一般会計総括

更新日:2023年08月31日

(写真)ミニバス写真

平成24年度本市の一般会計・特別会計決算の実質収支は、総じて黒字となりました。一般会計決算額は、歳入213億9,246万円、歳出202億 9,481万円で、前年度と比較して歳入5億6,818万円、歳出2億7,997万円の増加となりました。なお、実質収支は、歳入歳出の差引から翌年度に繰り越すべき財源の1,956万円を引いた10億7,809万円、単年度収支は、2億8,301万円の黒字となりました。

(画像)歳入の状況

一般会計の歳入を前年度と比較すると、その他の内の繰入金が6億6,199万円(378.2%)、自動車取得税交付金が2,159万円(33.2%)、市債が1億7,880万円(11.3%)、旧学校給食センター跡地の土地売払により財産収入2億7,222万(705.0%)などが増収となりました。
市税につきましては、個人市民税が2億726万円(4.7%)、軽自動車が244万円(2.7%)の増収となりましたが、固定資産税においては、評価替の年であったことから1億8,014万円(4.0%)、都市計画税が3,667万円(3.8%)減収となり、市税全体では2,341万円(0.2%)の減収となりました。
また、市税以外での減収となった主なものとして、地方交付税が5,626万円(12.2%)、児童手当に所得制限が導入されたことによる支給額の減に伴う児童手当負担金などの国庫支出金が1億69万円(3.6%)、連続立体交差事業県負担金、緊急雇用創出事業基金事業補助金などの県支出金が1億8,261万円(13.9%)の減収となりました。

(画像)歳出の状況

歳出では、第5次総合計画で目指す将来像「輝くまちみんなの知立」の実現に向け積極的に施策を推進しました。主な事業としては、
1.やさしいまちをめざして、夜間防犯パトロール委託事業、防犯対策推進事業、児童手当支給事業、子ども医療費などの医療費助成事業、妊婦・乳幼児健康診査事業、特定年齢がん検診推進事業、定住自立圏地域医療連携事業、民間住宅耐震改修促進事業、自然エネルギー利用システム設置整備補助事業、西町配水場建設事業
2.ろまんを語れるまちをめざして、知立南保育園建設事業、子ども施設整備基金積立事業、知立連続立体交差事業、知立駅周辺土地区画整理事業、街路新設改良事業、ミニバス運行事業、小中学校太陽光発電システム設置事業、少人数学級・きめ細かな指導対応教員配置事業
3.まなびのまちをめざして、市史編さん事業、多目的広場整備事業
4.いきいきとしたまちをめざして、多文化共生センター設置事業、基幹系電算システム再構築事業、実施計画の策定にあたり市民の皆さんのご意見を伺うため実施計画メニューコンペティションなど多くの事業を実施しました。

また、歳出を性質別に見ると、義務的経費は3,850万円(0.4%)減少しました。これは、公債費において地域福祉センター用地購入事業の償還が終了したことが主な原因です。

投資的経費は、9,639万円(3.8%)減少しました。これは、知立連続立体交差事業の市負担金は増加したものの、市営住宅建設事業、市道整備事業、踏切改良事業等の終了に伴う普通建設事業に係る経費が減少したことなどが主な原因です。

その他の経費は、4億1,485万円(5.1%)増加することとなりました。これは、基幹系システム再構築、衆議院議員・市長選挙等の委託料、並びに子ども施設整備基金積立金、財政調整基金積立金が増加したことが主な要因です。

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