団員紹介 ［副団長］ 武田 富美江

副団長

武田 富美江

ウインダムに到着して2日目、ウェルビー消防署を訪問しました。
ウインダムの市内には5つの消防署があり、2つは正職員による消防署で、3つはボランティアによる消防署です。
ボランティアは子供の部、大人男性の部、大人女性の部があり、中には一家揃って消防ボランティアという家族もあるそうです。
このボランティアは、消防署に限らず、今回訪問したほとんどの施設で多くのボランティア市民がさまざまな仕事に携わっていました。
このボランティア精神とシステムは、日本でも見習うところがあると思いました。
ウインダム市だけでも、年間900件の火事が発生しているそうです。
日本より乾燥しているオーストラリアでは、自然発火によるブッシュファイヤー（山火事）も多いそうです。
ここで私達は、ポンプ車による放水体験等をさせて頂きました。
そして、モーニングTeaのおもてなしを受け、着々と増加していく自分の体重を気にしながらも、ついつい手が伸びていました。

【ポンプ車の放水体験】

【消防署ボランティアによるティーサービス】

次に訪問したのが北警察署です。
消防署の時とは違い、少し緊張した面持ちでの訪問でした。
日本の警察官よりもはるかに迫力を感じる体型と、威圧感のあるサングラス姿・・・。
緊張度もマックス！と思いきや、ニコリと微笑んで私達を案内してくれました。
私は、パトカーの後ろにある犯罪者を護送するためのトランク部分に乗せてもらい、少し興奮ぎみに記念撮影！
その他にも、一時的な留置所、忘れ物置場（ここには日本刀があり驚きました！）など警察署内のほとんどの場所を視察させて頂きました。
警察署での一番の感想としては、皆さんがたいへん親切でフレンドリーということです。

【北警察署にて】

今回のウインダム訪問で改めて感じたのは、どこへ行っても本当に暖かく迎えてくださった方々の人間性と、さまざまな事業に対してのボランティア精神の素晴らしさです。

そして、最後にこの視察で関わる事のできた全ての方に感謝し、姉妹都市ウインダムのことを周りのできるだけ多くの人に伝えたいと思います。
ありがとうございました。