八橋のかきつばたは、平安の歌人“在原業平”が、「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」と、句頭に「かきつばた」の5文字をいれて詠んだように伊勢物語の昔から知られるかきつばたの名勝地です。
庭園の面積約13,000平方メートル、16の池(5,000平方メートル)に「かきつばた」が植えられています。
かきつばたまつりは、歴史も古く約60年前から行われており、毎年全国から多くの観光客が訪れます。
愛知県の花、また知立市の花が「かきつばた」でもおわかりのように、知立市において、このお祭りが最も大きなイベントになっています。
まつり期間中には、「史跡八橋かきつばたを写す会」をはじめ「茶会」「俳句会」「短歌大会」などさまざまなイベントが催されます。
期間中は、いつでもかきつばたを観賞することができますが、特に一番花が咲きそろう5月上旬が1番の見頃です。
毎年4月下旬から5月中旬に「史跡八橋かきつばたまつり」を開催し、市内外から多くのお客様にお越しいただいています。しかし、今年は、かきつばたの生育不良により、皆様に十分にかきつばたを楽しんでいただける状況ではなく、やむなく「史跡八橋かきつばたまつり」と銘打って広くかきつばたをPRすることを見合わせることとしました。
一日も早いかきつばたの再生に向け、関係者一同尽力していますので、何卒ご理解いただきますようお願いします。
なお、再生中ではありますが、ある程度の開花が見込まれますので、花の開花予想期間(4月25日~5月16日)に合わせ、以下のとおり催事を行います。
今年の行事予定につきましては、下記リンクをご覧ください。
地図は下記リンクをクリックしてください。
八橋かきつばた園(八橋町寺内61-1)
名鉄三河八橋駅下車徒歩8分または、伊勢湾岸道 豊田南ICより約10分
知立市観光協会(0566)83-1111・無量壽寺(0566)81-4028