○議長(坂田 修)
これで提案理由の説明を終わります。
これより議案第36号に対する質疑を行います。
20番 中島委員。
○20番(中島牧子)
財産の取得について、今回のこのミニバスの自動車の購入の契約が行われるということで議案が出ております。
そこで今回は、小型自動車として1コース、4コースというふうに書かれてあります。これは現在の1、4コース更新というここのコースのことを指すのか、その点。
それでコース名称というのは、これからもこういうコースということでいくのかどうなのか。
それから、新しいコースについては、今後どういう方向なのか。バス購入について、その点をまず御披瀝ください。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今回議案としてあげさせていただきました物品名のところの1コース、4コース、これにつきましては、現在のコースの1コース、4コースということでございまして、今後10月に予定をしておりますコースの見直し、路線の新設につきましては、今、交通会議等にもかけさせていただいて、コースの名称は基本的に今のものを踏襲していきたいということで、これは皆さん市民の方も利用者の方もなじまれておりますので、現在のものを踏襲した中で、新しいコースを5コースということで新規に起こしていきたいということで、まだ色、いわゆるカラーについては現在検討中でございまして、色までまだ決定をしておりませんが、そんなようなコースの名前を考えております。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
そうすると、新規コースであります知立団地、知立駅のコースを5コースとするということだというふうに思いますが、これについては今回は購入の対象にはなってないということですね。
なぜこの3台が同時にこういう契約という形にならなかったのかということをまず聞いてるわけです。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今回議案として提出をさせていただきました2台につきましては、現在のコースター2台の更新という形でございまして、日野自動車製のポンチョとリエッセということで、それぞれ1台ずつ更新をしていくということで2,000万円以上の予定価格ということでございますので、上程をさせていただきました。
ただ、同時に、4月1日で入札をさせていただいておりまして、新規のコースの車両、これも同様にポンチョでございますが、こちらについても同時に入札をさせていただきまして、契約についても行わさせていただいております。
これについては分割をして発注をしたということでございますが、今回のバスの購入の財源でございますが、新設コースのポンチョにつきましては、社会資本整備総合交付金という国の交付金事業の対象事業として認められておりますので、財源充当の明確化ということで県のほうからも分離をしたほうが明確であるということの指導もございまして、分割をして発注をさせていただいたということで、こちらについては2,000万円以下ということでございますので、議案としては提出をさせていただいておりません。
以上でございます。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
3コース分をすべて契約をするということですね。これは今、議案になってるほうで2台一緒なのでということであります。
もう一つのほうは2,000万円以下なので、ここには出てこないけれども契約をもう済ませたと、こういうことでしょうかね。
今回の今2台が一緒ということでこの議案になっているわけですけれども、これについては日野自動車でということでありますけども、これは分離発注ということは、それぞれの発注ということではメリット、デメリットどのように考えて合体にしたのかというその点の御説明をお願いします。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今回分割して2台と1台に分けさせていただいたという部分につきましては、先ほども申し上げましたとおり、いわゆる国の交付金対象部分とそれ以外の部分というところを明確にする必要があったということで契約を分離するということで分割の発注をさせていただいたということで、当初は一括発注という方法で3台一緒にというような考え方もございましたが、先ほど言いましたような形の財源を明確にするということで、メリット、デメリットという部分の検討以前にそういった手法しかないということで分割をさせていただいたということでございます。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
1、4コースをそれぞれ発注はできなかったのかということを聞いているんです。
1、4コースで2台買うでしょう。1と4コース、これについては今、同時に契約、購入するということですよね。同時にですよね。
もちろん、これは別々に発注すると議案には何もなってこない、2,000万円以下ということになってしまうと思うのであれですけども、これはそれぞれ1台ずつ、社会資本整備のほうのこれはわかりましたよ。それはわかりました。1コース、4コースは、なぜ1本で発注したかということを聞いてるんです。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
私どもとしましても、当初3台一括という全体契約、いわゆる総枠の中で競争をしていただこうということで考えておったわけでございますが、先ほど言いましたように、3台をそれぞれ分割して発注という考え方に立ってそういった部分も検討もされてきてるわけですけども、ただ、総体の総額という中で競争をしていただくということをまず前提に考えた中で、先ほど言いましたような財源的な問題の中で分割をしたということでございます。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
5コースを分離したということは十分にもう説明でわかりました。1、4コースをそれぞれ分離すると、かえって高くなってしまうというような発想で二つ一緒に契約というふうにしたのかということを聞いているんです。そういうことなんですか。
それぞれするとそれぞれの契約でいろんな業者が参入、また、こちらの車は取れたけどもこちらの車は取れない、それぞれありますよね。2回の機会が入札の参加者には得られるということからすると二つに分けてもいいのかなというふうに考えたので、その1、4コースを一括で入札をしたというこういうことのデメリット、メリットということを伺っているわけです。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
確かに三つに分割をしてですね、指名をさせていただいた業者も同じ業者でございますので、そういう意味では受注機会という部分では三つに分けるという手法も考えられるわけですが、総額の中で競争をしていただいたほうが安価にできるんではないかという中で、本数については2本という形にさせていただいたということでございます。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
わかりました。
5コースのほうについての契約は議案にはなっておりませんけれども、その内容については資料として御呈示いただけるでしょうか。
後ほどでも結構ですけども、どういう内容だったかは口頭で答弁いただけたらと思います。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
5コースの購入の内容でございますが、基本的に先ほど申しましたように、指名をさせていただいた業者につきましては1コース、4コース、議案にあがっております6事業者の方で指名をさせていただきました。
それで、ここで書いてございます予定価格でございます。これ、税抜きの価格でございますが1,824万5,000円でございます。落札されました価格が税抜きで1,668万8,960円でございます。落札率は91.5%でございます。契約額は消費税含めまして1,752万1,706円でございます。工期も同じく8月31日まででございます。
落札業者、1コース、4コースと同じく、愛知日野自動車株式会社岡崎営業所でございます。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
わかりました。
これは予定価格が単独ということでありますけれども、基本的には1、4コースも1台ずつの予定価格というものを一応計算して合体して契約にもっていったということがあろうかと思いますけど、1、4コースのほうのそれぞれの予定価格はそちらのほうではどのように考えていたんですか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
いわゆる2台をまとめて設計をさせていただいておりまして、それを予定価格とさせていただいておりますので、それを設計書の中身の中で、それぞれの車両の価格というのを2台分積み上げをさせていただきまして、最終的にここに記入のございます予定価格というものが算出されておりますので、1台1台の予定価格を出してそれから積み上げたということではございませんので、予定価格としてはこの総額3,281万円ということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
もともとまとめていけば、こちらもそのように安い予定価格で出したのかということですかね。まとめるので予定価格も積み上げ方式という形でなくてやったのか、片や予定価格1,824万円ということでやってるわけですけども、同様なものがあったのではないかなというふうに推察するわけですけども、予定価格2台分でいうと3,281万円ということで2台分の入札を行っておりますので、予定価格そのものもこちらからみると安く出したのかなという感じがするわけですが、それが2台分でやっていくメリットだというふうにそちらが踏んでやられたかどうか、その辺のお考えについて、メリットということでその辺をうんと安くした。これを半分に割ったら予定価格そのものが1,600万円という感じになりますよね。ですからポンチョ1台分。もちろんポンチョとちょっと違う形、リエッセでしたか、ですから多少金額は違うかもしれませんけれども、ポンチョ2台分からすると相当安い予定価格を出しておられるので、その辺がリエッセのほうの単価をどのように見込んだのかということも多少は経過の中では計算されたんじゃないかというふうに思うんですが、その辺は明らかにはできないですか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
2台につきましては、中島議員御指摘のとおり車が車種が違いますので、ポンチョとリエッセそれぞれ1台ずつでございますので、価格的にはポンチョのほうが高くてリエッセが安いということで価格に差がございますので、単純にこれ二つに割って1台分と比較していただいても比較にはならないというふうに私も思ってますが、それぞれの価格の内容についてはちょっとここでは差し控えさせていただきますが、基本的にそういう価格差があるということでございます。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
わかりました。
こういう形でですが、予定価格に対して89.9%の落札率で愛知日野自動車株式会社岡崎営業所が落としたという、こういうことになったわけですね。
10月1日から走るということの準備の第1段階としてこれがありますけれども、この発注の中身としては、車の料金箱だとか独自の仕様書というものが当然必要なんですが、それらも含めたこれは価格になっているのかどうか、その仕様内容について御説明ください。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今回発注させていただきました2台につきましては、ミニバスとして運用できる機能を全部この契約の中でオプションといいますか、特別仕様という中で装備を入れさせていただいております。
例えば先ほどお話がございました運賃箱だとか、いわゆるワンマン運行でございますので、現在も行っておりますが、こういった放送装置ですね、それから、乗降、停車等を表示するそういった表示板、そういったミニバス運行のために必要なバスの装備は特別仕様という形の中で仕様として入れさせていただいておりますので、新たな投資というところはないというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
特別仕様の内容でこれは発注した金額であると、いずれもね。現在と基本的には変わらない内容でこれはバスが走るということですね。
ちょっとバスについてはわかったわけですけれども、ユニバーサルデザインということが今はすべての公共の施設なり何に運用については必要になるという、こういうことになっていると思うんですが、バスそのものではないんですが、ミニバス全体の運行についてユニバーサルデザインという点でいうと、一つは、バスストップの標識、これについて何か独自のユニバーサルデザインというものをお考えになっていることがあるかどうか、あわせて少し、この議案そのものではありませんけども関連で伺いたいと思います。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
公共交通の一部でございますので、中島議員おっしゃるとおり、バリアフリーだけではなくてユニバーサルデザインという観点で、すべての人が使いやすい、わかりやすいといったそういった観点が必要かと思いますが、今、私のほうが聞いてる中では、バス停に対する特段新たなユニバーサルデザインとしての取り組みというのは、今、検討の中身といいますか、そういった案等は持っておりません。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
もちろん今までのものを利用していくということが基本で、新たなバス停をつくっていくということになると思うんですけども、これから変更する部分については。
ただ、ユニバーサルデザインということからみますと、例えば豊田の巡回バスについては、バス停が目の高さまで下がってるんですね、時刻表が目の高さで。少し上を見なくてもバスストップそのものが背が低いんです。ちょっと腰の曲がったおばあちゃんでも見やすいというね。バスストップそもののが少し低目につくってあるというのを見かけたわけです。全部そうなってるなということで、豊田のバスについてはね。
そういう今まで古いものを全部廃棄処分してということは申しませんけれども、そういったミニバスのバスストップについても、より見やすい形のものにするということも課題ではないかというふうに思います。
その点、今までの公共交通会議の中でも私どもも率先して提起したという問題ではなく、初めて私、よそのそういったものを見て来まして、そうなっているということでね、改めて認識をしたものですから、初めて提起をするということではあるんですけれども、そういった観点も今後必要ではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
私どももユニバーサルデザイン推進計画をつくりまして推進をしている立場でもございますので、一度私どもも他市の事例も含めて、ユニバーサルデザインに対する取り組みという一つのことも含めまして、今後勉強、研究をしたいというふうに思います。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
それから、福祉の里でバスストップがあるわけですけれども、バスの時刻表がロータリーの車が通る側を向いていたという実態については御承知ないですか。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
申しわけございません。私はちょっと承知しておりません。
○議長(坂田 修)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
あれは据え置きなので、ぐるっと回せばすぐ直るんではないかと思いますが、今直ったかどうかちょっと確認をしてないんですが、反対側を向いていて、なぜ反対側なんだろうという声がありまして、車道側に、あそこは道路ではありませんけど福祉の里の中の敷地の中のロータリー部分のほうへ行くとバスの時刻表が見えるというような置き方がしてあるということで危ないじゃないかと。これはユニバーサルデザイン以前の問題という感じもしますけどね、もちろんね。そういうこともチェックしていただきたいなというふうに思います。
全体にユニバーサルデザインということが言われて、今、公園のトイレも非常に多いなスペースをとって障がい者用ユニバーサルデザインということをすごく言われているときですので、全体のミニバスのユニバーサルデザインという点についても心がけていただきたいというふうにお願いをしておきます。
以上です。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑はありませんか。
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
先ほどの説明で今回購入のバス、また、1台の5コースのバスの日野製のポンチョ、リエッセという形であらかじめ特定のメーカーについて購入を求めるというような中身になっているわけですけども、その根拠をまず聞きたいことと、もう一つは、日野製ということになりますと、製造メーカーがあるわけです。
しかしながら、例えばバスを製造しているメーカーが日野に限らず、いすゞ、三菱、また日産ディーゼル等、外国車もあるわけですけど、そうした中で、同様の同じレベルのものであるならば特定メーカーにこだわらずに、ほかのメーカーも対象にしたほうが競争性が担保できるというふうに私は思うんです。
それで今回、愛知日野が岡崎営業所が落札をしたわけですけれども、いずれにしても名鉄が買うにしても坂田自動車、本多モータース、JAが買うにしても、同じ日野の車を調達をしてそれを納めるという点では競争性に問題があるのではないかなと私は今の議論を聞いて感じたんですけども、なぜ日野なのかと、このことをちょっとお答えください。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
今回車種の決定につきましては、これ既に2台ポンチョ走っておりますので、そのポンチョを導入した折にもお話があって御説明がされてるかと思うんですが、やはりこのミニバス事業、これは道路運送法に基づきます乗り合いバスでございますので、バリアフリー新法に基づきまして交通バリアフリーに適合車両でなければいけないということになっておりますので、まずはバリアフリーが適用できるかどうかというところの一点と、それから、知立市のミニバス事業の実態、いわゆる生活道路まで入り込んでサービスをしていこうという視点の中で、小型バスでバリアフリー対応ができてる車ということになりますと、海外の車というところまで視点は伸びてないと思いますが、国内の車では日野のこのポンチョがすべてのバリアフリーに適合してる車だというふうに私どもとしては認識をしております。
そういった中で、まずは日野の自動車というポンチョという限定の中でまず1台選定をさせていただいたと。
次に、もう一台リエッセにつきましては、こちらも車の規格そのものはポンチョと同規格でございますが、ただ一点、バリアフリーの適合に関しては地上から床高さというバリアフリーの基準65センチ以下という基準に適合しておりません。こういった適合してない車両、例えばコースターというのも同じでございますが、こういった車両については、個々の事業者側で適用除外の承認を運輸局に取らなきゃいけないということで、これがなかなか年々非常に難しくなっておりまして、ほんとに限られた事情しか認めていただけないというような状況もございまして、今回選定する段階になりまして、コースターという最初は当初の考えもあったわけですが、コースターではこちら側からすべて承認手続を取らなきゃいけない。ただ、リエッセについてはメーカーが既に運輸局に、この車については適合除外車両という認定を取ってみえますので、これを車両適合することによりまして私どもとしてはそういった個別の承認手続は必要でないということでございますのでリエッセに選定をさせていただいたということで、私どもとしては、今国内の車の中で、先ほど言いましたようにバリアフリー、知立市のミニバスの運行の実情、適合する車両はこの2台しかないということで選定をさせていただきました。
○議長(坂田 修)
12番 佐藤議員。
○12番(佐藤 修)
今の話で大体わかるわけですけど、そうすると今回2台更新、また新たなコースに対応する1台購入という形の中で、外国はともかくとして国内メーカーが、今、私が単純に考えると、現在こうした形での巡回バスといいますか、そういうものが各自治体の中でかなり運行されてきて、なおかつバリアフリーだとかそういうことが言われてる中で、日野以外にほんとにないのかということを正直いって思うわけです。
例えばそれぞれメーカーにおいては、自分ところの車を出したいわけですので、そうしたことに対応した車種がほんとにないのかというふうに単純に疑問に思うものですからね、その点で検討、選定するに当たって、一つは、そういうバリアフリーに合ってる、それから知立の実情に合ってる、もちろんそれは知立の実情ということをみると日野の車が走っておったわけですからそれはそれで結構なんですけど、選定作業の中で、先ほどはリエッセにかわるものとしてトヨタのコースターということも選定されたと言いますけれども、各社のそうした車両を比較検討この作業は十分やられて、結局日野のこの車しかないと、こういう形になったのか、その経過だけお知らせください。
○議長(坂田 修)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
基本的には先ほど申しましたとおり、知立のミニバス事業に適した車両の規格という中で、小型のバスの中でもそういった規格のものはあろうかと思うんですけど、ただ、バリアフリーという中では、日野のこのポンチョ、リエッセにつきましては、路線的に乗り合いとしての仕様が標準装備でされてるということもございます。
ですから、ほかのメーカーの車で仮に小型のバスがありましても、いわゆる路線バス、乗り合いという形の仕様にしていくためにはかなりの費用がかかってくるということもございますので、経済的な面も含めて、実態として日野のポンチョ、リエッセというのに限られてくるというふうに判断をさせていただきまして選定をさせていただいております。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより議案第37号から議案第38号までの2件は関連する議案でありますので、一括して質疑を行います。議案番号をお示しの上、お願いいたします。質疑はありませんか。
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
それでは、議案第37、38について、37のほうを重点的にお聞きしたいと思います。
まず、こういったケアレスミスというか、小さなミスがここのところちょっと多いなと思います。交通事故もそうですし、あるいは文書の訂正なんかもちょくちょく入ってますので、多いなというのが最近の私の感想であります。
そんな中で、そういったケアレスミスが起こる一つに、業務の多忙というのが考えられるんじゃないかなと思うんですけども、昨年の9月に発生したこの事故当時の事故を起こされた職員の方の業務がどういうものだったのかというのは担当部長がおれへんもんでわからんのかもしれませんけど、もし認識があるのであれば、このときこの職員の方の業務体制は過密なものであったのか、余裕があったのか、わかる範囲で結構ですので教えてください。
○議長(坂田 修)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
失礼いたします。
今回は、ほんとにこのような過失割合の大きな事故を市の職員が起こしまして、大変すみません。
あと、今御質問の該当職員の事務でございますが、所属が今の文化課の文化振興係に所属をしております。業務の内容につきましては、いわゆる一般事務ではございますが、その文化歴史民俗資料館等々の事務を行っているというふうに聞いております。
ただ、事務のボリュームが多いか少ないかというのは本人にも確認はしましたが、自分の中ではそれほどボリュームが多いとは思っていないということでございます。ちょっと内容が抽象的で申しわけありませんが、まだ私も認識不足のところがありますので、こういうことでお願いいたします。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
私も今から20年前まで半分公務員みたいな仕事をしてましたので、そのときに常々思っていたのは、公務員というのは余裕がないといかんなと。もっと言っちゃうと、公務員は暇であったほうがいいなというふうに思っております。
それは、やはり突然の市民からの要望の対応とか迅速に対応できるように、私は職員1人1人の方は少し余裕をもって職務につかれたほうがいいのかなと、あまり過密スケジュールはよくないのかなと思うんです。
そんな中、市全体を通しまして、今現在、市の職員の方々一生懸命仕事をされていると思いますけども、これ副市長に聞いたほうがいいんですかね、全体的に見て市の職員の方が過密スケジュールでやってるなという印象があるのか、いや、永井議員の認識不足でしっかりと余裕があるという、どのような副市長、認識をお持ちでしょうか。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
今の御質問ですけども、今の職員が余裕があるのかないのかというお話ですが、基本的に余裕があるというふうには私自身も認識はしておりません。皆それぞれ職務で担当事務を抱えながら毎日頑張っとってくれるわけでございます。
そんな中で、事務量の多寡とかそういったものをしっかり把握しながら適正配置ということは大事なことでございますので、その辺につきましては、年度当初から翌年度に向けての各課の担当との人事担当がヒアリングを行う中で、来年度の採用計画も含めて検討し、それぞれの部署の実情を聞きながら対応させていただいておりますので、今御質問者からありましたように、特段もう余裕が全くなくてという部分、それからまた、特に暇だからというような職場はない、適正に配置がされているというふうに認識をしております。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
実際こういうミスはここのところちょっと多いかなという私は認識しておりますので、やはりいま一度、職員の皆さん方の業務適正であるかどうか、また、機構改革もされまして、それに伴ってどこかの係が急に負担がふえたとか、そういうことがあってはいかんと思いますので、ぜひその辺は、各部課長の皆さんに適正な仕事量なのか再認識を持って係内の職員の方の職務に注目していただきたいという要望を一つお願いをしておきます。
そんな中で、公用車の事故であります。このとき公用車に乗っていたのは何名ですか。お一人ですか、それともほかにだれか同乗者がみえたんでしょうか。
○議長(坂田 修)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
乗っていたのは当該職員1人でございます。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
省エネといわれている昨今、また、いろいろ災害があって何とか燃料を節約していきたいというまた、林市長が掲げたけちけち大作戦という感から見て、文書の収受をするために1人の方が公用車をというのは不経済ではないかなというふうに思います。
例えば銀行の職員なんかは、大変な莫大な通帳、現金をかばんに入れてオートバイで市内を走り回っているわけですので、こういうところでぜひ、公用車も当然必要なんですけども、例えば職員の方がそういったバイク、オートバイなどを利用するという考えは、今現在持ってないでしょうかね。
○議長(坂田 修)
清水副市長。
○副市長(清水雅美)
まず初めに、冒頭で永井議員御指摘のありました最近いろいろなケアレスミスが少し多いじゃないかという御指摘でございます。この点に関しましては、ほんとに大変申しわけなく思っております。こういったものを機会に、機会あるごとに職員にはきちっとした適正な事務が図れるように徹底をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、日常の業務における公用車の使用でございますが、これは基本的には公用車が四輪車を使うわけでございますけども、やはり当然荷物があったりとかそういった場合には四輪車を使わざるを得ません。今回の当該の職員もそういったことの中では、今はできるだけ自転車でということで、今自転車を活用してるというふうに私聞きましたし、本人がそのようなことでやっとっていただくことも聞きました。
そういったことで、他の例えば都市開発課の職員もほとんどが自転車で市役所との間を往復してるというようなことも聞いておりますし、そういうふうで各職員それぞれそのときの事情に合った形で、できるだけ御指摘のあったバイクも公用車として用意もされておりますし、自転車もございますので、そういったことはそのときの業務内容等々含めて、職員がそれぞれの判断を正しくしていただければありがたいというふうに思っております。
○議長(坂田 修)
6番 永井議員。
○6番(永井真人)
ぜひそのときそのときの業務で移動するということは、そのときそのときの都合のいい交通手段を利用していただきたい。また、最近は電動バイクなんてものもありますので、検討していただきたいなというふうに思っております。
それと、もう一点だけ、これはどちらかというと補正予算のほうにかかわってくることかもしれませんが、支払いの方法の順番だけお聞きしたいと思います。
つまり、我々の普通の認識でいうと、事故が起こりましたので金額が決定。すると保険会社から直接支払われる場合、あるいはこの補正予算見ると、一たん保険会社からうちの会計に入って支払うんだと、そういった関係なんですけども、先に支払うとかとかそういうことはあり得ないですね。
○議長(坂田 修)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
今回、社団法人全国市有物件災害共済会といういわゆる保険屋から支払いはされるわけですが、各市、保険屋から被害者の方に直接支払われるという場合のほうが多いと聞いております。知立市と豊橋がこのような一度市の収入に入れて支払いをするという、これは予算書を通過しますので、この内容が見えるという利点もございますが、スピィーディな支払いに欠けるという点もございます。これは今後の研究課題かなと思っております。
以上です。
○議長(坂田 修)
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
質疑なしと認めます。
これで議案第37号から議案第38号までの質疑を終わります。
お諮りします。議案第36号から議案第38号までの件、3件については会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
御異議なしと認めます。したがって、議案第36号から議案第38号までの件、3件については、委員会の付託を省略することに決定しました。
これより議案第36号に対する討論を行います。
まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより議案第36号 財産の取得について(自動車(小型バス))の件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は、挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(坂田 修)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第37号から議案第38号までの2件は関連する議案でありますので、一括して討論を行います。
まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂田 修)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより議案第37号 損害賠償の額の決定及び和解についての件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は、挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(坂田 修)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議案第38号 平成23年度知立市一般会計補正予算(第1号)の件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は、挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(坂田 修)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――
○議長(坂田 修)
以上で、本臨時会に付議された案件の審議は全部終了しました。
これで平成23年知立市議会4月臨時会を閉会します。
午前10時51分閉会
―――――――――――――――――――