下水道のしくみ

更新日:2023年08月22日

下水道がつながっていない場所で台所や風呂および洗濯などで使った水(汚水)は、雨水といっしょに側溝に流れ川や海に直接流れてしまうので、川や海の水質汚染につながってしまいます。
浄化槽を利用している場合は、汚水は浄化槽で処理された水が側溝に流れるのですが、浄化槽は維持管理が不十分な場合、汚水が処理されないので周囲に大きな迷惑がかかります。こうした背景があって下水道の整備が必要となりました。
では、下水道のしくみを見ていきましょう。

下水道のしくみ

(イラスト)下水道のしくみ

これまでは、汚水と雨水はいっしょに側溝に流れていましたが、それが別々のルートで処理されることになります。
これを分流式といいます(なお、汚水と雨水をいっしょに処理することを合流式といいます)。
家などから出た汚水は、下水道管(本管)へ流れます。
また、雨水は従来通り側溝に流れます(雨水は汚水とくらべても水が汚れておらず、汚水と一緒にすると下水処理場に大きな負担がかかるため)。
本管に流れた汚水は、下水処理場へ流れていきますが、処理場へいくまでにはポンプ場で流れを制御しています。知立市の場合、処理場は境川浄化センター(刈谷市)で近隣の市や町と一緒に利用しています。
処理場では微生物などの力を借りて水をきれいにして境川に放流され、やがて海へ流れていくのです。

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