ごあいさつ

更新日:2024年07月01日

四半期が過ぎて

  木立の緑が色濃くなり、夏の到来を感じる季節となりました。
  5月2日及び3日には、「知立まつり」の本祭が開催され、コロナ禍を経て約6年ぶりに山車の奉納が行われ、5つの町から迫力ある5台の山車が繰り出されました。今年は新たな試みとして、「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されている「知立の山車文楽とからくり」を、知立神社での上演だけでなく、6月に愛称が「ちりゅっぴの庭」に決定した知立駅前暫定広場にビジョンカーを設置し、パブリック・ビューイングを実施することでより多くの方にご覧いただきました。

知立まつり

<知立まつり>

パブリック・ビューイング

<パブリック・ビューイング>

  また、4月末から5月中旬にかけては、伊勢物語に縁のある八橋にて「かきつばたまつり」、5月中旬から6月中旬にかけては、明治神宮から御下賜いただいた花しょうぶが美しい「花しょうぶまつり」が開催され、こちらにも市内外からたくさんの方にお越しいただきました。
  5月12日には、さわやかな風を受けながら、知立中学校から知立文化広場まで目指す「知立市民歩け歩け運動」が行われました。コース途中の松並木や八橋かきつばた園までの道を含む「東海道宿場散歩みち」は、「新日本歩く道紀行100選」に選ばれており、文化が息づく知立市の魅力が凝縮されています。
  ぜひ、知立の歴史・文化を直接感じに訪れてみてください。

かきつばたまつり

<かきつばたまつり>

知立市民歩け歩け運動

<知立市民歩け歩け運動>

  このような歴史と文化があふれる知立について、『新編知立市史5 池鯉鮒宿本陣御宿帳』(平成23年)以来、13年にわたって刊行されてきた『新編知立市史』の最後を彩るビジュアル版、『新編知立市史 別巻 はじめての知立市史』が5月に刊行されました。研究成果により新たに明らかになった、本市の注目すべき歴史・文化を、豊富な図や写真、イラストをもちいてオールカラーでわかりやすくご紹介しており、気軽にお手に取っていただけるよう、トピック形式のわかりやすい構成となっています。

はじめての知立市史

  <はじめての知立市史>

  一方で、本市の防災対策として、5月21日に佐川急便株式会社様と「災害時における支援物資の受入及び配送等に関する協定」を締結させていただきました。この協定は、市内で災害が発生した際に、佐川急便株式会社様より、支援物資の管理および避難所への配送等の災害支援についてご協力いただくものです。これにより災害時に混乱する物流網を維持し、避難所等への支援物資の運搬や仕分けのノウハウを持つ人材や車両をご支援いただくことができるようになります。
  また、6月4日には、知立弘法山遍照院様と「災害時における一時的な避難場所等の提供に関する協定」を締結しました。この協定は市内で大規模災害が発生した際、市の要請に基づいて一時的な避難場所の提供についてご協力いただくものです。避難場所の確保や避難所への物資輸送等で、大変心強い協定を結ばせていただいたことに、衷心より感謝申し上げます。
  近年は、地球温暖化の影響による異常気象等によって、国内各所で大雨や土砂災害などの甚大な被害が発生しております。今後も自然災害にいつでも対応できるよう、防災に関わる協定のほか、市民や自主防災会をはじめ、警察、消防署、建設事業者、自衛隊、行政などの関係団体が連携を密にすることが重要であると考えます。そのような中で、5月26日の逢妻川右岸堤河川敷で開催された水防訓練においては、近隣町内会様、建設業協会様、防災ボランティアの皆様にもご参加いただき、情報伝達訓練及び土のう工法訓練、資機材取扱訓練等を実施しました。この水防訓練の経験を活かし、災害に打ち克つためにも、より一層の災害対応力向上を目指し、市民の皆様方と力を合わせて知立市職員一同全力で取り組んでまいりますので、引き続き皆様方のご協力をお願いいたします。

佐川急便様との協定締結式

<佐川急便様との協定締結式>

水防訓練

<水防訓練>

  今後におきましても、市民の皆様方にとりまして安心で住みよさを誇れるまちとなりますよう、一つひとつの施策にしっかりと取り組んでまいりますので、市民の皆様方におかれましては、市政に対しご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 

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