○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第24号 消費税率引き上げ中止等を求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第25号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
 3番 安江議員。
○3番(安江清美)
 陳情第25号 安心して暮らせる年金制度の確立を求める意見書の提出を求める陳情書に不採択の立場から討論をさせていただきます。
 いまや日本は、世界一の借金大国であります。2012年度の政府予算約90兆円のうち、社会保障費は約26兆円となります。しかも高齢化により毎年1兆円ずつふえ続けております。その一方で、政府は予算の2分の1近くを借金、国債の発行で賄っているほどの財政難であります。
 2014年4月からは消費税を8%に引き上げる消費税法が成立し、負担増の時代に入ります。どのように社会保障費の伸びを抑えていくのかが重要となってきます。少子高齢化にあわせて受給額を減らす制度がありますが、物価や賃金が下がるときには使うことができません。これを使えるようにすることも一考かと思います。
 社会保障給付は毎年3兆円、消費税1%ほど膨らみ続けます。本来ならば増税の前に給付の効率化が欠かせないところであります。20年で2倍強に膨らんだ社会保障給付高齢者向けの比率は6割から7割へと高まりました。今後は自助と共助の線引きをどのようにするかが大きな課題となります。元気で長く働く高齢者を応援する仕組みをつくり、年金だけに頼らない高齢者をふやす。高齢者の中にも世代内の格差は当然あり、生活の厳しい高齢者は守る。ゆとりある高齢者には相応の負担を求めるようにすることは大切なことであります。過去の物価下落時に特例で水増しした結果、高齢者の年金は本来より2.5%多い累計7兆円の過剰給付であります。減額をしない限り年1兆円の過剰給付となります。消費税を財源にすることなく全額国庫負担による最低保障年金制度の作成は、これらのことを鑑みても国の財政破綻の促進となります。
 消費税が引き上げられても経済が成長しなければ増税の効果は遠からず帳消しとなり、そのつけは若い世代や将来を背負う世代に回されることになります。日本の給付増は、団塊世代が70代に入る2017年から加速し、2025年には146億円に達します。制度への信頼を保つためにも膨張への歯どめをかける必要があります。将来負担への不安がやわらげば現役世代の消費も活性化するのではと言われております。将来世代のために痛みを現高齢者、団塊世代の高齢者の皆様においても分かち合うことが必要ではないかと思うところであります。
 よって、当陳情には一意の会とましては不採択とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第25号 安心して暮らせる年金制度の確立を求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第26号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第26号 後期高齢者医療制度の廃止、患者負担の軽減および国民健康保険制度への財政措置などを求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第27号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第27号 介護保険制度の抜本的改善と介護労働者の処遇改善を求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第28号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第28号 安心して子育てできる制度の確立を求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第29号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第29号 公立・公的病院の充実、地域医療の再生・充実などを求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第30号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第30号 「「障害を理由とする差別の禁止に関する法制」に関する差別禁止部会の意見書」を踏まえ、障害者差別禁止法案の策定および審議を求める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第31号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。
 12番 池田福子議員。
○12番(池田福子)
 陳情第31号 任意予防接種の定期予防接種化を求める意見書の提出を求める陳情書に対し、日本共産党市議団を代表して賛成の立場で討論させていただきます。
 予防接種は公衆衛生でもあります。個人の問題ではありません。伝染性疾病の拡大を防ぐ、拡散を防ぐなどの重要な役割を果たしております。疾病発現の未然防止、罹患した場合でも疾病の重症化を予防、重篤な後遺症の予防をするこの予防接種に関して、日本は諸外国よりもおくれた対応が目立っております。諸外国では当然のごとく定期接種になっているものでさえ、日本では任意接種としての扱いが多いのも事実です。先進国とは言いがたい現状だと言えます。
 今、接種さえしていれば予防できる疾病は多く、むしろ予防接種を受けるよう啓発活動が叫ばれております。もっと接種を充実すべきではないかとも言われているにもかかわらず、定期接種化のおくれはなかなか解消していません。委員会では市財政の負担の問題で不採択となりましたけれども、私としては、これは非常に残念に思っております。財政を前面に出すなら、むしろ逆に全体的な費用は少なく済む予防拡大も防げる予防接種というのは、かける費用に対して、かかる費用は膨大でございます。費用対効果の典型と言われているのが、この予防接種なのです。
 罹患した場合の医療費及び関連費用、重篤な後遺症になった場合の費用、障がいが残った場合の障害者年金、本人及び家族が背負う精神的な、そして経済的な限りない負担、健康なら当然得られたであろう収入、そこから入る税収など、むしろマイナスの派生効果ははかり知れないものがあるわけです。財政不足が理由の不採択は、まことに恥ずかしいことだと思っております。
 なぜなら、予防接種は健康と命の問題でもあります。次世代も含めて健全な育成は、結局前向きは社会の発展となるわけです。予防接種は医療の一環と考えて最善を尽くすのが当然です。予防は治療にまさるという格言、これは治療面でもそうですけれども、経済面でも言えることであります。個人、家族、社会経済にとって、この任意予防接種の定期予防接種化は非常に有効であり、むしろ推進すべきということで、この陳情書に対して賛成の立場とさせていただきました。
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第31号 任意予防接種の定期予防接種化を認める意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第32号に対する討論を行います。
 まず本件に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。
 12番 池田福子議員。
○12番(池田福子)
 陳情第32号 生活保護基準の引き下げをしないことなど国に意見書の提出を求める陳情書に対し、日本共産党市議団を代表いたしまして賛成の立場で意見を表明いたします。
 生活保護基準の引き下げは、我が国憲法25条、生存権、健康で文化的な最低限の生活を送る権利であります。命の問題でもあり、生活できるぎりぎりの基準であるということを認識していただきたいと思います。まさに最低保障基準なのです。この基準が、今、社会保障のベースとなり、他の分野への影響も大きいということを認識していただきたいと思います。
 今、生活保護者の暮らしを見ていましても大変厳しいものを感じております。保護受給前にはまともな医療も受けておらず、身体的にも精神的にもどっと衰弱してきているのが現実であり、回復には相当の期間を要しております。ほんの一部の例外的受給者の例を出してバッシングもあり、このことが前面に出て多数の不正な受給者が多いがごとくの誤った報道が問題です。このために肩身の狭い思いをしている受給者も多いということを忘れないでいただきたいと思います。ほとんどの方が、ほんとに困った状態で受けております。
 医療費の負担なども言われております。そもそも生活保護は、ぎりぎりの生活費だということで支給されております。医療費までは手がつけられないわけです。そこで医療費の負担ということを取り上げられますと、ともすると受診をしない方向になってしまう。そうすると、もっともっと重症化してからの受診ということになって、逆に医療費がふえるということになりかねません。一例ではそうですけれども、これではとても健康的、文化的とは言いがたい状態です。
 そもそも日本は、本来生活保護を当然受けているべき人が、いまだに受けていないという現状があります。社会的偏見などでもそうなんです。申し出られない人が多いことも事実でございます。保護を申請するときに、ある方がおっしゃいました。自尊心ががたがたに崩れるほどであったと。しかし、保護ということを聞いて、生きていてもいいんだと、そういうふうに思ったという方もみえます。
この問題は、基準を下げるということ、これは他への影響も大きく、この基準をベースにしている最低賃金もそう、就学援助もそう、そして年金などへもリンクしていくだろうということは目にみえております。スーパーの安売り合戦とは違います。最低限の生活も送れない保護費がまかり通れば、逆に貧困が広がる。そうなればどうなるか。国民生活全体の生活を底上げしなければいけないのが、底下げになってしまう。どうなるかといえば、買い物ができない。そして景気は後退する。さらに税収は縮小するという負のスパイラルに陥るのは当然でございます。
 よって、この陳情書に対して賛成の立場として意見表明させていただきました。
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第32号 生活保護基準の引き下げはしないことなど国に意見書を提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第33号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第33号 福祉医療制度等を守るため愛知県へ意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第34号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第34号 県民医療を守るため愛知県へ意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第35号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は不採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第35号 愛知県後期高齢者医療広域連合へ意見書の提出を求める陳情書の件は、不採択と決定しました。
 これより陳情第36号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
 13番 佐藤議員。
○13番(佐藤 修)
 陳情第36号 商工会を中心とした地域商工業振興に対する支援体制の拡充に関する陳情書に対して、日本共産党を代表して反対討論を行います。
 この陳情は、市議会の総意として知立市に対して陳情項目の実施を求めるものであります。商工会はこの地域の商工業の総合的な改善発展に尽力をし、地域経済の健全な発展に寄与すると同時に、福祉の増進、地域の歴史と文化の発展に大きく貢献していることは間違いないことであります。その発展を願うものであります。
 知立市は、12月市議会今議会に市内中小企業振興を図るため、知立市中小企業振興基本条例を提出をいたしました。日本共産党は知立市議会において、最初に中小企業振興条例制定を提案をし、その後の議会でも何度も条例制定を求めてきたところであります。また、市の公共調達においては、市内業者への発注比率を高めるよう何度も提案してきたところであります。陳情者の願意を重く真摯に受けとめるものであります。
 しかしながら、以下の理由で反対せざるを得ないことは大変残念なことであります。陳情書3の官公需発注における商工会員を優先した受注機会の確保という項目における商工会を優先という文言。具体的な内容の中における、とりわけ商工会員を優先した受注機会の確保拡大という点、指名競争入札について地元商工会員を指名対象者に優先的に選定するように要望するという文言は、税金を原資とする官公需発注における公正・公平、透明性確保という点で特定の商工団体、会員というものに対して不適切な表現であると思うものであります。入札契約の原則に反するものと理解をしております。
 私は、委員会で陳情者へ質問を行いました。今述べた点について改めることができないのかお聞きをしたわけであります。しかしながら、理解してもらうことができませんでした。
 また、市民福祉員会の自由討論の中で、陳情の願意を無にしないために、3の官公需発注における商工会員を優先した受注機会の確保の部分を削除をし、陳情を部分採択にするよう求めましたが、残念ながら合意には至りませんでした。
 陳情者の願意は重く真摯に受けとめるものであります。しかしながら、二元代表制の一翼を担う議会の一員として、この点で賛成することはできません。また、市民への説明責任を果たすことができないものと考えるものであります。
 陳情に賛成できないことは大変残念ですが、以上を述べて反対討論といたします。
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。
 5番 田中健議員。
○5番(田中 健)
 それでは、陳情第36号 商工会を中心とした地域商工業振興に対する支援体制の拡充に関する陳情書について、市政会を代表して賛成の立場で討論させていただきます。
 本陳情は、商工会事業運営に対する財政的支援の維持、拡充や中小企業の経営支援の強化など、厳しい経済状況の中で地域中小企業の発展と地域活性化のために日々努力している商工会の事業活動が積極的に推進されるよう安定的な財政支援の継続を求めるもので、とりわけ小規模事業者対策補助金及び地域振興対策補助金について強く要望するものであります。
 本陳情にある中小企業経営支援策、その次にある4、地域全体の商工業者による地域貢献を推進するための条例制定について、商工業者が地域社会に与える影響を鑑み、地域社会の商工業者による全体のバランスを見渡したまちづくりの検討が急務であり、商工業者の役割が知立市商工会並びに行政と連携して地域社会の健全な発展に参画するべくための商工振興条例の早期制定に取り組まれることを要望をされています。まさにそのとおりであり、本定例会においても知立市中小振興基本条例が上程されていましたが、我が会派からの提案について、担当委員会で十分審議されましたが、より慎重な審議が必要であるとなり、先ほど市民福祉委員長からの報告があったとおり継続審査となりました。
 我々からの提案は、条例の理念、趣旨、基本施策について反対するものではないことを十分御留意いただきたいが、中小企業の憲法ともいえる本条例の基本施策に対し、調査、研究、効果検証し、市長に対する答申する機関の設置がないことは、施策の実効性を十分に担保できず、理念条例につながるおそれがあります。当局は条例分にうたわない要領に基づく懇話会の設置を予定していますが、条例に基づかない審議会等には法的根拠がなく、条例軽視ではないかとの懸念もあります。自治法第138条4第3項に普通地方公共団体は法律、または条例の定めるところにより諮問、または調査のための機関を置くことができるとされています。
 したがって、市政会は条例に基づく知立市中小企業振興会議の設置を提案しました。この振興会議は、この条例の趣旨を生かし、中小企業の意図をじかに聞きながら中小企業の振興施策について調査、研究するための組織であり、刻々と変化していく経済環境の中、適切な調査、研究を行うために中小企業の経営者、商工団体関係者、学識経験者、消費者、公募市民、行政機関の職員等多様な委員により構成され、幅広い立場によって議論がされるものです。これは市長の諮問を受けて審議を行うこともありますが、主に独自に中小企業のための施策を調査、研究を独自に行うことができる、それを市に提言することを目的としている機関であります。
 ただ、この会議の設置には関連条例の改正、これは知立市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例等の改正や予算措置等クリアしなければならない点も多々あるため、本会議中に結論を出すことは拙速であるという結論に至り、継続審査となりました。
 以上の点を踏まえ、当局には議会の意思をしっかりと酌み取っていただくことを望むと同時に、中小企業の振興を望む本条例に対して市政会として賛成するものであります。
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、陳情第36号 商工会を中心とした地域商工業振興に対する支援体制の拡充に関する陳情書の件は、採択と決定しました。
 これより陳情第37号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、陳情第37号 「子ども・子育て関連3法実施にあたっての意見書」提出を求める陳情書の件は、採択と決定しました。
 これより陳情第38号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に関する賛成討論の発言を許します。
 3番 安江議員。
○3番(安江清美)
 愛知県の第3子保育料無料化事業費補助金を継続・拡充する意見書の提出を求める陳情に対し、賛成の立場から討論させていただきます。
 子育ての経済的負担は重いものがあり、少子化の一つの要因と言われております。このため政府は、子ども手当の創設など、子育て家庭を支援する施策を拡充してきました。愛知県では2007年10月より単独補助事業として18歳未満の子供3人以上を養育する世帯を対象に、3人目以降の子供の保育料を満3歳になる月まで無料としています。第3子保育料の満3歳までの無料化は、全国的に見ても先進的な施策と言われております。愛知県民にとっては、かけがえのないすぐれた少子化対策、子育て支援施策であります。
 しかし、2013年からは所得制限の導入をするとして、内容が明らかにされました。これでは保護者に対しては今までと同様の補助を保障するには市町村自治体が県補助制限分の負担を負うか、そうでなければ保護者負担へとなることとなります。少子化対策への流れと逆行することになります。
 これらのことから、一意の会としましては、愛知県の第3子保育料無料化事業費補助金の継続・拡充する意見書の提出を求めるための陳情に対し、賛成の立場から討論とさせていただきます。
○議長(池田滋彦)
 次に、本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、陳情第38号 愛知県の第3子保育料無料化事業費補助金を継続・拡充する意見書の提出を求める陳情の件は、採択と決定しました。
 これより陳情第39号に対する討論を行います。
 まず本件に関する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本件に対する委員長の報告は採択です。
 本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、陳情第39号 福祉・保育労働者の処遇改善・人材確保に関する国への意見書採択について陳情の件は、採択と決定しました。
 日程第34 閉会中継続審査の申し出についてを議題とします。
 本件については、市民福祉委員長より、議案第58号 知立市中小企業振興基本条例について、お手元に配付しました申出書のとおり、会議規則第104条の規定により閉会中継続審査の申し出がありました。
 お諮りします。市民福祉委員長からの申し出のとおり、閉会中継続審査とすることに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、市民福祉委員長からの申し出のとおり、閉会中継続審査とすることに決定しました。
 この際、日程第35 議員提出議案第13号 知立市議会委員会条例の一部を改正する条例の件から日程第36 議員提出議案第14号 知立市議会会議規則の一部を改正する規則までの件、2件を一括議題とします。
 提出者から順番に提案理由の説明を求めます。
 16番 坂田議員。
〔16番 坂田 修登壇〕
○16番(坂田 修)
 議員提出議案第13号及び議員提出議案第14号について、提案理由の説明をさせていただきます。
 まず、議員提出議案第13号 知立市議会委員会条例の一部を改正する条例であります。
 地方自治法の一部を改正する法律が平成24年9月5日に公布されたことに伴い、委員会に関する規定の簡素化及び委員の選任方法、また、在任期間等について法で定めていた事項を条例に委任することとされたため、今回改正するものです。
 次に、議員提出議案第14号 知立市議会会議規則の一部を改正する規則であります。
 議員提出議案第13号と同じく、地方自治法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、公聴会の開催及び参考人の招致が、委員会だけでなく本会議においても可能になりましたので、今回改正をするものです。
 以上、議員提出議案第13号及び議員提出議案第14号について、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
〔16番 坂田 修降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
 これより議員提出議案第13号から議員提出議案第14号までの2件は関連する議案でありますので、一括して質疑に入ります。議案番号をお示しの上、お願いします。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで議員提出議案第13号から議員提出議案第14号の質疑を終了します。
 お諮りします。議員提出議案第13号から議員提出議案第14号までの件、2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第13号から議員提出議案第14号までの件、2件については委員会の付託を省略することに決定しました。
 これより議員提出議案第13号から議員提出議案第14号までの2件は、関連する議案でありますので、一括して討論を行います。議案番号をお示しの上、お願いします。
 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議員提出議案第13号 知立市議会委員会条例の一部を改正する条例の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議員提出議案第14号 知立市議会会議規則の一部を改正する規則の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 お諮りします。ただいま知立市議会議員 坂田議員より、議員提出議案第15号 介護職員処遇改善加算の継続、拡充を求める意見書の件から議員提出議案第18号 福祉・保育労働者の処遇改善・人材確保に関する意見書までの件、4件が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、この際、議員提出議案第15号の件から議員提出議案第18号までの件、4件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
 この際、議員提出議案第15号 介護職員処遇改善加算の継続、拡充を求める意見書の件から議員提出議案第18号 福祉・保育労働者の処遇改善・人材確保に関する意見書までの件、4件を一括議題とします。
 提出者から提案理由の説明を求めます。
 16番 坂田議員。
〔16番 坂田 修登壇〕
○16番(坂田 修)
 議員提出議案第15号から18号について、提案理由の説明をさせていただきます。
 まず、議員提出議案第15号 介護職員処遇改善加算の継続、拡充を求める意見書についてであります。
 介護職員の処遇改善の取り組みとして実施されていた介護職員処遇改善交付金制度は、平成24年度介護報酬改定で介護報酬に組み込まれ、介護職員処遇改善加算として継続されることとなりました。しかし、この加算制度は経過的な取り扱いとして平成27年3月31日までの間とされ、次回の改定以降の加算制度の継続は極めて不透明な状態です。
 したがって、平成27年4月1日以降もこの事業を継続するよう、国に対し強く要望するものであります。
 次に、議員提出議案第16号 子ども・子育て関連3法の実施にあたっての意見書についてであります。
 平成24年8月10日、参議院本会議において成立した子ども・子育て関連3法は、当初内閣が提出した法案から総合こども園法案の撤回、市町村の保育実施義務の追記などの大きな修正がありました。しかし、参議院での採択に対して19項目の附帯決議がつくなど、なお多くの問題点を抱えています。
 したがって、子ども・子育て関連3法の実施に当たっては、拙速に進めず、利用者関係者、自治体の意見をよく聞いて進めるよう、国に対し強く要望するものであります。
 続いて、議員提出議案第17号 愛知県の第三子保育料無料化事業費補助金を継続・拡充する意見書についてであります。
 18歳未満の子供を3人以上養育する世帯を対象とした県の第三子保育料無料化事業補助金は、全国的に見ても先進的な施策であり、県民にとってかけがえのないすぐれた少子化対策、子育て支援施策であります。しかし、平成25年度は所得制限の導入をするとし、保護者に今までと同様の補助を保障するには、各市町村が県補助制限分を負担するか、そうでなければ保護者に負担してもらわざるを得ず、少子化対策の流れに逆行するものです。
 したがって、今後も各市町村が安定的に第三子保育料無料化を維持できるよう、引き続き第三子保育料無料化事業費補助金の継続実施をするよう、県に対し強く要望するものであります。
 続いて、議員提出議案第18号 福祉・保育労働者の処遇改善・人材確保に関する意見書についてであります。
 保育園、障がい者施設などの福祉施設の重要性が高まっています。同時に、福祉を支える労働者の確保と定着が求められていますが、長時間で過酷な労働実態、持ち帰り残業などが慢性化しているため離職者が多く、求職者も少ないのが実態であります。平成21年には処遇改善交付金が支給されましたが、平成24年度の報酬改定で報酬の加算に組み込まれ、平成27年度には報酬本体に組み込むとされており、待遇の悪化となる可能性が懸念されています。
 したがって、福祉・保育労働者が生き生き働き続けられ、積み重ねた専門性を発揮できるよう、賃金労働条件の大幅な改善を国に対し強く要望するものであります。
 意見書全文については、それぞれお手元に配付させていただいているとおりでございます。
 以上、説明させていただいた議員提出議案4件について、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたしたく、よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
〔16番 坂田 修降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
 これより議員提出議案第15号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 これより議員提出議案第16号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 これより議員提出議案第17号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 これより議員提出議案第18号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 お諮りします。議員提出議案第15号から議員提出議案第18号までの件、4件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第15号から議員提出議案第18号までの件、4件については委員会の付託を省略することに決定しました。
 これより議員提出議案第15号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議員提出議案第15号 介護職員処遇改善加算の継続、拡充を求める意見書の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議員提出議案第16号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議員提出議案第16号 子ども・子育て関連3法の実施にあたっての意見書の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議員提出議案第17号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議員提出議案第17号 愛知県の第三子保育料無料化事業費補助金を継続・拡充する意見書の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議員提出議案第18号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議員提出議案第18号 福祉・保育労働者の処遇改善・人材確保に関する意見書の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(池田滋彦)
 以上で、本定例会に付議された案件の審議は全部終了しました。
これで平成24年知立市議会12月定例会を閉会します。
午後0時15分閉会
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