帯状疱疹について
帯状疱疹定期予防接種(令和7年度開始予定)
令和6年12月、厚生労働省のワクチン専門家会議において、帯状疱疹を予防接種法のB類に位置付け、令和7年4月1日から定期予防接種を開始する方針を示しました。
現時点で国から示されている内容(案のため今後変更となる可能性があります)は以下のとおりです。
帯状疱疹定期接種について(令和7年12月18日厚生労働省ワクチン分科会資料)(PNG:215.3KB)
知立市におきましても、国からの通知に沿って準備をすすめていきます。詳細について決まり次第、ホームページや広報にてお知らせします)
帯状疱疹とは
帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウイルスです
帯状疱疹は、体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。主に子供のころに、このウイルスに初めて感染すると水ぼうそうを発症します。水ぼうそうが治った後もこのウイルスは体内に潜んでおり、免疫力が低下するとウイルスが再び活動をはじめ、神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹の症状となってあらわれます。加齢、疲労、ストレスにより免疫力が低下した時に発症します。
体の免疫力は、加齢、疲労、ストレスなど、誰にでもみられる、ごく日常的なことによって低下します。健康なときは免疫力が強いため、ウイルスの活動は抑えられていますが、免疫力が低下した時に再活性化します。
帯状疱疹を発症したら、早期治療が大切です
帯状疱疹の治療は、早めにウイルスの増殖や痛みを抑えることが何よりも重要です。じっとしていても痛い、原因のわからない痛みが体の片側に起こり、そこに発疹がでたなどの場合、帯状疱疹が疑われます。
治療には抗ウイルス薬・鎮痛薬などが用いられます。抗ウイルス薬は発疹がでてから3日以内に飲み始めるとよいといわれています。
できるだけ早く医師に相談しましょう。
帯状疱疹の予防
・日ごろから体調管理を心掛け、免疫力が低下しないようにすることが大切です。そのためには、食事のバランスに気を付ける。適度な運動、良い睡眠が基本です。また、ストレスをためないように心がけましょう。
・50歳以上の方は、任意接種によるワクチン接種があります。予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんので、あわせて疲労の蓄積やストレスをためない生活を心がけましょう。
更新日:2025年01月18日