一般会計総括

更新日:2023年08月31日

(写真) ミニバス写真

平成26年度本市の一般会計・特別会計決算の実質収支は、総じて黒字となりました。一般会計決算額は、歳入229億7,939万円、歳出216億4,757万円で、前年度と比較して歳入7億2,036万円、歳出7億6,128万円の増加となりました。なお、実質収支は、歳入歳出の差引から翌年度に繰り越すべき財源の3,049万円を引いた13億133万円、単年度収支は、1,279万円の赤字となりました。

(グラフ) 歳入の状況

一般会計の歳入を前年度と比較すると、財産収入が1億2,960万円(77.9%)、繰越金が2億7,510万円(25.1%)、県支出金が1億4,820万円(12.8%)、市債1億4,290万円(7.3%)、分担金及び負担金が2,288万円(6.7%)などが増収となりました。
市税につきましては、法人市民税が2億443万円(36.4%)
、個人市民税が1億6,814万円(3.5%)、固定資産税が7,889万円(1.8%)、都市計画税が1,804万円(1.9%)、の増収となったため、市税全体では4億7,093万円(4.2%)の増収となりました。

(グラフ) 歳出の状況

歳出では、第5次総合計画で目指す将来像「輝くまちみんなの知立」の実現に向け精力的に施策を推進しました。主な事業としては、
1.やさしいまちをめざして、夜間防犯パトロール委託事業、妊産婦・乳幼児健康診査事業、特定年齢がん検診推進事業、健康知立ともだち21計画策定事業、食育推進計画策定事業、市役所自家発電機更新事業
2.ろまんを語れるまちをめざして、子ども医療費などの医療費助成事業、中央子育て支援センター建設事業、道路新設改良事業、ミニバス運行事業、知立連続立体交差事業、知立駅周辺土地区画整理事業、子どもサポート教員配置事業、来迎寺小学校屋内運動場改修事業、知立南中学校校舎大規模改修事業、3中学校武道場天井等落下防止事業
3.まなびのまちをめざして、市史編さん事業、全国山・鉾・屋台保存連合会知立市大会事業、スポーツ推進計画策定事業
4.いきいきとしたまちをめざして、第6次総合計画策定事業、公共施設のあり方の検討事業、社会保障・税番号制度対応事業など多くの事業を実施しました。

また、歳出を性質別に見ると、義務的経費は4億2,196万円(4.5%)増加しました。これは、扶助費において臨時福祉給付金給付事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業及び子育て支援減税手当給付事業を実施したことが主な要因です。

投資的経費は、1億2,182万円(3.9%)減少しました。中央子育て支援センター建設事業、知立南中学校校舎大規模改修事業を実施したものの、知立駅周辺土地区画整理事業の事業費の減が主な要因です。

その他の経費は、4億6,115万円(5.5%)増加しました。これは、旧南保育園用地売却による財産収入を学校施設整備基金及び子ども施設整備基金に積立てたことによる積立金の増に加え、高齢者肺炎球菌ワクチン接種及び水痘ワクチン接種の定期化、福祉総合システム更新等の物件費の増が主な要因です。