インターネットを適切に利用しましょう
青少年の被害・非行防止に取り組む県民運動(冬期)について
愛知県では、令和7年12月20日(土曜日)から令和8年1月10日(土曜日)までを、令和7年度「青少年の被害・非行防止に取り組む県民運動(冬期)」として、青少年への様々な被害・非行防止に取り組む期間としています。
インターネット利用が増える年末年始においては、特にインターネットに関する被害・トラブルへの注意が必要です。
また、近年ではインターネットを利用した性犯罪・被害が後を絶ちません。その被害は、年齢や性別に関係なく発生しています。
今一度、家庭内でインターネット利用に関するルールや、使い方を見直して、インターネットでの被害に遭わないように気を付けましょう。

スローガン
非行の芽 はやめにつもう みな我が子
運動の重点項目
○ 最重点項目
インターネット利用におけるこどもの性被害等の防止
○ 重点項目
・有害環境への適切な対応
・薬物乱用対策の推進
・不良行為及び初発型非行(犯罪)等の防止
・再非行(犯罪)の防止
・重大ないじめ・暴力行為等の問題行動及びその被害への対応
インターネットの被害に遭わないために
1.フィルタリングを設定しましょう
フィルタリングを設定して、子どもたちにとって好ましくない有害情報の閲覧やアクセスを制限するようにしましょう。
主な設定方法 (注)詳細は携帯電話会社や販売店でご確認ください
- 購入時に携帯電話会社のフィルタリングサービスに申し込む。
- スマートフォンなどでWi-Fi通信を利用して、WEB(ブラウザ)を閲覧する場合にも、制限が可能なフィルタリングアプリを設定する。
- アプリの利用制限をするアプリ用のフィルタリングをダウンロードする。
(注)一部機種は本体の機能で制限する設定も必要です。
携帯ゲーム機、携帯音楽プレイヤーなどでも、インターネットに接続してアプリやサービスを利用できるものもあるので、携帯電話と同様に、フィルタリングを設定しましょう。
2.家庭内でのインターネット使用のルールを作りましょう
各家庭での携帯電話やスマートフォンの利用状況に合わせ、家族で相談してルールを作りましょう。
また、近年ではオンラインゲームを通じたトラブルも後を絶ちません。各個人、家庭において、過度なのめりこみや不適切な利用ではないか、注意しましょう。

生成AIの利用について
生成AIは近年、急速に普及し、今では多くの方々が利用されています。自らが利用しなくとも、インターネット上には生成AIで作成された動画や画像などが溢れており、知らず知らずのうちに目にしていることもあります。
生成AIは、非常に便利なツールである一方、危険性があることも否定できません。誤情報をもっともらしく生成してしまう可能性や、著作権・個人情報・機密情報の問題、さらには詐欺などへの悪用や、過度な依存による判断力低下といった危険性を持っています。
そのため、生成AIを利用する際は、出力された情報を鵜呑みにせず、必ずその出処や真偽を確認したり、個人情報や機密情報を入力しないよう、気を付けましょう。
また、インターネット上にある画像や動画はとても精巧に作られており、生成AIで作成されたものとは分からないものも多くなっています。近年では、ディープフェイクによる詐欺や、他人の信用を失墜させる行為などに悪用されることも少なくありません。こうした行為に自ら加担することや、情報を拡散すること、誹謗中傷の的にすることなどのないよう、取り扱いに十分気を付けるようにしましょう。
生成AIはあくまで人の判断を補助するツールとして活用し、利用目的を明確にしたうえで、法律やルールを守りながら責任を持って使うことを心がけましょう。










































更新日:2025年12月16日