一般会計総括

平成30年度本市の一般会計・特別会計決算の実質収支は、総じて黒字となりました。一般会計決算額は、歳入230億5,916万円、歳出222億3,422万円であり、前年度と比較して歳入3,523万円の増加、歳出5,376万円の減少となり、歳入歳出の差引から翌年度に繰り越すべき財源922万円を引いた実質収支額は8億1,572万円となりました。

一般会計の主な歳入を前年度と比較すると、市税は、市たばこ税が361万円（△0.9％）の減収となったものの、個人市民税が2,951万円（0.6％）、法人市民税が3億4,254万円（43.0％）、固定資産税が8,460万円（1.8％）、軽自動車税が637万円（5.1％）、都市計画税が1,956万円（1.9％）の増収となったため、市税全体では4億7,897千円（3.9％）増収の127億3,371万円となり、過去最高となりました。

市税以外の歳入につきましては、地方消費税交付金が3,047万円（2.5％）、地方特例交付金が1,126万円（20.9％）、地方交付税が1,935万円（11.4％）、財産収入が7,965万円（73.1％）の増収となり、株式等譲渡所得割交付金が2,773万円（△32.2％）、国庫支出金が6,100万円（△1.9％）、ふるさと応援寄附金を含む寄附金が2,257万円（△31.7％）、繰入金が1億7,795万円（△48.8％）、繰越金が2億2,422万円（△23.4％）、市債が9,450万円（△6.8％）の減収となりました。

歳出では、平成30年度は第6次総合計画の第4年度であり、同計画が目指す将来像『安らぎ・にぎわう 住みよさを誇れるまち「輝くまち みんなの知立」』に実現に向け下記の施策を推進しました。

●総務費（事務管理、財産管理、防犯などに係る経費）

防犯カメラ設置費補助金交付事業 146万円

第3次知立市男女共同参画プラン策定事 260万円

公共施設のあり方検討事業（道路LED照明灯等導入調査事業） 523万円

公共施設のあり方検討事業（カーボン・マネジメント強化事業） 702万円

旅券事務事業 160万円

●民生費（生活保護、医療、手当、保育などに係る経費）

強度行動障害者支援事業 38万円

障害者相談支援事業 3,495万円

子ども・子育て支援事業計画策定事業 373万円

保育園保全事業 788万円

●衛生費（保健衛生、環境保全などに係る経費）

知立市こころ応援計画策定事業 411万円

●商工費（商工業、観光事業の推進などに係る経費）

八橋かきつばた園整備事業 929万円

観光交流センター管理運営事業 226万円

●土木費（道路・橋・公園など都市環境の整備に係る経費）

八橋東西線整備事業 1,837万円

花園里線整備事業 1億6,208万円

知立環状線整備事業 3,990万円

知立駅周辺土地区画整理事業 6億4,370万円

知立駅北地区市街地再開発事業 6億5,393万円

知立連続立体交差事業 7億4,393万円

知立連続立体交差関連事業 1億3,844万円

知立市都市計画マスタープラン・緑の基本計画策定事業 864万円

●消防費（消防や災害対策などに係る経費）

自主防災活動活性化事業 151万円

●教育費（学校教育、小・中学校の施設整備などに係る経費）

児童・生徒支援事業（刈谷市立特別支援学校通学者負担金） 860万円

少人数学級事業 7,023万円

小学校保全事業 2,582万円

東海道池鯉鮒宿宿並絵図活用事業 248万円

福祉体育館 エレベーター更新事業 2,269万