帯状疱疹について

更新日:2023年08月24日

帯状疱疹

帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウイルスです

帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。主に子供のころに、このウイルスに初めて感染すると水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治った後もこのウイルスは体内に潜んでおり、免疫力が低下するとウイルスが再び活動をはじめ、神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹の症状となってあらわれます。加齢、疲労、ストレスにより免疫力が低下した時に発症します。

体の免疫力は、加齢、疲労、ストレスなど、誰にでもみられる、ごく日常的なことによって低下します。健康なときは免疫力が強いため、ウイルスの活動は抑えられていますが、免疫力が低下した時に再活性化します。

 

帯状疱疹を発症したら、早期治療が大切です

帯状疱疹の治療は、早めにウイルスの増殖や痛みを抑えることが何よりも重要です。じっとしていても痛い、原因のわからない痛みが体の片側に起こり、そこに発疹がでたなどの場合、帯状疱疹が疑われます。

治療には抗ウイルス薬・鎮痛薬などが用いられます。抗ウイルス薬は発疹がでてから3日以内に飲み始めるとよいといわれています。

できるだけ早く医師に相談しましょう。

帯状疱疹の予防

・日ごろから体調管理を心掛け、免疫力が低下しないようにすることが大切です。そのためには、食事のバランスに気を付ける。適度な運動、良い睡眠が基本です。また、ストレスをためないように心がけましょう。

・50歳以上の方は、任意接種によるワクチン接種があります。予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんので、あわせて疲労の蓄積やストレスをためない生活を心がけましょう。

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