なぜ、下水道を整備するの?
わたしたちは、日常生活においていろいろな形でたくさんの水を使用しています。 いったん使われた水は汚れてしまい、このまま流してしまうと生活環境が悪化し、川や海が汚染される原因になります。
下水道はこのような汚れた水を処理場に集めて、きれいな水にして川や海に戻す役割があります。健康で文化的な生活を営むためにも下水道はなくてはならない存在なのです。
下水道の目的と役割
(1)雨水の排除

市街地に降った雨水をすみやかに排除し、浸水の被害から私たちの生命や財産を守ります。
(2)トイレの水洗化

汲み取り式トイレの場合、下水道に接続することで水洗トイレになって悪臭がなくなります。
なお、汲み取り式トイレは下水道供用開始後3年以内に下水道に接続することが法律で義務づけられています(下水道法第11条の3)。
(3)環境改善
汚い水が下水道に流れることで、水路や道路の側溝がきれいになるので、蚊やハエといった害虫の発生源をなくすことができます。
(4)水質の保全

汚れた水がそのまま川や海に流れなくなるので、自然環境を守り、きれいな川や海へつながります。
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更新日:2023年08月22日