○17番(石川信生)
 議案第32号 平成25年度知立市一般会計予算について市政会を代表して賛成討論を行います。
 我が国は、昨年末の自民党への政権交代によって、これまでの閉塞感が一気に打破され、国民の一番期待の大きい景気対策を最優先に取り組むとして先行きに期待と希望を抱かせました。大型補正予算に引き続き、平成25年度当初予算を年度内に成立させ、長引く円高、デフレ不況より脱却して日本再生の取り組みがスピーディーに、かつ力強く進められているところであります。アベノミクスの言葉を生み、企業戦略による収益の増大と再分配の配慮をした政策が次々と打ち出され、桜の花便りともに希望の明かりが見えてきたところであります。
 このような急激に事態が変化する中、平成25年度の当初予算が編成されました。一般会計217億3,500万円、前年比1.8%の増加となっております。依然として厳しい財政の中、個人市民税が7,900万円の増収、法人税、固定資産税、それに地方交付税は前年並みということであります。歳入の不足は、財政調整基金を13億円取り崩し、借金である臨時財政対策債7億6,000万円を組み入れての予算編成となっています。歳出については、少子高齢化が予想以上に急速に進展しつつあり、当知立市の高齢化率は、平成24年17.1%となり、このところ毎年0.5%アップの状況となっています。
 この社会情勢を反映して医療費の増大や福祉関係費が増加し、年々財政を圧迫しております。平成25年度の歳出では、大型の支出が目につきます。市役所自家発電機更新事業に1億3,000万円、これは老朽化した発電機を取りかえ、災害時72時間の電源を確保するもので、必要不可欠なものであることは間違いないものですが、しかし、災害時以外にはとまったままであり、日常的に活動する太陽光発電の利用など、緊急時にも対応できるものが望ましいのではないかと思います。一考を要するのではないかと思われます。
 また、市単による少人数学級は、平成25年度教員6人ときめ細かい指導事業、さらに今年よりサポート教員の配置事業で合計7,000万円余りの予算計上となっています。少人数学級を否定するわけではありませんが、このたび発表された学校施設整備計画では、相当多額の財源が必要と思われるときに、果たして知立市単独で少人数学級を推進すべきなのか、学校の環境、学校施設の整備を優先すべきではないか。
 次に、基幹系システム運用事業には1億8,000万円の計上が出されました。基幹システムへ切りかえられれば、庁内ばかりでなく、市民の利便性の向上など市民サービスへのさらなる充実に向けて一歩一歩前進されることを希望します。
 大型事業の知立駅連続立体交差事業には6億5,000万円の計上となりました。未解決事案など多くの問題がある中、平成25年には仮線工事が本格化する予定となっており、工事のおくれが懸念されている状況とともに、これから多額の資金投入時期を迎えます。着実なる仕事の振興が求められているところです。
 財源確保にはスピード感が欠かせません。給食センター跡地がやっと売却できることになりました。施策を講ずるにはスピードある決断と実行が不可欠です。複雑多岐にわたる時代に多くの市民のニーズ、課題が山積するところでありますが、市民生活を鑑み、市民が何を望んでいるのか、世の中の動向を的確につかみ、将来に夢と希望を持てる市政の運営をされますよう強く要望し、賛成討論といたします。
○議長(池田滋彦)
 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、議案第32号 平成25年度知立市一般会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第33号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、議案第33号 平成25年度知立市国民健康保険特別会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第34号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、議案第34号 平成25年度知立市公共下水道事業特別会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第35号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、議案第35号 平成25年度知立市土地取得特別会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第36号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、議案第36号 平成25年度知立市介護保険特別会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第37号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、議案第37号 平成25年度知立市後期高齢者医療特別会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第38号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手多数です。したがって、議案第38号 平成25年度知立市水道事業会計予算の件は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第39号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
 21番 中島議員。
○21番(中島牧子)
 議案第39号、3月の追加の補正予算であります、平成24年度知立市一般会計補正予算(第6号)について問題点を指摘しつつ、賛成をさせていただきたいと思います。
 安倍政権下、アベノミクスの第二の矢といわれる財政出動、この具体化としての地域経済活性化雇用創出交付金、すなわち地域の元気臨時交付金が設立されました。それに基づく補正予算となっているわけであります。
 地域経済の活性化と雇用の創出を図るため、大いに公共投資を進めてほしい、国のこういった政策であります。しかし、大いに進めるといっても地方の負担が重い、これは早々やすやすとは進まないという中で、この交付金を使って軽くして、そしてどんどん進めてもらいたいという趣旨でこの政策が出てきたわけであります。地域の元気臨時交付金は、全体で1.4兆円という規模でありますが、地方自治体が実施計画を策定し、その実施計画に掲載された事業に対し、交付限度額を上限に交付するということになっているわけであります。今回そういうルールの中で補正が行われたのは周知のとおりであります。補正では規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億6,617万5,000円を増額し、総額を歳入歳出それぞれ214億5,061万2,000円とする、こういう予算になったわけであります。
 今回出された主な内容といたしましては、平成25年度予定していた事業を前倒しをして計上するものが12事業、さらにその後、計画をしていたもの、これが新規として13事業、25の事業が前倒しをされてきて計上をする内容となっております。土木課1、建築課1、都市計画課3、都市開発課2、教育庶務課18という事業の内容は一覧表としてお示しをいただいているとおりであります。市民生活密着型、環境や教育に資する事業ということで当市としては挙げられており、これはその点では喜ばしいことだというふうにも思っております。もちろん繰越明許で実際には平成25年度に実施されるわけであります。この25事業のうち、補助対象事業費は5億6,814万7,000円、国庫補助がそのうち2億3,656万6,000円、そして市が借金で賄う部分、起債が3億2,890万円、大変大きいです。そして一般財源は、わずか268万1,000円となっております。
 今回の措置として、第1は、このたくさん借りる借金、起債予定額3億2,890万円、これについては、その元利償還金全てが後年度において普通交付税の基準財政需要額に算入される、全部交付団体である以上ですが、全部これは戻ってくるとみてよいわけであります。借金は全部戻ってくる。そして、来年度、平成25年度には地域の元気臨時交付金という形で、今申し上げた国庫補助を除いた起債額と一般財源268万1,000円、この部分、借金と一般財源の部分、この部分に対して当市の財政事情に見合って0.7から0.8、0.9、3段階の割合で交付金として来年度、当市の財政の中に国から入ってくる、交付される、こういうものであります。借金は全部交付税で後々見ます。さらに、この元気臨時交付金で借金やみずから支払った一般財源についての当市でいうと0.8になるのかなという感じはしますけれども、まだこれは明らかにされておりません。大変大きな金額が入ってくる、こういうもので、まさにキツネにつままれたような政策を国が打ったわけであります。
 このアベノミクスの2つ目の矢が本当に景気対策になるのかどうか、ここのところについては、マスコミ各社も疑問符を投げかけております。この元気臨時交付金は1年限りであります。そして、一遍に全国でこのように前倒しした事業がたくさん行われるということになっていくと、一時的には景気が浮揚するのは当然でありましょう。しかし、その後、仕事はどうなるのか、保障はございません。雇用が拡大されても、その後の保障もありません。そういうことから、本当に景気対策にこれでなるんだろうかという疑問も出ているわけであります。地方にとっては、ありがたいなという側面があって、今回の補正自身は元気交付金の金額まで入ってませんけれども、来年度のものになりますから入ってませんが、そういう全体像の中で出された補正予算だということであります。
 問題は、国のほうの原資がほんとに大きな赤字国債でこれが賄われているということになり、浮かれている場合ではないということであります。まるで、孫がかわいさに、おじいちゃんがサラ金でどっさりお金を借りておこづかいをやる、そんなふうにも映ってくるわけでありまして、マスコミの中では、日本の財政再建は遠のくばかりと指摘もされているわけであります。
 国と地方のプライマリーバランス、これについて安倍総理が2015年度までに2010年度に比べて赤字の対GDP費半減ということを言いました。さらには2020年度までには安倍総理は黒字化するというふうに目標を設定し、参議院の3月6日の本会議で述べたわけであります。本当にそうなるのか。今のこういった予算の使い方を見る中で、大きな疑問、そして矛盾があるのではないかということを私は感じるわけであります。1年限りの対策で少し上がった、これが消費税増税の地ならしとしてやられているとしたら、本当に問題であります。恣意的なやり方とするならば、大変問題であります。先ほどスピード感があってよいと自民党の政権に対する評価を石川議員もおっしゃっておられましたけれども、このスピード感が本当に景気対策になるのかどうなのか、バッシングがくるのではないか、こういうことが思われるわけなのであります。
 地方自治体によっては、このような問題点が多い、ある意味ではばらまきの交付金について、基金化しようという動きが出ております。来年度入ってくるお金は使わないで基金にして後々に備えよう、そうなってくると、またまたこれは経済対策になるのかどうなのかということも疑問になっておりますけども、真剣に北海道の議会の中ではそういうことが言われている。基金化しようと、基金に積んでしまおうという動きもあるぐらいに今のやり方についての疑問があるということであります。
 当市もこのお金について、まだ当初予算等については入っていないわけでありますけども、今後このお金をどのようにしていくのか、大きな課題になってくるのではないかな、そんなふうに思うわけであります。財政再建に相反するようなこのような大きな国のやり方について疑問を呈しまして、私は、この予算そのものを学校の教育環境等々大きく変えていく前倒しのものということの範囲では賛成をいたしまして、問題点を指摘をさせていただきました。
 以上で終わります。
○議長(池田滋彦)
 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 本案に対する委員長の報告は可決です。
 本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、議案第39号 平成24年度知立市一般会計補正予算(第6号)の件は、原案のとおり可決されました。
 この際、日程第41 議員提出議案第2号 知立市議会基本条例の件から日程第42 議員提出議案第3号 知立市議会の議決すべき事件を定める条例までの件、2件を一括議題とします。
 提出者から順番に提案理由の説明を求めます。
 21番 中島議員。
〔21番 中島牧子登壇〕
○21番(中島牧子)
 議員提出議案第2号及び議案提出議案第3号の提案説明を行わせていただきます。
 まず、議員提出議案第2号 知立市議会基本条例の制定であります。
 この案を提出するのは、市民に開かれた信頼される市議会を目指すとともに、市議会及び市議会議員の責務及び役割を自覚し、市民の負託に全力で応えていくため必要があり、制定するものであります。
 条例は第3条、最高規範性、第4条、議会の責務、第6条、議員の責務などを規定しています。特に第4条では、議会は公平性、透明性及び信頼性を重視して議会の運営を行い、市民を代表する意思決定機関としての責務を果たすとともに、市長等の市政の運営状況を監視し及び評価しなければならないことを明記しております。
 さらに第6条では、議員は市民の負託を受けて議員に選出されたことを自覚し、調査及び研修を通じ、その資質の向上に努めなければならないと明記しております。
 次に、議員提出議案第3号 知立市議会の議決すべき事件を定める条例の制定であります。
 この案を提出するのは、市政全般にわたる重要な計画等について、法第96条第2項の規定により議決すべき事件を定める必要があり、制定するものであります。
 以上、議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号について、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
〔21番 中島牧子降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
 これより議員提出議案第2号から議員提出議案第3号までの2件は、関連する議案でありますので、一括して質疑に入ります。議案番号をお示しの上、お願いします。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで議員提出議案第2号から議員提出議案第3号までの質疑を終了します。
 お諮りします。議員提出議案第2号から議員提出議案第3号までの件、2件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第2号から議員提出議案第3号までの件、2件については、委員会の付託を省略することに決定しました。
 これより議員提出議案第2号から議員提出議案第3号までの2件は関連する議案でありますので、一括して討論を行います。議案番号をお示しの上、お願いします。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議員提出議案第2号 知立市議会基本条例の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 これより議員提出議案第3号 知立市議会の議決すべき事件を定める条例の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 ここでしばらく休憩します。
午後1時50分休憩
―――――――――――――――
午後1時56分再開
○議長(池田滋彦)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りします。ただいま林市長から、議案第40号 平成25年度知立市一般会計補正予算(第1号)の件が提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、この際、議案第40号 平成25年度知立市一般会計補正予算(第1号)の件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
 提出者から提案理由の説明を求めます。
 林市長。
〔市長 林 郁夫登壇〕
○市長(林 郁夫)
 それでは、ただいま議題となりました議案について提案理由の説明を申し上げます。
 議案第40号 平成25年度知立市一般会計補正予算(第1号)につきましては、一般会計の歳入歳出それぞれ3億6,443万3,000円を減額し、総額を213億7,056万7,000円とし、特別会計、企業会計を含めた総額を339億3,816万7,000円とするものであります。
 今回の補正の理由につきましては、知立市中小企業振興基本条例に伴う増額補正並びに地域の元気臨時交付金制度活用のために平成25年度実施事業を3月追加補正より平成24年度へ前倒ししたことにより、平成25年度当初予算を減額補正するものであります。
 歳入といたしましては、国庫支出金1億288万4,000円、財政調整基金繰入金3,934万9,000円、市債2億2,220万円を減額するものであります。
 歳出といたしましては、商工費では商工振興推進事業の報酬27万2,000円を増額し、報償金4万4,000円を減額、土木費では牛田町山屋敷2号線道路改良事業4,200万円、公園改修事業2,450万円、公園施設長寿命化対策事業3,100万円、知立駅周辺土地区画整理事業6,100万円、市営住宅改善事業1,183万9,000円をそれぞれ減額し、教育費では太陽光発電システム設置事業1億3,762万7,000円、グランド整備事業5,669万5,000円をそれぞれ減額するものであります。
 地方債につきましては、知立駅周辺土地区画整理事業では5億3,550万円から5億260万円へ変更し、道路改良事業2,300万円、公園長寿命化対策事業1,350万円、公園改修事業1,300万円、市営住宅改善事業450万円、グランド整備事業2,770万円、太陽光発電システム設置事業1億760万円をそれぞれ廃止するものであります。
 以上、御説明申し上げましたが、どうかよろしく御審議の上、御可決いただきますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
〔市長 林 郁夫降壇〕
○議長(池田滋彦)
 これで提案理由の説明を終わります。
 これより議案第40号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
 22番 高橋議員。
○22番(高橋憲二)
 市長の提案理由によって御提案の趣旨は理解をいたしますが、平成25年度の元気臨時交付金は、その交付額がいつ決定してくるのか、わかっておりましたらお知らせいただきたい。
○議長(池田滋彦)
 企画部長。
○企画部長(清水清久)
 元気交付金の交付の時期、また、交付額もまだわかっておりません。
○議長(池田滋彦)
 22番 高橋議員。
○22番(高橋憲二)
 お示しいただいた事前の資料では、平成24年度の、先ほど中島議員が討論で述べました金額に対する7割から9割の範囲でこれが決まると。すなわち、2億3,000万円から3億円近い交付金が交付されるというふうに理解をしておりますが、時期も額もまだ決定していない。したがって、今回の追加補正予算にはのっていないと、こう理解するんですが、この使い道、歳出について、決まる時期にもよると思うんですが、例えば年度の末に決まるようなことになれば、これはなかなか歳出を具体的に明示することはできないと思うんですが、今後このかなりの金額が入るんですが、どのような方法で歳出されようとしているのか、基本的な考え方があったらお示しください。
○議長(池田滋彦)
 企画部長。
○企画部長(清水清久)
 今回のこの国の大型補正ですが、国民1人当たり10万円という大きな規模の補正予算でございます。そのうちの1.4兆円が、とにかくこの国のスピードについて来いよということで地方に燃料の注入をしてくれて、また、余った燃料は使っていいよと、こういう制度でございます。
 私がこれはちょっと申し述べるべきかどうかわかりませんが、この地域の元気臨時交付金、まさしく知立市が元気になるために使われるべきだと思っております。ですので、地元業者が参入できるような事業、そういうものに発注できればなと思っております。これはあくまでも交付時期にもよると思いますが、まだ決定していないのが事実でございます。
○議長(池田滋彦)
 22番 高橋議員。
○22番(高橋憲二)
 ということは、例えば財政調整基金等に積んだり、あるいは公共施設の保全整備基金等に新規に起こして積んだりというようなことは基本的に好ましくないと、そういう方向で使いたくはないと。とてもわかりやすい表現をされて、ついて来いと、燃料ももっと補給せよと。補給された燃料は貯金として積むことはあまり好ましい方向ではないという理解で今後仕事をしようということでよろしいですか。
○議長(池田滋彦)
 企画部長。
○企画部長(清水清久)
 企画部のサイドでは、そういうふうに考えております。これは金額が決定次第、各課にそういうものがないかどうかということは問い合わせをしていきたいと思います。
○議長(池田滋彦)
 22番 高橋議員。
○22番(高橋憲二)
 ということになると、最初の質問に戻るんですが、いつ交付されるのか。幅は2億2,000万円から約3億円の幅ですから、どこに落ちようが大体のイメージはたつんですが、いつ交付決定されるのか、いつ交付されるのか、ここが非常に重要だと思うんですが、先ほど自民党のスピード感を評価する意見があったんですが、全く見当がつかんということですか。
○議長(池田滋彦)
 企画部長。
○企画部長(清水清久)
 ちょっと全く情報を得ておりません。
○議長(池田滋彦)
 22番 高橋議員。
○22番(高橋憲二)
 林市長、どうでしょうか。どういうふうにお考えですか。時期をあなたに聞いたって、あなた決めるわけじゃないから。使い道について、どういうふうにお考えでしょうか。時期が現在わかっていないという前提の上で、どういう御所見をお持ちなんでしょうか。
○議長(池田滋彦)
 林市長。
○市長(林 郁夫)
 私も、やはり知立市が元気になるような形で執行をしたいなと思っております。
○議長(池田滋彦)
 ほかに質疑はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
 お諮りします。議案第40号の件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 御異議なしと認めます。したがって、議案第40号の件については、委員会の付託を省略することに決定しました。
 これより議案第40号に対する討論を行います。
 まず本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「討論なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(池田滋彦)
 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 これより議案第40号 平成25年度知立市一般会計補正予算(第1号)の件を挙手により採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(池田滋彦)
 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――
○議長(池田滋彦)
 以上で、本定例会に付議された案件の審議は全部終了しました。
これで平成25年知立市議会3月定例会を閉会します。
午後2時07分閉会
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