野外彫刻プロムナード展2008作品紹介(第9回)
第9回展示作品の紹介
作品
「Pinhole Time machine」

制作者
佐原理(SaharaOsamu)
制作者からのコメント
アメリカに留学してからメディアアートに取り組んでいます。新しい素材を使って新しい表現を試みてます。光とか音とか。
今回の作品も勤務先の名古屋文理大学の学生と一緒に楽しく制作しました。発想する、モノをつくる、伝える楽しさをこれからも大切にしていきたいと思います。面白いアイディアが浮かぶとニヤニヤして夜も眠れません。いろいろな表現がある事を知っていただけたらと思います。
「Ants ‐v‐ 集まるということ」

制作者
森有希(MoriYuuki)
制作者からのコメント
人が集まると何が起きるでしょうか。
おしゃべりや笑いなど、そこには楽しい空間が生まれます。でもたくさんの人の中にいると、なぜだかポツンと一人を感じる瞬間もある。同じ空間にいても気持ちを共有したり一人を実感したり、そんな‘ヒト’の世界を子どもという姿を借りて表現しました。
「私の生きたいところ」

制作者
山中奈津紀(YamanakaNatsuki)
制作者からのコメント
広い広い夜空のように、月が在ることで落ちつきを取り戻す空間。わたしが大切にしたい感覚に気付かせてくれた作品です。
心に添い、染み渡る、そんな作品を作り続けていけたらな、と思っています。
「軌道」

制作者
杉山佳奈(SugiyamaKana)
制作者からのコメント
象は私が大好きな動物です。象をみていると生物の命の静かな動きを感じます。生命は誕生してからひとつの軌跡があって、生まれてくる瞬間はきっとこんな風だったんじゃないかなと思いました。
象のザラザラした堅い肌や張りのある大きな体を身近に感じてほしいです。
「夢心地」

制作者
各務喜子(KakumuYoshiko)
制作者からのコメント
わたしの作る人はいつも首が長かったり、足が細かったり、手が長かったり、目鼻立ちが小さかったり…なんだかとてもアンバランス。でもわたしはそんなアンバランスさを、それによって生まれる不思議な空間を愛おしいと思うのです。いいアンバランスは微妙なさじ加減で生まれます。それを見つけることが楽しくて毎日制作しているのだと思います。
「実るおもい」

制作者
竹田沙矢香(TakedaSayaka)
制作者からのコメント
外を歩いていると、どんな季節にもふっと風を感じる時がある。匂いを感じる時がある。いつもそこにあるものが、私の中ではその時ばかりは違うもののように感じる時がある。胸の中にもぞもぞと湧き上がってくる名前のない気持ち。
でもそんな時、私は生きていることを幸せに感じます。
更新日:2023年08月21日