災害時の避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について(5月21日更新)

更新日:2023年08月24日

 

  新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において、地震や風水害等の災害が発生し避難所を開設する場合には、感染症対策が重要となります。
  しかし、避難所においては、密閉した環境下での避難者同士の距離の確保や、断水やアルコール消毒液などの不足により衛生環境の確保が難しくなることから、新型コロナウイルス感染症などの感染が拡大するリスクが高まります。
  本市においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、十分な換気やスペースの確保等、少しでも感染リスクが軽減されるよう実施して開設しますが、自助としての感染症対策をできるだけお願いいたします。

避難所における新型コロナウイルス感染症対策

 

1. 避難所の過密状態防止 

  ・『避難』とは『難』を『避』けることであり、安全な場所にいる人は、避難所に行く必要はありま
    せん。

  ・小・中学校等の市が指定する場所に限らず、安全な親戚・知人宅に避難すること(分散避難)や自
    宅に留まり安全を確保すること(在宅避難)も避難行動の一つです。

 

2. 避難所の衛生管理

  ・避難所に避難する場合は、食料・水以外にマスク、体温計及び手洗い用石鹸などの衛生用品を持参
    するとともに、季節にあった服装・持参品で避難して各自の感染症対策をお願いします。

  ・避難所の衛生環境を保持するため、避難所に備蓄されているマスクやゴム手袋といった衛生用品を
    積極的に活用し、避難者同士協力し合い交代で清掃しましょう。

 

3.難者の健康管理の徹底

  ・避難所では、原則マスクを着用しましょう。マスクがない場合は、ティッシュやハンカチで口と鼻
    を覆いましょう。

  ・避難所では、避難者同士の間隔(最低1メートル以上)を確保し、ウイルスが飛沫して感染する可
    能性を少しでも減らして下さい。また、避難者自身で検温等の健康管理を実施することもお願いし
    ます。

  ・車中泊による避難については、狭い座席に長時間座って足を動かさないことにより血行不良が起こ
    り、血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まっ
    て肺血栓などを誘発する恐れがあります。(エコノミークラス症候群と呼ばれるものです。)
    予防のためにときどき軽い体操を行い水分補給に努めましょう。 

  ・ご自身に熱がある、又は強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、速やかに避
    難所運営スタッフに申し出ください。

【厚生労働省】避難所における感染症対策【厚生労働省】エコノミークラス症候群対策予防のために

 

【風水害時】

   ・洪水ハザードマップを参考にし、洪水時の避難場所など対応方法をご家庭や地域で話し合ってく
    ださい。

   ・風水害時に避難所に行く必要があるかどうか、『避難行動判定フロー』から確認してみましょ
    う。

【内閣府防災】避難行動判定フロー

【内閣府防災】避難情報のポイント

 

【地震時】

  ・地震時の場合も、自宅の耐震化や家具・家電の固定、食料・水の備蓄などの家庭内対策を事前に行
    うことで、災害発生後も自宅で生活を続けることができます。
    本当に避難所に行く必要のある方を、適切に受け入れられるようご協力下さい。

 

 

 

 

お問い合わせ先
安心安全課 防災係
〒472-8666
愛知県知立市広見3丁目1番地
市役所3階16番窓口
電話:0566-95-0160
ファックス:0566-83-1141

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