野外彫刻プロムナード展2023作品紹介(第24回)
野外彫刻プロムナード展2023~パティオ池鯉鮒~
野外彫刻プロムナード展とは
野外彫刻プロムナード展とは、知立市文化会館パティオ池鯉鮒の進入道路(エントランスロード)両側の歩道に毎年6体ずつ彫刻を展示する企画です。
このプロムナード展は、知立ライオンズクラブのご協力を得て平成12年度から始まり、今年で24回目となりました。今年も、愛知県内3大学(愛知県立芸術大学、愛知教育大学、名古屋芸術大学)のみなさまに御協力いただき展示しています。大人も子どもも楽しめる作品たちが、多くの人に見てもらいたいと楽しみに待っています。
なお、展示作品については、展示期間終了後、制作者との相談により、作品を購入していただくことができます。また過去の展示作品でご購入を希望される方がございましたら、お気軽に都市計画課へご相談ください。
開催概要

会場
知立市文化会館 パティオ池鯉鮒 エントランスロード
会期
2023年9月16日~2024年9月13日
主催
野外彫刻プロムナード展振興運営委員会
共催
知立ライオンズクラブ
後援
知立市文化協会、知立市観光協会、知立市教育委員会、知立市
事務局
知立市役所都市計画課
2023展示作品の紹介
「器」
制作者
岡井 弥玖(Okai Miku) 愛知教育大学 卒業生
制作者からのコメント
自分自身の抜け殻を作りました。空っぽになってしまった抜け殻も、自分が自分であった証拠として残るということを表現するため、力強く重厚感のある作品を目指しました。
「たゆたふ」
制作者
松永 未来(Matsunaga Miku) 愛知教育大学 大学院生
制作者からのコメント
雲の上でまどろむ羊を、楠で表現しました。雲と羊が同化していくような曖昧さ、現実をまどろみの境界線がなくなって揺蕩うように眠る様子を、やわらかいもこもこ感で表しました。この作品を目にする人が、おだやかですこやかな気持ちになれたらいいなと思います。
「夢」
制作者
横地 拓海(Yokochi Takumi) 愛知教育大学 卒業生
制作者からのコメント
今回の製作を通して、自分の中にある理想像を妥協なく作品に込めることができました。力強く踏み込んだ脚のストリエーションから、背中から肩にかけての肉体美をぜひご覧ください。自分自身が思い描く、夢の舞台での姿を表現しました。
「発」
制作者
尾崎 遥(Ozaki Haruka) 愛知県立芸術大学 大学院生
※ざき:実際の表記は異体字
制作者からのコメント
私は日々移り変わってゆく大切なものたちを溢さないよにし、それらを作品に込めて制作を行っています。
今作では、変化を恐れつつも空へ向かって進んでいこうとする力強さを作品を通して表現しました。この作品を見た人の心が少しでも上を向けたら良いなと思います。
「眠りに寄せて」
制作者
齋藤 里奈(Saito Rina) 愛知県立芸術大学 大学院生
制作者からのコメント
「人のかたち」をテーマに作品をつくっています。陶の持つ柔らかい印象は太陽の暖かさに似ていると感じ、太陽の下でまどろむ人をイメージして制作しました。
「巨大で洒脱的で不完全」
制作者
齋藤 勇介(Saito Yusuke) 名古屋芸術大学 卒業生(愛知県立芸術大学 大学院生)
制作者からのコメント
脆くて強くて美しい。そんな人を想いながら制作しました。美しさとは不完全な姿の中にあるのではないかと私は思います。
野外彫刻プロムナード展設置場所、パンフレット
野外彫刻プロムナード展2023案内図
野外彫刻プロムナード展2023パンフレット(PDF:1.6MB) (PDFファイル: 1.8MB)
- 知立市文化会館 パティオ池鯉鮒の場所は、下記のHPアドレスでご確認ください。
展示作品に関するお問い合わせは、知立市役所都市計画課都市企画係までお願いします。
電話0566-95-0129(直通)
芸術体験のできる街並みのご紹介
いままでに野外彫刻プロムナード展で展示された作品や新しく展示された作品が、丁凪公園、図書館と新地公園の間の散策路(公園通)、鳥居公園などに設置されています。
こちらの作品も制作者の皆さんが丹精こめて制作された作品であり、皆さんに愛され大切にしていただきたい作品です。
今回紹介しました「芸術体験のできる街並み」に関する詳しい内容は、知立市公式ホームページで紹介されています。こちらもぜひご覧下さい。
市内に展示されている野外彫刻作品の案内図
野外彫刻MAP(PDF:761KB) (PDFファイル: 761.0KB)
更新日:2024年10月18日