事後評価

更新日:2023年08月24日

事後評価とは

事後評価とは、計画に基づき実施した事業による成果の達成状況等を検証・評価し、今後のまちづくり方策を作成するものであり、その内容を、多くの市民の皆さんに知っていただくことを目的としています。
事後評価は計画期間終了年度に行います。

事後評価結果の公表

八橋周辺地区は、最終年度である平成23年度に事後評価を実施しました。
事後評価の内容については、添付ファイルをダウンロードいただくほか、下記の「事後評価のポイント」も併せてご覧ください。

都市再生整備計画(八橋周辺地区) 事後評価結果

事後評価のポイント

1.主な事業の内容

 

(イラスト)整備方針概要図

整備方針概要図

(写真)道路事業(八橋来迎寺5号線)
  • 道路事業(八橋来迎寺5号線)

土地区画整理事業と併せ、幹線機能を持つ都市計画道路を整備しました。これにより、隣接する地域からのアクセスが向上します。

 

(写真)道路事業(牛田町八橋1号線)
  • 道路事業(牛田町八橋1号線)

逢妻男川に架かる竹橋(牛田町八橋1号線)や五輪橋(八橋町15号線)の耐震補強を実施したことで、地震時の避難や輸送ルートの安全性が高まりました。

(写真)地域創造支援事業(かきつ姫公園の改修整備)
  • 地域創造支援事業(かきつ姫公園の改修整備)

かきつ姫公園で身障者用トイレ、園路、四阿(あずまや)、案内表示を整備したことで、観光客などの休憩や集いの場が創出されるとともに、地区の歴史に関心を深めることができるようになりました。

 

(写真)地域創造支援事業(八橋かきつばた園整備)
  • 地域創造支援事業(八橋かきつばた園整備)

八橋かきつばた園において照明、身障者用トイレ、園路のバリアフリー、茶室の改修を実施したことで、かきつばた観賞などの散策がしやすくなりました。

3.まちづくりの目標の達成状況とその要因

まちづくりの目標を数値化する指標として、1.安全に暮らせるまちだと思う人の割合、2.観光客数、3.交差点の改善など交通事故からの安全確保が十分だと思う人の割合を掲げ、達成状況の確認とその要因を整理しました。

ここでは達成状況を確認するために、「評価値」を算出しました。評価値とは、平成23年(交付終了年度)8月に実施した簡易アンケート調査結果または過去の傾向から推計した値です。

この値は、平成24年4月以降にフォローアップを行い、値を確定させます。

1.安全に暮らせるまちだと思う人の割合(従前値:46.9%件(平成17年度)→ 目標値:50.0%以上(平成23年度))

 

(表)安全に暮らせるまちだと思う人の割合
  • 目標を達成する見込みです。
  • 五輪橋(八橋町15号線)、竹橋(牛田町八橋1号線)の耐震補強、福祉の里八ツ田などの公共施設におけるガラス飛散防止、また、建物が密集する市街地において安らぎや憩いの場となる公園などのオープンスペースの確保が地震などの災害に対する安心感を高めたと考えられます。
2.観光客数(従前値:224,200人/年(平成16年度)→ 目標値:246,620人/年以上(平成23年度))

 

(グラフ).観光客数
  • 八橋かきつばた園の施設整備により、利用しやすくなったが、花付きの悪い年があったことに加え、整備内容が十分周知できていないなどの理由で観光客数の増加に著しい効果が現れなかったと考えられます。なお、近年は増加傾向に転じているなど、一定の効果は見受けられます。
3.交差点の改善など交通事故からの安全確保が十分だと思う人の割合(従前値:33.2%(平成17年度)→ 目標値:39.2%以上(平成23年度))

 

(表)交差点の改善など交通事故からの安全確保が十分だと思う人の割合
  • 目標を達成する見込みです。
  • 牛田町20号線の交差点改良、八橋牛田1号線や八橋来迎寺5号線の都市計画道路の新設改良、地区内各所の市道における路面損傷の改善が交通事故への安全対策の満足度を高めたと考えられます。

4.今後のまちづくり方策

今後のまちづくり方策としては、以下の内容を検討していきます。

  • 建物が密集する市街地において、避難や物資輸送などのルートの代替性が確保された災害に強い市街地を形成します。
  • 八橋かきつばた園のPRと適切な維持管理を引き続き推進するとともに、利用者のニーズに対応した施設の充実を図ります。
  • 地区内には狭隘道路や見通しの悪い交差点が多数存在するため、運転手への注意喚起に向けた施設整備を進めます。
  • 地区内の他地域においても、引き続き安らぎや憩いの場となる公園等の整備や既存公園の利便性向上を図ります。
  • 観光客が地域に点在する観光資源を安全に分かりやすく周遊できるルートの整備や案内の充実を図ります。
  • 住宅地開発・人口増加に伴って増加する自動車交通に対応した地区内外及び近隣都市を連絡する幹線的な道路の整備を推進します。

事後評価実施の流れ

事後評価は以下のスケジュールで実施します。

  • 平成23年7月22日:都市再生整備計画事業評価委員会(第1回)の開催:都市再生整備計画の内容や、実施事業の概要について現地調査を交えて確認
  • 平成23年7月~10月:事後評価の取りまとめ
  • 平成23年10月21日~11月4日:事後評価原案の公表、市民の皆さんからの意見募集
  • 平成23年11月14日:都市再生整備計画事業評価委員会(第2回)の開催:市民の皆さんからの意見を踏まえ、事後評価原案の審議
  • 平成24年4月:事後評価結果の公表
お問い合わせ先
まちづくり課 区画整理係
〒472-8666
愛知県知立市広見3丁目1番地
市役所4階23番窓口
電話:0566-95-0130
ファックス:0566-83-1141

メールフォームでのお問い合わせはこちら