人権紙芝居8

その日の夜、ぴょんこちゃんはお母さんとお風呂に入っていました。
お母さん 「ぴょんこちゃん。 あしたはお誕生日なのに、なんだか元気がないわね。 どうしたの?」
ぴょんこ 「あのね、今日かくれんぼをしていたら、こんきち君が怒って帰っちゃたの。 だから、お誕生日会のこと、みんなに言えなかったんだ。」
お母さん 「あら、そんなことがあったの? でも、もしかしたら今ごろこんきち君は、ごめんねって謝りたいと思ってるんじゃないかなあ。 なかなか自分からゴメンナサイって言えないものなのよね。」
ぴょんこ 「そうか・・・。 お母さん、ありがとう。 後でみんなにお誕生日会に来てねって、電話するわ。」
ぴょんこちゃんはとっても嬉しそう。
その頃、こんきち君はお父さんと散歩をしていました。
更新日:2023年08月21日