○議長(池田滋彦)
日程第25、議員派遣の件を議題とします。
本件については、お手元に配付したとおり地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
御異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付したとおり派遣することと決定しました。
なお、派遣の内容に変更が生じた場合は議長に一任願います。
お諮りします。ただいま知立市議会議員 田中議員及び坂田議員より、議員提出議案第7号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書の件から、議員提出議案第10号 愛知県の福祉医療制度の存続・拡充に関する意見書までの件、4件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
御異議なしと認めます。したがって、この際、議員提出議案第7号の件から議員提出議案第10号までの件、4件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
この際、議員提出議案第7号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書の件から、議員提出議案第10号 愛知県の福祉医療制度の存続・拡充に関する意見書までの件、4件を一括議題とします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
4番 田中議員。
〔4番 田中 健登壇〕
○4番(田中 健)
議長のお許しをいただきましたので、議員提出議案第7号から9号について、提出理由の説明をさせていただきます。
まず、議員提出議案第7号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてであります。
愛知県の私学関係予算は、国の私学助成の増額を土台に経常費助成単価では徐々に増額に転じてきましたが、ここ3年間は国からの財源措置を下回る状態が続いており、少子化による生徒減とも重なって多くの学園の経営は深刻な事態となっています。
さらに、昨今の不況も重なって、学費の公私格差が学校選択の障害となり、教育の機会均等を著しく損なっています。
このような状況を踏まえ、愛知県の授業料助成制度に国からの就学支援金を加算し、授業料助成を拡充するとともに、学費と教育条件の公私格差を是正できる施策を実施するよう県に対し強く要望するものであります。
続いて、議員提出議案第8号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書については、先ほどの第7号での述べさせていただいたことにあわせ、父母負担の公私格差を是正するための就学支援金の拡充と私立高等学校以下の国庫補助金とそれに伴う地方交付税交付金を充実するなど、国に対し強く要望するものであります。
次に、議員提出議案第9号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書についてであります。
学校現場では、子供たちの健全育成に向けて真摯に取り組んでいるものの、いじめや不登校等、教育課題は依然として克服されていません。特別な支援や日本語教育の必要な子供たちに適切な支援を行うための時間が十分に確保できないなどの課題にも直面しています。
子供たちにこれまでにも増してきめ細やかな対応をするには、今後、少人数学級のさらなる拡充を含めた定数改善計画の早期実施が不可欠であります。
また、子供たちが機会均等に一定水準の教育を受けるためには、義務教育費国庫負担制度を堅持し、国庫負担率を2分の1へ復元することが必要であり、国に対して強く要望するものであります。
意見書全文については、それぞれお手元に配付させていただいてるとおりであります。
以上、説明させていただいた議員提出議案3件について、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
〔4番 田中 健降壇〕
○議長(池田滋彦)
16番 坂田議員。
〔16番 坂田 修登壇〕
○16番(坂田 修)
議長のお許しを得ましたので、議員提出議案第10号について、提案理由の説明をさせていただきます。
住民の健康を保持するための医療行政の取り組みは、各種福祉施策の充実とともにますます重要となっています。子ども医療費助成や障害者医療費助成、後期高齢者福祉医療費助成という福祉医療制度は、いずれも愛知県民にとってかけがえのないすぐれた制度であります。
しかしながら、愛知県が発表した重点改革プログラム策手に向けた重点改革項目及び論点の中には、福祉医療制度の見直しが含まれており、対象範囲の削減、所得制限の導入強化、一部負担金の導入などにより、制度の縮小が危惧されます。この制度の存廃は、各市町村が行っている医療費助成に大きな影響を与えるものであるため、今後も福祉医療制度の現行水準を存続させるとともに、助成対象の拡充をするよう、県に対し強く要望するものであります。
意見書全文については、お手元に配付させていただいておるとおりでございます。
以上、説明させていただいた議員提出議案第10号について、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(池田滋彦)
これで提案理由の説明を終わります。
これより議員提出議案第7号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより議員提出議案第8号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより議員提出議案第9号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これより議員提出議案第10号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
お諮りします。議員提出議案第7号から議員提出議案第10号までの件、4件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第7号から議員提出議案第10号までの件、4件については、委員会の付託を省略することに決定しました。
これより議員提出議案第7号に対する討論を行います。
まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより議員提出議案第7号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書の件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議員提出議案第8号に対する討論を行います。
まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより議員提出議案第8号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書の件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議員提出議案第9号に対する討論を行います。
まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより議員提出議案第9号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書の件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これより議員提出議案第10号に対する討論を行います。
まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これより議員提出議案第10号 愛知県の福祉医療制度の存続・拡充に関する意見書の件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田滋彦)
以上で、本定例会に付議された案件の審議は全部終了しました。
これで平成24年知立市議会9月定例会を閉会します。
午後2時21分閉会
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