医療費適正化
医療費節約のご協力を
医療費は年々増加していますので、その医療費を支えるため保険税の負担も大きくなっています。今後も医療費が拡大すると保険税率を引き上げなければならないかもしれません。ぜひ、日頃から健康に気をつけて疾病予防に努めるなど、医療費の節約を心がけましょう。
かかりつけ医をもちましょう
日常的な診察や健康管理等を行ってくれる身近なお医者さんのことを「かかりつけ医」と呼んでいます。日頃から「かかりつけ医」を決めて、いろいろなことを相談できるようにしておくと便利です。
重複受診はやめましょう
同じ病気で複数の医療機関に受診することを重複受診といいます。医療機関を変えると同じ治療や検査をやり直すため、無駄な医療費が増えてしまいます。
時間外、休日受診はなるべく避けましょう
診療時間内は医師や看護師、薬剤師等多くのスタッフがそろっており、より充実した診療ができます。さらに、夜間の時間外や休日受診は割増料金がかかります。救急外来を受診しなければならないとき以外はできるだけ診療時間内に受診しましょう。
定期的に特定健診などの健康診断を受けましょう
特定健診やがん検診を受けて病気の早期発見・治療に心がけてください。また、普段から生活習慣に配慮して健康づくりに努めましょう。保健センターでは様々な健康づくり講座を実施していますので積極的な参加をお待ちしております。皆さんの高い健康意識が国保財政の健全化につながります。
ジェネリック医薬品とは
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬の特許が切れた後に販売される同じ有効成分、同じ効能・効果がある医薬品のことです。増えつつある医薬品のうち約3割を薬剤費が占めます。ジェネリック医薬品に切り替えることで自己負担額が軽減できるだけではなく、国保財政の改善にもつながります。ジェネリック医薬品の利用にぜひご協力ください。
新薬より安価で、経済的です
ジェネリック医薬印は製薬費用をおさえることができるため、新薬に比べて値段が安くなります。
効き目や安全性は新薬と同等です
国では、ジェネリック医薬品が新薬と同レベルの品質、有効性、安全性を有するかについて欧米と同様の基準で審査しています。
ジェネリック医薬品差額通知について
平成24年度から年4回、ジェネリック医薬品差額通知書を被保険者に送付しています。通知の対象となるのは、対象となる調剤月に支払われた薬剤の自己負担相当額について同じ成分のジェネリック医薬品に切り替えた場合、300円以上安くなる可能性がある20歳以上の人です。
調剤月 | 4月 | 7月 | 10月 | 1月 |
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送付月 | 6月 | 9月 | 12月 | 3月 |
- 該当の医薬品を処方している医師や薬剤師に「ジェネリック医薬品への切り替えを希望します」とお伝えください。なお、保険証に貼るジェネリックシールを希望する人は国保医療課まで申し出てください。
- 医薬品の適用、効能や効果、副作用については担当の医師、薬剤師にお尋ねください。医薬品によってはジェネリック医薬品がないものもあり、軽減される自己負担が異なるものもあります。
更新日:2023年08月23日