認知症に備えましょう!「認知機能低下のリスクチェック」「認知症チェックリスト」
はじめに
認知症はいまだ発症や仕組みの解明が不十分であり、根本的治療や予防法は十分に確立されていません。
一方で、運動不足の改善、糖尿病や高血圧症等の生活習慣病の予防、人との交流による社会的孤立の解消や役割の保持等が、認知機能を維持したり、認知機能の低下をゆるやかにできる可能性があります。
認知機能の低下及び認知症の早期発見、早期対応に向けて、ご自身またはご家族で気づきが行えるよう、「認知機能低下のリスクチェック」や「認知症チェックリスト」でチェックしてみましょう。
認知機能低下のリスクチェック
高齢者の方が普段の行動についての10個の設問(はい、いいえ形式)に回答することにより、その方の普段の行動が、認知機能の維持にどの程度望ましい状態であるかを判定するものです。チェックリストは、愛知県が国立長寿医療研究センターと共同で作成しています。
チェックリストはリンク先をご覧ください。
※このチェックは認知症の診断をするものではありません。
※主に65歳から74歳までの前期高齢者を対象にしたデータをもとに作られていますので、それ以外の年代の方に実施した場合は精度が異なる可能性があります。
認知機能低下のリスクチェック(外部リンク あいち地域包括ケアポータルサイト)
コグニチェックリスト(認知機能低下のリスクチェック) (PDFファイル: 394.4KB)
(参考)身体・知的・社会活動を促進して認知症を予防しましょう! (PDFファイル: 307.4KB)
認知症チェックリスト
認知症はあなたの気づかないところで進行しているかもしれません。早期発見、早期対応が大切です。自分自身や家族で「もしかして認知症では」、「あれ、なんだか変だな?」と思ったら、まず、チェックシートの質問をチェックしてみましょう。
チェックリストは、愛知県が国立長寿医療研究センターと共同で作成しています。
チェックシート
□ 同じことを言ったり聞いたりする
□ 物の名前が出てこなくなった
□ 置き忘れやしまい忘れが目立ってきた
□ 以前はあった関心や興味が失われた
□ だらしなくなった
□日課をしなくなった
□時間や場所の感覚が不確かになった
□慣れた所で道に迷った
□財布などを盗まれたという
□ささいなことで怒りっぽくなった
□蛇口・ガス栓の締め忘れ、火の用心ができなくなった
□複雑なテレビドラマが理解できない
□夜中に急に起きだして騒いだ
(出典 あいち地域包括ケアポータルサイトより一部抜粋)
3つ以上あてはまる場合は、相談窓口で相談されることをお勧めします。
このチェック項目は認知症の診断をするものではありません。認知症の早期発見のきっかけとしてご利用ください。
認知症チェック(外部リンク あいち地域包括ケアポータルサイト)
更新日:2019年03月29日