先生方が何を求められてますかとお聞きしました。義務教育の学校教育の中で何が一番今求められるかという知恵を出していただいたんですね。その中で一番が、やはり4年生の拡大でありました。二つ目、三つ目は忘れちゃったんですけども、あとはいろいろな屋根防水か何かあったと思いますけれども、一番の、校長会だったと思いますけど、出てきたのが少人数のこの4年生拡大ということでありまして、そうしたことを踏まえて、今回拡大をさせていただいたということでございます。この4年生拡大することによって、私は聞きましたところ、安城市は3年生まで拡大ということをお聞きいたしておるわけでありますが、愛知県下の中で4年生拡大というのは、4年生までやっている市というのは、犬山はやっているというふうに思っておりますけど、それに次いで知立は2番目ではないかなというふうに、私は認識をさせていただいております。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
その中で、知立市がそれだけ断トツにいける、今、状況にあるのかということですね。そういう認識をお持ちではないんですか。確かにいんですよ、それはいってもいいんですわ。やはり、ずっと先日来ある、国保の費用も多くなって繰入金がふえると、そのためにはどうするんだと言ったら、それじゃ医者にかかってもらわんように、健康な生活を送ってもらおうと。それじゃ先般もありました、散歩道をもっと早くつけて健康なまちづくりをしたらいいじゃないですか。とにかくそういうところの決断というのは首長しかできないわけでありまして、政府の方でも恐らく菅首相がそれはやめておけと言ったのか、だれがやめておけと言ったのかわかりませんが、1年は先送りだということでありますから、やはりすべての状況をつかみながら、先送りしなければならないというようなことがあれば、やはりその方針はわかっております。少人数学級がいいだろうというのは英々と教育長からも聞いております。しかし、やはり状況を判断するというのはその首長しかできないことでありますから、これだけ皆さんがケチケチだ、ささいなことではりますけども補助金をカットされちゃった、今まで楽しみにしておった集まりができなくなったというような声を聞いておる中で、4年生がどうしてもやらないかんことかなというふうに私は疑問に思ってしまうわけです。やはりそこで、そういう方針ではあるけれども、本年度は1年凍結するという思い切った勇気も必要じゃないかなと思うんですが、再度、市長お願いします。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
そのあたりが、おっしゃることよくわかるわけでありますけれども、この予算編成組むときに、財政調整基金を幾らまで残すかということ等々あるわけであります。私は、ことしは国が1年生までようやく声を出したと申しますか、財源がついたわけでありまして、当初の方針だと1年生、2年生やる、そして3年生、4年生、だんだんこうやって上がってくるわけでありますけれども、今のところ1年生ということでありまして、私はこの少人数学級というのは未来への投資というふうに考えております。所信演説でも申し上げましたけれども、これは未来への投資であるというふうに考えております。またあわせて、この4年生拡大でありますけれども、未来永劫この一般財源でやっていく事業だというふうに認識は持っておりません。これはいつかは必ず国がぼっかけてくる、また県もぼっかけてきて、これは特定財源でやられていく事業であるというふうに思っておりまして、今この4年生をやめることよりも、やはりやるべきだなという私の判断の中でやらさせていただいております。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
わかりました。そういう方針だということなんでしょうが、やはりその場、その場のことを判断してもらわないといけないのではないかなと思います。確かに少人数学級はやっていただいて結構なことなのでありますけども、本当に余裕があるのか。知事と会ってわずかな時間でしょうけども、県の方々からしてみたら、何で知立市は4年生まで先にやるのと、そんなお金があるんですかということを言われますよ、これは。私が知事だったらそう言ってやる。あんたそんなにあるんだったらもうそれでいいじゃないかと、そんな飛び出てやれるほどの、今、余力があるわけじゃないと思いますが、そこら辺の決断というのは非常に大切なことだと思うんですが、これからの平成23年度のこの予算を執行し、また平成24年度予算にかかっても、やはりそういう決断というのはしっかりやるべきだと思いますが、もう一度市長のお話を聞きたいと思います。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
私どもは、非常に大きな要望でございました総合公園の基金が凍結になっております。この思い、この基金凍結によって4億円近くが、私の判断で皆様方に我慢をしていただいているわけであります。先ほどから申し上げておりますけども、この少人数学級への投資というのは、やはり経常的な支出ではありますけれども、やはり私は投資であるというふうに思っておりまして、これに対して愛知県知事も少人数学級を推進ということが、やはり言われているわけでありまして、決してこれをもって、知立市は財源が多いから、余裕があるから、ほかの鉄道高架事業の負担割合の見直しはやらんでもいいじゃないかというような流れには、私はならないというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
17番 石川議員。
○17番(石川信生)
もう延々と、これはいきませんので。私はそういうことを言っておるんじゃないんですよ。それは金額にしたら鉄道高架事業ととんでもない話ですから、けた違いなんですが、鉄道高架事業で比率が変われば万々歳で、どんどん進めてもらえばいいかなと、そういうふうには思いますけども、やはりそのときの状況を見て、自分の思いもあるでしょうが、そこで凍結なりの決断をするということも非常に大事なことだと思います。そのことを要望しておきます。どうもありがとうございました。
○議長(坂田 修)
ここで10分間休憩します。
午後5時09分休憩
―――――――――――――――
午後5時18分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかに質疑はありませんか。
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
予算の概要の57ページ、ここには橋梁の長寿命化修繕計画策定事業、こういうものが掲載をされ、また64ページには公園施設長寿命化事業ということで計画を策定して具体的にその事業を進めると、こういうものが載っているわけですけども、建設部長にお聞きしますけども、長寿命化ということが、この間そういうものが出てきているかというふうに思いますけども、これはどんな事業ですか。
それとも一つ、それぞれの施設などにはいわゆる耐用年数というものがあると思うんですけども、一般的にこの行政側が言っている耐用年数というのはどういうものなのか、そこのところだけお知らせください。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
橋梁の長寿命化計画ということでございますけれども、これは橋梁に限らず、いろいろな施設につきましても毎回修繕しておるわけですが、橋梁等がもう30年、40年過ぎてきております。これを少しでも長くもたせようということで、現在の橋梁の点検をしまして、その修繕計画をつくることによって少しでも長く、あるいは改築を平準化していこうということの計画づくりというのが、この長寿命化計画策定事業でございます。
各施設の耐用年数ということですが、構造によってそれぞれ違います。一般の住宅でもそうですが、木造あるいは非木造、鉄筋コンクリート等々あります。土木施設の特にこういうコンクリート構造物ですと、鉄筋が入っているのか入っていないのかということでも変わってこようかと思いますが、一般的にコンクリート構造物では、50年、60年というのが耐用年数というふうに承知しております。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
市が公共施設を、例えば保育所施設の整備計画がこの間も議論になり、また学校施設についてその整備計画が議論に、今議会なっているわけですけども、一般的に言う、今部長が、もちろん建物の構造によって耐用年数が決まるということはありますけれども、施設においては、例えば補助金を受けて、その償還が終わることをもって耐用年数とするというのが一般的な考え方じゃないかなというふうに思いますけども、その辺はどうでしょうか。もちろん構造物もありますけれども。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
補助金等の返還云々ということをではないですか。これが一概に耐用年数ではないというふうに思ってます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
細かい話はいいですけども、そうした中で今、きょうの中日新聞を見ましたら、岡崎市が耐用年数80年に延長というような形で記事が載っていました。その中身を見ると、岡崎市では延床面積が100平方メートル以上ある市有建築物の耐用年数を80年に延ばす方針を決めたということが報道されております。長寿命化工事の積極的な活用で、これまでの30年から40年を2倍に伸ばして、将来の出費削減に努めるということが載っているんです。岡崎市では、延命が図られなければ、2020年以降に建物の建てかえラッシュになっちゃうというようなことから、長寿命化による試算、建てかえによると、毎年数十億円から百数十億円の建てかえの費用が要るというような中で、長寿命化をしていくというようなことを言われてるんですけれども、知立市としては橋梁だとか公園ということがありますけれども、保育園や学校施設その他の施設についてこれからのそうした耐用年数が来ることを前提にした更新の、計画はいいです、まだないとこもあるんですから、考え方はどうでしょうか。
○議長(坂田 修)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
土木施設について、私の考え方としましては、この長寿命化計画も確かにある期間延ばせるのかなと思いますが、いずれにしても数多い施設の中で、今本当に、いつつくったのかなというようなものもございます。そういうものをすべて洗い出して、その中でどれだけ手をかけていけばこれぐらいまで延びるというものを本当に早急に作成していかないと、他市の状況も同じだと思いますけども、ある時期が来ると、長寿命化を図っても、これまたその時期が来れば集中して改築等が必要になるということになりますので、その辺で早目にそういう計画をつくってやっていかにゃいかんというふうに思います。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
具体的に知立にすべて当てはまるかどうかはわかりませんけれども、いずれにしても、40年の耐用年数のものが、岡崎ができるのかどうか知りませんけど、そういう方針で80年に延長するというような形で、延長するための修繕やその他やるんだろうと思うんですけれども、そうしたことも念頭に置いて知立市のこの施設の整備の考え方を、やっぱり持っていくということも必要なことじゃないかというふうに思いますけれども、その点で副市長、今、建設部長はそう言われたんだけども、そうした点でどのような考えをお持ちか聞きたいなというふうに思うんです。確かに公共施設の耐震改修のときは、私どもも要求させていただいて、5年間の整備計画が出たところを1年前倒しで、国の補助ももらいながら、いち早くこの付近ではその整備をやられたわけで、そういう意味でいけば、こうした計画を、岡崎がどうやってるかわかりませんけれども、そうしたことも含めて、特に保育園だとか、焦眉の問題になっている学校施設について、そうした視点から検討する時期に入ってるんじゃないかということを思うわけですけども、その点、今、各担当部ごとでそういうことが、法整備せにゃいかんとかいろいろ議論がありますけれども、岡崎はこれを読むと、51の部署ごとに分かれているこの維持管理計画を2012年までに一元化するという形で、担当部署に任せるんじゃなくて、責任を持ったこの一元化したところでそれを推進していくと。確かに知立市の耐震改修をやるときはそうした手法でやられたわけですので、そうしたことも含めて長寿命化のこうしたやり方、費用の削減に向けて、実際にどういうものか一遍検討していただきたいなというふうに私は思うんですよね。具体的に、橋だとか公園だとかこういう形でやり始めているわけで、そうしたことを市役所の、市の管轄する施設について、そうした方向も一遍研究・検討していただいて、また岡崎の話も聞いて、具体的な耐用年数またこの長寿命化どう図られてどうなっていくのかと、建てかえた場合の試算とか、その辺の関係をぜひ検討していただきたいなと私は思うんですけど、どうでしょうか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
私もけさ、その新聞は見ました。しかし残念ながら細かく、見出しをざっと見ただけで、しまったなと今思ってるんですが、いずれにしても、今、御質問者のおっしゃったとおりだというふうに私も思います。ある施設を長く適正に管理運営していくということは、例えば学校の建物一つをとっても、屋上防水一つをとっても、これを1年、2年延ばせば、その間のいろいろな老朽化というのがこれまた進むとかいうようなこともございますので、そういった日常の管理というものも、しっかりローテーションを組んできっちりやっていくということも必要だというふうに思いますし、市全体のそういう長寿命化計画というものもやっぱり取り組む必要があるというふうに思います。今回のこの橋梁の長寿命化計画あるいは公園のいろいろな長寿命化計画も、そういった必要性はもちろんあるわけですが、もう一つは、そういった国の長寿命化の方針の中でいろいろな交付金を用意したりとか、いろいろな制度もございますので、そういうものもより有効に活用するということも含めて、こういった市としての長寿命化計画を出させていただきたいということでございます。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
国も財政的に厳しいということから、まるっと補助金を出したり、そういうことが大変になってきていると、そういう流れだろうとは思いますけれども、例えば橋梁の長寿命化では、その計画策定に今回600万円計上してますけど、国・県の補助金、支援金がその2分の1ついているということでありますので、これに限らず、その他の市施設についてもそうした計画策定について、国のそうした交付金などがあるのかどうか、それが社会資本整備総合交付金の中にはいっているのかどうか、その他も含めて具体的に進めてほしいと、各部署が分散するのではなくて、やっぱり責任ある部署のところで総合的に進めていただきたいと、このことをお願いしたいと思うんですけど、市長にちょっと最後、どうですか、私はそういうふうに思いますけど。市長、答えてください。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
済みません。先ほどちょっと答弁が漏れてしまいました。窓口の一本化という話、今もおっしゃいましたけども、耐震化計画のときも総務が中心になってそういう各施設の取りまとめをいたしました。それから、まちづくり交付金をいただくとき、社会整備交付金もそうですけども、窓口を一本にしていろいろな各課との連携の中で市全体をまとめて国に上げていくというような方式もとっておりますので、こういった計画についても同様に窓口を決めて、横の連携を取りながら進めていきたいと、このように考えております。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
少しお聞きしたいと思います。
ミニバス運行事業が予算化、今回は1億1,000万円余ということで計上されました。1台ふやして5コースになるという、充実が図られるということになるわけであります。住民からの大変大きな期待が寄せられている事業だというふうに私も思っております。今回も公共交通会議の報償金も出ているわけですけれども、あとこの会議で何を決定していくのかという予定について、まず伺っておきます。ダイヤの問題とかがどうなるのか、その辺含めて、予算が少し、これは何回分かわかりませんが、まだ公共会議で詰めていくという問題だろうと思うんですけども、その点の予定をまずお聞かせください。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
ミニバスの関係での公共交通会議です。今までの公共交通会議の中で、今、御質問者がおっしゃいますようなコース、こうしたものを決めてまいりました。そしてどういうバスを導入していくのかというようなことも決めてまいりました。次に、実際に10月から走らせていこうということの中で、各コースのダイヤ、こうしたもの、それとしっかりしたバス停の位置、こうしたものも決めていこうというふうに思っておりますし、年末年始のバスの運行については、一応こないだ第2回目の公共交通会議の中で、年末は走らせていこう、そして年始については3日まではお休みでございますが、同じように3日まで三が日のお休みということをお話をさせていただきました。ただ年末については、すべてのバスについて走らせるのではなくて、一度ダイヤが決まったらその中の一定の部分といいますか、すべての時間帯ではなくて、言ってみれば皆さんが利用していただける時間帯、こうしたものをちょっと見きわめながら限定的に走らせていこうということをお話しさせていただいておりますので、具体的にダイヤが決まりましたら、どの部分を走らせてどの部分を休みにしていくのか、こんなところを次の公共交通会議で決めていただこうということを思っております。これについては、新しい年度になってからの公共交通会議ということを想定しております。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
バス停、ダイヤ、運行に関する微調整という、年末の運行というところが、あと残っている課題ということであります。コースごとに5コースの所要時間がそれぞれ、一応交通会議の中でも発表されておりますよね。各コースにおいて知立駅から知立駅というぐるっと回ってくるのに必要な時間、これも発表されておりまして、大体多くは今までと同じぐらいの1時間ちょっとというところと、それから知立団地線は四十数分という、こういうふうに少しコースによって所要時間が違うという中身が一応明らかにされましたけれども、そういった所要時間が違うことと、そうすると運行の回数、1日何便走るのかという便数ですね。これもダイヤとの関係ではあると思うんですが、便数というおおむねの方針というのはある程度明らかになったんでしょうか。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
今、おっしゃいますように、各コースによって距離も違いますので、所要時間も変わってくるということでありますが、実際に走らせる便数についてはまだ決定をしておりませんが、例えば今までのように、1日10から11便ぐらい走らせておる、大体出発の時刻とそれから最後の時刻、こうしたものを考えながらいきますと、途中遊ばせておくということではもったいないのかなというふうに思います。ただ、乗っていただく人の状況ということもあろうかとは思いますが、基本的には今までの大体のスタートとエンドの時間の中で走らせることができる便数というのは走らせていくのかなということではありますが、ただこれはまだ決定をしたわけではございませんので、そうしたことも考えながら一度ダイヤも考えてみたいというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
今回の見直しの中では、5コースすべてが市役所、福祉の里八ツ田、アピタ、もちろん知立駅出発ということで、共通バス停が一応方針として示されましたよね、これについては。個々のバス停はこれからだけども、そこの部分については全部のバスが通過するようにするということは、乗りかえも大体そこのバス停ではできると、こういうようなことに理論的にはなる、こういうことです。ただ、東刈谷に、JRのほうへ出たいという、JRも大変たくさん乗降客のあるバス停ということで、データで出ておりますけれども、例えば福祉の里で乗りかえるとそちらのほうへ行けるだとか、そういうJRの利用ということも、今度これはダイヤの検討の中で乗りかえ、乗り継ぎがしやすい、このポイントは乗り継ぎができるんじゃないかというような、そういうバス停とそれからダイヤの関係、これを私は詰めていただきたいなというふうに思うんですが、その辺は全くこれからの課題ということでしょうか。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(竹本有基)
確かに、具体的にJRの駅を言いますと、今まで東刈谷それと野田新町の駅、こうしたところへ入っておったもの一部分が乗り入れを、コースによっては取りやめるというようなことも出てきておりますので、できればこのダイヤを調整することによって、そうした乗り継ぎがしやすいというようなことも考えていく必要はあろうということは思いますが、ただ、先ほど言いましたように、コースによって非常に時間に、同じ時間で回っておるわけではございませんし、乗りかえのバス停のところへ同じような時間に着けるのかというと、なかなかそういうことが難しいということはあろうともいますが、そんなところも検討しながらのダイヤ改正もしたいと、現実的にどこら辺までの調整ができるかということはあろうと思いますが、考え方としてはそういうことも考えながら検討したいというふうに思います。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
公共交通をより利用しやすいような乗り継ぎということで、ぜひその辺をポイントにダイヤ等についても検討していただきたいということお願いをしておきたいと思います。
それから、先ほど来からLEDの話が出ております。私もLEDのことについては以前から、豊田のほうのいろいろな会合に出たりすると、逢妻の処理組合の事務所なんかでも、もう全部LEDになってるよということも大分前から聞いているわけで、ただ初期投資がね、というような話、個人的にも市の方ともお話ししたことがあるんですけども、しかし、今さっきからの話で、LEDがいい、いいというふうでやってるわけですけども、じゃあ市庁舎はどうなのと、市庁舎のLED化ということは、その辺はどのように考えていらっしゃるのかということも一つ基本的なこととして、電灯の蛍光灯をLED化、こういう問題も課題だよということを私は聞いておきたいんですけども。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
全体的にLED化の方向に向かっていることは確認しているわけですが、今のお尋ねの市庁舎ということについては、今の段階ではまだそういった検討にも入っておりませんし、また今はどうするということもまだ浮かんでない状態の中でございます。今後の課題というふうに考えていきたいと思います。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
すぐにはそれこそできるということではないと思うんですけれども、拍手喝采で防犯灯でLEDって、やるやるとおっしゃっている自分の足元のところは何もやらないのという、私はちょっとここをほおかむりしちゃいけないというふうに思うんです。どういう順番でどのようにあるのかということは当然あるわけですけれども、もうやっていらっしゃる市もあるということも一応言っておきます。ぜひこれは全体の、それこそ財政ということの絡みもありますし、初期投資というのが大きいので、これについては一応検討課題というふうにしておいていただいて、またの機会にその具体化についてはどこかで伺うということにさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
研究してまいります。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
中学校の卒業式にこの間出させていただいて、ちょっと予算イコールではありませんけれども、子供の権利条約等、それから子供条例等で子供の人権という話が出ております。私は、一つは最近は、名前を呼ぶのにさんというのを必ずつけてもらえる。私の子供のころは呼び捨ての名前の読み上げ方、何組のだれだれ、というふうで、君がなかったりさんがなかったりしたのを、このところはきちっとさんをつけて子供の名前を呼んでいるということは、私はとてもいいなというふうに思いました。ずっと呼び捨てだったんです。私、3人子供いますけど、みんな呼び捨てでやられまして、ちょっと違和感を感じた思い出があります。しかしさんというふうに最近では呼んでいただけます。
もう一つ改善してもらいたいなと思うのは、何度も言いますけども、賞状を受け取るときに、2人一緒に礼をしていくと、ベルトコンベア式じゃないと時間がないと、こういうことが言われてきましたけれども、一人一人校長先生から卒業証書を受け取って、そこで頭を下げて退場すればいいと思うんですが、次の方を呼ぶときに、待ってて一緒におじぎをするという、どこの学校もそうだったんではないでしょうか。それは、ここは私、一人一人、一応もらうとき頭を下げて、そして完結型でというふうにやってもらいたいなと思っているんですけども、子供を尊重するという割には流れ作業だなという感じがしました。改善しているところがあれば、またお知らせをいただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○議長(坂田 修)
石原教育長。
○教育長(石原克己)
私も中学校のほう、知立南中学校へ行ってまいりました。いつも卒業式が大変長い、100分ぐらいあるいは1時間45分、せめて90分で終えないと、1時間の授業は中学校50分ですので、大変だなということでお話をしているわけです。ただ、先生方は一人一人校長から証書渡したいという願いがあります。そしてああいうような形、もし一人一人に渡すということは、私も大切なことだと思います。一緒に礼せずに。そうすると時間がすごくかかってしまうということがあります。高等学校のほうの卒業式へ行きますと、卒業生何人、以上、総代だれだれで終わっちゃう。中には名前だけは呼んでいくところもあります。また、私学では学年主任が両方で渡しておいて、校長のところへ来て礼をしていくと、いろいろな形がありますけども、今、知立の場合は校長が一人一人に卒業証書を渡そうということで、そのためにああいった形をとっているわけです。中島議員からも以前からも言われておりまして、改善する方法が、いいアイデアがあれば取り入れていきたいと思っておりますけども、現在ああいう形で行っている現状であります。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
何度も済みませんね。私、何回出ても違和感がありまして、だって、いただいた生徒は、次、新しく登壇した方と一緒におじぎをするんですが、校長先生は前にあげた方の顔は見てませんよ。次に手を出すお子さんの目を見ている。先にあげた人の顔なんか全然見てないんですよ。余計に違和感を感じるんです。だから、あんなかしこまってこんなことやらなくても、もっとさっとおじぎしてもいいから、短縮できるやり方もあるんじゃないかということを申し上げて、もう少し、人と人なんですから、最後まで対面だというつもりで改善をしていただきたいということをお願いをしておきますので、よろしくお願いします。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑ありませんか。
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
終わりの時間が限られています。予算ですので、大所高所からいろいろお伺いしたいんですが、それを省略して3点ほど具体的な問題を伺います。
まず第1点は、逢妻浄苑についての対応です。
予算160ページから逢妻浄苑費が計上されております。2,333万8,000円、火葬炉修繕費300万円、一般質問で、この点は既に解明されているところであります。私が聞きたいのは、逢妻浄苑を今後どうするのかという基本方向が今議会も出ましたし、私どももるる問題にしております。市民部長にお伺いしたい。現在、豊明市と知立市はどういうレベルのどういう内容の協議をされているのか、そして平成23年度予算執行に当たり、どういうところまで逢妻浄苑について深める議論をしていきたいのか。この点どうでしょう。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
豊明市との打ち合わせの内容につきましては、私と市民課長、それから豊明の部長、それから課長は環境課長になりますけども、豊明は環境課長、ここら辺が話し合いをしております。また副市長にもたまに入っていただいて話をしておりますけれども、今、現状といたしましては、やはり豊明市の総合計画の後期見直しというんですか、そんなことで今、アンケートをとっておるよというとこまででございます。今後、これからの平成23年4月から始まります後期の総合計画の内容までは、まだ私どもは話しておりません。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
つまり、豊明市が市内に火葬炉、つまり浄苑をつくるかどうかについては、まだ決定してないと、意思が。アンケートをやっておる段階だと。だから手探りの状況なので、具体的な話は全く進んでいないと、こういうことですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
そのとおりで、ただ一点、はっきりしてるのが、私どもから豊明市に話をした、境川の近くの場所はなかなか難しいということだけはお聞きしております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
その場所が難しいというよりは、現時点、先ほどの答弁では、豊明市が浄苑をつくるかどうかもまだ決定してないと、総合計画で。そういう段階だと。副市長にも入ってもらっておるけども、だからにっちもさっちもいかないアンケートの段階だというお話でしたが、そういう中で突然場所の特定が出てきておるわけですが、どういうことですか、これは。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これは以前、一部事務組合でやっていただくなら、あそこら辺ではどうかということは、前の前の市長が豊明の市長とお話に、要望というか、しております。そのとこは、ちょっと国道が近いので難しいという話はお聞きしております。ただ、その後でアンケート調査をしておるということで、それ以前の話です。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
前の前の市長というと、永田太三市長ですか。このときの話が、具体的な場所をこちらから提起した、そのところは無理だよというふうに言われたと。まだ火葬炉をつくるのかどうか、浄苑をつくるかどうかも決まっていないというお話だというふうに理解をいたします。平成23年度中にはどこら辺まで到達しようというおつもりでしょうか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
とりあえずは、この議会終了後、向こうの部長とお話を、会合するということになっておりまして、それは総合計画の後期がどんなふうに出てくるのかという内容とか、今回のこういう議会の流れをお話し合いたいなということで、議会終了後打ち合わせすることとなっております。どこへつくるかとかいうようなことでなく、とりあえずは今度の総合計画の後期、見直しをしておる部分がどういうふうに出てくるかお話が聞ければいいな。ただ、まだ発表前だと言われてしまいますと、私も聞けませんけれども、とりあえず議会終了後、向こうの部長とはお話ししたいということでお話ししております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
豊明市総合計画の後期計画は、何年度からスタートするんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
平成23年4月1日からだと思います。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
ここに建通新聞という新聞があるんですね。1月31日。あなたは承知してみえるんですか、建通新聞、1月31日。どうですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
1月31日の建通新聞、拝見させていただきました。それで、もう総合計画できて、火葬場を建設していくというような感じで受け取れましたので、電話で確認させていただきましたところ、何も発表してないと。私のほうも、この第4次豊明市総合計画、これ平成18年度からですけれども、この内容が書いてあったということでございますので、全然、市から発表じゃなくて、この平成18年度の第4次豊明市総合計画をそのまま建通新聞が載せたと。ですので、今アンケートをやって、平成23年4月1日からの発表ではないと。ただ、その中に、2011年から2013年までの実施計画が載っておるということでございましたので、確認させていただきましたけれども、それには火葬場建設には載ってないという回答をいただいております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
建通新聞というのは業界紙でありまして、土木建築会社にこれが送られて、とっておられて、どういう事業がどこでどういう形で施行されるのか、発注されるのかというのを業界利用者側が把握するという形の日刊紙であります。1月31日付で、豊明市の総合計画見直しについて報道しています。豊明市は2011年度に中間年次を迎える第4次総合計画の見直し、後期基本計画の策定作業を進めている。そういう認識ですね。3月に後期計画を完成させ、4月から実施を目指す。もう既に3月の、きょうはもう半ば近いですね。つまり4月からスタートする後期計画が、3月のこの時点でわからないはずがないという前提の上で、見直し対象は、いろいろずっと書いてありまして、その中で、このほか部門別計画に盛り込まれた建設部門の事業は次のとおり。火葬場の整備、現在使用している知立市の火葬場の老朽化に対応するため、関係自治体と協議して火葬場を整備と書いてあるんです。もうつくるという方針が出ておるんです。建通新聞でここまで書いてあるのに、あなた、いやいやまだアンケートやって、まだ決まっておらんもんだから、これからぼつぼつ話をしていくんだと、議会が終わったら一遍協議させてもらいたい。建通はもう既に明確にしておるじゃないですか。やるんだと、関係自治体と協議するんだと書いてある。遅いんじゃないですか、情報が。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
この件につきましては、翌日豊明の建設部長がみえまして、これは私どもの発表じゃない、事実じゃないというふうに話をされました。ですので、豊明市も、何で出たんだろうなというようなことを言ってみえましたけども、ただ、この内容は平成18年度の総合計画の中とまるっきり同じ言葉が書いてあります。ですので、私どもも、つくるならつくるということなら私どもに話があるはずですので、今のところ実施計画の2011年から2013年までは火葬場の建設は続いてないというお話ですので、まだまだわからない部分が多いなと思っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
しかもこの記事は、具体的な事実としてPFI方式の導入事業として火葬場整備を位置づけている、こうなっておるんですよ。副市長、これは4月から後期計画がスタートしているのに、3月のこの段階でまだ後期計画をつかんでないなんてことは、行政としていかがなものですか。まだかたまってないんですか、豊明の後期計画というのは。そんなばかなことはないはずですよ。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
豊明市の総合計画後期の計画のためのアンケートの話、これも先方の担当の部長がおみえになって、以前そういうお話があって、私もその話を聞いたんですけども、今その建通新聞で、豊明市が火葬場の整備をするというような、その具体的な中身というのは、私は先方の担当部長のお話を聞いてても、そういうことにはなってないだろうというふうに、私は思っています。もしそれが事実だとするならば、それは私どものほうとしても、今までそういう打ち合わせをさせていただき、情報交換もさせていただく中でございますので、それはとんでもないことだというふうに思っておりますし、そういうふうには思ってません。今の新聞の中身についても、私も課長からその中身を見せてもらいました。こんな話になったんだ、いつということで、さっき部長が申しましたように、豊明市のほうに問い合わせをしたら、こういう事実だということでございますので、まだまだこれからの話なんだなというふうに認識をしているところでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
総合計画というのは、御案内のように議会の議決を用いません、必要といたしません。したがって、4月から後期が始まるこの段階でまだ後期計画がわからないなんてことは絶対ないはずですよ。それは公式に示すのか、非公式に示すのかは知りませんけれども、もう3月ですよ、きょうは。議会だって、後期計画どうなっておるんだっていうのは出て当たり前でしょう。それは、もう当然配られてますよ、後期計画というのは。だからそれをまだ入手されていないということ自身が問題で、建通新聞はそれを取材活動でつかんで、豊明市が前後左右しておるかもしれんことをつかんで、ぽんと発表しておるということじゃないですか。PFIまで書いてあるんですよ。それで、いやいや、部長の話聞いたけど、そんなことはないはずだという。時が3月になって、なんで4月以降の後期計画が掌握できないんですか。この議会が終わって20何日、3月直前にならないと豊明の後期計画がわからんということですか。そんなばかなことはないですよ。何を考えてるんですか、あなたたちは。市長、いかがですか。だってうちの後期計画だって、私も審議会に入らせてもらったけども、3月のこの段階でかたまってないというわけがないじゃないですか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
私も総合計画の策定過程で言えば、御質問者がおっしゃるように、4月1日からスタートする後期の中身がこの時点ではっきりしてないということはあり得ないと思います。もうそれは12月なり1月の段階ではっきりして、それを公式に公表するかしないかは別ですけども、少なくとも年度内に議会の方にも発表し、それを提出させていただくというような段取りでございますので、今の時点でまだそんなあやふやだということはありません。そういう今のお話でありますので、これはもうあすにでも事実を確認させていただきますけども、現時点、私が認識している範囲では、先ほどの新聞の掲載の中身も、それは平成18年の総合計画の中身に盛られているものがそこに、いわゆる投資的事業がそこに掲載をされているというふうに理解をしましたし、今のPFIの話も、火葬場についてPFIということは、そこには多分触れてないと思います。PFIという手法も検討するということはありますが、それは火葬場の建設とセットになっている話でしたでしょうか。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
PFI方式の導入事業(火葬場整備)、PFIでやるというとこまで、建通新聞は取材を多分されて書いている。これは業界団体全部、日刊紙ですから送られる。私、この外部に発表するのか内部情報にとどめるのかということを言われるけども、火葬場問題というのは知立市は当事者じゃないですか、これ。豊明の計画であることには間違いないが、知立は当事者ですよ。だから豊明がこういう方針を打ち出すかどうかというときには、知立と相談があってしかるべきじゃないですか。長年の間営々と、逢妻浄苑を知立市は使ってきていただきました。このパートナーがなかなか困難のときに、豊明でどうするんだというときに、総合計画にどういう文言をうたうかというのは、うたう前に知立市の意向や知立市との協議を経て、最終的に文言になっていく、そういう過程の中で知立がかかわるべき内容の問題じゃないですか。向こうさんがつくってから、やいやいこんなふうになっておるがやと、これでは後手後手でしょう。どうですか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
私もこの話を具体的にそういう計画に盛ったりということであるなら、それは当然知立市に事前に話があってしかるべきだというふうに思います。でなければ、今までの知立市との火葬場に対する、逢妻浄苑を介しての関係について、これは何なんだということになってしまいますし、私どものほうとしましても、まだそんなに、豊明市と組合を構成してやっていこうとか、そんな話にもまだなってないわけですし、必ずしも豊明市とでないと逢妻浄苑の次がないという、そんな結論にもなっていないわけでございますので、豊明市が具体的に、年次はともかくといたしましても、そういう火葬場の整備をするんだということが市の方針として計画に盛られるということであるならば、これは当然知立市に話があってしかるべきだと、私はそういうふうに思っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
こと火葬場に対して豊明がどういう後期計画を立てるかというのは、盛られようが盛られまいが、当然知立市と事前の協議があってしかるべきだと思います。ところがいまだに、盛るのか盛らないのかということで協議をされてないわけでしょう、今の部長の話によると。そしてあと半月後には4月を迎えますがね。配られているかどうか知りませんよ、ものが。だけどももう活字になっておらんと、印刷所に入らないと、4月から間に合わないでしょう。ところが、浄苑をどうするのかということについて、豊明市の意向すら聞いていない。方向すら察知していない。ましてや協議して総合計画に盛り込んでいくなどという、そういう形の関係をつくっていない。これが現状じゃないですか。こんなことでいいですか、市長。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
一度、私、事実関係がまだしっかりと把握してない部分がありますので、しっかりと把握させていただいて、的確に対応していきたいというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
遅いですよ、そんなことは。もうできておるよ、多分、PFIということで多分。私は限定しませんけども。そして、そのことを決めたということは、近隣各市とはもう話が済んでおる、知立市が仲間に入ってないだけの話じゃないですか、これ。ときは3月、きょうは10日です。それで4月からやる後期の文書がわからんわけですか。こんなばかな状況をほかっておいて、建通新聞にすっぱ抜かれて、議会で指摘されて、これから頑張りますなんて言う当局がどこにあるんですか。きちっとお答えください。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
先ほども申し上げましたけれども、その建通新聞の内容についての確認は豊明市に、先ほども部長が申し上げましたけども、確認を取らせていただきました。その結果は先ほど申し上げたとおりでございますので、今の話だというのは、私は全然解せないというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
この新聞の信憑性は、ちょっと置いておきましょう。私、当事者じゃないから。だけども、4月から後期が始まるというのは、建通の冒頭に書いてある。しかもそれが、火葬場の話が載ることも明らかになっている。今日3月10日、どういう文言で盛られるかもわからない。この新聞、ちょっと置いておきますが、そんなことでいいのかということですよ。何をやっておるのかということですよ。長年、知立の火葬場を使っていただき、昔は豊明の市長を初め議長が私どもに頭を下げて、まことにありがとうございますと言って、一定のそういう行為もあったんですよ。ところが、具体的に豊明がつくるかつくらんかについては、知立市と本当にさしの、腹を割った話をされていないなんてことは許しがたいし、そんなことでいいのかということですよ。何を考えておるんですか、ちょっと。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
私がこの職につきましてからも、豊明市の副市長とは数度お話をしてます。先方の副市長、担当の部長、私のところにおみえになって、お話もしておりますけれども、今の新聞の中身のようなことも含めて一切話は伺っておりません。豊明市の動きというのは、今度の後期計画の中でどういうふうにやっていくのかという方向を示すために市民にアンケートをとるということ、それからそのアンケートの結果はこうだったということが昨年の秋に豊明市のほうから説明をいただいた中身でございますし、先ほどのその新聞の記事についての確認をしました。それからもう一点、豊明市がそれ以上踏み込んだ具体的な計画を、今、検討しているということについては、豊明市からは私のほうは説明を受けておりませんので、まだまだそういう段階ではないというふうに私自身は現時点、考えているところでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
ちょっと私、市長の意見も聞きたい。ということは、豊明市は総合計画の後期計画には火葬場のことは盛り込まないということでいいですか。盛り込まなければ、そういうタッチでいいかもしれません。しかし、盛り込まないにしても、盛り込みませんよと今回は、ということを知立市に言って協議をしにゃいかんですよね。盛り込むならその内容はこういうもので盛り込みますということを事前に言わなきゃ、もう3月になっていまだに内容を知らない、知立の市長が。そんなことでいいのかということですよ。どうですか。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
先ほども申し上げましたけれども、事実関係をしっかりと把握させていただいて、しかるべき対応していきたいというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
これから事実関係を把握するということなんですが、今回杉山議員が質問されましたし、毎回火葬場問題、知立の浄苑問題をどうするのかということは、各党、各会派から共通の声として出ているんです。その重要な当市の課題、しかし知立市だけではなかなか困難なので、豊明市とどういう協議をし、どういう方向性を出すのかについては、豊明市としっかりスクラム組んでやっていきたいという中身、後期計画や4月、いまだに内容は知らないと。これはちょっと私、驚きですね、これ。事態が進んでないなら進んでないでいいけども、きちっと現状を掌握して、豊明では困難だと、だとしたら平成23年度中に当市としてどういうウィングで逢妻浄苑を運営し、今後どういうふうにしていくのかというのを本格的に検討せにゃいかんじゃないですか。副市長、どうですか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
過日の杉山議員の御質問にも部長がお答えしておりますけども、今の豊明市に私どものほうから、永田太三市長の時代にそういう投げかけもさせていただく中で、担当者間での情報交換、打ち合わせ、そういうものを継続していこうということで今日に至っているわけでございますけども、かといって、私としては、先ほどもちょっと触れましたけども、豊明市と一部組合なり組んでやるということが唯一の道ではないというふうに思いますし、知立市としていろいろな方法、前回は隣の刈谷市の青山斎園をどうだというような御提案もありました。そういったことも、いろいろ考えられるものをすべて一度洗い出しをして、知立市としてどのような方向で行くのがいいのかということを、これは早いうちに整理をさせていただきたいなということで、おくればせながらと言えばそういうことですが、ことしに入って関係の企画部あるいは総務、あるいはいろいろなそういう部署で一度、まずは今の、私自身も今、高橋議員おっしゃったように、豊明市から頭を下げてきてということがスタートだというようなお話ですけど、その辺の歴史的なことも十分把握もできない中で、豊明市にどうだという話も、これも難しいのかな、まずそういうこともきちっとしっかり把握をする中で知立市としてどうするのかな、例えば一つには、もちろん今の浄苑を建てかえるということが可能なのかどうかということも、いろいろな選択肢の中では一つだともいうふうに思いますので、そういうことも含めて一度、できれば平成23年度内には整理をしたいというのが私の気持ちでございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
いろいろおっしゃいました。逢妻浄苑の選択肢はいろいろあることは間違いありません。しかし、その最も中心的な選択の一つが豊明市とのどういう対応するかということですよ。これが決まらないから、重要な選択肢をカットして次の選択には入れないから、長年これが懸案事項になってきたんです。2代前の市長に、私は、一部事務組合を考えたらどうだと、豊明市との間で、提案をさせてもらいました。そこから先ほどの用地の話が出たと思うんです。しかしその豊明市がいまだに明確な態度を示さないから、次の選択肢に行けないわけですよ。豊明市が嫌だというなら次の選択肢に行かにゃいかん。ところが、重要なパートナーである豊明市の意向がかたまらないために、今日こういう事態になっている。しかしそれが、もう既にそういう状況になっているにもかかわらず、なぜそれがわからないのかという、ここの政治姿勢の問題ですよ。もう時間がありません。問題提起して、私ちょっといけない、今の対応では、まずい。答弁いいわ、副市長。とてもじゃない、時間があらへん。ということを重ねて申し上げておきたいと思います。
次にごみ袋の問題、本当にかっと小さい問題なっちゃって恐縮ですが、まことに申しわけありませんが聞きたいと思うんです。
予算書でいいますと167ページに消耗品費2,300万円ありますが、これがごみ袋を購入する予算だと理解しますが、それでよろしいですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
ごみ指定袋の購入費用でございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
これは何枚買われるんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
可燃大を287万5,000枚、それから可燃小、これが60万枚、それからプラ大、これが40万枚を予定しております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
これはどういう方法で業者を選定し、単価を決めていらっしゃるんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これは、指名競争入札でやらさせていただいております。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
これは原課でおやりになってるのか、総務部の契約係でおやりになっておるのか、契約の取り仕切りはどちらですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これにつきましては、4月1日即要るというものではありませんので、総務部のほうでかけて、一括でなくて、原課でやっておるのか総務部でやっておるのか、ちょっとわかりませんけども、4月1日のまとめた入札ではございません。ちょっと確認させていただきます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
それは在庫がありますから、広報と違いますから。市の広報は4月1日にやらないといけない。在庫がありますから必ずしも4月1日に入札する必要ありません。
どこの業者に落札しておるんですか、最近の例で言うと。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これは総務のほうでやっていただけるということでございます。
○議長(坂田 修)
しばらく休憩します。
午後6時18分休憩
―――――――――――――――
午後6時19分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
今、担当のほうに聞きに行っておりますので、しばらくお時間ください。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
調べて御報告いただきたいわけですが、何を申し上げたいかといいますと、最近この可燃袋が非常にもろくて弱いということは、部長、御承知ありませんか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
以前、杉山議員から破けるよというようなことを、縛るときに破けるというようなことをお聞きしました。調べましたところ、この袋の切れ目がぎざぎざになっているようなのがあったということで、在庫の分は全部返品させていただきましたけども、ぎゅっと引っ張ると破れますので、普通で縛ればいいもんですから、今あるものは皆返品させました。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
在庫は返品したんですか。なんぼ返品したんですか。枚数、いつ入札のどの業者の、何枚分を返品したんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これも今、調べさせますので、しばらくお待ちください。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
縛り代と言ってください。縛り代が縦に裂けるというんですよ。こういうトラブル、それから底が当然、きちっと閉まってなきゃいけませんよね。ところが底が閉まっていない、それが抜けちゃうと。だから可燃ごみ入れると、例えば生ごみなんか重量がありまして、ぽんぽんとやると底が抜けちゃって出ちゃう。縛ろうと思うと、縛り代というんでしょうか、ここが縦に割れると。こういう場合に、トラブルがあって指摘された場合は、どういう対処をされてきたんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
外部から一度お話がありまして、わかりましたので、その方のは交換させていただきました。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
交換しているんですよ。どれぐらい交換されたんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
ちょっと資料がございません。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
市民はこれを買うわけであります。35ページに市民が買った総量あります。これは可燃ごみ等収集運搬手数料ですね。4,968万円、市民は、等ですから、これはプラごみのものも入っているかもしれませんね。それで消耗品として払おうというのが2,300万円。その差2,668万円がいわば経費として市へ、利益を上げておるわけです。有料ですよ、そういう意味では。ところが、底が抜けている、縛り代が縦に割れる、市民から苦情のある場合は、それは交換している。そして数や時期や業者言われないけれども、大量に返品したと。こんなことが公然とやられておるわけですよ。これ、議会にも議長にも全然報告がない。しかも最近の例ですよ、これは。平成22年度の例ですよ。今、審議は平成23年度予算で審議してますが、平成22年度の例ですよ。何でこんなことが起きておるのか、そのてんまつについてきちっと議会に報告すべきじゃありませんか。どうですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
大変失礼いたしました。大体が回収というか、できたと思いますし、担当のほうも、そんなに強くやらなければ、上から詰めれば破れないというようなことで、ただ底が抜けるということは初めて聞きましたので、一度それも調査して報告させていただきます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
底が抜けるというのは、今、私が初めて言うんだけども、底が抜けるということでなくて返品してもらっておるじゃないですか。現に底が抜けちゃうから返品しますといって、これは1枚13円で買うんでしょう、これ、大は。小は10円で買うんですよ。買って使おうと思ったら底が抜けておる。これは返品してくださいと言ったら、市役所は、わかりました、かえましょうと言ってかえてもらっておる。そういう事例が現実的に現場で起こっておるわけですよ。いいですか。底が抜けるというのを初めて聞くというのは、あなたは部下の仕事をきちっと掌握していないというあかしじゃないですか。返品した量もわからない、それからどの業者から入ったことかもわからない、なんぼ具体的に交換したのかもわからない。こんなことで部長が務まるんですか、失礼だけど。どうなっておるんですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
取っ手のとこが破れるということで、そういう理由がわかりましたので、すべて返品せよという指示は出させていただきました。
部長が務まるかと言われますと、何とも私言えませんけども、そういうことだけは指示はさせていただいております。以上でございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
どれだけ返品されたですか。わかりませんか。どこの業者から入ったものなのかわかりませんか。副市長、何でそんな実態が明らかにならないんですか、議会に。議会に報告すべきですよ、市議会の議長に。こういうトラブルがあってこういう対応したと、まことに申しわけない、市民にも13円、10円で買ってもらうけども、こういうそごがあって問題があったと、心から陳謝しますというのが筋じゃないですか。これはいつの出来事ですか、返品の事実は。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
これは杉山議員の御指摘を受けましたので、担当のほうに話ましたところ、そのような話がちょうど出てきたということでございますので、6月だったですか。9月か。済みません。平成22年の9月議会終了後ということです。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
だったら、それをきちっとレポートして、きのうの話ならいけませんけども、何でそれ。副市長、御承知でしたか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
そこまでのことは、私、承知しておりませんでした。申しわけありません。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
契約したものを返品するということは、どういうことですか。契約解除ということですか。契約行為は、金額によりますが、決裁が要りますよね。契約解除というのはどういうことなんですか。別な商品を同じ会社から持って来させたということですか。どういうことですか。契約は解除してないということですか。物だけ交換させたということですか。それでよしとした。契約の仕様書どおりのものが納品されなかった、そのことが発覚したら商品を取りかえるだけでいいんですか。商品を取りかえるだけで事を済ませていいんですか。どうですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
大変量の出るものですから、単価も13円というようなことで、いろいろ、たくさんあったと思いますので、なくなれば市民生活に困るというようなこともあって、早目に新しいものと変えていただいたというのが事実でございます。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
どこの業者でどういう結果だったということは明らかになってませんが、製造されている現場はどこで製造されているんですか、そのごみ袋は。
○議長(坂田 修)
しばらく休憩します。
午後6時29分休憩
―――――――――――――――
午後6時33分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
遅くなりました。おわび申し上げます。
生産している国は東南アジアということで、ちょっと今、どちらだという国まではわかりませんけれども、東南アジアでつくっているんだろうということでございます。
それで、56万6,500枚を返したということですので、3万3,500枚が市場に流れたと。ただこれは、どこか悪いよと言ってくるのは交換させてもらいましたということでございます。とりあえず市場に流れたというか、56万6,500枚を回収して、3万3,500枚が回収されないというか、交換があれば交換した数がこの中に入ってくるということでございます。
会社名は、アルフォーインターナショナル株式会社名古屋支店。これはちょっと何枚入札したかわかりませんけど。
○議長(坂田 修)
ここでしばらく休憩します。
午後6時35分休憩
―――――――――――――――
午後6時36分再開
○議長(坂田 修)
休憩前に引き続き会議を開きます。
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
失礼いたしました。契約者が、今言ったアルフォーじゃなくて、佐藤化学工業株式会社でございました。大変失礼いたしました。
単価につきましては、可燃大が4.79円、可燃小が3.5円、プラごみ大が4.61円、プラ小が3.13円、こういう金額でございます。
入札日は平成22年4月15日でございます。
返品の日にちにつきましては、ちょっと不明ですけれども、9月過ぎは確かです。済みません。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
新しい質問には入らないという前提で、ちょっと確認だけ。これは10月にも起きてるんですよ。こんなごみ袋は使えないじゃないのということで、それじゃわかりました、かえましょうと。だから一度、いつ返品したのか、返品行為はいつだったのか。
それから佐藤工業、結局いろいろ言われたけど間違っておったと、佐藤化学工業だということが特定される業者ということでいいですか。
それで、問題になった返品は、可燃だけでなくて、プラの容器包装も問題になったと、返品したと、こういうことですか。
○議長(坂田 修)
市民部長。
○市民部長(蟹江芳和)
返品は、可燃ごみの大ということになっています。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
可燃ごみ大ね。
それで議長、約束の時間を超えちゃっておるもんだから申しわけないと思うので、今の内容を文書にして、所管の委員会に文書報告していただく、これが第1点。そのときの入札執行調書、佐藤化学工業が落札した入札執行調書をつける。それから仕様書、佐藤と知立市が交わした仕様書を添付する。このことをあわせて委員会に出していただきたい。これ、いいですか。
その上で、これは契約違反じゃないですか。総務部長、契約違反じゃない。仕様書のものが来ずに、市場へ3万枚も流れちゃったと。そごがあって問題が、要するにリコールだよね、車で言えば。在庫の何十万枚を返しちゃったと。この業者は契約不履行できちっとした処分をせにゃいかんのじゃないですか。そういうことを含めたてんまつについて、私はきちっと市議会に報告してもらいたい。当たり前の話だと思うんですが、どうですか。大体、副市長も知らなかったというんだから。総務部長は知ってみえた、契約の所管部長として。
○議長(坂田 修)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
私も実際、この話は初めてお聞きします。こういう事実があるとするならば、今、発言者がお話になされたような不適切な商品が入ったということもありますし、行為として不適切なものであるならば、業者選定も含めて指名審査会でやっておりますが、そういうところにもお話をいただかないかんケースであろうというふうに思います。
○議長(坂田 修)
21番 高橋議員。
○21番(高橋憲二)
初めて知られた方々が多いので、これ以上、時間もありますから質問を閉じますけども、市長、これちょっと委員会に、まとまった市の見解を文書で出していただきたい。今後どうするのか、本件について。その対策と具体的な処理について文書で報告してもらいたい。議長、そのことを求めてください。求めて、イエスならこれで終わります。
○議長(坂田 修)
林市長。
○市長(林 郁夫)
今のお話であります。本当に私どもも知らなかったこと、そして一連のことを含めて、非常に申しわけなく思っております。てんまつ書かせていただき、そして今後の対応策とともに、今後の委員会に提出をさせていただきたいというふうに思っております。まことに御無礼をいたしました。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第27号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第28号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第29号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第30号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第31号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第32号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第33号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第34号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
これより、議案第35号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
ただいま議題となっています日程第1、議案第1号 知立市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の特例を定める条例の一部を改正する条例の件から、日程第35、議案第35号 平成22年度知立市一般会計補正予算(第5号)までの件35件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託一覧表第1号及び第2号のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。
―――――――――――――――
○議長(坂田 修)
以上で、本日の日程は全部終了しました。
これで本日は散会します。
午後6時44分散会
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