○20番(中島牧子)
一つだけお願いしたいと思うんですが、65ページの公園の部分でございます。予算の段階の説明の折に、公園施設の長寿命化事業というようなことで計画もされた部分が3,000万円ございました。今回その部分がどれだけ減額になったのか、中身がわかればお聞かせをいただけますか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
公園の長寿命化計画に対する減額というのはございません。公園全体としましては、工事費の減額は公園整備工事費200万円と公園の改修工事費357万4,000円を減額させていただいておりまして、別枠の長寿命化については予算どおり執行させていただいております。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
つまり公園施設リニューアル工事ということで池端公園、昭和4号、昭和5号と三つの公園が長寿命化事業として公園の整備が予算化されていたのが3,000万円ということでありました。
これについては国・県のほうが2,800万円ということで市費が200万円、こういう内容になっておりましたけれど、これは満額そのまま支出されたということで、今回の補正の公園事業費557万4,000円減額の中には含まれていないという、こういうことでよろしいんですね。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
大変申しわけありません。訂正をさせていただきます。
公園改修工事の357万4,000円が長寿命化計画の減額分でございます。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
そうでしょう。ここの中には今言った3件と西出口の公園ということももう一つあったものですから、これが両方含まれているのかなというふうに思っているんですが、今、長寿化のほうだけでこの357万4,000円ということの減額というふうでちょっと確認をさせてください。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
この公園改修工事の中には、ほかの工事も含まれておりますので、厳密にいいますと長寿命化そのものには減額なんですけど、全体として公園の改修工事費6,000万円ほど持っておりますが、その中で請負差金等で先ほど言いましたような350万減額をさせていただいております。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
細かい内訳はわからないということで今ではわからなかったわけでありますけれども、この長寿命化事業ということで行われて、4号公園、5号公園、昭和ですね、先般の議会報告会の中でも工事のやり方について疑問があるということで質問を当局のほうにも出させていただいたことが1点あります。
それについては、それは中にある公園の照明灯やら遊具を全部撤去して新しくするというようなことが行われたわけですけれども、報告会の中でいただいた書面での意見は、照明灯が一番最初に取り外されて、照明灯がつけられるのはどうも一番最後だと、真っ暗だと、冬じゅう、こういう御意見で、やり方について疑問があるということで、これについてはそちらに意見が届けられて、これについては先般見てまいりましたけども、それについてはつきました。それについては改善ということで対応していただいたんですけども、この計画の中で、なぜってまだまだいっぱい問題が出てまいりました。
例えば排水工事というのはどのように位置づけられているのか、この中に計画があったのかどうなのかですね。特に5号公園です。ちょうどほほえみの里のすぐ横ですね。大分道路よりも高いところにあって階段があります。階段の入り口を直すということも予算のところで説明があったと思いますが、階段が1段上に追加されました。そういうことによって排水の問題が大変今、深刻になっておりますが、その辺の認識はないですか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
排水が心配されるという話は、ちょっと私のところまでは話はあがってないんですが、今、担当レベルの中で検討してるのかもしれませんが、私としては認識しておりません。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
計画の中には排水問題も含めて、ここの改修があったかどうかという点はわかりますか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
いわゆる長寿命化の趣旨は、現在の公園の施設の老朽化によって更新をする必要がある施設について対象にしておりますので、排水そのものが従来から不良で更新の必要があったということであれば対象にされてると思うんですが、ちょっとその部分について、本来ですと遊具とかその他の出入り、いわゆる公園の出入り口に対するバリアフリー化等の配慮の中で今、改修をしておりますので、その他の現状として機能が落ちてないものについては対象としておりませんので、ちょっと今、昭和5号公園が従来からの排水がどうだったのかというのが私、今承知しておりませんので、排水も含めた改修計画になってるかどうか確認をしておりません。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
長寿命化ということで遊具が悪くなってたり老朽化しているところについては直そうという基本はいいですよ、とてもいいんですよ。
5号公園といいますと、猿渡川の道路側の面したところにも、のりが相当高くなっておりまして、道路側に土管がどんと出ております。それから2丁目の階段がある側にも土管の配水管がどんとあります。
そしてもう一つ、もう少しバス通り沿いのほうに近いところに今度は新しい配水管が出ております。3本出ておるんですね、配水管が。土管のほうについて近所の方、これは全く今は機能していなくなっちゃってると。上が全部土で埋まってしまってしまってるので全然機能していないと。のら猫の問題がよくあがる場所なんですけども、のら猫がその土管の中に入って住んどるというぐらいに土管が排水機能を失っているんですよ。そういうことは御存じないと。
ここ、委員会じゃないので細かくやりにくいわけですがそういうことで、新しくつくった配水管もあります。それはブランコの今回も遊具を直しましてね、新しいブランコにもなってますが、ブランコのちょうど下に鉄板のようになってマンホールのふたみたいにして中の水をそこから落として排水しようということで、これは相当前につくられたと聞いておりますが、ここの排水からは出てこない。全部詰まってるよということで、結果どうなるかといったら、この間もずっと雨が降ってましたらたまってると。公園の中に水がたまってるという状況なんですが、こういうことは全く御存じないということですね。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
まだ工事の途中で完了まであがってないと聞いておりますので、私も今のそういった内容について承知はしておりませんので、今、中島議員おっしゃられた内容については、一度確認をさせていただいて対応していきたいと思います。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
今回減額でこうなってるその範囲でできるものかどうか、当初の計画の中にあればその予算の範囲内でやってもらえるけども、もし入ってなかったら、これ減額してますけど、もう一回使ってもらわなきゃいけないぐらいの思いです。
今まだ完成してませんのでね、中に多分、車いすをぐっと回遊できるように多少歩道みたいにして砂地のところを舗装するような形の中の歩道がぐるっとスロープもありまして、ほほえみの里の側のほうからスロープがありまして、いろいろ遊具のあるところをぐるりと回るような歩道ができてます。車いすでぐるっとできるのかなという歩道があります。この歩道がまだ舗装完成ではありませんけども、公園の路面よりも高くなっております。これもやはり水を遮断する効果が出てきちゃうんですね、効果といいますか影響がねということで、排水問題がとても大きなテーマになっているということを私は申し上げたい。
もともとは中にぐるっとL字溝の側溝ですね、水をL字溝で受けて土管のところの上にマスがありまして、そこから土管から外の側溝のほうに落とすと、こういう仕組みに一応なっていたようで、名残は見えておりますけど、それは木の根っ子で高低差も全然変わっておりまして排水の機能が全くしてないという状況に現在なっております。ここまでやるのかなと思ったらやってくれないということで住民の方が疑問に思ってみえるということなんですね。それが現状です。
階段を一つ追加して下からいきますと、一番上のところからもう一段階段をつくったんですね。これなぜかということも御存じないですか。入り口を変えるということは書いてあったように思うんですけども、その辺は御存じないですか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
階段については、私、うろ覚えで間違ってるかもしれませんが、現状の階段かなり高低差あって、公園とレベルになってるということで、非常にそのまま階段の方向に走っていって危険だということで、そういう意味で改善をしたいということは聞いておるわけですけど、それが高低差をつけるという改善だったのかどうかというのは、ちょっと今私、記憶にないんですが、階段が非常に危ないのでそういった対応策を今回の中でやっていくということは聞いておるわけですけども。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
階段が一段上がって、何センチぐらいですかね、15センチぐらいですかね、そう高い階段ではないですけどね、ずっと一番上の階段が追加された形になっているように思われます。
これができたために今までは水がそのまま階段から流れていたのが逆に流れなくなってるので排水溝がないと大変なんだということを言っておみえになる。あがったことは、ある意味安全面が想定されるような発言で階段が上がったかのようなこともありましたけれども、現実としては、それが防波堤になってるというような形ですので、排水の今、何か裏からまいりましたね、排水計画はどうなるのか、ちょっと改めて答えられるようでしたらお願いします。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
大変失礼しました。
階段のことにつきましては、やはり階段の高低差がかなりあるので、広場から直接階段方向に走ってけがをするという可能性があるので、その階段部分のところについては、花壇をやってワンクッションを置きたいというようなことで、今、花壇のスペースで高低差がついてるというような状況だそうでございます。
あと、排水については、現在の工事の中には排水の改良については入っておりませんので、今、現状問題点があるということであれば、一度調査をさせていただいて対応策を検討させていただきたいと思います。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
長寿命化という銘打って言うんだったら、そこの排水管が全く詰まってるだとかそういうことにまで気を配っていただきたい。最初から総合的に見ていただきたいというふうに私は強く申し述べておきたいと思います。
花壇ということで上げた理由はわかりましたけども、であると、なおさらのこと水がたまってしまうような環境になりますからね、大至急それをやってもらわないといけないと。ずぶずぶで遊べないという形になってしまいます。
もう一つ、フジ棚がありますよね。砂場ができました。きれいな砂場が丸くつくりかえられましたが、その上にまた同じように弧をえがくようにフジ棚がございます。このフジ棚も多少改修の対象になるんですか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
大変申しわけありません。
一つ一つ中身まで私、把握しておりませんので、老朽化してるものであれば当然リニューアルの対象ということでございますけども。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
住民の方は工期があと10日ぐらいと書いてあるよねと。あと10日だけど、このペンキがべろべろぶら下がってるようなはがれ方がずっと。下がぴかぴか、上がはげたペンキのあれがぶら下がってるような棚ずっとあって、そこにフジが一応絡んでいるという状況があって、あと10日でこれを直すんでしょうかというふうにおっしゃるわけですよ。もう工期が終わっちゃうと。排水も全く手がつかないみたいだし、一体どういう全体的なものなのか。それから、長寿命化全体の見直しという中で、樹木のあり方はどうなんだろうかということで、すごい高いプラタナス、アオギリどちらかな、ちょっと実がなっていたのでプラタナスかな、よくわかりませんが、相当高い木がありまして、ちょうどカラスが3羽そこで今、巣くっとるというカラスも見えましたけれども、そういうことも含めて全体的に木のあり方も含めて、この長寿命化の中で何で対応できないのかなというのが私の疑問なんですね。
また来年度の予算でも引き続きいろんな公園に手がけていきます。そういうときに、そういった総合的な視点で見直していかないと、今回は遊具だけですよとはっきり言ってるならばいいかもわからないけども、よくないですけどね、長寿命化ということで言うならば、全体の施設の長寿命化を考えると、排水も含めてということが必要ではないかということを言っておきます。
その今のやっていないところ、今、部長は細かいところまではわからないとおっしゃったのであれですけども、排水問題は大問題。ペンキはすぐにやってほしいですねというようなことで、そういった課題はローテーションで公園、公園と回っていきますけども、5号公園については、特にそういった問題を残しているという認識でローテーションとはまた別なのか、ちょっと早めるのか、もう一度やるのか、そういった計画をつくってもらいたいということであります。いいでしょうかね。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
まず、フジ棚については既存の施設を使うというのは前提の中で、老朽化部分を一部、半分程度撤去をしていくということで、既存のフジ棚についてはそういった整備、リニューアルさせていただくというような工事内容になっております。
これから実施していく長寿命化でございますが、これは決して公園をすべて改築をしてすべてにリニューアルをしていくということではございませんので、限られた予算の枠の中で多くの公園の老朽化しているものをなるべく早く順次交換をしていきたいということもございまして、まずはお子さんが一番使う頻度の高い遊具を優先的に更新をしていこうということで、その他でその折にいろんな施設すべて更新ということができればいいんですが、まずはその公園の中で優先順位をつけさせていただいて、どの施設を優先的にリニューアルしていくかということは地元の区長を初め、皆さんにお聞きをしながら進めていきたいと思っているわけですが、そういった事情もございますので御理解いただきたいと。
樹木につきましてもリニューアルとは直接的には関係ございませんが、これもたくさん地域の方から公園の樹木もかなり大きくなりまして、剪定をしてほしいという御要望も聞いております。私どもも緑化を推進する立場もございますが、周りへの影響ということも配慮してそういった要望をお聞きしながら現場を見ながら大きな剪定もさせていただいておりますので、このリニューアルとは同時にはなりませんが、状況を見ながらまた剪定等をさせていただきたいなと思っております。
○議長(永田起也)
20番 中島議員。
○20番(中島牧子)
剪定は大至急、大至急ということを言ってるわけじゃないですけども、やっぱり相当な高さですね、あれはね、そのことは結構ですが、子供たちが遊具で遊べるようにということの子供の第一にということをおっしゃるんだったら走り回る公園が水はけが悪くて、少し雨が降ったらそこは歩けないと、ぐじゅぐじゅになっちゃうと、こういうことであったら、ブランコだけよくなったってだめなんですよね。変わった遊具もつくっていただいて目新しいわけですが、あそこはほほえみの里もスロープができれば散歩にというか、車いすでも来てもいいし、ちょっと散歩に出かけてきてもいいという場でもあるわけで、やはり路面の排水問題は、これは急いでください。これは譲れないテーマだと思います。これは別口だじゃなくて、遊具があってもぐちゅぐちゅじゃだめですよ。そういった意味で、もう一回しっかり確認してください。排水管のことやらね、これからの対応の必要性、課題、これしっかり絞って大至急これはやっていただかないと、せっかくのリニューアルした公園が十分な活用ができないということです。いいでしょうか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
御指摘の点、排水について現地を確認をさせていただきまして対応させていただきます。
○議長(永田起也)
ほかに質疑はありませんか。
2番 明石議員。
○2番(明石博門)
一点だけ確認をさせていただきます。
2款1項8目の37ページ、行政評価委員会報償金、これが当初42万円が41万5,000円に減額されておりますけども、この報償金ということであれば、今、行政評価委員のみの報償金ということで、ほかに何か含んでるということはまずないでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
報償金のみでございます。
○議長(永田起也)
2番 明石議員。
○2番(明石博門)
それでは、この報償金が当初から41万5,000円減額になって残り5,000円になったこれの内容を説明をいただけませんか。
○議長(永田起也)
しばらく休憩します。
午後2時53分休憩
―――――――――――――――
午後2時54分再開
○議長(永田起也)
休憩前に引き続き会議を開きます。
企画部長。
○企画部長(清水清久)
申しわけありません。
そもそもこの行政評価委員会を平成23年度開いておりませんでしたので、これは減額をいたしました。5,000円残したのは、ナンバープレートの審査員の5,000円を流用させていただきました。
○議長(永田起也)
2番 明石議員。
○2番(明石博門)
わかりました。
では、この行政評価委員会の実施要領の中に、この委員会の開催は委員長が招集するということになっておりますが、これはもう行政委員会にお任せをして評価委員会を開催する。ですから行政のほうが立ち入っていついつやりなさいとか、年何回やりなさいとかそういう強制といっては申しわけないんですけども、指導的な立場にあるんじゃなくて、あくまでも自主性に任せてあるという性質のものでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
あくまでもその行政評価委員会、こちら主体で開かせていただくんですが、ことしについては実計メニコンありということで、ことしはこの行政評価委員会開きませんでして、ちょっと来年にかけて見直しをという今、段階でございます。
○議長(永田起也)
2番 明石議員。
○2番(明石博門)
簡単に評価委員会というのは、要は学校でいう勤務評定ではないんですけども、各行政側の勤務評定を第三者的なものが評価をしているというそういう認識でよろしいでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
先日、議員が議事録をお持ちになりました行政評価行動計画ですか、あの中身も審議していただきますし、また、かつてはこの行政委員の前で私どもの事業、そういうプレゼンをしたこともございます。
そういった意味で、客観的に事業が市民との温度差がないかというそういうものでつくったんですが、今、実計メニコンもあり、このあり方も含めて改善方法も含めて見直しをしていこうということでございます。
○議長(永田起也)
2番 明石議員。
○2番(明石博門)
最後にお伺いしますが、私たち市議会といたしましても、行政側の行政をチェックするという機能もございます。この行政評価委員会の実施要領にあります、全部読むと大変ですけど、行政に対する透明性を推進することを目的とするとありますけども、これの二つの期間の関係性といいますか、違いというのを一つ教えていてください。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
議会のほうは住民の代表の方によって市政をチェックしていただくチェック機能がございます。もう少しステージをおろして温度差がないか、私どもが向いている方向に間違いがないかとかそういうチェックをさせていただくということで、言ってみれば実計のメニコンと方向性は同じかと思いますが、こういう意見の場を設けているということが重要かと思っておりますが。
○議長(永田起也)
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(永田起也)
これより議案第22号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(永田起也)
これより議案第23号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(永田起也)
これより議案第34号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(永田起也)
これより議案第24号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(永田起也)
これより議案第25号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
―――――――――――――――
○議長(永田起也)
これより議案第26号に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
予算及び予算書についてお尋ねします。
まず初めに、8款土木費、4項都市計画費について質問させていただきます。
213ページ、012知立山土地区画整理事業土地区画整理事業補助金として500万円の計上がなされております。概要では組合運営費の補助となっていますが、平成23年度は100万円の計上でした。先般の一般質問において、現在までに地権者の88.3%の方に了解を得ておられますとお答えいただきました。
先般、部長は、85%の了承が得られれば組合設立認可証の提出は可能とおっしゃられました。そこに何か組合運営費の補助との整合性が私には感じられません。いま一度御説明願いたいと思います。この平成23年度とどこがどう違い、この500万円の金額の具体的な使用法を明らかにしていただきたいと思います。お願いします。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
山区画整理の組合施行の補助金でございますが、平成24年度は500万円計上させていただきました。ちょっと予算の概要のところのただし書きのところで組合の運営費という表現になっておりますが、大きくとらえればそのとおりでございますが、この補助金の歳出の根拠は、これはあくまで組合が設立以後に支出をさせていただく市からの補助金でございます。これは知立市の組合施行の土地区画整理に対する補助金交付要綱に基づきまして事業後において、その事業で取得確保していただきます公共用地、また、それらの工事費について補助をするものでございまして、これらの部分については、先回、一般質問でもお答えさせていただきましたが、今回のこの500万円につきましては、山区画整理で公園と緑地を確保していただくわけですが、法定以上に緑地面積を取っていただいておりますので、その分に対する補助として、本来ですと総額が緑地部分ですと4,970万円ほどになるわけでございますが、平成24年度につきましては、組合の設立の時期というところも見計らいまして500万円程度執行が可能な額という見込みで500万円を計上いたしておりまして、いわゆる緑地の2%を超える分の一部ということでございます。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
わかりました。公園緑地に対する2%の一部ということでお使いになられるということですね。ありがとうございます。
続きまして、5項住宅費、215ページ、005にあります耐震改修促進事業について講師謝礼26万円が計上されておりますが、新地町と弘法町での勉強会でのことと思われますが、過去に実施されておられると思いますが、他の町内での実績と参加人数や受講者の耐震促進への実施等をお知らせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
講師謝礼でございますが、まちづくり勉強会等々の折に外部から講師を招きまして町内の集まっていただいた市民の皆さんに耐震に対するお話をしていただくというものでございまして、今年度までに5地区で行ってきたと思いますが、そのうち市のほうで行ったものは3地区、県の事業として行ったのが2地区あろうかと思っておりますが、講師を呼んでやる場合と勉強会の中で施設を体験していただくというような場合といろいろございますので、すべてにおいてこの費用で賄っているというものではございません。
また、過去の実績をちょっと手元に持っておりませんので、また必要があれば出させていただきます。
○議長(永田起也)
ここで10分間休憩します。
午後3時05分休憩
―――――――――――――――
午後3時17分再開
○議長(永田起也)
休憩前に引き続き会議を開きます。
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
先ほどの耐震改修の講師の謝礼の件でございますが、一部勘違いがございまして、勉強会における講師は委託料の中に含まれておりまして、ここにあげております講師謝礼というのは耐震診断やられた後に耐震改修もやってみえるような方がみえまして、市役所で相談会を行っております。この相談会のときに建築士を頼みまして、いろんなアドバイスをしていただいておりますので、この方の謝礼ということで、ほかに市民に対して勉強会みたいな講演会みたいなことをやろうとしたときには、この講師謝礼も含めて計上しておるということでございます。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
ありがとうございました。
他での町内での実績や参加人数については、また資料をお願いしたいと思います。
続きまして、10款教育費、1項教育総務費についてお伺いします。
233ページ、005夢をはぐくむ子ども事業について、これは昨年度は計上されておりませんが、この事業について詳しく具体的にお教え願えませんでしょうか。お願いします。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
昨年度の予算書を見ますと、この005夢をはぐくむ子ども事業というこのものはございませんでした。
ただ、その予算をわかりやすくするという意味で、いろんな総務費の中の予算を組み替えまして、子供にかかる部分、いわゆるこういった音楽発表会の報償金とか山の学習交流推進事業委託料と、こういった子供にかかる分をこの夢をはぐくむ子ども事業の中ですべてもってきたということでございます。
以上です。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
ありがとうございます。そういうことですね。
そうすると、この事業のうち、消耗品費についてお尋ねしますが、これは高額計上の上、あまりにもアバウトな表示かと思われますが、どのようなものにどう利用されているのか、少し具体的にお示し願えたらと思うんですけど、よろしくお願いします。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
この事業の中の消耗品費でございますが、これは児童全校表彰、少年の主張大会の記念品等とか、あと、はばたく中学生などの副読本の購入ということでございます。
以上です。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
もう少し詳しく一覧表にしたようなものがありましたら、ちょっとぜひともいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
次に、4項の奨学金、002私立高等学校授業料補助事業についてお伺いします。
議案説明の折、愛知県のオーバーした分の補助であるということでしたが、もう少し具体的に教えていただけるとありがたいと思うんですが、よろしくお願いします。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
この補助金につきましては1万2,000円というのが上限でございます。この1万2,000円の中で県のほうからいただいている分があれば、その分を除いた部分の補助をしております。
○議長(永田起也)
しばらく休憩します。
午後3時21分休憩
―――――――――――――――
午後3時23分再開
○議長(永田起也)
休憩前に引き続き会議を開きます。
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
どうも失礼しました。
先ほど言いましたように、1万2,000円が市のお一人様上限でございます。そして、県のほうから補助をいただいているその部分を1万2,000円から除いた部分を市のほうで補助をしているということでございます。
○議長(永田起也)
しばらく休憩します。
午後3時24分休憩
―――――――――――――――
午後3時25分再開
○議長(永田起也)
休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
どうも失礼しました。
これは、以前は皆さんに1万2,000円でしたが、平成22年9月17日から要綱を変えまして、上限が今1万2,000円で、先ほど私が言いましたように、県から補助があれば、その1万2,000円の中からそれを引いた分を保護者のほうに補助をしているという形になっております。
以上です。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
いまいち理解しがたいところがあるんですけど、県の補助がありますよね。県の補助がまず何があるかということを教えていただけますか。例えば幾らなのか、どういうものなのかということをお願いします。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
県のほうは、やはり私立学校へ進まれる方に対しまして奨学制度というのを設けております。これもその制度の所得によって額は違います。
県のほうで奨学制度を設けておりまして、そういった奨学制度の中でそういったものを受けられている方もみえます。
そうしますと、知立市のほうが1万2,000円というのはお一人様の上限でございますので、その中で県の部分が、例えばですけど1万円であれば知立市は上限を満たすように2,000円補助するという形をとっております。
以上です。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
かなり複雑な方程式があるみたいで、ちょっと理解しがたいところがありますが、そういう資料案内等がありましたら、ちょっとこれ提出を願いたいんですけど。要綱の提出ですね、お願いしたいと思います。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
平成22年度より公立高校の授業料の無償化ということがございました。そのときに市独自のものを廃止をしていく市もございましたが、知立市はそのときに要綱を変えまして、先ほど申し上げましたように1万2,000円が上限でございますが、それに県からの部分で満たない部分は知立市のほうで1万2,000円になるように補助をしているということでございます。
以上です。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
そうすると、県からの補助に対する不足分については知立市が補助するということで、そういう理解でよろしいでしょうか。
次に移ります。
2項小学校費、002、235ページ施設管理事業についてお伺いします。
各種点検検査手数料が計上されていますが、これらへの対応はどう行われておるのでしょうか、お答え願いたいと思います。
要するに、学校で検査とか審査とか管理業者が来ます。それにどういう方が対応されていますか。そういう組織はつくってみえますかということですね。それについてお答え願いたいというふうに思いますけど。
そういう業者が来ますよね。だれが対応されますかということです。例えば用務員がやられるのか、だれがやられるかということです。
○議長(永田起也)
川合教育長。
○教育長(川合基弘)
現場での話ですので自分がお答えします。
主に校務主任がこういったことについては担当していると思います。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
こういうことは業者が主導になり、手抜かりはありはしないかというふうに勘ぐるものなんですけど、児童たちへの安全、健康に直接かかわってくるものばかりでありますので、十分に監督をしていただき、事故などが起きないように配慮をお願いしたいというふうに思っております。
続きまして、003、237ページの施設整備事業についてお尋ねします。
ここにあります大型営繕工事費について、3項中学校においても計上されていますが、具体的にどこの何をどうするかということをお示しいただきたいと思いますが、お願いします。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
大型営繕工事でございます。この中身で、今この工事の中で予定をしているものということで申し上げますと、知立小学校のトイレの洋式化及びまたその修繕工事、八ツ田小学校の昇降口等修繕工事、あとは教室のいろんな営繕工事と学校周囲のフェンスの修繕などを今、計画をしております。
以上です。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
よくわかりました。ありがとうございます。
続きまして、5項の社会教育費についてお尋ねします。249ページの004番、放課後子ども教室推進事業臨時職員賃金とありますが、これは知立市全小学校の何教室で、全員で何名の方がおられますか。そして、指導員の資格といいますか、どういう方がおやりになってみえるかということをお答え願いたいというふうに思います。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
まず、この放課後子ども教室、これは小学校各校にはございますので7校すべてでございます。
次に、人数でございますが、コーディネーター、サブコーディネーターという方が14名おみえになります。また、指導員といわれる方が71名でございます。
以上でございます。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
具体的にこのコーディネーターという方ですね、この方たちはどういう方たちがお務めになっておられるでしょうか。
○議長(永田起也)
川合教育長。
○教育長(川合基弘)
主に教員経験、あるいは校長経験、教頭経験の者がやっております。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
ありがとうございました。
その方たちが各校に2名ずつおみえになって、そのもとに指導員の方がおみえになって運営されているということで理解してよろしいわけですね。ありがとうございます。
続きまして、259ページ、5項社会教育費、文化財費の002松並木保存委託料について、この松並木保存委託料は具体的に何をどうするものなのかお答えいただきたいというふうに思います。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
文化財保存事業の中の松並木保存委託料478万8,000円でございます。これは何をやるかと言いますと、まず一つ目に、こも巻きでございます。こも巻きが大が27本、中が161本、これは年に1回行っております。あと、薬剤散布、これが年に2回でございます。薬剤注入、年1回でございます。あと、草刈り清掃等が4回ずつということでございます。
以上でございます。
○議長(永田起也)
3番 安江議員。
○3番(安江清美)
ありがとうございました。
市長におかれても、現在の松並木の状況を推奨されました。我々の世代でたやすことがないように今後とも十分な配慮が入用かと思います。
担当部長に伺いたいと思います。
今後の松林についてのお持ちであるお気持ちを吐露していただきたいと思います。お願いします。
これで私、最後の質問とします。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
この知立の松並木につきましては、一般質問の中でもお話はさせていただいております。松並木は今言ったような管理委託は委託料で毎年毎年、今の現在の形を残すために行っております。今、私、この前の一般質問でもお答えさせていただきましたが、今現在、枯れている松はないというのが私の認識でございます。しかし、本格的な調査はしたことがないものですから、平成24年度当初予算のほうに84万円お願いをいたしまして樹木医の診断を行うところでございます。この樹木医の診断につきましては、当然残さなければならない保存ということもございますが、もう一点は、やはり倒木等による事故があってはいけないものですから、そこをしっかり見きわめたいという中で予算をいただきました。
この松並木につきましては、知立の松並木は当然いろんな特徴が全国ございますが、知立の松並木につきましては、昔から馬市があったことによる側道があったということが、どの本を見てもこれが知立の特徴だと書いてあります。こういったことを踏まえまして、松並木はこれからも力を入れて保存していきたいと、このように私は考えております。
以上です。
○議長(永田起也)
ほかに質疑はありませんか。
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
それでは、一般会計のほうの質問をしていきたいと思います。
まず一つ目、多文化共生センター設置事業に関しまして、予算の概要34ページ、説明書93ページについて伺いたいと思います。
まず、この件に関しましては、多文化共生推進都市ということで大きなお金ですが予算化していただきまして、まことにありがとうございました。
まず、今回この予定されています金額の中での施設の使用について少しお伺いしたいと思います。
まず、施設の広さ、それから設備などについて、現時点でわかっていることがあればお聞かせください。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
広さでございますが、1階床面積36平方メートル、2階の床面積51平方メートル、計94.5平方メートルが広さでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
現時点でわかっている設備、どういったものを備品として入れる予定かとか、設備としてはどういう設備があるかわかっていればお聞かせください。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
設備は基本的には、いす、机、これは宝くじの振興事業の補助金をいただきながら補助金を充てて進めるつもりでございますけども、基本的には設備自体トイレも流しも全部ございますので、それから、火のもと関係は置かないつもりでございますので、ガスコンロ、そういうものは置きません。それとあと、クーラー設置。
ですので今、みらいが行う養護支援事業の備品はそろえます。最低限は中に入るという予定でございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございました。みらいの件、後で伺います。
あと、あそこは一応団地の中の商店街という形になってるんですが、多文化共生センターというような看板を設置する御予定はありますでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
これは私の考えでございますけども、多文化共生センターという名前自体は、私はちょっとあまり気に入ってなくて、もう少し外国語で愛称的なものが募集したいなと思っております。だれもが言いにくい名前ですし、何をやるところはちょっとわからないということで、今そんなふうに考えてます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございます。全く共感で、そのことを御提案しようと思っていたんですが、部長から御答弁がありました。
では、次の質問ですが、同じ多文化共生センターの中で、今名前をあげられましたみらい、名前出てますが、現時点で利用が明確になっている内容について、放課後学習支援教室みらい以外で具体的な何か利用計画、利用提案というのはあがってますでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
現在決まっておりますのは、みらいが使われるということだけでございます。
あと、中身については一般質問の答弁でも申しておりますけども、これから詰めていくという段階でございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
わかりました。現時点ではみらいだけということです。
その管理運営方法について、これからというお話だったんですが、一つ検討していただきたいんですが、時々部長や課長と話してるときにも自主的な運営を検討しているというお話がちょくちょく出てきますが、その運営、もちろんまず管理者はだれかのかということを明確に。市が管理するのか、それともだれかに委託する形をとるのか。それから、運営を自治会に一任するような発言がちょくちょく聞かれたんですが、それに対して、私、少し懸念がありますのでお話したいと思います。
団地の自治会もちろんしっかりやってくださっているんですが、あくまで任意の団体という部分がありまして、これからどんな利用者が出てくるかわからないんですが、あくまでも団地の自治会も利用者の一員であるかもしれないですけれども、その運営自体を自治会に任せてしまうと利用する方との関係が対等でなくなる関係があるので、そういう部分では、もちろん管理者は市がやった上で運営としては行政がやれれば一番いいんですが、ちょっと手間がかかるということで、管理者と利用者から成り立つ運営委員会みたいなそういったものを設置していただいて、その運営の仕方を話し合っていただく、協議していただくような形で、ぜひ自治会一任ということは避けていただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
自治会もそうなんですが、昭和地区という区長にまだ話をおろしておりませんので、一度話の場を設けさせていただいて、これからちょっと詰めていきたいと思っております。すべて一任、市は知らないよというそういうつもりはございません。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございます。
ぜひ使われる方が、どうしても行政であれば言えることであっても自治会だと言いづらいだとかそういう部分もあるかもしれませんので、ぜひそこら辺の御配慮のほうもよろしくお願いしたいと思います。
あと、関連してですが、そのみらいの部分なんですが、多文化共生ということで日本語学習支援基金のことを多分お耳に入ってると思います。その愛知県国際交流協会が日本語学習支援基金に基づく日本語教室学習支援事業についてなんですが、平成24年度までの当初の計画ではなっていて、その後の見通しが立ってないという部分は変わっていません。先ほどのみらいの活動の部分なんですが、時々担当部長、課長も当事者とお会いして話聞いてると思いますが、次年度以降、先の話なんですが、やはり見通しが立っていないということで大変不安がっております。
今回の共生センターの設立自体が知立市の多文化共生事業にかける意気込みとしては大変すばらしいと思っておりますので、ぜひその外国人集住地区である東小学校区、特に将来を担う子供たちの学習意欲に大きな貢献を果たしている事業ですので、平成25年度以降の話ですけれども、支援事業終了後の支援体制についても早い段階で明確な姿勢を見せていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
まだちょっと未確認情報なんですが、この補助金につきましては、愛知県の国際交流協会日本語学習支援基金、これは要は、企業からの基金をもとにやっている事業でございます。県のほうからちょっとこの前お聞きしたのは、規模は縮小するかもしれないけども、平成24年度以降も続くかもしれないというようなちょっとうれしい情報もいただいておりますので、そういうことを見きわめながら市のほうとしてどういう応援ができるかということも含めまして考えたいと思っております。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
少し残ってるので継続するかもよという話を私も聞いてるんですが、ただ、今までやってた事業体からすれば金額が例えば不足するである何なり何かしら支障が出る可能性があるので、そういうときはしっかり市も応援しますよという姿勢は早い段階で明確にお伝えしたほうがボランティアでやってくださってる皆さんのモチベーションにもかかわってくる問題ですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
次、いきます。
予算の概要36ページ、予算説明書93ページの町内公民館警備補助事業のことについてお聞きしたいと思います。
今回この対象となっているものなんですが、新たに設置するものに対してなのか、それとも既存のものに対しても申請があれば補助するのか、そこら辺の部分をまずお聞きかせください。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
現在、セキュリティーシステムをつけていただいておる公民館も含めてでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
これ、内容を見てみますと、いわゆる警備システムに対してのランニングコストの補助というような形で受け取れる内容なんですが、例えば警備システムの中でも防犯カメラというものがあると思うんですが、この防犯カメラも対象にはなるんでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
あくまでもこの予算の概要に書いてあります値段の範囲の補助ということで、設備の設置事業に関しては防犯カメラがない限りは無料でやっていただけるというような方向でも聞いておりますけども、そういうオプションを追加の場合は、この補助ではカバーできないということになります。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
予算の範囲内であれば、それがランニングコストとして防犯カメラでも見ていただくことはできるという解釈でよろしいでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
最高限度が5万円でございますので、それ以上は出ないということもございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
というのは、通常のいわゆる警備システムというのはほんとに月々の契約料で、それが年間10万円以上かかったとしてその半分の5万円は見ますよというお話なんですが、大体防犯カメラだと買ってしまうんですよね。ランニングコストがかかる状態ではなくてシステムとして買ってしまって、それで後は償却していく形になっていくんですが、もしこの補助金がそれを使えるんであれば最初にイニシャルコストで買ってしまうんではなくて、リースみたいな形にして、例えば月々8,000円とかの契約にしていけば、いわゆる月額4,000円補助がもらえるのかどうかという形の使い方ができるかどうかという質問です。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
これはあくまでもセキュリティーシステムの年間の契約料の2分の1以内の額、最高額が5万円以内でございますので、その中身について、こうでなければいけないという仕様は別に市役所で定めないつもりでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
柔軟な御対応ありがとうございます。
もう一つなんですが、これが町内公民館という形、名前にも町内公民館警備費という形になってるんですが、町内には公民館と同様の目的で利用されている場所、例えば境内の中にある社務所であったりとか、地域によってはほぼ公民館のような使われ方をされてる部分もあると思うんですが、こういったところへの利用は可能なんでしょうか。
○議長(永田起也)
企画部長。
○企画部長(清水清久)
公民館のようなといわれると大変ちょっと難しいと思いますが、これはあくまでも公民館ということで、防犯に対する補助のメニューとしては、ほかにも安心安全課等ございますので、そういうのも利用していただきながら、これはあくまでも町民の活動拠点であります公民館ということで御理解いただきたいと思います。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
欲張りすぎました。すみません。
次、いきたいと思います。
防犯対策事業、予算の概要42ページ、予算説明書95ページの部分にあるんですが、前年度予算1,800万円余から新年度予算1,000万円余のマイナス減額が820万円余になってるんですが、この800万円減の内訳をお聞かせください。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
この中身につきましては、95ページの004のところに夜間防犯監視パトロール事業というのがありますが、昨年度1,600万円ほどだったと思いますが、平成23年度は計上させていただきましたが、平成24年度につきましては817万1,000円ということで、これが大きい差であると思います。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
去年やった入札差益の分を安く見積もって出していると。それとも不法投棄とあわせたので案分してると、そういうことでしょうか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
これは県の臨時雇用対策のための補助をいただいての対応でございまして、若干平成23年度と比べますと徒歩の巡視、これが減少しております。
平成23年度実績で既に実施されているものでございますので、そういった実施とあわせて平成24年度はそれを見て計上させていただいたということでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ちょっと質問があれでしたね。
要は、ここが下がってるということがパトロールの内容がバージョンダウンしてしまっているんではないかということをちょっと懸念したんですが、昨年やってたものに対して金額が安くなっているわけですからパトロールの内容を少しグレードダウンしてやってるのか、ほぼ同じ内容でやるんですけれども予算としてはこういう取り方ですよということなのか、今ちょっと内容が、徒歩がふえた減ったとかお話があったので、そこをお聞かせください。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
平成23年度につきましては、夜間のパトロールを回転灯のついたパトロール車で2名で回っておりました。
それからまた、徒歩においてもそのパトロールを実施しておりましたが、その徒歩の部分が完全にゼロというわけではないですが減少しております。そこら辺の差ということになります。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
その徒歩を減らした理由というのは、何か特別な理由があるんでしょうか。何か聞いていらっしゃいますか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
これは緊急雇用対策の中で行われておりまして、県のほうも予算の範囲でそういった枠組みをしておりますので、そういった中で最大限のお願いをしてきたというのがこの800万円ということでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
了解しました。
それでは、もう一つ同じ関連ですが、その一番上にあります防犯対策報償金、防犯活動費報償金の100万円なんですが、この100万円の内訳というか、対象となる幾つぐらいの団体にどのように支払われているかという内容についてはわかりますでしょうか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
これは平成23年度から進めさせていただいておるものでございますが、市内にあります防犯ボランティア、この方たちへの報償金ということでございますが、市内には55ほどの防犯ボランティアがございます。これはボランティアとして地域の自治会で運営していただいているもの、また、学校のPTAという組織の中で運営されておるもの、これらがありますが、そういった活動をしていただく奨励としてこの報償金を出させていただく要綱のものに基づきまして実施していきたいというものでございます。
それで、今その奨励の要綱の内容でございますが、大きく自主防犯ボランティアの内容としましては、市の青色回転灯のパトロール車以外の車を使って、地元の車を使って活動してみえる自前の活動、谷田町等がそういうことについてやっておられますが、そういったボランティア団体と、もう一つは、市の青色パトロール車を使用していただいて活動をしていただく団体、また、徒歩により活動をしていただく団体、いろいろ地域によって変わってまいりますが、そういった自主防犯ボランティアの活動の回数に応じまして奨励金、報償金を出していきたいというものでございます。
ちょっとその区分けをお話ししたほうがよろしいですか。いいですか。そういう形でお願いして報償費でございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
実は、昨年末に地元の区長から、こういうものが回ってきたんですけどどうしましょうかという質問を受けて、これは私のアンテナが低かったのかあれなのかわからないんですが、先ほど市内に約55の防犯ボランティアの団体があるという話でしたが、これに関しての案内というのは、その55団体すべてに平等に広報されたんでしょうか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
この3月末までが1年間の実績報告を出していただくようになっておりまして、今その団体すべてに御通知を申し上げて実績報告を来月になりますが出していただくような準備を進めております。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
全部出していただいているんであれば結構なんですが、たまたまちょっと私も幾つか防犯ボランティアの団体は関与して活動しているんですが、区長会の中で、多分、自治会のほうには御案内があったと思うんですが、例えば見守り隊であったりだとか、おやじの会であったりとか、これも防犯活動はしているんですね、ボランティア団体としても登録してますし、一応事務局もやってたりするんですが、特にそういう案内を受けたという報告を受けてないものですから、されてるんであれば結構です。間違いなくされているんであれば結構ですけども、もしされているところとされていないところ、例えば区長会では案内しましたけど、ほかのところにはまだいってないところがあるかもしれないみたいなことであれば、今月末までのお話、平成23年の分は、ですので、ぜひそこの部分をしていただけたらと思います。ちょっと私の調査不足かもしれませんが、一応そちらでも確認していただければと思います。
次、いきます。
散歩みち整備事業についてお伺いします。予算の概要92ページ、説明書203ページなんですが、この散歩みち協議会への報償金、この中に多分203ページの散歩みち整備事業の780万円余の中に散歩みち協議会の報償金が恐らく入ってるんだと思うんですが、これは管理委託料の中に入っているということでよろしいでしょうか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
散歩みち協議会には報償金という形ではお出ししておりませんので、予算計上はございません。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
散歩みち協議会で活動している人たちが協議会から何か活動実績に合わせて報償金、補助金なのかわからないですけど、何かお金を受けているようなんですが、それはどういうところから出てるお金なんでしょうか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
散歩みち協議会の中で地域の方でそういったグループを組まれて、散歩みちの中で花壇をつくっていただいたりそういった方がおみえになるんですけど、それは公園のほうの愛護会の報償金の中で組まさせていただいておりまして、若干種類が変わりますけども、そういった花壇という形の中で活動していただいているということで、そこの部分については公園の愛護会の報償金の中であげさせていただいております。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
公園愛護会のお金を散歩みち協議会のほうにお渡ししているという。それをまた散歩みち協議会の中で各グループありますね、いろんな東地域だとかいろんな地域に。それで案分してお配りしているという認識でよろしいんでしょうか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
公園愛護会の中の予算としてはそこで計上させていただいておりますが、内訳としてはそういった花壇づくりということで分けておりますが、その報償金自体も大きな額じゃございませんので、お茶代が出る程度のお金ですので、その中でどのようにもともとそのグループにお支払いする報償金ですので、それをどのような形で使われているかは私のほうでは確認をしておりません。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
もちろん大した金額ではないというのは私はお手伝いしてますので知っているんですが、お金がどこから出てて、それがどういう案分の仕方というんですかね、何人の人が何時間出たよみたいな形でそれを全体の母数で割って配ってるみたいな形をぱっと計算書見たらしてたものですから、これが市がとった報償金の分配方式なのか、それとも市としては協議会に渡したお金を協議会の中で案分してる、それは向こうがやってることだから知りませんよという認識なのか、そこの部分お聞かせください。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
市の中の愛護会にお渡しする報償金の基準はございますので、それに基づいてお支払いしております。
そのあと、それをどのような形で分配をされて活用されているかというのは、ちょっと私のほうでは把握をしておりません。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
散歩みち協議会には市の規程で渡してるけれども、その協議会の中で案分ということ。もう一回お願いします。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
グループの方にお支払いをしているということで、散歩みち協議会に私どもがお支払いしているということではございませんので、それを協議会の中でどのような形で使われてるか、それはちょっと私のほうはわかりません。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
要は、協議会を通しているじゃなくて直接それぞれのグループにお支払いしていて、そのレートは市が決めてますよということですね。はい、わかりました。
そのやり方が何人の人が何時間活動しましたよという計算方式ということでよろしいですかね。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
大変申しわけありません。ちょっと細かい算定根拠までは私、把握しておりませんが、基本的に人数ではなくて、あくまで箇所という。
さんぽ道につきましては、花壇とかそういった活動の中で、一定のさんぽ道の清掃も直接やっていただいているというそういうグループについては、1キロ当たり1,000円という算定で、これはあくまで年間の総額でございますので、やった回数とかそういったところの掛け算はございませんので定額でございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
私が知ってる話とちょっと違ってますが、時間何人が、要は事務局がこの日は何人出てきました、その人が何時間やってますというところで何か案分で出すという話を聞いたものですから、それは市としては関与してないということですね。そういう計算方式をとって、それでその補助金、報償金みたいなのを受けてるという話を聞いたものですからちょっと変わったやり方しているなと思って確認したかったんですが、それは市のほうは関与してないということでよろしいですか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
実績の確認ということで活動の記録という形で報告をいただいてますので、そこの中にはどんなことをやって何人出たかというところは報告をいただいてます。
ただ、それがベースで金の算定をしているわけではございません。今、平成21年度の実績で3グループございまして、大体平均年間で3万円から4万円以内というような形の報償金をお支払いしております、1グループ。
○議長(永田起也)
ここで10分間休憩します。
午後4時03分休憩
―――――――――――――――
午後4時13分再開
○議長(永田起也)
休憩前に引き続き会議を開きます。
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
今の散歩みち整備事業の話なんですが、いわゆる散歩みち協議会というのと散歩みち愛護会になるんですよね。散歩みち愛護会というのは実際にそういうボランティアをやられてる人たちで、そこに対して報償金が支払われていて、協議会は協議会でそれとは別のボランティアの団体だよという、だからそこを私は勘違いしたのでお金の出所はいく道が違ってたという認識で部長よろしかったですか。
○議長(永田起也)
都市整備部長。
○都市整備部長(神谷幹樹)
そのような解釈で結構でございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
なので、いわゆる散歩みち愛護会は花壇等を整備してくれるということで公園愛護会との中の規程を使ってということでわかりました。解釈しました。
それに私の中では関連してると解釈しているんですが、予算の概要の80ページ、説明書の195ページにある、今度、道路愛護会支援事業なんですが、これとどう違うのかというところが聞かれても私も答えれないので、市民の方から聞かれて私が答えれなかったので、私が答えれるように私にわかるように説明していただけると大変ありがたいですが。
○議長(永田起也)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
道路愛護会と散歩みち協議会、あるいは散歩みち愛護会、公園愛護会、基本的にはボランティアで公共施設の管理の手伝いをしていただくということでいえば同じかなと。あとは、それぞれの所管しとるところが若干違うということで、私どもの建設部局で管理しております市道の中の植栽のある市道ですね、この部分の清掃なり植栽の管理等をしていただいておるグループを道路愛好会という位置づけで若干の支援をしているということでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ちなみに、今幾つの団体があるかわかりますでしょうか。あと、その若干という報償金の内容、支払い方について規定があったら教えてください。
○議長(永田起也)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
団体の数は3地区だったと思いますが、1地区が高齢化で厳しいというような話をいただいておると思っております。
それから、報償金というんですかね、支援金でございますが、これは延長が100メートル以上の区間においてということに縛りがございまして、あとは定期的に清掃、除草等をしていただくという活動内容が決めてございまして、均等割としまして1決定区域で2万円、面積割としまして道路清掃等をした面積1平方メートル当たり7円ですかね、それから低木の剪定等をもししていただけるなら1平方メートル当たり60円というふうに決めてございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございました。
これはやった団体が自己申告して、こういう活動したよという形で報告して支払われるという仕組みでよろしかったでしょうか。
○議長(永田起也)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
活動実績報告をいただいて支払いするということでございます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございます。
ちょっとまた欲張りな話なんですが、さっきの散歩みち愛護会、これもいわゆる市道にかかるところが恐らくあると思うんですが、そこで活動していながらこの道路愛護会支援事業に応募というか、登録というか、そういうことは可能なのでしょうか。
○議長(永田起也)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
たまたま散歩みちと道路愛護会の区間が一緒の区間があるとするならば、その中で、今私どもが言いましたように、植栽帯の管理が散歩みち愛護会の活動内容とマッチするのかどうかわかりませんが、その辺がマッチして区分けを今度することになると思います。
当然先ほど言いましたように、面積平方メートル当たり幾らというのがございましたので、片方でやってすぐ同じ時期に別のグループがやったと。これではただ単に二重に現地見回るだけということになりますので、活動区分けとか区間の分け等をして、それに応じての支払いになるのかなと。これ、ちょっとケースがございませんので、事例がございませんので何とも言えませんが、そのような考え方になるのかなと思います。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
レアなケースで質問してあれだったんですが、ちょっとそういうお話も出てますから、両方もらうことができるのかねという話もちらほら聞いてたものですから、それはできませんよという区分けをしていきますという考え方でやっていくということで理解しました。
次、防災のほうですね、防災倉庫整備事業、予算説明書の223ページの中の防災倉庫設置工事費340万円余があるんですが、3基増設というお話だったと思うんですが、これ、場所はどこだかお教えいただけますか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
今、3基を予定をしておりますところは、昭和の6号公園、知立高校、知立東高校、この3カ所を予定しております。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございます。
高校に新たに設置しますよということで、新規増設はそういう形で進めていかれるということなんですが、現在、既に市内に置かれてある防災倉庫に関してなんですが、その防災倉庫の保全状況、特に中身ではなくて箱物そのもののことなんですが、保全状況について今、部長としてどのような認識をお持ちになっているかお聞かせいただけますか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
倉庫につきましては、塗装が塗ってあるものでございますし、また、防災倉庫としてのマーク、字が記載してありますが、そういったものが少しずつ経年劣化で落ちてきてるところもありますので、今後そういった塗りかえ等必要になってくることになってくるではないかというふうに思っておりまして、一部その取り組みをしてきたところもありますが、なかなか設置基数をふやすことがまず第一で進めてきておりましたので、ちょっとそこまで手が入ってきておりませんが、今後そういったこともあわせてやっていく必要があるというふうに思っております。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございます。
実際、我々地元で活動したとき年に1回必ず防災倉庫を開けるんですが、年々腐食が、傷みが激しくなってきて、最近だと扉を開けると上のほうからぼろぼろと何かいろいろなものが落ちてくるほどの事態に腐食が進んでいるものもありますので、ぜひ一度、市内にチェックしていただいて、これだと雨漏りするんじゃないかって思うような疑われるようなものも出てきております。設置してからかなり期間もたっておりますので、まず一度、その保全状況すべてチェックしていただいて、実際に外から見ただけではなく扉も開けていただいて、例えばパッキン、恐らくほとんどのものがゴムのパッキンはつぶれてしまっていると思いますけれども、それをチェックを行って必要であれば改修をしていただきたいなと。今後のことですが、それをぜひ一度お願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
貴重な防災倉庫でありますので、やはり長く使いたいということではありますので、そういったメンテナンスも少しずつではありますが力を入れていきます。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ぜひお願いします。いざ使おうと思ったら中が傷んでたということでは都合が悪いですので、ぜひよろしくお願いします。
最後の項目になります。スポーツ大会等委託料、予算説明書265ページについてお伺いしたいと思います。
先ごろ、知立市民マラソン開催されました。この265ページの市民マラソンの運営については体育協会に委託しているのでスポーツ大会等委託料520万円の中に含まれているという認識でよろしいでしょうか。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
議員言われるとおり、このスポーツ大会等委託料、この中に含まれております。
以上です。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
委託されているので詳細御存じかわからないですが、この中でマラソン大会にかかる経費、費用は幾らかというのは把握できますでしょうか。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
この中のマラソン大会、この委託料につきましては110万円でございます。
以上です。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございます。
ことしも体協の皆さん、ほんとに頑張ってくださって開催されたんですが、今年度のマラソン大会の参加者について、まだ日にちがたっておりませんが、当局のほうで把握されてますでしょうか。成人が何名だったか、小学生何名だったか。成人の中に中学生が含まれると思うですが、中学生何名いたか、それは把握できてますでしょうか。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
詳細な人数につきましては、今言われたように数字出ておりますが、ちょっと今、手元にございませんので、後ほど報告させていただくということでよろしいでしょうか。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
私が見た感じで率直な話なんですが、まず、中学生が非常に少なかったんじゃないかなと思うんですが、当日、教育長も多分現場にみえましたが、どう思われましたか。
○議長(永田起也)
川合教育長。
○教育長(川合基弘)
中学生の参加は非常に少なかったというふうに自分もみました。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
知立市の規模からいって、その適正な人数が何人かというのはこれからいろいろ考えていく部分だと思うんですが、ちなみに参加人数の推移もわかりませんね、どういう流れできてるか。またそれもわかったら教えてください。
これは私も見て率直に思ったことであり、そのあと市民の方ともお話していてあったんですが、まず、全体的にもう少し盛り上げたいねと、参加人数ふやしたいねというのが市民の皆さんの率直な感想です。
まず、中学生に関して人数が少ない、これについて原因をどのようにお考えになられますか。
○議長(永田起也)
川合教育長。
○教育長(川合基弘)
日程を組むときに、いろんな関係の中で中学校の学年末テストの直前であったということが一番大きな原因であるかなということを思います。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
やはりそういう声を聞きました。何でこの日なのということを保護者の方からも中学生の生徒からも、ほんとは出たいんだけども試験日前日にちょっとそれは出づらいなという話があったので、そこら辺もまた一度御検討いただけたらなと思うんですが、それと、成人の方の人数も子供の人数に比率してなんですが、昨今のマラソンブーム、最近オリンピックの代表選考会なんかでテレビなんかでもにぎわしていますが、マラソンブームにあって少し知立市の大会寂しすぎるんじゃないかなというふうに思うんですが、その成人の数がなかなかふえていかない。人数がちょっと少ないんじゃないかなと。これは私の主観なので実際とは違うかもしれませんが、そのように感じる原因としてどのようなものを感じられるか、お考えいただけますか。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
このマラソン大会の参加者につきましては、私どものほうも近隣でいえば高浜市が2,500名ということを聞いております。それに比べて、今ちょっとうろ覚えなんですけど知立は約800名だったと思うんですが、全体で。確かに参加者が少ない。成人の方につきましては、なぜということはいろいろ協議はしております。それは、やはり今、5キロが最高の距離でございますので、マラソンをやられる方は5キロではちょっと魅力がないと。最低でも10キロとかそれぐらいないと参加者が伸びないのじゃないのかなというふうに私は考えております。
以上です。
○議長(永田起也)
4番 田中議員。
○4番(田中 健)
ありがとうございました。
ほんとに私のところにも、まさにその声がダイレクトに、ちょっと距離が短いなという、にわかランナーであれば5キロが精いっぱい、3キロでいっぱいいっぱいなんですが、やはりふだんから熱心に運動されている方にとっては、ちょっと5キロは物足りない。10キロぐらい最低ないと、できればハーフマラソンをやってほしいと言われましたが、4キロ四方でハーフマラソンというとぐるぐる回ることになってしまいますのでなかなか難しいと思うんですが、もう少し距離を延ばしてもらえると張り合いがあるという声はありましたので、この声もぜひお届けいただきたいと思います。
それと、市民の方からほかの声であがったのは、先ほど言った開催日の検討、それと、せっかく大会盛大にやるんであれば、何かスポンサーをつけて何かそういうスポンサーからの協賛であったりだとか、参加賞であったりとか、そういうものをつけても、それを目当てにということじゃないですが、それも張り合いになるんじゃないかと。
それと実際ランナーの方は、ここにICタグか何かをつけて走られて、スタート、ゴールが電子的に計算されているようなんですが、ああいった先進機器を導入しているであれば、順位が年代別に出さないかと。例えば成人なら成人でいってしまうので、例えば20代、30代、40代、50代で分けるのか何代ぐらいで分けるのかはあれなんですが、50代の人が何位でしたと見せて、若い人と比べられちゃ張り合いないよという気持ちもわからんではないが、同年代の中で、おれは何位なんだということを知りたいみたいな声もありましたので、恐らくICタグを使っていれば、さほど登録の段階でやってしまえば難しいことではないと思いますので、マスタークラスとかシニアクラスなんかをつけていただいて、またその年代の中で競い合っていただけるようなことがあれば張り合いが出てくるんじゃないかなと思いますが、こういうアイデアはいかがでしょうか。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
年代別に出すということは、これは今、私、考えてもできることだと思っております。
あと、参加者をふやす方法といたしまして、議員言われるとおり、私も子供がまだ小さいころは名城マラソンや何かに連れて行った覚えがございます。そのときは、やはり参加賞が大変いいものがもらえるし、抽せん会も結構いいものがもられたという記憶がございます。やはりそういったことも踏まえて、実は教育長のほうからも先ほど言った高浜が2,500で知立が800という中で、もっと盛大にふやせないのかという話がありました。その中で、そういったスポーツ機器のお店のスポンサーとかそういったことも考えて、そういったことも視野に入れてもう少しいろんな方が集まっていただける。距離の問題もございますが、これも安城署との話し合いの中で、なかなか難しい面もございますが、でき得る限り参加していただける方が気持ちよく参加していただけるように私ども努力していくつもりでございますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(永田起也)
ほかに質疑はありませんか。
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
予算書の173ページ、一番下に006分別地区集積所整備事業123万9,000円、この内容についてお聞かせください。
○議長(永田起也)
市民部長。
○市民部長(竹本有基)
これは町内会の地区で行っていただいております集積所の整備事業の工事費でございますが、これはどこということではなくて、枠としてとらせていただいておる分でございます。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
現在、市内には何年か前は五十何カ所集積所があったと記憶していますが、現在何カ所ありますでしょうか。
○議長(永田起也)
市民部長。
○市民部長(竹本有基)
現在、町内会のごみ集積場所でございますが、町内会のほうで55カ所、それに不燃物処理上も1つ勘定をいたしますと、全部で56カ所でございます。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
56カ所あるということですが、恐らくそのうちの9割以上は公共の土地、例えば公民館の駐車場とか公共施設の駐車場の一角を借りて集積所として活用していると思います。
そういった集積所に対して市のほうで施設に関しては、例えばフェンスとか水道とか屋根とかそういったものは市が手配するということかと思いますが、その55カ所プラス1ですけども、そのうち民間の土地を借りて借地料を払っているようなそういった集積所がありますでしょうか。わかればお聞かせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
市民部長。
○市民部長(竹本有基)
今、民間のところをお借りをしておりますのが、神社というところもあるわけでございますが、これも含めて5カ所でございます。
そして、賃借料というお話でございますが、ちょっとその部分については把握をしておりません。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
5カ所あるということですけども、私の地区の集積所で南部にあります高根地区、この地区の集積所が今回この牛田町20号線の拡幅計画で従来の約3分の1になってしまいました。そこで集積所としての機能をなかなか果たすことができないということで、地域の住民からもいろんな要望が区長のところに寄せられ、本来ならば南部公民館の駐車場の一角を借りるのがほんとは理想ですけども、あの南部公民館が地区からちょっと離れたところがあるということで、現状のところを希望される住民から、何とか3分の1になった隣の民地を借りて集積所としての機能を維持していきたいたいという要望が強く、区長が隣の民地の今、借地料を含め話を進めておりますけども、当然ながら今回この公共工事の道路の拡幅でかかったわけでございますので借地料、これは金額にしてわずかなものですけども、市のほうで負担していただけるとこれはだれもが思いますが、この点の確認をさせていただきたいと思います。
○議長(永田起也)
市民部長。
○市民部長(竹本有基)
今、高根の集積所というのは市の土地を使っていただいておるということで、今、議員お話のように、道路の拡幅でかなり狭くなってしまうということでございます。それを民地をお借りをするというお話が進んでおるということでございますが、この借地料、これについてはちょっとほかにも今、民地をお借りをしておるところがあるわけでございますが、そこら辺の実情を申しわけございません、今、私が認識をしておりませんので、そこらとの関係もありますので、一度検討させていただきたいというふうに思います。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
先ほど民地を借りているところが5カ所あるということですけども、今回は公共工事にかかっての約3分の2を取られてしまったということですが、当然、私はこれは何らかの形で市のほうで対処すべきと考えます。
この南部集積所、これは過去にはナシの集荷所がありまして、将来の拡幅計画を見据え、市が先行投資してその資金で南部公民館ができたということは私は承知しております。しかし、それはもう十何年昔の話でございまして、今の市長、また、地元の方もそこら辺の成り行きを承知している方はあまりおりません。
今回、負担なかなか難しいのであれば、何らかの形で補助対象とすべきと私は考えますが、再度この点についてお聞きいたします。
○議長(永田起也)
市民部長。
○市民部長(竹本有基)
先ほど民地をお借りしておるというところが5カ所あるというふうにお話をさせていただいて、その賃借料の部分についてお答えをしていなかったわけですが、今、賃貸料をお支払いをしているというところはございません。
ただ、牛田町のところもJAから牛田町が借りてみえるということでありますが、これは牛田町のほうではお支払いをしてみえるというそんな情報は伺っております。
そんなこともありまして、今この高根の集積所、これについて今まで賃借料をほかのところでは払ってきてないということがございますので、ただ、ほかに土地があるのかと、こんなことも関係してくるわけでございます。そこら辺のところは、ひとつもう少し検討する必要はあろうということは思いますが、今ここで賃借料をお支払いします、あるいは補助金を出しますと、ちょっとそこまで御返事することは控えさせていただきたいと思います。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
またしっかりとそこら辺のところを検討していただきたいと思います。
とにかく公共工事にかかったという点が、ほかの地区とは私は違うと思いますので、その点を考慮して検討していただきたいと思います。
次に、予算書223ページをお願いします。
防災啓発事業の防災講座講師報償金、003ですね、これが昨年は3万円で一昨年はたしか6万円、そして次年度の予算では13万円となっておりますけども、何か講師の当てがあっての予算計上なのか、そこら辺のところをお聞かせください。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
この講師の謝礼の10万円につきましては、市民の方の防災意識を高めていただこうということから、今回東日本の震災の折に釜石市の奇跡というようなお話もあった小学校の避難についての内容でクローズアップされました群馬大学の片田敏孝教授ですかね、この方を一遍防災講演会に及びしようではないかということを平成24年度考えまして、この予算計上をさせていただいたところでございます。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
わかりました。
私は、この講師にお金をかけるのも結構ですけども、講演というものは割と聞いた時点では感動するわけですけども、一晩寝ると半分忘れ、二、三日すると何の話だったのかなぐらいに終わってしまうこともあるわけでございまして、講座の内容が大事なことは当然ですけども、やはりいかに多くの市民の動員を図るか。そしてまた、ある面ではこういった防災というものは市民が体験できるような講座、もちろんその講師の講演を交えて体験できるような講座、自分の体で会得する、そういったことも非常に大事なことかと思いますので、そこら辺を留意して、またその講座を開いていただきたいと思います。
次に、同じく225ページの010同報無線整備事業627万5,000円、これは八ツ田と市役所の子局の更新と予算の概要に紹介されておりますが、市内には同報無線の聞き取りにくいというよりも全く聞こえないというそういった地区が現実にありますが、そのような地区の設置要望に対して、新設にはどのように予算対応されるのか。この六百二十云々は更新の予算と思いますけども、新設に関してはどのように対応されるお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
予算計上させていただいているのは、今、非常に機器も古くなってきておりますことからの更新の費用をあげさせていただきました。
非常に同報無線の聞き取りにくい、また、聞けないというようなお話もある地区もございます。これは、さきの議会の資料でもお出しさせていただいているところで、10カ所ぐらいのところがあるわけですが、こういったところの新設につきましては、やはり地域の住民の方たちの理解が真に必要というところがございますので、そういったお話がまとまった、また、位置も確定したという段階において私どもも、ぜひ新設が臨みたいというところでございますので、補正予算等の対応の中で対応させていただきたいというふうに思っております。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
補正で対応していただけるということですね。
この同報無線に関しましては、私、昨年の12月議会の一般質問の中で、9月4日の本年度の知立市総合防災訓練が中止になったアナウンスが聞こえなかったと、そういった事例を紹介するとともに、この今の時代、総合防災訓練、市としての訓練が中止のままでいいのかと、そういったことを提言させていただきました。
そのときに総務部長は、3月11日に東日本大震災発生の日前後に避難所の体験をしていただくようなことを地元の区長、自主防災会に協力要請して、何とか1カ所でも、また数カ所でも実施したいと答弁され、そこで去る3月3日午後から4日の午前にかけて来迎寺小学校体育館において避難所運営訓練が実施されました。
今回の訓練は、地元にはあまり知らされず、急なことであったわけでございますが、今回の訓練はどのような経緯を経て計画されたのか、その点、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
さきの議会の中で、そういった訓練を実施していきたいという旨のお話をさせていただきました以降、いろんなところに声をかけさせていただいた中ですが、会場となる体育館というのが一つありましたことから、今回、来迎寺小学校の体育館をお借りするよということでお願いさせていただきました。
たまたま卒業の前ということもありまして、日程調整に苦慮したわけですが、この3月3日にお貸しいただけるということでお借りしまして、そのもとに来迎寺学区の区長に呼びかけをしまして、市民の方たちの参加、消防団の方たち、地域の自主防災会の方たちにも声をかけさせていただいた中で開催をさせていただきました。
その折にも、やはり少し私どもの声かけがおそかったということもありまして、地元の役員、また、自主防災会の人たちには、もう少し早く連絡してくれんと段取りができんじゃないかというお声も多くいただきました。
そんな中で実施をさせていただきましたが、避難訓練ということで体育館44世帯の51人の方が寄っていただきました。ほんとに御無理をいった中ではありましたが、多くの方たちの協力を得まして避難体験、1泊泊まりの経験もできましたし、また、今回の訓練におきましては、NPO法人の愛知ネットというところの協力も得まして東日本の震災の状況、また、避難の内容、こういった講演も行えましたこと、また、知立市のボランティアの方の講演もいただけました。非常に皆さん聞いていただいて、よかったということでありました。
とりわけ、NPO法人の愛知ネットの方による避難所運営HUG訓練も一緒に合わせてやることができました。この訓練につきましては、参加いただいた方たちは、ほんとにいざといったときにいろんな避難者の要望を受けてくるわけだけれど、こういった避難所運営のリーダーの人たちというのはどういう苦労が必要だということがよくわかったというようなことの感想もいただきました。そういった意味では、今回のあまり大きなものではありませんでしたが、地域の方たちのいい訓練になったなというふうに強く感じました。
以上です。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
今、るる説明がありました。確かに非常に急なことでございまして、対象の我々の学区3町ございますが、そのうちの1町は当日は会議があるので参加できないということで一切協力はありませんでした。ほかの2町も、余りにも急な話で全面的な協力はできず、一方的な要請に私のところへも、どうなっておるんだという苦情も多々ありました。また、こういった学区の行事というのも、普通回覧板で住民にこういったことをやりますよという周知を図るべきですが、回覧板を回すこともできませんでした。
そこで学区の要請は住民に対しては周知を図ることができず、そこで来迎寺小学校への要請、また、消防団への要請となったと考えますが、そういった点で、私は、非常にいい体験のできるせっかくの訓練であっただけに残念でした。
それと、やはりこういった学区の防災訓練、やはりいざ災害のときには市の職員、学区にはかなりの職員も現実に住民として住んでいるわけでございますので、そういった職員にも私は当然ながら何らかの形で参加の要請をすべきと考えますが、そこら辺のところをされたんでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
総務部長。
○総務部長(林 勝則)
今回の避難所の避難体験訓練、知立市としては第1回ということでありまして、非常にどういった形でいくのがいいのかということもいろいろ考えまして苦慮しました。
まず一番最初の声かけをさせていただいたときに第一声が、この寒いときにこれやるのかと、こういうお話も実をいうとありました。3月11日の震災の日に合わせというその近くでという気持ちがありましたので、この3月ということでやりましたが、確かに時期としては寒かったです。一晩体育館の中で寝たのも非常に寒かったです。こういったことからすると、市民の方たちに多く来ていただくにも個人の判断で参加をいただきたい。風邪を引いたら市は責任をとってくれるかというようなお話もありました。
しかし、参加をいただいた方たち、わずかではありましたが、ワンステップ、一つのステップとしては非常に参加していただいた方からはよかった。これを皮切りに第2回、第3回をお願いしたいというアンケートのお答えもいただきました。こういったことも今後の一つの参考として今後ともこういった取り組みに少人数の中でやることも大いに必要なことかなというふうに思いましたので、今後ともこういったことに取り組んでまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
確かに参加者は苦情ではなく、大変いい体験ができたと、そういった声を多く聞きました。
当日は、先ほど部長からも説明がありましたが、15時からNPO愛知ネットの講師による避難所での講習、演習と続き、18時からは非常備蓄食料の五目御飯をみんなで食べ、その後、避難所運営ゲームをし、22時消灯就寝、そして明くる朝7時に起床してラジオ体操、そして7時半から非常食の朝食はおかゆでございましたけども、それを食べ、その後、防災講話で10時解散、そういったその中で、底冷えのする体育館で寝袋での宿泊訓練も私ももちろん体育館で寝たのは初めてですし、寝袋で寝たのも初めてで、非常にいい経験ができたと思っております。
そういった点では、この企画に対し、実行していただいた職員の方々には感謝する気持ちでいるわけでございますが、当日は、市長を初め、総務部長、また関係職員の方も寝袋で泊っていただきましたが、市長にお聞きしますが、今回の訓練の実施に至る経緯についての感想、また、市長自身、私の二、三人隣で寝袋で寝ておられましたが、その体験をした感想をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
林市長。
○市長(林 郁夫)
坂田議員におかれましては、当日、体験訓練ありがとうございました。
今、坂田議員御案内ありましたように、非常に盛りだくさんの研修、また、訓練をさせていただいたということで、私自身も心と体で1日1泊だったんですけれども、今までとちょっと違った意識が芽生えたのかなというふうに思わさせていただきました。
先ほど来お話がありました、やはり課題としましては、もう少し大勢の方に御参加いただけると、非常にいい訓練だっただけに惜しまれるかなというふうに思わさせていただきました。今回は五十数名でありました。これでやはり終わりじゃなくて、この50名の方が核となって、今度もう少し早目に周知させていただいて、もっともっと大勢の方来ていただいて一人でも多くの方がああいった訓練を体験をいただくことを期待するところでありまして、これから平成24年度につきましては、ほかの学区でもぜひやっていただくようにお願いをしていきたいというふうに思っております。ありがとうございました。
○議長(永田起也)
16番 坂田議員。
○16番(坂田 修)
ぜひまた次年度も我々の学区でも結構ですし、ほかの学区ででもそういった訓練を実施していただきたい。
あと一点だけ、そのとき感じたのは、先ほど申しました来迎寺小学校の父兄2家族がその日は宿泊されていきまして、夜の非常食、朝の非常食を家族で楽しく食べておりました。
私は、年に1回ぐらいはこの学校給食の中に非常食を取り入れる。恐らく父兄からは栄養の問題で苦情もくるかと思いますけども、学校での防災教育の一環として非常食を体験するのは非常にいいことかと思いますので、この点は要望、私からの勝手な要望とさせていただきますので答弁は結構です。
あと、予算の概要の44ページに防災ラジオの事業についていろいろお聞きしたいんですが、ちょっと一点だけ、まず、今回初日の議案説明のときに市長から、この防災ラジオのモニター募集に絡めて耐震シェルターの設置、防災ベッド購入補助制度の拡充を図ると述べられましたが、これらの件は過去の議会においては、他市の状況を見て今後研究していくというような答弁かと思いますけども、具体的に言われました。この平成24年度耐震シェルター、また、防災ベッドの購入補助制度をどのように考えておられるのか、その点をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(永田起也)
建設部長。
○建設部長(佐藤勇二)
住宅の耐震対策ということの中で、従来、簡易耐震改修補助というのがございました。これのメニューの一つとして、さきの議会のときにも質問ありましたけども、耐震シェルター、あるいは防災ベッドの補助対象はできないかという質問がありまして、他市の状況を見させていただきまして、県内まだ6団体ぐらいですかねということでございますけども、耐震という考え方とはちょっとそぐわないような感じもせんでもないんですけど、人命を守るという観点からいったときに、これも一つありかなということで、今年度のその簡易耐震の一つのメニューとしまして耐震シェルター、あるいは防災ベッドの購入費に対して補助したいというものでございます。
○議長(永田起也)
教育部長。
○教育部長(野村清貴)
先ほどの田中議員の御質問の中で、私は答えれなかったマラソン大会の参加者の推移、また、平成23年の内訳について説明させていただきます。
まず、推移でございますが、平成21年度が619人、平成22年度が855人、平成23年、今年度が703人でございます。
703人の内訳でございますが、小学生が351人、中学生が13人、一般の方が339人という内訳でございます。
以上です。
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○議長(永田起也)
お諮りします。議案第26号の途中でありますが、本日の会議はこれで延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永田起也)
御異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。
なお、会議は明日7日午前10時から、本日に引き続き質疑を行いますので御参集ください。
本日はこれで延会します。
午後4時58分延会
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