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黄金数十万両の埋蔵

上重原町(本郷)

(イラスト)黄金数十万両の埋蔵

みなさんは、日本の各地に伝わる黄金埋蔵(金が地下に埋めてある)の伝説を聞いたことがあるでしょう。それが知立市にもあることを知っている人は、非常に少ないでしょうね。それでは、今からないしょで、知立市の上重原町に、黄金数十万両が埋められている話をしましょう。

上重原町のほぼ中央に重原城がつくられていました。この城は、代だいりっぱな殿様によって治められていましたが、天文十七年(一五四八)、城主島津政兼が、今川義元に味方をしたために、織田信長は、この人をほろぼしてしまいました。
そして、信長は、家来の山岡伝五郎という人を重原城の城主にしました。

このころ、室町幕府がほろんだので、今川義元は、他の者よりも早く、自分が天下をとろうと思い、大軍をひきいて、京都へ行こうとしました。その途中、義元の軍勢は、織田信長の味方である重原城を攻めました。山岡伝五郎は、わずかの兵で、今川勢とよく戦いましたが、数十万人の敵兵にはかないません。
そこで、天文二十三年(一五五四)五月のある夜、伝五郎は、心から信頼している家来の一人をひそかに呼んで、
「この城は、これ以上もちこたえることはできない。しかし、いつかふたたび勢力をもりかえして、今川義元を討たなければならない。そのためには多くの金がいる。その資金にするために、城の中にある黄金をだれにもわからないように埋めておけ。」
と命令しました。
それで家来は、真夜中、数人の手下をつれて、城にある黄金を運び出し、こっそりと埋めました。ところが、城への帰り道、敵に見つかり、手下はみんな殺されてしまいました。

ただ一人生き残った家来は、重い傷を負いましたが、やっとのことで城へ逃げ帰りました。
そして、伝五郎に黄金の埋めた場所を話したのです。
家来が伝五郎に告げた、黄金を埋めた場所は、「朝日の照る、夕日の輝き」ということです。重原城は、その翌日、今川勢に攻めおとされてしまいました。


みなさん、黄金を埋めた場所の、この暗号を知っているのは、日本中でも、ほんのわずかの人たちです。まだ、この暗号は解けていません。この暗号を解いて、数十万両の黄金を探してみませんか。

おしまい 

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