一般会計総括

更新日:2023年08月31日

(写真)バス

 平成23年度本市の一般会計・特別会計決算の実質収支は、総じて黒字となりました。一般会計決算額は、歳入20,824,275千円、歳出20,014,844千円で、前年度と比較して歳入1,007,779千円、歳出1,058,042千円の増加となりました。なお、実質収支は、歳入歳出の差引から翌年度に繰り越すべき財源の14,358千円を引いた795,073千円、単年度収支は、25,252千円の赤字となりました

(画像)平成23年度一般会計歳入決算額構成状況

 一般会計の歳入を前年度と比較すると、法人市民税が312,161千円(60.0%)、個人市民税が62,358千円(1.4%)、市たばこ税が43,163千円(12.7%)の増収となるなど、市税全体では489,457千円(4.6%)の増収となりました。市税以外での主な増収の要因として、財政力指数低下に伴い地方交付税が284,796千円(161.6%)、市営高場住宅建設事業、知立駅周辺土地区画整理事業の事業量増により社会資本整備総合交付金、子ども手当負担金などの国庫支出金が332,777千円(13.3%)、介護基盤緊急整備等臨時特例基金事業費補助金、子宮頸がん等ワクチン接種促進臨時基金事業費補助金などの県支出金が76,090千円(6.1%)の増収となりました。一方、繰入金が366,870千円(67.7%)地方消費税交付金が16,436千円(2.7%)、自動車取得税交付金が13,306千円(17.0%)など減収となりました。

(画像)平成23年度一般会計歳出決算額構成状況

 歳出では、第5次総合計画で目指す将来像「輝くまちみんなの知立」の実現に向け積極的に施策を推進しました。主な事業としては、
1.やさしいまちをめざして、夜間防犯パトロール委託事業、子ども手当支給事業、子ども医療費などの医療費助成事業、妊婦健康診査実施事業、女性特有のがん検診推進事業、不法投棄防止監視事業、民間住宅耐震改修促進事業、住宅用太陽光発電施設設置費補助事業、低公害車購入費補助事業
2.ろまんを語れるまちをめざして、知立南保育園建設事業、子ども施設整備基金積立事業、知立連続立体交差事業、知立駅周辺土地区画整理事業、街路新設改良事業、ミニバス運行事業、小中学校校内LAN整備事業、小中学校太陽光発電システム設置事業、少人数学級・きめ細かな指導対応教員配置事業
3.まなびのまちをめざして、市史編さん事業など
4.いきいきとしたまちをめざして、住民記録、印鑑登録、住民税などの業務運営の効率化と平成24年度に実施される住民基本台帳法の改正に対応するための基幹系電算システム再構築事業、実施計画の策定にあたり市民の皆さんのご意見を伺うため実施計画メニューコンペティションなど多くの事業を実施しました。
また、歳出を性質別に見ると、義務的経費は295,537千円(3.3%)増加することとなりました。これは、生活保護費、子ども手当などの扶助費が増加したことが主な要因です。

投資的経費は、87,795千円(3.6%)増加することとなりました。これは、駅周辺土地区画整理事業の物件移転補償金、継続費最終年度となった市営住宅建設事業など、普通建設事業費に係る経費が増加したことが主な要因です。

その他の経費は、674,710千円(9.1%)増加することとなりました。これは、国民健康保険特別会計繰出金、財政調整基金積立金が増加したことが主な要因です。

お問い合わせ先
財務課 財政係
〒472-8666
愛知県知立市広見3丁目1番地
市役所4階24番窓口
電話:0566-95-0146
ファックス:0566-83-1141

メールフォームでのお問い合わせはこちら