国民年金とは
国民年金とは?
国民年金は、すべての方に生涯にわたって基礎年金を支給する制度です。高齢や病気や事故などによって障害が残ったときや、生計維持者が死亡したときに私たちの生活が損なわれることのないよう、前もってみんなで保険料を出し合い、経済的にお互いを支えあう制度です。
国民年金は、自営業者の方や学生も、厚生年金や共済組合に加入している方とその配偶者も、みんなが加入して基礎年金を受けるというものです。
国民年金のしくみ
公的年金は、20歳以上の学生、自営業や会社員とその配偶者などすべての方を加入対象として、共通の基礎年金を支給する「
国民年金
」と、会社員を加入対象として基礎年金に上乗せして報酬比例の年金を支給する「
厚生年金
」などで構成されています。会社員の場合、いわゆる2階建ての給付の仕組みになっています。
老齢になったら老齢基礎年金、障害が残ったら障害基礎年金、また生計を維持している方が死亡したときは遺族基礎年金が支給されます。また、厚生年金(共済組合)加入であれば、老齢厚生年金(退職共済年金)・障害厚生年金(障害共済年金)・遺族厚生年金(遺族共済年金)が上乗せされます。

更新日:2023年08月23日