午前10時00分開会
○議長(池田滋彦)
 ただいまの出席議員は22名です。定足数に達していますので、これより平成24年知立市議会9月定例会を開会します。
 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。
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○議長(池田滋彦)
 これより日程に入ります。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、12番 佐藤議員、14番 川合議員を指名します。
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○議長(池田滋彦)
 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
 お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月28日までの23日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、会期は23日間と決定しました。
 なお、会期中の日程は、お手元に配付しました案のとおりですので、御了承願います。
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○議長(池田滋彦)
 日程第3、諸般の報告をします。
 まず、会計事務について御報告します。
 平成24年6月分例月出納検査結果が監査委員から議長宛てに提出されています。その写しをお手元に配付してありますので、ごらんいただきたいと思います。
 次に、報告第7号、第8号、第9号、第10号について、提出者から順番に説明を求めます。
 建設部長。
〔建設部長 佐藤勇二登壇〕
○建設部長(佐藤勇二)
 おはようございます。
 報告第7号 平成23年度知立市一般会計継続費精算報告書につきまして御報告申し上げます。
 地方自治法第212条第1項に規定に基づき、一般会計第8款土木費、第5項住宅費、市営住宅整備事業につきまして、平成22年度から平成23年度までの継続費として平成23年3月議会で御可決いただきました。
 全体計画としましては、総予算額2億3,606万5,000円に対し、支出済額は2億3,193万3,450円であり、年割額と支出済額の差額の413万1,550円は請負残により不用が生じたものでございます。
 以上、継続年度が終了しましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により継続費精算報告書のとおり御報告申し上げます。
〔建設部長 佐藤勇二降壇〕
○議長(池田滋彦)
 企画部長。
〔企画部長 清水清久登壇〕
○企画部長(清水清久)
 報告第8号 平成23年度健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率について御報告させていただきます。
 四つの健全化判断比率のうち、1番目の指標、実質赤字比率は、一般会計等の実質赤字額の標準財政規模に対する比率であります。
 算定した結果につきましては、実質赤字額がありませんので、当該比率はありません。
 2番目の指標、連結実質赤字比率は、全会計の実質赤字額の標準財政規模に対する比率であります。算定した結果につきましては、連結実質赤字額がありませんので、当該比率はありません。
 3番目の指標、実質公債費比率は、一般会計等が負担する地方債の元利償還金と準元利償還金の標準財政規模に対する比率であります。算定した結果につきましては、3.1%であります。
 4番目の指標、将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であります。算定した結果につきましては、将来負担額の見込み額が充当可能財源を下回ったため、当該比率はありません。
 四つの指標とも国の基準で定めるそれぞれの早期健全化基準、財政再生基準を下回っており、健全な財政状況であると考えます。
 次に、公営企業の資金不足比率であります。
 資金不足比率は連結実質赤字比率算定に用いる公営企業ごとの資金の不足額の公営企業の事業の規模に対する比率のことであります。
 水道事業会計、公共下水道事業特別会計の資金不足比率でありますが、両会計とも資金の不足額がありませんので、算定した結果につきましては両会計とも当該比率はありません。
 両会計とも国の基準で定める経営健全化基準を下回っており、経営内容につきましては健全であると考えます。
 以上で、平成23年度健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率についての御報告とさせていただきます。
〔企画部長 清水清久降壇〕
○議長(池田滋彦)
 市民部長。
〔市民部長 竹本有基登壇〕
○市民部長(竹本有基)
 報告第9号 平成23年度知立まちづくり株式会社決算につきまして御報告をさせていただきます。
 お手元の資料、知立まちづくり株式会社第18期決算報告書の1ページをごらんをいただきたいと思います。
 1、営業概要のうち、(1)営業の経過及び効果では、主催及び共催の講演を計9事業実施し、新たなジャンルの創造を図るべく、一般公募による合唱祭の開催や既存の講演の定着化にも努めております。
 事業面では、東日本大震災の影響もあり、全体の売上高は昨年に比べ5.5%減少しています。このうち、文化施設収入については前年度比6.2%減少、駐車場収入は台数が1,949台減少し、収入も1.9%の減少となっています。
 また、費用面では、建設後13年を経過した建物を3,174万9,000円かけて大規模修繕工事を実施したことから、販売費及び一般管理費は前年度比35%増加の1億895万6,000円となりました。
 その結果、当期純損失は3,017万1,000円となり、繰越利益剰余金はマイナス4,511万1,000円となりました。
 次に、(2)今後対処すべき課題としては、新たな利用者確保を目指し、魅力ある自主事業の実施、各種教室の誘致に努め、知立市の文化向上に尽力することとしております。
 (3)営業成績及び財産の推移につきましては、2ページのとおりであります。大規模修繕を実施したことにより経常利益、当期利益とも大きなマイナスとなっております。
 また、総資産も積立金を取り崩して大規模修繕工事を行ったため大きく減少をしております。
 2、会社の概要につきましては、2ページから3ページのとおりであり、(5)従業員の状況で前年度途中に嘱託員が1名減少した以外は前年度と大きな変化はございません。
 次に、4ページ、貸借対照表をごらんください。
 借方資産の部につきましては、現金及び預金などの流動資産が8,658万6,000円、固定資産は有形、無形、投資、ほかの資産を含めまして3億3,578万1,000円で資産の部の計は4億2,236万7,000円です。
 次に、貸方負債の部をごらんください。
 流動負債は1,281万円で、その内訳は未払金、前受金、1年内返済予定の長期借入金等です。
 固定負債は長期借入金3,940万2,000円で、負債の部の合計は5,221万2,000円です。
 純資産の部につきましては、株主資本は3億7,015万5,000円で、内訳としては資本金1億円、資本剰余金3億1,526万6,000円、そして、利益剰余金はマイナス4,511万1,000円となっています。
 負債、純資産の部の計は、資産の部の計と同額の4億2,236万7,000円であります。
 次に、5ページ、損益計算書をごらんください。
 営業損益の部につきましては、売上高として駐車場収入、文化施設収入、イベント等収入、その他営業収入で4,588万4,000円、売上原価はイベント等原価の588万2,000円で、売上総利益は4,000万2,000円であります。
 販売費及び一般管理費が1億895万6,000円であることから、差し引き6,895万4,000円の営業損失となっています。
 営業外損益の部は、営業外利益が市補助金、雑収入など合わせて3,822万4,000円でありますので、経常損失が3,072万9,000円、特別損益及び諸税を加えました当期純損失は3,017万1,000円であります。
 次に、6ページの株主資本等変動計算書をごらんください。
 表の一番左端1行目、前期末残高に当期変動額であります当期純損失3,017万1,000円を加えた表の一番下、当期末残高は、資本金1億円、資本剰余金3億1,526万6,000円、利益剰余金はマイナス4,511万1,000円、株主資本合計3億7,015万5,000円、純資産合計も3億7,015万5,000円となっています。
 8ページは監査報告書となっております。
 以上をもちまして、平成23年度知立まちづくり株式会社決算の報告とさせていただきます。
〔市民部長 竹本有基降壇〕
○議長(池田滋彦)
 都市整備部長。
〔都市整備部長 神谷幹樹登壇〕
○都市整備部長(神谷幹樹)
 報告第10号の専決処分について御報告申し上げます。
 この専決処分は、物損事故に関する損害賠償の額の決定及び和解について地方自治法第180条第1項の規定に基づき行わさせていただいたものでございます。
 事故の内容につきましては、平成24年5月19日土曜日午後2時ごろ、知立市昭和1丁目8番5地先の猿渡川昭和緑地において発生したもので、猿渡川昭和緑地愛護会会員2人が肩かけ式草刈り機に草刈り作業を行っていたところ、草刈り機の歯が地表面の石をはねて付近に駐車していた相手方車両のフロントガラスに当たり破損させたものでございます。
 今回の事故につきましては、市は相手方との話し合いの結果、相手方の破損したフロントガラスの修理代金の全額9万7,181円を支払うことで示談し、平成24年8月29日に専決処分させていただきました。
 さきの報告第6号の件とあわせ、このような事故を起こしたことにつきましては、まことに申しわけございません。
 今後は、事故のない安全な公園愛護会活動を行っていただくため安全な作業手順を定め、公園愛護会会員の安全意識の向上と再発防止に努めてまいります。
 以上で報告終わります。
〔都市整備部長 神谷幹樹降壇〕
○議長(池田滋彦)
 説明が終わりました。
 これで諸般の報告を終わります。
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○議長(池田滋彦)
 日程第4、請願(陳情)についての件を議題とします。
 ただいま議題となっています請願(陳情)の件については、お手元に配付してあります請願(陳情)文書表(第3号)のとおり、会議規則第134条第1項の規定に基づき、所管の常任委員会に付託します。
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○議長(池田滋彦)
 日程第5、同意第3号 知立市監査委員の選任についての件を議題とします。
 提出者から提案理由の説明を求めます。
 林市長。
〔市長 林 郁夫登壇〕
○市長(林 郁夫)
 失礼いたします。
 平成24年知立市議会9月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位には公私ともに御多用の中を御出席を賜り、まことにありがとうございます。
 それでは、ただいま議題となりました同意第3号 知立市監査委員の選任について、提案理由の説明を申し上げます。
 現代表監査委員であります上野実氏の任期が本年9月8日をもちまして満了となるため、引き続き監査委員に同氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意をお願いするものであります。
 同氏は、裏面の略歴に記載がありますように、昭和62年1月から税理士業を開業されており、税理士関係の要職も数多く歴任されてみえました。
 人格が高潔で、財務管理、事業の経営管理、そのほか行政運営に関しすぐれた識見を有しておられ、引き続き監査委員として適任であると考えております。
 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
〔市長 林 郁夫降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
 これより同意第3号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 お諮りします。同意第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、同意第3号については、委員会の付託を省略することに決定しました。
 お諮りします。同意第3号については、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、同意第3号は、討論を省略することに決定しました。
 お諮りします。ただいま議題となっています同意第3号 知立市監査委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、同意第3号 知立市監査委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決定しました。
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○議長(池田滋彦)
 日程第6、同意第4号 知立市教育委員会委員の任命についての件を議題とします。
 提出者から提案理由の説明を求めます。
 林市長。
〔市長 林 郁夫登壇〕
○市長(林 郁夫)
 それでは、ただいま議題となりました同意第4号 知立市教育委員会委員の任命について、提案理由の説明を申し上げます。
 現教育委員会委員の鈴木恭子氏の任期が本年9月30日をもって満了となるため、後任として宇納一公氏を任命いたしたく提案するものであります。
 同氏におかれましては、裏面の略歴に記載がありますとおり、長年教授として愛知教育大学に勤められ、また、本年4月から同大学の特別教授として現在に至っておられます。
同氏は、パティオ知鯉鮒屋外彫刻プロムナード展振興運営委員会顧問、ちりゅう芸術創造協会理事、知立市文化協会副会長として知立市の芸術文化の向上に御尽力いただいております。
 人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し高い識見を有する同氏を委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意をお願いするものであります。
 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
〔市長 林 郁夫降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
 これより同意第4号に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 お諮りします。同意第4号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、同意第4号については、委員会の付託を省略することに決定しました。
 お諮りします。同意第4号については、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、同意第4号は、討論を省略することに決定しました。
 お諮りします。ただいま議題となっています同意第4号 知立市教育委員会委員の任命について同意を求める件は、これに同意することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、同意第4号 知立市教育委員会委員の任命について同意を求める件は、これに同意することに決定しました。
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○議長(池田滋彦)
 この際、日程第7、議案第43号 知立市防災会議条例及び知立市災害対策本部条例の一部を改正する条例の件から日程第25、認定第7号 平成23年度知立市水道事業会計決算認定についてまでの件、19件を一括議題とします。
 提出者から順番に提案理由の説明を求めます。
 林市長。
〔市長 林 郁夫登壇〕
○市長(林 郁夫)
 それでは、ただいま議題となりました諸案件について、提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第43号 知立市防災会議条例及び知立市災害対策本部条例の一部を改正する条例につきましては、災害対策基本法の一部改正に伴うもので、知立市防災会議条例の一部改正につきましては、知立市防災会議の所掌事務の一部を変更することなどを行うものであり、また、知立市災害対策本部条例の一部改正につきましては、災害対策基本法の一部改正に伴う条ずれに対応するものであります。
 次に、議案第44号 知立市交通安全条例の一部を改正する条例につきましては、市民の安全で快適な生活を実現するため、基本となる事項に高齢者の交通事故の防止、飲酒運転の根絶及び自転車事故の防止に関する事項を加えるものであります。
 次に、議案第45号 知立市子ども条例につきましては、児童の権利に関する条約の理念に基づき、子供の権利を保障し、地域社会全体で子供のすこやかな育ちを支え合う仕組みを定めることにより、子供に優しい夢を育むことのできるまちの実現を目的として制定するものであります。
 次に、議案第46号 知立市老人憩の家条例の一部を改正する条例につきましては、平成24年度をもって知立市八橋老人憩の家を廃止するものであります。
 次に、議案第47号 知立市体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、北林運動広場の設置などに伴うもので、知立市体育施設に北林運動広場を加え、また、市民体育館などのロッカー使用料を無料にすることなどを行うものであります。
 次に、議案第48号 知立市屋外センター条例の一部を改正する条例につきましては、知立市屋外センターの利用促進を図るため、衣浦東部広域行政圏の在住者、在勤者及び在学者並びに伊那市の住民がテント、ケビン及び研修室3、4を宿泊利用する際の使用料を現行使用料の半額に減額するものであります。
 次に、議案第49号 知立市精神障害者小規模保護作業所の指定管理者の指定については、現在、精神障害者小規模保護作業所、通称かとれあワークスは、利用者の家族を中心に組織する特定非営利活動法人かとれあ福祉ネットに指定管理者として管理運営をお願いしているところであります。
 平成25年3月31日をもって5年間の指定管理期間が切れることとなりますので、長年、精神障がい者の方を支援し、また、実積のある特定非営利活動法人かとれあ福祉ネットを引き続き平成25年4月1日から平成30年3月31日までの5年間、同施設の指定管理者に指定するため地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
 次に、議案第50号 平成23年度知立市水道事業会計未処分利益剰余金の処分については、平成23年度知立市水道事業会計未処分利益剰余金4億9,843万3,811円のうち、4,120万8,000円を減債積立金に積み立て、残余を翌年度に繰り越すため地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。
 これは地域の自主性及び自立性を高めるため、改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い地方公営企業法が一部改正され、利益剰余金の処分については条例の規定、または議会の議決を経て行うこととなったものであります。
 本市においては、各決算時での経営状況に応じた対応を行うため、議会の議決を経て利益剰余金の処分を行うこととさせていただきました。
 次に、議案第51号 平成24年度知立市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出をそれぞれ7,331万円増額し、総額を214億8,299万円とするものであります。
 歳入の主なものは、本年度の当市の財政力指数が0.96となることから、昨年度に引き続き、普通交付税の交付団体となり、普通交付税の額が2億7,699万8,000円に確定したことにより、地方交付税2,300万2,000円、地方特例交付金1,110万4,000円、財政調整基金繰入金4億24万1,000円を減額します。
 一方、県支出金985万8,000円、前年度繰越金4億9,507万3,000円などを増額いたします。
 歳出の主なものは、総務費では防犯対策事務事業として防犯交通情報管理システム導入業務委託料55万2,000円、防犯対策推進事業として駐車場防犯カメラ設置費補助金325万円、防犯対策物品購入費補助金100万円など。
 また、民生費では福祉の里八ツ田管理運営事業の各種営繕工事費62万3,000円、後期高齢者医療に関する過年度分療養給付費負担金1,708万3,000円など。
 民生費では予防接種事業のポリオにおいて、生ワクチンから不活化ワクチンへ変更するため、予防接種委託料4,019万2,000円、高齢者肺炎球菌ワクチン接種事業として接種助成金720万円など。
 商工費では観光施設維持管理事業として八橋史跡保存館燻蒸業務委託料、貯蔵資料補修委託料、史跡保存館室内改修工事費など596万8,000円。
 また、土木費では排水路改修工事費400万円、ミニバス運行事業としてダイヤ改正に伴う消耗品など105万7,000円など。
 消防費では災害対策事業として市役所自家発電機基本設計業務委託料525万円、同報無線整備事業として牛田町へ新たに設置をいたします同報無線整備工事費393万9,000円など。
 また、教育費では昨年度に八ツ田小学校への備品購入のために寄附金をいただいたことから備品購入費50万円、知立中学校消火栓配管改修工事費419万7,000円、福祉体育館営繕工事費273万3,000円などを計上するものであります。
 次に、議案第52号 平成24年度知立市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億2,110万8,000円を増額し、総額を58億1,980万8,000円とするものであります。
 これは決算に伴い剰余金の一部を基金に積み立てるとともに、納付額などの確定に伴い、国庫負担金等返還金を増額し、医療費適正化推進事業として柔道整復施術療養費支給点検委託料37万8,000円を計上するものであります。
 次に、議案第53号 平成24年度知立市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ3,246万5,000円を増額し、総額を18億7,046万5,000円とするものであります。
 これは決算に伴う過年度剰余金を繰り越すことに伴い、一般会計繰入金を2,779万2,000円減額し、歳出につきましては工事請負費を3,246万5,000円増額するなどの所要の措置を講じるものであります。
 次に、議案第54号 平成24年度知立市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ4,757万円を増額し、総額を25億7,517万円とするものであります。
 これは決算に伴い剰余金の一部を基金に積み立てるとともに、給付実績額の確定に伴い、国庫負担金及び補助金、支払い基金交付金、県費負担金及び補助金の返還金等を増額するものであります。
 次に、認定第1号 平成23年度知立市一般会計歳入歳出決算認定については、歳入総額208億2,427万5,550円、歳出総額は200億1,484万4,069円となりました。翌年度に繰り越すべき財源1,435万8,000円を除いた7億9,507万3,481円が実質収支額となりました。
 なお、前年度と比較して歳入10億777万円余、歳出10億5,804万円余の増加となりました。
 歳入を前年度と比較いたしますと、法人市民税が3億1,216万1,000円、個人市民税が6,235万8,000円、市たばこ税が4,316万3,000円の増収となるなど、市税全体で4億8,945万7,000円の増額となりましたが、平成22年度は前年度対比5億7,971万円の減収であったため、若干の復調のきざしは見られますものの、以前までの税収までへの回復には、いましばらく時間がかかるものと思われます。
 また、市税以外での主な増収の要因として、財政力指数低下に伴い地方交付税が2億8,479万6,000円、市営高場住宅建設事業、知立駅周辺土地区画整理事業の事業量の増により社会資本整備総合交付金、子ども手当負担金などの国庫支出金が3億3,277万7,000円、介護基盤緊急整備等臨時特例基金事業費補助金、子宮頸がん等ワクチン接種促進臨時基金事業費補助金などの県支出金が7,609万円の増収となりました。
 一方、繰入金が3億6,687万円、地方消費税交付金が1,643万6,000円、自動車取得税交付金が1,330万6,000円など減収となりました。
 歳出では、第5次知立市総合計画で目指す将来像、輝くまち みんなの知立の実現に向け、積極的に施策を推進をいたしました。
 主な事業といたしましては、やさしいまちをめざしてでは、夜間防犯パトロール委託事業、子ども手当支給事業、子ども医療費などの医療費助成事業、妊婦健康診査実施事業、女性特有のがん検診推進事業、不法投棄防止監視事業、民間住宅耐震改修促進事業、住宅用太陽光発電施設設置費補助事業、低公害車購入費補助事業など。
 また、ろまんを語れるまちをめざしてでは、知立南保育園建設事業、子ども施設整備基金積立事業、知立連続立体交差事業、知立駅周辺土地区画整理事業、街路新設改良事業、ミニバス運行事業、小中学校校内LAN整備事業、小中学校太陽光発電システム設置事業、少人数学級きめ細かな指導対応教員配置事業など。
 また、まなびのまちをめざしてでは、市史編纂事業など。
 また、いきいきとしたまちをめざしてでは、住民記録、印鑑登録、住民税などの業務運営の効率化と平成24年度に実施されます住民基本台帳法の改正に対応するための基幹系電算システム再構築事業。
 また、実施計画の策定に当たり市民の皆様方の御意見を伺うため、実施計画メニューコンペティションなど数多くの事業を実施をいたしました。
 次に、認定第2号 平成23年度知立市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、歳入総額56億3,723万4,360円、歳出総額は52億1,650万3,578円となり、実質収支は4億2,073万782円となりました。
 また、単年度収支は前年度繰越金2億9,875万5,712円を差し引いた1億2,197万5,070円の黒字となりました。
 平成23年度の国民健康保険事業は、平成23年3月末現在の被保険者数1万4,975人が平成24年3月末現在では1万4,755人と220人の減少となりました。
 歳入は、保険税収入では保険税率の引き上げを行ったものの、現年度分の収納率は91.2%と昨年度とほぼ同様となり、9,597万円の増収となりました。療養給付費負担金、財政調整交付金など国庫支出金が1,743万円の増加、被用者保険等保険者から退職者医療制度の財源として社会保険診療報酬支払基金に納付した拠出金からの療養給付費交付金が5,034万円の増加、前期高齢者交付金が2億656万円の増加となりました。
 繰入金につきましては、一般会計からの財政支援のための繰入金が2億2,280万円の増加に対し、基金繰入金が2億1,901万円減のゼロ円となったため、全体では、ほぼ昨年度同額となりました。
 歳出におきましては、保険給付費が6,138万円増加するとともに、後期高齢者支援金が7,652万円の増加となりました。
 平成22年度末の基金残高は2,005万5,975円でありましたが、平成22年度からの繰越金のうち、1億8,364万2,000円を基金積立金として利子と合わせて年度末の基金残高は2億376万8,690円とすることができました。
 次に、認定第3号 平成23年度知立市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、歳入が16億7,625万1,557円で、歳出が16億1,599万2,766円の決算額でありました。この結果、実質収支は6,025万8,791円の黒字となりました。
 当該年度は、汚水につきましては弘法処理分区内の弘法町地内、長篠町地内などの汚水支線等の設置工事を実施し、約20.6ヘクタールを整備をいたしました。これにより知立市の下水道普及率は1.2ポイントをアップをし54.9%となりました。
 また、雨水につきましては、弘法雨水枝線として1,500ミリのヒューム管を237.2メートル設置をいたしました。
 次に、認定第4号 平成23年度知立市土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、歳入歳出ともに総額180万603円となりました。
 主なものは、基金利子及び土地賃貸料を土地開発基金に積み立てたものであります。
 次に、認定第5号 平成23年度知立市介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、歳入決算額は22億6,939万5,998円、歳出決算額は22億4,299万683円で、歳入から歳出を引いた収支額は2,640万5,315円の黒字となっております。
 この金額は、平成24年度に繰越金として計上いたしました。65歳以上の高齢者人口は介護保険の第1号被保険者数で、平成23年度末現在1万1,687人、前年度末より423人、3.8%の増、全人口に占める65歳以上の高齢者の割合、すなわち高齢化率は16.6%と平成22年度末より0.5ポイント上昇いたしました。
 また、要介護要支援認定者数は、平成23年度末現在で1,450人、前年度末より98人、7.2%の増となっております。
 次に、所得段階別第1号被保険者数は、合計で1万1,991人です。この被保険者数に対する保険料の収納状況につきましては、保険料収納額で4億5,885万3,500円、収納率は99%で平成22年度より0.1ポイント減少いたしました。
 なお、特別徴収の収納額が100%を超えていますのは、年度末現在において還付未済額を含んでいることによるものであります。保険料の減免では、災害を理由とした方はおらず、減額となった方が41人でありました。
 次に、保険給付費などの状況につきましては、保険給付費全体では20億6,445万円余りで、前年度より7%の増となっております。
 内訳で主なものは、居宅サービス給付費11億4,021万円余り、前年度より9.3%の増、施設サービス給付費7億1,797万円余、前年度より4.6%の増となっております。
 次に、認定第6号 平成23年度後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、歳入総額5億2,710万4,402円、歳出総額5億2,505万9,102円で、実質収支は204万5,300円となりました。
 平成24年3月末現在の被保険者数は5,411人で前年度比5.4%増加いたしました。現年度分の保険料の徴収率は99.3%であります。
 次に、認定第7号 平成23年度知立市水道事業会計決算認定については、平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災の被災状況から、ライフラインのハード、ソフト両面にわたる防災対策強化の必要性を痛感させられた1年でありました。
 本市におきましても、災害時等の水道水の安定供給体制確立のため、平成20年度より西町配水場の建設を行っておりますが、本年度は配水池築造工事を実施いたしました。
 また、八橋配水場の制水弁更新工事、知立浄水場の逆洗ポンプ更新工事、配水管の耐震化工事の推進及び耐震化計画の策定を行いました。
 収益的収支につきましては、収入が10億7,388万5,208円であり、支出が10億703万6,055円で当年度純利益6,684万9,153円を計上いたしました。
 資本的収支につきましては、収入が2億7,674万2,692円であり、支出が5億5,058万2,854円で負債差し引き不足額2億7,384万162円を当年度分消費税資本的収支調整額1,348万5,069円、過年度分損益勘定留保資金1億2,267万1,189円、建設改良積立金1億円及び減債積立金3,768万3,904円で補填をいたしました。
 以上、それぞれ御説明を申し上げましたが、どうかよろしく御審議の上、御可決、御認定をいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
〔市長 林 郁夫降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
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○議長(池田滋彦)
 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 本日は、これで散会します。
午前10時54分散会
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